JP3009280B2 - 防塵用ブーツの自動組付装置 - Google Patents

防塵用ブーツの自動組付装置

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JP3009280B2
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防塵用ブーツの自動組
付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】デイスクブレーキ用のキヤ
リパにスライド自在に嵌挿したピストンの環状溝と、キ
ヤリパの環状溝との間に、キヤリパとピストンとの間を
覆う防塵用ブーツが組付けられている。この防塵用ブー
ツの組付け作業は、従来、手作業によつて行われ、防塵
用ブーツを弾性変形させてキヤリパの環状溝及びピスト
ンの環状溝に装着される。
【0003】しかして、防塵用ブーツの装着作業は、キ
ヤリパとピストンとの間の狭い隙間に挿入するという作
業を伴うため、装着ミスを防ぐ上で熟練を要し、かつ、
非能率的であつた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、その構成
は、被装着物体にスライド自在に嵌挿したピストンの環
状溝と、被装着物体の環状溝との間に防塵用ブーツを組
付ける防塵用ブーツの自動組付装置であつて、先端面の
少なくとも一部が防塵用ブーツの押圧面を形成するスラ
イドスリーブと、スライドスリーブを上下に往復駆動す
る第1上下駆動装置と、スライドスリーブに内装され、
先端部に放射方向のスライド案内部を形成するスライド
ブロツク装着部材と、スライドブロツク装着部材を上下
に往復駆動する第2上下駆動装置と、スライドブロツク
装着部材に弾性部材によつて上方に弾性的に付勢して内
装され、先端に向けて次第に拡径するテーパ面を先端部
に形成するスライドブロツク拡張部材と、スライドブロ
ツク装着部材の各スライド案内部に案内されてスライド
自在に取付けられ、先端部に防塵用ブーツの内周部を保
持する支持面を有し、スライドブロツク装着部材の上昇
移動に伴つてスライドブロツク拡張部材のテーパ面に案
内されて拡径移動する複数個のスライドブロツクとを備
えることを特徴とする防塵用ブーツの自動組付装置であ
る。そして、スライドスリーブを中心軸線回りに回転駆
動する回転駆動装置を設けることができ、また、複数個
のスライドブロツクを縮径付勢する縮径手段を備えるこ
とができる。
【作用】
【0005】先ず、1個の防塵用ブーツをスライドブロ
ツクに保持させる。すなわち、防塵用ブーツの内周部を
複数個のスライドブロツクの支持面によつて保持させ
る。防塵用ブーツをスライドブロツクに保持させたな
ら、被装着物体を、そのピストンとスライドブロツク拡
張部材との中心軸線をほぼ合致させて固定する。
【0006】この状態で第2上下駆動装置を作動させ
て、スライドブロツク装着部材をスライドブロツク拡張
部材と共に上昇させ、スライドブロツク拡張部材をピス
トンに密着させる。更に、第2上下駆動装置を作動さ
せ、スライドブロツク装着部材を上昇させれば、ピスト
ンに当接したスライドブロツク拡張部材は停止したまま
で、弾性部材が弾性変形する。
【0007】同時に、スライドブロツク装着部材の各ス
ライド案内部にスライド自在に取付けた各スライドブロ
ツクが拡径するようにスライドし、防塵用ブーツをその
内径がピストンの外径とほぼ合致するように拡径変形さ
せる。この変形によつて防塵用ブーツ13は、内周部と
外周部との間が肉薄化する。
【0008】次に、第1上下駆動装置を駆動し、スライ
ドスリーブを押し上げる。これにより、スライドスリー
ブの押圧面が肉薄状態の防塵用ブーツの内周部及び外周
部を押し上げ、防塵用ブーツが弾性変形しながら被装着
物体とピストンとの隙間に次第に押し込まれ、ピストン
