JPH0569096U - 家具用ジャッキ - Google Patents
家具用ジャッキInfo
- Publication number
- JPH0569096U JPH0569096U JP968092U JP968092U JPH0569096U JP H0569096 U JPH0569096 U JP H0569096U JP 968092 U JP968092 U JP 968092U JP 968092 U JP968092 U JP 968092U JP H0569096 U JPH0569096 U JP H0569096U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat plate
- plate portion
- rod
- desk
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Legs For Furniture In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 デスクの脚部等の高さ調整を行う際に、その
調整作業の容易化をはかるためのジャッキを提供するこ
とを所期の目的とする。 【構成】 第1の平板部(水平片)と、これに直交する
第2の平板部(垂直片)からなる断面L字形状の掛け具
が、第1の平板部を先端側に向けて第2の平板部で、棒
の一端に固着されている。また、棒の上記一端と中央部
との間で、上記の第1の平板部の第2の平板部配置側に
対する反対面が面する側の位置には、その第1の平板部
と略平行で、かつ、当該棒が延びる方向と略直交する方
向を軸として回転自在の車輪が取り付けられている。
調整作業の容易化をはかるためのジャッキを提供するこ
とを所期の目的とする。 【構成】 第1の平板部(水平片)と、これに直交する
第2の平板部(垂直片)からなる断面L字形状の掛け具
が、第1の平板部を先端側に向けて第2の平板部で、棒
の一端に固着されている。また、棒の上記一端と中央部
との間で、上記の第1の平板部の第2の平板部配置側に
対する反対面が面する側の位置には、その第1の平板部
と略平行で、かつ、当該棒が延びる方向と略直交する方
向を軸として回転自在の車輪が取り付けられている。
Description
【0001】
本考案は、オフィスのデスクなどの家具類の脚部を持ち上げるのに適したジャ ッキに関する。
【0002】
オフィスなどの床面は、平滑度・水平度が得られていないことが多く、このた め、配置替えが頻繁な家具、例えばデスクなどにおいては、脚部にアジャスタが 装着されており、このアジャスタによる高さ調整によって、がたつきや傾きのな い設置を行えるようにしている。
【0003】
ところで、一般的な構造のアジャスタは、家具類の脚部等を持ち上げ、支えた 状態で調整しなければならず、その調整作業が難しい。特に、近年ではデスク上 にOA(オフィス・オートメーション)機器などが置かれていることが多く、作 業者らは、その調整作業を大きな荷重を支えつつ行う必要があった。
【0004】 このような点を解消するために、設置用座と、この座上に回転自在に装着され その回転軸に沿って上方に延びる脚装着ボルトが一体に固着された調節リングを 備えた構造で、デスク脚部を持ち上げることなく、その高さ調整を行うことが可 能な構造のアジャスタが考案されているが、このようなアジャスタによると、構 造が複雑でコストが高いばかりでなく、デスク荷重が大きな場合には、指先に相 当な力が必要となり、結局、デスクを支えつつ調整作業を行わなければならない といった問題が残されている。
【0005】 本考案は、以上の事情に鑑みてなされたもので、デスクの脚部等の高さ調整を 行う際に、その調整作業の容易化をはかるためのジャッキを提供することを所期 の目的とする。
【0006】
上記の目的を達成するための構成を、実施例に対応する図1を参照しつつ説明 すると、本考案は、第1の平板部(水平片)2aと、これに直交する第2の平板 部(垂直片)2bからなる断面L字形状の掛け具2が、第1の平板部2aを先端 側に向けて第2の平板部2bで、棒1の一端に固着されているとともに、その棒 1の上記一端と中央部との間で、第1の平板部2aの第2の平板部2b配置側に 対する反対面が面する側の位置には、その第1の平板部2aと略平行で、かつ、 当該棒1が延びる方向と略直交する方向を軸として回転自在の車輪3が取り付け られていることによって特徴づけられる。
【0007】
例えば図2に示すように、掛け具2をデスク脚部Dの下方に差し込んで、片手 で棒1の他端側を、車輪3を支点として押し下げることで、梃子作用によってデ スク脚部Dを持ち上げて支えることができ、もう一方の手で、フリーの状態とな ったアジャスタAの高さ調整を行うことができる。
【0008】
本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説明する。 図1は本考案実施例の構成を示す側面図である。
