JPH0569904B2 - - Google Patents
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- JPH0569904B2 JPH0569904B2 JP63200043A JP20004388A JPH0569904B2 JP H0569904 B2 JPH0569904 B2 JP H0569904B2 JP 63200043 A JP63200043 A JP 63200043A JP 20004388 A JP20004388 A JP 20004388A JP H0569904 B2 JPH0569904 B2 JP H0569904B2
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Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
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Description
[産業上の利用分野]
本発明は降伏強度が110Ksi(77.0Kg/mm2)程度
以下のエネルギー分野で使用される油井管やライ
ンパイプ、プラント用鋼として最適な耐炭酸ガス
腐食性と耐応力腐食性割れ性の優れたステンレス
鋼材に関するものである。 [従来の技術] 天然ガス開発用の油井管、ラインパイプ等で
は、炭素鋼、低合金鋼のものが用いられている
が、近年開発が進むにつれて、CO2ガスを多く含
む天然ガスが採掘される様になつてきている。こ
のCO2インジエクシヨン用の鋼として耐食性が良
好なCr含有鋼が特公昭63−18663号公報に開示さ
れている。この技術はCr添加とAl添加により、
耐炭酸ガス腐食性の優れたラインパイプ用鋼材の
開発を図つたものである。 しかしながら、この従来の鋼は、CO2ガスイン
ジエクシヨン用として十分な特性を持つている
が、天然ガス開発に使用する場合、不純物として
CO2やH2Sが混入してくる事が多く、このため鋼
中に水素侵入が起こり、操業停止時に温度が25℃
付近に低下したときに、残留水素と残留応力が原
因で硫化物応力腐食割れが起る事が知られる様に
なつてきている。しかして耐CO2腐食性に優れ耐
応力腐食割れ性の優れた鋼に関して従来の技術で
は全く対応が出来ていないのが実情であつた。 [発明が解決しようとする課題] 本発明者らは以上の様な実情から応力腐食割れ
機構について詳細に検討を行つた結果、硫化物応
力腐食割れは、従来の低合金耐サワーラインパイ
プに於て観察されたと同様の延伸MnSクラスタ
ーが起点となるクラツクが発生し、2次的に粒界
をクラツクが伝播することを明らかにした。 その結果耐硫化応力腐食割れ性を高めるには、
延伸MnSの球状化が最も大切である事が解つた。
そして延伸MnSの球状化によつて、低コストで
優れた耐CO2腐食性を受けつぎ良好な耐応力腐食
割れ性のある鋼の提供が可能となつた。 [課題を解決するための手段] 本発明は上述の問題点を有利に解決したもので
あり、その要旨とするところは、 重量%で C:0.15%以下 Si:0.1〜1.0% Mn:0.2〜2.0% Cr:5.0超〜9%未満 P:0.02%以下 S:0.02%以下 Al:0.01〜0.09% N:0.10〜0.30% を含有すると共に更に Ca:0.001〜0.06% Zr:0.001〜0.07% Ba:0.001〜0.07% を1種または2種以上含み、さらに必要に応じて Ni:0.2〜2.5% Mo:0.2〜1.5% V:0.02〜1.5% Ti%:0.001〜0.2% Nb:0.02〜1.5% を1種または2種以上含み、残部鉄及び不可避不
純物から成る耐炭酸ガス腐食性と耐応力腐食割れ
性の優れたステンレス鋼にある。 [作用] 降伏強度が110Ksi(77.0Kg/mm2)程度以下のエネ
ルギー分野で使用される油井管やラインパイプで
耐応力腐食割れ性の優れた鋼が得られる様になつ
た。本発明は耐応力腐食割れ性に最も効果的な対
策法は、延伸MnSクラスターの球状化であるこ
とを見出したものである。 次に本発明鋼の鋼成分の限定理由について述べ
る。以下%はいずれも重量%である。 C:Cは鋼の強度増加に対し有効である。しかし
添加量を0.15%超とすると、焼入性が上昇し、
強度が高くなりすぎて、靭性が低下する。した
がつてCは0.15%以下とする。 Si:Siは脱酸のために添加する。しかし添加量が
0.1%未満では効果がなく、添加量が1.0%超で
は脱酸の効果は十分となるが靭性が劣化する。
したがつてSiは0.1〜1.0%とする。 Mn:Mnは靭性を向上させるため添加する。し
