JP2955796B2 - 裁断機における吸引テーブルの負圧リーク防止装置 - Google Patents
裁断機における吸引テーブルの負圧リーク防止装置Info
- Publication number
- JP2955796B2 JP2955796B2 JP4107481A JP10748192A JP2955796B2 JP 2955796 B2 JP2955796 B2 JP 2955796B2 JP 4107481 A JP4107481 A JP 4107481A JP 10748192 A JP10748192 A JP 10748192A JP 2955796 B2 JP2955796 B2 JP 2955796B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support surface
- cutting
- sheet material
- cutting support
- brush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D7/00—Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
- B26D7/01—Means for holding or positioning work
- B26D7/018—Holding the work by suction
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Description
た編地や織地等のシート材を吸引して固定し、カッター
装置で所望の形状に裁断する自動裁断機において、吸引
テーブルが裁断のために所定位置に停止した時に、当該
吸引テーブルのエンドレスチェーンの進行方向における
前後の両端の端面部分から吸引負圧がリークするのを防
止する装置に関するものである。
裁断する為に、例えば特開昭63ー278794号公報
に記載されているような自動裁断機にあっては、エンド
レスチェーンに並設された多数のブラシによって形成さ
れる裁断支持面の下方から吸引装置によって吸引し、裁
断支持面上に載置されたシート材を吸引によって固定
し、裁断支持面の上方に配設したカッター装置を前後左
右に移動させて、上記シート材を所望の形状に裁断して
いる。
ークを防止するために、裁断支持面である多数のブラシ
の両側部は板で、底部はガスケットによって遮蔽するよ
うになっている。更に、シート材裁断支持面が移動する
方向の前後両端面部分からのリークを防止するために、
当該箇所のエンドレスチェーンの端部に、所定間隔毎に
薄膜製の可撓性のブレードを付設したエンドレスベルト
を設け、吸引時にこの可撓性のブレードでブラシの端部
を遮蔽したり、或いは可撓性のブレードに代えて気密性
を有するエンドレスベルトの一部を垂らし、吸引時にこ
のエンドレスベルトがブラシの端部及び端部上面部に吸
着されてリークを防止するように構成されている。
来の自動裁断機では、エンドレスチェーンの端部に、所
定間隔毎に可撓性のブレードを付設したエンドレスベル
ト、または気密性を有する一部が垂れ下がったエンドレ
スベルトを設けなくては成らず構造が複雑に成ってしま
うと言う問題があった。
れ下がったエンドレスベルトは遊動したり、皺が寄った
りし易く、捲くれ上がったり皺が寄った状態でシート材
裁断支持面の上記端面部分に吸着されることも多く、当
該部分を完全に密封することが出来ないと言う致命的な
問題もあった。
ので、シート材裁断支持面が移動する方向の前後両端面
部分からのリークを簡単な構造で且つ、確実に防止でき
る裁断機における吸引テーブルの負圧リーク防止装置を
提供できるようにすることを目的とするものである。
に本発明にかかる裁断機における吸引テーブルの負圧リ
ーク防止装置は、本体の両側に回動駆動可能にエンドレ
スチェーンを配設し、該エンドレスチェーンに両端部が
懸架された状態で多数の裁断支持面用ブラシ取付台を並
設し、各ブラシ取付台には通気孔を穿設したベース部分
から多数の剛毛を植設したブラシを配設し、該ブラシの
上面にシート材裁断支持面を形成し、裁断支持面上に載
置されるシート材を吸引する吸引装置を上記ブラシ取付
台の下方に設け、且つ上記裁断支持面の上方に、任意の
位置に移動制御可能に構成されたカッター装置を設け、
該カッター装置の移動によって裁断支持面上に吸引固定
されたシート材を任意の形状に裁断できるように構成さ
れた自動裁断機において、前記エンドレスチェーンの端
部近傍に、シート材裁断支持面が移動する方向の端面部
分に作動手段で接離可能に支持ブラケットを設けるとと
もに、該支持ブラケットのシート材裁断支持面側部分に
弾性材料製の気密封止部材を設け、シート材裁断支持面
の上記端面部分を気密封止部材で封止するようにしたこ
とを特徴とするものである。
ーク防止装置では、通気孔を有する多数の裁断支持面用
