JPH0569201A - リード線面取り機 - Google Patents
リード線面取り機Info
- Publication number
- JPH0569201A JPH0569201A JP25968391A JP25968391A JPH0569201A JP H0569201 A JPH0569201 A JP H0569201A JP 25968391 A JP25968391 A JP 25968391A JP 25968391 A JP25968391 A JP 25968391A JP H0569201 A JPH0569201 A JP H0569201A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- chamfering
- chamfering machine
- cutting edge
- lead wires
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子部品のリード線を基板へ容易に実装し易
くするため、その先端を円錐形に面取り出来るリード線
面取り機を提供することを目的とする。 【構成】 複数のリード線面取り機単体を複数個同時に
作動させ、リード線先端を円錐形に面取りする。リード
線面取り機単体はリード線先端を円錐形状に面取りする
すり鉢状凹部４の端面と、回転軸に平行に切通したすき
間３の面との交点に切刃１を設け、切刃と対向した面に
逃げ部５を設け、中心軸を中心に複数個取り付け、軸心
を中心に回転し、リード線先端の面取りを行う。
くするため、その先端を円錐形に面取り出来るリード線
面取り機を提供することを目的とする。 【構成】 複数のリード線面取り機単体を複数個同時に
作動させ、リード線先端を円錐形に面取りする。リード
線面取り機単体はリード線先端を円錐形状に面取りする
すり鉢状凹部４の端面と、回転軸に平行に切通したすき
間３の面との交点に切刃１を設け、切刃と対向した面に
逃げ部５を設け、中心軸を中心に複数個取り付け、軸心
を中心に回転し、リード線先端の面取りを行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電流容量の大きいコイ
ルなどの電子部品の、線径の太いリード線を有する電子
部品のリード線面取り機の構造に関するものである。
ルなどの電子部品の、線径の太いリード線を有する電子
部品のリード線面取り機の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来コイルなどに於て、リード線を直接
基板に実装する線径の太いリード線を有する電子部品
は、リード線の端部はニッパー等の刃物で切断されたま
まで、切断の形状が不規則であり、基板実装の際基板の
穴に挿入しずらく実装に時間がかかり、自動実装時に
は、作業ミス等を誘発してしまうなどの欠点があった。
基板に実装する線径の太いリード線を有する電子部品
は、リード線の端部はニッパー等の刃物で切断されたま
まで、切断の形状が不規則であり、基板実装の際基板の
穴に挿入しずらく実装に時間がかかり、自動実装時に
は、作業ミス等を誘発してしまうなどの欠点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は線径が太いリ
ード線を有する電子部品に於て、直接基板へ実装する
際、基板実装が容易な電子部品のリード線面取り機を提
供することを目的とする。
ード線を有する電子部品に於て、直接基板へ実装する
際、基板実装が容易な電子部品のリード線面取り機を提
供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の刃物で切
断したままの、外径が円柱状のリード線を円筒状の案内
筒に挿入し、円錐状に面取り加工を行う円錐状の凹部
と、凹部の対称位置に切刃を設けて高速に回転すること
によりリード線先端を円錐状に加工し、しかも一度に複
数のリード線が加工出来る様構成したリード線面取り機
である。
断したままの、外径が円柱状のリード線を円筒状の案内
筒に挿入し、円錐状に面取り加工を行う円錐状の凹部
と、凹部の対称位置に切刃を設けて高速に回転すること
によりリード線先端を円錐状に加工し、しかも一度に複
数のリード線が加工出来る様構成したリード線面取り機
である。
【０００５】即ち本発明は、電子部品の基板へ実装する
リード線先端を面取りするリード線面取り機であって、
リード線先端を挿入する案内筒の先端のリード線先端が
接する円錐形のすり鉢状凹部の面と回転軸心に平行に切
通したすき間の面との交点に切刃すくい角を有する切刃
を設け、切刃と対向した面に逃げ部を設けたリード線面
取り機単体を、前記リード線面取り機単体の中心軸を中
心に複数個同時に回転するよう構成したことを特徴とす
るリード線面取り機である。
リード線先端を面取りするリード線面取り機であって、
リード線先端を挿入する案内筒の先端のリード線先端が
接する円錐形のすり鉢状凹部の面と回転軸心に平行に切
通したすき間の面との交点に切刃すくい角を有する切刃
