JPH0568804U - 自動充填装置 - Google Patents

自動充填装置

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JPH0568804U
JPH0568804U JP016189U JP1618992U JPH0568804U JP H0568804 U JPH0568804 U JP H0568804U JP 016189 U JP016189 U JP 016189U JP 1618992 U JP1618992 U JP 1618992U JP H0568804 U JPH0568804 U JP H0568804U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単袋の開口部を確実に開いて全量充填すると
共に、ホッパーの排出口の内径を拡大して充填速度を速
めて作業の高速化を図ったものである。 【構成】 取付けベース10の上部にホッパー1を昇降さ
せるホッパー昇降装置11を設けると共に、取付けベース
10に前記ホッパー1の下部側が通過する挿通孔15を開孔
し、この挿通孔15に対向して取付けベース10の下方に単
袋3の開口部3aの両端を挟持する袋支持部6を設け、
前記ホッパー1の側面に回動支点を設けた複数の開閉レ
バー18を回動自在に取付け、開閉レバー18の先端をガイ
ド部20としてホッパー1の下端より下方に突出し、開閉
レバー18の上部側が前記挿通孔15に摺接して貫通させ、
ホッパー1の下降に伴ってガイド部20の先端が単袋3の
開口部3aに挿入されると共に、開閉レバー18が挿通孔
15の内周に摺接して回動しながら先端のガイド部20が単
袋3の開口部3aを広げるようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は単袋の開口部を強制的に広げて内容物を自動的に充填する自動充填装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に食品などを自動的に包装する場合、包装する袋はロール状に巻き取った プラスチックフィルムを連続的に引出して、長手方向に沿った両端を内側に丸め て両端を重ね、この重ね合わせた部分を縦方向に熱融着して筒状に形成した後、 横方向に熱融着して袋状に形成し、この状態で上部の開口部から内容物を定量充 填してから、開口部を横方向に熱融着してシールし、次いでここを切断して1袋 ずつ分離している。
【0003】 しかしながら、このようにプラスチックフィルムから内容物を充填しながら連 続的に形成した袋は、上部と下部の熱融着した中央部分でフィルムが3枚重なっ た状態で熱融着するため、ここの部分の接合が確実でなく気密性が十分に得られ ないことがある。例えば大量に人工的に栽培されたなめこを包装する場合、なめ こは水分が多いため、気密性が悪いと熱融着したシール部から水分やぬめりが漏 れたり、内部に空気が入ってなめこの鮮度が劣化して日持ちが悪くなり、また消 費者が手で袋に触れて買うため痛み易いなどの問題があり、1個でも検査で不良 が発見されると1箱のロット全部が返品となってしまうことがある。
【0004】 またプラスチックフィルムから連続的に袋を形成しながら充填する装置では、 袋を形成する部分が故障すると、充填部分が作動できても装置全体としては使用 できなくなるためその修理に時間がかかり、特に鮮度が重要ななめこの場合には 廃棄しなければならないこともあった。
【0005】 このため、なめこを包装する場合にはフィルムをU形に折り曲げ、重なった端 部を熱融着して上部を開口した単袋を袋メーカーで作り、この単袋を手にもって 開口部を広げて、ここからなめこを充填した後、ヒーターで開口部を横方向に熱 融着してシールするものが使用されるようになって来た。この単袋は、熱融着部 が2枚のフィルムを重ねた部分だけになるので確実に接着されて気密性に優れて いる。
【0006】 しかしながら、この単袋は1枚ずつ開口部を手で開いてから充填器のホッパー の下に合わせて1袋ずつ充填してから、シール機で開口部を横方向に熱融着して シールするので手間がかかり作業性が極めて悪かった。一般になめこは午前中に 収穫して午後から包装作業を行なうが、最盛期の秋から冬にかけては包装作業が 深夜にまで及び、労働力の不足や作業者の高齢化などの問題から作業の自動化が 望まれていた。
【0007】 このため本考案者は先に、単袋吸着部で単袋を吸着して単袋支持部に搬送し、 ここで単袋の開口部の両側をフィンガーで支持して開口部を広げた状態で、ホッ パーから内容物を充填し、次いで充填した単袋の開口部をヒーターで熱融着して シールする自動充填包装装置を開発した。このホッパーから単袋に内容物を充填 する充填機構は図7に示すように、ホッパー1の内側に下方に向けてエアー吹込 み管2が取付けられ、更にこの下方に単袋3の開口部3aの両端を挟持するフィ ンガー4、4を設けた袋支持部6が配置されている。この袋支持部6は図8に示 すように一方のフィンガーがシリンダー5で支持されて左右に移動できるように なっている。
