JPH0571272U - 便器洗浄装置 - Google Patents

便器洗浄装置

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JPH0571272U
JPH0571272U JP2035292U JP2035292U JPH0571272U JP H0571272 U JPH0571272 U JP H0571272U JP 2035292 U JP2035292 U JP 2035292U JP 2035292 U JP2035292 U JP 2035292U JP H0571272 U JPH0571272 U JP H0571272U
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JP
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urinal
solenoid valve
controller
cable
wall
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Application number
JP2035292U
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English (en)
Inventor
尚広 小玉
好伸 中村
Original Assignee
大同ほくさん株式会社
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Publication date
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Publication of JPH0571272U publication Critical patent/JPH0571272U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 便器の自動洗浄装置にあって、壁内側での配
管工事や、タイル目地に合わせて洗浄管の取付孔を穿設
したりする工事を不要とし、この種の取付作業を簡易化
すると共に、外観も改善する。 【構成】 壁面18にあって、小便器1の下方部位にコ
ントローラ11と電磁弁15を固定する。前記小便器1
の上部の人検知センサ3と洗浄水供給部4に、各々連接
したケーブル5と洗浄管7を、小便器1裏側の凹所8内
を介して小便器1の下方へ延出させ、夫々コントローラ
11と電磁弁15とに連接する。壁面18の小便器1に
おける下方部位にカバー24を固定し、前記コントロー
ラ11、電磁弁15、ケーブル5および洗浄管7の延出
部等を覆って保護する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、小便器の自動洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、小便器の自動洗浄装置としては、図5、図6および図7の如きものが知 られている。 図5、図6にあって、ケースa内には、人検知センサbやコントローラ、電磁 弁等を収納しておき、このケースaを壁c内に取り付けることで、人検知センサ bを当該壁cに表出させるようにしたものである。
【0003】 図7に示したものは、人検知センサbを小便器d自体の上部前面に配置してい るが、この場合はコントローラ、電磁弁等を収納しケースaにつき、これを壁c の内側に取り付け、人検知センサbと当該コントローラとをケーブルeで接続す るよう構成している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前者にあっては、ケースaを壁c面におけるタイルfの1枚分内に納 まるようにしたり、洗浄管gの取付孔hを施工する際、タイルfの目地iに合わ せて芯出ししたり、当該取付孔hにワン座jを取り付けるといった工事が必要で あるだけでなく、上記ケースaの取り付けや給水管k並びに吐出管lの配管は、 壁cの内側における作業となるため、施工性が悪く、また、水漏れを起した場合 の被害が大きいことから、取り付け工事に充分配慮しなければならず、多くの労 力と時間を費すことになる。尚、図中mは小便器dの排水管を示している。
【0005】 後者の場合も、前者と同様に、壁c内側での作業となるため、施工性が悪いも のとなり、また、前者、後者ともに、洗浄管gの一部が小便器dの上方部位に露 呈しているため、外観上も好ましいものでなく、ましてや、傷や打痕などに配慮 しながら作業を進めなければならない。
【0006】 本考案は、上記従来技術の有するこのような問題点に鑑み、各種部材の配置、 連結構成を適切にすることで、壁の内側における工事を行う必要がなく、また、 タイルの目地に合わせなければならないといった施工難なしに、容易に取り付け る作業ができ、しかも小便器自体の取り付けをも容易になし得るようにするのが その目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するため、請求項1にあっては壁面にあって、これ に取り付けられる小便器の下方部位に、電磁弁とコントローラを各々取り付け、 上記小便器の上部にあって、その前面と内部に各々設けた人検知センサと洗浄水 供給部とに、夫々ケーブルと洗浄管を各々連接し、当該ケーブル、洗浄管を前記 小便器裏側の凹所内を通して当該小便器の下方へ延出させ、前記コントローラ、 電磁弁に各々連接してなる便器洗浄装置を提供しようとするものである。
【0008】 請求項2では、上記の請求項1に対して、壁面の小便器下方部位には、カバー を取り付けることで、コントローラ、電磁弁およびその付属部品を被覆するよう にしたことを、その内容としている。
【0009】
【作用】
請求項1にあっては、例えば、壁面の所定位置にバックハンガーと、排水管用 のフランジを取り付けると共に、壁の下部所定位置に洗浄管用の給水口ソケット を固定しておく。 小便器の上部にあって、その前面に人検知センサを固定し、ケーブルを接続し ておくと共に内部の洗浄水供給口にスパッドなどを介して洗浄管を接続しておき 、上記小便器をバックハンガーに掛け、下部の排水管用フランジをボルトにて壁 面に固定することで、当該小便器の取り付けは完了する。
【0010】 小便器の取り付けに際して、ケーブルと洗浄管は小便器裏側の左右両側に設け た凹所内を通して、小便器下端の左右両側へ予め凹設させておいた凹溝等から当 該ケーブル、洗浄管を夫々下方へ延出させておく。
【0011】 次いで、壁面の小便器下方部位に、コントローラを固定し、電磁弁は予め壁に 固定しておいた給水口ソケットにねじ込みにより固定し、当該電磁弁に上記洗浄 管を袋ナット等にて取り付けたならば、この電磁弁延設のケーブルにおけるプラ グを、コントローラに差込んで、上記電磁弁とコントローラとを結線する。
