JP2003097616A - 物体保持機構及びこれを用いた球体回収装置 - Google Patents

物体保持機構及びこれを用いた球体回収装置

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JP2003097616A JP2001298221A JP2001298221A JP2003097616A JP 2003097616 A JP2003097616 A JP 2003097616A JP 2001298221 A JP2001298221 A JP 2001298221A JP 2001298221 A JP2001298221 A JP 2001298221A JP 2003097616 A JP2003097616 A JP 2003097616A
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秀夫 花田
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正和 垣内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で保持力を増加させる物体保持機
構及びこれを用いた球体回収装置を提供する。 【解決手段】 1巻き中に第1の直線部4と第2の直線
部5を有し、全体が第1の直線部4のなす第1の仮想平
面部6と第2の直線部5のなす第2の仮想平面部7によ
って形作られる偏平つるまきばね2と、この偏平つるま
きばねの全長を一定に保持した状態で第1の直線部4の
一部又は全部を取り付けた取付平板14と、第2の仮想
平面部7との間に隙間をあけて配置され、第2の仮想平
面部7を構成する第2の直線部5との間に物体を挟んで
保持する摩擦平板10とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏平つるまきばね
を備えて異形の物体を着脱可能に保持する物体保持機構
及びこれを用いた球体回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】つるまきばねは、全長方向への変形によ
って蓄積された弾性エネルギーを利用することを主目的
とする機械要素であり、種々の用途に利用されている。
つるまきばねを用いて物体を保持するときには、つるま
きばねの一端に物体を掛止し、引張ばねとして用いら
れ、また、物体を下方から支持する圧縮ばねとして用い
られる。また、平滑面を有する物体の保持には吸盤を用
いることもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、つるま
きばねの保持力は線径と材質によりほぼ決まってしまう
ため、保持力を強くするにはつるまきばねを大型化する
必要があるが、外形の大きさが制限される場所では必要
な保持力が得られないことがある。また、平滑面を有し
ていない物体を保持する場合には、吸盤を使用すること
もできず、さらに、吸盤の保持力は小さいので、平滑面
を有する物体でも重量の大きいものには使用できない。
そこで本発明が解決しようとする課題は、簡単な構造で
保持力を増加させる物体保持機構及びこれを用いた球体
回収装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、第1の発明の物体保持機構は、1巻き中に第1の直
線部と第2の直線部を有し、全体が前記第1の直線部の
なす第1の仮想平面部と前記第2の直線部のなす第2の
仮想平面部によって形作られる偏平つるまきばねと、こ
の偏平つるまきばねの全長を一定に保持した状態で前記
第1の直線部の一部又は全部を取り付けた取付平板と、
前記第2の仮想平面部との間に隙間をあけて配置され、
前記第2の仮想平面部を構成する第2の直線部との間に
物体を挟んで保持する摩擦平板とからなる。取付平板及
び摩擦平板は、例えば、金属や木材、又は硬質プラスチ
ックで形成され、表面に仕上げ加工を施して摩擦係数を
調整したものを含む。
【0005】偏平つるまきばねには、全長方向への圧縮
力又は引張り力が加わらないので、その全長は一定に保
持されている。この偏平つるまきばねを平置きした取付
平板上に取付け、第2の仮想平面部を押圧すると、各第
2の直線部は、対となる第1の直線部を中心にそれぞれ
倒れるように回動し、第2の仮想平面部は第1の仮想平
面部に近接する。このとき第2の仮想平面部の上方に付
勢力が発生する。
