JPH03208528A - ゴムブーツのシリンダ内装着装置 - Google Patents
ゴムブーツのシリンダ内装着装置Info
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- JPH03208528A JPH03208528A JP279690A JP279690A JPH03208528A JP H03208528 A JPH03208528 A JP H03208528A JP 279690 A JP279690 A JP 279690A JP 279690 A JP279690 A JP 279690A JP H03208528 A JPH03208528 A JP H03208528A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ソリンダとそのシリンダから出没ずるピス
トン間に取付けるゴムブーツ、例えば、ディスクブレー
キ用のピストンブーツをシリンダ内径面のブーツ構に組
付けるのに用いるゴムブーンのシリンダ内装着装置に関
する。
トン間に取付けるゴムブーツ、例えば、ディスクブレー
キ用のピストンブーツをシリンダ内径面のブーツ構に組
付けるのに用いるゴムブーンのシリンダ内装着装置に関
する。
〔従来の技{41とこの発明の課題〕
ディスクブレーキにおいては、第9図に示すように、ブ
レーキシリンダ80とブレーキピストン81との間にピ
ストン外径面の保護及びシリンダ内部への異物侵入防止
を目的としたゴムプーツ82を装着することが行われて
いる。
レーキシリンダ80とブレーキピストン81との間にピ
ストン外径面の保護及びシリンダ内部への異物侵入防止
を目的としたゴムプーツ82を装着することが行われて
いる。
このブーツ82は一端がンリンダに支持される。
そのための支持構造としては、図のように、シリンダ内
径面にプーツ溝83を設け、その溝にブーツの一端を嵌
めるものと、シリンダの開口端に座穴を設け、その穴に
、肉厚を大きくしたり、金属補強材をモールトしたりし
てIl’lll性を高めたブーツ端を圧大固定するもの
があるが、後者の圧入構造は、ブーツの外れ止めの信頼
性やブーツの製造コスト面で不利なため実用されている
ものは前者の構造が多い。
径面にプーツ溝83を設け、その溝にブーツの一端を嵌
めるものと、シリンダの開口端に座穴を設け、その穴に
、肉厚を大きくしたり、金属補強材をモールトしたりし
てIl’lll性を高めたブーツ端を圧大固定するもの
があるが、後者の圧入構造は、ブーツの外れ止めの信頼
性やブーツの製造コスト面で不利なため実用されている
ものは前者の構造が多い。
ところが、この構造は、ブーツ端を圧縮変形してシリン
ダ内に挿入し、溝内に正確に嵌める必要があり、装着作
業が圧大のように単純でない。つまり、作業の機械化に
困難が伴う。このため、従来は手作業でブーツをシリン
ダに組付けていたが、これは熟練度が要求される上に作
業能率が悪く、品質もばらつき易い。
ダ内に挿入し、溝内に正確に嵌める必要があり、装着作
業が圧大のように単純でない。つまり、作業の機械化に
困難が伴う。このため、従来は手作業でブーツをシリン
ダに組付けていたが、これは熟練度が要求される上に作
業能率が悪く、品質もばらつき易い。
そこで、上述の複雑な作業を是非とも機械化することが
望まれていた。
望まれていた。
この発明は、か\る要求に応えたゴムブーツのシリンダ
内装着装置を提供しようとするものである。
内装着装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段]
この発明のゴムブーツ装着装置は、下端に先細テーパ部
を設け、その上方に、ブーツ端を両端の切上り面で拘束
する環状溝とこの溝の上側の切上り面形威部を周方向に
ほイ定間隔で切欠く外爪退避用の切欠きとを設けた本体
と、上記切欠き間において環状溝内に半径方向スライド
自在に挿入し、溝軸と同心円上に位置する外周の円弧面
でゴムブーツの内径側を支える複数の内爪と、その内爪
を没入方向への付勢力に逆らって上記溝内で半径方向外
方に移動させる押出し手段と、上記切欠きに対応させて
環状溝の外側に配置する複数の外爪と、この外爪のヘッ
ド゛半径方向への開閉手段及び上方への退避手段とから
或るブーツ装着ヘッドと、上端にプーツ載置面を有し、
下端を回動支点にして放射状に開く複数の支え爪を弾性
