JP2531030Y2 - 浴 室 - Google Patents

浴 室

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JP2531030Y2
JP2531030Y2 JP1989107882U JP10788289U JP2531030Y2 JP 2531030 Y2 JP2531030 Y2 JP 2531030Y2 JP 1989107882 U JP1989107882 U JP 1989107882U JP 10788289 U JP10788289 U JP 10788289U JP 2531030 Y2 JP2531030 Y2 JP 2531030Y2
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counter
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water mixing
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mixing device
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JP1989107882U
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JPH0348649U (ja
Inventor
芳広 星野
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は浴室、更に詳しくは自動給湯温度調整や自動
給湯を行なう全自動装置に用いられる湯水混合装置の取
付構造の改良に関するものである。
(従来技術) 今日、浴室内や浴室外の操作盤のタッチ操作によって
所望温度,所望水量の給湯が、シャワー金具,スパウト
等から選択的に行なえる全自動装置が盛んに利用されて
いる。
この全自動装置はその機構部として湯水混合装置を備
えている。
この湯水混合装置(B)はケーシング内に、給水管に
連絡した水管と、給湯機の給湯管に連絡した湯管と、水
管に設けた水混合弁と、湯管に設けた湯混合弁と、水混
合弁,湯混合弁の開度を調整するモータと、水混合弁、
湯混合弁に連絡した混合水管と、その混合水管に設けた
サーミスタ及び水量センサーと、混合本管の最下流に設
けた切換弁等を収容することによって構成しており、第
7図に示すように浴室(A)の室壁(a4)裏面に取付け
装備されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記先行技術の場合、メンテナンスの為に専用の点検
蓋を、室壁に設ける必要があり、点検蓋の露呈により内
容的美観を損うばかりか、故障や接続不良によって漏水
が生じた場合、建築躯体の基礎床に滴下して階下へ水漏
れする水囲り処理上の問題がある。
これを防止するために室内の諸設備を利用して湯水混
合装置を収容することが提案される。
その点、点検蓋を新設して湯水混合装置のメンテナン
スを可能にするとなると、諸設備の構造が複雑化した
り、成形コスト高騰の原因になり、しかも諸設備の室内
に臨む面の裏面に湯水混合装置を配設すると取付部が室
内に露呈して内装性を害するばかりでなく、取付安定性
故にその設備の表面の形状性もおのずと画一化されてい
まい顧客の希望にそえなくなる。
しかも、その湯水混合装置からハンドシャワー金具用
のホースを側壁に沿うように延ばしてシャワーハンガー
に係止するとなると、そのホースが洗髪、洗体している
時等に邪魔になってしまう。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その
目的とする処は、洗い場の側壁に突設したL型カウンタ
ーの背後空間で湯水混合装置をカウンターや水栓器具取
付板に対して無関係に固定して、カウンター形状に自由
度を持たせると湯水混合栓のメンテナンス空間を広く確
保し、しかも洗髪、洗体時等にハンドシャワー金具のホ
ースが邪魔になることがない浴室を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために講じた技術的手段は、洗い
場側の側壁にカウンターを設け、該カウンターに短巾な
水栓器具取付板を垂下して洗い場面との間に空間を形成
した浴室において、前記水栓器具取付板背後の側壁部分
に湯水混合装置を固定し、該湯水混合装置からの連絡管
をいったん側壁を貫通して建築躯体との間の背後スペー
スに取り出しカウンター上方の側壁部分から室内に戻す
配管経路とし、該連絡管にハンドシャワー金具に連絡し
たことを要旨とする。