【0006】偏平つるまきばねと摩擦平板との間に平滑
面を有しない異形の物体を挟むと、物体の一部又は複数
部分が偏平つるまきばねの第2の仮想平面部に当接して
付勢力を受ける。物体を第2の仮想平面部上の第2の直
線部に平行な方向に移動させようとすると、物体は第2
の直線部との間の摩擦力により移動を制限され、直交す
る方向に移動させようとすると第2の直線部から受ける
付勢力が大きくなるので、どの方向に移動させようとし
ても大きな力で保持されることになる。このように、偏
平つるまきばねの側部に発生する付勢力と摩擦力で物体
を保持するので、偏平つるまきばねの保持力は通常の使
用状態より強くなる。
【0007】また、前記摩擦平板と前記第2の仮想平面
部とを、実質的に平行に配置することも可能である。こ
こで、実質的に平行とは、相対角度がプラスマイナス5
°、好ましくはプラスマイナス2°の範囲をいう。この
範囲に設定することにより、物体を確実に保持すること
ができ、また、複数の物体保持機構を用いた場合の各機
構間での保持力のばらつきを抑えることができる。
【0008】第2の発明の物体保持機構は、1巻き中に
第1の直線部と第2の直線部を有し、全体が前記第1の
直線部のなす第1の仮想平面部と前記第2の直線部のな
す第2の仮想平面部によって形作られる偏平つるまきば
ねと、前記偏平つるまきばねの全長を一定に保持した状
態で前記第1の直線部の一部又は全部をそれぞれ取り付
けた対向して配置された一対の取付平板とを有し、前記
各取付平板に取り付けられた前記偏平つるまきばねのそ
れぞれの前記第2の仮想平面部の間には物体を挟んで保
持可能な隙間が形成されている。物体の両側をそれぞれ
変形可能な偏平つるまきばねで挟むので、物体に当接す
る部分を増やして、確実に保持することができる。
【0009】また、対となる前記第2の仮想平面部を、
実質的に平行に配置することも可能である。ここで、実
質的に平行とは、相対角度がプラスマイナス5°、好ま
しくはプラスマイナス2°の範囲をいう。この範囲に設
定することにより、物体を確実に保持することができ、
また、複数の物体保持機構を用いた場合の各機構間での
保持力のばらつきを抑えることができる。
【0010】また、前記第1、第2の直線部を、実質的
に平行に配置することも可能である。かかる構成によっ
て、第1、第2の直線部の両側を同一形状、例えば同一
半径の半円状にして接続することができ、製造を簡単に
行うことができる。また、取付平板と第2の仮想平面部
を平行にできるので、精度良く取り付けることができ
る。
【0011】第3の発明の球体回収装置は、1巻き中に
第1の直線部と第2の直線部を有し、全体が前記第1の
直線部のなす第1の仮想平面部と前記第2の直線部のな
す第2の仮想平面部によって形作られる偏平つるまきば
ねと、この偏平つるまきばねの全長を一定に保持した状
態で前記第1の直線部の一部又は全部を取り付けた取付
平板と、前記第2の仮想平面部との間に隙間をあけて配
置され、前記第2の仮想平面部を構成する第2の直線部
との間に物体を挟んで保持する摩擦平板とからなる物体
保持機構を用いた球体回収装置であって、円形に形成さ
れて牽引車両に転動可能に取り付けられた前記摩擦平板
及び前記取付平板からなる回収用転動体と、前記摩擦平
板及び前記取付平板の間の上部に設けられ、前記摩擦平
板及び前記取付平板の間に挟まれて転動する球体を前記
隙間から掻き出す爪部材と、前記牽引車両に設けられ、
前記爪部材から掻き出された前記球体を収納する回収タ
ンクとを有している。牽引車両は、回収用転動体を一方
に牽引又は他方に押しながら転動させることができる。
摩擦平板及び取付平板が円形に形成されているので、地
上に散乱している球体上を転動させることによって、球
体を連続的に掛止して持ち上げることができる。
【0012】第4の発明の球体回収装置は、1巻き中に
第1の直線部と第2の直線部を有し、全体が前記第1の
直線部のなす第1の仮想平面部と前記第2の直線部のな
す第2の仮想平面部によって形作られる偏平つるまきば
ねと、前記偏平つるまきばねの全長を一定に保持した状
態で前記第1の直線部の一部又は全部をそれぞれ取り付
けた対向して配置された一対の取付平板とを有し、前記
各取付平板に取り付けられた前記偏平つるまきばねのそ
れぞれの前記第2の仮想平面部の間には物体を挟んで保
持可能な隙間が形成されている物体保持機構を用いた球
体回収装置であって、円形に形成されて牽引車両に転動
可能に取り付けられた対となる前記取付平板からなる回