かし添加量が0.2%未満では靭性向上に効果が
なく2.0%を超えると強度が上昇し、強度が高
くなりすぎて靭性が低下する。したがつてMn
は0.2〜2.0%とする。 Cr:CrはCO2腐食を低減させるに有効な元素で
ある。しかし本発明が対象にしているエネルギ
ー分野である温度100℃、圧力100気圧に於て良
好な耐食性を得るには添加量が5%以下では効
果がなく、9%以上では添加量に見合う耐食性
が得られない。したがつてCrの添加量は5%
超〜9%未満とする。 P:Pは鋼を脆化させる。鋳造時にスラブ板厚中
心部に凝縮し、延伸MnSと相俟つて応力腐食
割れの起点になる元素である。0.02%超では耐
応力腐食割れ性が低下する。したがつて含有量
は極力低い事が望ましいが、応力腐食割れ性に
影響の軽微な上限が0.02%である。したがつて
Pは0.02%以下とする。 S:Sは鋼を脆化させる。通常の場合はMnSと
なつて応力腐食割れの起点となる。したがつて
介在物形態制御元素の添加により球状化させる
ことが必要となる。球状化介在物が多量に存在
すると鋼清浄度を下げかえつて応力腐食割れの
起点となる。したがつてS含有量は極力低い事
が望ましい。応力腐食割れ性に影響の軽微な上
限が0.02%程度である。したがつてSは0.02%
以下とする。 Al:Alは脱酸のために添加する。0.01%未満で
は脱酸の効果がなく、0.09%超では脱酸効果は
十分となるが、鋼の清浄度を下げ、靭性低下、
また応力腐食割れ起点となる。したがつてAl
は0.01〜0.09%とする。 N:NはCr鋼に於てはγループを広げる効果が
あり、また固溶効果によつて強度を得る事が出
来る。この効果は0.10%未満ではない。一方
0.30%超の添加は通常のプロセスでは容易に添
加できない。したがつてNの添加量は0.01〜
0.30%とする。 更に介在物の球状化のためにCa、Zr、Baを1
種または2種以上添加する。 Ca:Caは応力腐食割れの起点となる介在物の球
状化を図るために添加する。下限0.001%はCa
添加を行つて介在物の球状化に効果が出初める
添加量である。上限0.06%はこれを超える添加
量では球状化効果に有効なCa量を越えるため、
Ca酸化物が形成され鋼の清浄度を低下させか
えつて応力腐食割れの起点となつてしまい、か
えつて逆効果となる。したがつてCaは0.001〜
0.06%とする。 Zr:Zrは同様な効果がある。下限は0.001%、上
限は0.07%とする。 Ba:BaはCaやZrと同様な効果がある。下限は
0.001%、上限は0.07%とする。 以上のCa、Zr、Baは1種または2種以上含有
させて良い。 Ni、Mo、V、Ti、Nb:これらの元素は任意に
1種または2種以上添加可能な元素である。炭
化物形成により強度上昇を図るために添加す
る。それぞれの添加量下限未満では効果に乏し
く、上限を超えると巨大炭化物を形成し靭性を
損う。したがつてNi0.2〜2.5%、Mo0.2〜1.5
%、V0.02〜1.5%、Ti0.001〜0.2%、Nb0.02〜
1.5%の添加範囲とする。なおこれらの元素は
単独添加した場合と複合添加した場合の差はな
いので、必要強度によつて1種または2種以上
添加することが出来る。 以下、本発明の実施例について述べる。 [実施例] 第1表に鋼組成、機械的性質、各種試験結果を
示す。鋼は溶解後板厚15mmに熱延した。熱延条件
は1200℃に1時間加熱後仕上温度950℃で圧延を
行い、圧延後空冷を行い鋼板を得た。鋼板からは
機械的性質調査をJISA2号引張試験片を用いて実
施した。腐食試験は2種類を行うことにした。ま
ず本発明鋼で対象となるH2S混入時の割れを見る
ために第1図に示す試片w:20mm、l:50mm、
t:10mmを用いて、H2S飽和−5%NaCl−0.5%
酢酸液(NACE液)による96h浸漬を行つた。割
れは板面に平行に出るのでUSTは板厚方向に探
傷を行い、割れ面積を試片の面で除した値で%表
示した。次にCO2腐食試験は第1図に示す試片
(w:20mm、l:50mm、t:5mm)を用いて、オ
ートクレーブにより行つた。試験条件は温度100
℃、CO2圧力100気圧、使用液は5%NaCl液で30
日間浸漬し、腐食前後の重量を測定し評価した。
最後に耐応力腐食割れ性試験は重垂式定荷重負荷
法により実施した。試片寸法はD;6.35mm、l:
25.4mmである。試験条件はNACE液を用い、降伏
点の0.9、0.8、0.7負荷応力で実施し、720h後の破
断、未破断により判定した。以上の各種試験によ
