JPH057012B2 - - Google Patents
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- JPH057012B2 JPH057012B2 JP1087490A JP8749089A JPH057012B2 JP H057012 B2 JPH057012 B2 JP H057012B2 JP 1087490 A JP1087490 A JP 1087490A JP 8749089 A JP8749089 A JP 8749089A JP H057012 B2 JPH057012 B2 JP H057012B2
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- Cereal-Derived Products (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[利用分野及び説明の概要]
本発明は、調理装置、特に、おにぎりなどのよ
うに、穀類を特定の形状に整形した状態に仕上る
調理装置に関するものである。
うに、穀類を特定の形状に整形した状態に仕上る
調理装置に関するものである。
[従来技術及びその課題]
従来、おにぎり等のように調理済の穀類を特定
形状に仕上げた食品を作るには、先ず、穀類を炊
き上げたのち、手で特定形状に整形するか、又
は、特別な整形器具を用いて食品形状に仕上げて
いる。
形状に仕上げた食品を作るには、先ず、穀類を炊
き上げたのち、手で特定形状に整形するか、又
は、特別な整形器具を用いて食品形状に仕上げて
いる。
このように、おにぎり等を作る場合には、穀類
を調理した後にこれを整形する必要があり、面倒
であつた。
を調理した後にこれを整形する必要があり、面倒
であつた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであ
り、調理完了状態で、整形状態に仕上げられるよ
うにすることをその課題とする。
り、調理完了状態で、整形状態に仕上げられるよ
うにすることをその課題とする。
[技術的手段]
上記課題を解決するために講じた本発明の技術
的手段は『開閉自在の蓋体21を具備させた被加
熱容器2内に、壁面に複数の貫通孔部11,11
を具備させ且相互に取外し自在に結合させた容器
部1aと蓋部1bとからなる補助容器1を収容
し、これら容器部1aと蓋部1bによつて囲まれ
る1又は複数の空室10の形状を調理済食品形状
に一致させ、前記被加熱容器2の周壁と補助容器
1の側壁との間に一定の間隙を形成し、被加熱容
器2を加熱する加熱手段3を設けると共に前記被
加熱容器2の底部の温度を検知する温度検知手段
4を設け、この温度検知手段4の出力を入力させ
且前記加熱手段3による加熱時間を制御する加熱
制御装置5を設け、被加熱容器2内の水が完全に
蒸発した時点の前記温度検知手段4からの出力が
前記加熱制御装置5に入力されたとき、これの出
力によつて加熱手段3の加熱動作を停止させるよ
うにした』ことである。
的手段は『開閉自在の蓋体21を具備させた被加
熱容器2内に、壁面に複数の貫通孔部11,11
を具備させ且相互に取外し自在に結合させた容器
部1aと蓋部1bとからなる補助容器1を収容
し、これら容器部1aと蓋部1bによつて囲まれ
る1又は複数の空室10の形状を調理済食品形状
に一致させ、前記被加熱容器2の周壁と補助容器
1の側壁との間に一定の間隙を形成し、被加熱容
器2を加熱する加熱手段3を設けると共に前記被
加熱容器2の底部の温度を検知する温度検知手段
4を設け、この温度検知手段4の出力を入力させ
且前記加熱手段3による加熱時間を制御する加熱
制御装置5を設け、被加熱容器2内の水が完全に
蒸発した時点の前記温度検知手段4からの出力が
前記加熱制御装置5に入力されたとき、これの出
力によつて加熱手段3の加熱動作を停止させるよ
うにした』ことである。
[作用]
本発明の上記技術的手段は次のように作用す
る。
る。
調理に当つては、補助容器1の容器部1aと蓋
部1bによつて囲まれる空室10内に穀類Kを収
容し、この状態で、加熱手段3による加熱を進行
させる。ここで、空室10内に収容される穀類K
の体積は調理完了時の膨張を見込んで予め所定の
量に設定しておく。補助容器1の外周間隙部に、
補助容器1内の穀類Kが水没する程度まで水を入
