JPH0568870U - 荷崩れ防止された物品集合体 - Google Patents

荷崩れ防止された物品集合体

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JPH0568870U
JPH0568870U JP1968592U JP1968592U JPH0568870U JP H0568870 U JPH0568870 U JP H0568870U JP 1968592 U JP1968592 U JP 1968592U JP 1968592 U JP1968592 U JP 1968592U JP H0568870 U JPH0568870 U JP H0568870U
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JP
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JP1968592U
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Inventor
雅親 上田
竹治 天城
英雄 内田
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Lion Corp
Nihon Matai Co Ltd
Original Assignee
Lion Corp
Nihon Matai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】物品が積重ねられた状態で移送中に、あるいは
保管中に荷崩れが生じないような物品集合体を得る。 【構成】物品集合体の周囲を、伸縮できるベルトを伸張
した状態で物品集合体の1周長さよりも25%以上長く
巻き付けて端末を固定した物品集合体。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は物品が、積重ねられた物品集合体(以下、これを物品集合体という )をパレットで移送したり、保管中に荷崩れが生じないような荷崩れ防止が施さ れた物品集合体に関する。
【0002】
【従来の技術】
物品集合体をパレットで移送したり、保管中に荷崩れが生じないようにするた めにはいろいろ提案され、例えば実開昭59−129763号公報には、合成樹 脂繊維製の伸縮しないネットを筒状に形成して、これを物品集合体にかぶせた後 、適宜な締付け具、例えば締付け用フックで締付けるようにした梱包用ネットが 示され、実開昭61−206524号公報には、物品集合体の最上段の荷物を一 括して覆い、かつ周壁面を枠状に囲うキャップ状のシートカバー体と、このシー トカバー体と物品集合体が載置されたパレットとを係止固定する支持用バンドと からなる荷崩れ防止具が示され、また実開昭64−17969号公報には、物品 集合体の上面および側面上部を覆うカバー体と、このカバー体を物品集合体が載 置されたパレットに係止する係止具と、物品集合体を水平方向に巻き付ける帯と からなる荷崩れ防止具が示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これらのもののうち、実開昭59−129763号公報のものは非伸縮性の筒 状のネットを物品集合体にかぶせた後、締付け具で締付けるようにしたもので、 荷崩れの防止は、筒状のネットの上から締付け具で締付けることによって行われ るが、筒状のネットは、内部にある品物の拡散を防止するに役立ち、物品集合体 を構成する個々の品物の垂直方向と水平方向とに対する拘束力は、締付け具によ って得られるもので、この締付け具として締付用フックが設けられた紐が複数本 間隔を置いて物品集合体に巻付けられていることから、筒状のネットと締付け具 とを必要とし、しかも物品集合体の大きさに応じた筒状のネットを用意しなけれ ばならないし、締付け具も物品集合体の周囲の長さに応じたものを用意しなけれ ばならない制約がある上に、物品集合体に筒状ネットをかぶせるのにも手間がか かり作業性が悪い。また実開昭61−206524号公報のものは物品集合体に シートカバー体をかぶせて、物品集合体の最上段の荷物の上面と最上段の荷物の 周壁面とを枠状に覆い、このシートカバー体を支持用バンドでパレットに係止固 定するものであることから、作業に手間がかかりこのシートカバー体は前者と同 様に、物品集合体の表面積に合せて作成されなければならず、また支持用バンド も、物品集合体の高さに応じたものでなければならない上、シートカバー体と支 持用バンドとは欠くことができないものであるという制約がある。 