JPH0571637A - 自動変速機のロツクアツプ制御装置 - Google Patents

自動変速機のロツクアツプ制御装置

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JPH0571637A
JPH0571637A JP3238274A JP23827491A JPH0571637A JP H0571637 A JPH0571637 A JP H0571637A JP 3238274 A JP3238274 A JP 3238274A JP 23827491 A JP23827491 A JP 23827491A JP H0571637 A JPH0571637 A JP H0571637A
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torque
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロックアップショックおよびロックアップクラ
ッチの摩耗量を低減することである。 【構成】ロックアップする回転速度比が自動変速機14
の各種変速比ごとに記憶されているROM52と、取得
される回転速度比が、ROM52に記憶されている回転
速度比のうち、検出される変速比に対応する回転速度比
以上であるか否かを判断し、ROM52に記憶されてい
る回転速度比以上であると判断したときには、ロックア
ップ機構に対して、ロックアップするよう指示するCP
U50とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロックアップ機構付き
トルクコンバ−タを備えている自動変速機のロックアッ
プ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、トルクコンバ−タには、燃費向上
を図るため、入出力軸間を直結するロックアップ機構を
備えているものが主流になりつつある。ところで、この
ロックアップ機構を備えているものでは、さらに燃費向
上を図るために、ロックアップ機構の係合を予め設定し
た制御パタ−ンに基いて制御するものも現われてきてい
る。このようなロックアップ機構を備えているトルクコ
ンバータの制御装置としては、例えば、特開平2−25
6963号公報や特開昭60−241572号公報に記
載されているものがある。
【0003】前者では、ロックアップ制御パタ−ンを負
荷の変化状態により、基本的なロックアップパタ−ンか
ら加速および減速ロックアップパタ−ンに変更し、その
ロックアップの係合状態を完全に行う状態とスリップ状
態に領域分けして制御する技術が開示されている。ま
た、後者では、変速ショックを軽減するため、変速の開
始からギヤ位置の変更が実際に完了するまでトルクコン
バ−タ領域の状態に保ち、ロックアップ機構の係合を行
わない技術が開示されている。これらの制御装置では、
いずれも、車速とスロットル開度とをパラメータとし
て、ロックアップのタイミングを管理している。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術では、車速とスロットル開度とをパラメー
タとして、ロックアップのタイミングを管理しているた
め、各種トルク比のところでロックアップされ、ロック
アップ時のショックが出るという問題がある。また、各
種トルク比のところでロックアップしているため、入力
軸と出力軸との回転数が大きく異なっているところでロ
ックアップする場合があり、ロックアップクラッチの摩
耗量が多くなってしまうという問題がある。この問題
は、ロックアップによる振動やこもり音をなくすために
採用されているスリップロックアップ制御を行ってもの
で、特に、重要な問題となる。
【0005】本発明は、このような従来の問題点につい
て着目してなされたもので、ロックアップ時のトルク比
を管理することにより、ロックアップ時のショックを軽
減でき、かつロックアップクラッチの摩耗量を低減する
ことができるトルクコンバータの制御装置、およびこれ
を備えている自動変速型の車両を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のトルクコンバータの制御装置は、トルクコンバータの
トルク比を直接的または間接的に表すトルク比相関値を
取得するトルク比相関値取得手段と、変速機の変速比を
検出する変速比検出手段と、ロックアップする前記トル
ク比相関値が前記変速機の各種変速比ごとに記憶されて
いる記憶手段と、取得された前記トルク比相関値が、前