体の力で円筒状に束ねて威る移載手段を組合わせ、へ,
ド本体の下端側を移載手段の円筒中心部に押し込んで先
細テーバ部で上記支え爪を押し拡げながら予め移載手段
の上部に同心的に載置したゴムプーツを支え爪で後押し
して上記環状溝内に移し、次いで、このブーツを外径が
シリンダ径より小さくなるように上記外爪で外側から圧
縮変形させで外爪と共に環状溝内に没入させ、この状態
で装着へ・7トの本体をシリンダ内に所定量挿入し、切
欠きに嵌まっている外爪を上方に退避後、上記内爪を突
出させてブーツの一端をブーツ溝に押し込み、装着ヘソ
ドの回転でブーツ内面をならしてヘッドをシリンダ内よ
り離脱させるようにしたものである。
を設け、その上方に、ブーツ端を両端の切上り面で拘束
する環状溝とこの溝の上側の切上り面形威部を周方向に
ほイ定間隔で切欠く外爪退避用の切欠きとを設けた本体
と、上記切欠き間において環状溝内に半径方向スライド
自在に挿入し、溝軸と同心円上に位置する外周の円弧面
でゴムブーツの内径側を支える複数の内爪と、その内爪
を没入方向への付勢力に逆らって上記溝内で半径方向外
方に移動させる押出し手段と、上記切欠きに対応させて
環状溝の外側に配置する複数の外爪と、この外爪のヘッ
ド゛半径方向への開閉手段及び上方への退避手段とから
或るブーツ装着ヘッドと、上端にプーツ載置面を有し、
下端を回動支点にして放射状に開く複数の支え爪を弾性
体の力で円筒状に束ねて威る移載手段を組合わせ、へ,
ド本体の下端側を移載手段の円筒中心部に押し込んで先
細テーバ部で上記支え爪を押し拡げながら予め移載手段
の上部に同心的に載置したゴムプーツを支え爪で後押し
して上記環状溝内に移し、次いで、このブーツを外径が
シリンダ径より小さくなるように上記外爪で外側から圧
縮変形させで外爪と共に環状溝内に没入させ、この状態
で装着へ・7トの本体をシリンダ内に所定量挿入し、切
欠きに嵌まっている外爪を上方に退避後、上記内爪を突
出させてブーツの一端をブーツ溝に押し込み、装着ヘソ
ドの回転でブーツ内面をならしてヘッドをシリンダ内よ
り離脱させるようにしたものである。
上述したこの発明の装置は、移載手段上に載置したゴム
ブーツを自動的に装着ヘッドの環状溝内に移し、次に、
このブーツを外爪でシリンダ径よりも小径に圧縮変形さ
せてヘッドの本体と共にシリング内に挿入し、外爪退避
後、内爪で外側に押し拡げてブーツ溝に押し込み、さら
に、ブーツの嵌め込み不良を無くすためにヘノFの本体
部を回転させてブーツ内面をならすので、ハ練者による
手作業が不要になる。
ブーツを自動的に装着ヘッドの環状溝内に移し、次に、
このブーツを外爪でシリンダ径よりも小径に圧縮変形さ
せてヘッドの本体と共にシリング内に挿入し、外爪退避
後、内爪で外側に押し拡げてブーツ溝に押し込み、さら
に、ブーツの嵌め込み不良を無くすためにヘノFの本体
部を回転させてブーツ内面をならすので、ハ練者による
手作業が不要になる。
以下、乙付図面に基いてこの発明の実施例を説明する。
第1図は装置全体の概略を表わしたもので、1は装着へ
71′、2はこのヘッドの本体部を回転させる旋回機構
、3はヘッドの昇降機構、4はゴムブーツの移載手段を
示している。5はヘッドに含まれる外爪の半径方向開閉
手段、6は外爪の退避・手段である。
71′、2はこのヘッドの本体部を回転させる旋回機構
、3はヘッドの昇降機構、4はゴムブーツの移載手段を
示している。5はヘッドに含まれる外爪の半径方向開閉
手段、6は外爪の退避・手段である。
装着へノド1は、本体11と、その外側に180位置を
変えて配置した2個の外爪12と、後述する内爪13と
、上記外爪の駆動千段5、6と、内爪の押出し手段7(
第3図及び第4図参照)とで構成される。
変えて配置した2個の外爪12と、後述する内爪13と
、上記外爪の駆動千段5、6と、内爪の押出し手段7(
第3図及び第4図参照)とで構成される。
このヘッドの木体11は、第4図に示すように、シリン
ダ径よりも小径にした先端側に先細テーパ部14を設け
、その後方(上側)に対向した切上り面15a、15b
で圧縮時のゴムブーツ端を拘束する環状!15と外爪と
同数の切欠き16を設けた構造であって、切欠き16は
外爪12との干渉を避ける目的でフランジ形状部17の
部分に設けてある。
ダ径よりも小径にした先端側に先細テーパ部14を設け
、その後方(上側)に対向した切上り面15a、15b
