JPH0322144Y2 - - Google Patents

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JPH0322144Y2
JPH0322144Y2 JP1987145655U JP14565587U JPH0322144Y2 JP H0322144 Y2 JPH0322144 Y2 JP H0322144Y2 JP 1987145655 U JP1987145655 U JP 1987145655U JP 14565587 U JP14565587 U JP 14565587U JP H0322144 Y2 JPH0322144 Y2 JP H0322144Y2
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JP
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belt
cargo
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stretchable
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JP1987145655U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、荷物類の荷崩れの防止のために使用
する荷物の荷崩れ防止ベルトの考案に関する。
(従来の技術) 各種の荷物類をパレツト等に積載して運搬する
時、並びに倉庫での保管の時には荷崩れのない安
全な荷物の積載が必要である。特に荷物を運搬す
る時には、移動する車等の荷台の上下並びに前後
左右の大小の振動が、そのまま積載された荷物に
も伝わり荷崩れの原因となつていた。
車等に積載した荷物類の荷崩れ防止の為に従来
においては、ロ−プ、ベルト等を架けて固定して
いたが、それだけでは車等の移動する時の甚だし
い上下並びに前後左右の大小の振動に対しては、
荷崩れ防止の効果が少なく不完全であつた。そこ
で荷崩れ防止のためにロ−プやベルトに対する改
良も数多く見られるが未だに不満足のものでしか
なかつた。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の荷造りベルトで係着し倉庫に積載した荷
物は、そのまま静止状態に保管しても荷物類の乾
燥による収縮や、或いは、運搬時の振動などによ
り自然に荷物類とベルトの間には緩みが入ること
があつた。そこで、本出願人は先の出願(実開昭
60−101458号)において、非伸張性ベルトの本体
中間部分にゴムベルトを架け渡し、緩みに対して
も対応できる荷崩れ防止ベルトを考案した。これ
を第8図に示す。さらにその後において本出願人
は鋭意工夫して改良を図り、非伸張性のベルト本
体の一部にベルト本体より細幅の伸張性部材の張
力の調節を図つた。これを第9図に示す。
しかし、このベルトにおいては、複数の伸張性
部材が設けられているため、作業時に伸張性部材
の一本、或いは数本が荷物の端部にひつかかり作
業がしずらいという問題があつた。又、車等に積
載した荷物のズレの状態によつては、一部の伸張
性部材だけに力が加わり、その一部の伸張性部材
だけではズレを防止できなくなり、ついに全体が
荷崩れの状態になるような問題があつた。
(問題点を解決しようとするための手段) 以上の点を考えて、本考案では非伸張性部材の
ベルトの一部に、ベルト本体より細幅の伸張性部
材を複数列に設けるとともに、さらに、この伸張
性部材に対してベルトの伸張方向に対して直角ま
たは斜め方向に伸張性部材を相互に連結する連結
部材を設けて、伸張性部材の一本、或いは、数本
が荷物の端部にひつかかり作業がしずらいという
問題点を取り除くようにして作業をやりやすくし
たのである。
このように連結部材を設けることにより、伸張
性部材を連結すれば、複数の伸張性部材は、バラ
バラになることなく、一つのものとして取り扱え
て作業は容易になるほか、車等に積載した荷物の
上下並びに前後左右の振動の発生に対し、荷崩れ
防止ベルトの振動に対する防止力は伸張性部材の
全体で支えられ、荷物の振動防止が出来るととも
に、荷崩れ防止に貢献した。
(実施の態様) 本考案を実施の態様を示す図面に基づき説明を
する。
第1図は、本考案の荷崩れ防止ベルトの基本的
な形態の全体を斜視図で示す。全体は非伸張性の
布地より作製されるベルト1は積載の荷物の大き
さに応じて長く形成されている。
このベルト1の一方の面には面フアスナー2の
おす部材2aが縫着されており、他方の面にはめ
す部材2bが縫着されていることにより、おす部
材2aとめす部材2bとを重ね合わせて係着すれ
ばベルト1は環状に形成されるようになつてい
る。面フアスナー2の端末には取外しを容易にす
るための把手部3が設けられていて、荷物類の固
定が必要なくなつた時には容易に把手部3を引張
るだけで荷崩れ防止ベルトを取り外すことができ
るようになつている。
また、この考案の荷崩れ防止ベルトは第1図に
示すように、布地により作製されるベルト1の本
体の一部にたるみを設け、これにベルト本体より
細幅の伸張性を有する複数本の伸張性部材4を第
1図の例ではゴムベルト41,42,43,44
を並列に架け渡しておく。伸張性部材4であるゴ
ムベルトの本数は第1図では4本であるが、本考
案はその数に限定するものではない。
また、伸張性部材4の材質についても弾性が荷
崩れ防止の使用に耐えればよく、ゴムベルトに限
定するものではない。
更に、本考案では第1図に示すように、連結部
材5を伸張性部材4のゴムベルト41,42,4
3,44相互に渡つて取り付ける。連結部材5の
数は図面では1本であるが、その数は特に限定し
ない。経験的には1〜3本が良好である。
連結部材5は伸張性部材4の各々のゴムベルト
41,42,43,44の一つ一つ全部に接着す
る必要はなく1〜2箇所にのみ接着してもよく、
荷崩れ防止効果にも大差はない結果が得られた。
連結部材5と伸張性部材4の接着についても特
に限定することなく従来の接着法によつても差し
支えないし、縫着の方法によつてもよい。
また、第1図では、連結部材5はベルト1の伸
張方向に対してほぼ直角に取り付けてあるが、特
にこの角度には限定しない。後に実施例により例
示する。
第2図には、本考案の他の実施例を図で示し
た。この実施例に依れば、伸張性部剤4の各ゴム
ベルト41,42,43,44は第1図に示す例
よりその幅が広くなつていて、互いに重なり合う
ようになつている。この例の場合は連結部材5は