記記憶手段に記憶されているトルク比相関値のうち、検
出された前記変速比に対応するトルク比相関値以上であ
るか否かを判断する判断手段と、取得された前記トルク
比相関値が前記記憶手段に記憶されている前記トルク比
相関値以上であると判断されたときには、ロックアップ
機構に対して、ロックアップするよう指示する指示手段
とを備えていることを特徴とするものである。
【0007】ここで、前記自動変速機のロックアップ制
御装置には、前記トルクコンバータの入力側回転速度を
検出する手段を設け、前記判断手段により、検出された
前記入力側回転速度が、前記記憶手段に記憶されている
入力側回転速度のうち、検出された前記変速比に対応す
る入力側回転速度以上であるか否かを判断させ、さら
に、検出された前記入力側回転側が前記記憶手段に記憶
されている値以上であると判断されたときに、前記指示
手段により、前記ロックアップ機構に対して、ロックア
ップするよう指示させることのできる構成であることが
好ましい。
【0008】また、前記記憶手段に、前記変速機の各種
変速比ごとに、ロックアップを解除する前記入力側回転
速度を記憶させておき、前記判断手段により、検出され
た前記入力側回転速度が、前記記憶手段に記憶されてい
るロックアップ解除に関する入力側回転速度のうち、検
出された前記変速比に対応する入力側回転速度以下であ
るか否かを判断させ、入力側回転速度以下であると判断
されたときには、前記指示手段により、前記ロックアッ
プ機構に対して、ロックアップを解除するよう指示させ
ることのできる構成であることが好ましい。
【0009】また、前記記憶手段に記憶されている前記
トルク比相関値は、前記トルクコンバータの効率が極大
値を示す値以上であることが望ましい。さらに、前記記
憶手段に記憶されている前記トルク比相関値は、前記変
速機の変速比が小さくなるほど大きくなるよう設定して
おいてもよい。
【0010】なお、前記トルク比相関値としては、具体
的には、前記トルクコンバータの入力側回転速度と出力
側回転速度との回転速度比または回転速度差などが揚げ
られる。この場合、前記トルク比相関値取得手段は、前
記トルクコンバータの入力側回転速度と出力側回転速度
を直接的または間接的に検出する回転速度手段と、前記
入力側回転速度と前記出力側速度とから、両者の回転速
度比または回転速度差を算出する算出手段とを有してる
ことが必要である。また、前記自動変速機のロックアッ
プ制御装置は、前記ロックアップ機構にスリップロック
アップ手段を備えているものにも適用でき、その場合に
は、前記指示手段は、非ロックアップ状態からロックア
ップするよう指示する前に、スリップロックアップする
よう指示する必要がある。
【0011】また、前記自動変速機としては、自動有段
変速機であっても、自動無断変速機であってもよい。自
動有段変速機に本発明を提供する場合には、各変速段の
変速比ごとに、前記トルク比相関値等を記憶させ、自動
無断変速機に本発明を適用する場合には、変速機の上限
変速比から下限変速比までの間の予め設定した複数の変
速比ごとに、前記トルク比相関値等を記憶させるか、ま
たは変速比と前記トルク比等との関係を関数等の形で記
憶させておくことが好ましい。
【0012】
【作用】トルクコンバータのトルク比を直接的または間
接的に表すトルク比相関値がトルク比相関値取得手段に
より取得され、変速機の変速比が変速比検出手段により
検出される。判断手段は、取得されたトルク比相関値
が、記憶手段に記憶されているトルク比相関値のうち、
検出された変速比に対応するトルク比相関値以上である
か否かを判断する。そして、取得されたトルク比相関値
が前記記憶手段に記憶されている前記トルク比相関値以
上であると判断されたときには、指示手段により、ロッ
クアップ機構に対してロックアップするよう指示され、
ロックアップ状態になる。
【0013】このように、非ロックアップ状態からロッ
クアップ状態に変わるロックアップポイントが、各種変
速比ごとに定められているトルク比相関値により管理さ
せるので、ロックアップ時におけるトルク比を小さくす
ることができ、ロックアップショックおよびロックアッ
プクラッチの摩耗量を低減することができる。特に、ロ
ックアップするトルク比相関値を、トルクコンバータの
効率が極大値を示す値以上に設定した場合には、ロック
アップショックの低減効果は大きい。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る自動変速機のロックアッ
プ制御装置の実施例について、図1から図10を用いて