を設け、切刃と対向した面に逃げ部を設けたリード線面
取り機単体を、前記リード線面取り機単体の中心軸を中
心に複数個同時に回転するよう構成したことを特徴とす
るリード線面取り機である。
【０００６】
【作用】本発明によるリード線面取り機に於て、リード
線面取り角度を９０度ないし４０度としたのは、９０度
以上の角度ではリード線先端は鈍角となり基板へ実装す
る時実装しにくくなり、又４０度以下の面取りとした時
は先端が細くなり、基板実装後のリード線先端が基板の
下面に出る長さが長くなり取り扱いがしにくくなる故、
面取り角度、即ち円錐状のすり鉢状凹部の角度を９０度
ないし４０度とする。切刃すくい角の５度ないし１０度
は、リード線の材質が銅または銅合金であり、この範囲
が切削に最適であるのでこの値とした。逃げ部のすき間
の角度を１５度ないし３０度としたのは、リード線先端
の面取りによる切り粉の落下がこの角度範囲に於て落下
しやすく、切刃での切削作業が最も効率がよいことによ
る。
線面取り角度を９０度ないし４０度としたのは、９０度
以上の角度ではリード線先端は鈍角となり基板へ実装す
る時実装しにくくなり、又４０度以下の面取りとした時
は先端が細くなり、基板実装後のリード線先端が基板の
下面に出る長さが長くなり取り扱いがしにくくなる故、
面取り角度、即ち円錐状のすり鉢状凹部の角度を９０度
ないし４０度とする。切刃すくい角の５度ないし１０度
は、リード線の材質が銅または銅合金であり、この範囲
が切削に最適であるのでこの値とした。逃げ部のすき間
の角度を１５度ないし３０度としたのは、リード線先端
の面取りによる切り粉の落下がこの角度範囲に於て落下
しやすく、切刃での切削作業が最も効率がよいことによ
る。
【０００７】
【実施例】図１は本発明によるリード線面取り機単体の
外観斜視図であり、図２はその正面図、断面図、平面図
である。リード線面取り機の上面はリード線の先端を先
端角度が９０度ないし４０度に円錐状に面取りするため
のすり鉢状凹部が形成されており、又断面中心を通る中
心軸方向にすき間３が取り付けられている。リード線の
先端を削るすり鉢状凹部の隙間部分に接する部分にはリ
ード線先端を削るための切刃１が取り付けられており、
切刃１には刃先が鋭角となるよう角度が５度ないし１０
度の切刃すくい角２が設けられている。又切刃１に対向
してすき間３の面と１５度ないし３０度の角度で、リー
ド線先端が切刃１で削られた切粉が落下するための逃げ
部５が設けられている。逃げ部５はすき間３に深く切れ
込み、リード線先端の切り粉を刃先から落ちやすくす
る。図２は、本発明によるリード線面取り機単体を示す
図で、図２の（ａ）は図２の（ｄ）のＡ方向から見た正
面図、図２の（ｂ）は図２の（ｄ）に示す平面図のＡ−
Ａ線の中心軸方向へ切断した断面図、図２の（ｃ）は図
２の（ｄ）のＢ方向から見た正面図、図２の（ｄ）は平
面図を示す。リード線面取り機の単体はすき間３を通し
取り付けてあるボルト用ざぐり６にボルトを取り付ける
ことにより、すき間３の間隙に相当する間隙だけボルト
の締め加減により、リード線の太さに対応した調整を可
能にする。図３は本発明によるリード線面取り機を示
し、リード線面取り機単体を複数個（この実施例では４
個）天井板１５に取り付けた例を示す。天井板に接続し
て円筒状の案内筒１６が取り付けられ、夫々の案内筒１
６にはリード線面取り機の単体が一体で取り付けられて
いる。夫々のリード線面取り機は歯車を介してモータ１
１で駆動され、複数のリード線を同時に複数個の面取り
を行うリード線面取り機が構成される。なほ本発明の実
施例は磁芯に巻線を巻回したコイルのリード線の面取り
に用いる例で示したが、コイルのリード線に限定するも
のではなく、他の電子部品の線径の太いリード線の面取
りにも適用し得ることは当然である。
外観斜視図であり、図２はその正面図、断面図、平面図
である。リード線面取り機の上面はリード線の先端を先
端角度が９０度ないし４０度に円錐状に面取りするため
のすり鉢状凹部が形成されており、又断面中心を通る中
心軸方向にすき間３が取り付けられている。リード線の
先端を削るすり鉢状凹部の隙間部分に接する部分にはリ
ード線先端を削るための切刃１が取り付けられており、
切刃１には刃先が鋭角となるよう角度が５度ないし１０
度の切刃すくい角２が設けられている。又切刃１に対向
してすき間３の面と１５度ないし３０度の角度で、リー
ド線先端が切刃１で削られた切粉が落下するための逃げ
部５が設けられている。逃げ部５はすき間３に深く切れ
込み、リード線先端の切り粉を刃先から落ちやすくす
る。図２は、本発明によるリード線面取り機単体を示す
図で、図２の（ａ）は図２の（ｄ）のＡ方向から見た正
面図、図２の（ｂ）は図２の（ｄ）に示す平面図のＡ−
Ａ線の中心軸方向へ切断した断面図、図２の（ｃ）は図
２の（ｄ）のＢ方向から見た正面図、図２の（ｄ）は平
面図を示す。リード線面取り機の単体はすき間３を通し
取り付けてあるボルト用ざぐり６にボルトを取り付ける
ことにより、すき間３の間隙に相当する間隙だけボルト
の締め加減により、リード線の太さに対応した調整を可
