JPH056937A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH056937A
JPH056937A JP18326591A JP18326591A JPH056937A JP H056937 A JPH056937 A JP H056937A JP 18326591 A JP18326591 A JP 18326591A JP 18326591 A JP18326591 A JP 18326591A JP H056937 A JPH056937 A JP H056937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
integrated circuit
cell
semiconductor integrated
signal
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Pending
Application number
JP18326591A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Suzuki
浩 鈴木
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH056937A publication Critical patent/JPH056937A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配置・配線の処理の後に、比較的容易にスキ
ュー調整されたゲートアレイ方式の半導体集積回路を提
供する。 【構成】 配線22は、セル12から出力される信号
を、別のセル14に伝達する配線である。この配線22
で伝達される信号がスキュー調整のため遅延される信号
である。未使用セル10のフローティング状態の部位1
0a は、電源やグランドや他の信号線等には接続されて
いない。該部位は電源やグランドに対して所定の静電容
量を有しているものである。これをコンタクト20によ
り配線22に接続することにより、スキュー調整のため
の信号の遅延を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲートアレイ方式の半
導体集積回路に係り、特に、スキュー調整された半導体
集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】論理演算を行ういくつかの論理ゲートか
らなる論理回路には、順序回路と呼ばれるものがある。
【0003】この順序回路は、出力を現在の入力のみで
は定めず、入力や該順序回路の過去の履歴に依存して定
めると共に、入力や該順序回路の状態が変化した場合に
は、逐次出力が変化するというものである。
【0004】このような順序回路の設計時においては、
競合条件やハザードに関して注意されている。
【0005】順序回路においては、入力や該順序回路内
部の定常的な状態が同一であっても、この定常的な状態
に至るまでの各入力及び該順序回路内部の状態の変化の
順序が異なる場合には、この順序回路の出力結果は異な
るものである。
【0006】従って、このような順序回路の設計に際し
ては、これら複数の入力や順序回路内部の状態に関する
競合条件やハザードを注意しなければならない。
【0007】目的の論理演算を実現した順序回路を得る
ために、入力や内部の状態変化の時期をこのような順序
回路の内部で調整することが行われている。これは、こ
のような順序回路のある入力の変化の時期を、他の入力
の変化の時期に比べて、確実に遅れて状態変化するよう
に信号伝達を遅延させて調整するというものである。以
降、このような調整を、スキュー調整と呼ぶ。
【0008】近年、論理回路を実現する集積回路の性能
は飛躍的に進歩しており、単位ゲート当たりの遅延スピ
ードも速くなっている。集積回路内部の単位ゲート当た
りの遅延スピードが速くなると、クロックの分配時のス
キューが問題となってくる。
【0009】図3は、スキュー調整が必要な論理回路の
一例の論理回路図である。
【0010】この図3において、入力INからの入力
は、バッファゲート32a を通して伝達されるクロック
CKのポジティブエッジ(L状態からH状態への立上
り)で、D型フリップフロップ30a に保持される。
【0011】又、このD型フリップフロップ30a の出
力は、バッファゲート32b を介して伝達されるクロッ
クCKのポジティブエッジで、D型フリップフロップ3
0bで保持される。
【0012】従って、通常は、この2段目のD型フリッ
プフロップ30b でクロックCKのポジティブエッジに
保持される論理状態は、クロックCKの前回のポジティ
ブエッジで1段目のD型フリップフロップ30a に保持
された論理状態となる。即ち、ビットデータのシフトが
行われる。
【0013】しかしながら、配線L1に比べて配線L2
が長くなってしまう等、配線L1における遅延時間τ1
に比べて、配線L2の遅延時間τ2が長くなってしまう
と、いわゆるデータ抜けが生じてしまう。即ち、1段目
のD型フリップフロップ30a で保持されたデータが、
正しく2段目のD型フリップフロップ30b に保持(シ
フト)されなくなってしまう。
【0014】このような問題が生じてしまった場合に
は、スキュー調整を行って、配線L1での遅延時間τ1
を延長して、配線L2の遅延時間τ2とほぼ同程度の長
さにあるいは遅延時間τ2 より長くする。
【0015】このようなスキュー調整としては、従来、
半導体集積回路では、配線L1や配線L2の経路の見直
し、即ち、半導体集積回路の集積回路レイアウトの配置
・配線の処理の再実行で対処している。
【0016】あるいは、このようなスキュー調整は、遅
延させる信号経路上にバッファゲート等の遅延回路を装
入して行っている。
【0017】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、スキュ
ー調整のために行われる前述の配置・配線の処理は、対
象となる半導体集積回路の規模が大きくなると、非常に
時間がかかってしまうという問題がある。
【0018】例えば、比較的規模の大きいゲートアレイ
方式の半導体集積回路においては、集積回路レイアウト
設計用CAD(computer aideddesign )コンピュータ
を使って、数日に亘る処理を行わなければならない場合
もある。
【0019】又、スキュー調整のために、遅延させる信
