JP2000115576A - 同期検出回路 - Google Patents

同期検出回路

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JP2000115576A
JP2000115576A JP10282251A JP28225198A JP2000115576A JP 2000115576 A JP2000115576 A JP 2000115576A JP 10282251 A JP10282251 A JP 10282251A JP 28225198 A JP28225198 A JP 28225198A JP 2000115576 A JP2000115576 A JP 2000115576A
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JP
Japan
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signal
circuit
output
detection circuit
synchronization
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JP10282251A
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Tamotsu Ito
保 伊藤
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号のレベルに影響を受けることなく、
同期信号を高速に検出することができる同期検出回路を
提供する。 【解決手段】 複数閾値2値変換回路16は、A/D変
換器3より出力されたデジタル信号を複数の閾値にて2
値信号に変換する。信号合成回路17は、複数閾値2値
変換回路16より出力された複数の信号を合成し、1つ
の2値信号として出力する。フレーム同期検出回路7
は、信号合成回路17の出力より、そこに含まれている
フレーム同期信号を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正極同期信号を用
いてMUSE伝送方式等により伝送されるアナログ信号
をデジタル信号に変換した後、デジタル的に同期信号を
検出する同期検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、広帯域なハイビジョン信号を帯
域圧縮して伝送する方式としてMUSE方式が知られて
いる。このMUSE方式では、サンプル値伝送を行って
おり、受信側でリサンプリング用クロックの安定した再
生が必要不可欠である。さらに、同期信号形式として、
映像信号の振幅範囲内に同期信号も含まれる正極同期信
号が用いられており、負極同期信号に比べて同期信号の
検出が困難である。従って、一般に、アナログ映像信号
をデジタル信号に変換して、同期信号をデジタル的に検
出する方法が用いられている。
【0003】MUSE方式テレビジョン受像機の同期検
出回路の一例としては、特開昭59−221091号公
報に記載のものがある。図3を用いて、従来の同期検出
回路について説明する。
【0004】図3において、入力端子1より入力された
映像信号は、クランプ回路2によって直流電位をクラン
プされ、A/D変換器3に入力される。A/D変換器3
は入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、映
像信号処理回路4,2値変換回路6,水平同期検出回路
9に入力する。映像信号処理回路4は、MUSE信号を
元の広帯域なハイビジョン信号に復元するための信号処
理を施し、出力端子5より出力する。出力端子5より出
力された映像信号は、図示していない表示部に供給され
る。
【0005】2値変換回路6は、デジタル変換された映
像信号を所定の閾値を用いて2値のデータに変換し、フ
レーム同期検出回路7に入力する。フレーム同期検出回
路7は、入力された2値データの信号よりフレーム同期
信号を検出し、水平タイミング発生回路8に入力する。
水平タイミング発生回路8は、フレーム同期信号によっ
て位相制御された水平タイミング信号を発生し、クラン
プ回路2,水平同期検出回路9,位相比較器10に入力
する。
【0006】水平同期検出回路9は、入力された水平タ
イミング信号を基にして映像信号における水平同期信号
の位置を判断して水平同期信号を抜き出し、位相比較器
10に入力する。位相比較器10は、水平同期検出回路
9より入力された水平同期信号と水平タイミング発生回
路8より入力された水平タイミング信号との位相差を検
出する。クロック発生器11は、位相比較器10からの
検出出力に応じて、位相差が零となるように位相制御さ
れたクロックパルスを発生する。このクロックパルス
は、A/D変換器3にサンプリングクロックとして入力
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の同期検
出回路においては、水平同期信号を捕捉する際に、まず
映像信号に含まれるフレーム同期信号を検出し、それを
基にして水平同期位置を割り出し、水平タイミング信号
を発生させる。そして、それを基にして水平同期信号を
検出し、その水平同期信号と水平タイミング信号とを位
相比較して一致させることによってPLL回路を構成