れて加熱手段3によつて被加熱容器2を加熱す
る。加熱に従つて、被加熱容器2に収容された水
が加熱されて沸騰し、補助容器1に収容された穀
類Kが前記沸騰水中に水没しているから通常の炊
飯等の場合と同様の炊上げ調理が進行する。
部1bによつて囲まれる空室10内に穀類Kを収
容し、この状態で、加熱手段3による加熱を進行
させる。ここで、空室10内に収容される穀類K
の体積は調理完了時の膨張を見込んで予め所定の
量に設定しておく。補助容器1の外周間隙部に、
補助容器1内の穀類Kが水没する程度まで水を入
れて加熱手段3によつて被加熱容器2を加熱す
る。加熱に従つて、被加熱容器2に収容された水
が加熱されて沸騰し、補助容器1に収容された穀
類Kが前記沸騰水中に水没しているから通常の炊
飯等の場合と同様の炊上げ調理が進行する。
この調理が進行するに従つて、水の一部は穀類
K内に吸収されるとともに他の一部は蒸発して被
加熱容器2内の水位は低下する。この状態では、
穀類Kの一部は沸騰水の上方に位置し他の一部は
沸騰水中に位置する。又、被加熱容器2には蓋体
21が被蓋されているから被加熱容器2内には蒸
気が充満する。従つて、この状態では炊上げ調理
と蒸し調理とが併用された状態で調理が進行す
る。
K内に吸収されるとともに他の一部は蒸発して被
加熱容器2内の水位は低下する。この状態では、
穀類Kの一部は沸騰水の上方に位置し他の一部は
沸騰水中に位置する。又、被加熱容器2には蓋体
21が被蓋されているから被加熱容器2内には蒸
気が充満する。従つて、この状態では炊上げ調理
と蒸し調理とが併用された状態で調理が進行す
る。
又、穀類Kは補助容器1に収容されているか
ら、この補助容器1の底部以下に水位が降下する
と、穀類Kは全体的に沸騰水の上方に位置するこ
ととなり、この時点以後では、蒸し調理が進行
し、被加熱容器2内の水が完全に蒸発した時点加
熱が停止される。
ら、この補助容器1の底部以下に水位が降下する
と、穀類Kは全体的に沸騰水の上方に位置するこ
ととなり、この時点以後では、蒸し調理が進行
し、被加熱容器2内の水が完全に蒸発した時点加
熱が停止される。
このように、炊上げ調理炊上げ調理と蒸し調
理の併用蒸し調理の経過で穀類Kの調理が進行
することとなる。
理の併用蒸し調理の経過で穀類Kの調理が進行
することとなる。
被加熱容器2には温度検知手段4を対応させて
この被加熱容器2の底部の温度を検知している。
そして、被加熱容器2内の水が完全に蒸発する
と、当該部分の温度が急激に上昇することとな
り、この時点での温度検知手段4からの出力によ
り、加熱制御装置5は加熱手段3の動作を停止す
べく動作し、加熱手段3による加熱が停止され
る。
この被加熱容器2の底部の温度を検知している。
そして、被加熱容器2内の水が完全に蒸発する
と、当該部分の温度が急激に上昇することとな
り、この時点での温度検知手段4からの出力によ
り、加熱制御装置5は加熱手段3の動作を停止す
べく動作し、加熱手段3による加熱が停止され
る。
この状態では、空室10内の穀類Kの澱粉がア
ルフア化し、含水作用によつて空室10内の穀類
Kが膨張する。この穀類Kの量は所定の量に設定
されているから、調理完了時には、調理済の穀類
Kが空室10内に充満して、空室10によつて設
定された形状の塊状体となる。
ルフア化し、含水作用によつて空室10内の穀類
Kが膨張する。この穀類Kの量は所定の量に設定
されているから、調理完了時には、調理済の穀類
Kが空室10内に充満して、空室10によつて設
定された形状の塊状体となる。
[効果]
本発明は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
有する。
炊上げ調理炊上げ調理と蒸し調理の併用蒸
し調理の経過で穀類Kの調理が進行することとな
るから、従来の炊上げ調理のみによる方法の場合
や、蒸し調理のみによる場合とは相違した独自の
風味に仕上ることとなる。
し調理の経過で穀類Kの調理が進行することとな
るから、従来の炊上げ調理のみによる方法の場合
や、蒸し調理のみによる場合とは相違した独自の
風味に仕上ることとなる。
調理完了時点で、予め設定された所定の塊状体
となるから、調理後に成形する必要がなく便利で
ある。
となるから、調理後に成形する必要がなく便利で
ある。
[実施例]
以下、本発明の実施例を第1図から第5図に基
いて説明する。
