JPH0568183A - 入力切り換えpll - Google Patents

入力切り換えpll

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Publication number
JPH0568183A
JPH0568183A JP3229250A JP22925091A JPH0568183A JP H0568183 A JPH0568183 A JP H0568183A JP 3229250 A JP3229250 A JP 3229250A JP 22925091 A JP22925091 A JP 22925091A JP H0568183 A JPH0568183 A JP H0568183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
signal
phase difference
pll
inputted
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3229250A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Yasui
哲也 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH0568183A publication Critical patent/JPH0568183A/ja
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  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像信号の切り換えにPLLをもちいた回路
および装置に関し、入力信号を切り換えてもPLLの再
引き込みが起こらないようにし乱れのない映像を提供す
ることを目的とする。 【構成】 映像信号を1ライン遅延させる遅延部1と、
現在と1ライン前の映像信号の水平同期信号を分離する
同期分離部2a,2b と、現ラインと1ライン間の位相差間
のクロック数をカウントする位相差検出部3と、該位相
差検出部3のカウント結果と基準値との加算を行う加算
器4と、該加算器4の出力を時間変換する時間変換器5
と、前記遅延部1に連なる一方の同期分離部2bと時間変
換器5の出力の比較を行い、該比較結果を前記位相差検
出部3に加えて所定数のクロックを生成するPLL部6
を設けるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号の切り換えに
PLLをもちいた回路および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回路や装置に入力される映像信号は、一
つとは限らず多数の映像信号を切り換えながら運用され
ることがある。この場合、回路や装置内で例えばアナロ
グ信号からディジタル信号への変換(以下、A/D変換
と称す)の処理を行うため、PLL(phase lock loop)
をもちいて映像信号に同期したクロックをつくり信号処
理を行うが、映像信号に切り換えが起こるとPLLの同
期が外れて再引き込みを行う間は映像が乱れるようにな
る。
【0003】図4は、従来の映像信号の切り換え構成の
一例を示す図である。図中、10-1〜10-nは複数の信号源
(例えばカメラ等)、11は複数の信号源10-1〜信号源10
-nを切り換える切換器、12は例えばA/D変換を行う映
像信号処理回路である。
【0004】従来例にはPLLに映像信号の切り換えに
対応できるものはなく、図4に示すごとく複数の信号源
10-1〜信号源10-nに対して切換信号を供給して複数の映
像信号をつくり、この映像信号を切換器11において切換
信号をもちいて切り換え全てを同期させていた。
【0005】しかし、全ての信号源10-1〜信号源10-nを
同期させるには各々の信号源10-1〜信号源10-nの間をつ
なぐ必要がある。又、信号源10-1〜信号源10-nの間の距
離が離れた場合、映像信号の位相差が大きくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来例のPL
Lにおいては、信号源同士が結ばれているために接続が
複雑になり、信号源の移動が容易に行えない。又、信号
を切り換えると信号の位相差によりPLLが外れ再引き
込みを行い、その間の画像が乱れるという課題がある。
【0007】本発明は、入力信号を切り換えてもPLL
の再引き込みが起こらないようにし乱れのない映像を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、入力する映像信号を1ライン遅延させる
遅延部1と、現在の映像信号および前記遅延部1から出
力する1ライン前の映像信号の中の水平同期信号を分離
する同期分離部2a,2b と、該同期分離部2a,2bから出力
する現ラインと1ライン前の水平同期信号との間の位相
差を検出し、該位相差間のクロック数をカウントする位
相差検出部3と、該位相差検出部3のカウント結果と所
定の基準値との加算を行う加算器4と、該加算器4の加
算結果を時間信号に変換する時間変換器5と、前記遅延
部1に連なる一方の同期分離部2bからの水平同期信号と
時間変換器5からの時間信号との比較を行い、該比較結
果を前記位相差検出部3に加えて所定数のクロックを生
成するPLL部6を設け、入力映像信号の切り換え時に
おける周波数引き込みを行うように構成する。
【0009】
【作用】本発明は図1に示すごとく映像信号入力が切り
換わっても、位相差検出部3において同期分離部2aから
出力される映像信号の現ラインの水平同期信号と遅延部
1で1ラインを遅延した前の水平同期信号間の位相差の
検出とこの位相差間のクロック数のカウントを行い、次
に該カウント結果と所定の基準値との加算結果を加算器
4で求め、この加算結果を時間変換器5に加えて時間信
号に変換する。
【0010】従って、PLL部6の位相比較器6aには常
に入力する映像信号に同期した時間信号が入力され、P
LL部6の再引き込みによる映像の乱れを防止すること
が可能になる。
【0011】
【実施例】以下、図2と図3をもちいて本発明の一例を
説明する。図2は回路であり、図3はタイムチャートで
ある。
【0012】図2において、1は遅延部、2aは入力する
現在の映像信号の同期分離部、尚、2bは1ライン遅延し
た前の映像信号の同期分離部である。又、3aと3bおよび
3cは位相差検出部3に対応する回路であり、3aはカウン
タ、3bはラッチ回路、3cはリミッタ、4は加算器であ
