JPH0571566A - 絶縁装置装着アセンブリ - Google Patents

絶縁装置装着アセンブリ

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JPH0571566A
JPH0571566A JP4028317A JP2831792A JPH0571566A JP H0571566 A JPH0571566 A JP H0571566A JP 4028317 A JP4028317 A JP 4028317A JP 2831792 A JP2831792 A JP 2831792A JP H0571566 A JPH0571566 A JP H0571566A
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JP
Japan
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insulation
coils
mounting assembly
elastomer
device mounting
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Application number
JP4028317A
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English (en)
Inventor
Peter J Balsells
ピーター・ジエイ・バルセルス
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PETER J BALSELLS
Original Assignee
PETER J BALSELLS
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Filing date
Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F3/00Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic
    • F16F3/08Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic with springs made of a material having high internal friction, e.g. rubber
    • F16F3/10Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic with springs made of a material having high internal friction, e.g. rubber combined with springs made of steel or other material having low internal friction
    • F16F3/12Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic with springs made of a material having high internal friction, e.g. rubber combined with springs made of steel or other material having low internal friction the steel spring being in contact with the rubber spring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/02Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
    • F16F1/04Wound springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/02Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
    • F16F1/04Wound springs
    • F16F1/045Canted-coil springs

Abstract

(57)【要約】 【目的】 たわみが大きく、良好な振動絶縁特性並びに
弾性範囲及び過負荷保護範囲で高いエネルギ蓄積能を有
する絶縁装置装着アセンブリを提供する。 【構成】 本絶縁装置装着アセンブリ20は、支持構造
体22と、機器24と、支持構造体22と機器24との
間に設けられる絶縁装置26とを備える。絶縁装置26
は、支持構造体と機器との間の機械的な振動の伝達を減
少させる。絶縁装置26は、互いに相互に接続された複
数の傾斜コイル30を備えている。傾斜コイル30は、
支持構造体22又は機器24の機械的な振動により特定
の範囲内でその中心線32に対してほぼ垂直な荷重方向
に沿ってたわむことに応答して作動する。すなわち、傾
斜コイル30の作用により、絶縁装置26は、ほぼ一定
の力を荷重方向に生じる。また、傾斜コイル30が特定
の範囲を越えてたわんだ時には、絶縁装置26は十分に
大きな力を生じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、衝撃及び振動を
制御するための装置に関する。より詳細には、本発明
は、ある種の装置から発生する振動及び衝撃から構造体
を保護するように支持するため、又は繊細な機器をこの
機器が装着されている構造体から発生する衝撃及び振動
から保護するために有用な絶縁装置装着アセンブリに関
する。
【0002】
【従来の技術】振動絶縁装置の最も基本的な形態として
は、機器と支持構造体との間を相互に接続する弾性部材
が考えられる。その機能は、振動する支持構造体から機
器へ伝達される運動の大きさを減少させ、あるいは、機