【0008】 この充填装置でなめこ7を単袋3に充填する場合、フィンガー4で単袋3の開 口部3aの両端を挟持してから、シリンダー5を収縮して一方のフィンガー4を 移動させて間隔を狭めて開口部3aを少し開いた状態にする。次いでエアー吹込 み管2からエアーを単袋3に吹込んで開口部3aを広げてから、図示しない自動 定量機で定量されたなめこ7をホッパー1を通して単袋3内に充填するようにな っている。この後、図9に示すようにシリンダー5を伸出させてフィンガー4を 移動し、単袋3の開口部3aを閉じてから次工程のシール部に送り、ここで開口 部3aを熱融着するようになっている。
【0009】 しかしながら単袋3は厚みが0.05mm程度の薄いプラスチックシートで形成され ているため、図8に示すようにフィンガー4で支持して開口部3aを少し開いた 状態でエアーを吹込むと開口部3aが閉じてしまったり、開口部3aがエアーの 圧力で揺れて位置がずれたりして、ホッパー1から投入したなめこ7が単袋3に 入らず落下してしまうことがあった。落下したなめこ7は受け皿に収納されるが 、再度充填するために作業時間のロスになる問題がある。
【0010】 また図7に示すようにホッパー1の先端の排出口1aと単袋3の開口部3aと の間に隙間Gがあるので、この隙間Gから外部に落下するなめこ7もある。この ため排出口1aの内径を小さくすれば外部に落下しないが、なめこ7はぬめりが あって粘性が高いので、ホッパー1の排出口1aを通過しにくくなり、単袋3に 全量充填されないうちに開口部3aが閉じて計量不足のままシール部に搬送され てしまうことがある。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記欠点を除去し、単袋の開口部を確実に開いて全量充填すると共に 、ホッパーの排出口の内径を拡大して充填速度を速めて作業の高速化を図った自 動充填装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1記載の考案は、取付けベースの上部にホッパーを昇降させる ホッパー昇降装置を設けると共に、取付けベースに前記ホッパーの下部側が通過 する挿通孔を開孔し、この挿通孔に対向して取付けベースの下方に単袋の開口部 の両端を挟持する袋支持部を設け、前記ホッパーの側面に回動支点を設けた複数 の開閉レバーを回動自在に取付け、開閉レバーの先端をガイド部としてホッパー の下端より下方に突出し、開閉レバーの上部側が前記挿通孔に摺接して貫通させ 、ホッパーの下降に伴ってガイド部の先端が単袋の開口部に挿入されると共に、 開閉レバーが挿通孔の内周に摺接して回動しながら先端のガイド部が単袋の開口 部を広げるようにしたことを特徴とする自動充填装置である。
【0013】 本考案の請求項2記載の考案は、取付けベースの上部にホッパーを昇降させる ホッパー昇降装置を設けると共に、取付けベースに前記ホッパーの下部側が通過 する挿通孔を開孔し、この挿通孔に対向して取付けベースの下方に単袋の開口部 の両端を挟持する袋支持部を設け、前記ホッパーの下端にくちばし状に開閉する ガイドカバーを回動自在に取付け、このガイドカバーの側面に開閉レバーの下端 を取付け、開閉レバーの上部側が前記挿通孔に摺接して貫通させ、ホッパーの下 降に伴ってガイドカバーの先端が単袋の開口部に挿入されると共に、開閉レバー が挿通孔の内周に摺接して回動しながらガイドカバーが開口部を広げるようにし たことを特徴とするものである。
【0014】 本考案の請求項3記載の考案は、取付けベースの上部にホッパーを昇降させる ホッパー昇降装置を設けると共に、取付けベースに前記ホッパーの下部側が通過 する挿通孔を開孔し、この挿通孔に対向して取付けベースの下方に単袋の開口部 の両端を挟持する袋支持部を設け、前記ホッパーの下端にくちばし状に開閉する ガイドカバーを回動自在に取付け、ガイドカバーの側面と取付けベースとをスプ リングで連結して、ホッパーの下降に伴ってガイドカバーの先端が単袋の開口部 に挿入されると共に、ガイドカバーがスプリングの引張力により回動しながら開 口部を広げるようにしたことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】
本考案の請求項1記載の自動充填装置は、ホッパーが取付けベースの上部に位 置して待機している所に、単袋の開口部を少し開いた状態で袋支持部が搬送され てくる。この後、ホッパー昇降装置を作動させてホッパーが挿通孔を通って下降 すると、ガイド部の先端が単袋の開口部内に挿入されていく。