る。更に、5は時間変換器、6は位相比較器6aと電圧制
御発振器6bを備えたPLL部、そして、7はA/D変換
器、8はクロックインヒビット部である。
【0013】図3に示す(a) 〜(d) は図2の各回路部に
示す信号であり、(a) は同期分離部2aから出力する水平
同期信号、(b) は同期分離部2bから出力する水平同期信
号、(c) はラッチ回路3bにおいて検出された両水平同期
信号(a) 、(b) の位相差の差分カウント値、(d) は加算
器4から出力される加算結果である。
【0014】入力する映像信号は同期分離部2aに加えら
れて現在の映像信号の中の水平同期信号(a) を分離し、
同時に該水平同期信号(a) はラッチ回路3bをセットす
る。他方、遅延部1から出力される映像信号は同期分離
部2bに入力して1ライン前の映像信号の中の水平同期信
号(b) を抽出してカウンタ3aをリセットする。該カウン
ト3aは、このリセットを起点に電圧制御発振器6bからの
クロックのカウントを開始し、該カウント値をラッチ回
路3bに加えて両水平同期信号の位相差に応じた差分カウ
ント値(c) を出力する。
【0015】通常は、図3の(a),(b),(c) に示すごとく
タイミング迄の間は、水平同期信号(a) と1周期遅延
の水平同期信号(b) の周期T1 は同一であるため、水平
同期信号(a) と水平同期信号(b) は常に一致し、カウン
タ3aのカウント値は周期T1 の水平同期信号(b) にリセ
ットされて一定値nを維持し、従って、ラッチ回路3bか
らの差分カウント値(c) は一定値nに維持される。
【0016】尚、リミッタ3bはラッチ回路3bに入力する
両水平同期信号(a) 、(b) の位相差が小さい場合(略
0)と1ラインに近い場合は切り換えを行わないとし、
リミッタ3cの出力を零(0)にするように働く。
【0017】次に、例えば図3(a) に示すように、タイ
ミングにおいて映像信号が切り換えられて周期がT1
からT2 に長くなった場合、この場合の水平同期信号
(a) は時間差Δt(Δt=T2 −T1 )だけ遅れたタイ
ミングにおいてラッチ回路3bをラッチする。一方、カ
ウンタ3aはタイミングでは通常の映像信号にリセット
されて一定のカウント値nを継続している。このため、
ラッチ回路3bの差分カウント値(c) は時間差Δtに対応
して変化させてカウント値nをカウント値(m+n)に
増加し、リミッタ3cからはカウント値mが出力されて加
算器4に加える。
【0018】このリミッタ3cからの差分カウント値mを
加算器4に加えて映像信号の基本周期T1 に対応して定
められた理論値の基準値nの間で加算をとり、加算結果
(d)のカウント数p(p=n+m)を求め、加算結果(d)
のp(p=m+n)を時間変換器5に加えることによ
り周期T2 の時間信号に変換する。
【0019】更に、時間変換器5からの時間信号で電圧
制御発振器6bをリセットして次のタイミングにおける
水平同期信号の周波数のカウントを開始させると共に、
時間変換器5からのカウント値p(p=m+n)に対応
する周期T2 の時間信号と同期分離部2bから出力する水
平同期信号(b) とを位相比較器6aに入力して比較するこ
とにより、位相比較器6aの入力はタイミングとタイミ
ングの1周期の間において常に同期分離部2bに同期し
た状態に復元し、1周期T2 遅れたタイミング以降に
おいて電圧制御発振器6bからの出力が常に0になるよう
に制御される。
【0020】クロックインヒビット部8には電圧制御発
振器6bの出力(切り換え時にカウント数はnからm+n
に変化)とリミッタ3cの出力(切り換え時にカウント数
は0からmに変化)が入力しており、リミッタ3cがカウ
ント数nに至った段階で、カウント数m+n−mの演算
を行い、カウント数mの間においてクロックの送出を禁
止して送出するクロック出力の数を1ラインの理論値N
に固定する。
【0021】このカウント数Nのクロックはクロック出
力として送出され、又、A/D変換器において1ライン
遅延部1から入力するアナログ信号を1ラインの間だけ
ディジタル変換してパルスコード変調出力(PCM出
力)に処理する。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、入力する映像信号が切り換わってもPLLの位
相比較器に入力される二つの信号の位相差は1周期の後
に無くなり、常に安定したクロックにより乱れの無い画
像信号が得られる。
【0023】又、1ライン単位のクロック数の変動を抑
えることにより、ディジタル処理をライン、フレーム、
フィールド等で行う映像信号処理回路の誤動作を防止す
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理構成を示す図である。
【図2】 本発明の一実施例の回路を示す図である。
【図3】 本発明の一実施例回路のタイムチャートを示
す図である。
【図4】 従来の映像信号の切り換え構成の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1は遅延部 2a、2bは同期分離部 3は位相差検出部 4は加算器 5は時間変換器 6はPLL部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力する映像信号を1ライン遅延させる
    遅延部(1) と、 現在の映像信号および前記遅延部(1) から出力する1ラ
    イン前の映像信号の中の水平同期信号を分離する同期分
    離部(2a,2b) と、 該同期分離部(2a,2b) から出力する現ラインと1ライン
    前の水平同期信号との間の位相差を検出し、該位相差間
    のクロック数をカウントする位相差検出部(3)と、 該位相差検出部(3) のカウント結果と所定の基準値との
    加算を行う加算器(4)と、 該加算器(4) の加算結果を時間信号に変換する時間変換
    器(5)と、 前記遅延部(1) に連なる一方の同期分離部(2b)からの水
    平同期信号と時間変換器(5) からの時間信号との比較を
    行い、該比較結果を前記位相差検出部(3) に加えて所定
    数のクロックを生成するPLL部(6) を設け、 入力映像信号の切り換え時における周波数引き込みを行
    うことを特徴とした入力切り換えPLL。
JP3229250A 1991-09-10 1991-09-10 入力切り換えpll Withdrawn JPH0568183A (ja)

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203