器から支持構造体へ伝達される力の大きさを減少させる
ことである。
【0003】絶縁装着は一般に、2つの一般的なタイプ
に分類することができ、1つはエラストマ絶縁装置であ
り、もう1つは金属製のバネ絶縁装置である。
【0004】エラストマ絶縁装置は、合成ゴムあるいは
天然ゴム又は同様のものから形成することができ、その
ような絶縁装置は広く利用されている。その理由は、エ
ラストマ絶縁装置は、選択した剛性を有するいかなる選
択した形状にも都合良く型成形することができ、また金
属製のバネ絶縁装置よりも内部緩衝が大きいからであ
る。更に、エラストマ絶縁装置は通常、金属製の絶縁装
置よりもスペースが小さくて済み、軽量である。エラス
トマ絶縁装置は、金属製のインサートに接合して機器と
支持構造体の間の取り付けを簡単にすることができる。
プラスチック材料も、その特性がゴム又は剛性ゴムエラ
ストマの特性と同様であれば用いることができる。
【0005】金属製のバネ絶縁装置は一般に、静的なた
わみの要求が大きい場合又温度及あるいは他の環境条件
がエラストマ絶縁装置に適合しない場合に用いられる。
【0006】金属製のバネ絶縁装置の中では、螺旋コイ
ルバネが最も広く使用されている。一般に、螺旋バネは
ストック又はワイヤを螺旋型に鍛造加工することにより
形成され、その螺旋の軸線に沿って荷重を受ける。螺旋
バネは通常、以下に詳細に説明するように直線的な荷重
−たわみ特性を有している。このタイプのバネは最も簡
単で、最も広く用いられているエネルギ蓄積絶縁装置で
ある。
【0007】螺旋コイルバネは非常に大きなたわみを有
するが、比較的絶縁特性に乏しい。この特性は、エラス
トマ製の絶縁装置とは対照的であって、エラストマ絶縁
装置は良好な絶縁性を有するがたわみ範囲が限定され
る。荷重−たわみ特性に関しては、エラストマ絶縁装置
は一般に放物線状の曲線を示し、従って、力とたわみの
間には非線形の関係が生ずる。すなわち、エラストマ絶
縁装置に、最初に穏やかにそしてその後に増加する圧縮
荷重を加えると、大きな剛性が生じて生ずる力が増大
し、これにより増加する衝撃吸収手段が提供される。
【0008】螺旋コイルバネ絶縁装置とエラストマ絶縁
装置とが異なった特性を有するために、これら2つの絶
縁装置を組み合わせて各々の最善の特性を利用しようと
する試みが良く行われる。しかしながら、そのように組
み合わせた絶縁装置の有効性は、以下に詳細に説明する
ように許容できるものではない。
【0009】絶縁装置の有効性は多くのファクタにより
決定される。それらのファクタとしては、エネルギ吸収
能力、伝達能力、絶縁装置の自然周波数、緩衝比すなわ
ち臨界緩衝の割合、絶縁装置の過負荷能力の絶縁周波数
等がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高度のたわ
みと共に、良好な絶縁特性並びに弾性及び過負荷防止範
囲内における高いエネルギ蓄積能力を有する絶縁装置装
着アセンブリを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、絶縁装
置装着アセンブリは、支持構造体と、機器と、上記支持
構造体と機器との間に配設されこれらの間の機械的な振
動エネルギの伝達を減少させる絶縁装置とを備えてい
る。より詳細には、上記絶縁装置は、互いに相互に接続
された複数の傾斜コイルを備え、これら傾斜コイルは、
支持構造体及び機器の一方の機械的な振動により荷重方
向に沿って特定の範囲内でバネアセンブリが変形するこ
とに応じて、絶縁装置にほぼ一定の力を生じさせる。
【0012】また、本発明の絶縁装置は、バネが上述の
特定の範囲を越えて変形した時に、支持構造体と機器と
の間にかなり大きな力を生ずるように作用する。
【0013】このようにして、本発明は、支持構造体と
機器の間の大きな変形を受け入れることができ、従っ
て、大きな荷重の許容値を有する遷移衝撃荷重を吸収す
ることができ、大きな過負荷防止を提供する。従って、
本発明の傾斜コイル型の絶縁装置は、上述の螺旋バネ及
びエラストマ絶縁装置あるいはこれらを組み合わせたも
のよりも優れた特性を提供する。これにより、本発明
は、バネ、エラストマあるいはこれらの組み合わせであ
る従来技術の絶縁装置とは大きな違いがある。
【0014】より、本発明の絶縁装置は、複数の傾斜コ
イル手段を備え、特定の範囲を越えてバネにより与えら
れた大きな力は最大で、特定の範囲において傾斜コイル
型の手段により生ずるほぼ一定の力の約11倍となる。
【0015】また、弾性材料手段を複数のコイルの周囲
及びそれらの間に配設することができ、これにより絶縁
装置の絶縁効率を変更する。この点に関して、絶縁効率
は、動的な入力と、この動的な入力により除した動的な
出力との更に等しいものと考えることができ、上記絶縁
効率は、振動エネルギが上記絶縁装置を通過しない時す
なわち動的な出力が0である時に、100%となる。
【0016】本発明の一実施例においては、弾性材料は
コイル手段全体にわたって中実の断面を有しており、こ
の断面により、十分大きな力はほぼ一定の力の約3倍と
なることができる。
【0017】本発明の他の実施例においては、弾性材料
は中空の断面を有し、この場合においては、十分大きな
力は、ほぼ一定の力の約7倍となる。
【0018】上記いずれの実施例においても、複数の相
互に接続されたコイルの端部を接合し、これにより、円
形あるいは非円形の形状とすることのできる連続的なコ
イルバネを形成することができる。
【0019】本発明は更に、弾性材料が複数のコイルに
接合されるかあるいは接合されない実施例を含む。
【0020】本発明の別の重要な特徴は、相互に接続さ
れた複数のコイルが楕円形状を有する場合に、支持構造
体と機器との間に変位を生じさせ、これによりコイルの
短軸に沿って絶縁装置に荷重を与えるようにする手段を
備えることである。また、支持構造体と機器との間に変
位を生じさせ、これによりコイルの長軸に沿って絶縁装
置のバネ手段に荷重を与える手段を設けることもでき