の環状溝と被装着物体の環状溝との間にまで押し込まれ
た際に弾性的に拡大して自動的に装着される。その際、
回転駆動装置によつてスライドスリーブを一方向に回転
駆動すれば、押圧面が回転しながら肉薄状態の防塵用ブ
ーツを押し込むので、防塵用ブーツが局部的に弾性変形
しながら被装着物体とピストンとの隙間に次第に押し込
まれる。
【0009】このようにして、1個の防塵用ブーツの装
着が終了したなら、第1上下駆動装置によつてスライド
スリーブを下降させると共に、第2上下駆動装置によつ
てスライドブロツク装着部材を下降させる。スライドブ
ロツク装着部材の下降に伴つて、弾性部材によつて上方
に弾性的に付勢されるスライドブロツク拡張部材が相対
的に上昇復帰する。
【0010】なお、複数個のスライドブロツクを縮径付
勢する縮径手段を備えれば、スライドブロツク装着部材
の下降に伴つて、スライドブロツク装着部材の各スライ
ド案内部にスライド自在に取付けた各スライドブロツク
がテーパ面に案内されて縮径復帰する。かくして、1個
の防塵用ブーツを装着する1サイクルが終了する。
【実施例】
【0011】以下、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1〜図9は、本発明の1実施例を示
す。図1中において符号10は防塵用ブーツの自動組付
装置を示し、基盤19に固設した防塵用ブーツの自動組
付装置10によつて被装着物体であるデイスクブレーキ
のキヤリパ11にスライド自在に嵌挿したピストン12
の環状溝12aと、これに対向するキヤリパ11の環状
溝11aとの間に防塵用ブーツ13を組付ける。キヤリ
パ11は、ピストン12を下向きとして、基盤19に設
けた図外の取付装置に着脱自在に取り付けられる。ま
た、防塵用ブーツ13は、ゴム又はエラストマからなる
弾性材にて環状に製作され、図8,図9に示すように内
周リツプ13aと外周リツプ13bとの間が伸縮自在な
波状部13cによつて連結されている。
【0012】図1〜図3中において符号1はスライドス
リーブを示し、筒状をなすスライドスリーブ1の先端面
は、少なくとも一部が径方向及び中心軸線方向に突出し
て防塵用ブーツ13の押圧面1aを形成し、スライドス
リーブ1の下端部外周に環状体1bが固着されている。
この実施例の押圧面1aは、スライドスリーブ1の先端
面が図3に示すように径方向に突出して一対形成されて
いる。この環状体1bと基盤19側の支持部19aとの
間にベアリング1c及びスプリング8fが介在され、ス
ライドスリーブ1は常時下方に向けて弾性的に付勢さ
れ、かつ、中心軸線回りの回転自在である。
【0013】このスライドスリーブ1は、筒状をなすス
ライドスリーブ連結部材1eに凸部1fと凹部1gとを
係合させて相対回動不能に連結され、スライドスリーブ
連結部材1eの下端に固着した環状体1hに後記する揺
動稈8aの先端部が当接することによつて下降位置が規
制されている。このスライドスリーブ1及びスライドス
リーブ連結部材1eは、後記するスライドブロツク装着
部材2に対して回動可能に外装されている。また、スラ
イドスリーブ連結部材1eの下端部外周には、中心軸線
方向に延びるキー20aが形成されている。
【0014】このスライドスリーブ1には、スライドブ
ロツク装着部材2が内装される。スライドブロツク装着
部材2は、図4に示すように先端が開口する凹所2aが
先端部に形成され、凹所2aの周囲となる先端には、断
面T字状をなすスライド案内部2bが放射方向に複数個
(本実施例にあつては4個)形成されている。このスラ
イドブロツク装着部材2には、その下端部に形成した凹
部2dに凸部2fを上下の相対移動不能に係合させて連
結部材2eが連結され、この連結部材2eが後記する複
動式のシリンダ装置6のピストンロツド6aに連結され
ている。また、スライドブロツク装着部材2の中心軸線