で圧縮時のゴムブーツ端を拘束する環状!15と外爪と
同数の切欠き16を設けた構造であって、切欠き16は
外爪12との干渉を避ける目的でフランジ形状部17の
部分に設けてある。
また、内爪13は、第4図及び第5図に示すように、そ
の複数個をa15の軸と同心の円上に揃えて環状溝15
内に半径方向スライド自在に挿入し、本体との間に縮設
したスプリング18で溝の軸心方向に向けて付勢してあ
り、第5図の没入位置で円筒に近似した形状となるこの
爪の外周円弧面にゴムブーツの内径側が支持される。
の複数個をa15の軸と同心の円上に揃えて環状溝15
内に半径方向スライド自在に挿入し、本体との間に縮設
したスプリング18で溝の軸心方向に向けて付勢してあ
り、第5図の没入位置で円筒に近似した形状となるこの
爪の外周円弧面にゴムブーツの内径側が支持される。
次に、ヘソド1の本体部の旋回機構2は、第3図に示す
ように、モータ21と、そのモータの出力軸をヘッドの
本体部に連結する動力伝達軸22とベアリングを介して
軸22を支えるハウジング23から或る。
ように、モータ21と、そのモータの出力軸をヘッドの
本体部に連結する動力伝達軸22とベアリングを介して
軸22を支えるハウジング23から或る。
また、へ・7ドの昇降機構3は、第1図に示すように、
モータ31を駆動源とするポールねし機構32でヘース
33を駆動し、ヘース33上に設けた装着ヘソド1を旋
回機tl2と共に昇降させるようにしてある。
モータ31を駆動源とするポールねし機構32でヘース
33を駆動し、ヘース33上に設けた装着ヘソド1を旋
回機tl2と共に昇降させるようにしてある。
34は、清車35でターンさせたワイヤ36を介してヘ
ース33につないだバランスウェイトである。このウェ
イトは、ヘース33を含むへ,ド部を低出力のモータで
精度良く移動させることを可能ならしめるので好ましい
要素と云える。
ース33につないだバランスウェイトである。このウェ
イトは、ヘース33を含むへ,ド部を低出力のモータで
精度良く移動させることを可能ならしめるので好ましい
要素と云える。
外爪の開閉千段5は、第2図に示すように、相反する向
きに押し出される2本の出力ロンドを2つの外爪に別々
に接続した両効きのシリンダ51と、各外爪に相対スラ
イド可能に挿通したガイトロノド52とから或る。
きに押し出される2本の出力ロンドを2つの外爪に別々
に接続した両効きのシリンダ51と、各外爪に相対スラ
イド可能に挿通したガイトロノド52とから或る。
また、退避手段6は、ベース33上に設置したシリンダ
61と、このシリンダの出力ロンドをシリンダ51とガ
イドロノド52の支持プレート62につなく連結軸63
と、ベース33上に立設して軸63の移動をガイドする
ハウジング23の支持も兼ねたスタンド64と、外爪の
前進位置、後退位置を微調整可能なストツパ65とから
威る。
61と、このシリンダの出力ロンドをシリンダ51とガ
イドロノド52の支持プレート62につなく連結軸63
と、ベース33上に立設して軸63の移動をガイドする
ハウジング23の支持も兼ねたスタンド64と、外爪の
前進位置、後退位置を微調整可能なストツパ65とから
威る。
8はスイッチで、2個あるこのスイッチの一方は外爪1
2が前進し切った位置で、他方は12が後退し切った位
置で各々作動し、その信号に基づいてシリンダ51によ
る外爪12の開閉駆動が行われる。
2が前進し切った位置で、他方は12が後退し切った位
置で各々作動し、その信号に基づいてシリンダ51によ
る外爪12の開閉駆動が行われる。
内爪の押出し千段7は、第4図に示すように、本体11
の軸心部に回り止めして挿入したカム軸71を前進させ
てその軸の先端のカム面で内爪に設けたローラ72を外
向きに押し動かすようにしてある。また、カム軸71は
、図の装置の場合、動力伝達軸22に内蔵したピストン
73(第3図)をハウジング23の孔74から導入され
る流体圧で推進させてそのピストンから前進力を加え、
前進位置からの復帰はスプリング75で行うようにして
ある。
の軸心部に回り止めして挿入したカム軸71を前進させ
てその軸の先端のカム面で内爪に設けたローラ72を外
向きに押し動かすようにしてある。また、カム軸71は
、図の装置の場合、動力伝達軸22に内蔵したピストン
73(第3図)をハウジング23の孔74から導入され
る流体圧で推進させてそのピストンから前進力を加え、