説明する。図1は本発明の実施例が適用された自動車の
一例で、同図において、エンジン10は、トルクコンバ
ータ12、自動有段変速機14などを介して自動車の駆
動輪などの被駆動部16と接続されている。トルクコン
バータ12は、ロックアップクラッチ付き3要素1段型
トルクコンバータで、エンジン出力軸11に直結されて
いるポンプ羽根車18と、被動側の軸13に直結されて
いるタービン羽根車20と、一方向クラッチ22と、こ
れに接続されているステータ24と、ロックアップ機構
26とを備えている。
【0015】このトルクコンバータ12の基本動作につ
いて、以下に、簡単に説明する。エンジン10が駆動す
ると、この出力軸11に直結されているポンプ羽根車1
8が回転し、ここに満たされているオイルがタービン羽
根車20の方向に移行する。そして、ポンプ羽根車18
から圧送されてきたオイルがタービン羽根車20に突き
当たり、この衝撃力によりタービン羽根車20が回転す
る。タービン羽根車20に突き当たったオイルは、その
後、ステータ24に向かうが、この流れ出るときの反動
力が、タービン羽根車20をさらに回転させる。この一
連の動作の中で、ステータ24は、タービン羽根車20
からのオイルを効率良くポンプ羽根車18に送る役目
と、オイルの流れを変える役目を担っている。
【0016】ロックアップ機構26は、被駆動側の軸1
3に直結されているロックアップクラッチ26aと、エ
ンジン出力軸11に直結され、ロックアップ時にはロッ
クアップクラッチ26aと係合するフロントカバー26
bと、ロックアップクラッチ26aを駆動させる駆動機
構とを備えている。このロックアップクラッチ26aの
駆動機構に関しては、後述する。トルクコンバータ12
と変速機14との被駆動側の軸13には、タービン羽根
車20の回転速度を検出するためのタービンセンサ28
が配置されている。また、変速機14の出力側軸15に
は、車速センサ30が配置されている。
【0017】制御ユニット32は、図2に示すように、
中央処理ユニット(以下、CPUと略す)50と、制御
プログラムと各種データを記憶する読取専用のメモリ
(以下、ROMと略す)52と、読み書き用のメモリ
(以下、RAMと略す)54と、入力ポート56と、出
力ポート58とで構成される。CPU50、ROM5
2、RAM54、入力ポートおよび出力ポート58は、
互いに、バス58で接続されている。入力ポート56に
は、タービンセンサ28、車速センサ30、スロットル
開度センサ60、空気量センサ62、エンジン回転数セ
ンサ64および変速状態センサ65からの信号34が取
込まれる。制御ユニット32は、これらのセンサから得
られるエンジン10や変速機14に関する情報に基づ
き、ROM52に記憶されているプログラム等に従っ
て、CPU50がシフトスケジュールやロックアップス
ケジュールなどを演算し、この演算結果に基づくシフト
制御信号36,38やロックアップ制御信号40を出力
するものである。出力ポート58から出力されるシフト
制御信号36,38は、変速機14に設けられているシ
フト制御バルブ66,68に出力され、変速比の制御が
行われる。また、ロックアップ制御信号40は、変速機
14に設けられているデューティソレノイド70に出力
され、ロックアップの制御が行われる。なお、前述のロ
ックアップクラッチ26aの駆動機構は、このデューテ
ィソレノイド70と、これによって駆動するロックアッ
プ制御バルブ72と、この制御バルブ72に油圧制御さ
れロックアップクラッチ26を動作させる油圧機構(図
示されていない)とで、構成される。この駆動機構は、
すべて変速機14に設けられている。また、図1中、ロ
ックアップ制御信号40がロックアップクラッチ26a
に出力されるよう描かれているが、これは信号40の性
質を理解しやすくするためであり、実際には、以上のよ
うに、変速機14に設けられているデューティソレノイ
ド70に出力される。
【0018】なお、本実施例において、トルク比相関値
取得手段は、エンジン回転数センサ64と、タービンセ
ンサ28と、各種プログラムが記憶されているROM5
2と、ROM52に記憶されているプログラムに従って
回転速度比または回転速度差を算出するCPU50とを
有して構成されている。また、判断手段は、ROM52
およびCPU50とで構成され、指示手段は、ROM5
2、CPU50および出力ポート58とで構成されてい
る。
【0019】図3に、トルクコンバータ12の特性を示
す。なお、この特性は、本実施例のトルクコンバータ1
2特有のものではなく、3要素1段型トルクコンバータ
の一般的な特性である。同図において、横軸は、タービ
