JPH0568304U - ブーツ型ゴルフシューズ - Google Patents
ブーツ型ゴルフシューズInfo
- Publication number
- JPH0568304U JPH0568304U JP839992U JP839992U JPH0568304U JP H0568304 U JPH0568304 U JP H0568304U JP 839992 U JP839992 U JP 839992U JP 839992 U JP839992 U JP 839992U JP H0568304 U JPH0568304 U JP H0568304U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knot
- opening
- boot
- type golf
- cover
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- Pending
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 履き口からの雨露や砂の進入を防ぐことがで
き、しかも履きやすいゴルフシューズを提供する。 【構成】 短靴10の履き口18のかかと部11から前革部12
に至る周縁に、可撓性を有するくる節カバー30を上方に
向かって延設し、そのくる節カバー30の一部を縦方向の
開閉線に沿って開閉自在に形成する。更に、開閉線の開
閉手段は、ファスナー31による。
き、しかも履きやすいゴルフシューズを提供する。 【構成】 短靴10の履き口18のかかと部11から前革部12
に至る周縁に、可撓性を有するくる節カバー30を上方に
向かって延設し、そのくる節カバー30の一部を縦方向の
開閉線に沿って開閉自在に形成する。更に、開閉線の開
閉手段は、ファスナー31による。
Description
【0001】
本考案はブーツ型ゴルフシューズ、更に詳しくは、履き口からの雨等の進入を 防ぐことができるブーツ型ゴルフシューズであって、脱いだり履いたりすること が簡易に行えるものに関する。
【0002】
ゴルフシューズの履き口から雨水の進入を防止する為の考案として実開平3− 35708に示すようなものが提供されている。 図3を参照しながら実開平3−35708について説明をする。 この考案は、単独では短靴である短靴本体10と、可撓性があり、且つ、自立 可能なシート状のくる節カバー30とからなる。短靴本体10は短靴を原形とし 、その底に鋲20を設けて形成されている。又、短靴本体10の甲部分14を形 成する前革部12、下革13、及び靴ひも15付近からは雨露や砂が進入し易い 為、いわゆる泥よけ16が設けられている。
【0003】 くる節カバー30は短靴本体10のかかと部11から前革部12までの上端た るトップライン19の全周にわたり、そのトップライン19相当位置から上方に 伸ばして固定させるように縫合して形成されている。 従って、くる節カバー30上端と、下革13上端付近とによって履き口18が 形成されるものである。
【0004】 このような考案によれば、ゴルフプレーヤーの置かれている状況、即ち、レイ ンウエアーの着用の有無やプレーする環境等の如何を問わず、履き口18からの 雨露や砂の進入を防ぐことができた。しかも、くる節カバー30は可撓性を有し ているので足首の動きを固定せず、プレーをしやすいゴルフシューズを提供する ものであった。
【0005】
しかしながら、実開平3−35708には、以下に記すような欠点があった。 即ち、くる節カバー30が靴べらの代わりとなるので、従来のゴルフシューズよ りも履き易いものであったが、くる節カバー30を靴べらの代わりに用いて履い た場合には、くる節カバー30が可撓性を有している為、くる節カバー30自身 がよれてしまい、履いた後に形が崩れているのでその形を整えなければならなか った。
【0006】 本考案が解決しようとする課題は、実願平3−35708の利点を維持しつつ 、更に履き易いブーツ型ゴルフシューズを提供することにある。
【0007】
請求項1記載の考案、及び請求項2記載の考案は、上記した課題を解決すべき ものである。 即ち、請求項1記載の考案は、短靴の履き口のかかと部から前革部に至る周縁 に、可撓性を有するくる節カバーを上方に向かって延設し、そのくる節カバーの 一部を縦方向の開閉線に沿って開閉自在に形成したことを特徴とする。
【0008】 また、請求項2記載の考案は、開閉線に沿ってくる節カバーを開閉自在にする 手段として、ファスナーを採用したことを特徴とする。
【0009】
まず、請求項1記載の考案に係るブーツ型ゴルフシューズの作用を説明する。 請求項1記載の考案に係るブーツ型ゴルフシューズを履こうとするプレーヤー は、まず、くる節カバーの開閉線に沿ってくる節カバーを開放し、くる節カバー の上周縁を拡開する。そして、くる節カバー上方から足を入れ、ブーツ型ゴルフ シューズを履く。