【0016】 ホッパーが更に下降して行くと、ホッパーの側面に設けられている開閉レバー もその側面が挿通孔に摺接しながら下降して、間隔が狭められていくため回動す る。この結果、開閉レバーの下端に形成したガイド部は開口部に挿入されながら 互いに開く方向に回動して強制的に広げる。この後、ホッパーの上方に設けた自 動定量器から内容物がホッパー内に定量投入し、ここから単袋内に充填される。 次いで、ホッパー昇降装置を作動させてホッパーを上昇させると、これに回動自 在に取付けた開閉レバーも挿通孔を摺接しながら上昇して互いに開いていくと共 に、下端のガイド部は閉じる方向に回動しながら開口部から抜け出して行く。
【0017】 また本考案の請求項2記載の自動充填装置は、ホッパーが取付けベースの上部 に位置している場合には、ホッパーの先端がくちばし状のガイドカバーで塞がれ ている。内容物を単袋に充填する場合、ホッパー昇降装置を作動させてホッパー 1を下降させると、ホッパーの下部にくちばし状に取付けたガイドカバーの先端 が単袋の開口部内に挿入されていく。更にホッパーが挿通孔を通って下降して行 くと、ガイドカバーの側面に設けられている開閉レバーも挿通孔に摺接しながら 下降してその間隔が狭められて、この下端に接続したくちばし状のガイドカバー は単袋の開口部に挿入されながら互いに開く方向に回動して開口部を強制的に広 げていく。
【0018】 また本考案の請求項3記載の自動充填装置は、ホッパーが取付けベースの上部 に位置している状態では先端のガイドカバーが閉じている。ホッパー昇降装置を 作動してホッパーを下降させると、この先端に回動自在に連結したくちばし状の ガイドカバーが単袋の開口部内に挿入されていく。ホッパーが更に下降して行く と、取付けベースとガイドカバーの距離が長くなり、これを連結しているスプリ ングの引張力が次第に増加して、くちばし状のガイドカバーは開口部に挿入され ながら回動して開口部を強制的に広ろげていくようになっている。
【0019】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図1ないし図3を参照して詳細に説明する。この自動 充填装置は取付けベース10の上部にホッパー1を昇降させるホッパー昇降装置11 が設けられている。このホッパー昇降装置11はホッパー1の上部をコ字形の支持 板12に固定し、その中央部にシリンダー13が取付けられ、左右に設けたガイド棒 14に沿ってホッパー1を昇降させるようになっている。また取付けベース10の中 央部には前記ホッパー1の下部側が通過する挿通孔15が開孔されている。また取 付けベース10の下方には、前記挿通孔15に対向して袋支持部16が設けられている 。この袋支持部16はフィンガー4が2個ずつ対向して、間隔をおいて2組設けら れ、単袋3の開口部3aの両端を挟持するようになっている。
【0020】 18は丸棒を略U字形に湾曲した開閉レバーで、ホッパー1の側面に対向して2 本設けられている。この開閉レバー18の下部側はホッパー1の側面に接続したヒ ンジ19により回動自在に取付られている。また図2に示すようにこの開閉レバー 18の先端側をガイド部20としてホッパー1の下端の排出口1aより下方に突出し ていると共に、開閉レバー18の上部側はホッパー1の下降に伴って前記挿通孔15 を貫通するようになっている。
【0021】 上記自動充填装置でなめこ7を単袋3に充填する場合、図8に示すように袋支 持部6のフィンガー4で単袋3の開口部3aの両端を挟持してから、シリンダー 5を収縮して一方のフィンガー4を移動させて間隔を狭めて開口部3aを少し開 いた状態にして、図2に示すように取付けベース10の下方に搬送してくる。この ときホッパー1は取付けベース10の上部に位置して待機し、開閉レバー18は自重 により開いている。この状態でホッパー1内に取付けたエアー吹込み管2からエ アーが単袋3に吹込まれた開口部3aが開くが風圧で揺れた状態になっている。 この後、ホッパー昇降装置11のシリンダー13を収縮させると、ガイド棒14にガイ ドされて支持板12が下降し、これに接続したホッパー1が下降して挿通孔15を通 り、図2に示すようにホッパー1の下部にV形状に配置されたガイド部20、20の 先端が単袋3の開口部3a内に挿入されていく。
【0022】 ホッパー1が更に下降して行くと、図3に示すようにホッパー1の側面に対向 して2本設けられている開閉レバー18、18もその側面が挿通孔15に摺接しながら 下降して、間隔が狭められていきヒンジ19を回動支点として矢印方向に回動して いく。この結果、開閉レバー18の下端に形成したガイド部20、20は開口部3aに 挿入されながら互いに開く方向に回動していく。このためエアー吹込み管2から 吹込まれたエアーの風圧で開いていた開口部3aはガイド部20、20により強制的 に広げられる。この後、ホッパー1の上方に設けた図示しない自動定量器からな めこ7がホッパー1内に定量投入され、ここから単袋3内に充填される。