り本発明鋼は、優れた特性を示す。 尚、第1表において (注1) 腐食減量 ◎:0〜49mdd、○:50〜99mdd、 △:100〜499mdd、×:500mdd以上 (注2) 割れ限界応力 ○:0.9σy以上、△:0.80σy以上、 ×:0.70σy未満
以下のエネルギー分野で使用される油井管やライ
ンパイプ、プラント用鋼として最適な耐炭酸ガス
腐食性と耐応力腐食性割れ性の優れたステンレス
鋼材に関するものである。 [従来の技術] 天然ガス開発用の油井管、ラインパイプ等で
は、炭素鋼、低合金鋼のものが用いられている
が、近年開発が進むにつれて、CO2ガスを多く含
む天然ガスが採掘される様になつてきている。こ
のCO2インジエクシヨン用の鋼として耐食性が良
好なCr含有鋼が特公昭63−18663号公報に開示さ
れている。この技術はCr添加とAl添加により、
耐炭酸ガス腐食性の優れたラインパイプ用鋼材の
開発を図つたものである。 しかしながら、この従来の鋼は、CO2ガスイン
ジエクシヨン用として十分な特性を持つている
が、天然ガス開発に使用する場合、不純物として
CO2やH2Sが混入してくる事が多く、このため鋼
中に水素侵入が起こり、操業停止時に温度が25℃
付近に低下したときに、残留水素と残留応力が原
因で硫化物応力腐食割れが起る事が知られる様に
なつてきている。しかして耐CO2腐食性に優れ耐
応力腐食割れ性の優れた鋼に関して従来の技術で
は全く対応が出来ていないのが実情であつた。 [発明が解決しようとする課題] 本発明者らは以上の様な実情から応力腐食割れ
機構について詳細に検討を行つた結果、硫化物応
力腐食割れは、従来の低合金耐サワーラインパイ
プに於て観察されたと同様の延伸MnSクラスタ
ーが起点となるクラツクが発生し、2次的に粒界
をクラツクが伝播することを明らかにした。 その結果耐硫化応力腐食割れ性を高めるには、
延伸MnSの球状化が最も大切である事が解つた。
そして延伸MnSの球状化によつて、低コストで
優れた耐CO2腐食性を受けつぎ良好な耐応力腐食
割れ性のある鋼の提供が可能となつた。 [課題を解決するための手段] 本発明は上述の問題点を有利に解決したもので
あり、その要旨とするところは、 重量%で C:0.15%以下 Si:0.1〜1.0% Mn:0.2〜2.0% Cr:5.0超〜9%未満 P:0.02%以下 S:0.02%以下 Al:0.01〜0.09% N:0.10〜0.30% を含有すると共に更に Ca:0.001〜0.06% Zr:0.001〜0.07% Ba:0.001〜0.07% を1種または2種以上含み、さらに必要に応じて Ni:0.2〜2.5% Mo:0.2〜1.5% V:0.02〜1.5% Ti%:0.001〜0.2% Nb:0.02〜1.5% を1種または2種以上含み、残部鉄及び不可避不
純物から成る耐炭酸ガス腐食性と耐応力腐食割れ
性の優れたステンレス鋼にある。 [作用] 降伏強度が110Ksi(77.0Kg/mm2)程度以下のエネ
ルギー分野で使用される油井管やラインパイプで
耐応力腐食割れ性の優れた鋼が得られる様になつ
た。本発明は耐応力腐食割れ性に最も効果的な対
策法は、延伸MnSクラスターの球状化であるこ
とを見出したものである。 次に本発明鋼の鋼成分の限定理由について述べ
る。以下%はいずれも重量%である。 C:Cは鋼の強度増加に対し有効である。しかし
添加量を0.15%超とすると、焼入性が上昇し、
強度が高くなりすぎて、靭性が低下する。した
がつてCは0.15%以下とする。 Si:Siは脱酸のために添加する。しかし添加量が
0.1%未満では効果がなく、添加量が1.0%超で
は脱酸の効果は十分となるが靭性が劣化する。
したがつてSiは0.1〜1.0%とする。 Mn:Mnは靭性を向上させるため添加する。し
かし添加量が0.2%未満では靭性向上に効果が
なく2.0%を超えると強度が上昇し、強度が高
くなりすぎて靭性が低下する。したがつてMn
は0.2〜2.0%とする。 Cr:CrはCO2腐食を低減させるに有効な元素で
ある。しかし本発明が対象にしているエネルギ
ー分野である温度100℃、圧力100気圧に於て良
好な耐食性を得るには添加量が5%以下では効
果がなく、9%以上では添加量に見合う耐食性
が得られない。したがつてCrの添加量は5%
超〜9%未満とする。 P:Pは鋼を脆化させる。鋳造時にスラブ板厚中
心部に凝縮し、延伸MnSと相俟つて応力腐食
割れの起点になる元素である。0.02%超では耐
応力腐食割れ性が低下する。したがつて含有量
は極力低い事が望ましいが、応力腐食割れ性に
影響の軽微な上限が0.02%である。したがつて
Pは0.02%以下とする。 S:Sは鋼を脆化させる。通常の場合はMnSと
なつて応力腐食割れの起点となる。したがつて
介在物形態制御元素の添加により球状化させる
