JP2514183B2 - 位相検出回路 - Google Patents

位相検出回路

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JP2514183B2 JP60241436A JP24143685A JP2514183B2 JP 2514183 B2 JP2514183 B2 JP 2514183B2 JP 60241436 A JP60241436 A JP 60241436A JP 24143685 A JP24143685 A JP 24143685A JP 2514183 B2 JP2514183 B2 JP 2514183B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、テレビジョン信号をディジタル画像処理す
る装置において、伝送されてきた信号の標本化クロック
の位相を検出する回路に係り、特に画像信号と同一極性
にて付加される正極同期信号からクロック位相を正確に
検出するのに好適な位相検出回路に関する。
〔発明の背景〕
テレビジョン信号を標本化し処理して伝送する方式の
一例として、エヌエイチケイ(NHK)技研月報1984年7
月における二宮による「高品位テレビの新しい伝送方式
(MUSE)」で述べられているミューズ(MUSE,Multiple
Sub−Nyquist Sampling Encoding)方式がある。ミュー
ズ方式は、画像信号を4フィールドで一巡する4:1のサ
ブナイキストサンプリングを施す事によって、帯域を約
4分の1に圧縮する伝送方式である。受信側において、
このようなサブサンプリングを施した画像信号から元の
原画像信号を画質劣化なく復現するには受信側の標本化
クロックを送信側での標本化クロック位相に正確に合わ
せなければならない。
したがって、受信側では送信側で画像信号に付加され
る同期信号から送信側の標本化クロックの位相を正確に
検出し、受信側の標本化クロックの位相を送信側と一致
するように制御する必要がある。
ミューズ方式では、画像信号と同じ極性の正極同期信
号が用いられている。第11図にミューズ方式で用いられ
ている水平同期信号波形を示す。この水平同期信号は、
1水平走査期間毎に波形が異なり、送信側における各標
本点(図中の●印)の標本値が図中のごとく規定されて
いる。なお、図中の値は標本化回路として8ビットのア
ナログ−ディジタル変換器(以下、A/D変換器と略記す
る。)を用いた場合であり、符号付コードでコード化し
た時の値である。
標本化クロックの位相は、第11図に示す水平同期信号
の標本化NO.5,6,7を結ぶ傾斜部分から検出できる。(以
下、この部分を水平同期信号の傾斜部と呼ぶ事にす
る。) 次にこの水平同期信号から標本化クロックの位相を検
出する従来例を第12図により説明する。第12図最上段に
示す水平同期信号に対して標本化クロックの位相が波形
(a)の場合には位相が進み,波形(b)の場合には位
相が一致し,波形(c)の場合には位相が遅れている。
位相が一致している場合には、この水平同期信号の傾斜
部分の標本値は送り側で規定された値と一致し、その差
が0となるのに対して、位相進みの場合には規定値に対
してΔφ,位相遅れの場合には規定値に対してΔφ
の誤差が生じる。したがって、この位相誤差は受信側で
の水平同期信号の傾斜部の標本値と送り側で規定された
傾斜部の値の差で表現される。しかし、この従来の検出
方法では、極めて安定、正確な直流再生回路が必要とな
る。すなわち、位相が一致している場合に位相差を示す
標本値が0となるのは直流分が正確に再生されている場
合であり、直流再生レベルにΔνなる誤差が発生すると
位相一致時の標本値はΔνだけずれる事になり、直流再
生レベルの誤差がそのまま位相検出の誤差となって現わ
れ、正確な位相検出が難しい。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、高精度、高安定な直流再生回路を必
要とせず、正確でかつ安定にクロック位相を検出するこ