【0023】 この後、ホッパー昇降装置11を作動させてホッパー1を上昇させると、これに 回動自在に取付けた開閉レバー18、18も挿通孔15を摺接しながら上昇して自重に より互いに開いていくと共に、下端のガイド部20、20は閉じる方向に回動しなが ら開口部3aから抜けだして行く。この後、図9に示すようにシリンダー5を伸 出させてフィンガー4を移動し、単袋3の開口部3aを閉じてから次工程のシー ル部に送りここで開口部3aを熱融着する。
【0024】 したがって、ホッパー1を下降させて単袋3の開口部3aに近接させてこの間 隙を小さくし、しかも開口部3aをガイド部20、20で強制的に押し広げてなめこ 7を充填するので確実に充填できる。しかもホッパー1の排出口1aの内径を従 来は35mm程度が限度であったものが40〜50mm程度まで大きく形成できるので、ぬ めりがあるなめこ7でも短時間で充填でき作業性を大幅に向上させることができ る。なお上記実施例では開閉レバー18を丸棒を略U字形に湾曲して形成したもの について示したが、ヘラ状の板材で形成して先端をガイド部20としたものでも良 い。
【0025】 図4及び図5は本考案の他の実施例を示すもので、ホッパー1の排出口1aの 外側にくちばし状に開閉するガイドカバー21、21をピン22で回動自在に取付け、 排出口1aの先端を塞ぐようになっている。またガイドカバー21、21の側面に、 は夫々開閉レバー18が取付られ、開閉レバー18の上部側はスプリング23で取付け ベース10の上面に連結されている。更に一方のガイドカバー21の側面には、下向 きにエアー吹込み管2が取付けられている。
【0026】 上記自動充填装置では、ホッパー1の先端がガイドカバー21、21で塞がれてい るので、なめこ7のぬめりが落下せず機器を汚さない。なめこ7を単袋3に充填 する場合、ガイドカバー21に取付けたエアー吹込み管2からエアーが袋支持部16 に支持されている単袋3に吹込まれて開口部3aが開く。この後、ホッパー昇降 装置11のシリンダー13を収縮させると、ホッパー1が下降して挿通孔15を通り、 図4に示すようにホッパー1の下部にくちばし状に取付けたガイドカバー21、21 の先端が単袋3の開口部3a内に挿入されていく。
【0027】 ホッパー1が更に下降して行くと、図5に示すようにガイドカバー21、21の側 面に対向して2本設けられている開閉レバー18、18もその側面が挿通孔15に摺接 しながら下降してその間隔が狭められていき、この下端に接続したガイドカバー 21、21はピン22を回動支点として矢印方向に回動していく。この結果、くちばし 状のガイドカバー21、21は開口部3aに挿入されながら互いに開く方向に回動し て、強制的に広げられていく。この後、自動定量器からなめこ7がホッパー1内 に定量投入され、ここから単袋3内に充填される。この後、ホッパー昇降装置11 を作動させてホッパー1を上昇させると、これに回動自在に取付けたガイドカバ ー21、21も閉じながら、開口部3aから抜き出される。
【0028】 図6は本考案の異なる他の実施例を示すもので、ホッパー1の排出口1aの外 側にくちばし状に開閉するガイドカバー21、21をヒンジ19で回動自在に取付けて 排出口1aの先端を塞ぐようになっている。またガイドカバー21、21の側面は互 いに引張力の弱いスプリング23aで水平に連結されて先端を常時塞ぐようになっ ていると共に、ガイドカバー21、21の側面は夫々長いスプリング23bで取付けベ ース10の下面に連結されている。更に一方のガイドカバー21の側面には、下向き にエアー吹込み管2が取付けられている。
【0029】 上記構造ではホッパー1が取付けベース10の上部に位置している状態では、先 端がガイドカバー21、21がスプリング23aの引張力により閉じている。このとき 取付けベース10とガイドカバー21の距離が短いので長いスプリング23bは撓んだ 状態となって引張力は作用していない。ホッパー昇降装置11のシリンダー13を収 縮させると、ホッパー1とこの先端に連結したくちばし状のガイドカバー21、21 が下降して挿通孔15を通り先端が単袋3の開口部3a内に挿入されていく。
【0030】 ホッパー1が更に下降して行くと、取付けベース10とガイドカバー21の距離が 長くなり、スプリング23aの引張力が次第に増加してスプリング23aより大きく なって、くちばし状のガイドカバー21、21は開口部3aに挿入されながら引張力 により矢印方向に回動して開口部3aを強制的に広ろげていく。
