JPH0571069A - 自動裁断機における裁断支持面用ブラシ取付台 - Google Patents

自動裁断機における裁断支持面用ブラシ取付台

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JPH0571069A
JPH0571069A JP22739091A JP22739091A JPH0571069A JP H0571069 A JPH0571069 A JP H0571069A JP 22739091 A JP22739091 A JP 22739091A JP 22739091 A JP22739091 A JP 22739091A JP H0571069 A JPH0571069 A JP H0571069A
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JP
Japan
Prior art keywords
brush
support surface
cutting support
cutter device
cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP22739091A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Morita
敏明 森田
Reiji Arikita
礼治 有北
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Shima Seiki Mfg Ltd
Original Assignee
Shima Seiki Mfg Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】裁断支持面用ブラシの端から吸引される外気を
上下幅の短い昇降遮蔽板によって遮蔽できると共に、昇
降遮蔽板の昇降距離を短くできるようにした自動裁断機
における裁断支持面用ブラシ取付台を提供することにあ
る。 【構成】カッター装置の移動によって上記裁断支持面上
に載置されたシート材を任意の形状に裁断できるように
した自動裁断機において、前記カッター装置の前後移動
方向と直交する上記裁断支持面用ブラシ取付台の端部に
沿って、このブラシ取付台に設けたブラシの立毛する剛
毛の長さよりも短く前記カッター装置の作動する刃が干
渉しない長さの遮蔽板を設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は編地や織地等のシート材
を所望の形状に裁断する自動裁断機に関し、その自動裁
断機における裁断支持面用ブラシ取付台に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】編地や織地等のシート材を所望の形状に
裁断する例えば特公昭60ー48319号に記載のよう
な自動裁断機にあっては、自動裁断機の両側に配設した
エンドレスチェーンに並設した複数のブラシ取付台を1
ブロックとして、これら1ブロックまたは数ブロックの
前後端のブラシ取付台の一列複数のブラシを昇降遮蔽板
を昇降装置によって上昇させ、ブロックの前後端の一列
複数のブラシの前端及び後端を遮蔽できるようにしてあ
る。そして上記吸引装置を作動させることによって、ブ
ロック内の多数のブラシによって形成される裁断支持面
の上に載置されるシート材を、上記ブロックの前後端の
一列複数のブラシの前端及び後端から外気を吸引するこ
となく吸引して、シート材をこの裁断支持面に吸引支持
できるようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では昇降遮蔽板は裁断支持面用ブラシの剛毛の長さ
と同等の上下幅のものでなければ、ブラシ取付台に設け
た裁断支持面用ブラシの走行方向の端面を遮蔽して外気
の流入を防ぐことはできなかった。このことは、昇降遮
蔽板の昇降距離が長くなり、自動裁断機の下部の構造を
複雑にし、また、この昇降遮蔽板を昇降させる昇降装置
も能力の大きいものを使用しなければならない、といっ
た問題があった。
【0004】本発明は上記のような点に鑑みて開発され
たものであり、その目的とする処は、裁断支持面用ブラ