とが可能な位相検出回路を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するために、本発明では、前記水平
同期信号の波形の極性が1H(Hは水平走査期間を示す)
毎に反転する事に着目し、この水平同期信号の傾斜部の
標本値と1H前の水平同期信号の傾斜部の標本値との差分
を求め、この差分より最適な標本化のクロック位相を検
出する。
〔発明の実施例〕
本発明の基本的な考え方を第13図を用いて説明する。
図中において、白丸(○)印は位相一致の標本点,黒丸
(●)印は標本化クロックの位相に誤差が生じた時の標
本点である。この位相差は、黒丸(●)印の標本値と白
丸(○)印の標本値の差であり、mライン目ではφ1,m
+1ライン目では1H前のラインに対して極性が反転する
ので−φ2となる。しかし、直流再生レベルにΔνの誤
差が生じたとすると、実際にはmライン目からは、Δν
+φ1,m+1ライン目からはΔν−φ2なる値が得られ、
標本化クロックの位相誤差を正しく検出できない。これ
に対して、本発明では、mライン目の水平同期信号の傾
斜部の標本値とm+1ライン目の水平同期信号の傾斜部
の標本値の差分より位相誤差の検出を行なうので、この
場合には、(Δν+φ1)−(Δν−φ2)=φ1+φ2
なり、直流分の影響は取り除かれ、位相誤差はmライン
目とm+1ライン目の位相誤差の平均値で求められる。
また、本発明の位相検出手段によると、その位相検波特
性は第14図のようになる。これは、位相周波数比較特性
として良く知られるものである。この場合、本発明の検
波特性によると±2π/480範囲内において位相誤差検
出,+2π/480以上,−2π/480以下の範囲では自動的
に周波数誤差検出となり、本発明の位相比較回路を用い
た位相同期ループ(PLL)のプルインレンジをおよそロ
ックレンジの範囲まで拡大できる可能性がある。
また、本発明の位相検出方式によれば、前記水平同期
信号の挿入レベルが第11図に示した規定値でなくとも正
しく位相差の検出が行なえる。例えば、前記水平同期信
号が−128から0の範囲で規定されたとする。このと
き、規定値を変化させた分の値−64をΔνとして考えれ
ば容易理解できるであろう。なお、この場合の位相差検
出値にオフセットは生じず位相一致の時の検出値は0で
ある。また、この水平同期信号の振幅の規定値が異なっ
た場合にも、その振幅値に応じた検出感度で位相誤差を
正しく検出できる事は明らかであろう。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。第1
図は、本発明の一実施例を示す図である。1は入力端
子,2はA/D変換器,3は第1のサンプルホールド回路,6は1
H遅延回路,8,10は第1,第2の符号反転回路,13は第1の
加算器,15は反転回路である。
第2図は、第1図に示す実施例の処理過程の例を示す
図である。図中のφn-1,φ,φn+1,・・・は位相誤
差を示し、Δνは直流再生の誤差を示す。第2図(a)
は第1のサンプルホールド回路3の出力を示す例,第2
図(b)は1H遅延回路6の出力を示す例,第2図(c)
は第1の符号反転回路8の出力を示す例,第2図(d)
は第2の符号反転回路10の出力を示す例,第2図(e)
は第1の加算器13の出力を示す例である。ミューズ信号
は入力端子1よりA/D変換器2に与えられ、Nビットの
ディジタル信号に量子化される。第1のサンプルホール
ド回路3は、1H周期の第1のサンプルホールドパルス4
のタイミングにてディジタル信号化したミューズ信号の
中から水平同期信号の傾斜部の標本値のみを抜き取る。
このサンプルホールド回路3は、ディジタル的に標本値
を保持するものであり、例えばD−フィリップフロップ
N個で構成できる。このサンプルホールド回路3の出力
5は、第2図(a)のような水平同期信号の傾斜部の標
本値列となる。この標本値列は1H遅延回路6と第1の符
号反転回路8へ入力される。1H遅延回路6は、1標本点
だけ標本値を遅らせるもので、例えばサンプルホールド
回路3と同様にD−フィリップフロップN個で構成でき
る。この1H遅延回路6の出力は、第2図(b)に示すも
