JPH0569174A - レーザノズル - Google Patents
レーザノズルInfo
- Publication number
- JPH0569174A JPH0569174A JP3231303A JP23130391A JPH0569174A JP H0569174 A JPH0569174 A JP H0569174A JP 3231303 A JP3231303 A JP 3231303A JP 23130391 A JP23130391 A JP 23130391A JP H0569174 A JPH0569174 A JP H0569174A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- worked
- tip parts
- parts
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被加工物をレーザで切断する際に、被加工物
の形状に合わせて接触させることにより、構成と制御と
を簡略化する。 【構成】 円筒状の本体1の内壁に数等分に分割し円筒
状に組み合わされた先端部2を挿入し、ばね部3にて先
端部2を上方向に押し上げる。次に、接続部4はばね部
3の落下を防止し本体1と先端部2との分離を防ぎ、且
つ本体1から先端部2の下部が突出するよう本体1に固
定される。そして、高圧ガス無負荷時の状態では、ばね
部3により先端部2は上方向に押し上げられる。また、
レーザ7により被加工物6を加工する場合は、高圧ガス
負荷時の状態にする。これにより、先端部2は高圧ガス
5によってノズル下方向の被加工物6に接するまで加工
するため、ガス5の逃げが極力少なくなる。また、被加
工物6の方向に変化しても、先端部2の分割部の加工が
変化するだけで、ノズルを回転する必要は無い。
の形状に合わせて接触させることにより、構成と制御と
を簡略化する。 【構成】 円筒状の本体1の内壁に数等分に分割し円筒
状に組み合わされた先端部2を挿入し、ばね部3にて先
端部2を上方向に押し上げる。次に、接続部4はばね部
3の落下を防止し本体1と先端部2との分離を防ぎ、且
つ本体1から先端部2の下部が突出するよう本体1に固
定される。そして、高圧ガス無負荷時の状態では、ばね
部3により先端部2は上方向に押し上げられる。また、
レーザ7により被加工物6を加工する場合は、高圧ガス
負荷時の状態にする。これにより、先端部2は高圧ガス
5によってノズル下方向の被加工物6に接するまで加工
するため、ガス5の逃げが極力少なくなる。また、被加
工物6の方向に変化しても、先端部2の分割部の加工が
変化するだけで、ノズルを回転する必要は無い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザノズルに関し、特
にレーザ切断を行う際に使用するレーザノズルに関す
る。
にレーザ切断を行う際に使用するレーザノズルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にレーザ切断を行う場合には、被加
工物に高圧ガスを負荷し、レーザにより溶融した被加工
物を高圧ガスにより吹き飛ばす方法をとる。この場合、
ガスの逃げを防ぐためにレーザノズルは極力被加工物に
接することが必要である。
工物に高圧ガスを負荷し、レーザにより溶融した被加工
物を高圧ガスにより吹き飛ばす方法をとる。この場合、
ガスの逃げを防ぐためにレーザノズルは極力被加工物に
接することが必要である。
【0003】従来、被加工物にある凸部の根元部をレー
ザ切断するような場合、被加工物に合わせノズル先端を
切り欠くことにより、被加工物にノズルを近接させガス
の逃げを防ぐ。この場合、被加工物に方向性が生じるた
めノズルに回転機構を組み込み、凸部の方向に合わせて
ノズルを上下及び回転し、被加工物にノズルを近接させ
てレーザ切断を行う方法をとる。
ザ切断するような場合、被加工物に合わせノズル先端を
切り欠くことにより、被加工物にノズルを近接させガス
の逃げを防ぐ。この場合、被加工物に方向性が生じるた
めノズルに回転機構を組み込み、凸部の方向に合わせて
ノズルを上下及び回転し、被加工物にノズルを近接させ
てレーザ切断を行う方法をとる。
【0004】このため、従来のレーザノズルは、図2に
示すように、被加工物6に合わせた切り欠きを有する選
択部8と、この先端部8を回転させる回転駆動部9と、
回転駆動部9の回転角度を制御する回転制御部10と、
先端部8を上下移動させる上下駆動部11と、上下駆動
部11の上下移動量を制御する上下制御部12とを含ん
で構成される。
示すように、被加工物6に合わせた切り欠きを有する選
択部8と、この先端部8を回転させる回転駆動部9と、
回転駆動部9の回転角度を制御する回転制御部10と、
先端部8を上下移動させる上下駆動部11と、上下駆動
部11の上下移動量を制御する上下制御部12とを含ん
で構成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーザノズル
は、回転及び上下移動機構を含むため、これらの構成や
制御が複雑になるという問題点があった。
は、回転及び上下移動機構を含むため、これらの構成や
制御が複雑になるという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、被加工物にレ
ーザを照射するレーザノズルであって、円筒状をなす本
体と、この本体内に挿入され、且つ前記本体の軸方向に
平行に複数等分に分割され円筒状に組み合わされてなる
先端部と、前記本体と前記先端部との間に挿入され前記
先端部を上方向に押し上げるばね部と、このばね部の落
下を防止すると共に前記本体と前記先端部との分離を防
止し、且つ前記本体から前記先端部の下部が突出ように
前記本体に固定された接続部とを含んで構成される。
ーザを照射するレーザノズルであって、円筒状をなす本
体と、この本体内に挿入され、且つ前記本体の軸方向に
平行に複数等分に分割され円筒状に組み合わされてなる
先端部と、前記本体と前記先端部との間に挿入され前記
先端部を上方向に押し上げるばね部と、このばね部の落
下を防止すると共に前記本体と前記先端部との分離を防
止し、且つ前記本体から前記先端部の下部が突出ように
前記本体に固定された接続部とを含んで構成される。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1は本発明の一実施例を示す断面斜視図
である。本実施例のレーザノズルは、円筒状の本体1
と、この本体1の内壁に挿入され、且つ本体1の軸に平
行に4等分に分割され円筒状に組み合わされた先端部2
と、本体1と先端部2との間に挿入され先端部2を上方
向に押し上げるばね部3と、このばね部3の落下を防止
し、且つ本体1と先端部2との分離を防ぎ、更に本体1
から先端部2の下部が突出するよう本体1の固定された
接続部4とを備えている。