【0010】 最後に、開放していたくる節カバーの開閉線を閉塞する。すると、くる節カバ ーは可撓性を有しているので、くる節カバーの上周縁は、プレーヤーのくる節の 上あたりにほぼ密着することとなる。 次に、請求項2記載の考案に係るブーツ型ゴルフシューズの作用を説明する。 請求項2記載の考案に係るブーツ型ゴルフシューズを履こうとするプレーヤー は、まず、くる節カバーの開閉線に沿って設けられたファスナーを操作すること によってくる節カバーを開放し、くる節カバーの上周縁を拡開する。そして、く る節カバー上方から足を入れ、ブーツ型ゴルフシューズを履く。
【0011】 最後に、開放していたくる節カバーの開閉線を閉塞するためファスナーを閉じ る。すると、くる節カバーは可撓性を有しているので、くる節カバーの上周縁は 、プレーヤーのくる節の上あたりにほぼ密着することとなる。
【0012】
以下実施例によって本考案を更に詳しく説明する。 ここにおいて図1は、請求項2記載の考案に係るブーツ型ゴルフシューズを示 す斜視図である。図2は、請求項2記載の考案に係るブーツ型ゴルフシューズの 主要部の拡大図である。
【0013】 本実施例のブーツ型ゴルフシューズは、単独では短靴である短靴本体10と、 可撓性があり、且つ、自立可能なシート状のくる節カバー30とからなる。短靴 本体10は短靴を原形とし、その底に鋲20を設けて形成されている。又、短靴 本体10の甲部分14を形成する前革部12、下革13、及び靴ひも15付近か らは雨露や砂が進入し易い為、いわゆる泥よけ16が設けられている。
【0014】 くる節カバー30は短靴本体10のかかと部11から前革部12までの上端た るトップライン19の全周にわたり、そのトップライン19相当位置から上方に 伸ばして固定させるように縫合して形成されている。 従って、くる節カバー30上端と、下革13上端付近とによって履き口18が 形成されるものである。
【0015】 くる節カバー30のかかと部11上部分には、縦方向の開閉線を設けている。 その開閉線に沿ってファスナー線31を設けて開閉自在に形成する。そのファス ナー線31にあっては、ファスナーつまみ32がファスナー線31の最上部に来 たときに開閉線を閉塞させるものである。 以下、本実施例の作用について説明する。
【0016】 本実施例のブーツ型ゴルフシューズを履こうとするプレーヤーは、まず、くる 節カバー30の開閉線に沿って設けられたファスナー線31のファスナーつまみ 32を下方へ引き下げることによってくる節カバー30を開放し、くる節カバー 30の上周縁を拡開する。そして、くる節カバー30上方から足を入れ、ブーツ 型ゴルフシューズを履く。
【0017】 最後に、開放していたくる節カバー30の開閉線を閉塞するため、ファスナー つまみ32を引き上げ、ファスナー線31を閉じる。すると、くる節カバー30 は可撓性を有しているので、くる節カバー30の上周縁は、プレーヤーのくる節 の上あたりにほぼ密着することとなる。 以下、本実施例の効果について説明する。
【0018】 本実施例のブーツ型ゴルフシューズによれば、ゴルフプレーヤーの置かれてい る状況、即ち、レインウエアーの着用の有無やプレーする環境等の如何を問わず 、履き口18からの雨露や砂の進入を防ぐことができた。しかも、くる節カバー 30は可撓性を有しているので足首の動きを固定せず、プレーをしやすく、且つ 開閉線、及びその開閉線に沿って設けたファスナー線31によって履きやすいゴ ルフシューズを提供することができた。
【0019】 以下、本実施例のバリエーションについて説明する。 前記した実施例は、請求項2に記載の考案に係る実施例として説明した。他の 実施例として、例えば開閉状態を作り出す手段を、ボタン及びボタン穴、雄雌の スナップ、マジックテープなどを用いるようなものが挙げられる。そのように形 成すれば、請求項1記載の考案に係るブーツ型ゴルフシューズを提供することが できるものである。
【0020】 前記した実施例においては、ファスナーの位置をかかと部11の上方に設ける として説明したが、ファスナーに関してはこれに限られるものではない。即ち、 ファスナーの位置や数に於て、例えば外側のくる節付近に設けることや、2か所 に設けることも可能である。また、くる節カバーの高さが高ければ、縦方向に形 成する開閉線を上端から途中までとして形成してもよい。更に、ファスナー部分 からの水の進入を防ぐ為、いわゆるファスナー隠しを設けることも可能である。
【0021】 尚、くる節カバー30は、短靴本体10に縫合して固定したとして説明したが 、くる節カバー30を着脱自在に形成してもよい。例えば、短靴本体10たるゴ ルフシューズの履き口18上端内側部分と、くる節カバー30下端外側とにいわ ゆるマジックテープを設けて形成してもよい。
【0022】