のとなり、第2の符号反転回路10へ入力される。第1,第
2の符号反転回路8,10は2H周期の制御パルス9によって
各々の入力の標本値列の符号を1Hおきに反転させるもの
である。例えば、第1の符号反転回路8は第2図(a)
のような標本値列の入力を、制御パルス9によって第2
図(c)にように符号を反転する。第2の符号反転回路
10は、反転回路15で制御パルス9を反転したパルスを制
御信号とし、第2図(b)のような標本値列の入力の符
号を反転し、第2図(d)のような標本値列を出力す
る。この第1,第2の符号反転回路8,10は,制御パルス9
の符号1,0に応じて入力信号を反転、またはそのままで
出力すればよいので、例えば排他的論理和回路(EX−O
R)N個を用い、各々の排他的論理和回路の一方の入力
に入力信号の各ビットを、他方の入力に制御パルス9を
与える事で構成できる。この符号反転回路8,10の出力1
1,12は第1の加算器13の入力となり、第1の加算器13の
出力から第2図(e)に示すような位相誤差に応じた標
本値が得られる。このように、本実施例によれば、直流
再生誤差の影響は無視でき、標本化クロックの位相誤差
に応じた標本値の検出が可能となる。さらに、信号処理
が水平走査周期(ミューズ方式では約33kHz)で可能と
なり回路の低速化が図れ、回路が簡単となる。
次に本発明の他の実施例を第3図に示す。16は第1の
減算器,18は第3の符号反転回路であり、その他はほぼ
第1図の実施例と同じである。第4図は、第3図に示す
実施例の処理過程の例を示す図である。第4図(a)は
第1のサンプルホールド回路3の出力を示す例,第4図
(f)は1H遅延回路6の出力を示す例,第4図(g)は
第1の減算器16の出力を示す例,第4図(h)は第3の
符号反転回路18の出力を示す例である。先の実施例同様
に、ミューズ信号は、入力端子1よりA/D変換器2に与
えられ、Nビットのディジタル信号に量子化される。第
1のサンプルホールド回路3は、1H周期のサンプルホー
ルドパルス4のタイミングでディジタル信号化したミュ
ーズ信号の中から水平同期信号の傾斜部の標本値のみを
抜き取り、前記水平同期信号の傾斜部の標本値の標本値
列を出力する。この標本値列は、第4図(a)のように
なり、1H遅延回路6と第1の減算器16の入力となる。ま
た、この第1の減算器16のもう一方の入力には、第4図
(f)に示す1H遅延回路6の出力が与えられる。このよ
うに第1の減算器16の入力として、第4図(a),
(f)が与えられたとすると、この減算器16の出力17
は、第4図(g)のように直流再生誤差Δνは除去さ
れ、1H毎に検出した位相誤差の符号が反転したものが現
われる。第3の符号反転回路18は、第1の減算器16の出
力17の符号を2H周期の制御パルス9によって反転し、第
4図(h)のように検出位相誤差の符号をそろえる。本
実施例のサンプルホールド回路3,1H遅延回路6,符号反転
回路18は,先の実施例と同様にD−フィリップフロップ
や排他的論理和回路で容易に構成できる。また、本実施
例においても先の実施例と同様に直流再生誤差の影響な
く位相誤差の検出ができる。
次に本発明の第1図および第3図とは異なる他の実施
例を第5図に示す。20は第4の符号反転回路,23は第2
の加算器であり、その他は第1図および第3図の実施例
と同じである。第6図は、第5図に示す第3の実施例処
理過程の例を示す図である。第6図(a)は第1のサン
プルホールド回路3の出力を示す例,第6図(i)は第
4の符号反転回路20の出力を示す例,第6図(j)は1H
遅延回路6の出力を示す例,第6図(k)は第2の加算
器の出力を示す例である。第1のサンプルホールド回路
3は、先の実施例と同様にディジタル信号化したミュー
ズ信号の中から水平同期信号の傾斜部の標本点を第6図
(a)のように1H周期のサンプルホールドパルス4のタ
イミングにて抜き取り出力する。第4の符号反転回路20
は、この第1のサンプルホールド回路3の出力5を2H周
期の制御パルス9によって、1Hおきに前記出力5の符号
を反転させ、第6図(i)のようになり、1H遅延回路6
と第2の加算器23の入力となる。この第2の加算器23の