前進位置からの復帰はスプリング75で行うようにして
ある。
なお、ピストン73の出力ロッド76は軸71の後端面
に単に接しているだけである.これはヘッドの本体11
と動力伝達軸22との間に着脱の可能な接続部9を設け
てヘッド本体を内爪13及び押出し手段7の一部と共に
取外せるようにするためである。このようにしておくと
、シリンダ径の変化に対応することが可能になる。即ち
、へ冫ド1の本体部をシリンダ径に応したものと交換し
て装置の使用範囲を拡大することができる。
に単に接しているだけである.これはヘッドの本体11
と動力伝達軸22との間に着脱の可能な接続部9を設け
てヘッド本体を内爪13及び押出し手段7の一部と共に
取外せるようにするためである。このようにしておくと
、シリンダ径の変化に対応することが可能になる。即ち
、へ冫ド1の本体部をシリンダ径に応したものと交換し
て装置の使用範囲を拡大することができる。
第8図は移載手段4の詳細を示している。この移載手段
4は、好ましくは6乃至8個程度に分割した支え爪41
を弾性体、即ち、図は外側に嵌めたゴムリング42の力
で円筒状に束ねてある。また、各爪の下端部は支持筒4
3の段差部に周方向に定ピンチで設けたスリ,ト44に
抜け止めして回転可能に嵌め込み、この下端を支点にし
て全個の爪をリング42を拡張させながら放射状(傘状
)に押し拡げ得るようにしてある.45は爪の上端に設
けた段付きのブーツ載置面である。また、46はスプリ
ング47で突出させた心体である。この心体は爪41の
先端側が過剰にすぼむのを防止するために設けてあるが
、爪41の先端側を周方向に広幅にするなどして過剰す
ぼみを防止する場合には特に無くてもよい。
4は、好ましくは6乃至8個程度に分割した支え爪41
を弾性体、即ち、図は外側に嵌めたゴムリング42の力
で円筒状に束ねてある。また、各爪の下端部は支持筒4
3の段差部に周方向に定ピンチで設けたスリ,ト44に
抜け止めして回転可能に嵌め込み、この下端を支点にし
て全個の爪をリング42を拡張させながら放射状(傘状
)に押し拡げ得るようにしてある.45は爪の上端に設
けた段付きのブーツ載置面である。また、46はスプリ
ング47で突出させた心体である。この心体は爪41の
先端側が過剰にすぼむのを防止するために設けてあるが
、爪41の先端側を周方向に広幅にするなどして過剰す
ぼみを防止する場合には特に無くてもよい。
以上から戒る例示のブーツ装着装置は、移載手段4上に
第8図に示すようにゴムブーツ82を同心的に載せる。
第8図に示すようにゴムブーツ82を同心的に載せる。
この作業は単純作業であるので機械化が容易であり、ま
た、手作業で行っても能率低下の問題は生しない。
た、手作業で行っても能率低下の問題は生しない。
次に、装着ヘッド1を4の直上に移動させて降下させる
と、本体11の先細テーパ部14が心体46を押し下げ
ながら爪の集合体である円筒の内側に進入して各爪41
を押し拡げる。このとき、ゴムブーツ82は爪41に後
押しされるので14のテーパ上を滑りながら拡径してい
き、ヘソドの木体11と移載手段4の位置関係が第8図
の鎖線の状態(この図は爪が上昇して開いた状態にして
あるが実際には昇降機構を有するヘッドが下降し、爪は
定位置で開く)になるとブーツの他端が環状溝15内に
落ち込む。従って、この後、11と4を相対的に離反さ
せてもブーツ82は溝15内に保持され、これによって
ヘッドへのブーツ移載が完了する。
と、本体11の先細テーパ部14が心体46を押し下げ
ながら爪の集合体である円筒の内側に進入して各爪41
を押し拡げる。このとき、ゴムブーツ82は爪41に後
押しされるので14のテーパ上を滑りながら拡径してい
き、ヘソドの木体11と移載手段4の位置関係が第8図
の鎖線の状態(この図は爪が上昇して開いた状態にして
あるが実際には昇降機構を有するヘッドが下降し、爪は
定位置で開く)になるとブーツの他端が環状溝15内に
落ち込む。従って、この後、11と4を相対的に離反さ
せてもブーツ82は溝15内に保持され、これによって
ヘッドへのブーツ移載が完了する。
次に、外爪12が閉して第6図に示すように、ブーツ8
2を圧縮変形させる。真円のゴムプーツを外周の数個所
に圧力を加えて単純に加圧するとブーツは一部で外径が
かえって大きくなり、また軸方向にも変形するが本願の
装置による図のような圧縮変形であると、圧縮力が内向
きにのみ作用し、また、軸方向の変形は面15a、15