ブラシを並設したエンドレスチェーンが所定位置で回動
を停止した時に、作動手段の働きによって支持ブラケッ
トは前方に移動し、この支持ブラケットの先端に配設さ
れた弾性材料製の気密封止部材がシート材裁断支持面の
上記端面部分を気密状に封止し、外気が吸引されるのを
防止するのである。
用ブラシ上に載置されたシート材がカッター装置によっ
て所望の形状に裁断された後は、吸引を停止し、作動手
段によって弾性材料製の気密封止部材が支持ブラケット
とともに元の位置に後退され次の裁断作業時まで待機す
るのである。
ブルの負圧リーク防止装置の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明に係るリーク防止装置2を装着
した自動裁断機の概略斜視図、図2は要部の平面図であ
って、図中符号1は自動裁断機を全体的に示す。
図3に示すように、裁断機本体3の前後方向(図上左右
方向)の両側にはスプロケット4aが軸支され、このス
プロケット4aにエンドレスチェーン4が張設されると
ともに、この両エンドレスチェーン4に懸架するように
して多数の裁断支持面用ブラシ取付台5が並設してあ
る。
複数の裁断支持面用剛毛ブラシ6が装着してあり、剛毛
ブラシ6の上面6aにシート材支持面8が形成されてい
る。
の通気孔7が穿設されており、シート材支持面8上に載
置されるシート材を吸引する吸引装置(図示省略)を上
記ブラシ取付台5の下方に設け、この吸引装置によっ
て、複数のブラシ取付台5及びブラシ6を1ブロックと
して、数ブロックに分割されて吸引出来るように構成し
てある。
移動可能としたカッター装置9が、前後方向に移動可能
とした横架支持体10に支持されて設けられており、こ
のカッター装置9の左右方向への移動と、横架支持体1
0の前後方向への移動によって、カッター装置9はシー
ト材支持面8の任意の位置に移動できるようになってい
る。
レスチェーン4の前後両端部11で、スプロケット4a
の後方でシート材乗り継ぎ板12の下方には、本発明の
要部であるリーク防止装置2がシート材支持面8にそれ
ぞれ同期作動するように設けてある。(以下、構成は同
一であるため、シート材支持面8の移動方向上手側のリ
ーク防止装置2について説明する。)このリーク防止装
置2は図2及び図3に示すように、シート材乗り継ぎ板
12の下方で裁断機本体3の内面部分に基端部が枢支さ
れたエアーシリンダ13と、このエアーシリンダ13の
出力ロッド14に下端部が連結されて中間部を回動枢支
点として揺動する揺動レバー15と、この揺動レバー1
5の上端に連結され、後述する気密封止部材16をシー
ト材裁断支持面8の後端面8b側に接離可能に摺動操作
する作動用ロッド17と、作動用ロッド17の先端部に
連結され気密封止部材16を支持する支持ブラケット1
8とからなり、エアーシリンダ13、揺動レバー15、
作動用ロッド17、支持ブラケット18とで作動手段3
0が形成される。
は下方に折り曲げて封止用折り曲げ片19に形成すると
ともに、下面にはL形の封止用アングル20が設けられ
ている。上記気密封止部材16は独立発泡性のスポンジ
で、断面が大小の矩形16a・16bを上下に配設した
状態になっており、裁断機本体3に固定支持されガイド
ロッド17に上記作動用ロッド17で案内摺動されるス
ライダー22に支持ブラケット18を固定し、この支持
ブラケット18に固着されている。
リーク防止装置2の作用を次に説明すると、先ず、図外
の延反装置で図4に示すように布帛等のシート材(被裁
断物)23を積層状に重ねるとともに、その状面を気密
シート24で覆う。次に、エンドレスチェーン4を稼働
させてシート材支持面8を移動させながら積層状に重ね
られたシート部材23をシート材乗り継ぎ板12を介し
てシート材支持面8に送り込む。シート材支持面8に送
り込まれたシート材23が所定の位置に移動するとエン
ドレスチェーン4の稼働が停止されてシート材支持面8
の移動が停止する。
停止すると、作動手段30のエアーシリンダー13が図
2の状態から図4に示すように収縮し、揺動レバー15
をその中間部を回動枢支点として反力時計回り方向に回
動させる。揺動レバー15の回動により作動用ロッド1
7を介してスライダー22が押し出され、支持ブラケッ
ト18に固着された断面が大形の気密封止部材16a部
分がシート材裁断支持面8の後端面8b側に圧接される
とともに、シート材乗り継ぎ板12の側方の折り曲げ片
19の下面に当接し、小形の気密封止部材16b部分が
シート材乗り継ぎ板12の下方に設けられた封止用L形
のアングル20に圧接されて密封し、この部分から外気
の吸引、即ち負圧がリークするのが確実に防止さるので
ある。
持面8上に載置されたシート材23を吸引すると、この
シート材23はその状面を被覆した気密シート24の気
密作用によりシート材支持面8に確りと吸着保持されて
固定されるのである。尚、上記実施例では気密封止部材
