JPH0569448U - フォークリフトの変速装置 - Google Patents

フォークリフトの変速装置

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Publication number
JPH0569448U
JPH0569448U JP969192U JP969192U JPH0569448U JP H0569448 U JPH0569448 U JP H0569448U JP 969192 U JP969192 U JP 969192U JP 969192 U JP969192 U JP 969192U JP H0569448 U JPH0569448 U JP H0569448U
Authority
JP
Japan
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transmission
shift rail
case
hydraulic cylinder
shift
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP969192U
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English (en)
Inventor
完治 青木
幸夫 内山
諭 松田
鶴治 北林
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0569448U publication Critical patent/JPH0569448U/ja
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外力によるアクチュエータの破損を防止し、
トランスミッションの小型化を図る。 【構成】 シフトレール15を駆動させる油圧シリンダ
33をトランスミッション11のケース11a内に備
え、油圧シリンダ33をケース11aで保護した状態に
し、ケース11aの外部にシフトレール15の駆動機構
をなくし、外力によって油圧シリンダ33が破損する虞
をなくすと共に、トランスミッションの小型化を図る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フォークリフトの変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
フォークリフトは、積載した荷物を上下させるためのマストを車体の前方に備 え、場所間の荷物の移動を行なう荷役用の産業車両である。
【0003】 図4には標準形のフォークリフトの一例を示してある。
【0004】 図に示すように、リフトシリンダ1は左右一対のアウタマスト2に固定され、 ピストンロッド1aの伸縮に伴ないアウタマスト2をガイドとして左右一対のイ ンナマスト3を昇降するようになっている。この時、アウタマスト2は車体4の 前方でこの車体4に固定してある。この結果、インナマスト3の昇降に伴ないチ ェーン(図示省略)に懸架してあるブラケット5及び直接荷物を積載するフォー ク6からなる昇降部が昇降する。
【0005】 車体4内にはエンジン及びトランスミッションが搭載され、操作レバーを操作 することによりエンジンの動力を変速して適宜切替えて駆動輪に伝達する。
【0006】 図5には変速装置の概略構成を示してある。
【0007】 トランスミッション11には高低速切替用の歯車機構12及び前後進切替用の 歯車機構13が設けられ、それぞれの歯車機構12,13はシフトフォーク14 によって切替えられる。シフトフォーク14はシフトレールに15に取付けられ 、シフトレール15の駆動(図中左右方向への移動)によりシフトフォーク14 を介して各歯車機構12,13が操作されてエンジンの動力が適切に切替えられ る。
【0008】 シフトレール15は油圧シリンダ16により駆動され、油圧シリンダ16はソ レノイドバルブ(ソレノイド)17によって動作する。シフトレール15はスト ロークセンサ18により駆動状況が検出される。図中19は油圧ポンプ、20は タンクである。
【0009】 操作レバー21の操作状況はコントローラ22に入力され、選択した変速段と なるようにシフトレール15を駆動するため、コントローラ22からソレノイド 17に駆動信号が出力される。ストロークセンサ18の検出信号がコントローラ 22に入力され、コントローラ22は操作レバー21の入力信号とストロークセ ンサ18の入力信号の差を演算処理して油圧シリンダ16の動作方向を決め、操 作レバー21の操作位置とシフトレール15の駆動位置が一致するように制御す る。
【0010】 従って、操作レバー21の操作に連動してシフトレール15が駆動され、操作 レバー21の操作に応じて所望の変速段が達成される。
【0011】 油圧シリンダ16はトランスミッション11のケース11aの外側に取付けら れ、駆動アーム22を介してシフトレール15に連結されている。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
従来の変速装置は、油圧シリンダ16がトランスミッション11のケース11 aの外側に取付けられているので、トランスミッション11が大きくなると共に 、油圧シリンダ16が外力によって、破損する虞があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案の構成は、シフトレールの駆動によりエンジ ンの回転力を切替えるトランスミッションと、シフトレールの駆動状態を選択す る操作レバーと、操作レバーの操作による変速信号に基づいてシフトレールを駆 動させるアクチュエータとからなるフォークリフトの変速装置において、前記ア クチュエータを前記トランスミッションのケース内に備えたことを特徴とする。
【0014】
【作用】
アクチュエータをトランスミッションのケース内に備えることにより、アクチ ュエータがケースによって外力から保護され、トランスミッションの外部に駆動 機構が存在しない。
【0015】
【実施例】
図1には本考案の第一実施例に係るフォークリフトの変速装置におけるトラン スミッションの断面状態を示してある。尚、図5に示した部材と同一部材には同 一符号を付して重複する説明は省略する。