bによって阻止されるのでそのような不具合が無く、ブ
ーツ外径がシリンダ径よりも確実に小さくなってブーツ
82と外爪12が環状溝15内に没入する.従って、こ
の後のシリンダに対するヘッド先端側の挿入作業を支障
無く実施できる。
2を圧縮変形させる。真円のゴムプーツを外周の数個所
に圧力を加えて単純に加圧するとブーツは一部で外径が
かえって大きくなり、また軸方向にも変形するが本願の
装置による図のような圧縮変形であると、圧縮力が内向
きにのみ作用し、また、軸方向の変形は面15a、15
bによって阻止されるのでそのような不具合が無く、ブ
ーツ外径がシリンダ径よりも確実に小さくなってブーツ
82と外爪12が環状溝15内に没入する.従って、こ
の後のシリンダに対するヘッド先端側の挿入作業を支障
無く実施できる。
このようにしてブーツを保持したヘッドを、ブーツの一
端がブーツ溝と対応する位置にくるとこ,ろまで挿入し
たら、外爪12を千段6によって上方に退避させる。こ
の退避による圧縮力の開放でブーツ82は自己復元力に
より元の径に戻ってくる。この弾性復元を待って内爪1
3を第7図に示すように半径方向外方に押し出すと、こ
れに押されてブーツの一端がブーツ溝内に嵌まる。但し
、内爪13による押し込みは全周において行われる訳で
はないので、この隙の嵌め込みはまだ不充分なことがあ
る。そこで、内爪13を押し出しながらヘッドの本体1
1を旋回機構2によって回転させ、ブーツの内径側を真
円にならして嵌め込みを確実化する。
端がブーツ溝と対応する位置にくるとこ,ろまで挿入し
たら、外爪12を千段6によって上方に退避させる。こ
の退避による圧縮力の開放でブーツ82は自己復元力に
より元の径に戻ってくる。この弾性復元を待って内爪1
3を第7図に示すように半径方向外方に押し出すと、こ
れに押されてブーツの一端がブーツ溝内に嵌まる。但し
、内爪13による押し込みは全周において行われる訳で
はないので、この隙の嵌め込みはまだ不充分なことがあ
る。そこで、内爪13を押し出しながらヘッドの本体1
1を旋回機構2によって回転させ、ブーツの内径側を真
円にならして嵌め込みを確実化する。
以上の作業を終えたらヘッドの本体をシリンダ内からH
脱させ、組付けの全作業が完了する。
脱させ、組付けの全作業が完了する。
以上述べたように、この発明の装置は、ヘッドの本体外
周に設けた環状溝へのゴムブーツの移載、ゴムプーツの
圧縮変形による外径の縮小、シリンダへの挿入、ブーツ
一端のブーツ溝への押し込み、及び押し込み後のならし
動作を連続的かつ効率的に、しかも確実に実行できるの
で、熟練度を要する手作業が不要となり、作業能率の向
上、品質の安定化、作業人員の削減に関して多大の効果
を期待できる。
周に設けた環状溝へのゴムブーツの移載、ゴムプーツの
圧縮変形による外径の縮小、シリンダへの挿入、ブーツ
一端のブーツ溝への押し込み、及び押し込み後のならし
動作を連続的かつ効率的に、しかも確実に実行できるの
で、熟練度を要する手作業が不要となり、作業能率の向
上、品質の安定化、作業人員の削減に関して多大の効果
を期待できる。
第1図はこの発明の一実施例の概要を示す側面図、第2
図は第1図のX−x線部に沿って見たヘ2ドの背面図、
第3図は同し<Y−Y線部の断面図、第4図はへノドの
本体部の断面図、第5図は第4図のZ−Z線部の断面図
、第6図は外爪によるゴムブーツの加圧状態を模式化し
て示す図、第7図は内爪の押し出し状態を示す図、第8
図は移載手段の断面図、第9図はゴムブーツの使用の一
例を示す断面図である。 1・・・・・・装着ヘッド、 2・・・・・・旋回機
構、3・・・・・・昇降機構、 4・・・・・・移
載手段、5・・・・・外爪開閉手段、 6・・・・・・
外爪退避手段、7・・・・・・内爪押出し手段、8・・
・・・・スイソチ、9・・・・・・接続部、
11・・・・・・ヘソドの本体、12・・・・・・外爪
、 13・・・・・・内爪、14・・・・・・
先細テーパ部、15・・・・・・環状溝、16・・・・
・・切欠き、 17・・・・・・フランジ形状部
、18・・・・・・スプリング、 21・・・・・・
モータ、22・・・・・・動力伝達軸、 23・・・・
・・ハウジング、31・・・・・・モータ、 3
2・・・・・・ポールねし機構、33・・・・・・ヘー