収用転動体と、前記取付平板の間の上部に設けられ、対
となる前記取付平板の間に挟まれて転動する球体を前記
隙間から掻き出す爪部材と、前記牽引車両に設けられ、
前記爪部材から掻き出された前記球体を収納する回収タ
ンクとを有している。取付平板が円形に形成されている
ので、地上に散乱している球体上を転動させることによ
って、球体を連続的に掛止して持ち上げることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る物
体保持機構の正面図、図2は同物体保持機構の底面図、
図3は同物体保持機構の使用状態を示す説明図である。
【0014】本発明の第1の実施の形態に係る物体保持
機構1は、偏平つるまきばね2と、偏平つるまきばね2
を取り付けた取付平板3と、偏平つるまきばね2との間
に隙間を形成した摩擦平板10とを有している。偏平つ
るまきばねは、1巻きに第1の直線部4及び第2の直線
部5を備え、それぞれの両端を半円弧部8,9でそれぞ
れ接続し、螺旋状に形成されている。すなわち、第1の
直線部4、半円弧部8、第2の直線部5、半円弧部9の
順に接続され、さらに半円弧部9から2巻き目の第1の
直線部4に接続されている。また、全長にわたって第
1、第2の直線部4,5はそれぞれ同一平面上に配置さ
れて、第1、第2の仮想平面部6,7を構成している。
【0015】取付平板3の一側表面は、図示しない係合
爪部を介して第1の直線部4の一部又は全部を取り付
け、第1の仮想平面部6に重合している。かかる構成に
よって、偏平つるまきばね2の全長は、一定に保持され
た状態となっている。
【0016】第2の仮想平面部7と摩擦平板との間の隙
間に、異形の物体11を第1、第2の直線部4,5の長
手方向に沿って挿入すると、各第2の直線部5が第1の
直線部4に対して一方側(例えば図3に示すように左
側)に倒れ、物体11の外形に合わせてそれぞれ変形
し、その表面に当接する。また、物体11の一部は、摩
擦平板10に当接する。
【0017】物体11は重力により下方に移動しようと
するが、偏平つるまきばね2及び摩擦平板10から水平
方向に付勢力を受け、物体11と摩擦平板10の間、及
び物体11と偏平つるまきばね2の間に働く摩擦力によ
り保持される。
【0018】摩擦平板10と第2の仮想平面部7は実質
的に平行、すなわち相対角度がプラスマイナス5°、好
ましくはプラスマイナス2°の範囲に設定されている。
物体11を保持する方向(摩擦力の方向)と付勢力の方
向が異なっているので、摩擦平板10と第2の仮想平面
部7の向きを厳密に調整しなくても物体11を保持でき
る。
【0019】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図4は本発明の第2の実施の形態に係る物体
保持機構の使用状態を示す説明図である。物体保持機構
12は、第1の実施の形態に係る偏平つるまきばね2及
び取付平板3をもう一組用意し、対となる偏平つるまき
ばね2の第2の仮想平面部7の間に物体を挟んで保持可
能な隙間をあけて配置したものであり、その他の部分の
構成は、前述した物体保持機構1と同じなので、同一部
材には同一番号を付して説明を省略する。
【0020】両側に偏平つるまきばね2を配置している
ので、隙間に物体11を挿入しやすくなり、また、物体
11の形状に追随して保持できるので、保持力を増加さ
せることができる。
【0021】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図5は本発明の第3の実施の形態に係る球体
回収装置の使用状態を示す側面図、図6(A)は同球体
回収装置の回収用転動体の側面図、(B)は同回収用転
動体の正面図である。
【0022】球体回収装置13は、物体保持機構1の取
付平板3及び摩擦平板10の代わりに円形に形成された
取付平板14及び摩擦平板15を用いた回収用転動体1
6と、回収用転動体16から球体18を掻き出す爪部材
17と、爪部材17から掻き出された球体18を収納す
る回収タンク19を有している。取付平板14及び摩擦
平板15は重合して一体的に形成されている。
【0023】回収タンク19は無限軌道21を備えた牽
引車両20に積載され、回収用転動体16は、牽引車両
20の後部に取り付けられ、後方に押されながら転動す
る。偏平つるまきばね2は、取付平板14の周縁部に沿
って第1、第2の直線部4,5を半径方向に向けて、全
周にわたって取り付けられている。爪部材17は、回収
