JPH08301595A - フォークリフトの荷役用油圧回路 - Google Patents
フォークリフトの荷役用油圧回路Info
- Publication number
- JPH08301595A JPH08301595A JP7107594A JP10759495A JPH08301595A JP H08301595 A JPH08301595 A JP H08301595A JP 7107594 A JP7107594 A JP 7107594A JP 10759495 A JP10759495 A JP 10759495A JP H08301595 A JPH08301595 A JP H08301595A
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- JP
- Japan
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- cylinder
- oil pump
- oil
- hydraulic
- side shift
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電力消費を低減する。
【構成】 サイドシフト用シリンダ14を、パワーステ
アリング用オイルポンプ8bを駆動するオイルポンプモ
ータ8により駆動される小容量のオイルポンプ8aを備
えた第2の油圧経路9に接続されたサイドシフト用バル
ブ5aで制御し、リフト用シリンダ12とチルト用シリ
ンダ13を制御するリフトシリンダ用バルブ3aとチル
トシリンダ用バルブ4aは、大容量のオイルポンプ6a
を備えた第1の油圧経路7に接続する。
アリング用オイルポンプ8bを駆動するオイルポンプモ
ータ8により駆動される小容量のオイルポンプ8aを備
えた第2の油圧経路9に接続されたサイドシフト用バル
ブ5aで制御し、リフト用シリンダ12とチルト用シリ
ンダ13を制御するリフトシリンダ用バルブ3aとチル
トシリンダ用バルブ4aは、大容量のオイルポンプ6a
を備えた第1の油圧経路7に接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サイドシフトアタッチ
メント又はフォークシフタ機構を備えたフォークリフト
で、殊にバッテリで駆動されるタイプに好適な荷役用油
圧回路に関する。
メント又はフォークシフタ機構を備えたフォークリフト
で、殊にバッテリで駆動されるタイプに好適な荷役用油
圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】サイドシフトアタッチメントを備えたフ
ォークリフトでは、従来、図4に例示の如く、オイルタ
ンク1から大容量のオイルポンプ6aとオイルコントロ
ール部2とを経てオイルタンク1に戻るオイル循環経路
におけるオイルコントロール部2に、図5に例示するよ
うに、リフト用バルブ3a、チルト用バルブ4a、及び
サイドシフト用バルブ5aを介して夫々リフト用シリン
ダ12、チルト用シリンダ13、及びサイドシフト用シ
リンダ14を接続し、前記各バルブ3a,4a,5aと
個々に連結された計三連の操作レバー3,4,5により
各バルブ3a,4a,5aを操作して個々のシリンダ1
2,13,14の動作を制御する一方、オイルタンク1
から小容量のパワーステアリング用オイルポンプ8bと
パワーステアリング用バルブ10を経てオイルタンク1
に戻るオイル循環経路を別途設け、パワーステアリング
用バルブ10の操作でパワーステアリング用シリンダ1
5を動作させるようになっていた。又、フォークシフタ
機構を備えたフォークリフトにおいても、図示は省略す
るが、前記と同様に、オイルタンクから大容量のオイル
ポンプとオイルコントロール部とを経てオイルタンクに
戻るオイル循環経路におけるオイルコントロール部に、
フォークシフタ用バルブが接続されていた。
ォークリフトでは、従来、図4に例示の如く、オイルタ
ンク1から大容量のオイルポンプ6aとオイルコントロ
ール部2とを経てオイルタンク1に戻るオイル循環経路
におけるオイルコントロール部2に、図5に例示するよ
うに、リフト用バルブ3a、チルト用バルブ4a、及び
サイドシフト用バルブ5aを介して夫々リフト用シリン
ダ12、チルト用シリンダ13、及びサイドシフト用シ