方向の中間部には、凹所2aに位置させて対向する長孔
2cが形成されている。
【0015】このスライドブロツク装着部材2の凹所2
aには、図5に示すスライドブロツク拡張部材3が内装
される。スライドブロツク拡張部材3の先端部は、先端
に向けて次第に拡径するテーパ面3aを形成し、その先
端に外向きフランジ部3bが形成されている。外向きフ
ランジ部3bの外径は、キヤリパ11のピストン12の
外径よりも小さい。
【0016】また、スライドブロツク拡張部材3の中心
軸線方向の中間部には、貫通孔3cが穿設され、この貫
通孔3cに圧入固着したピン15がスライドブロツク装
着部材2の長孔2cに係合し、スライドブロツク拡張部
材3のスライドブロツク装着部材2に関する上下方向の
相対移動を所定範囲に規制している。更に、スライドブ
ロツク拡張部材3の下端部には、段面3dが形成され、
この段面3dとスライドブロツク装着部材2の凹所2a
の底部との間に、スライドブロツク拡張部材3を上方に
弾性的に付勢する弾性部材であるスプリング16が圧縮
して介装されている。28は、ばね座である。しかし
て、スライドブロツク拡張部材3は、常態にて、スプリ
ング16によつて付勢されて上昇位置、つまりピン15
が長孔2cの上端に係止した位置にある。
【0017】このスライドブロツク装着部材2の各スラ
イド案内部2bには、スライドブロツク4の案内溝4a
がスライド自在に取付けられる。スライドブロツク4
は、図6に示すように基端部にT字状をなす案内溝4a
を有し、先端部外面に防塵用ブーツ13の内周面つまり
内周リツプ13aを保持する支持面4cを有する。支持
面4cは、内周リツプ13aを載置する段面4bを付属
している。各スライドブロツク4は、防塵用ブーツ13
の内周リツプ13aを支持面4cにて保持した状態で、
先端部内面4dがスライドブロツク拡張部材3のテーパ
面3aに案内されて拡径移動する。この複数個のスライ
ドブロツク4は、外面に形成した円弧溝4eに縮径手段
である環状のコイルスプリング5を弾性的に環装して、
常時、縮径付勢されている。
【0018】また、スライドブロツク装着部材2には、
スライドブロツク装着部材2を上下に往復駆動する第2
上下駆動装置である複動式のシリンダ装置6が付属され
る。シリンダ装置6は、基盤19に固設され、そのピス
トンロツド6aが連結部材2eを介してスライドブロツ
ク装着部材2に連結されている。
【0019】一方、スライドスリーブ1には、スライド
スリーブ1を上下に往復駆動する第1上下駆動装置8が
付属される。第1上下駆動装置8は、図1,図7に示す
ようにピン8cにて基盤19側に揺動自在に支持した揺
動稈8aと、シリンダ装置8bと、スプリング8fとで
構成され、揺動稈8aの揺動によつてその先端部が環状
体1hに当接してスライドスリーブ1を上昇駆動し、ま
た、スプリング8fの弾発力にてスライドスリーブ1を
下降駆動するようになつている。なお、シリンダ装置8
bはシリンダ装置6のピストンロツド6aに固設したブ
ラケツト27に固着され、そのピストンロツド8dがピ
ン8eによつて揺動稈8aの中間部に揺動自在に結合し
ている。
【0020】前記のようにして組付けたスライドスリー
ブ連結部材1eには、スライドスリーブ連結部材1eひ
いてはスライドスリーブ1を中心軸線回りに回転駆動す
る回転駆動装置21を設ける。回転駆動装置21は、図
7に示すように基盤19側に一対のベアリング22,2
3を介して回転自在に支持され、スライドスリーブ連結
部材1eのキー20aと滑動自在に嵌合する第1歯車2
4と、第1歯車24に噛合する第2歯車25と、第2歯
車25を回転駆動するモータ26とからなり、モータ2
6の回転により、上下方向の任意位置にあるスライドス
リーブ連結部材1e及びスライドスリーブ1を中心軸線
回りに回転駆動することができる。
【0021】次に、上記実施例の作用について説明す