さらに、実開昭64−17969号公報のものは、物品集合体の上面と側面上 部を覆うカバー体を物品集合体にかぶせて、このカバー体を係止具でパレットに 係止し、これに加えて物品集合体を水平方向に帯で巻き付けたものであることか ら、カバー体と係止具と帯とが必要となり、前2者よりも構成材料は多くなり、 また作業も面倒となる許りでなく、カバー体や係止具、帯等も物品集合体の大き さに応じたものを用意しなければならないという制約がある。 これらのことから、この考案では必ずしもパレットを荷崩れ防止のために用い なくても充分に荷崩れ防止の目的が達成され、しかも荷崩れ防止のための材料と しても構成が簡単で作業も容易であって、安定してパレットで移送でき、また保 管される、荷崩れ防止が施された物品集合体を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するため、この考案は、物品が積重ねられた物品集合体の 周囲を、伸縮できるベルトを伸張した状態で、前記物品集合体のI周長さよりも 25%以上長く巻き付けて巻終り端を固定してなる荷崩れ防止された物品集合体 としたものである。
【0005】 この考案で用いられる伸縮できるベルトは、織布、編布、ネット等が好ましく 用いられ、これらの素材としては、天然繊維、半合成繊維、合成繊維等が用いら れる。
【0006】 この考案で用いられるベルトを伸縮できるようにするには、織布、編布、ネッ ト等の素材としてスパンデックス等の如く、素材自身が伸縮できるものを用いる ほか、伸縮しない素材を用いて、織成方法、編成方法等によって伸縮できるよう にしてもよく、また伸縮できない素材と伸縮できる素材との混用、併用によって ベルトを伸縮できるようにしてもよい。
【0007】 この考案で用いられるベルトは、長さ方向に伸縮できることが必要であるが、 これに加えて、巾方向に伸縮できるものであっても良い。
【0008】 この考案で用いられるベルトは、巻き付けるべき物品集合体の1周長さがあら かじめ想定される数種類のものに分別できる時には、ベルトの伸張率や1周長さ より25%以上どの程度長く巻付けるかを予定して、あらかじめ、長尺のベルト から切り分けておくのも良く、またロール巻きされたベルトを繰り出しながら、 その都度カットしながら使用することもよい。
【0009】 この考案において物品集合体にベルトを巻き付ける時は、ベルトを伸張した状 態で巻き付けなければならず、また巻き付ける長さは、物品集合体の1周の長さ より25%以上長い長さを巻き付けなければならず、それ以上はどのように長く 巻き付けても差支えない。またその端末は任意の手段で止着して固定すればよい 。
【0010】 この考案で用いるベルトの巾は、任意であるが、物品集合体の高さ程度のもの であれば、物品集合体の周囲を伸張した状態で、物品集合体の1周長さより25 %から30%程度長く巻き付ければ充分に荷崩れ防止の効果が得られるが、ベル トの巾が物品集合体の高さより極端に短かい巾である時には、物品集合体の周囲 を伸張した状態で螺旋状に巻付けることによって荷崩れ防止の効果が得られるか らベルトの巾と物品集合体の高さとの関係を勘案して巻付け長さを決定すればよ い。
【0011】 この考案で、物品集合体の周囲を、伸張した状態のベルトで、物品集合体の1 周長さより25%以上長く巻付けるのは物品集合体の荷崩れ防止の効果を得るた めに必要であるが、これは、物品集合体に巻付いたベルトは、伸張状態で巻付け られたことから、巻付け完了と共に、ベルトは伸張された分だけ縮まろうとする 力が働くが、この縮まろうとする力は物品集合体の四隅にあっては、互に隣合う 隅と隅との間にあっては、その隅と隅との中間に隅を引張る力となって働き、こ れが四隅の間で働いて物品集合体全体の荷崩れを防止する拘束力となるもので、 この場合、物品集合体の1周長さだけすなわち1周長さの100%であっては不 充分であって、これを125%以上すなわち物品集合体が正方形であるとしたな らば物品集合体の四周壁のうちの1周壁分すなわち1周長さの25%以上の長さ を余分に巻付けることによって物品集合体の四隅に対するベルトの拘束力が充分 なものとなるからである。
【0012】 この考案では荷崩れ防止が施される物品集合体は形状や大きさが異なる複数種 類の物品からなるものに限らず、形状や大きさが異なる同一種類の物品からなっ たり、形状や大きさが同じである複数種類の物品からなるもの、形状や大きさが 同じである同一種類の物品からなるものであってもよい。