シの端から吸引される外気を上下幅の短い昇降遮蔽板に
よって遮蔽できると共に、昇降遮蔽板の昇降距離を短く
できるようにした自動裁断機における裁断支持面用ブラ
シ取付台を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記目
的を有効に達するために次のような構成にしてある。す
なわち、通気孔を有する裁断支持面用ブラシ取付台に、
通気孔を有する多数のブラシを設けてシート材裁断支持
面を形成し、更に上記ブラシ取付台の下方にこの裁断支
持面上に載置されるシート材を吸引する吸引装置を設
け、且つ上記裁断支持面の上方に、任意の位置に移動可
能としたカッター装置を設け、このカッター装置の移動
によって上記裁断支持面上に載置されたシート材を任意
の形状に裁断できるようにした自動裁断機において、前
記カッター装置の前後移動方向と直交する上記裁断支持
面用ブラシ取付台の端部に沿って、このブラシ取付台に
設けたブラシの立毛する剛毛の長さよりも短く前記カッ
ター装置の作動する刃が干渉しない長さの遮蔽板を設け
た構成である。
【0006】
【作用】上記構成により、多数の裁断支持面用ブラシ上
に載置されたシート材を吸引装置によってブラシ側に吸
引固定する時に、ブラシの端から外気を吸引して吸引力
が落ちないように、ブラシ取付台の長手方向の端に配設
した昇降遮蔽板を作動装置によって上昇させ、ブラシ取
付台の端部に形成した遮蔽板の上端に沿って連接させ、
ブラシの剛毛の上端高さまで昇降遮蔽板を上昇させてブ
ラシの端部を、ブラシ取付台の上記遮蔽板と昇降遮蔽板
とによって遮蔽し、外気の吸引を防止する。
【0007】また、吸引解除時は、上記昇降遮蔽板の上
端が、ブラシ取付台の遮蔽板の上端に位置するまで降下
させる。このことにより、昇降遮蔽板の上下幅を剛毛の
長さと同じ長さにすることなく、ブラシ取付台の端に遮
蔽板があることにより、短い上下幅の昇降遮蔽板でブラ
シの端からの外気の吸引を防ぐことができる。また、昇
降遮蔽板の上下動も少なくてすむ。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図12に基づ
いて説明する。図1〜図3に示すように1は一実施例の
自動裁断機であり、この自動裁断機1は、自動裁断機本
体2の両側にエンドレスチェーン3が配設され、この両
エンドレスチェーン3に懸架するようにして多数の裁断
支持面用ブラシ取付台5が並設してある。各々ブラシ取
付台4は駆動装置(図示省略)の駆動によるエンドレス
チェーン3の回動によって移動する。
【0009】また、各々裁断支持面用ブラシ取付台5に
は、複数の裁断支持面用ブラシ5が設けてあり、裁断す
るシート材を載置する裁断支持面6は、各々ブラシ5の
剛毛5aによって形成されている。更に上記ブラシ取付
台4及びブラシ5には多数の通気孔7が穿設されてい
る。また、この裁断支持面6上に載置されるシート材を
吸引する吸引装置(図示省略)が上記ブラシ取付台4の
下方に設けられ、且つブラシ取付台5の前端または後端
に沿って昇降可能に配設された昇降遮断板8が上記エン
ドレスチェーン3の停止時に、自動裁断機本体2上部両
側の所定箇所に配設した昇降装置9によって上昇させる
ことができるようにしてあり、この遮蔽板9によってエ
ンドレスチェーン3上の複数のブラシ取付台4のブラシ
5を1ブロックとして前後を空気遮断できるようにして
ある。
【0010】また、エンドレスチェーン3に並設された
ブラシ取付台4及びブラシ5の両側端部も遮蔽部材(図
示省略)によって遮蔽されている。更にエンドレスチェ
ーン3に並設されたブラシ取付台4は、図4〜図6に示
すように自動裁断機本体2の上面部に格子状に配された
支持部材20上を、エンドレスチェーン3の回動にとも
なって、ブラシ取付台4に設けられたローラ21が転動
して、エンドレスチェーン3に並設された各ブラシ取付
台4は移動する。この各ブラシ取付台4のローラ21の
当接する支持部材上面22とブラシ取付台4の底面23
との間には隙間が生じる。この隙間からのリークを防止
するために、自動裁断機本体2の両側には所定間隔毎に
側部リーク防止機構24が配設され、この側部リーク防
止機構24を作動させて、上記ローラ21とブラシ取付
台4の底面との隙間を封じるようにしてある。