ン羽根車20の回転速度Ntとポンプ羽根車18の回転
速度Npとの比、すなわち回転速度比e(=Nt/N
p)で、縦軸は、トルク比t(=Tt/Tp、Tt:出力
側トルク、Tp:入力側トルク)および効率η(=t・
e)である。トルク比tは、回転速度比e=0の失速点
で最大となり、回転速度比eが増すに従って減少し、あ
る回転速度比e=aでトルク比tが1となる。このよう
に、トルク比tが1となる点を、一般的にはクラッチ点
と呼ぶ。クラッチ点以上の回転速度比e≧aでは、ステ
ータ24が一方向クラッチ22によりエンジン回転と同
方向に空転し、トルクコンバータとしての機能がなくな
り(トルクが増減しない)、クラッチとして機能するよ
うにななるため、この範囲を流体カップリング範囲と呼
び、クラッチ点未満の回転速度比e<aの範囲をトルク
コンバータ範囲と呼んでいる。効率ηの特性曲線は、一
般的に、トルクコンバータ範囲内においては、この範囲
内に極大値を有する放物線状の曲線で、カップリング範
囲では、回転速度比eの増大に伴って増大する曲線であ
る。
【0020】本実施例では、この効率特性曲線の極大値
における回転速度比e=b以上の回転速度比eの範囲内
においてロックアップするように管理することにより、
ロックアップショックの低減、およびロックアップクラ
ッチ26aの摩耗低減を図っている。すなわち、この極
大値における回転速度比e=b未満では、トルク比tが
大きく、かつ入力側のポンプ羽根車18と出力側のター
ビン羽根車20との回転速度差(以下、回転差という)
ΔNが大きいため、この範囲でロックアップすると、ロ
ックアップショックが大きく、かつロックアップクラッ
チ26aの摩耗量が多くなる。一方、極大値における回
転速度比e=b以上の範囲でロックアップしても、トル
ク比tが小さく、かつ回転差ΔNが小さいため、ロック
アップショックが小さく、かつロックアップクラッチ2
6aの摩耗量が少ない。
【0021】図4および図5に、各種パラメータに対す
るトルクコンバータ12のロックアップタイミング特性
を示す。同図において、横軸は車速Vで、縦軸は回転速
度比e、エンジン回転数Neおよび回転差ΔNで、セレ
クトレンジDの変速段(D4>D3>D2>D1)をパラメ
ータとしている。また、図4は、ロックアップ領域と非
ロックアップ領域にとに分けたもの、図5は、ロックア
ップ領域とスリップロックアップ領域と非ロックアップ
領域とに区分けしたものを示している。図4において、
回転速度比eに関しては、前述したように、いずれの変
速比においても、ロックアップ領域と非ロックアップ領
域に分ける境界値(ロックアップポイント)の値を、効
率特性曲線の極大値における回転速度比e=b以上の回
転速度比eにしている。さらに、低速段になるほどロッ
クアップポイントの回転速度比eを大きくしている。殊
に、最低速段D1のロックアップポイントは、クラッチ
点を超える回転速度比e>aにしている。これは、低速
段になるほど駆動輪等にかかるトルクが大きくなり、ロ
ックアップショックが大きくなる傾向があるため、これ
を抑えるべく、トルク比tがより小さい(回転速度比e
のより大きい)ところでロックアップするようにしたか
らである。
【0022】また、エンジン回転数Neに関しては、高
速段になるほどロックアップポイントのエンジン回転数
Neを大きくしている。これは、高速段の低回転でロッ
クアップしたときに発生する振動、こもり音を解消する
ためである。また、回転差ΔNに関しては、低速段にな
るほどロックアップポイントの回転差ΔNを小さくして
いる。これは、駆動力が大きい低速段では、回転差ΔN
が小さい状態でロックアップするようにして、ロックア
ップショックを低減するためである。なお、回転差ΔN
は、回転速度比eと一定の相関関係、つまり回転速度比
eが大きくなる回転差ΔNが小さくなるというと関係が
あるため、基本的に、ロックアップポイントの管理に関
して、一方を管理すればよい。図5において、ロックア
ップ領域とスリップロックアップ領域の境界値、ロック
アップ領域とスリップロックアップ領域の境界値も、図
4の境界値と同様に設定する。
【0023】次に、制御ユニット32の動作手順につい
て、図6から図10に示すフローチャートに従って説明
する。まず、制御ユニット32のROM52内に、図4
の回転速度比eおよびエンジン回転数Neに対するロッ
クアップタイミング特性が記憶されている場合に関し
て、図6から図8を用いて説明する。図6に、回転速度
比演算フローチャートを示す。ステップ101では、各
種センサ62,60,…から、空気量QA、スロットル