【0016】 トランスミッション11のケース11aの一部にはシリンダ室31が形成され 、シリンダ室31にはピストン32が納められ、ケース11a内にアクチュエー タとしての油圧シリンダ33が備えられた状態になっている。ピストン32のピ ストンロッド34には駆動駒35が取付けられ、駆動駒35はシフトレール15 に固定されている。シフトレール15は油圧シリンダ33によって駆動駒35を 介して駆動され、変速操作が行なわれる。
【0017】 上述したトランスミッション11では、油圧シリンダ33がケース11a内に 備えられているため、油圧シリンダ33はケース11aによって保護された状態 になっている。また、ケース11aの外部にはシフトレール15を駆動する機構 が存在しない。
【0018】 従って、油圧シリンダ33に外力の影響がなくなり、トランスミッション11 が大型化しない。
【0019】 本願考案の他の実施例を図2、図3に基づいて説明する。
【0020】 図2には第二実施例に係る要部断面を示してある。
【0021】 図2に示したものは、トランスミッション11のケース11aにはシリンダ室 41が形成され、シリンダ室41はシフトレール15の一端側に配されている。 シリンダ室41にはシフトレール15の一端が嵌合し、シリンダ室41内のシフ トレール15にはピストン42が一体形成されている。つまり、ケース11a内 に、シフトレール15がピストンロッドとなっている油圧シリンダ43が備えら れた状態になっている。
【0022】 シフトレール15は油圧シリンダ43によって直接駆動され、変速操作が行な われる。
【0023】 図3には第三実施例に係る要部断面を示してある。
【0024】 図3に示したものは、トランスミッション11のケース11aにはシリンダ室 51が形成され、シリンダ室51はシフトレール15の両端側に配されている。 各シリンダ室51にはシフトレール15の端部が嵌合し、シフトレール15自体 がピストンとなっている油圧シリンダ52が構成されている。
【0025】 シフトレール15は油圧シリンダ52によって直接駆動され、変速操作が行な われる。
【0026】 第二実施例、第三実施例のトランスミッション11も第一実施例と同様に、油 圧シリンダ43,52がケース11a内に保護された状態となり、ケース11a の外部にはシフトレール15を駆動する機構が存在しない。
【0027】
【考案の効果】
本考案のフォークリフトの変速装置は、シフトレールを駆動させるアクチュエ ータをトランスミッションのケース内に備えたので、アクチュエータがケースに 保護された状態になると共に、ケースの外部にシフトレールを駆動する機構が存 在しない。この結果、外力によってアクチュエータが破損する虞がなくなると共 に、トランスミッションの小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例に係るフォークリフトの変
速装置におけるトランスミッションの断面図。
【図2】本考案の第二実施例に係るフォークリフトの変
速装置におけるトランスミッションの要部断面図。
【図3】本考案の第三実施例に係るフォークリフトの変
速装置におけるトランスミッションの要部断面図。
【図4】標準形のフォークリフトの斜視図。
【図5】変速装置の概略構成図。
【符号の説明】
11 トランスミッション 11a ケース 15 シフトレール 31,41,51 シリンダ室 32 ピストン 33,43,52 油圧シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 内山 幸夫 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工 業株式会社相模原製作所内 (72)考案者 松田 諭 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工 業株式会社相模原製作所内 (72)考案者 北林 鶴治 神奈川県相模原市田名3000番地 エム・エ イチ・アイさがみハイテック株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレールの駆動によりエンジンの回
    転力を切替えるトランスミッションと、シフトレールの
    駆動状態を選択する操作レバーと、操作レバーの操作に
    よる変速信号に基づいてシフトレールを駆動させるアク
    チュエータとからなるフォークリフトの変速装置におい
    て、前記アクチュエータを前記トランスミッションのケ
    ース内に備えたことを特徴とするフォークリフトの変速
    装置。
JP969192U 1992-02-28 1992-02-28 フォークリフトの変速装置 Withdrawn JPH0569448U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP969192U JPH0569448U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 フォークリフトの変速装置

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JP969192U JPH0569448U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 フォークリフトの変速装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0569448U true JPH0569448U (ja) 1993-09-21

Family

ID=11727249

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JP969192U Withdrawn JPH0569448U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 フォークリフトの変速装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960606