リンダ14を接続し、前記各バルブ3a,4a,5aと
個々に連結された計三連の操作レバー3,4,5により
各バルブ3a,4a,5aを操作して個々のシリンダ1
2,13,14の動作を制御する一方、オイルタンク1
から小容量のパワーステアリング用オイルポンプ8bと
パワーステアリング用バルブ10を経てオイルタンク1
に戻るオイル循環経路を別途設け、パワーステアリング
用バルブ10の操作でパワーステアリング用シリンダ1
5を動作させるようになっていた。又、フォークシフタ
機構を備えたフォークリフトにおいても、図示は省略す
るが、前記と同様に、オイルタンクから大容量のオイル
ポンプとオイルコントロール部とを経てオイルタンクに
戻るオイル循環経路におけるオイルコントロール部に、
フォークシフタ用バルブが接続されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リフト用やチルト用シ
リンダは、流量が少ないと動作が緩慢になるので大きな
流量を必要とするが、サイドシフト用シリンダやフォー
クシフタ用シリンダに大きな流量が作用すると、フォー
クの移動速度が早すぎ、かえって操作しづらくなるの
で、操作時にはスプールを半開き状態にして小流量で制
御しなくてはならず、レバー(バルブ)の微小操作を誤
ると、サイドシフト用シリンダやフォークシフタ用シリ
ンダが急激に動作し、作業性が悪い。又それらの操作性
を高めるべく、油圧経路内に絞りを設けて小流量となる
よう制御したものもあるが、絞り作用によるエネルギ損
失が大きく、殊にバッテリ式のフォークリフトにあって
は、稼動時間の短縮に繋がる。本発明は、以上に述べた
ような問題点を解決するものであり、安価で、エネルギ
損失が少なく、操作性の優れたフォークリフトの荷役用
油圧回路を提供することを目的とする。
リンダは、流量が少ないと動作が緩慢になるので大きな
流量を必要とするが、サイドシフト用シリンダやフォー
クシフタ用シリンダに大きな流量が作用すると、フォー
クの移動速度が早すぎ、かえって操作しづらくなるの
で、操作時にはスプールを半開き状態にして小流量で制
御しなくてはならず、レバー(バルブ)の微小操作を誤
ると、サイドシフト用シリンダやフォークシフタ用シリ
ンダが急激に動作し、作業性が悪い。又それらの操作性
を高めるべく、油圧経路内に絞りを設けて小流量となる
よう制御したものもあるが、絞り作用によるエネルギ損
失が大きく、殊にバッテリ式のフォークリフトにあって
は、稼動時間の短縮に繋がる。本発明は、以上に述べた
ような問題点を解決するものであり、安価で、エネルギ
損失が少なく、操作性の優れたフォークリフトの荷役用
油圧回路を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の荷役用油圧回路
は、大容量のオイルポンプを備えた第1の油圧経路と、
小容量のオイルポンプを備えた第2の油圧経路とを設
け、それら二系統の油圧経路のうち、第1の油圧経路に
はリフト用シリンダとチルト用シリンダの少なくとも何
れか一方を接続し、第2の油圧経路に、サイドシフト用
シリンダ又はフォークシフタ用シリンダを接続した構成
にある。そして前記小容量のオイルポンプを駆動するモ
ータを、パワーステアリング用オイルポンプを駆動する
モータと共用することができる。
は、大容量のオイルポンプを備えた第1の油圧経路と、
小容量のオイルポンプを備えた第2の油圧経路とを設
け、それら二系統の油圧経路のうち、第1の油圧経路に
はリフト用シリンダとチルト用シリンダの少なくとも何
れか一方を接続し、第2の油圧経路に、サイドシフト用
シリンダ又はフォークシフタ用シリンダを接続した構成
にある。そして前記小容量のオイルポンプを駆動するモ
ータを、パワーステアリング用オイルポンプを駆動する
モータと共用することができる。
【0005】
【作用】サイドシフト用シリンダやフォークシフタ用シ
リンダが、小容量のオイルポンプを備えた第2の油圧経
路に接続されることにより、絞り作用を働かせなくても
作動速度が遅くなり、動作開始時のショックも小さくな
るので作業性が向上する。特にバッテリ駆動タイプのフ
ォークリフトでは、消費電力の低下に伴って稼動時間が
長くなり、又、モータをパワーステアリング用モータと
共用すれば、オイルポンプを追加するだけで容易に対応
できる。