である。本実施例のレーザノズルは、円筒状の本体1
と、この本体1の内壁に挿入され、且つ本体1の軸に平
行に4等分に分割され円筒状に組み合わされた先端部2
と、本体1と先端部2との間に挿入され先端部2を上方
向に押し上げるばね部3と、このばね部3の落下を防止
し、且つ本体1と先端部2との分離を防ぎ、更に本体1
から先端部2の下部が突出するよう本体1の固定された
接続部4とを備えている。
【0009】ここで、図1(a)は高圧ガス無負荷時の
状態を示したものであって、ばね部3により先端部2は
上方向に押し上げられている。また、図1(b)は高圧
ガス負荷時の状態を示したものであって、先端部2は高
圧ガス5によりノズル下方向の被加工物6に接するまで
下降している。このため、高圧ガス5の逃げが極力少な
くなり、この状態でレーザ7により被加工物6を切断す
る。そして、高圧ガス5を停止すると、レーザノズルは
図1(a)の状態に戻る。これにより、被加工物6の方
向が変化しても、先端部2の分割部の下降が変化するだ
けで、ノズルを回転する必要は無い。
状態を示したものであって、ばね部3により先端部2は
上方向に押し上げられている。また、図1(b)は高圧
ガス負荷時の状態を示したものであって、先端部2は高
圧ガス5によりノズル下方向の被加工物6に接するまで
下降している。このため、高圧ガス5の逃げが極力少な
くなり、この状態でレーザ7により被加工物6を切断す
る。そして、高圧ガス5を停止すると、レーザノズルは
図1(a)の状態に戻る。これにより、被加工物6の方
向が変化しても、先端部2の分割部の下降が変化するだ
けで、ノズルを回転する必要は無い。
【0010】また、ばね部3による先端部上方向逃げ量
aを被加工物最大高さbよりも大きくとることにより、
高圧ガス5を停止するだけで、先端部2がばね部3の反
発力いにより上昇して被加工物6から離れるため、ノズ
ル自体を上下移動させる機能を別に設ける必要がなくな
り、構造及び制御が簡略化される。
aを被加工物最大高さbよりも大きくとることにより、
高圧ガス5を停止するだけで、先端部2がばね部3の反
発力いにより上昇して被加工物6から離れるため、ノズ
ル自体を上下移動させる機能を別に設ける必要がなくな
り、構造及び制御が簡略化される。
【0011】本実施例では、先端部を扇状に4分割して
いるが、被加工物の形状に応じてそれ以上に分割する、
或いは平行に分割するなどの応用が考えられる。
いるが、被加工物の形状に応じてそれ以上に分割する、
或いは平行に分割するなどの応用が考えられる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ノズルの
先端部を上下移動が可能な分割構造にしたため、ノズル
の回転及び上下移動機構の制御の簡略化が図れるという
効果を有する。
先端部を上下移動が可能な分割構造にしたため、ノズル
の回転及び上下移動機構の制御の簡略化が図れるという
効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示す断面斜視図である。
【図2】従来例を示す斜視図である。
1 本体 2 先端部(分割上下可動式) 3 ばね部 4 接続部 5 高圧ガス 6 被加工物 7 レーザ 8 先端部(切り欠き固定式) 9 回転駆動部 10 回転制御部 11 上下駆動部 12 上下制御部 a 先端部上方向逃げ量 b 被加工物最大高さ
Claims (1)
- 【請求項1】 被加工物にレーザを照射するレーザノズ
ルであって、円筒状をなす本体と、この本体内に挿入さ
れ、且つ前記本体の軸方向に平行に複数等分に分割され
円筒状に組み合わされてなる先端部と、前記本体と前記
先端部との間に挿入され前記先端部を上方向に押し上げ
るばね部と、このばね部の落下を防止すると共に前記本
体と前記先端部との分離を防止し、且つ前記本体から前
記先端部の下部が突出ように前記本体に固定された接続
部とを含むことを特徴とするレーザノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3231303A JPH0569174A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | レーザノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3231303A JPH0569174A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | レーザノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0569174A true JPH0569174A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16921512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3231303A Pending JPH0569174A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | レーザノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0569174A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102151990A (zh) * | 2011-04-01 | 2011-08-17 | 江苏大学 | 激光加工机床的旋转激光头辅助气体传输装置 |
US11135675B2 (en) * | 2015-05-04 | 2021-10-05 | Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg | Gas nozzle having a displaceable valve sleeve |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP3231303A patent/JPH0569174A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102151990A (zh) * | 2011-04-01 | 2011-08-17 | 江苏大学 | 激光加工机床的旋转激光头辅助气体传输装置 |
US11135675B2 (en) * | 2015-05-04 | 2021-10-05 | Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg | Gas nozzle having a displaceable valve sleeve |
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