タンク19の後方で回収用転動体16の上方位置から、
対となる摩擦平板15及び取付平板14の間に伸びて配
置されている。
【0024】使用時には、例えば、牽引車両20を後退
方向(図5において左側)に移動させると、周囲に散乱
している球体18が回収用転動体16の摩擦平板15と
取付平板14に取り付けられた偏平つるまきばね2との
間に挟まれる。そして、回収用転動体16と共に回動
し、半周程度回動したときに爪部材17に掻き取られて
回収タンク19内に収納される。このようにして、容易
に球体18を回収することができ、例えば、ゴルフ練習
場において散乱するゴルフボールを簡単に回収すること
ができる。
【0025】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。第4の実施の形態に係る球体回収装置は、球
体回収装置13の物体保持機構1の代わり物体保持機構
12を用いたもので、その他の部分の構成は球体回収装
置13と同じにしているので、図面は省略する。かかる
構成によって、水平方向に対向配置された偏平つるまき
ばね2で球体18を保持できるので、球体18を容易且
つ確実に保持することができる。
【0026】
【実施例】物体保持機構の保持力及び挿入力の最適値を
確認するため、以下の条件で解析を行った。使用するス
プリングは、ヤング率がE=19700kgf/m
、ポアソン比がν=0.3のSUS304相当とす
る。また、断面の半径は0.5mmで、断面計数I=
0.0491mmである。また、第1、第2の直線部
の長さは35mm、第1、第2の直線部間の長さは10
mm、半円弧部8,9の半径は5mmに設定している。
また、球体の半径を21.5mm、球体と摩擦平板との
間の摩擦係数をμ=0.2としている。
【0027】球体の半径から、摩擦平板と第2の仮想平
面部との間の距離を減じた値を、Depth(mm)と
して、Depthを変えたときの保持力(Mean H
olding Force)及び挿入力(Initia
l Incert Force)を図7に白丸及び黒丸
で示している。この結果から、Depthを小さくした
ときに球体の挿入力が減少し、比較的大きな保持力が得
られるといえる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば次の効果を奏する。 (1)偏平つるまきばねの第2の仮想平面部との間に物
体を挟んで保持する摩擦平板とを有し、偏平つるまきば
ねの側部に発生する付勢力と摩擦力で物体を保持するの
で、偏平つるまきばねの保持力は通常の使用状態より強
くなり、簡単な構造で物体を確実に保持することができ
る。
【0029】(2)摩擦平板と第2の仮想平面部とを、
実質的に平行に配置するので、物体を確実に保持するこ
とができ、また、複数の物体保持機構を用いた場合の各
機構間での保持力のばらつきを抑えることができる。 (3)対となる偏平つるまきばねを使用するので、物体
の両側をそれぞれ挟むことができ、物体に当接する部分
を増やして、確実に保持することができる。
【0030】(4)第1、第2の直線部を、実質的に平
行に配置するので、偏平つるまきばねの製造を簡単に行
うことができる。 (5)物体保持機構を用い、回収用転動体を回転可能に
形成するので、地上に散乱している球体上を転動させる
ことによって、球体を連続的に掛止して持ち上げること
ができ、多数の球体を確実に把持して回収することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る物体保持機
構の正面図である。
【図2】 同物体保持機構の底面図である。
【図3】 同物体保持機構の使用状態を示す説明図であ
る。
【図4】 本発明の第2の実施の形態に係る物体保持機
構の使用状態を示す説明図である。
【図5】 本発明の第3の実施の形態に係る球体回収装
置の使用状態を示す側面図である。
【図6】 (A)は同球体回収装置の回収用転動体の側
面図、(B)は同回収用転動体の正面図である。
【図7】 物体保持機構の保持力及び挿入力のDept
hに対応する値を示すグラフである。
【符号の説明】
1 物体保持機構 2 偏平つるまきばね 3 取付平板 4 第1の直線部 5 第2の直線部 6 第1の仮想平面部 7 第2の仮想平面部 8,9 半円弧部 10 摩擦平板 11 物体 12 物体保持機構 13 球体回収装置 14 取付平板 15 摩擦平板 16 回収用転動体 17 爪部材 18 球体 19 回収タンク 20 牽引車両 21 無限軌道