【0031】 なお上記ホッパー1は下方に向かって狭くなる断面円形のものについて示した が、断面四角形状のものでも良い。また上記実施例では単袋吸着部と充填部とシ ール部を夫々位置をずらせて配置した場合について示したが、充填部とシール部 を同一の場所に設けたものでも良い。また上記実施例では内容物としてなめこを 充填する場合について示したが、単袋を使用するものであれば何れのものを充填 しても良い。また、エアー吹込み管は必要に応じて取付ければ良い。
【0032】
【考案の効果】
以上説明した如く本考案によれば、ホッパーが取付けベースの挿通孔を下降す るときに、これに連動して回動するガイド部やガイドカバーが、単袋の開口部に 挿入されて行くと同時に回動して開き、開口部を強制的に開くので全量充填する ことができると共に、ホッパーの排出口の内径を拡大できるので、内容物の充填 速度を速めて作業の高速化を図った自動充填装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による自動充填装置示す斜視
図である。
【図2】図1に示す自動充填装置の充填前の状態を示す
断面図である。
【図3】図1に示す自動充填装置のなめこを充填してい
る状態を示す断面図である。
【図4】本考案の他の実施例による自動充填装置を示す
正面図である。
【図5】図4に示す自動充填装置のなめこを充填してい
る状態を示す断面図である。
【図6】本考案の他の実施例による自動充填装置のなめ
こを充填している状態を示す断面図である。
【図7】従来の自動充填装置でなめこを充填している状
態を示す断面図である。
【図8】図7の単袋になめこを充填している状態を示す
平面図である。
【図9】図8のなめこを充填した後、開口部を閉じた状
態を示す平面図である。
【符合の説明】
1 ホッパー 1a 排出口 2 エアー吹込み管 3 単袋 3a 開口部 4 フィンガー 6 袋支持部 7 なめこ 10 取付けベース 11 ホッパー昇降装置 12 支持板 13 シリンダー 15 挿通孔 18 開閉レバー 19 ヒンジ 20 ガイド部 21 ガイドカバー 23 スプリング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付けベースの上部にホッパーを昇降さ
    せるホッパー昇降装置を設けると共に、取付けベースに
    前記ホッパーの下部側が通過する挿通孔を開孔し、この
    挿通孔に対向して取付けベースの下方に単袋の開口部の
    両端を挟持する袋支持部を設け、前記ホッパーの側面に
    回動支点を設けた複数の開閉レバーを回動自在に取付
    け、開閉レバーの先端をガイド部としてホッパーの下端
    より下方に突出し、開閉レバーの上部側が前記挿通孔に
    摺接して貫通させ、ホッパーの下降に伴ってガイド部の
    先端が単袋の開口部に挿入されると共に、開閉レバーが
    挿通孔の内周に摺接して回動しながら先端のガイド部が
    単袋の開口部を広げるようにしたことを特徴とする自動
    充填装置。
  2. 【請求項2】 取付けベースの上部にホッパーを昇降さ
    せるホッパー昇降装置を設けると共に、取付けベースに
    前記ホッパーの下部側が通過する挿通孔を開孔し、この
    挿通孔に対向して取付けベースの下方に単袋の開口部の
    両端を挟持する袋支持部を設け、前記ホッパーの下端に
    くちばし状に開閉するガイドカバーを回動自在に取付
    け、このガイドカバーの側面に開閉レバーの下端を取付
    け、開閉レバーの上部側が前記挿通孔に摺接して貫通さ
    せ、ホッパーの下降に伴ってガイドカバーの先端が単袋
    の開口部に挿入されると共に、開閉レバーが挿通孔の内
    周に摺接して回動しながらガイドカバーが開口部を広げ
    るようにしたことを特徴とする自動充填装置。
  3. 【請求項3】 取付けベースの上部にホッパーを昇降さ
    せるホッパー昇降装置を設けると共に、取付けベースに
    前記ホッパーの下部側が通過する挿通孔を開孔し、この
    挿通孔に対向して取付けベースの下方に単袋の開口部の
    両端を挟持する袋支持部を設け、前記ホッパーの下端に
    くちばし状に開閉するガイドカバーを回動自在に取付
    け、ガイドカバーの側面と取付けベースとをスプリング
    で連結して、ホッパーの下降に伴ってガイドカバーの先
    端が単袋の開口部に挿入されると共に、ガイドカバーが
    スプリングの引張力により回動しながら開口部を広げる
    ようにしたことを特徴とする自動充填装置。
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