【0013】
【実施例】
図1はこの考案の実施の一例を示す斜視図、図2は図1のものの平面図、図3 は伸縮できるベルトの一例を示す平面図である。1は伸縮できるベルトであって 例えば、スパンデックス糸を経糸および経糸とする織布からなり、必要によって ベルト1の両面にマジックテープ2、2′を設ける。3は物品集合体であって、 形状や大きさが異なる複数種類の物品7が積重ねられたものである。これら物品 7がパレット4の上に積重ねられている時、ベルト1で荷崩れ防止を行うには次 のようにされる。 まず、ベルト1の巻始め端5を物品7の底に敷き、次いで物品集合体コーナー B、C、D、Aを経て伸張状態で巻付け、ふたたび物品集合体コーナーBを経て 、物品集合体コーナーBとCとの間でベルト1の巻終り端6を、さきに巻付けた ベルト1に止着して固定する。この止着固定は図に示すようにマジックテープ2 、2′によるもののほか、フックを両端に有する係止具やその他任意の手段によ ればよい。この操作において巻始め端を物品の底に敷くことのほか、ベルトの端 部を硬い板状にして物品と物品との間に縦に挟み込んだり、作業者が巻始め端を 手で持つ等適宜に行えばよい。なお必要ならば、物品集合体の上面をネットのよ うなもので覆ってもよい。このようにされた物品集合体は、ベルトの収縮力によ って物品集合体の中心部に対する拘束力と周辺における水平方向ヘの拘束力とが 働き、物品集合体を荷崩れから安定に防止できるものとなる。
【0014】
【考案の効果】
この考案は以上に詳細に説明したように物品集合体の周囲を、伸縮できるベル トを伸張した状態で、物品集合体の1周長さよりも25%以上長く巻き付けて端 末を固定してあるから、ベルトの収縮力によって物品集合体の中心部に対する拘 束力と、周辺における水平方向への拘束力とが働き、物品集合体を荷崩れを安定 に防止できるものとなった。 特にベルトを物品集合体に対し物品集合体の1周長さよりも25%以上長く巻 き付けたことによって、物品集合体における四隅の部分でのベルトの収縮による 物品集合体に対する緊締力がより確実に強力に発揮されるものとなり、物品集合 体に対する垂直方向の拘束力を付加する手段を加えないでも、充分に事実上の垂 直方向の拘束力が与えられたものと同様の荷崩れに対する安定さが得られた。ま た荷崩れ防止のための操作も簡単であり、余計な構成部品を必要としないもので あり、またベルトをロール巻として長尺分を用意すれば、物品集合体の1周長さ が種々のものであっても、ロール巻から引出し処理できる上、物品集合体の高さ が種々なものに対しては、物品集合体の高さより短い巾のベルトを複数回巻回す ることによって処理できるから、異なる巾のベルトを数種類も用意する必要がな い等、利便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の一例を示す斜視図。
【図2】図1のものの平面図。
【図3】伸縮できるベルトの一例を示す平面図。
【符号の説明】
1 伸縮できるベルト 2、2′ マジックテープ 3 物品集合体 4 パレット 5 ベルトの巻始め端 6 ベルトの巻終り端 7 物品 A、B、C、D 物品集合体コーナー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品が積重ねられた物品集合体(3)の周
    囲を、伸縮できるベルト(1)を伸張した状態で、前記
    物品集合体(3)の1周長さよりも25%以上長く巻き
    付けて巻終り端(6)を固定してなる荷崩れ防止された
    物品集合体。
JP1968592U 1992-02-18 1992-02-18 荷崩れ防止された物品集合体 Pending JPH0568870U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6353839B2 (ja) * 1981-09-16 1988-10-25 Tokyo Shibaura Electric Co

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6353839B2 (ja) * 1981-09-16 1988-10-25 Tokyo Shibaura Electric Co

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