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1巻き中に第1の直線部と第2の直線部
    を有し、全体が前記第1の直線部のなす第1の仮想平面
    部と前記第2の直線部のなす第2の仮想平面部によって
    形作られる偏平つるまきばねと、 この偏平つるまきばねの全長を一定に保持した状態で前
    記第1の直線部の一部又は全部を取り付けた取付平板
    と、 前記第2の仮想平面部との間に隙間をあけて配置され、
    前記第2の仮想平面部を構成する第2の直線部との間に
    物体を挟んで保持する摩擦平板とからなる物体保持機
    構。
  2. 【請求項2】 前記摩擦平板と前記第2の仮想平面部と
    は、実質的に平行に配置されている請求項1記載の物体
    保持機構。
  3. 【請求項3】 1巻き中に第1の直線部と第2の直線部
    を有し、全体が前記第1の直線部のなす第1の仮想平面
    部と前記第2の直線部のなす第2の仮想平面部によって
    形作られる偏平つるまきばねと、 前記偏平つるまきばねの全長を一定に保持した状態で前
    記第1の直線部の一部又は全部をそれぞれ取り付けた対
    向して配置された一対の取付平板とを有し、 前記各取付平板に取り付けられた前記偏平つるまきばね
    のそれぞれの前記第2の仮想平面部の間には物体を挟ん
    で保持可能な隙間が形成されている物体保持機構。
  4. 【請求項4】 対となる前記第2の仮想平面部は、実質
    的に平行に配置されている請求項1記載の物体保持機
    構。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2の直線部は、実質的に平
    行に配置されている請求項1から4のいずれかの項に記
    載の物体保持機構。
  6. 【請求項6】 1巻き中に第1の直線部と第2の直線部
    を有し、全体が前記第1の直線部のなす第1の仮想平面
    部と前記第2の直線部のなす第2の仮想平面部によって
    形作られる偏平つるまきばねと、この偏平つるまきばね
    の全長を一定に保持した状態で前記第1の直線部の一部
    又は全部を取り付けた取付平板と、前記第2の仮想平面
    部との間に隙間をあけて配置され、前記第2の仮想平面
    部を構成する第2の直線部との間に物体を挟んで保持す
    る摩擦平板とからなる物体保持機構を用いた球体回収装
    置であって、 円形に形成されて牽引車両に転動可能に取り付けられた
    前記摩擦平板及び前記取付平板からなる回収用転動体
    と、 前記摩擦平板及び前記取付平板の間の上部に設けられ、
    前記摩擦平板及び前記取付平板の間に挟まれて転動する
    球体を前記隙間から掻き出す爪部材と、 前記牽引車両に設けられ、前記爪部材から掻き出された
    前記球体を収納する回収タンクとを有する球体回収装
    置。
  7. 【請求項7】 1巻き中に第1の直線部と第2の直線部
    を有し、全体が前記第1の直線部のなす第1の仮想平面
    部と前記第2の直線部のなす第2の仮想平面部によって
    形作られる偏平つるまきばねと、前記偏平つるまきばね
    の全長を一定に保持した状態で前記第1の直線部の一部
    又は全部をそれぞれ取り付けた対向して配置された一対
    の取付平板とを有し、前記各取付平板に取り付けられた
    前記偏平つるまきばねのそれぞれの前記第2の仮想平面
    部の間には物体を挟んで保持可能な隙間が形成されてい
    る物体保持機構を用いた球体回収装置であって、 円形に形成されて牽引車両に転動可能に取り付けられた
    対となる前記取付平板からなる回収用転動体と、 前記取付平板の間の上部に設けられ、対となる前記取付
    平板の間に挟まれて転動する球体を前記隙間から掻き出
    す爪部材と、 前記牽引車両に設けられ、前記爪部材から掻き出された
    前記球体を収納する回収タンクとを有する球体回収装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6334461A (ja) * 1986-07-28 1988-02-15 積水化学工業株式会社 高温蒸気発生ヒ−トポンプ装置
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