【0011】上述のようにして所望のブロックの前後・
両側が遮蔽され、前記吸引装置を作動させることによっ
て、所望のブロック内の裁断支持面6上に載置されるシ
ート材を吸引して複数のブラシ5で支持できるようにし
てある。
【0012】しかして、上記裁断支持面6の上方には、
左右方向に移動可能としたカッター装置11が、前後方
向に移動可能とした横架支持体10に支持されて設けら
れている。カッター装置9は駆動装置(図示省略)によ
って横架支持体10上を左右に移動する。また横架支持
体10も上記裁断支持面6上を前後方向に駆動装置(図
示省略)によって移動できるようにしてある。またカッ
ター装置11には上下動するカッター刃が設けられ、こ
のカッター装置11の左右方向への移動と、横架支持体
10の前後方向への移動によって、カッター装置11は
裁断支持面6の任意の位置に移動して裁断支持面6上に
載置されたシート材を任意の形状に裁断できるようにし
てある。
【0013】上記のような構成の自動裁断機1にあっ
て、本発明に係る裁断支持面用ブラシ取付台4の構成に
ついて説明する。裁断支持面用ブラシ取付台4は、その
両端を前記自動裁断機本体2の両側に設けたエンドレス
チェーン3に載設できるようにした長尺形状物であっ
て、多数の通気孔12を穿設してある。またブラシ取付
台4の上部長手方向には、所定間隔を以て二列に多数の
裁断支持面用ブラシ5を係止できるようにしてあり、更
に長手方向の前後端には、その端部に沿って、上記ブラ
シ5の立毛する剛毛14の長さよりも短く前記カッター
装置11の作動するカッター刃が干渉しない長さの遮蔽
板13が形成してある。
【0014】上述のようにしてなる自動裁断機1におい
ては、多数の裁断支持面用ブラシ5上に載置されたシー
ト材を吸引装置によってブラシ5側に吸引固定する時
に、ブラシ5の前端または後端から外気を吸引して吸引
力が落ちないように、所定のブラシ取付台4の長手方向
の端部に沿って配設した昇降遮蔽板8を昇降装置9によ
って上昇させ、ブラシ取付台4の端部に形成した上記遮
蔽板13の上端部13aに沿って連接させ、ブラシ5の
剛毛14の上端14a高さまで昇降遮蔽板8を上昇させ
てブラシ5の前端または後端を、ブラシ取付台4に形成
した遮蔽板13と昇降遮蔽板8とによって遮蔽し、外気
の吸引を防止する。
【0015】また、吸引解除時は、上記昇降遮蔽板8の
上端が、ブラシ取付台4の遮蔽板13の上端13aに位
置するまで降下させる。このことにより、昇降遮蔽板8
の上下幅を剛毛14の長さと同じ長さにすることなく、
ブラシ取付台4の端に遮蔽板13が形成されていること
により、短い上下幅の昇降遮蔽板8でブラシ5の端から
の外気の吸引を防ぐことができる。また、昇降遮蔽板8
の上下動も従来に比べて少なくてすむ。
【0016】図7〜図8は他の実施例のブラシ取付台1
5及びブラシ16を示し、この実施例のブラシ取付台1
5は、裁断支持面用ブラシ16を一列複数に取りつけで
きるように形成され、長手方向の両端には前記ブラシ取
付台4同様に遮蔽板17が形成されている。またブラシ
取付台15とブラシ16との係合構造は前記実施例と同
様の構成を成している。
【0017】次に図9〜図12は他の実施例の裁断支持
面用ブラシ取付台25と遮蔽板26と裁断支持面用ブラ
シ27を示し、この実施例の裁断支持面用ブラシ取付台
25は一列に複数の裁断支持面用ブラシ27を着脱自在
に且つ摺動可能に取りつけできるようにしてある。すな
わち、裁断支持面用ブラシ取付台25の長手方向の両端
近傍に沿って、前記実施例同様の係止突起27が形成さ
れ、更にこの係止突起28の外側のブラシ取付台25の
長手方向両端には、図10に示すような遮蔽板26を着
脱自在に取り付けできる係止片部29が形成してある。
この係止片部29の高さは、上記係止突起28よりやや
低い高さにして、上記ブラシ27をブラシ取付台25に
支障なく取りつけできるようにしてある。
【0018】この係止片部29には、上記したように遮
蔽板26が取りつけられる。遮蔽板26は、上記裁断支
持面用ブラシ取付台25の長さと同等の板状部材であっ
て、下部は短片部26aと長片部26bに分岐形成さ
れ、この短片部26aを内側にして上記係止片部29に