号経路上にバッファゲート等の遅延回路を装入する前述
の技術においても、このような時間のかかる配置・配線
の処理を行わなければならないという問題がある。
【0020】従って、このような従来のスキュー調整
は、対象となる半導体集積回路の集積回路レイアウト設
計がほぼ終了した時期に行うと、半導体集積回路の集積
回路レイアウト設計のTAT(turn around time)を延
長させてしまうという問題がある。
【0021】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、ゲートアレイ方式の半導体集積回路
において、配置・配線の処理の後に、比較的容易にスキ
ュー調整された半導体集積回路を提供することを目的と
する。
【0022】
【課題を達成するための手段】本発明は、ゲートアレイ
方式の半導体集積回路において、未使用のセルの領域を
通過する、該セルとは別のセルの出力から更に別のセル
の入力までを電気的に接続する配線上に、該未使用セル
中のフローティング状態の部位と該配線とを電気的に接
続するためのコンタクトが打たれていることにより、前
記課題を達成したものである。
【0023】
【作用】図1は、本発明の要旨を示すモデル図である。
【0024】この図1において、セル12からの出力
は、配線22を用いて、セル14に伝達される。
【0025】ここで、この配線22を用いて伝達される
信号が、スキュー調整により遅延される信号であるとす
る。
【0026】本発明では、所定の配線で伝達される信号
の、スキュー調整を目的とした遅延のために、該配線が
通過する経路中の未使用セル10のフローティング状態
の部位10a を用いるようにしている。
【0027】即ち、図1において、スキュー調整のため
遅延させる信号を伝達する配線22と、未使用セル10
のフローティング状態の部位10a とを、コンタクト2
0を打つことにより接続するようにしている。
【0028】このようにして用いられる未使用セル10
のフローティング状態の部位10aは、電源やグランド
に対して所定の静電容量を有しているものである。
【0029】従って、このようなコンタクト20を打つ
ことにより、配線22の電源やグランドに対する静電容
量を増加することができ、よって、該配線22で伝達さ
れる信号を遅延させることができる。
【0030】又、このような本発明のコンタクト20を
打つ作業は、その後に配置・配線の処理を行う必要がな
く、半導体集積回路レイアウト設計のほぼ完了した時期
における手直しとして容易に行うこともできる。
【0031】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0032】図2は、本発明の実施例の未使用セルの集
積回路レイアウト図である。
【0033】この図2において、未使用セル10の拡散
層Bは、他の信号経路に接続されておらず、電源やグラ
ンドにも接続されていない。
【0034】このようなフローティング状態の部位は、
電源やグランドに対して所定の静電容量を有しているも
のである。
【0035】本実施例では、この拡散層B上を通過す
る、この未使用セルとは別のセルの出力から更に別のセ
ルの入力までを電気的に接続する配線上に、該拡散層B
と該配線22との間をコンタクトを打つことによって電
気的に接続するようにしている。
【0036】これにより、該配線22により伝達される
信号のスキュー調整のための遅延を行っている。
【0037】なお、スキュー調整のために用いられる、
未使用セル中のフローティング状態の部位は、図2の拡
散層Bに限定されるものではなく、他の拡散層の部位や
ポリシリコンのゲート等であってもよい。
【0038】
【発明の効果】以上発明した通り、本発明によれば、ゲ
ートアレイ方式の半導体集積回路において、配置・配線
の処理の後に、比較的容易にスキュー調整された半導体
集積回路を提供することができるという優れた効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の要旨を示すモデル図である。
【図2】図2は、本発明の実施例の未使用セルの集積回
路レイアウト図である。
【図3】図3は、スキュー調整が必要な論理回路の一例
の論理回路図である。
【符号の説明】
10…未使用セル、 10a …未使用セルのフローティング状態の部位、 12…出力側のセル、 14…入力側のセル、 20…コンタクト、 22、L1、L2…配線、 30a 、30b …D型フリップフロップ、 32a 、32b …バッファゲート、 τ1 、τ2 …遅延時間。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】ゲートアレイ方式の半導体集積回路におい
    て、未使用のセルの領域を通過する、該セルとは別のセ
    ルの出力から更に別のセルの入力までを電気的に接続す
    る配線上に、該未使用セル中のフローティング状態の部
    位と該配線とを電気的に接続するためのコンタクトが打
    たれていることを特徴とする半導体集積回路。
JP18326591A 1991-06-27 1991-06-27 半導体集積回路 Pending JPH056937A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18326591A JPH056937A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP18326591A JPH056937A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 半導体集積回路

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JPH056937A true JPH056937A (ja) 1993-01-14

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ID=16132642

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JP18326591A Pending JPH056937A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 半導体集積回路

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