(作用) カウンターに全く負荷を掛けずに湯水混合装置を隠
し、水栓器具取付板と湯水混合装置との間に水栓器具取
付板と洗い場面との間の空間に連通する広いスペースを
確保し、そのスペースで湯水混合装置のメンテナンス空
間を広げると共に、ハンドシャワー金具に接続するフレ
キシブルなホースを側壁の高い位置から垂れ下げて、垂
れ下がり下端をカウンター上方に位置させる。
(考案の効果) 本考案は以上のようにL型カウンターを有する浴室に
おいて、カウンター先端から垂設する水栓器具取付板背
後の側壁部分に湯水混合装置を固定したので、カウンタ
ーが湯水混合装置とは全く無関係となり、また水栓器具
取付板と湯水混合装置との間の広いスペースが水栓器具
取付板と洗い場面との間の空間と連通して湯水混合装置
メンテナンス時の操作空間を広げる。
故に、湯水混合装置の取付安定性でカウンター形状が
拘束されるようなことがなくなり、顧客の切望する所望
の断面形状、平面形状のカウンターが自由に使用できる
上、湯水混合装置のメンテナンスも非常に楽な作業で行
える。
しかも、ハンドシャワー金具に接続するフレキシブル
なホースが水栓器具取付板前方に垂れ下がることがない
ため、水栓器具取付板に装設された吐水金具を使用して
洗髪、洗体している時に邪魔にならず、使用勝手も非常
に良い。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は浴室(A)(ユニットバスルーム)の縦断正
面図を示している。
浴室(A)は、浴槽載置型床パン(a3)や洗い場付浴
槽の周縁に存在する壁載せ面(a3′)に、塩ビ鋼板複合
板からなる壁パネル(a4′)を立設して側壁(a4)(室
壁)を形成し、この側壁(a4)(室壁)の上端を天井壁
で被蓋すると共に一半部(a5)に浴槽(a1)を載置し、
他半部(a6)を洗い場(a2)とした周知構造のもので、
浴槽(a1)に隣接する洗い場(a2)側の側壁(a4)(室
壁)にカウンター(2)を設け、そのカウンター(2)
に洗い場面(a2′)との間に空間(3)を形成する水栓
器具取付板(1)を垂下している。
カウンター(2)は合成樹脂,金属板,人工大理石
材,陶器板等によって形成した長尺体であり、浴槽エプ
ロン面(a1′)とそのエプロン面(a1′)が対向する側
壁(a4)(室壁)間と同一長さに切截し、浴槽(a1)の
エプロン面(a1′)上面と同面で且つ水平状に取付けて
いる。
水栓器具取付板(1)は浴槽(a1)のエプロン面
(a1′)からそのエプロン面(a1′)が対向する側壁
(a4)(室壁)間と同一長さで且つ前記カウンター
(2)の先端に垂下した際、洗い場面(a2′)との間に
空間(3)を有するような短巾としたもので、カウンタ
ー(2)先端に垂下状に取付け、この取付板(1)にス
パウト(4)を装備している。
スパウト(4)は洗い場面(a2′)に座った状態にお
いて手を伸ばして操作ができる高さに取付装備する。
空間(3)は洗い場面(a2)に座って洗髪、洗体行為
を行なう際に少なくとも脚部を入れることができる程度
を最小限度の高さとする。
(B)は湯水混合装置であり、側壁(a4)(室壁)、
カウンター(2),水栓器具取付板(1)で囲まれたス
ペース(5)内において、水栓器具取付板(1)真後の
側面(a4)(室壁)に取付けられている。
湯水混合装置(B)はケーシング(b)内に弁,モー
タ,センサー,管体,等の諸器具を収容した全重量20〜
30kg程度の周知のもので、背板両側に逆L形の取付片
(b1)(b1)を突出形成している。
この湯水混合装置(B)には、ハンドシャワー器具
(6),固定シャワー金具(7),浴槽用スパウト
(8),洗い場用のスパウト(4)への連絡管(6a)
(7a)(8a)(4a)が夫々接続され、給水源からの給水
管(100),給湯源からの給湯管(200)を夫々経て流入
する水,湯を操作盤(図示せず)のタッチ操作通りの温
度,水量で、ハンドシャワー金具(6),固定シャワー
金具(7),浴槽用スパウト(8),洗い場用のスパウ
ト(4)から選択的に吐水するようになっている。
連絡管(6a)は側壁(a4)からいったんその側壁
(a4)を貫通して建築躯体との間の背後スペースに取り
出しカウンター(2)上方の側壁(a4)部分から室内に
戻す配管経路とし、該連絡管(6a)にハンドシャワー金
具(6)に連絡して、シャワーハンガー(18)にハンド
シャワー金具(6)を引っ掛けた状態でホース(19)の
垂れ下がり下端が水栓器具取付板(1)前方に垂れ下が
らないように配慮してある。
図面において(9)(9′)は不使用時の水抜き栓で
あり、空間(3)を利用しての人為的な回転操作で、脱
着できるようになっている。
湯水混合装置(B)は、側壁(a4)(室壁)に開設し
