JPH057082Y2 - - Google Patents

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JPH057082Y2
JPH057082Y2 JP1987062644U JP6264487U JPH057082Y2 JP H057082 Y2 JPH057082 Y2 JP H057082Y2 JP 1987062644 U JP1987062644 U JP 1987062644U JP 6264487 U JP6264487 U JP 6264487U JP H057082 Y2 JPH057082 Y2 JP H057082Y2
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JP
Japan
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mirror
mirror body
case
adhesive member
vehicle
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JP1987062644U
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本考案は、運転者が後方の視界を得る自動車の
サイドミラー等の、車両用バツクミラーに関する
ものである。 〔従来の技術〕 自動車のフロントフエンダやドアの前部および
車内には、後方の視界を得るためのバツクミラー
が取付けられている。しかし、走行時の車体やエ
ンジンの振動が、車体とバツクミラーを連結する
脚体を通じてバツクミラーに伝達し、振動音が発
生したり、鏡面像が乱れて充分な後方視界を得ら
れないことがある。特公昭58−185340号公報に
は、ミラーケースの内部に、弾性体で包んだ重り
を弾性体を介して浮動させた状態で収容し、バツ
クミラーの振動を抑制する構成が開示されてい
る。また、特公昭52−84656号公報には、鏡体の
保持部材を鏡体背面の弾性のある可塑性層内に突
入させ、鏡体を固定し、振動を防ぐ構成が開示さ
れている。 〔考案が解決しようとする問題点〕 これらの構成により振動を完全に防止すること
は困難であり、鏡体と保持部材との間に〓間が生
じたりミラーケース等にがたつきがあると、不快
な振動音が発生するという不都合が生じている。
また、鏡体が破損した場合、ガラスの破片が飛散
して路上を汚したりげがをするという問題点が指
摘されている。 本考案は、前記の問題点を解消するためになさ
れたものであつて、振動音の低減と破損時のガラ
スの飛散を防止した車両用バツクミラーを提供す
ることを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 前記の目的を達成するための本考案の構成を、
実施例に対応する第1図により説明する。 同図に示すように、本考案の車両用バツクミラ
ー1は、鏡体2が中空のミラーケース3の開口縁
と該ミラーケース3に嵌め合わされたミラーホル
ダ4とによつて挟まれているバツクミラーであ
り、鏡体2の背面に粘着性部材5が貼着され、該
ミラーケース3の中空内に面接触または多点接触
で支持された弾性体8が該粘着性部材5を介して
鏡体2の背面に面接触または多点接触して、該鏡
体2をミラーホルダ4に押圧し、固定している。 鏡体2はガラス層および反射層から構成されて
いる。鏡体2の背面に貼着されたシート状の粘着
性部材5は、例えば基材であるブチルゴムシート
の片面または両面にブチル系ゴムの粘着剤がつい
たものである。また、基材としてフエルト、織布
やウレタン、スチレン、塩化ビニル等の発泡体を
用い、そこに粘着剤を塗布したものでもよい。 〔作用〕 第1図に示されるように、鏡体2と弾性体8
を、両面に粘着剤が付着した粘着性部材5で相互
に接着した場合、それらの間に〓間がないため振
動音は発生しない。 また、鏡体2をミラーホルダ4に押圧している
弾性体8は、鏡体2の背面に面接触または多点接
触しているため、鏡体2に不測の力が加わつても
ミラーケース3との間で鏡体2の相対的位置関係
が傾くこともない。ガラス製の鏡体2は衝撃を受
ければ割れるが、粘着性部材5は柔軟で割れるこ
とがなく、事故等で鏡体2が砕けても、粘着性部
材5はその破片を粘着しており飛散することはな
い。 〔実施例〕 以下、本考案の車両用バツクミラーについてそ
の実施例を詳細に説明する。 第1図は本考案の車両用バツクミラー1を自動
車のサイドミラーとして使用した実施例を示す縦
断面図である。 車両用バツクミラー1は、主として鏡体2、断
面凹型の中空のミラーケース3およびミラーホル
ダ4から構成されている。鏡体2はガラス層およ
び反射層からなり、鏡体2の背面には、粘着剤が
両面に付着したシート状の粘着性部材5が貼着さ
れている。ミラーケース3は、脚体6によつて自
動車のフエンダ等に取付けられている。ミラーケ
ース3の開口部外周には環状凹部7が形成されて
おり、ミラーケース3の中空内にはスポンジ状の
弾性体8が内壁に面接触して収容されている。ミ
ラーケース3の縁部には鏡体2の背面が当接し、
さらに、例えば合成樹脂製の、リング状のミラー
ホルダ4が外嵌し、鏡体2の周縁をミラーケース
3の開口縁との間で挟んでいる。この場合、ミラ
ーホルダ4内面の凸部9と前記環状凹部7とが嵌
着し、鏡体2はミラーホルダ4で固定される。粘
着性部材5は厚さ2mmのシート状で、大きさは、
振動音の発生を防止出来、かつ鏡体2の取付に支
障がない40×60mm程度が好ましい。この場合、鏡
体2と弾性体8は粘着性部材5により粘着、一体
化され、弾性体8はその粘着性部材5を介して鏡
体2を面接触して押圧する。 粘着性部材5に使用される粘着剤の組成例を第
1票に示す。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案の車両用バ
ツクミラーはエンジンや車体の振動を受けても不
快な振動音が発生せず、物理的にも精神的にも良
好かつ快適な運転環境を提供することが出来る。
鏡体に不測の力が加わつてもミラーケースとの間
で鏡体の相対的位置関係が傾くこともない。 さらに、事故等で鏡体が破損した場合でも、ガ
ラスの破片が飛散しないため、けがを防止し、道
路上の汚染を回避出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る車両用バツ
クミラーの実施例を示す一部縦断面側面図であ
る。 1……車両用バツクミラー、2……鏡体、3…
…ミラーケース、4……ミラーホルダ、5……粘
着性部材、6……脚体、7……環状凹部、8……
弾性体、9……凸部、10……支持部材、11…
…弾性体、12……テーパフイン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鏡体が中空のミラーケースの開口縁と該ミラー
    ケースに嵌め合わされたミラーホルダとによつて
    挟まれているバツクミラーであり、鏡体の背面に
    粘着性部材が貼着され、ミラーケースの中空内に
    面接触または多点接触で支持された弾性体が粘着
    性部材を介して鏡体の背面に面接触または多点接
    触して、鏡体をミラーホルダに押圧し、固定して
    いることを特徴とする車両用バツクミラー。
JP1987062644U 1987-04-27 1987-04-27 Expired - Lifetime JPH057082Y2 (ja)

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JP1987062644U JPH057082Y2 (ja) 1987-04-27 1987-04-27

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JP1987062644U JPH057082Y2 (ja) 1987-04-27 1987-04-27

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JPS63169343U JPS63169343U (ja) 1988-11-04
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JP7276057B2 (ja) * 2019-10-04 2023-05-18 トヨタ車体株式会社 車両のサイドミラー装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56170404U (ja) * 1980-05-17 1981-12-16
JPS58186943U (ja) * 1982-06-08 1983-12-12 市光工業株式会社 自動車用ミラ−

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JPS63169343U (ja) 1988-11-04

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