ことが必要となる。球状化介在物が多量に存在
すると鋼清浄度を下げかえつて応力腐食割れの
起点となる。したがつてS含有量は極力低い事
が望ましい。応力腐食割れ性に影響の軽微な上
限が0.02%程度である。したがつてSは0.02%
以下とする。 Al:Alは脱酸のために添加する。0.01%未満で
は脱酸の効果がなく、0.09%超では脱酸効果は
十分となるが、鋼の清浄度を下げ、靭性低下、
また応力腐食割れ起点となる。したがつてAl
は0.01〜0.09%とする。 N:NはCr鋼に於てはγループを広げる効果が
あり、また固溶効果によつて強度を得る事が出
来る。この効果は0.10%未満ではない。一方
0.30%超の添加は通常のプロセスでは容易に添
加できない。したがつてNの添加量は0.01〜
0.30%とする。 更に介在物の球状化のためにCa、Zr、Baを1
種または2種以上添加する。 Ca:Caは応力腐食割れの起点となる介在物の球
状化を図るために添加する。下限0.001%はCa
添加を行つて介在物の球状化に効果が出初める
添加量である。上限0.06%はこれを超える添加
量では球状化効果に有効なCa量を越えるため、
Ca酸化物が形成され鋼の清浄度を低下させか
えつて応力腐食割れの起点となつてしまい、か
えつて逆効果となる。したがつてCaは0.001〜
0.06%とする。 Zr:Zrは同様な効果がある。下限は0.001%、上
限は0.07%とする。 Ba:BaはCaやZrと同様な効果がある。下限は
0.001%、上限は0.07%とする。 以上のCa、Zr、Baは1種または2種以上含有
させて良い。 Ni、Mo、V、Ti、Nb:これらの元素は任意に
1種または2種以上添加可能な元素である。炭
化物形成により強度上昇を図るために添加す
る。それぞれの添加量下限未満では効果に乏し
く、上限を超えると巨大炭化物を形成し靭性を
損う。したがつてNi0.2〜2.5%、Mo0.2〜1.5
%、V0.02〜1.5%、Ti0.001〜0.2%、Nb0.02〜
1.5%の添加範囲とする。なおこれらの元素は
単独添加した場合と複合添加した場合の差はな
いので、必要強度によつて1種または2種以上
添加することが出来る。 以下、本発明の実施例について述べる。 [実施例] 第1表に鋼組成、機械的性質、各種試験結果を
示す。鋼は溶解後板厚15mmに熱延した。熱延条件
は1200℃に1時間加熱後仕上温度950℃で圧延を
行い、圧延後空冷を行い鋼板を得た。鋼板からは
機械的性質調査をJISA2号引張試験片を用いて実
施した。腐食試験は2種類を行うことにした。ま
ず本発明鋼で対象となるH2S混入時の割れを見る
ために第1図に示す試片w:20mm、l:50mm、
t:10mmを用いて、H2S飽和−5%NaCl−0.5%
酢酸液(NACE液)による96h浸漬を行つた。割
れは板面に平行に出るのでUSTは板厚方向に探
傷を行い、割れ面積を試片の面で除した値で%表
示した。次にCO2腐食試験は第1図に示す試片
(w:20mm、l:50mm、t:5mm)を用いて、オ
ートクレーブにより行つた。試験条件は温度100
℃、CO2圧力100気圧、使用液は5%NaCl液で30
日間浸漬し、腐食前後の重量を測定し評価した。
最後に耐応力腐食割れ性試験は重垂式定荷重負荷
法により実施した。試片寸法はD;6.35mm、l:
25.4mmである。試験条件はNACE液を用い、降伏
点の0.9、0.8、0.7負荷応力で実施し、720h後の破
断、未破断により判定した。以上の各種試験によ
り本発明鋼は、優れた特性を示す。 尚、第1表において (注1) 腐食減量 ◎:0〜49mdd、○:50〜99mdd、 △:100〜499mdd、×:500mdd以上 (注2) 割れ限界応力 ○:0.9σy以上、△:0.80σy以上、 ×:0.70σy未満
【表】
【表】
[発栄の効果]
本発明によれば従来鋼に比べ耐腐食性に富み、
耐応力腐食割れ性に優れた、ラインパイプ要鋼、
油井管要鋼等のステンレス鋼が得られ、その工業
的効果は大きい。
耐応力腐食割れ性に優れた、ラインパイプ要鋼、
油井管要鋼等のステンレス鋼が得られ、その工業
的効果は大きい。
第1図は腐食試験に用いた試片の斜視図、第2
図は耐応力腐食割れ試験に用いた試片の正面図で
ある。
図は耐応力腐食割れ試験に用いた試片の正面図で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量%で C:0.15%以下 Si:0.1〜1.0% Mn:0.2〜2.0% Cr:5.0超〜9%未満 P:0.02%以下 S:0.02%以下 Al:0.01〜0.09% N:0.10〜0.30% を含有すると共に更に Ca:0.001〜0.06% Zr:0.001〜0.07% Ba:0.001〜0.07% を1種または2種以上含み、残部鉄及び不可避不