【0009】 棒1の一端に掛け具2が固着されている。この掛け具2は、水平片2aとその 端部から上方に延びる垂直片2bからなる断面形状がL字形状の部材で、その垂 直片2bの上端部は、棒1よりも上方に突出している。
【0010】 また、棒1の下方側には、掛け具2の近傍位置に車輪3が装着されており、そ の車輪3の回転軸は棒1が延びる方向と略直交している。以上の構造において、 車輪3を床面FLに接触させ、掛け具2の水平片2aを床面FLと略平行に沿うよう に配置すると、棒1は床面FLに対して斜め上方に傾いた状態となる。
【0011】 次に、以上の本考案実施例の使用例について説明する。 まず、高さ調整を行う家具が、通常の事務用デスクである場合、その脚部下面 の床面FLからの高さは約20mm程度であるので、図2に示すように、棒1の端部を 片手で持って掛け具2の水平片2aをデスク脚部Dの下方に差し入れて、図1に 示す状態から棒1を押し下げる。このとき、大型家具であるデスクは、その全体 が多少変形し、通常、4か所の設置脚部のうち、持ち上げる部分以外の3か所は 床面FLに接したままの状態が保たれる。そして、このようにして、デスク脚部D を持ち上げ、その荷重を支えた状態で、もう一方の手でフリーとなったアジャス タAの調整を行う。
【0012】 一方、持ち上げる家具がOAデスクなどのキャスタの付いたものである場合に は、脚部下面の床面FLからの高さは約60mm程度と高いので、図3に示すように、 棒1の端部位置をデスク脚部dの下方まで臨ませ、掛け具2の垂直片2bの上端 をデスク脚部dの下端に引っ掛けた状態で、先と同様にして高さ調整を行う。
【0013】 ここで、以上のようにしてデスク脚部D,dを持ち上げた際に、そのデスク脚 部は梃子の支点となる車輪3側に引き寄せられる状態となるが、そのような力が 作用した時点で、梃子の支点部分(車輪3)がスムーズにスライドするので、デ スク脚部の位置ずれなどが生じることはない。ただし、棒1を押し下げる際に、 このジャッキ全体の姿勢を安定な状態に保つために、車輪3の幅は、ある程度の 寸法、例えば40mm程度が必要である。
【0014】 また、棒1を下げて、家具類を持ち上げる際には、図1に示すように、掛け部 2の水平片2aが、棒1の延びる方向と平行か、もしくはその先端部が棒1の延 びる方向に対して持ち上がっていることが必要である。これは、例えば図4に示 すように、掛け部42の水平片42aが、棒41の延びる方向に対して下方に向 いて傾いていると、梃子の支点である車輪43がスライド自在であることから、 棒41を押し下げる力がデスクの荷重によって、このジャッキ全体を外方へと押 し出す力となって働き、これにより掛け部42がデスク脚部Dから外れて、持ち 上げ不可となる状態が発生することがあり、これを防止するためである。
【0015】
以上説明したように、本考案によれば、片手の作業によってデスクなどの家具 類の脚部を持ち上げて支えることできるので、その脚部のアジャスタなどによる 高さ調整を、さほどの力を要することなく手軽な作業で行うことが可能となる。
【図1】本考案実施例の構成を示す側面図
【図2】本考案実施例の使用例を説明する図
【図3】本考案実施例の使用例を説明する図
【図4】本考案実施例の棒1の長さ方向と掛け具2の水
平片2aとの相対的な位置関係を説明するための図
平片2aとの相対的な位置関係を説明するための図
1・・・・棒 2・・・・掛け具 2a・・・・水平片(第1の平板) 2b・・・・垂直片(第2の平板) 3・・・・車輪 D・・・・デスク脚部 A・・・・アジャスタ FL・・・・床面
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の平板部とこれに直交する第2の平
板部からなる断面L字形状の掛け具が、上記第1の平板
部を先端側に向けて上記第2の平板部で、棒の一端に固
着されているとともに、その棒の上記一端と中央部との
間で、上記第1の平板部の上記第2の平板部配置側に対
する反対面が面する側の位置には、上記第1の平板部と
略平行で、かつ、当該棒が延びる方向と略直交する方向
を軸として回転自在の車輪が取り付けられてなる家具用
ジャッキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP968092U JPH0569096U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 家具用ジャッキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP968092U JPH0569096U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 家具用ジャッキ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0569096U true JPH0569096U (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=11726927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP968092U Pending JPH0569096U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 家具用ジャッキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0569096U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006151541A (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-15 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ用基礎台の据付装置 |