もう一方の入力には、1H遅延回路6の出力が与えられ
る。このように、第4の符号反転回路20の入力として第
6図(a)のような標本値列が与えられた時、第6図
(i),(j)が第2の加算器23の入力となり、第6図
(k)が第2の加算器23の出力に現われ、検出した位相
誤差には直流再生誤差の影響がなくなる。したがって、
本実施例においても先の実施例と同様に正確な位相誤差
の検出ができる。なお、本実施例のサンプルホールド回
路3,1H遅延回路6,符号反転回路20も先の実施例と同様に
D−フィリップフロップ,排他的論理和回路にて容易に
構成できる。
次に、本発明の前記以外の他の実施例を第7図に示
す。26,27は第2,第3のサンプルホールド回路,32は第2
の減算器、29は1H遅延回路であり、その他は第1図の実
施例と同じである。第8図は、第7図の第4の実施例の
処理過程の例を示す図であり、第8図(1)はA/D変換
器2の出力を示す例,第8図(m)は第2のサンプルホ
ールド回路26の出力を示す例,第8図(n)は第3のサ
ンプルホールド回路27の出力を示す例,第8図(o)は
第2の引算器32の出力を示す例である。
第1図の実施例と同様、A/D変換器2でディジタル化さ
れた第8図(l)のミューズ信号25は、第2,第3のサン
プルホールド回路26,27へ入力される。この第2のサン
プルホールド回路26は、ディジタル信号化したミューズ
信号の中から2H周期のサンプルホールドパルス28のタイ
ミングで第8図(m)のように水平同期信号の傾斜部の
標本値を1Hおきに抜き取る。また、第3のサンプルホー
ルド回路27は、サンプルホールドパルス28を1H遅延回路
29にて1H位相をずらしたタイミングで、第2のサンプル
ホールド回路26で抜き取らなかったラインの水平同期信
号の傾斜部分の標本値を第8図(n)のように抜き取
る。すなわち、各々のサンプルホールド回路で、水平同
期信号波形の極性の合ったものを別々にサンプルホール
ドする。第2,第3のサンプルホールド回路26,27の出力3
0,31は、第2の減算器32の入力となり、この第2の減算
器32の出力から位相差を検出する。このように、第2,第
3のサンプルホールド回路26,27の入力として第8図
(l)のような標本値列が与えられた場合、これらの出
力30,31には第8図(m),(n)が出力され、第2の
減算器32の出力として第8図(o)が得られる。このよ
うに検出された位相誤差には直流再生誤差の影響がなく
なる。本実施例では、符号反転回路を要さずに先の実施
例と同様な位相誤差の検出が実現できる。なお、本実施
例のサンプルホールド回路26,27,1H遅延回路29も先の実
施例と同様にD−フィリップフロップにて容易に構成で
きる。
次に、本発明の位相差検出方式による位相同期回路の
一例を第9図に示す。34は本発明の位相検出方式による
位相誤差検出器,35はフレーム同期検出器,37は電圧制御
発振器(以下VCOと略記する。)39はタイミング発生器
である。この位相同期回路には、先に述べた本発明の位
相検出方式の全ての実施例が適用できる。ミューズ信号
は、入力端子1からA/D変換器2へ入力され、A/D変換器
2は、VCO37からの標本化クロック38にて駆動され、ミ
ューズ信号をディジタル化する。このディジタル化され
たミューズ信号は、位相誤差検出器34,フレーム同期検
出器35へ入力される。位相誤差検出器34は、本発明の位
相検出の原理に従い標本化クロック38の位相誤差を検出
し、位相誤差情報を帰還するループ制御により、VCO37
の標本化クロックを送信側での標本化位相に位相ロック
させることができる。
ミューズ信号には、水平同期信号の他にフレーム同期
情報として1フレームに2ライン第10図に示すようなフ
レームパルスなる正極同期信号が多重されている。フレ
ーム同期検出器35は、ディジタル化したミューズ信号内
におけるフレームパルスのパターンから、水平,垂直の
基準となる第10図に示すフレームパルス点の標本点を検
出し、フレーム同期パルス36としてタイミング発生器39
へ導く。タイミング発生器39は標本化クロック38で駆動