る。
【0021】より詳細には、絶縁装置は、支持構造体と
機器との間に設けられた時には、絶縁装置の共鳴周波数
において約0.025の緩衝比を有する複数の傾斜コイ
ルにより、機械的な振動エネルギを吸収するように作用
する。この実施例においては、弾性材料手段を複数のコ
イルの周囲及びそれらの間に設け、上記緩衝比を増大す
ることができる。弾性材料手段が中実の断面を有する時
には、絶縁装置のバネ手段の共鳴周波数における緩衝比
は約0.2まで増大され、また弾性材料手段が中空の断
面を有する時には、絶縁装置のバネ手段の共鳴周波数に
おける緩衝比は約0.1まで増大させることができる。
【0022】本発明の更に別の実施例においては、複数
の傾斜コイル及びこれら傾斜コイルの周囲及びそれらの
間に設けられた弾性材料を有する同様の絶縁装置が提供
され、支持構造体と機器との間の機械的な振動の伝達を
減少させると共に、より重要な支持構造体と機器との間
の低圧シールを提供する。
【0023】作動の際に、支持構造体と機器との間に配
設された本発明の絶縁装置は、機械的な振動エネルギを
吸収する手段を提供し、これにより、支持構造体と機器
との間で振動及び衝撃を絶縁を行う。絶縁装置は複数の
傾斜コイルを備え、これらの傾斜コイルは、これら複数
の傾斜コイルとほぼ同一の寸法及び線径(ワイヤ直径)
のコイルを有する螺旋バネのエネルギ吸収係数の約2倍
のエネルギ吸収係数を有する。
【0024】絶縁装置のエネルギ吸収能力に関しては更
に、弾性材料手段を複数の傾斜コイルの周囲及びこれら
の間に設けてエネルギ吸収係数を増加させることができ
る。弾性材料手段が中実の断面を有する場合には、エネ
ルギ吸収係数は、螺旋バネに比較して約3.5倍まで増
大させることができる。弾性材料手段が中空の断面を有
する場合には、エネルギ吸収係数は、螺旋バネに比較し
て約2.2倍まで増大させることができる。
【0025】本発明の効果及び特徴は、図面を参照しな
がら以下の詳細な記載を読むことにより明らかとなろ
う。
【0026】
【実施例】上に説明したように、従来技術のアイソレー
タすなわち絶縁装置は、図1に示す螺旋バネ10と、図
2に示すエラストマ12とを有していた。図1及び図2
には螺旋バネ及びエラストマは共に圧縮された状態で示
されている。力PH。PEに応じて、螺旋コイルバネ10
及びエラストマ12はそれぞれ、変形DH、DEを示す。
【0027】上記構造を、支持構造体22と、機器24
とを一般に備える図3aに示す絶縁装置装着アセンブリ
20と比較する。例えば支持構造体22あるいは機器2
4により生ずる力PCCは、絶縁装置26の変形DCCを生
ずる。この変形は図3b及び図3cにより明瞭に示す。
【0028】以下に詳細に説明するように、絶縁装置
は、支持構造体22と機器24との間に設けられた時
に、これらの間の機械的な振動の伝達を減少させるよう
に作用する。図示の構造体22は、壁、ブラケットある
いは他のベース、又は機24を支持するための装置等の
あらゆるタイプの構造体を例示するものであり、また機
器24は、例えばモータ、ポンプ、装置あるいはあらゆ
る電子的な機器とすることができることは理解する必要
がある。
【0029】以下に詳細に説明するように、絶縁装置2
6は一般に複数の傾斜コイル30を備えており、これら
傾斜コイルは、支持構造体22あるいは機器24から生
じた機械的な振動によってコイルが特定の範囲内で荷重
方向に沿ってたわむことに応じて、絶縁装置26がコイ
ル30の中心線32にほぼ垂直な荷重方向DCCにほぼ一
定の力を生ずるように、互いに相互に接続されている。
【0030】また、傾斜コイル30は、コイルが特定の
範囲を越えてたわんだ時に、絶縁装置26に十分に大き
な力を生じさせる。本発明の絶縁装置装着アセンブリ2
0の代表的な力−たわみ特性を図4に曲線Aで示す。図
3bにより詳細に示すように、コイル30の形状が楕円
形である場合には、その荷重は以下に詳細に説明するよ
うに、その短軸あるいは長軸に沿って与えられる。いず
れの場合においても、コイルの力−たわみ特性の形状は
一般に図4の曲線Aで示す如きものであって、この曲線
を見ると、初期作動たわみ34の後には、初期作動たわ
み34の点とコイルが接触する点38の間の作動範囲3
6においては、それ以上のたわみに対して力は一定であ
る。この作動たわみ範囲すなわち弾性荷重範囲36の後
には、絶縁装置26の力−たわみ曲線は、最大有用たわ
み点40に達するまでは非線形である。たわみ範囲38
及び40において十分に増大された力は、過負荷防止範
囲42を示し、また点38から点40までの曲線Aの下
の面積は、過負荷容量面積を示す。図4に示すように、
傾斜コイル型のバネ絶縁装置26は、約11.1の静的
な過負荷係数をもたらす(この係数の重要性については
以下に詳細に議論する)。図3aに示す絶縁装置26は
線形であるが、円形となるように接合することができる
ことを理解する必要がある。
【0031】比較のために、螺旋バネ型の絶縁装置10
に対する代表的な力−たわみ曲線を図4に曲線Bで示
す。曲線Bで示すように、力−たわみ特性は、約45%
のたわみまで比較的比例しておりすなわち線形を維持し
ており、その後力はたわみと共に急激に増大している。
しかしながら、これ以上のたわみは通常螺旋コイルバネ
10の永久的な疲労を生ずる(すなわち、荷重を開放し
てもバネはその元の状態に復帰しない)ことを理解する
必要がある。
【0032】図4の曲線Cは、エラストマ絶縁装置12
の代表的な力−たわみ曲線であって、上記エラストマ絶
縁装置は、図2に示す実荷重の下で、比較的線形の範囲
を越えて約25%たわみまで放物線状の力−たわみ曲線
を有する。上記たわみを越えると荷重が非常に急激に増
加するのが分かる。不幸にして、エラストマは一般に、
エラストマがクリープを生じ歪疲労破壊を起こす傾向が
あるために、15%よりも大きなたわみでの圧縮には用
いられない。
【0033】曲線A、曲線B及び曲線Cを比較すると
は、本発明の傾斜コイル型の絶縁装置26は、過渡的な