リンダが、小容量のオイルポンプを備えた第2の油圧経
路に接続されることにより、絞り作用を働かせなくても
作動速度が遅くなり、動作開始時のショックも小さくな
るので作業性が向上する。特にバッテリ駆動タイプのフ
ォークリフトでは、消費電力の低下に伴って稼動時間が
長くなり、又、モータをパワーステアリング用モータと
共用すれば、オイルポンプを追加するだけで容易に対応
できる。
【0006】
【実施例】本発明に係るフォークリフトの荷役用油圧回
路を、サイドシフトアタッチメントを備えたフォークリ
フトについて図面に基づき説明する。図1は本発明に係
る油圧回路の実施例を示したもので、1はオイルタン
ク、2はオイルコントロール部であり、オイルコントロ
ール部2には、後述するリフトシリンダ用バルブ3a、
チルトシリンダ用バルブ4a、及びサイドシフト用バル
ブ5aが設けられ、各バルブ3a,4a,5aと個々に
連結された計三連の操作レバー3,4,5が突出されて
いる。6aはオイルポンプモータ6で駆動される大容量
のオイルポンプであり、オイルタンク1からオイルコン
トロール部2に至る供給路7aの途中に設けられ、その
供給路7aとオイルコントロール部2からオイルタンク
1に至る返送路7bとで第1の油圧経路7が構成されて
いる。8は、小容量のオイルポンプ8aとパワーステア
リング用オイルポンプ8bとを駆動するオイルポンプモ
ータであって、小容量のオイルポンプ8aは、前記供給
路7aから分岐されてオイルコントロール部2に至る供
給路9aの途中に設けられ、又、パワーステアリング用
オイルポンプ8bは、前記供給路7aから分岐され、パ
ワーステアリング用バルブ10に至る供給路11aの途
中に設けられており、パワーステアリング用バルブ10
は返送路11bでオイルタンク1に接続され、前記供給
路11aと返送路11bとで、パワーステアリング用油
圧経路11が構成されている。
路を、サイドシフトアタッチメントを備えたフォークリ
フトについて図面に基づき説明する。図1は本発明に係
る油圧回路の実施例を示したもので、1はオイルタン
ク、2はオイルコントロール部であり、オイルコントロ
ール部2には、後述するリフトシリンダ用バルブ3a、
チルトシリンダ用バルブ4a、及びサイドシフト用バル
ブ5aが設けられ、各バルブ3a,4a,5aと個々に
連結された計三連の操作レバー3,4,5が突出されて
いる。6aはオイルポンプモータ6で駆動される大容量
のオイルポンプであり、オイルタンク1からオイルコン
トロール部2に至る供給路7aの途中に設けられ、その
供給路7aとオイルコントロール部2からオイルタンク
1に至る返送路7bとで第1の油圧経路7が構成されて
いる。8は、小容量のオイルポンプ8aとパワーステア
リング用オイルポンプ8bとを駆動するオイルポンプモ
ータであって、小容量のオイルポンプ8aは、前記供給
路7aから分岐されてオイルコントロール部2に至る供
給路9aの途中に設けられ、又、パワーステアリング用
オイルポンプ8bは、前記供給路7aから分岐され、パ
ワーステアリング用バルブ10に至る供給路11aの途
中に設けられており、パワーステアリング用バルブ10
は返送路11bでオイルタンク1に接続され、前記供給
路11aと返送路11bとで、パワーステアリング用油
圧経路11が構成されている。
【0007】前記オイルコントロール部2に設けられて
いるリフトシリンダ用バルブ3aとチルトシリンダ用バ
ルブ4aとは、図2に示されている如く、共に第1の油
圧経路7における供給路7aと返送路7bとの間に接続
され、サイドシフト用バルブ5aは、前記供給路9a
と、返送路7bに合流する返送路9bとで構成される第
2の油圧経路9における供給路9aと返送路9bとの間
に接続されている。又、各バルブ3a,4a,5a,1
0には、夫々個々に、リフト用シリンダ12、チルト用
シリンダ13、サイドシフト用シリンダ14、及びパワ
ーステアリング用シリンダ15が油路を介して夫々接続
されている。尚図面に示す1a,1bは夫々フィルタ、
16はリリーフバルブである。
いるリフトシリンダ用バルブ3aとチルトシリンダ用バ
ルブ4aとは、図2に示されている如く、共に第1の油
圧経路7における供給路7aと返送路7bとの間に接続
され、サイドシフト用バルブ5aは、前記供給路9a
と、返送路7bに合流する返送路9bとで構成される第
2の油圧経路9における供給路9aと返送路9bとの間