ス、 34・・・・・・ハランスウェイト・ 41・・・・・・支え爪、 43・・・・・・支持筒、 52・・・・・・ガイドロンド、 62・・・・・・支持プレート、 64・・・・・・スタンド、 71・・・・・・カム軸、 73・・・・・・ピストン、 42・・・・・・ゴムリング、 51・・・・・・シリンダ、 61・・・・・・シリンダ、 63・・・・・・連結軸、 65・・・・・・ストッパ、 72・・・・・・ローラ、 75・・・・・・スプリング。
図は第1図のX−x線部に沿って見たヘ2ドの背面図、
第3図は同し<Y−Y線部の断面図、第4図はへノドの
本体部の断面図、第5図は第4図のZ−Z線部の断面図
、第6図は外爪によるゴムブーツの加圧状態を模式化し
て示す図、第7図は内爪の押し出し状態を示す図、第8
図は移載手段の断面図、第9図はゴムブーツの使用の一
例を示す断面図である。 1・・・・・・装着ヘッド、 2・・・・・・旋回機
構、3・・・・・・昇降機構、 4・・・・・・移
載手段、5・・・・・外爪開閉手段、 6・・・・・・
外爪退避手段、7・・・・・・内爪押出し手段、8・・
・・・・スイソチ、9・・・・・・接続部、
11・・・・・・ヘソドの本体、12・・・・・・外爪
、 13・・・・・・内爪、14・・・・・・
先細テーパ部、15・・・・・・環状溝、16・・・・
・・切欠き、 17・・・・・・フランジ形状部
、18・・・・・・スプリング、 21・・・・・・
モータ、22・・・・・・動力伝達軸、 23・・・・
・・ハウジング、31・・・・・・モータ、 3
2・・・・・・ポールねし機構、33・・・・・・ヘー
ス、 34・・・・・・ハランスウェイト・ 41・・・・・・支え爪、 43・・・・・・支持筒、 52・・・・・・ガイドロンド、 62・・・・・・支持プレート、 64・・・・・・スタンド、 71・・・・・・カム軸、 73・・・・・・ピストン、 42・・・・・・ゴムリング、 51・・・・・・シリンダ、 61・・・・・・シリンダ、 63・・・・・・連結軸、 65・・・・・・ストッパ、 72・・・・・・ローラ、 75・・・・・・スプリング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)ピストンとシリンダ間に取付けるゴムブーツの一
端をシリンダ内径部のブーツ溝に組付けるための装置で
あって、垂直下向きに配置するブーツの装着ヘッド、こ
のヘッドの昇降機構、ヘッドの本体部を回転させる旋回
機構及びゴムブーツをヘッドにセッティングする移載手
段を設け、 上記装着ヘッドは、下端に先細テーパ部を設け、その上
方に、ブーツ端を両端の切上り面で拘束する環状溝とこ
の溝の上側の切上り面形成部を周方向にほヾ定間隔で切
欠く外爪退避用の切欠きとを設けた本体と、上記切欠き
間において環状溝内に半径方向スライド自在に挿入し、
溝軸と同心円上に位置する外周の円弧面でゴムブーツの
内径側を支える複数の内爪と、その内爪を没入方向への
付勢力に逆らって上記溝内で半径方向外方に移動させる
押出し手段と、上記切欠きに対応させて環状溝の外側に
配置する複数の外爪と、この外爪のヘッド半径方向への
開閉手段及び上方への退避手段とで構成し、 上記移載手段は、上端にブーツ載置面を有し、下端を回
動支点にして放射状に開く複数の支え爪を弾性体の力で
円筒状に束ねた構成とし、 上記ヘッド本体の下端側を移載手段の円筒中心部に押し
込んで先細テーパ部で上記支え爪を押し拡げながら予め
移載手段の上部に同心的に載置したゴムブーツを支え爪
で後押しして上記環状溝内に移し、次いで、このブーツ
を外径がシリンダ径より小さくなるように上記外爪で外
側から圧縮変形させて外爪と共に環状溝内に没入させ、
この状態で装着ヘッドの本体をシリンダ内に所定量挿入
し、切欠きに嵌まっている外爪を上方に退避後、上記内
爪を突出させてブーツの一端をブーツ溝に押し込み、装
着ヘッドの回転でブーツ内面をならしてヘッドをシリン
ダ内より離脱させるようにしたゴムブーツのシリンダ内
装着装置。(2)上記押出し手段を、本体の軸心部にス
ライド自在に挿入されて前進時に先端のカム面で内爪を
外向きに押すカム軸と、この軸を後ろ向きに付勢する手
段と、カム軸に前進力を加えるアクチュエータとで構成
した請求項の(1)記載のゴムブーツのシリンダ内装着
装置。 (3)内爪とその爪の押出し手段の少なくとも一部とを
含めてヘッド本体の先端側を、昇降機構及び旋回機構か
らの動力伝達部との間に着脱自在の接続部を設けて異サ
イズシリンダ用のものと交換可能となした請求項(1)