衝撃荷重に対して重要な過負荷防止をもたらす大幅に改
善された過負荷特性を提供する。
【0034】本発明の他の実施例44、46が図5及び
図6にそれぞれ示されており、これら実施例において
は、弾性材料46がコイル30の周囲及びコイルの間に
設けられている。図5及び図6に示すように、実施例4
4、46は、コイルの内側に設けられる中実断面を有す
るエラストマを備えている。弾性材料46は図6に示す
ように、コイル30の外側まで伸長している。弾性材料
46は、コイルに接合するかあるいはコイルに接合する
ことなくコイルの周囲に形成することができる。ダウコ
ーニング社から入手可能なシリコンRTV732等の材
料を用いるのが好ましい場合には、適当なエラストマ材
料であるプラスチックペーストをコイルに組み合わせて
用いることができる。弾性材料46をコイルに接合する
場合には、コイル30を、エッチング又はプリコーティ
ング等の周知の方法で処理してエラストマ36、32の
接合を確実にすることができる。また、表面処理を何等
行わない場合、又はエラストマ46の付与の前に適当な
非接合材料をコイルに付与する場合には、エラストマを
コイルに強く接合することなく単にその周囲に形成す
る。
【0035】図4を参照すると、絶縁装置44、46の
代表的な力−たわみ曲線が曲線Dで示されている。曲線
Dから分かるように、中実のエラストマで充填されたコ
イル30により生ずる力は、作動たわみ範囲内で、コイ
ル単独の場合の曲線Aで示すものとは合致していない。
約35%のたわみにおいて、力は徐々に増加し、また作
動たわみ範囲内で生ずる力と、50%過負荷防止範囲に
おける最大荷重との間の差は、バネ単独の場合には1
1.1であるのに対して、僅かに2.9である。従っ
て、コイル30にエラストマ46を加えることにより、
コイル単独の場合に得られるたわみ及び過負荷防止を十
分に減少させることにより、絶縁装置26の性能に影響
を及ぼす。しかしながら、以下に詳細に説明するよう
に、絶縁装置44、46の透過能を緩衝及び低下させる
ことにより他の効果も得られる。
【0036】図7に示す断面を有する本発明の更に別の
実施例50は、コイル52と開口56を有するエラスト
マ54とを備え、エラストマ材料54は中空の断面を有
している。
【0037】図4の曲線Eは、絶縁装置50の代表的な
力−たわみ特性すなわち力−たわみ曲線を示している。
この曲線Eから分かるように、力−たわみは、作動たわ
みの範囲内では比較的一定であり、その後力が非常に急
激に増加して極めて最適な過負荷防止を提供する。この
場合において、弾性荷重範囲と50%たわみにおける最
大過負荷範囲の間の差は6.9である。特性曲線Eか
ら、絶縁装置50は、高度の弾性力を提供し、またこれ
に加えて過負荷防止が非常にゆっくりと上昇することが
分かる。しかしながら、そのような過負荷防止は、バネ
単独の絶縁装置26が示す程には大きくない。コイル3
0、52及びエラストマ46、54を組み合わせて用い
た両方の実施例44、50においては、バネをダウコー
ニング730エラストマで充填し、エラストマ46、5
4をコイル30、52にそれぞれ接合している。また、
絶縁装置26、46、50の力−たわみ特性は総て、以
下に詳細に説明するように、短軸に沿って荷重を受ける
長さの傾斜コイル型の絶縁装置に関するものである。
【0038】図8及び図9に示す中空のエラストマ6
2、64を有する他の実施例58、60を参照すると、
図8においては、コイル66は楕円形であって中心のず
れたあるいはほぼ矩形の中空断面を有する開口70を有
しており、一方図9は楕円形状のコイル72を示してお
り、エラストマ64は、2つのほぼ円形の断面積76、
78から成る不規則な形状の開口74を有している。図
7、図8及び図9においては、エラストマ54、62、
64がコイル52、66、72の内側にある状態で示さ
れている。反対に、図10及び図11に示すように、エ
ラストマ80、82をコイル84、86の外側に設ける
ことができる。また、図10に示す実施例90の場合に
は、エラストマ80は一方の側部92の側に設け、これ
によりエラストマ80をコイル84に関して非対称形に
分布させることができる。
【0039】本発明の更に別の実施例96、98が図1
2及び図13に示されており、絶縁装置96の場合に
は、この絶縁装置は、楕円形で中空の中心を有する内部
エラストマ102と、このエラストマ102を貫通する
開口106とを備えており、該開口は、流体(図示せ
ず)を通過させて圧力の変化、冷却あるいは潤滑を可能
とする。
【0040】図13に示すように、エラストマ110
は、コイル116の内側112及び外側114の両方に
設けることができる。これら実施例は総て、絶縁装置5
0、58、60、90、94、96及び98の力−たわ
み特性とは異なった力−たわみ特性を示す。
【0041】図14a、図14bを参照すると、他の実
施例の絶縁装置120が示されており、この絶縁装置
は、互いに隔置された関係で相互に接続された第1の複
数のコイル122を備えており、これら第1のコイル
は、絶縁装置120に、中心線124に直角な荷重方向
にほぼ一定の力を生じさせる。複数のコイル30に関連
して上に説明したように、弾性材料126は、複数のコ
イル122の周囲及びそれらの間に設けることができ、
上記弾性材料は中空の断面128を備え、この断面は以
下に説明するように、絶縁装置120の荷重方向に沿う
たわみに応じて、絶縁装置120により発生される力を
変更する手段を提供する。
【0042】複数のコイル120の中に設けられている
のは、互いに隔置された関係で相互に接続された第2の
複数のコイル130であって、これらコイルは、第1の
コイル122の内側にこれらと協働する関係で配設され
ていて、絶縁装置120に、中心線124にほぼ垂直な
荷重方向にほぼ一定の力を生じさせる。
【0043】エラストマあるいは他の弾性材料136
を、中空の断面314を有する複数のコイル130の周