いて説明する。
この実施例では、被加熱容器2及び加熱手段3
を具備する装置を通常の炊飯器と同様な構成とし
てある。
を具備する装置を通常の炊飯器と同様な構成とし
てある。
そして、被加熱容器2に具備させる蓋体21と
しては、被加熱容器2と別体に構成して、これを
取外し自在に被冠させてある。又、この被加熱容
器2に収容される補助容器1は容器部1aと蓋部
1bとからなり、第3図〜第5図に示す構成とな
つている。
しては、被加熱容器2と別体に構成して、これを
取外し自在に被冠させてある。又、この被加熱容
器2に収容される補助容器1は容器部1aと蓋部
1bとからなり、第3図〜第5図に示す構成とな
つている。
この補助容器1は、全体的には、被加熱容器2
に収容可能な大きさの、偏平な中空円盤状に構成
され、容器部1aは円形の皿状で、この平面内に
おにぎりの下半部の形状に一致する複数の凹陥部
13,13が放射状に配列され、蓋部1bの内面
には前記凹陥部13と対称に凹陥部14,14が
形成され、前記凹陥部13,14の底壁又は頂壁
には貫通孔部11,11が形成されている。そし
て、蓋部1bと容器部1aとを嵌合させると、第
3図及び第4図のように、複数の空室10,10
が形成されることとなる。
に収容可能な大きさの、偏平な中空円盤状に構成
され、容器部1aは円形の皿状で、この平面内に
おにぎりの下半部の形状に一致する複数の凹陥部
13,13が放射状に配列され、蓋部1bの内面
には前記凹陥部13と対称に凹陥部14,14が
形成され、前記凹陥部13,14の底壁又は頂壁
には貫通孔部11,11が形成されている。そし
て、蓋部1bと容器部1aとを嵌合させると、第
3図及び第4図のように、複数の空室10,10
が形成されることとなる。
前記蓋部1bと容器部1aとは相互に嵌合状態
で取外し可能に係合されるようになつているが、
この実施例では、容器部1aに回動自在に具備さ
れた一対の金属線材からなる把手15,15の上
辺部が蓋部1bの頂部に形成した突起16,16
に係脱自在に係合する。前記把手15は、第5図
のように構成されており、下端の対向端部17,
17が容器部1aに回動自在に嵌着され、把手部
の両端に続く上辺部18,18が突起16,16
と係脱自在に対応する。なお、この突起16の高
さと、把手15の下端の対向端部17から上辺部
18,18迄の高さは所定の寸法比率に設定され
ており、第4図に示す実線の状態に回動させる
と、一定の閉塞力が作用した状態で、蓋部1bが
容器部1aに装着された状態となる。
で取外し可能に係合されるようになつているが、
この実施例では、容器部1aに回動自在に具備さ
れた一対の金属線材からなる把手15,15の上
辺部が蓋部1bの頂部に形成した突起16,16
に係脱自在に係合する。前記把手15は、第5図
のように構成されており、下端の対向端部17,
17が容器部1aに回動自在に嵌着され、把手部
の両端に続く上辺部18,18が突起16,16
と係脱自在に対応する。なお、この突起16の高
さと、把手15の下端の対向端部17から上辺部
18,18迄の高さは所定の寸法比率に設定され
ており、第4図に示す実線の状態に回動させる
と、一定の閉塞力が作用した状態で、蓋部1bが
容器部1aに装着された状態となる。
従つて、容器部1aに蓋部1bを被蓋させて把
手15を回動させこの上辺部18を突起16,1
6に係合させると、蓋部1bが被蓋状態にロツク
されることとなる。
手15を回動させこの上辺部18を突起16,1
6に係合させると、蓋部1bが被蓋状態にロツク
されることとなる。
次に、上記被加熱容器2は加熱手段3としての
ガスバーナ31によつて加熱されるようになつて
おり、このガスバーナ31及び温度検知手段4更
には加熱制御装置5を具備させた下部ケース6に
載置される筒状の上部ケース7の上端部によつて
前記被加熱容器2が支持されている。このため、
この被加熱容器2の上端部には、つば部22が張
出しており、このつば部22が上部ケース7の上
端部内周の複数箇所から部分的に突出させた支持
片70,70に当接するとともに、この支持片7
0,70の突出端部は被加熱容器2の胴部に対接
する構成となつている。従つて、上部ケース7内
に被加熱容器2を挿入すると、被加熱容器2が前
記支持片70,70を介して支持されてその外周
に環状の間隙が形成され、上部ケース7の上下に
開放することとなる。