に接続されている。又、各バルブ3a,4a,5a,1
0には、夫々個々に、リフト用シリンダ12、チルト用
シリンダ13、サイドシフト用シリンダ14、及びパワ
ーステアリング用シリンダ15が油路を介して夫々接続
されている。尚図面に示す1a,1bは夫々フィルタ、
16はリリーフバルブである。
【0008】このように構成された油圧回路によれば、
レバー3,4のいずれかを操作すると、バルブが作動し
て大容量のオイルポンプ6aを備えた第1の油圧経路内
の油圧で、リフト用シリンダ12又はチルト用シリンダ
13が動作し、レバー5を操作すると、サイドシフト用
バルブ5aが作動して小容量のオイルポンプ8aを備え
た第2の油圧経路内の油圧でサイドシフト用シリンダ1
4が動作される。又パワ−ステアリングシリンダ15
は、図示しないステアリングの回動操作に連繋して操作
されるパワーステアリング用バルブ10により、ステア
リングの動作を支援する。
レバー3,4のいずれかを操作すると、バルブが作動し
て大容量のオイルポンプ6aを備えた第1の油圧経路内
の油圧で、リフト用シリンダ12又はチルト用シリンダ
13が動作し、レバー5を操作すると、サイドシフト用
バルブ5aが作動して小容量のオイルポンプ8aを備え
た第2の油圧経路内の油圧でサイドシフト用シリンダ1
4が動作される。又パワ−ステアリングシリンダ15
は、図示しないステアリングの回動操作に連繋して操作
されるパワーステアリング用バルブ10により、ステア
リングの動作を支援する。
【0009】前記各シリンダの動作において、リフトシ
リンダとチルトシリンダとには、大きな油圧が、サイド
シフトシリンダには小さい油圧が夫々作用するので、移
動量の多いリフトやチルトの動作は素早く、微小移動が
要求されるサイドシフトではゆっくりと動作し、荷役効
率が向上する。
リンダとチルトシリンダとには、大きな油圧が、サイド
シフトシリンダには小さい油圧が夫々作用するので、移
動量の多いリフトやチルトの動作は素早く、微小移動が
要求されるサイドシフトではゆっくりと動作し、荷役効
率が向上する。
【0010】又微小動作時における始動や停止時のショ
ックが軽く、誤操作の虞れもなく操作性に優れる。特に
バッテリ駆動タイプでは、消費電力が少なくなって稼動
時間が延長される。このような荷役用油圧回路は、フォ
ークシフトアタッチメントを備えたフォークリフトばか
りでなく、フォークシフタ機構を備えたフォークリフト
においても、前記実施例のサイドシフト用シリンダをフ
ォークシフト用シリンダに置き換えることで容易に実施
が可能で、同様なメリットがあり、フォークシフトアタ
ッチメントとフォークシフタ機構との両者を備えたフォ
ークリフトにも適用される。
ックが軽く、誤操作の虞れもなく操作性に優れる。特に
バッテリ駆動タイプでは、消費電力が少なくなって稼動
時間が延長される。このような荷役用油圧回路は、フォ
ークシフトアタッチメントを備えたフォークリフトばか
りでなく、フォークシフタ機構を備えたフォークリフト
においても、前記実施例のサイドシフト用シリンダをフ
ォークシフト用シリンダに置き換えることで容易に実施
が可能で、同様なメリットがあり、フォークシフトアタ
ッチメントとフォークシフタ機構との両者を備えたフォ
ークリフトにも適用される。
【0011】前記実施例は小容量のオイルポンプとパワ
ーステアリングのオイルポンプとを一つのモータで駆動
させているが、各オイルポンプを夫々独立したモータで
駆動させることもできるし、大容量のオイルポンプを駆
動するモータで小容量のオイルポンプを駆動させるよう
にしたり、オイルポンプに容量の余裕させあれば、図3
に例示するように、パワーステアリング用油圧経路を第
2の油圧経路9に統合し、パワーステアリング用バルブ
をオイルコントロール部2に設けると共に、そのパワー
ステアリング用バルブを、フォークシフト用バルブが接
続されている第2の油圧経路9に接続し、小容量のオイ
ルポンプ8aにより、フォークシフト用シリンダ14と
パワーステアリング用シリンダ15とを駆動させるよう
に構成し、パワーステアリング用オイルポンプを省略し
ても差し支えない。
ーステアリングのオイルポンプとを一つのモータで駆動
させているが、各オイルポンプを夫々独立したモータで
駆動させることもできるし、大容量のオイルポンプを駆