純物から成る耐炭酸ガス腐食性と耐応力腐食割れ
性の優れたステンレス鋼。 2 重量%で C:0.15%以下 Si:0.1〜1.0% Mn:0.2〜2.0% Cr:5.0超〜9%未満 P:0.02%以下 S:0.02%以下 Al:0.01〜0.09% N:0.10〜0.30% を含有すると共に Ca:0.001〜0.06% Zr:0.001〜0.07% Ba:0.001〜0.07% を1種または2種以上含み、更に Ni:0.2〜2.5% Mo:0.2〜1.5% V:0.02〜1.5% Ti:0.001〜0.2% Nb:0.02〜1.5% を1種または2種以上含む、残部鉄及び不可避不
純物から成る耐炭酸ガス腐食性と耐応力腐食割れ
性の優れたステンレス鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20004388A JPH0250941A (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 耐炭酸ガス腐食性と耐応力腐食割れ性の優れたステンレス鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20004388A JPH0250941A (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 耐炭酸ガス腐食性と耐応力腐食割れ性の優れたステンレス鋼 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0250941A JPH0250941A (ja) | 1990-02-20 |
JPH0569904B2 true JPH0569904B2 (ja) | 1993-10-04 |
Family
ID=16417880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20004388A Granted JPH0250941A (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 耐炭酸ガス腐食性と耐応力腐食割れ性の優れたステンレス鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0250941A (ja) |
Families Citing this family (3)
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JP6524440B2 (ja) * | 2015-07-13 | 2019-06-05 | 日本製鉄株式会社 | マルテンサイト鋼材 |
JP6536343B2 (ja) * | 2015-10-13 | 2019-07-03 | 日本製鉄株式会社 | マルテンサイト鋼材 |
Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPS55128566A (en) * | 1979-03-26 | 1980-10-04 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Highly corrosion resistant steel for well pipe use |
JPS5693856A (en) * | 1979-12-27 | 1981-07-29 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Steel for line pipe with excellent corrosion resistance against wet carbon dioxide |
JPS6318038A (ja) * | 1986-07-10 | 1988-01-25 | Kawasaki Steel Corp | クリ−プ特性および耐水素侵食特性の優れた低合金鋼 |
-
1988
- 1988-08-12 JP JP20004388A patent/JPH0250941A/ja active Granted
Patent Citations (3)
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JPH0250941A (ja) | 1990-02-20 |
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