開度θ、エンジン回転数Ne、タービン回転数Ntなど
の読込みを行い、ステップ103で、タービン回転数N
tとエンジン回転数Neの比である回転速度比e(=N
t/Ne=nt/np)の計算を行う。ステップ108で
は、基本燃料噴射時間TPの計算を行い、ステップ11
0でシフト制御バルブ66,68からギヤ位置、つまり
変速比Dを取得する。次に、図8のステップ112に進
む。
【0024】図8に、回転速度比に基づくロックアップ
制御のフローチャートを示す。図6と図8のフローを実
行する周期は、例えば、10msに設定されている。ス
テップ112では、変速中か否かのチェックを行う。こ
れは、変速状態センサ65からの信号に基づき判断す
る。変速中ならステップ140に進みロックアップ解除
信号をデューティソレノイド70に出力する。ロックア
ップ中であればロックアップが解除され、ロックアップ
されていなければこの状態が維持される。また、変速中
でないなら、ステップ114に進む。ステップ114で
は、スロットル開度θの今回の値θNEWと前回の値θOLD
の差の絶対値Δθを計算し、ステップ116で、ある値
C1と比較する。C1は、例えば、固定値または負荷に
よって決まる値とする。ここでは、スロットル開度の変
化状態をチェックし、急加速中であるか、または急減速
中であるか判定を行っている。スロットル開度変化量Δ
θがC1以下であればステップ118に、C1を超える
ものであればステップ132に進む。ステップ118で
は、基本燃料噴射時間TPの今回の値TPNEWと前回の
値TPOLDの差ΔTP計算し、ステップ120で、ある
値C2と比較する。C2は、例えば、固定値または負荷
によって決まる値とする。ここでは、基本燃料噴射時間
の変化状態をチェックし、変化量ΔTPがC2以下、す
なわち、基本燃料噴射時間TPの変化が小さければステ
ップ122に進み、変化が大きければ終了する。
【0025】ステップ122では、ステップ110で取
得した変速比に応じたロックアップすべきエンジン回転
数Neか否かをチェックする。ロックアップすべきエン
ジン回転数Ne以上であればステップ124に進み、ロ
ックアップすべきエンジン回転数Neでなければ、ステ
ップ138に進む。ステップ124では、ロックアップ
クラッチ26aの状態をチェックする。既に、オン状態
であれば、その状態を保持するが、オフ状態であれば、
ステップ128に進む。ステップ128では、ステップ
110で取得した変速比に応じたロックアップすべき回
転速度比eか否かをチェックする。回転速度比eがロッ
クアップすべき回転速度比e以上であれば、ステップ1
30でロックアップ制御をオン状態にする。ロックアッ
プすべき回転速度比eを満たしていなければ終了する。
【0026】ステップ132では、スロットル開度θの
今回の値θNEWと前回の値θOLDの差Δθを計算し、ステ
ップ134で零より大であれば、シフトアップの状態と
判断してステップ136に進む。ステップ134で零ま
たは負であれば、以前に設定されたロックアップ制御の
状態を保持する。Δθが値C3以上であれば加速と判定
し、ステップ114に進みロックアップの解除を行う。
Δθがある値C3より小さければ、以前に設定されたロ
ックアップ制御の状態を保持する。C3は、例えば、固
定値または負荷によって決まる値とする。ステップ13
8では、ロックアップ解除のエンジン回転数かどうかを
チェックする。ロックアップ解除のエンジン回転数以下
であれば、ステップ140に進みロックアップ解除信号
をデューティソレノイド70に出力する。
【0027】このように、本実施例では、回転速度比を
演算で求め、間接的にトルクコンバータのトルク比を取
得し、この値に基づいてロックアップのタイミングを設
定しているので、ロックアップショックやロックアップ
クラッチ26aの摩耗量を低減することができる。特
に、低速段になるほどロックアップショックが大きくな
ることを考慮し、低速段ではトルク比のより低いところ
でロックアップするようにしているため、低速段使用時
におけるロックアップショックの低減効果は、大きい。
ロックアップは、基本的に急加速中または急減速中に行
うべきではない。これは、その間に変速比が変わる可能
性が非常に高いことと、トルクコンバータ12のトルク
増幅作用をその間で利用すべきであるからである。そこ
で、本実施例では、これをスロットル開度変化量Δθと
基本燃料噴射時間変化量ΔTPとの2変量を用いチェッ
クしている。すなわち、スロットル開度変化量Δθから
急加速状態に入るのか否かを早めにチェックして、原則