CN108840294A (zh) * | 2018-07-12 | 2018-11-20 | 广东领先展示股份有限公司 | 挪移设备及挪移组合设备 |
CN108975242A (zh) * | 2018-07-12 | 2018-12-11 | 广东领先展示股份有限公司 | 一种撬棍 |
CN114872819A (zh) * | 2022-05-12 | 2022-08-09 | 山东中车同力钢构有限公司 | 一种罐车用加热管移位校正工装及移位校正方法 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP968092U patent/JPH0569096U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006151541A (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-15 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ用基礎台の据付装置 |
CN108840294A (zh) * | 2018-07-12 | 2018-11-20 | 广东领先展示股份有限公司 | 挪移设备及挪移组合设备 |
CN108975242A (zh) * | 2018-07-12 | 2018-12-11 | 广东领先展示股份有限公司 | 一种撬棍 |
CN114872819A (zh) * | 2022-05-12 | 2022-08-09 | 山东中车同力钢构有限公司 | 一种罐车用加热管移位校正工装及移位校正方法 |
CN114872819B (zh) * | 2022-05-12 | 2023-09-01 | 山东中车同力钢构有限公司 | 一种罐车用加热管移位校正工装及移位校正方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5598788A (en) | Vertically adjustable table | |
AU2799592A (en) | Adjustable keyboard holder for computer workstation | |
US5681017A (en) | Adjustable keyboard holder | |
US4988066A (en) | Selectively controlled keyboard support | |
WO2008059628A1 (fr) | Support | |
JPH0569096U (ja) | 家具用ジャッキ | |
US20220192363A1 (en) | Desk lift mechanism and variable height desk including the same | |
AU723779B2 (en) | A stabilising arrangement | |
US3310008A (en) | Overbed table | |
JP4271257B1 (ja) | 着脱可能なキャスタ装置 | |
JPH11216020A (ja) | 机の天板昇降装置 | |
JPH07298939A (ja) | 家具の移動装置 | |
JP2005348984A (ja) | キャスター機能付き脚部材並びにこれを備えた家具及び板状物移送装置 | |
CN215358426U (zh) | 一种吸取臂支架 | |
JPH11216021A (ja) | 天板昇降机の昇降脚固定装置 | |
KR102006076B1 (ko) | 설치가 용이한 조절좌 | |
JPH10108736A (ja) | 高さが調整できる脇机、ワゴンテーブル等 | |
JP3000832U (ja) | 机用サイドチェスト | |
JPH03182208A (ja) | 寝台用付属品の取付機構 | |
JPH088883Y2 (ja) | 家具の移動装置 | |
JP3041055U (ja) | 地表面の凹凸に倣う脚立 | |
JP2001095885A (ja) | 浴室用ストレッチャー | |
KR200262499Y1 (ko) | 캐스터 | |
JP3701301B1 (ja) | 昇降車輪装置 | |
JPH04117294U (ja) | 昇降式スタンド |