ガスバーナ31によつて加熱されるようになつて
おり、このガスバーナ31及び温度検知手段4更
には加熱制御装置5を具備させた下部ケース6に
載置される筒状の上部ケース7の上端部によつて
前記被加熱容器2が支持されている。このため、
この被加熱容器2の上端部には、つば部22が張
出しており、このつば部22が上部ケース7の上
端部内周の複数箇所から部分的に突出させた支持
片70,70に当接するとともに、この支持片7
0,70の突出端部は被加熱容器2の胴部に対接
する構成となつている。従つて、上部ケース7内
に被加熱容器2を挿入すると、被加熱容器2が前
記支持片70,70を介して支持されてその外周
に環状の間隙が形成され、上部ケース7の上下に
開放することとなる。
次いで、下部ケース6には、その中央に上方に
付勢されてた温度検知手段4が位置し、この温度
検知手段4が貫通する中央開口32を具備させた
ガスバーナ31を収容し、このガスバーナ31へ
のガス供給を制御する加熱制御装置5としてのバ
ルブ装置50が収容配設される。
付勢されてた温度検知手段4が位置し、この温度
検知手段4が貫通する中央開口32を具備させた
ガスバーナ31を収容し、このガスバーナ31へ
のガス供給を制御する加熱制御装置5としてのバ
ルブ装置50が収容配設される。
前記バルブ装置50及び温度検知手段4の関係
は、第2図に示す如き構成で、バルブ装置50と
しては電磁弁を採用し、これがガスバーナ31へ
のガス回路に挿入され、このバルブ装置50への
電機回路に温度検知手段4としてのサーモスタツ
ト41が挿入されると共に、操作スイツチSを閉
成によつて一定時間動作状態となる点火装置51
が前記バルブ装置50と並列接続されている。
は、第2図に示す如き構成で、バルブ装置50と
しては電磁弁を採用し、これがガスバーナ31へ
のガス回路に挿入され、このバルブ装置50への
電機回路に温度検知手段4としてのサーモスタツ
ト41が挿入されると共に、操作スイツチSを閉
成によつて一定時間動作状態となる点火装置51
が前記バルブ装置50と並列接続されている。
尚、前記サーモスタツト41は設定温度以上の
温度ではその接点が開成されてそれ以下の温度で
は閉成状態にある形式のもので、この実施例では
前記設定温度を140℃程度に設定してある。
温度ではその接点が開成されてそれ以下の温度で
は閉成状態にある形式のもので、この実施例では
前記設定温度を140℃程度に設定してある。
この実施例の装置では、上記補助容器1を用い
て炊飯するとき、蓋部1bを取外した状態で、凹
陥部13,13内に所定の量の米を収容して蓋部
1bを被蓋させ、把手15,15を突起16に係
合するようにして蓋部1bを容器部1aに固定す
る。
て炊飯するとき、蓋部1bを取外した状態で、凹
陥部13,13内に所定の量の米を収容して蓋部
1bを被蓋させ、把手15,15を突起16に係
合するようにして蓋部1bを容器部1aに固定す
る。
尚、このとき、空室10の容積に対して、穀類
Kとしての米の量は、50〜52%程度が好ましい。
Kとしての米の量は、50〜52%程度が好ましい。
所定量の米を空室10,10に収容した状態で
第1図の炊飯装置の被加熱容器2内に前記補助容
器1を収容し、被加熱容器2内に所定量の水を投
入して、操作スイツチSを閉成して各部を始動さ
せると、炊飯動作が進行し、既述の炊上げ調理
炊上げ調理と蒸し調理の併用蒸し調理の経過で
炊飯が進行する。
第1図の炊飯装置の被加熱容器2内に前記補助容
器1を収容し、被加熱容器2内に所定量の水を投
入して、操作スイツチSを閉成して各部を始動さ
せると、炊飯動作が進行し、既述の炊上げ調理
炊上げ調理と蒸し調理の併用蒸し調理の経過で
炊飯が進行する。
つまり、操作スイツチSを閉成して始動状態に
すると、バルブ装置50が開弁してガスバーナ3
1にガス供給されるとともに一定時間点火装置5
1が動作してガスバーナ31に点火せしめられ、
このガスバーナ31によつて被加熱容器2が加熱
される。
すると、バルブ装置50が開弁してガスバーナ3
1にガス供給されるとともに一定時間点火装置5
1が動作してガスバーナ31に点火せしめられ、
このガスバーナ31によつて被加熱容器2が加熱
される。
被加熱容器2内に水がある状態では、被加熱容
器2の底部の温度がサーモスタツト41の設定温
度以上には上昇せず、前記加熱が進行して被加熱