的にロックアップを行う場合であるか否かを判定し、さ
らにスロットル開度変化に対して遅れて変化する基本燃
料噴射時間変化量ΔTPで最終的にロックアップを行う
場合か否かをチェックしている。なお、本実施例では、
スロットル開度変化量Δθと基本燃料噴射時間変化量Δ
TPとを用いて、急加速中または急減速中かの判断して
いるが、基本燃料噴射時間変化量ΔTPの換わりにエン
ジン負荷の変化量を表すものであれば、例えば、エンジ
ン回転数変化量を用いてもよい。
【0028】以上は、タービンセンサ28が設けられて
いる場合であるが、タービンセンサ28が設けられてい
ない場合でも、本発明を適用できるので、この場合に関
して、図7を用いて説明する。図6はタービンセンサ2
8がない場合の回転速度比演算フローチャートを示す。
ステップ100では、車速V、空気量QA、スロットル
開度θ、エンジン回転数Neなどの読込みを行う。ステ
ップ102は車速Vとエンジン回転数Neから回転速度
比eの計算を下式で行う。
【0029】
【数1】
【0030】 ここで、 i:総減速比 V:車速 r:駆動輪のタイヤ有効半径 (m) Ne:エンジン回転数 (r/min) 回転速度比eが求められた後は、先に説明した処理と同
様に、ステップ108、ステップ110を実施し、次
に、図8のステップ112に進む。
【0031】次に、制御ユニット32のROM52内
に、図4のエンジン回転数Neおよび回転差ΔNに対す
るロックアップタイミング特性が記憶されている場合の
動作に関して、図9および図10を用いて説明する。図
9に、エンジン回転速度Neとタービン回転速度Npと
の回転差ΔNの演算フローチャートを示す。ステップ1
04では、空気量QA、スロットル開度θ、エンジン回
転数Ne、タービン回転数Ntなどの読込みを行い、ス
テップ105で、エンジン回転数Neとタービン回転数
Ntの差である回転差ΔNの計算を行う。ステップ10
8は基本燃料噴射時間TPの計算を行い、ステップ11
0はシフト制御バルブA、Bからギヤ位置の判定を行
う。次に、図10のステップ112に進む。
【0032】図10に、回転差ΔNによるロックアップ
制御のフローチャートを示す。図9と図10を実行する
周期は、例えば、10msに設定されている。なお、こ
のフローチャートにおいて、図8に示す回転速度比eに
よるロックアップ制御のフローチャートのステップと同
番号のステップ(偶数番号)の処理内容は同じである。
したがって、処理内容が異なるステップ129に関して
のみを説明する。ステップ129では、変速比に応じた
ロックアップすべき回転差ΔNかどうかをチェックす
る。回転差ΔNがロックアップすべき回転差以下であれ
ば、ステップ130でロックアップ制御をオン状態にす
る。ロックアップすべき回転差ΔNより大きければ、終
了する。このようにしても、図6から図8に示したフロ
ーを実施した場合と同様の効果を得ることができる。こ
れは、本発明が基本的にトルクコンバータ12のトルク
比tでロックアップタイミングを管理するものである
が、トルク比tの換わりに、トルク比tと相関関係のあ
る回転速度比または回転差を代用したに過ぎないからで
ある。
【0033】なお、図8および図10に示すフローで
は、ロックアップをオン状態とする条件として、スロッ
トル開度、基本燃料噴射時間、エンジン回転数および回
転速度比(または回転差)を用いているが、エンジン回
転数の換わりに車速情報にしてもよい。また、ロックア
ップ解除の条件として、変速中、スロットル開度の変化
量、エンジン回転数等を用いているが、エンジン回転数
の換わりに車速情報を用いてもよい。また、スロットル
開度の変化は、車両にかかる負荷の変化率であるから、
スロットル開度変化量の換わりに、吸入負圧変化量を用
いてもよい。また、スリップロックアップ制御を入れる
場合は、図8および図10に示すフローにおいて、ロッ
クアップオンの際、ロックアップ解除の際に、スリップ
ロックアップを行うようにすればよい。また、本実施例
では、自動変速機として有段式のものを用いているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、無段式のもの
に本発明を適用しても何ら問題はない。さらに、本実施
例では、トルクコンバータ12がエンジン10に接続さ
れているものについて説明したが、近年、使用され始め
たモーターに接続されているものに本発明を適用しても
よい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、ロックアップ時のトル