16を独立発泡のスポンジで形成するようにしてある
が、こうしたものに限られず、弾性と気密性を有するも
のであれば利用することが出来るのは言うまでもないこ
とであるし、上記実施例の作動手段30のエアーシリン
ダ13を油圧シリンダやモータ、マグネット等にするこ
とができるのは勿論である。
裁断機における吸引テーブルの負圧リーク防止装置によ
れば、エンドレスチェーンが回動を停止する裁断時に、
作動手段の働きによって支持ブラケットが前方に移動さ
れ、この支持ブラケットの先端に配設された弾性材料製
の気密封止部材がシート材裁断支持面の上記端面部分を
気密状に封止し、外気が吸引されるのを防止するように
構成してあり、支持ブラケットと、この支持ブラケット
の先端に配設された弾性材料製の気密封止部材及び支持
ブラケットを前後に操作する作動手段を設けるだけの簡
単な構造で済み安価に実施することが出来ると言う利点
がある。
弾性材料製の気密封止部材がシート材裁断支持面の上記
端面部分に当接して気密状に封止するので、吸引用負圧
に無駄が無く、その分吸引装置の小型化を図ることがで
きると言う利点もある。
である。
る。
断側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】本体の両側に回動駆動可能にエンドレスチ
ェーンを配設し、該エンドレスチェーンに両端部が懸架
された状態で多数の裁断支持面用ブラシ取付台を並設
し、各ブラシ取付台には通気孔を穿設したベース部分か
ら多数の剛毛を植設したブラシを配設し、該ブラシの上
面にシート材裁断支持面を形成し、裁断支持面上に載置
されるシート材を吸引する吸引装置を上記ブラシ取付台
の下方に設け、且つ上記裁断支持面の上方に、任意の位
置に移動制御可能に構成されたカッター装置を設け、該
カッター装置の移動によって裁断支持面上に吸引固定さ
れたシート材を任意の形状に裁断できるように構成され
た自動裁断機において、前記エンドレスチェーンの端部
近傍に、シート材裁断支持面が移動する方向の端面部分
に作動手段で接離可能に支持ブラケットを設けるととも
に、該支持ブラケットのシート材裁断支持面側部分に弾
性材料製の気密封止部材を設け、シート材裁断支持面の
上記端面部分を気密封止部材で封止するようにしたこと
を特徴とする裁断機における吸引テーブルの負圧リーク
防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4107481A JP2955796B2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 裁断機における吸引テーブルの負圧リーク防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4107481A JP2955796B2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 裁断機における吸引テーブルの負圧リーク防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05302260A JPH05302260A (ja) | 1993-11-16 |
JP2955796B2 true JP2955796B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=14460315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4107481A Expired - Fee Related JP2955796B2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 裁断機における吸引テーブルの負圧リーク防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2955796B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101392451B (zh) * | 2007-09-21 | 2012-03-28 | 株式会社岛精机制作所 | 剪裁机 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5596917A (en) * | 1994-02-18 | 1997-01-28 | Gerber Garment Technology, Inc. | Apparatus for conveying and cutting sheet material on a vacuum bed with system for sealing end portions of the bed |
JP4673691B2 (ja) * | 2005-07-15 | 2011-04-20 | 株式会社島精機製作所 | 裁断機コンベアテーブル開口部のカバー装置 |