【0012】 請求項2では、壁面にあって、上記コントローラ、電磁弁の下方部位に固定金 具等を固定しておき、これにねじ止め等にてカバーを固定し、壁面に露呈してい るコントローラ、電磁弁、洗浄管、ケーブル等をすべて覆うことで、これらを保 護すると共に、これらが外部から見えないようになる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案につき図示の実施例によって説明すると、図1は本実施例の使用 状態を示す正面図で、図2はその一部縦断して示した側面図、図3は図1のA、 A′線矢視断面であるが、小便器1の上部にあって、その前面における凹部2に は、人検知センサ3が固定され、この人検知センサ3の下部裏側にあって、小便 器1には、洗浄水を小便器1内に供給するための洗浄水供給部4が設けてある。
【0014】 上記人検知センサ3には、ケーブル5が接続されると共に、上記洗浄水供給部 4にはスパッド6を介して洗浄管7が連設され、該ケーブル5、洗浄管7は、図 3に明示した如く、小便器1の裏側に形成されている凹所8を通して、当該小便 器1の下縁に凹設した凹溝9、10から下方へ延出させてある。
【0015】 上記ケーブル5の延出端は、コントローラ11が図示しないコネクタにて接続 され、上記洗浄管7の延出端には、袋ナット12にて接続したフレキシブル管1 3を介して、袋ナット14により電磁弁15が接続されており、また、上記コン トローラ11から延出したケーブル16は、プラグ17を介して上記電磁弁15 に接続されている。
【0016】 上記の小便器1を含む便器洗浄装置は次のようにして壁面18に取り付けられ ることとなる。 図4に示す通り、壁面18の所定位置にバックハンガー19、19をボルト2 0‥‥‥にて固定し、その下方部位には、排水管用のフランジ21を、さらにそ の下方部位には、図2の如く給水口ソケット22を各々固定しておき、小便器1 をバックハンガー19、19に掛止した後、排水管用のフランジ21に、小便器 1を図示されていないボルトにて固定し、これにより小便器1の取り付けは完了 する。
【0017】 次に、給水口ソケット22に電磁弁15をねじ込み固定するが、この際止水処 理を施し、次に、壁面18にあって、その小便器1における下方部位に、コント ローラ11を図1に示す如く固定することで当該便器洗浄装置の付設が終わる。
【0018】 請求項2にあっては、予め壁面18の下方部位に図1および図2の通り側面略 逆L字状等の固定金具23を固定しておき、該固定金具23にカバー24を図示 しないねじにて固定し、これによって上記のコントローラ11、電磁弁15、ケ ーブル5および洗浄管7の延出部並びにケーブル16等のすべてを覆い、これら を保護する。 なお、図1において18aはタイルを示し、図2において25は小便器1の排 水管を、そして、26は水道水などの給水管を各々示している。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、以上のように構成されているので、請求項1にあっては、予め給水 口ソケットや排水管を壁に取り付けておくだけでよく、壁の内側での配管工事が 皆無であり、また、従来例のような、タイルの目地に合わせて洗浄管の取付孔の 芯出しおよび該取付孔の加工並びにワン座取り付け等、煩雑な工事が無くするこ とができるので容易に当該洗浄装置および小便器を取り付けることができ、工事 の時間を大幅に短縮することができる。
【0020】 請求項2では、壁面のコントローラおよび電磁弁並びに洗浄管、ケーブル等、 すべてがカバーによって覆われるので、外観上がよく、また、外部からの衝撃や 寒気に対して保護されるので、損傷や凍結を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る便器洗浄装置の一実施例を示す小
便器への使用状態を示す正面図である。
【図2】図1を一部縦断して示した側面図である。
【図3】図1におけるA−A′線矢視断面図である。
【図4】同上実施例における壁面にバックハンガー、排
水管用フランジ、電磁弁を取り付けた状態を示す正面図
である。
【図5】従来の便器洗浄装置を小便器に使用状態の正面
図である。
【図6】図5に示した従来例の側面図である。
【図7】従来の便器洗浄装置を示す他の例の正面図であ
る。
【符号の説明】
1 小便器 3 人検知センサ 4 洗浄水供給部 5 ケーブル 7 洗浄管 8 凹所 11 コントローラ 15 電磁弁 18 壁面 24 カバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面にあって、これに取り付けられる小
    便器の下方部位に、電磁弁とコントローラを各々取り付
    け、上記小便器の上部にあって、その前面と内部に各々
    設けた人検知センサと洗浄水供給部とに、夫々ケーブル
    と洗浄管を各々連接し、当該ケーブル、洗浄管を前記小
    便器裏側の凹所内を通して当該小便器の下方へ延出さ
    せ、前記コントローラ、電磁弁に各々連接してなる便器
    洗浄装置。
  2. 【請求項2】 壁面にあって、これに取り付けられる小
    便器の下方部位に、電磁弁とコントローラを各々取り付
    け、上記小便器の上部にあって、その前面と内部に各々
    設けた人検知センサと洗浄水供給部とに、夫々ケーブル
    と洗浄管を各々連接し、当該ケーブル、洗浄管を前記小
    便器裏側の凹所を通して当該小便器の下方へ延出させ、
    前記コントローラ、電磁弁に各々連接して、前記壁面の
    小便器下方部位には、カバーを取り付けることで、コン
    トローラ、電磁弁およびその付属部品を被覆してなる便
    器洗浄装置。
JP2035292U 1992-03-04 1992-03-04 便器洗浄装置 Pending JPH0571272U (ja)

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JP2035292U JPH0571272U (ja) 1992-03-04 1992-03-04 便器洗浄装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017206942A (ja) * 2016-05-12 2017-11-24 Toto株式会社 衛生設備機器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01137028A (ja) * 1987-10-27 1989-05-30 Keramag Keramische Werke Ag 壁掛け小便器
JPH02153310A (ja) * 1988-12-06 1990-06-13 Nippon Sheet Glass Co Ltd 光学式記録再生装置用レンズ

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Effective date: 19971007