され、フレーム同期パルス36によって与えられる初期位
相と同期した標本点単位のタイミング信号を発生し、位
相誤差検出器34へ導く。
このフレーム同期パルス36は、標本点の単位について
まで規定された信号であるので、前記タイミング発生器
39より出力されるタイミングパルスは、水平同期信号の
傾斜部の標本点を正確にとらえることが可能となる。な
お、このタイミング発生器39の出力として、位相誤差検
出器34に本発明の位相検出方式の第1図,第3図,第5
図の実施例を適用する場合には、1H周期のサンプルホー
ルドパルス4と2H周期の制御パルス9が、第7図の実施
例を適用する場合には、2H周期のサンプルホールドパル
ス9が用いられる。
また、ミューズ方式の伝送信号形式では、音声情報が
垂直帰線期間に多重されているが、例えば多重する情報
量の都合から音声多重期間の水平同期信号が取り除かれ
たとすると、位相同期回路の誤動作がおこる。このよう
な場合には、音声多重期間で位相誤差情報を音声多重期
間直前の値をホールドするか、位相誤差ゼロの値にして
VCOへ帰還させることで誤動作が防止できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、直流再生誤差の影響を受けることな
く正確に位相検出が実現できるので、画質の向上が図れ
る。また、本発明による位相検出回路によると第14図の
ような位相周波数比較特性が得られ、この位相検出回路
を用いた位相同期ループのプルインレンジをおよそロッ
クレンジの範囲にまで拡大する可能性がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図,第2
図は第1の実施例の処理過程の例を示す模式図,第3図
は本発明の第2の実施例を示すブロック図,第4図は第
2の実施例の処理過程の例を示す模式図,第5図は本発
明の第3の実施例を示すブロック図,第6図は第3の実
施例の処理過程の例を示す模式図,第7図は本発明の第
4の実施例を示すブロック図,第8図は第4の実施例の
処理過程の例を示す模式図,第9図は本発明の位相差検
出方式を用いた位相同期回路の一例を示すブロック図,
第10図、第11図は正極同期信号の例を示す波形図,第12
図は位相差検出の一例を示す波形図,第13図は本発明の
位相差検出の原理を示す波形図,第14図は本発明の位相
検波特性を示す特性図である。 1……入力端子,2……A/D変換器,3,26,27……第1,第2,
第3のサンプルホールド回路,6……1H遅延回路,8,10,1
8,20……第1,第2,第3,第4の符号反転回路,13,23……第
1,第2の加算器,16,32……第1,第2の引算器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号の極性と同じ極性で、かつ少なく
    とも2標本化周期にわたる波形傾斜部を有する正極同期
    信号を、有するテレビジョン信号を入力する位相検出回
    路において、 前記テレビジョン信号を取込みディジタル化して出力す
    るアナログ−ディジタル変換回路(2)と、 ディジタル化した前記テレビジョン信号より、前記正極
    同期信号の波形傾斜部における標本点の標本値を1水平
    走査周期で抜取るサンプル・ホールド回路(3または2
    6)と、 前記サンプル・ホールド回路で得られる前記波形傾斜部
    における標本点の標本値を入力され、1水平走査期間遅
    延して出力する信号遅延手段(6または27,29)と、 前記サンプル・ホールド回路で得られた標本値と前記信
    号遅延手段で遅延された標本値との差を求める減算手段
    (8,10,13または16,18または20,23または32)と、 を具備し、前記アナログ−ディジタル変換回路において
    前記テレビジョン信号をA/D変換するに際し標本化した
    際の標本化位相誤差を、前記減算手段から得るようにし
    たことを特徴とする位相検出回路。
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