た開孔(11)を貫挿する螺体(12),その螺体(12)に
捻じ込む捻じ込み体(13)とを用いて取付片(b1
(b1)を締着することで側壁(a4)(室壁)に取付けら
れている。
取付片(b1)(b1)夫々は後述する捻じ込み体(13)
であるボルト頭部(13a)よりも若干大きな挿入口(1
4)と、その挿入口(14)上縁に下端を連通させて穿設
しボルト頭部(13a)より小幅で軸部(13b)よりも若干
大幅な係合長孔(15)とを一対として、上下に2対形成
している。
補強金属板(10)は上記取付片(b1)(b1)を含む面
積よりも広い面積の鋼板の両側部分に、立ち上がり片
(10a),その立上がり片(10a)先端の水平片(10b)
を夫々折曲して側壁(a4)(室壁)裏面に接着した補強
木(16)の収容空間(10c)を形成して収容空間(10c)
(10c)間を側壁(a4)(室壁)裏面への当接面(10d)
としており、その当接面(10d)において前記挿入口(1
4)と対応する位置に、側壁(a4)(室壁)に開設した
開孔(11)を貫通する螺体(12)を、容接により一体的
に固着している。
また、補強金属板(10)は、螺体(12)を、上記開孔
(11)に貫挿することで、当接面(10d)が側壁(a4
(室壁)裏面に当接した状態で収容空間(10c)に側壁
(a4)(室壁)裏面に接着した補強木(16)が嵌合して
収容されるようになっており、水平片(10b)を補強木
(16)にビス(17)止めして間接的に側壁(a4)(室
壁)に固定されている。
捻じ込み体(13)はボルトであり、螺体(12)はナッ
トである。
次に、本実施例における湯水混合装置の取付方法を説
明する。
側壁(a4)(室壁)に固定した補強金属板(10)から
突出し開孔(11)を貫挿する螺体(12)の螺孔(12a)
に、捻じ込み体(13)を中途迄螺合させる。
次に、挿入口(14)に、捻じ込み体(13)の頭部(13
a)を挿通させ、その状態で湯水混合装置(B)を引き
下げ捻じ込み体(13)の軸部(13b)を係合長孔(15)
に係合させる。更に、捻じ込み体(13)を緊締する(第
5図)。
第6図は湯水混合装置の取付に際して、螺体(12)
を、ボルト,捻じ込み体(13)をナットにした例であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は浴室の要部の正
面図で一部切欠して示す、第2図は第1図の(2)−
(2)拡大断面図、第3図は第2図の(3)−(3)断
面図、第4図は第2図の(4)−(4)断面図で一部切
欠して示す、第5図は湯水混合装置の取付状態を示す縦
断面図、第6図は湯水混合装置の取付装置の他の実施例
を示し、縦断面図である、第7図は従来例の縦断面図で
ある。 尚図中 (A):浴室(ユニットルーム) (a2):洗い場 (a4):側壁(室壁)、(2):カウンター (1):水栓器具取付板 (a2′):洗い場面、(5):スペース (B):湯水混合装置 (10):補強金属板、(11):開孔 (12):螺体、(13):捻じ込み体 (b1)(b1):取付片、(3):空間 (6):ハンドシャワー金具、(19):ホース (6a):連絡管

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗い場側の側壁にカウンターを設け、該カ
    ウンターに短巾な水栓器具取付板を垂下して洗い場面と
    の間に空間を形成した浴室において、前記水栓器具取付
    板背後の側壁部分に湯水混合装置を固定し、該湯水混合
    装置からの連絡管をいったん側壁を貫通して建築躯体と
    の間の背後スペースに取り出しカウンター上方の側壁部
    分から室内に戻す配管経路とし、該連絡管にハンドシャ
    ワー金具に連絡したことを特徴とする浴室。
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JPH0787005B2 (ja) * 1991-01-16 1995-09-20 株式会社東芝 磁気ディスク装置
JP6781005B2 (ja) * 2016-09-30 2020-11-04 株式会社Lixil 浴室カウンターの取付構造

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JPS5954031U (ja) * 1982-10-01 1984-04-09 株式会社長谷川工務店 浴槽への自動給湯装置
JPH0341563Y2 (ja) * 1985-04-26 1991-08-30
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