る。先ず、1個の防塵用ブーツ13を全スライドブロツ
ク4によつて保持させる。すなわち、防塵用ブーツ13
を複数個のスライドブロツク4の段面4bに載置し、内
周リツプ13aを支持面4cによつて保持させる。防塵
用ブーツ13をスライドブロツク4に保持させたなら、
キヤリパ11を基盤19に設けた図外の取付装置に取付
け、ピストン12とスライドブロツク拡張部材3の外向
きフランジ部3bとの中心軸線をほぼ合致させる。
【0022】この状態で、シリンダ装置6のピストンロ
ツド6aを突出作動させ、連結部材2eを若干上昇駆動
する。これにより、スライドブロツク装着部材2がスラ
イドブロツク拡張部材3を伴つて上昇し、スライドブロ
ツク拡張部材3の外向きフランジ部3bがキヤリパ11
のピストン12に当接する。更に、シリンダ装置6のピ
ストンロツド6aを突出作動させ、スライドブロツク装
着部材2を上昇させれば、ピストン12に当接したスラ
イドブロツク拡張部材3は停止したままで、スプリング
16が圧縮されてピン15が長孔2c内を移動する。な
お、シリンダ装置6の駆動により、揺動稈8aが揺動し
てスライドスリーブ1を上昇駆動するが、その量は僅か
である。
【0023】同時に、スライドブロツク装着部材2の各
スライド案内部2bにスライド自在に取付けた各スライ
ドブロツク4が、その先端部内面4dがスライドブロツ
ク拡張部材3のテーパ面3aに案内されて、コイルスプ
リング5を弾性的に伸長させながら拡径するようにスラ
イドし、防塵用ブーツ13をその内径がピストン12の
外径とほぼ合致するように拡径変形させる。防塵用ブー
ツ13は、主として内周リツプ13a及び波状部13c
が圧縮変形して内周リツプ13aと外周リツプ13bと
の間が肉薄化する。シリンダ装置6によるスライドブロ
ツク装着部材2の上昇駆動は、スライドブロツク4の支
持面4cの先端がピストン12の下端部に当接するまで
行う。この状態で、スライドブロツク4の支持面4cの
先端が、ピストン12の下端部外周縁に接続する。
【0024】次に、回転駆動装置21を駆動すると共に
第1上下駆動装置8を駆動する。すなわち、モータ26
の回転により、第2歯車25及び第1歯車24を介して
スライドスリーブ連結部材1e及びスライドスリーブ1
を中心軸線回りに一方向に回転駆動させた状態で、シリ
ンダ装置8bのピストンロツド8dを突出作動させ、揺
動稈8aをピン8cを中心として揺動駆動し、環状体1
hを介してスライドスリーブ連結部材1e及びスライド
スリーブ1を押し上げる。
【0025】これにより、スライドスリーブ1の一対の
押圧面1aが回転しながら肉薄状態の防塵用ブーツ13
の内周リツプ13a及び外周リツプ13bを押し上げ、
防塵用ブーツ13が局部的に弾性変形しながらデイスク
ブレーキのキヤリパ11とピストン12との隙間に次第
に押し込まれ、ピストン12の環状溝12aとキヤリパ
11の環状溝11aとの間にまで押し込まれた際に弾性
的に拡大して自動的に装着される。
【0026】このようにして、1個の防塵用ブーツ13
の装着が終了したなら、回転駆動装置21を停止させ、
シリンダ装置6のピストンロツド6aを没入作動させる
と共に、第1上下駆動装置8によつて揺動稈8aを下降
駆動する。これにより、スライドブロツク装着部材2及
び連結部材2eが下降し、スライドスリーブ1及びスラ
イドスリーブ連結部材1eがスプリング8fの弾発力に
よつて下降する。スライドブロツク装着部材2の下降に
伴つて、スプリング16の弾発力を受けるスライドブロ
ツク拡張部材3はピン15が長孔2cの上端に係止する
位置にまで相対的に上昇し、スライドブロツク装着部材
2の各スライド案内部2bにスライド自在に取付けた各
スライドブロツク4がコイルスプリング5の弾発力によ
つてテーパ面3aに案内されながら縮径移動する。かく
して、1個の防塵用ブーツ13を装着する1サイクルが
終了する。
【発明の効果】