容器2内の水が完全に蒸発すると、急激に被加熱
容器2の底部の温度が上昇する。そして当該部分
の温度がサーモスタツト41の設定温度になる
と、これの接点が開成し、バルブ装置50への回
路が断たれてガスバーナ31が消火する。そして
この間に上記した一連の調理工程が自動的に進行
することとなる。
器2の底部の温度がサーモスタツト41の設定温
度以上には上昇せず、前記加熱が進行して被加熱
容器2内の水が完全に蒸発すると、急激に被加熱
容器2の底部の温度が上昇する。そして当該部分
の温度がサーモスタツト41の設定温度になる
と、これの接点が開成し、バルブ装置50への回
路が断たれてガスバーナ31が消火する。そして
この間に上記した一連の調理工程が自動的に進行
することとなる。
そして、炊飯完了後に、被加熱容器2から補助
容器1を取出して把手15,15を両側に強制的
に開いてこれと蓋部1bとの係合を解き、蓋部1
bを取外すと、容器部1aの凹陥部13,13に
は、空室10の形状に倣つた塊状の米飯が出来
る。この実施例では、空室10の形状を三角おに
ぎり形状に構成してあるから、炊飯完了と同時に
おにぎりが出来上ることとなる。
容器1を取出して把手15,15を両側に強制的
に開いてこれと蓋部1bとの係合を解き、蓋部1
bを取外すと、容器部1aの凹陥部13,13に
は、空室10の形状に倣つた塊状の米飯が出来
る。この実施例では、空室10の形状を三角おに
ぎり形状に構成してあるから、炊飯完了と同時に
おにぎりが出来上ることとなる。
尚、この実施例では、加熱手段3、温度検知手
段4及び加熱制御装置5を電気的装置によつて構
成したが、これらの組み合わせを機械的な機構に
よつて構成するようにしてもよい。例えば、公知
のガス炊飯器の機構がそのまま採用できる。又、
加熱手段3としては電熱装置を採用できることは
言うまでもない。
段4及び加熱制御装置5を電気的装置によつて構
成したが、これらの組み合わせを機械的な機構に
よつて構成するようにしてもよい。例えば、公知
のガス炊飯器の機構がそのまま採用できる。又、
加熱手段3としては電熱装置を採用できることは
言うまでもない。
以上の炊飯装置を用いた炊飯調理の場合には、
水量と、穀類Kとしての米の量との関係が重要と
なるが、好ましくは、米量:水量=1:3(重量
比)に設定する必要があり、通常の従来の炊飯器
の前記比率に比べて水量比率を大幅に大きく設定
する必要がある。
水量と、穀類Kとしての米の量との関係が重要と
なるが、好ましくは、米量:水量=1:3(重量
比)に設定する必要があり、通常の従来の炊飯器
の前記比率に比べて水量比率を大幅に大きく設定
する必要がある。
尚、前記比率よりも水量が多くなると、調理完
了までに要する時間が長くなるとともに炊き上が
りが軟らかくなる。逆に水量が少くなると、硬い
炊き上がりとなる。
了までに要する時間が長くなるとともに炊き上が
りが軟らかくなる。逆に水量が少くなると、硬い
炊き上がりとなる。
尚、この炊飯の場合、被加熱容器2内の水位
は、補助容器1を被加熱容器2内に収容した収容
した状態で、補助容器1内の米の上端部が収容水
内に完全に水没するようにすることが望ましい。
は、補助容器1を被加熱容器2内に収容した収容
した状態で、補助容器1内の米の上端部が収容水
内に完全に水没するようにすることが望ましい。
上記実施例では、穀類Kとして、米を例に説明
したが、これを大豆等の他の穀類としても、本願
の発明を同様に実施できる。
したが、これを大豆等の他の穀類としても、本願
の発明を同様に実施できる。
尚、大豆などの他の穀類の調理の場合には、水
量比等をその穀類Kに応じて所定の値に設定する
必要があることは言うまでもない。又、上記実施
例の炊飯は、通常の米を調理する場合であり、も
ち米の炊飯の場合には、上記実施例の水量比はそ
のまま適用できない。従つて、この場合にも、水
量比等をもち米に適する値に設定する必要があ
る。
量比等をその穀類Kに応じて所定の値に設定する
必要があることは言うまでもない。又、上記実施
例の炊飯は、通常の米を調理する場合であり、も
ち米の炊飯の場合には、上記実施例の水量比はそ
のまま適用できない。従つて、この場合にも、水
量比等をもち米に適する値に設定する必要があ
る。
第1図は本発明の第1実施例の説明図、第2図
はその制御部の概略説明図、第3図は及び第4図
は補助容器1の説明図、第5図は把手15の説明