この両片部26a、26bの間を挿着することによっ
て、遮蔽板26は係止片部29に嵌着される。裁断支持
面用ブラシ取付台25に取りつけられた遮蔽板26(図
11、図12参照)は、ブラシ取付台25に取りつけら
れた一列複数のブラシ27の一端5bに沿って配される
ことになる。この遮蔽板26の作用は前記実施例と同様
である。
【0019】尚、上記実施例は、エンドレスチェーンに
懸架するようにして多数のブラシ取付台を並設した所謂
コンベア方式の自動裁断機を例示したが、自動裁断機本
体の架台上部に多数のブラシ取付台を並設固定した、所
謂固定式の自動裁断機、或いはブラシ取付台が一つの大
きなブラシ取付台であって、自動裁断機本体の架台上部
にこのブラシ取付台を載設し、このブラシ取付台に多数
のブラシを設けた構成の自動裁断機であってもよい。
【0020】
【発明の効果】以上、上記説明でも明らかなように本発
明では、裁断支持面用ブラシ取付台の長手方向の一端
に、ブラシの剛毛より短い遮蔽板を設けることによっ
て、ブラシの端からの外気吸入を遮蔽させるための昇降
遮蔽板の上下幅を、従来のようにブラシの剛毛の高さと
同じにすることなく、短い上下幅の昇降遮蔽板でブラシ
の端からの外気吸入を遮蔽することができる。また短い
上下幅の昇降遮蔽板であり、また剛毛の途中まで、ブラ
シ取付台の端には遮蔽板分が形成されているので、この
遮蔽板の上端まで昇降遮蔽板の上端が位置するように降
下させるだけでよく、昇降遮蔽板の昇降距離が従来に比
べて短くてすみ、自動裁断機の下回りをより簡潔にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の自動裁断機の斜視図、
【図2】ブラシ取付台に裁断支持面用ブラシを係合させ
た状態を示す説明図、
【図3】昇降遮蔽板と昇降装置を自動裁断機に配設した
説明図、
【図4】自動裁断機本体とブラシ取付台のローラとの関
係を示す平面説明図、
【図5】自動裁断機本体とブラシ取付台のローラとの関
係を示す側面説明図、
【図6】自動裁断機本体に側部リーク防止機構を配設し
た状態を示す説明図、
【図7】他の実施例の裁断支持面用ブラシ取付台と裁断
支持面用ブラシとの係合状態を示す説明図、
【図8】図4に示す係合された裁断支持面用ブラシ取付
台と裁断支持面用ブラシを並設した状態を示す説明図、
【図9】他の実施例のブラシ取付台の側面図、
【図10】遮蔽板の側面図、
【図11】ブラシ取付台に裁断支持面用ブラシと遮蔽板
を取り付けた説明図、
【図12】裁断支持面用ブラシと遮蔽板を取り付けたブ
ラシ取付台を並設した説明図、
【符号の説明】
1・・・自動裁断機、 2・・・自動裁断機本体、 3・・・エンドレスチェーン、 4(25)・・・ブラシ取付台、 5(27)・・・裁断支持面用ブラシ、 6・・・裁断支持面、 7・・・通気孔、 8・・・昇降遮蔽板、 10・・・横架支持体、 11・・・カッター装置、 13(26)・・・遮蔽板、 17・・・剛毛、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気孔を有する裁断支持面用ブラシ取付
    台に、通気孔を有する多数のブラシを設けてシート材裁
    断支持面を形成し、更に上記ブラシ取付台の下方にこの
    裁断支持面上に載置されるシート材を吸引する吸引機構
    を設け、且つ上記裁断支持面の上方に、任意の位置に移
    動可能としたカッター装置を設け、このカッター装置の
    移動によって上記裁断支持面上に載置されたシート材を
    任意の形状に裁断できるようにした自動裁断機におい
    て、前記カッター装置の前後移動方向と直交する上記裁
    断支持面用ブラシ取付台の端部に沿って、このブラシ取
    付台に設けたブラシの立毛する剛毛の長さよりも短く前
    記カッター装置の作動する刃が干渉しない長さの遮蔽板
    を設けたことを特徴とする自動裁断機における裁断支持
    面用ブラシ取付台。
JP22739091A 1991-09-06 1991-09-06 自動裁断機における裁断支持面用ブラシ取付台 Pending JPH0571069A (ja)

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