請求項1記載の考案に係るブーツ型ゴルフシューズによれば、以下に示すよう な効果がある。 即ち、ゴルフプレーヤーの置かれている状況、即ち、レインウエアーの着用の 有無やプレーする環境等の如何を問わず、履き口からの雨露や砂の進入を防ぐこ とができた。しかも、くる節カバーは可撓性を有しているので足首の動きを固定 せず、プレーをしやすく、且つ開閉自在な開閉線によって履きやすいゴルフシュ ーズを提供することができた。
【0023】 請求項2記載の考案に係るブーツ型ゴルフシューズによれば、以下に示すよう な効果がある。 即ち、請求項1記載の考案に係るブーツ型ゴルフシューズの効果を有すると共 に、開閉線、及びその開閉線に沿って設けたファスナー線31によって、開閉線 の開閉操作を容易とし、更に履きやすいゴルフシューズを提供することができた 。
【図1】請求項2記載の考案に係るブーツ型ゴルフシュ
ーズを示す斜視図である。
ーズを示す斜視図である。
【図2】請求項2記載の考案に係るブーツ型ゴルフシュ
ーズの主要部の拡大図である。
ーズの主要部の拡大図である。
【図3】実開平3−35708に係るブーツ型ゴルフシ
ューズを示す斜視図である。
ューズを示す斜視図である。
10 短靴本体 11 かかと部 12 前革部 13 下革 14 甲部分 15 靴ひも 16 泥よけ 18 履き口 19 トップライン 20 鋲 30 くる節カバー 31 ファスナ
ー線 32 ファスナーつまみ
ー線 32 ファスナーつまみ
Claims (2)
- 【請求項1】 短靴の履き口のかかと部から前革部に至
る周縁に、可撓性を有するくる節カバーを上方に向かっ
て延設し、そのくる節カバーの一部を縦方向の開閉線に
沿って開閉自在に形成したことを特徴とするブーツ型ゴ
ルフシューズ。 - 【請求項2】 開閉線に沿ってくる節カバーを開閉自在
にする手段として、ファスナーを採用したことを特徴と
する請求項1に記載のブーツ型ゴルフシューズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP839992U JPH0568304U (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | ブーツ型ゴルフシューズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP839992U JPH0568304U (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | ブーツ型ゴルフシューズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0568304U true JPH0568304U (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=11692112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP839992U Pending JPH0568304U (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | ブーツ型ゴルフシューズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0568304U (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4943149B1 (ja) * | 1969-07-07 | 1974-11-19 | ||
JPS5320639B2 (ja) * | 1974-03-29 | 1978-06-28 | ||
JPS6253601A (ja) * | 1985-09-03 | 1987-03-09 | 株式会社マルカツ | 防水靴及びその製造法 |
JPS6216302B2 (ja) * | 1979-02-15 | 1987-04-11 | Matsushita Electric Works Ltd | |
JPS6392301A (ja) * | 1986-10-07 | 1988-04-22 | 株式会社 クシタニ | ブ−ツ |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP839992U patent/JPH0568304U/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4943149B1 (ja) * | 1969-07-07 | 1974-11-19 | ||
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JPS6392301A (ja) * | 1986-10-07 | 1988-04-22 | 株式会社 クシタニ | ブ−ツ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980423 |