又は(2)に記載のゴムブーツのシリンダ内装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP279690A JPH03208528A (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | ゴムブーツのシリンダ内装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP279690A JPH03208528A (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | ゴムブーツのシリンダ内装着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03208528A true JPH03208528A (ja) | 1991-09-11 |
Family
ID=11539335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP279690A Pending JPH03208528A (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | ゴムブーツのシリンダ内装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03208528A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5457865A (en) * | 1993-07-23 | 1995-10-17 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Automatic boot mounting apparatus and method of automatically mounting a boot with the apparatus |
CN103236623A (zh) * | 2013-03-14 | 2013-08-07 | 北京工业大学 | 一种用于双端压接的穿线导向装置 |
JP2019206999A (ja) * | 2018-05-29 | 2019-12-05 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ブーツの組み付け方法 |
WO2023088501A3 (zh) * | 2022-03-03 | 2023-09-21 | 安徽兰翔纺机科技有限公司 | 一种便于安装的纺织胶圈组件 |
-
1990
- 1990-01-10 JP JP279690A patent/JPH03208528A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5457865A (en) * | 1993-07-23 | 1995-10-17 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Automatic boot mounting apparatus and method of automatically mounting a boot with the apparatus |
US5611131A (en) * | 1993-07-23 | 1997-03-18 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Automatic boot mounting apparatus |
CN103236623A (zh) * | 2013-03-14 | 2013-08-07 | 北京工业大学 | 一种用于双端压接的穿线导向装置 |
JP2019206999A (ja) * | 2018-05-29 | 2019-12-05 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ブーツの組み付け方法 |
WO2023088501A3 (zh) * | 2022-03-03 | 2023-09-21 | 安徽兰翔纺机科技有限公司 | 一种便于安装的纺织胶圈组件 |
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