囲及びこれらコイルの間に設けることができる。図14
bは、絶縁装置120の断面を示すと共に、弾性材料1
26、136を空隙140をもって互いに離間させ、こ
れにより絶縁装置120が荷重を受けた時にコイルの間
の相対的な運動を許容するようにすることができること
を示している。
【0044】絶縁装置120と同様に、図15a及び図
15bに示す絶縁装置142は、弾性材料146を有す
る第1の複数のコイル144と、弾性材料150を有す
ると共に上記第1の複数のコイル144の中に配設され
た第2の複数のコイル148とを備えている。
【0045】第1及び第2のコイル144、148並び
に弾性材料146、150の形状は、図14a及び図1
4bに示した絶縁装置120と同様であるが、第1の複
数のコイル144が、その中心線に沿って第2の複数の
コイル148とは反対方向に傾斜している点において異
なっている。
【0046】図15bは絶縁装置142を断面で示して
いる。
【0047】エラストマ160、162、164、16
5及びコイル166、168、179、171の更に別
の種々の状態が図16a、図16b、図16c及び図1
6dに示されている。図16aに示すように、エラスト
マ160はチューブの形状を有しており、このチューブ
の中にコイル166が挿入されている。
【0048】また、エラストマあるいはプラスチック材
料160、162、164、165はコイル160、1
68、170、171上に型成形あるいは押し出し成形
することができる。図16aに示す実施例172におい
ては、エラストマ160はコイル166の間の空間17
4に侵入していない。
【0049】しかしながら図16bに示すように、エラ
ストマ162は、コイル168の間の空間176をコイ
ル168の頂部178の下方の点まで部分的に充填して
いる。また、図16cに示すように、エラストマ164
は、コイル170の外側180と同一平面となってコイ
ル170間の空間182を充填することができる。図1
6dに示すエラストマ165は、コイル171の間の空
間175を充填しているが、コイル171の外側181
を露出させている。この構成は、エラストマ165が、
コイルが圧縮されるとエラストマがコイルの外側181
と同一平面になるまで(圧縮されていない状態で図16
cに示すように)、移動すなわち流動することを可能と
し、これにより、コイルは支持構造体及び機器(図16
dには図示しない)に直接接触しながら依然として低圧
の環境シール(最大0.35kg/cm2:5psi)
を提供する。
【0050】絶縁装置は線形とすることができる。しか
しながら図17に示すように、絶縁装置190は、連続
的な絶縁装置を形成するように接合された端部192、
194を有することができる。この状態は、図17に概
略的に示されており、この図においては、絶縁装置19
0は、ほぼ矩形の形状を有すると共に、中空の断面19
8を有するエラストマを備えている。以下に説明するよ
うに、絶縁装置190は、元々の製造時から円形にする
ことができ、また、以下に詳細に説明するように、円形
の形状に組み立てることができる。
【0051】円形の絶縁装置200が図18a及び図1
8bに示されている。この場合においては、支持構造体
204に設けられた溝202が、約70°の組立反転角
度Aでこの絶縁装置を支持する手段を提供し、これによ
り機器206(図18b)によって絶縁装置200に長
軸208にほぼ沿う荷重を生じさせる。絶縁装置200
が荷重を受けると、約40°の荷重反転角度Bを確立す
る。図18a及び図18bには、約70°の組立反転角
度及び約40°の荷重反転角度を示しているが、絶縁装
置の用途及び形状に応じて、最大90°までの組立反転
角度及び荷重反転角度を用いることができる。例えば、
図18a及び図18bは、コイル高さよりも大きくコイ
ル幅よりも小さな溝幅を有する空所202の中に組み込
まれて90°よりも小さな組立反転角度を形成する絶縁
装置200を示しているが、上記空所は、コイル高さに
等しいかあるいはこれよりも小さな溝幅を有することが
できる。その場合には、絶縁装置を空所202の中に組
み込むと、90°の組立反転角度を呈する。
【0052】溝幅が、絶縁装置のコイル高さよりも大き
くコイル幅よりも小さい場合には、半径方向のバネを用
いることができなく、軸方向のバネを用いるべきであっ
て、空所にバネを組み込む際には、コイルを短軸に沿っ
てたわませてばねをそのような空所の中に維持する。そ
のような状況の下では、組立反転角度は90°よりも小
さい(70°が好ましい)。好ましい方法は上述の方法
すなわち軸方向のバネを用いる方法であるが、半径方向
のバネを用いることもできる。しかしながら、半径方向
のバネは、そのスパイク及び疲労する傾向のために良好
に作動しない。
【0053】図18a及び図18bには図示しないが、
絶縁装置200を、支持構造体204ではなく機器20
6の溝(図示せず)に設けて同様の結果を得ることがで
きる。図18a及び図18bに示すように、70°の組
立反転角度では、絶縁装置200は破線で示すように
「円錐」形状を呈する。図18aにおいては、絶縁装置
200を溝202に設けて、「反転した円錐」形状にす
ることができる。
【0054】また、図19a及び図19bに示すよう
に、クサビ212を設けることができ、このクサビは、
溝と協働して短軸214に沿って絶縁装置200に負荷
を生ずる手段を提供する。この場合には、クサビ212
に作用する機器206は、図19bにより詳細に示すよ
うに短軸214に沿ってたわみを生ぜしめる。
【0055】図19cは、本発明の他の実施例を示して
おり、この実施例においては、絶縁装置200はシリン
ダ206’の溝202’の中に支持されていてこのシリ
ンダすなわち機器206’と支持構造体204’の間の
機械的な振動エネルギの伝達を減少させており、シリン
ダ206’と一体の部分であるクサビ212’が、絶縁
装置200の短軸214に沿う荷重を提供している。
【0056】図20及び図21は、図3aに示すように