その幅の広さに自由の選択が許される便利さがあ
る。その使用の効果については全く変わらない好
結果が得られた。
第3図は、本考案の他の実施の例を示した。こ
の場合は、本考案の連結部材5は2本で5a,5
bとなり、2本が互いに「たすき掛け」に設けら
れている。この例の場合には伸張性部材4の弾力
性は大きく、連結部材5の2本5a,5bの連結
効果も変わらなかつた。
第4図には、その他の実施例として、伸張性部
材4のゴムベルト41,42,43,44の配列
が前の実施例と変わり並列よりやや変化して、一
部交差したようになつている。この例の場合に
は、連結部材4のゴムベルト41,42,43,
44のそれぞれの交差点61,62を本考案の連
結部材5で連結する。この実施例の場合には伸張
性部材4の伸張性はよく、伸張性部材4のゴムベ
ルト41,42,43,44の荷崩れ防止には変
化はなかつた。
第5図は、伸張性部材4のゴムベルト41,4
2,43,44の一部のみ交差させた実施の例で
ある。この場合は連結部材5は、その交差点63
で接着するほかに、伸張性部材4の両端との交差
点64,65とも接着する方がよい結果であつ
た。
第6図には本考案の連結部材5で、伸張性部材
41,42,43,44を連結させて、非伸張性
部材を取り除いた例であるが、伸張性部材が連結
しているので、荷崩れ防止効果もよかつた。
第7図はパレツトに荷物を積み重ねて、本考案
の荷崩れ防止ベルトを使用した状態を示した。
(考案の効果) 本考案のように連結部材5を使用した荷崩れ防
止ベルトを使用すれば、荷崩れ防止の作業は容易
になり、かつ車等に積載した荷物は極めて安定状
態に置いて移動することができた。即ち、連結部
材5が伸張性部材4のゴムベルト41,42,4
3,44の横に広がる分離を防止して荷物類に対
して伸張性部材4が一本一本に分離することなく
全体としてベルト1に作用することが出来た。
また、連結部材5は、伸張性部材4の力をまと
めて、ベルト全体として安定的に積載ができるよ
うに働き、荷物の荷崩れが抑えられ、防止に役た
つ効果がみられた。
また、倉庫に保管する荷物に本考案の荷崩れ防
止ベルトを使用した場合にも従来の荷崩れ防止ベ
ルトを使用した時よりも一段と安全に保管され
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る荷崩れ防止ベルトの一実
施例を示す斜視図、第2図及び第3図は本考案に
係る荷崩れ防止ベルトの他の実施例を示す各斜視
図、第4図及び第5図は本考案に係る荷崩れ防止
ベルトのさらに他の実施例を示し、共に伸張性部
材が交差した例の各斜視図、第6図はさらに本考
案に係る荷崩れ防止ベルトの他の実施例を示し、
非伸張性部材を取除いた例の斜視図、第7図は本
考案の荷崩れ防止ベルトの使用状態を示す斜視
図、第8図は実開昭60−101458号公報に記載の荷
崩れ防止ベルトの参考斜視図、第9図は第8図に
示す荷崩れ防止ベルトについて非伸張性部材を取
り除いた例の参考斜視図である。 符号の説明、1……ベルト、2……面フアスナ
ー、3……把手部、4……伸張性部材、5……連
結部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 非伸張性のベルト本体の一部に、ベルト本体
    より細幅の伸張性部材を複数列設けた荷崩れ防
    止ベルトにおいて、複数の伸張性部材相互を連
    結する連結部材を設けた事を特徴とする荷崩れ
    防止ベルト。 (2) 前記連結部材は、前記ベルトの伸張方向に対
    し直角方向に設けられることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の荷崩れ防止ベ
    ルト。 (3) 前記連結部材は、前記ベルトの伸張方向に対
    し斜め方向に設けられることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の荷崩れ防止ベ
    ルト。
JP1987145655U 1987-09-24 1987-09-24 Expired JPH0322144Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987145655U JPH0322144Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24

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JP1987145655U JPH0322144Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24

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Publication Number Publication Date
JPS6451059U JPS6451059U (ja) 1989-03-29
JPH0322144Y2 true JPH0322144Y2 (ja) 1991-05-14

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ID=31414439

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JP1987145655U Expired JPH0322144Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7204251B1 (ja) * 2021-08-27 2023-01-16 オーエッチ工業株式会社 荷崩れ防止バンド

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JPS4324758Y1 (ja) * 1965-12-08 1968-10-18

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JPS60101458U (ja) * 1983-12-15 1985-07-10 株式会社タカギ・パックス 荷崩れ防止ベルト

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JPS4324758Y1 (ja) * 1965-12-08 1968-10-18

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