図、であり、図中、 21……蓋体、2……被加熱容器、11……貫
通孔部、1……補助容器、K……穀類、2……被
加熱容器、3……加熱手段、4……温度検知手
段、5……加熱制御装置、1a……容器部、1b
……蓋部、10……空室。
はその制御部の概略説明図、第3図は及び第4図
は補助容器1の説明図、第5図は把手15の説明
図、であり、図中、 21……蓋体、2……被加熱容器、11……貫
通孔部、1……補助容器、K……穀類、2……被
加熱容器、3……加熱手段、4……温度検知手
段、5……加熱制御装置、1a……容器部、1b
……蓋部、10……空室。
Claims (1)
- 1 開閉自在の蓋体21を具備させた被加熱容器
2内に、壁面に複数の貫通孔部11,11を具備
させ且相互に取外し自在に結合させた容器部1a
と蓋部1bとからなる補助容器1を収容し、これ
ら容器部1aと蓋部1bによつて囲まれる1又は
複数の空室10の形状を調理済食品形状に一致さ
せ、前記被加熱容器2の周壁と補助容器1の側壁
との間に一定の間隙を形成し、被加熱容器2を加
熱する加熱手段3を設けると共に前記被加熱容器
2の底部の温度を検知する温度検知手段4を設
け、この温度検知手段4の出力を入力させ且前記
加熱手段3による加熱時間を制御する加熱制御装
置5を設け、被加熱容器2内の水が完全に蒸発し
た時点の前記温度検知手段4からの出力が前記加
熱制御装置5に入力されたとき、これの出力によ
つて加熱手段3の加熱動作を停止させるようにし
た調理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1087490A JPH0332609A (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | 調理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1087490A JPH0332609A (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | 調理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0332609A JPH0332609A (ja) | 1991-02-13 |
JPH057012B2 true JPH057012B2 (ja) | 1993-01-27 |
Family
ID=13916399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1087490A Granted JPH0332609A (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | 調理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0332609A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110833133A (zh) * | 2018-08-16 | 2020-02-25 | 皇家飞利浦有限公司 | 谷物烹饪方法和烹饪设备 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5828241A (ja) * | 1981-08-11 | 1983-02-19 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 炊飯方法とその装置 |
-
1989
- 1989-04-05 JP JP1087490A patent/JPH0332609A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5828241A (ja) * | 1981-08-11 | 1983-02-19 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 炊飯方法とその装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0332609A (ja) | 1991-02-13 |
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