長軸に沿って荷重を受けた場合及び短軸に沿って荷重を
受けた場合のそれぞれの絶縁装置200の荷重−たわみ
曲線すなわち力−たわみ曲線を示している。
【0057】絶縁装置200の機械的な特性は、図22
に示されており、図22は、0.559mm(0.02
2インチ)の直径C、4.1mm(0.162インチ)
のコイル高さD、1.17mm(0.046インチ)の
ピッチE、30°の前面角、及び14°の後面角を有す
るワイヤから形成された複数のコイル220を示してい
る。長軸208(図18a参照)に沿って取ったコイル
220の幅は4.4mm(0.174インチ)である。
図20の曲線Aは、最初の接触点Cまでの直線的な一定
の領域Bと、その次の接触点E(最大有用たわみ)まで
の非線形の曲線Dを示している。図20に示すように、
作動たわみすなわち一定の荷重領域は、5%と35%の
間にあり、また全有用たわみは0%と50%の間にあ
る。最初の接触点Cから最大有用たわみにおける接触点
Eまでの間の曲線部分Dの領域Fは、最大7.3の過負
荷防止係数を有する絶縁装置の過負荷容量領域を示して
いる。
【0058】図3a及び図3cに示すように、短軸に沿
って荷重を受けた時の絶縁装置200の力−たわみ曲線
すなわち荷重−たわみ曲線は、図21に示されている。
図21に示す曲線の対応する部分は、図20に示す曲線
の対応する部分に相当する。曲線部分Dに従って、領域
Fで示すように短軸に沿って絶縁装置に荷重を与えた時
に、予期せずして大きな過負荷防止が得られ、過負荷防
止係数は11.9である。この値は、同一の寸法のバネ
がより高いエネルギ蓄積能を生ずることができるために
重要なことである。
【0059】図23は、図19bに示すように溝202
の中でクサビにより軸方向に圧縮された時の絶縁装置2
00の荷重−たわみ曲線を示している。従って、絶縁装
置200は短軸にほぼ沿って荷重を受けている。図23
における対応する曲線の部分は、図20及び図21に示
す曲線の同様な部分に相当し、過負荷防止係数は3.6
である。
【0060】螺旋型のバネと比較するために、図24に
示す螺旋バネ240を、同一の寸法のワイヤすなわち
0.56mm(0.022)の線径、4.1mmの外径
D、及び1.17mm(0.046インチ)のピッチE
を有するワイヤから形成した。螺旋バネ240の力−た
わみ曲線は、溝により支持されていない曲線Bで示す絶
縁装置200の対応する荷重−たわみ曲線と共に、曲線
Aとして図25に示してある。また曲線Cとして示して
あるのは、図12に示すようにエラストマ(中空断面
の)で充填した時の絶縁装置200の力−たわみ曲線で
ある。図25の曲線Dは、図5に示す如き中実断面を有
するエラストマで充填された絶縁装置200の力−たわ
み曲線を示している。これら曲線E,F,G,Hはそれ
ぞれ絶縁装置に対するエネルギ蓄積能を示している。
【0061】以下の表Iは、螺旋バネ絶縁装置と傾斜コ
イル型の絶縁装置の間の相対的なエネルギ吸収係数を示
す。
【0062】 表 I バネのタイプ 図25の曲線の下の面積 エネルギ吸収係数 螺旋バネ 0.0735 1.00 傾斜コイル単独 0.1416 1.93 中空傾斜コイル 0.1649 2.24 中実傾斜コイル 0.2630 3.58 表Iに示すように、本発明の傾斜コイル型の絶縁装置
は、同一のサイズの螺旋バネ絶縁装置よりもかなり高い
蓄積能力を示す。
【0063】いずれの絶縁装置の有効性も種々のファク
タにより決定され、それらファクタとしては例えば、エ
ネルギ吸収能、伝達性、絶縁装置の自然周波数、臨界緩
衝の緩衝比すなわち係数、絶縁周波数等がある。
【0064】図26は、螺旋バネ絶縁装置、傾斜コイル
型の絶縁装置、中空のエラストマ充填された傾斜コイル
型の絶縁装置、中実のエラストマ充填された絶縁装置及
び単なるエラストマ絶縁装置に対する、周波数比及び絶
縁効率の関数としての伝達性を曲線A、曲線B、曲線
C、曲線D及び曲線Eとしてそれぞれ示している。
【0065】絶縁効率に影響を与えるファクタは、絶縁
装置の自然周波数及び緩衝である。自然周波数は、時間
経過による自由な絶縁速度であり、また緩衝は、動的な
系において消失するエネルギ特性である。
【0066】系に与えられる周波数を自然周波数で除し
た値である周波数比F(f)/F(n)は、総ての絶縁
装置の絶縁効率を決定するために用いられる。図26に
おいては、絶縁効率のプロットは、比F(f)/F
(n)が2の平方根すなわち1.414よりも小さいと
きに、曲線は拡大領域にあることを示している。荷重周
波数が絶縁装置の自然周波数に等しい時、すなわちF
(f)/F(n)であるときに最大の拡大が生ずる。
1.414よりも高い比の時は、曲線は絶縁領域にあ
る。一般に、共鳴における最大の拡大を示す絶縁装置
は、螺旋コイルバネ絶縁装置を示す図26の曲線Aで示
すように最善の絶縁効率を有する。しかしながら一般的
に、傾斜コイル型の絶縁装置及び単なるエラストマ絶縁
装置を示す曲線B、曲線C、曲線D及び曲線Eで示すよ
うな低い共鳴増幅が望ましい。
【0067】C/CCは緩衝比を表し、図26に示すよ
うに、小さなC/CC値を有する絶縁装置は、優れた絶
縁効率を提供するが、共鳴における伝達性が高い。反対
に、大きなC/CC値を有する絶縁装置は、それほど優
れた絶縁効率を提供しないが、共鳴における伝達性が低
い。
【0068】得られた結果を比較すると、共鳴における
低い緩衝比を有する螺旋コイル絶縁装置は、非常に高い
絶縁効率を有するが、これとは反対に単なるエラストマ
絶縁装置は低い絶縁効率を生ずることが分かる。
【0069】中実のエラストマ充填された傾斜コイル型
の絶縁装置は、0.200の緩衝比C/CCを有し、こ
れは20%の緩衝効率及び2.8の伝達能を生ずる。エ
ラストマ充填された中空の傾斜コイル型の絶縁装置の緩
衝比は0.1すなわち10%の緩衝効率であり、これは
5.0の伝達能を生ずる。エラストマを備えない傾斜コ
イル型の絶縁装置の緩衝比C/CCは0.025であっ
て、これは2.5の緩衝効率と20の伝達能係数を生ず