能にする。図３は本発明によるリード線面取り機を示
し、リード線面取り機単体を複数個（この実施例では４
個）天井板１５に取り付けた例を示す。天井板に接続し
て円筒状の案内筒１６が取り付けられ、夫々の案内筒１
６にはリード線面取り機の単体が一体で取り付けられて
いる。夫々のリード線面取り機は歯車を介してモータ１
１で駆動され、複数のリード線を同時に複数個の面取り
を行うリード線面取り機が構成される。なほ本発明の実
施例は磁芯に巻線を巻回したコイルのリード線の面取り
に用いる例で示したが、コイルのリード線に限定するも
のではなく、他の電子部品の線径の太いリード線の面取
りにも適用し得ることは当然である。
【０００８】
【発明の効果】本発明によるリード線面取り機は径が太
いリード線を有する電子部品を基板へ実装する際、リー
ド線先端を面取りするリード線面取り機であって、リー
ド線先端を案内筒に挿入するのみでモータの回転により
リード線先端を円錐形状に基板へ実装し易い形状に自動
的に形成でき、多数一度に面取りが可能で、かつ基板実
装が容易なリード線を提供できるようになった。
いリード線を有する電子部品を基板へ実装する際、リー
ド線先端を面取りするリード線面取り機であって、リー
ド線先端を案内筒に挿入するのみでモータの回転により
リード線先端を円錐形状に基板へ実装し易い形状に自動
的に形成でき、多数一度に面取りが可能で、かつ基板実
装が容易なリード線を提供できるようになった。
【図１】本発明によるリード線面取り機の外観斜視図。
【図２】本発明によるリード線面取り機の正面図、断面
図、平面図で、図２の（ａ）は図２の（ｄ）のＡ方向か
らみた正面図、図２の（ｂ）は図２の（ｄ）のＡ−Ａ線
断面図、図２の（ｃ）は図２の（ｄ）のＢ方向からの正
面図、図２の（ｄ）は平面図。
図、平面図で、図２の（ａ）は図２の（ｄ）のＡ方向か
らみた正面図、図２の（ｂ）は図２の（ｄ）のＡ−Ａ線
断面図、図２の（ｃ）は図２の（ｄ）のＢ方向からの正
面図、図２の（ｄ）は平面図。
【図３】本発明によるリード線面取り機の外観斜視図。
１ 切刃 ２ 切刃すくい角 ３ すき間 ４ すり鉢状凹部 ５ 逃げ部 ６ ボルト用ざぐり ７ ねじ穴 ８ 機械取付部 １１ モータ １２ 歯車 １３ 切刃チャック １４ 切刃 １５ 天井板 １６ 案内筒
Claims (1)
- 【請求項１】 電子部品の基板へ実装するリード線先端
を面取りするリード線面取り機であって、リード線先端
を挿入する案内筒の先端の、リード線先端が接する円錐
形のすり鉢状凹部の面と、回転軸心に平行に切通したす
き間の面との交点に切刃すくい角を有する切刃を設け、
切刃と対向した面に逃げ部を設けたリード線面取り機単
体を、前記リード線面取り機単体の中心軸を中心に複数
個同時に回転するよう構成したことを特徴とするリード
線面取り機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25968391A JPH0569201A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | リード線面取り機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25968391A JPH0569201A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | リード線面取り機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569201A true JPH0569201A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=17337466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25968391A Pending JPH0569201A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | リード線面取り機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0569201A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100785126B1 (ko) * | 2006-07-25 | 2007-12-11 | 성명기 | 와이어 부재의 모따기 장치 및 그 모따기 방법 |
-
1991
- 1991-09-10 JP JP25968391A patent/JPH0569201A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100785126B1 (ko) * | 2006-07-25 | 2007-12-11 | 성명기 | 와이어 부재의 모따기 장치 및 그 모따기 방법 |
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