し、受信した映像信号に同期した安定なクロック再生を
行っている。
【0008】フレーム同期のパターン検出を行うために
は、フレーム同期信号を2値化した方が回路規模を考え
た場合都合がよい。図4に示すように、フレーム同期信
号のレベルは8ビット(256階調)で量子化を行う場
合、FM伝送時においてはノンリニアエンファシスのた
めに、下端が80/255、上端が175/255であ
る。これらは、それぞれ映像信号の黒ピーク及び白ピー
クと同一レベルである。この信号を2値変換するには、
閾値をこれらの中心である128/255に設定するこ
とが妥当である。また、閾値を128/255に設定し
た場合、2値化の回路は最上位ビットを抜き出すとい
う、最も簡単な構成で実現できる。
【0009】ところが、この構成では、映像のAPLが
極端に低い、もしくは高いレベルの映像信号を受信した
場合、フレーム同期パターンの検出に時間がかかった
り、場合によっては、検出が行えないという不具合が発
生する。これは、フレーム同期信号が検出される以前
は、タイミング発生回路8で発生した水平タイミング信
号の位相が実際の映像信号の水平同期信号の位相とずれ
ているため、タイミング発生回路8からの水平タイミン
グ信号が水平同期信号期間に限らず出力され、映像信号
がクランプされる場合があるためである。
【0010】図5において、(A)は映像信号、(B)
は水平タイミング信号であり、タイミング発生回路8で
発生した水平タイミング信号と映像信号の水平同期信号
との位相がずれている状態を示している。図5(A)に
示すように、映像の輝度信号レベルが連続してピークに
あり、色差信号レベルがセンターにある場合、輝度信号
と時間圧縮多重されている色差信号との境界では、17
5/255以上のパルスが発生する。クランプ回路2が
このパルスをクランプしてしまうと、フレームパルスは
127/255以下のレベルでしか変化しないため、閾
値を128/255に設定している従来の同期検出回路
では、同期信号を検出することができない。映像信号の
レベルが低い場合も同様である。
【0011】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、映像信号のレベルに影響を受けることな
く、同期信号を高速に検出することができる同期検出回
路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、入力されたアナログ信号
をデジタル信号に変換するA/D変換器(3)を備え、
前記A/D変換器より出力されたデジタル信号に含まれ
る同期信号を検出する同期検出回路において、前記A/
D変換器より出力されたデジタル信号を複数の閾値にて
2値信号に変換する複数閾値2値変換回路(16)と、
前記複数閾値2値変換回路より出力された複数の信号を
合成し、1つの2値信号として出力する信号合成回路
(17)と、前記信号合成回路の出力より、そこに含ま
れているフレーム同期信号を検出するフレーム同期検出
回路(7)とを備えて構成したことを特徴とする同期検
出回路を提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の同期検出回路につ
いて、添付図面を参照して説明する。図1は本発明の同
期検出回路の一実施例を示すブロック図、図2は本発明
の要部の具体的構成の一例を示すブロック図である。な
お、図1において、図3と同一部分には同一符号が付し
てある。
【0014】図1において、入力端子1より入力された
映像信号は、クランプ回路2によって直流電位をクラン
プされ、A/D変換器3に入力される。A/D変換器3
は入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、映
像信号処理回路4,複数閾値2値変換回路16,水平同
期検出回路9に入力する。映像信号処理回路4は、MU
SE信号を元の広帯域なハイビジョン信号に復元するた
めの信号処理を施し、出力端子5より出力する。出力端
子5より出力された映像信号は、図示していない表示部
に供給される。
【0015】複数閾値2値変換回路16は、デジタル変
換された映像信号を複数の閾値を用いて2値のデータに
変換し、信号合成回路17に入力する。本実施例では、
複数閾値2値変換回路16は、映像信号を3つの閾値を
用いて3つの2値データに変換しており、信号合成回路
17はその3つの2値データを合成する。複数閾値2値
変換回路16及び信号合成回路17の具体的構成及び動
作は後に詳述する。信号合成回路17の出力はフレーム
同期検出回路7に入力される。
【0016】フレーム同期検出回路7は、信号合成回路
17より入力された1つの2値信号よりフレーム同期信
号を検出し、水平タイミング発生回路8に入力する。水
平タイミング発生回路8は、フレーム同期信号によって
位相制御された水平タイミング信号を発生し、クランプ
回路2,水平同期検出回路9,位相比較器10に入力す
る。
【0017】水平同期検出回路9は、入力された水平タ
イミング信号を基にして映像信号における水平同期信号
の位置を判断して水平同期信号を抜き出し、位相比較器
10に入力する。位相比較器10は、水平同期検出回路
9より入力された水平同期信号と水平タイミング発生回
路8より入力された水平タイミング信号との位相差を検
出する。クロック発生器11は、位相比較器10からの