る。従って、傾斜コイル型のバネ絶縁装置は、8の周波
数比と94.4の絶縁周波数を有する。
【0070】本発明の効果は、絶縁装置の能力を、用途
に応じて所望の伝達能力及び絶縁効率に合わせることが
できることである。これは従来の螺旋バネ及び中実のエ
ラストマ絶縁装置では得られなかった。
【0071】本発明の傾斜コイルの特異な特徴は、初期
には低い力−たわみ曲線を示すことであり、これは、エ
ラストマ及び傾斜コイルの協働的な組み合わせを可能と
する。エラストマを螺旋バネと組み合わせて絶縁装置を
形成することには効果がなく、その理由は、エラストマ
及び螺旋バネ共に、図4に示すように非常に高い放物線
状の力−たわみ特性を示すからである。従って、螺旋バ
ネをエラストマと組み合わせて螺旋バネ自身よりも低い
力−たわみ特性及び高い過負荷防止特性を得ることは不
可能である。
【0072】これらの特性は、エラストマ及び傾斜コイ
ル型のバネの組み合わせにより得られる。
【0073】絶縁効率の決定において重要な他のファク
タは、時間経過により振幅変位を絶縁装置の変位の関数
として制限できる能力である。また、最初の振動の後に
平衡に達するに必要とする時間も重要である。
【0074】図27、図28及び図29は、以下に説明
する絶縁装置に1ポンド(0.45kg)の荷重を与え
た時の変位(インチ)を時間の関数として示している。
各図において、曲線Aは螺旋バネ絶縁装置を、曲線Bは
エラストマ絶縁装置を、曲線Cは傾斜コイル型の絶縁装
置を、曲線Dは中空エラストマの傾斜コイル型の絶縁装
置を、そして曲線Eは中実エラストマの傾斜コイル型の
絶縁装置をそれぞれ示している。曲線は、別個のたわみ
パーセントを示し、また振幅及び平衡が遷移衝撃荷重に
よってどのような影響を受けるかを示している。10%
から50%までのたわみ範囲は、0から0.2秒である
ことを示している。エラストマ絶縁装置は総てのたわみ
において最も小さな振幅を示し、一方螺旋コイルばねの
絶縁装置は、他のいずれの絶縁装置よりも全時間範囲に
わたってより高い振幅を示し最小の緩衝であることを示
している。
【0075】傾斜コイル型のバネは、荷重−たわみにお
いて高い振幅を示し、これはすなわち振幅がたわみの増
加に伴い減少することを示している。中空エラストマの
傾斜コイル型の絶縁装置は、荷重たわみにおいて低い振
幅を示し、その振幅は、時間の経過と共に急激に減少し
て非常に高い緩衝を示す。中実エラストマの傾斜コイル
型の絶縁装置は、非常に低い振幅を示し、その振幅は、
時間の経過と共に、またたわみの増加と共に、大幅に減
少する。
【0076】図27乃至図29の曲線から、中空エラス
トマの傾斜コイル型の絶縁装置が、低い振幅を生ずる高
い緩衝を提供し、そのような振幅は時間及びたわみとと
もに減少して良好かつ有用な絶縁装着をもたらすことが
分かる。中空のエラストマの傾斜コイル型の絶縁装置
は、高い変位を示し、比較的早い平衡の復帰を示す。こ
れに対応して、中実エラストマの傾斜コイル型の絶縁装
置は、変位の振幅及び平衡の復帰時間を減少させる。
【0077】上で指摘したように、エラストマを傾斜コ
イル型のバネに接合し、接合しないエラストマに比較し
て、より良好な支持体及びより高い荷重を提供すること
ができることを理解する必要がある。最適な組み合わせ
を選択するためには勿論、エラストマが接合される態
様、振動及び絶縁における変化と共に、用いるエラスト
マの硬さ等の他のファクタを考慮する必要がある。しか
しながら、本発明は、従来不可能であった絶縁装着の任
意の設計を可能とし、従って、当業界において重大な効
果を提供するものである。
【0078】本発明の使用による効果を説明する目的
で、本発明の絶縁装置装着アセンブリの特定の構成を上
に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるもので
はないことを理解する必要がある。従って、当業者が想
到することのできる総ての変更、変形及び均等な構成
は、頭書の特許請求の範囲において画定されるべき本発
明の範囲に入るべきものであると考える。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の螺旋型の絶縁バネの断面図であって
その荷重状態を示している。
【図2】従来技術のエラストマ型の絶縁装置の側面図で
あって、荷重を受けて変形している状態を示している。
【図3】図3aは、複数の傾斜型のコイルを備える本発
明の絶縁装置を示す図であって、その荷重状態を示して
おり、図3bは、図3aに示す絶縁装置が荷重を受ける
前の状態を示す側面図であり、図3cは、図3aに示す
絶縁装置が荷重を受けている状態を示す側面図である。
【図4】図1及び図2に示す従来技術のエラストマの力
−たわみ特性と共に、図3aに示す本発明の絶縁装置の
力−たわみ特性を示すグラフである。
【図5】中実のエラストマにより充填された本発明の傾
斜コイル型のバネの断面図である。
【図6】傾斜コイル型のバネと組合わされてエラストマ
の外径を越えて伸長するエラストマで充填された傾斜コ
イル型のバネの断面図である。
【図7】エラストマ及び傾斜コイル型のバネの種々の構
成を示す本発明の種々の形状の断面図である。
【図8】エラストマ及び傾斜コイル型のバネの種々の構
成を示す本発明の種々の形状の断面図である。
【図9】エラストマ及び傾斜コイル型のバネの種々の構
成を示す本発明の種々の形状の断面図である。
【図10】エラストマ及び傾斜コイル型のバネの種々の
構成を示す本発明の種々の形状の断面図である。
【図11】エラストマ及び傾斜コイル型のバネの種々の
構成を示す本発明の種々の形状の断面図である。
【図12】エラストマ及び傾斜コイル型のバネの種々の
構成を示す本発明の種々の形状の断面図である。
【図13】エラストマ及び傾斜コイル型のバネの種々の
構成を示す本発明の種々の形状の断面図である。
【図14】図14aは、同一の方向に傾斜された2つの
傾斜コイルを用いた本発明の特徴を示す断面図であり、