ク比を各種変速比ごとに管理できるので、ロックアップ
ショックおよびロックアップクラッチの摩耗量の低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の自動車のエンジンと自
動変速機を含む駆動系全体のブロック図である。
【図2】制御ユニットのブロック回路図である。
【図3】トルクコンバータの特性を示すグラフである。
【図4】各種パラメータに対するトルクコンバータのロ
ックアップタイミング特性を示すグラフである。
【図5】各種パラメータに対するトルクコンバータのロ
ックアップタイミング特性を示すグラフである。
【図6】タービンセンサがある場合の回転速度比演算フ
ローチャートである。
【図7】タービンセンサがない場合の回転速度比演算フ
ローチャートである。
【図8】回転速度比によるロックアップ制御のフローチ
ャートである。
【図9】エンジン回転数とタービン回転数との回転差の
演算フローチャートである。
【図10】回転差によるロックアップ制御のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10…エンジン、12…トルクコンバータ、14…自動
有段変速機、18…ポンプ羽根車、20…タービン羽根
車、24…ステータ、26…ロックアップ機構、26a
…ロックアップクラッチ、28…タービンセンサ、30
…車速センサ、32…制御ユニット、50…CPU、5
2…ROM、54…RAM、60…スロットル開度セン
サ、62…空気量センサ、64…エンジン回転数セン
サ、65…変速状態センサ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロックアップ機構付きトルクコンバータを
    備えている自動変速機のロックアップ制御装置におい
    て、 前記トルクコンバータのトルク比を直接的または間接的
    に表すトルク比相関値を取得するトルク比相関値取得手
    段と、 変速機の変速比を検出する変速比検出手段と、 ロックアップする前記トルク比相関値が前記変速機の各
    種変速比ごとに記憶されている記憶手段と、 取得された前記トルク比相関値が、前記記憶手段に記憶
    されているトルク比相関値のうち、検出された前記変速
    比に対応するトルク比相関値以上であるか否かを判断す
    る判断手段と、 取得された前記トルク比相関値が前記記憶手段に記憶さ
    れている前記トルク比相関値以上であると判断されたと
    きには、前記ロックアップ機構に対して、ロックアップ
    するよう指示する指示手段とを備えていることを特徴と
    する自動変速機のロックアップ制御装置。
  2. 【請求項2】ロックアップ機構付きトルクコンバータを
    備えている自動変速機のロックアップ制御装置におい
    て、 前記トルクコンバータのトルク比を直接的または間接的
    に表すトルク比相関値を取得するトルク比相関値取得手
    段と、 前記トルクコンバータの入力側回転速度を検出する手段
    と、 変速機の変速比を検出する変速比検出手段と、 前記変速機の各種変速比ごとに、ロックアップする前記
    トルク比相関値およびロックアップする前記入力側回転
    速度が記憶されている記憶手段と、 取得された前記トルク比相関値が、前記記憶手段に記憶
    されているトルク比相関値のうち、検出された前記変速
    比に対応するトルク比相関値以上であるか否かを判断す
    ると共に、検出された前記入力側回転速度が、前記記憶
    手段に記憶されている入力側回転速度のうち、検出され
    た前記変速比に対応する入力側回転速度以上であるか否
    かを判断する判断手段と、 取得された前記トルク比相関値および検出された前記入
    力側回転側が前記記憶手段に記憶されている値以上であ
    ると判断されたときには、前記ロックアップ機構に対し
    て、ロックアップするよう指示する指示手段とを備えて
    いることを特徴とする自動変速機のロックアップ制御装
    置。
  3. 【請求項3】前記記憶手段には、ロックアップを解除す
    る前記入力側回転速度が、前記変速機の各種変速比ごと
    に記憶されており、 前記判断手段は、検出された前記入力側回転速度が、前
    記記憶手段に記憶されているロックアップ解除に関する
    入力側回転速度のうち、検出された前記変速比に対応す
    る入力側回転速度以下であるか否かを判断し、 前記指示手段は、前記判断手段により、入力側回転速度
    以下であると判断されたときには、前記ロックアップ機