検出出力に応じて、位相差が零となるように位相制御さ
れたクロックパルスを発生する。このクロックパルス
は、A/D変換器3にサンプリングクロックとして入力
される。
【0018】ここで、図2を用いて、複数閾値2値変換
回路16及び信号合成回路17の具体的構成及び動作に
ついて詳細に説明する。複数閾値2値変換回路16は、
一例として、96/255,128/255,160/
255のように、入力された映像信号のレベルの中心よ
り等距離となるよう3つの閾値を設定する。図2におい
て、映像信号は、入力された値がそれぞれ95/25
5,127/255,159/255より大きいか否か
を判定する3つのコンパレータ161,162,163
に入力され、256階調(8ビット)の信号が2値(1
ビット)の信号に変換され出力される。コンパレータの
数は閾値の数に対応する。
【0019】コンパレータ161〜163の出力は信号
合成回路17に入力される。コンパレータ161の出力
は、正極エッジを検出する正極エッジ検出回路171
と、負極エッジを検出する負極エッジ検出回路172に
入力される。コンパレータ162の出力は、正極エッジ
を検出する正極エッジ検出回路173と、負極エッジを
検出する負極エッジ検出回路174に入力される。コン
パレータ163の出力は、正極エッジを検出する正極エ
ッジ検出回路175と、負極エッジを検出する負極エッ
ジ検出回路176に入力される。
【0020】正極エッジ検出回路171,173,17
5は正極エッジを検出し、負極エッジ検出回路172,
174,176は負極エッジを検出する。本実施例で
は、検出した正極エッジ及び負極エッジは、負極性パル
ス信号として出力される。正極エッジ検出回路171,
173,175の検出出力は、AND回路177に入力
され、負極エッジ検出回路172,174,176の検
出出力は、AND回路178に入力される。AND回路
177の出力はSRフリップフロップ179のセット入
力(負論理)に与えられる。AND回路178の出力は
SRフリップフロップ179のリセット入力(負論理)
に与えられる。
【0021】正極エッジ検出回路171,173,17
5の検出出力のいずれか1つでも変化すれば(ローとな
れば)、AND回路177の出力がローとなり、SRフ
リップフロップ179はセットされる。また、負極エッ
ジ検出回路172,174,176の検出出力のいずれ
か1つでも変化すれば(ローとなれば)、AND回路1
77の出力がローとなり、SRフリップフロップ179
はリセットされる。これによって、映像信号のレベルが
偏っていても、複数の閾値で2値化された信号のいずれ
かに変化があれば、フレーム同期検出回路7には映像信
号中に含まれるフレーム同期信号の情報が伝達されるこ
ととなる。
【0022】以上の構成により、本発明の同期検出回路
によれば、映像信号のレベルに影響を受けることなく、
同期信号を高速に検出することができる。なお、本発明
の構成では、フレーム同期検出回路は1つでよい。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の同
期検出回路は、A/D変換器より出力されたデジタル信
号を複数の閾値にて2値信号に変換する複数閾値2値変
換回路と、この複数閾値2値変換回路より出力された複
数の信号を合成し、1つの2値信号として出力する信号
合成回路と、この信号合成回路の出力より、そこに含ま
れているフレーム同期信号を検出するフレーム同期検出
回路とを備えて構成したので、映像信号のレベルに影響
を受けることなく、同期信号を高速に検出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の要部の具体的構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図3】従来例を示すブロック図である。
【図4】フレーム同期信号を示す波形図である。
【図5】従来例の問題点を説明するための波形図であ
る。
【符号の説明】
1 入力端子 2 クランプ回路 3 A/D変換器 4 映像信号処理回路 5 出力端子 7 フレーム同期検出回路 8 水平タイミング発生回路 9 水平同期検出回路 10 位相比較器 11 クロック発生器 16 複数閾値2値変換回路 17 信号合成回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されたアナログ信号をデジタル信号に
    変換するA/D変換器を備え、前記A/D変換器より出
    力されたデジタル信号に含まれる同期信号を検出する同
    期検出回路において、 前記A/D変換器より出力されたデジタル信号を複数の
    閾値にて2値信号に変換する複数閾値2値変換回路と、 前記複数閾値2値変換回路より出力された複数の信号を
    合成し、1つの2値信号として出力する信号合成回路
    と、 前記信号合成回路の出力より、そこに含まれているフレ
    ーム同期信号を検出するフレーム同期検出回路とを備え
    て構成したことを特徴とする同期検出回路。
JP10282251A 1998-10-05 1998-10-05 同期検出回路 Pending JP2000115576A (ja)

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