動するモータで小容量のオイルポンプを駆動させるよう
にしたり、オイルポンプに容量の余裕させあれば、図3
に例示するように、パワーステアリング用油圧経路を第
2の油圧経路9に統合し、パワーステアリング用バルブ
をオイルコントロール部2に設けると共に、そのパワー
ステアリング用バルブを、フォークシフト用バルブが接
続されている第2の油圧経路9に接続し、小容量のオイ
ルポンプ8aにより、フォークシフト用シリンダ14と
パワーステアリング用シリンダ15とを駆動させるよう
に構成し、パワーステアリング用オイルポンプを省略し
ても差し支えない。
【0012】尚、本発明はバッテリ駆動タイプに好適で
あるが、エンジン駆動タイプに採用してもかまわないの
であって、シリンダの種類やそれを制御するバルブの数
等は実施例に限定されず、四連或いは五連レバーにも適
用され、フォークシフトアタッチメントとフォークシフ
タ機構以外の荷役機構用バルブは、いずれも大容量のオ
イルポンプ6aを備えた第1の油圧経路に接続される。
あるが、エンジン駆動タイプに採用してもかまわないの
であって、シリンダの種類やそれを制御するバルブの数
等は実施例に限定されず、四連或いは五連レバーにも適
用され、フォークシフトアタッチメントとフォークシフ
タ機構以外の荷役機構用バルブは、いずれも大容量のオ
イルポンプ6aを備えた第1の油圧経路に接続される。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、大きな流量を必要とし
ないサイドシフト用シリンダやフォークシフタ用シリン
ダを、容量の小さなオイルポンプで駆動させるので、適
正な作動速度を維持でき、操作しやすくなると共に、動
作の開始や終了時のショックも少なくなって、作業性は
大幅に向上する。バッテリ駆動タイプのフォークリフト
にあっては、エネルギロスが少ないため、稼動時間が長
くなるし、小さい容量のオイルポンプ駆動用のモータを
パワーステアリング用オイルポンプと共用すれば、部品
数を削減できる。
ないサイドシフト用シリンダやフォークシフタ用シリン
ダを、容量の小さなオイルポンプで駆動させるので、適
正な作動速度を維持でき、操作しやすくなると共に、動
作の開始や終了時のショックも少なくなって、作業性は
大幅に向上する。バッテリ駆動タイプのフォークリフト
にあっては、エネルギロスが少ないため、稼動時間が長
くなるし、小さい容量のオイルポンプ駆動用のモータを
パワーステアリング用オイルポンプと共用すれば、部品
数を削減できる。
【図1】 本発明に係るフォークリフトの荷役用油圧回
路を例示した説明図である。
路を例示した説明図である。
【図2】 オイルコントロール部の回路説明図である。
【図3】 変更例の説明図である。従来の油圧回路例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図4】 従来の油圧回路例を示す説明図である。
【図5】 従来のオイルコントロール部の回路説明図で
ある。
ある。
1・・オイルタンク、1a,1b・・フィルタ、2・・
オイルコントロール部、3,4,5・・操作レバー、3
a・・リフトシリンダ用バルブ、4a・・チルトシリン
ダ用バルブ、5a・・サイドシフト用バルブ、6・・オ
イルポンプ用モータ、6a・・大容量のオイルポンプ、
7a・・供給路、7b・・返送路、7・・第1の油圧経
路、8・・ポンンプモータ、8a・・小容量のオイルポ
ンプ、8b・・パワーステアリング用オイルポンプ、9
・・第2の油圧経路、9a・・供給路、9b・・返送
路、10・・パワーステアリング用バルブ、11・・パ
ワーステアリング用油圧経路、11a・・供給路、11
b・・返送路、12・・リフト用シリンダ、13・・チ
ルト用シリンダ、14・・サイドシフト用シリンダ、1
5・・パワーステアリング用シリンダ、16・・リリー
フバルブ。
オイルコントロール部、3,4,5・・操作レバー、3
a・・リフトシリンダ用バルブ、4a・・チルトシリン
ダ用バルブ、5a・・サイドシフト用バルブ、6・・オ
イルポンプ用モータ、6a・・大容量のオイルポンプ、
7a・・供給路、7b・・返送路、7・・第1の油圧経
路、8・・ポンンプモータ、8a・・小容量のオイルポ
ンプ、8b・・パワーステアリング用オイルポンプ、9
・・第2の油圧経路、9a・・供給路、9b・・返送
路、10・・パワーステアリング用バルブ、11・・パ