【0027】以上の説明によつて理解されるように、本
発明に係る防塵用ブーツの自動組付装置によれば、防塵
用ブーツが被装着物体の環状溝とピストンの環状溝との
間に自動的に装着され、装着ミスの防止と装着作業の能
率化とを良好に両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例にかかる防塵用ブーツの自
動組付装置を一部省略して示す断面図。
【図2】 同じくスライドスリーブ及びスライドスリー
ブ連結部材を示す断面図。
【図3】 同じくスライドスリーブを示す平面図。
【図4】 同じくスライドブロツク装着部材を示す断面
図。
【図5】 同じくスライドブロツク拡張部材を示す図。
【図6】 同じくスライドブロツクを示す斜視図。
【図7】 同じく第1上下駆動装置及び回転駆動装置を
示す図。
【図8】 同じく防塵用ブーツを示す図。
【図9】 同じく防塵用ブーツの半部を拡大して示す断
面図。
【符号の説明】
1:スライドスリーブ、1a:押圧面、2:スライドブ
ロツク装着部材、2a:凹所、2b:スライド案内部、
3:スライドブロツク拡張部材、3a:テーパ面、3
b:外向きフランジ部、4:スライドブロツク、4a:
案内溝、4b:段面、4c:支持面、5:コイルスプリ
ング(縮径手段)、6:シリンダ装置(第2上下駆動装
置)、6a:ピストンロツド、8:第1上下駆動装置、
8f:スプリング、10:防塵用ブーツの自動組付装
置、11:デイスクブレーキのキヤリパ(被装着物
体)、11a:環状溝、12:ピストン、12a:環状
溝、13:防塵用ブーツ、13a:内周リツプ、13
b:外周リツプ、13c:波状部、16:スプリング
(弾性部材)、19:基盤、21:回転駆動装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−209731(JP,A) 特開 昭58−102636(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 19/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被装着物体にスライド自在に嵌挿したピ
    ストンの環状溝と、被装着物体の環状溝との間に防塵用
    ブーツを組付ける防塵用ブーツの自動組付装置であつ
    て、先端面の少なくとも一部が防塵用ブーツの押圧面を
    形成するスライドスリーブと、スライドスリーブを上下
    に往復駆動する第1上下駆動装置と、スライドスリーブ
    に内装され、先端部に放射方向のスライド案内部を形成
    するスライドブロツク装着部材と、スライドブロツク装
    着部材を上下に往復駆動する第2上下駆動装置と、スラ
    イドブロツク装着部材に弾性部材によつて上方に弾性的
    に付勢して内装され、先端に向けて次第に拡径するテー
    パ面を先端部に形成するスライドブロツク拡張部材と、
    スライドブロツク装着部材の各スライド案内部に案内さ
    れてスライド自在に取付けられ、先端部に防塵用ブーツ
    の内周部を保持する支持面を有し、スライドブロツク装
    着部材の上昇移動に伴つてスライドブロツク拡張部材の
    テーパ面に案内されて拡径移動する複数個のスライドブ
    ロツクとを備えることを特徴とする防塵用ブーツの自動
    組付装置。
  2. 【請求項2】 スライドスリーブを中心軸線回りに回転
    駆動する回転駆動装置を設けたことを特徴とする請求項
    1の防塵用ブーツの自動組付装置。
  3. 【請求項3】 複数個のスライドブロツクを縮径付勢す
    る縮径手段を備えることを特徴とする請求項1又は2の
    防塵用ブーツの自動組付装置。
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