図14bは、同一の方向に傾斜された2つの傾斜コイル
を用いた本発明の特徴を示す断面図である。
【図15】図15aは、反対方向に傾斜された2つのコ
イルを備えた本発明の2コイル型の絶縁装置を示す図で
あり、図15bは、反対方向に傾斜された2つのコイル
を備えた本発明の2コイル型の絶縁装置を示す図であ
る。
【図16】図16aは、傾斜コイルを有する本発明の弾
性材料の相対的な変位を示す側方断面図であり、図16
bは、傾斜コイルを有する本発明の弾性材料の相対的な
変位を示す側方断面図であり、図16cは、傾斜コイル
を有する本発明の弾性材料の相対的な変位を示す側方断
面図であり、図16dは、傾斜コイルを有する本発明の
弾性材料の相対的な変位を示す側方断面図である。
【図17】本発明の非円形の連続的な傾斜コイル型の絶
縁装置を示す図である。
【図18】図18aは、本発明の傾斜コイル型のエラス
トマに、溝を用いてその長軸に沿って荷重を与えている
状態を示す断面図であり、図18bは、本発明の傾斜コ
イル型のエラストマに、溝を用いてその長軸に沿って荷
重を与えている状態を示す断面図である。
【図19】図19aは、本発明の傾斜コイル型のエラス
トマと共に、この傾斜コイル型のエラストマにその短軸
に沿って荷重を与えるクサビを示す断面図であり、図1
9bは、本発明の傾斜コイル型のエラストマと共に、こ
の傾斜コイル型のエラストマにその短軸に沿って荷重を
与えるクサビを示す断面図であり、図19cは、本発明
の傾斜コイル型のエラストマと共に、この傾斜コイル型
のエラストマにその短軸に沿って荷重を与えるクサビを
示す側面図である。
【図20】長軸に沿って軸方向に荷重を受けた場合の本
発明の傾斜コイル型の絶縁装置の力−たわみ曲線であ
る。
【図21】短軸に沿って軸方向に荷重を受けた場合の傾
斜コイル型の絶縁装置の荷重−たわみ曲線である。
【図22】本発明の傾斜コイル型の絶縁装置の代表的な
寸法を示す図である。
【図23】図19a及び図19bに示す溝の中で短軸に
沿って軸方向に荷重を受けた場合の傾斜コイル型の絶縁
装置の力−たわみ曲線である。
【図24】図22に示す傾斜コイル型の絶縁装置と実質
的に同一の寸法を有する従来技術の螺旋バネ絶縁装置を
示す立面図である。
【図25】本発明の絶縁装置の荷重−たわみ特性を従来
技術の荷重−たわみ特性と比較して総括的に示すグラフ
である。
【図26】本発明の絶縁装置の透過能対周波数比を従来
技術の絶縁装置と比較して示すグラフである。
【図27】本発明の絶縁装置の変位対時間を従来技術の
絶縁装置と比較して示すグラフである。
【図28】本発明の絶縁装置の変位対時間を従来技術の
絶縁装置と比較して示すグラフである。
【図29】本発明の絶縁装置の変位対時間を従来技術の
絶縁装置と比較して示すグラフである。
【符号の説明】
20 絶縁装置装着アセンブリ 22 支持構造体 24 機器 26 絶縁装置 30 傾斜コイル 32 中心線 46 弾性材料

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁装置装着アセンブリにおいて、 支持構造体と、 機器と、 前記支持構造体と前記機器との間に設けられてこれら支
    持構造体と機器との間の機械的な振動の伝達を減少させ
    る絶縁手段とを備えて成り、該絶縁手段は、互いに相互
    に接続された複数の傾斜コイル手段を備えており、該傾
    斜コイル手段は、前記支持構造体及び前記機器の一方の
    機械的な振動によって前記コイルが特定の範囲内で前記
    複数のコイル手段の中心線に対してほぼ垂直な荷重方向
    に沿ってたわむことに応答して、前記絶縁手段に、ほぼ
    一定の力を前記荷重方向において生じさせると共に、前
    記コイルが前記特定の範囲を越えてたわんだ時に、前記
    絶縁手段に、より十分に大きな力を生じさせることを特
    徴とする絶縁装置装着アセンブリ。
  2. 【請求項2】 請求項1の絶縁装置装着アセンブリにお
    いて、前記より十分に大きな力が、最大で前記ほぼ一定
    の力の約11倍であることを特徴とする絶縁装置装着ア
    センブリ。
  3. 【請求項3】 請求項1の絶縁装置装着アセンブリにお
    いて、前記複数のコイルの周囲及びこれらコイルの間に
    設けられる弾性材料手段を更に備え、該弾性材料手段
    が、前記絶縁手段の絶縁効率を変更することを特徴とす
    る絶縁装置装着アセンブリ。
  4. 【請求項4】 請求項2の絶縁装置装着アセンブリにお
    いて、前記弾性材料が中実の断面を有することを特徴と
    する絶縁装置装着アセンブリ。
  5. 【請求項5】 請求項4の絶縁装置装着アセンブリにお
    いて、前記より十分に大きな力が、最大で前記ほぼ一定
    の力の約3倍であることを特徴とする絶縁装置装着アセ
    ンブリ。
  6. 【請求項6】 請求項4の絶縁装置装着アセンブリにお
    いて、前記弾性材料が、前記複数のコイルに接合されて
    いることを特徴とする絶縁装置装着アセンブリ。
  7. 【請求項7】 請求項4の絶縁装置装着アセンブリにお
    いて、前記弾性材料が、前記複数のコイルに接合されて
    いないことを特徴とする絶縁装置装着アセンブリ。
  8. 【請求項8】 請求項2の絶縁装置装着アセンブリにお
    いて、前記弾性材料が、中空の断面を有することを特徴
    とする絶縁装置装着アセンブリ。
  9. 【請求項9】 請求項8の絶縁装置装着アセンブリにお
    いて、前記より十分に大きな力が、最大で前記ほぼ一定
    の力の約7倍であることを特徴とする絶縁装置装着アセ
    ンブリ。
  10. 【請求項10】 請求項8の絶縁装置装着アセンブリに
    おいて、前記弾性材料が、前記複数のコイルに接合され
    ていることを特徴とする絶縁装置装着アセンブリ。
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