ワーステアリング用油圧経路、11a・・供給路、11
b・・返送路、12・・リフト用シリンダ、13・・チ
ルト用シリンダ、14・・サイドシフト用シリンダ、1
5・・パワーステアリング用シリンダ、16・・リリー
フバルブ。
Claims (3)
- 【請求項1】 大容量のオイルポンプを備えた第1の油
圧経路と、小容量のオイルポンプを備えた第2の油圧経
路とを設け、それら二系統の油圧経路のうち、第1の油
圧経路にはリフト用シリンダとチルト用シリンダの少な
くとも何れか一方を接続し、第2の油圧経路に、サイド
シフト用シリンダを接続したフォークリフトの荷役用油
圧回路。 - 【請求項2】 大容量オイルポンプを備えた第1の油圧
経路と、小容量のオイルポンプを備えた第2の油圧経路
とを設け、それら二系統の油圧経路のうち、第1の油圧
経路にはリフト用シリンダとチルト用シリンダの少なく
とも何れか一方を接続し、第2の油圧経路に、フォーク
シフタ用シリンダを接続したフォークリフトの荷役用油
圧回路。 - 【請求項3】 前記小容量のオイルポンプを駆動するモ
ータを、パワーステアリング用オイルポンプを駆動する
モータと共用している請求項1又は2に記載したフォー
クリフトの荷役用油圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7107594A JPH08301595A (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | フォークリフトの荷役用油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7107594A JPH08301595A (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | フォークリフトの荷役用油圧回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08301595A true JPH08301595A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14463123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7107594A Pending JPH08301595A (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | フォークリフトの荷役用油圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08301595A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6695567B2 (en) | 2000-02-28 | 2004-02-24 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Hydraulic device for industrial vehicles |
CN109019443A (zh) * | 2018-09-18 | 2018-12-18 | 杭叉集团股份有限公司 | 一种叉车控制系统及叉车 |
-
1995
- 1995-05-01 JP JP7107594A patent/JPH08301595A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6695567B2 (en) | 2000-02-28 | 2004-02-24 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Hydraulic device for industrial vehicles |
CN109019443A (zh) * | 2018-09-18 | 2018-12-18 | 杭叉集团股份有限公司 | 一种叉车控制系统及叉车 |
CN109019443B (zh) * | 2018-09-18 | 2023-11-10 | 杭叉集团股份有限公司 | 一种叉车控制系统及叉车 |
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