    構に対して、ロックアップを解除するよう指示すること
    を特徴とする請求項2記載の自動変速機のロックアップ
    制御装置。
  4. 【請求項4】前記記憶手段に記憶されている前記トルク
    比相関値は、前記トルクコンバータの効率が極大値を示
    す値以上であることを特徴とする請求項1、2または3
    記載の自動変速機のロックアップ制御装置。
  5. 【請求項5】前記記憶手段に記憶されている前記トルク
    比相関値は、前記変速機の変速比が小さくなるほど大き
    くなるよう設定されていることを特徴とする請求項1、
    2、3または4記載の自動変速機のロックアップ制御装
    置。
  6. 【請求項6】前記自動変速機が変速中か否かを検出する
    変速状態検出手段を備え、 前記指示手段は、前記自動変速機が変速中であれば、前
    記ロックアップ機構に対して、ロックアップ指示に優先
    して、ロックアップを解除するよう指示することを特徴
    とする請求項1、2、3、4または5記載の自動変速機
    のロックアップ制御装置。
  7. 【請求項7】スロットル開度を検出するスロットル開度
    検出手段と、 検出されたスロットル開度と一定時間前に検出されたス
    ロットル開度との変化量を算出する算出手段とを備え、 前記判断手段は、前記スロットル開度の変化量が予め設
    定されている値以下である否かを判断し、 前記指示手段は、さらに、前記スロットル開度の変化量
    が予め設定されている値以下であると判断されたとき
    に、前記ロックアップ機構に対して、ロックアップする
    よう指示することを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5または6記載の自動変速機のロックアップ制御装置。
  8. 【請求項8】前記トルクコンバータの入力側は、回転型
    駆動系の出力軸に直結されており、前記回転型駆動系の
    負荷と相関関係のある負荷相関値を検出する負荷相関値
    検出手段と、検出された負荷相関値と一定時間前の負荷
    相関値との変化量を算出する算出する算出手段とを備
    え、 前記判断手段は、前記負荷相関値の変化量が予め定めら
    れた値以下であるか否かを判断し、 前記指示手段は、さらに、前記負荷相関値の変化量が予
    め定められた値以下であると判断されたときに、前記ロ
    ックアップ機構に対して、ロックアップするよう指示す
    ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6また
    は7記載の自動変速機のロックアップ制御装置。
  9. 【請求項9】前記トルク比相関値は、前記トルクコンバ
    ータの入力側回転速度と出力側回転速度との回転速度比
    または回転速度差であり、 前記トルク比相関値取得手段は、前記トルクコンバータ
    の入力側回転速度と出力側回転速度を直接的または間接
    的に検出する回転速度手段と、前記入力側回転速度と前
    記出力側速度とから、両者の回転速度比または回転速度
    差を算出する算出手段とを有して構成されていることを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7または8
    記載の自動変速機のロックアップ制御装置。
  10. 【請求項10】前記ロックアップ機構は、スリップロッ
    クアップ状態を維持するスリップロックアップ手段を備
    え、 前記指示手段は、非ロックアップ状態からロックアップ
    するよう指示する前に、スリップロックアップするよう
    指示することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8または9記載の自動変速機のロックアップ制
    御装置。
  11. 【請求項11】前記ロックアップ機構付きトルクコンバ
    ータを備えている自動変速機と、 前記トルクコンバータの入力側に、自身の出力軸が直結
    されている回転型駆動系と、 前記自動変速機のロックアップ制御を行う請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8、9または10記載の自動
    変速機のロックアップ制御装置とを備えていることを特
    徴とする自動変速型の車両。
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