JP4757777B2 (ja) * | 2006-11-09 | 2011-08-24 | 株式会社島精機製作所 | 裁断機 |
CN103161061B (zh) * | 2013-04-01 | 2015-04-22 | 段立杰 | 大负压吸附物料的自动裁剪机 |
CN105110045A (zh) * | 2015-09-08 | 2015-12-02 | 苏州吉森智能科技有限公司 | 数控裁剪机的吸附裁切传送机构 |
CN105200755A (zh) * | 2015-09-17 | 2015-12-30 | 绍兴亨利领带时装有限公司 | 一种用于服装生产的高效断布机 |
CN109295682B (zh) * | 2018-09-26 | 2021-06-15 | 安徽省梦楚纺织有限公司 | 一种pv绒卧室地毯的生产工艺 |
CN113479684A (zh) * | 2021-07-27 | 2021-10-08 | 安徽同兴科技发展有限责任公司 | 卷材加工用气悬浮工作台 |
-
1992
- 1992-04-27 JP JP4107481A patent/JP2955796B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101392451B (zh) * | 2007-09-21 | 2012-03-28 | 株式会社岛精机制作所 | 剪裁机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05302260A (ja) | 1993-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2897016B2 (ja) | 自動裁断機におけるリーク防止装置 | |
JP2955796B2 (ja) | 裁断機における吸引テーブルの負圧リーク防止装置 | |
CA1050410A (en) | Gas flushing or filling packaging machine | |
JP2966409B1 (ja) | シート材の切断装置 | |
CN101392451B (zh) | 剪裁机 | |
JPS63278794A (ja) | 真空クランプ式テーブルにおける密閉装置 | |
CN1896368B (zh) | 裁剪机输送台开口部的盖装置 | |
JPH0571067A (ja) | 自動裁断機における裁断支持面用ブラシ取付構造 | |
JP4471447B2 (ja) | シート材の切断装置 | |
JP3095075B2 (ja) | 透過性支持面からの真空漏れを最小にするための側部及びエッヂシール | |
JPH0569382A (ja) | 自動裁断機におけるリーク防止装置 | |
JP4757777B2 (ja) | 裁断機 | |
GB2040254A (en) | Machine for emptying sacks | |
US8196635B2 (en) | Device for assembling insulating glass panes that are filled with a gas which is different from air | |
US3751208A (en) | Vacuum forming machine | |
JPS5845204Y2 (ja) | エノキ茸自動包装装置 | |
JPH0235428Y2 (ja) | ||
JPH11347269A (ja) | パッド材のクラッシング装置 | |
JP2945089B2 (ja) | ウエハへのテープ貼付装置 | |
JP2540578B2 (ja) | 延反機のおもり操作装置 | |
CN221250117U (zh) | 一种片材复合装置 | |
JPH0696237B2 (ja) | シート材裁断装置 | |
JPS6112047Y2 (ja) | ||
JP4235148B2 (ja) | 部品組付方法及び部品組付装置 | |
JP2968033B2 (ja) | 表皮一体発泡シートの溝成形装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070723 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090723 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100723 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100723 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110723 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |