JPH0568089U - 計器のバルブアッセンブリ固定構造 - Google Patents

計器のバルブアッセンブリ固定構造

Info

Publication number
JPH0568089U
JPH0568089U JP757992U JP757992U JPH0568089U JP H0568089 U JPH0568089 U JP H0568089U JP 757992 U JP757992 U JP 757992U JP 757992 U JP757992 U JP 757992U JP H0568089 U JPH0568089 U JP H0568089U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
case
valve assembly
instrument
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP757992U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2575637Y2 (ja
Inventor
清 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP1992007579U priority Critical patent/JP2575637Y2/ja
Publication of JPH0568089U publication Critical patent/JPH0568089U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2575637Y2 publication Critical patent/JP2575637Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の振動やプラスチックの劣下等に対して
もソケットが緩んだり脱落したりしないような計器のバ
ルブアッセンブリ固定構造の提供を目的とする。 【構成】 バルブアッセンブリのソケット3に笠状のフ
ランジ部21を設ける。更にソケット3にアーム状の弾
性的な係合突起32を設け、かつ係合突起32の先端部
に凸部32aを設ける。一方、計器のケースにはバルブ
穴を設け、該バルブ穴の周囲に係止部を設ける。ソケッ
トをバルブ穴に挿入して捻り、ソケットに設けられたフ
ランジ部と係合突起とによりケースを両面から弾性的に
挟んで、該バルブアッセンブリをケース面に固定する。
このとき、係合突起32の凸部32aがケース面の係止
部に係止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、計器のバルブアッセンブリ固定構造に係り、詳しくは計器のケース 面に取り付けたバルブアッセンブリが熱等により変形し、あるいは振動等により 、緩んだり脱落したりするのを防止するようにした計器のバルブアッセンブリ固 定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このようなバルブアッセンブリ固定構造として、図4に示すようなもの がある。図において、1は計器のケースであり、その表面にフレキシブル配線板 6が配置されていて、ケース1及び該配線板6の同位置に開けられたバルブ穴4 にはソケット3が嵌合固定されている。すなわち、図5(A)に示すように、ケ ース1の表面にはソケット3を固定するための円形のバルブ穴4が開けられてお り、該バルブ穴4の両端には一対の切り欠き部8が設けられている。また、ソケ ット3はプラスチックで形成されており、その中にはバルブ2が着脱自在に嵌合 されていて、全体でバルブアッセンブリ20を構成している。
【0003】 ソケット3には、両側に一対の切り込み21aを有する笠状のフンランジ部2 1と側面視三角形状の一対の係合突起12が設けられており、両者の間隔hは、 ケース1のバルブ穴4の部分の板厚Hにフレキシブル配線板6の厚みを加えた厚 みよりも若干小さくしている。このため、ソケット3を図4のようにバルブ2を 下向きにしてケース1のバルブ穴4に挿入して捻る(通常、時計方向へ)と、ソ ケット3はケース1に嵌合し圧縮しながら容易に回動する。そして、ソケット3 のフランジ部21と係合突起22とによってケース1を挟み込んだ状態になって 、バルブアッセンブリ20自体がケース1面に固定される。なお、ソケット3に は両側に一対のストッパ7が設けられており、ソケット3を捻っていくと、該ス トッパ7がケース1のバルブ穴4の両端に設けられた切り欠き部8の壁面に当接 して、それ以上ソケット3を捻ることはできず、これによりソケット3の固定位 置が決まる。
【0004】 また、フレキシブル配線板6の表面には、図4に示すように、バルブ穴4の周 囲に銅箔からなる導電部10が設けられており、該導電部10には回路パターン 11が接続されている。一方、前記ソケット3には一対のターミナル9が設けら れており、該ターミナル9は突起状になっていて、ソケット3がバルブ穴4に嵌 合されると、前記フレキシブル配線板6の導電部10と弾力的に接触するように 構成されている。そして、前記回路パターン11を介して導電部10に通電する とソケット3のターミナルを介してバルブ2に電気が印加されてバルブ2が点灯 する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように構成された従来のバルブアッセンブリ固定構造では 、計器を車両に搭載した場合に、車両の走行等による振動のため、あるいは熱に よるプラスチックの収縮、劣下等により、ケースに固定してあったソケットが緩 んだり脱落したりして、バルブの点灯が不確実になったり点灯不良をおこしたり する問題があった。
【0006】 本考案は、このような従来の欠点を改良して、車両の振動やプラスチックの劣 下等に対してもソケットが緩んだり脱落したりしないようにした計器のバルブア ッセンブリ固定構造の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ソケットとバルブからなるバルブアッセンブリを計器のケース面に 開けられたバルブ穴に挿入して捻り、ソケットに設けられたフランジ部と係合突 起とによりケースを両面から挟んで、該バルブアッセンブリをケース面に固定す る計器のバルブアッセンブリ固定構造において、前記係合突起を弾性構造にする とともに、その先端部に凸部を設け、更に該凸部が係合するケース面に該凸部が 係止させるための係止部を設けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】
上述構成に基づき、ソケットとバルブからなるバルブアッセンブリを計器のケ ース面に開けられたバルブ穴に挿入して捻ると、ソケットに設けられたフランジ 部と係合突起とによりケースを両面から挟む状態になる。このとき、弾性構造を 有する係合突起が弾性的にケース面を押圧し、かつ係合突起の先端部に設けられ た凸部がケース面に設けられた係止部に係止された状態になるので、振動により 、あるいは熱によるソケットの収縮、劣下等によってソケットが緩んだり脱落し たりする恐れがなくなる。
【0009】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の実施例について説明する。なお、従来の技術のと ころで説明したものと同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0010】 図1には、本考案の一実施例である計器のバルブアッセンブリ固定構造のバル ブアッセンブリ20が示されている。従来のバルブアッセンブリ20と異なると ころは、従来のソケット3に設けられている係合突起22は側面視三角形状であ り、かつソケット3の側面から段状になって突出しているのに対し、本考案実施 例にかかる係合突起32は、図1(A)に示すように、側面視アーム状になって いて、先端部には凸部32aが設けられている。また、図1(B)に示すように 、係合突起32は上端部でのみソケット3と繋がっており、他の部分とソケット 3との間には隙間が開いていて、上下方向に対して弾性を持っている。なお、ソ ケット3と係合突起32とは従来と同様一体的に形成されている。
【0011】 一方、計器のバルブアッセンブリ固定構造を構成する計器のケース1には、図 2(A)に示すように、従来と同様に円形のバルブ穴4が開けられており、両端 に一対の切り欠き部8が設けられている。図2(A)はケース1を内面から見た 図で、該切り欠き部8の左側にバルブ穴4に沿って所定の長さの係止部1aが形 成されており、該係止部1aは、図2(B)に示すように、側面視なだらかな傾 斜を有する三角形状になっている。
【0012】 そして、前記ソケット3を、図2(A)で示すケース1のバルブ穴4に紙面裏 側からバルブ2をこちら向きにして挿入して、向かって左側に捻ると、ソケット 3はケース1に嵌合しながら回動する。このとき、ソケット3に形成されている 係合突起32はケース1の係止部1aの上を弾性的に当接しながら滑り上がり、 係止部1aの終端部で下に落ちてケース1面に当接する。この状態で、係合突起 32に設けられている凸部32aがケース1の係止部1aの終端部の段差で係止 された状態になり、人為的にソケット3を逆転させない限り通常の振動等ではソ ケット3は逆転しないようになっている。また、ソケット3を形成するプラスチ ックの熱等による収縮や劣下等でも係止状態が維持される。なお、この状態のと きに、従来の技術のところで述べたように、ソケット3に設けられているストッ パ7がケース1の切り欠き部8の壁面に当接している。
【0013】 なお、上述した実施例では、ケース1の係止部1aをなだらかな傾斜を持つ三 角形状にしているが、図3(A)に示すように、山形1bにしてもよく、図3( B)に示すように、半円状の窪み1cにしてもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によると、ソケットに設けたフランジ部と係合突 起とによってバルブアッセンブリを計器のケースに弾性的に固定し、かつ係合突 起に設けた凸部をケースの係止部で係止するようにしたので、振動等によってソ ケットが緩んだり脱落したりする恐れはなく、また熱によるソケットの材質の変 化があっても同様に緩んだり脱落したりする恐れはない。
【提出日】平成4年7月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 ソケット3には、両側に一対の切り込み21aを有する笠状のフランジ部21 と側面視三角形状の一対の係合突起22が設けられており、両者の間隔hは、ケ ース1のバルブ穴4の部分の板厚Hのフレキシブル配線板6の厚みを加えた厚み よりも若干小さくしている。このため、ソケット3を図4のようにバルブ2を下 向きにしてケース1のバルブ穴4に挿入して捻る(通常、時計方向へ)と、ソケ ット3はケース1に嵌合し圧縮しながら容易に回動する。そして、ソケット3の フランジ部21と係合突起22とによってケース1を挟み込んだ状態になって、 バルブアッセンブリ20自体がケース1面に固定される。なお、ソケット3には 両側に一対のストッパ7が設けられており、ソケット3を捻っていくと、該スト ッパ7がケース1のバルブ穴4の両側に設けられた切り欠き部8の壁面に当接し て、それ以上ソケット3を捻ることはできず、これによりソケット3の固定位置 が決まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の計器のバルブアッセンブリ固定
構造に用いるバルブアッセンブリを示す図で、(A)は
側面図、(B)は(A)を矢印(イ)方向からみた図で
ある。
【図2】計器のケースの一部を示す図で、(A)はケー
ス内面を示す図で、(B)は(A)のA−A線断面図で
ある。
【図3】(A)、(B)ともケースの係止部の形を変え
た実施例である。
【図4】従来の計器のバルブアッセンブリ固定構造の要
部斜視図である。
【図5】(A)は従来の計器のケースの一部を示す斜視
図、(B)は従来のバルブアッセンブリの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ケース 1a 係止部 2 バルブ 3 ソケット 4 バルブ穴 21 フランジ部 32 係合突起 32a 凸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケットとバルブからなるバルブアッセ
    ンブリを計器のケース面に開けられたバルブ穴に挿入し
    て捻り、ソケットに設けられたフランジ部と係合突起と
    によりケースを両面から挟んで、該バルブアッセンブリ
    をケース面に固定する計器のバルブアッセンブリ固定構
    造において、 前記係合突起を弾性構造にするとともに、その先端部に
    凸部を設け、更に該凸部が係合するケース面に該凸部を
    係止させるための係止部を設けたことを特徴とする計器
    のバルブアッセンブリ固定構造。
JP1992007579U 1992-02-21 1992-02-21 計器のバルブアッセンブリ固定構造 Expired - Lifetime JP2575637Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992007579U JP2575637Y2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 計器のバルブアッセンブリ固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992007579U JP2575637Y2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 計器のバルブアッセンブリ固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0568089U true JPH0568089U (ja) 1993-09-10
JP2575637Y2 JP2575637Y2 (ja) 1998-07-02

Family

ID=11669727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992007579U Expired - Lifetime JP2575637Y2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 計器のバルブアッセンブリ固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2575637Y2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48108579U (ja) * 1972-03-17 1973-12-14
JPS5016756U (ja) * 1973-06-11 1975-02-22
JPS53126152U (ja) * 1977-03-14 1978-10-06
JPS6196488U (ja) * 1984-11-30 1986-06-20
JPS63153411U (ja) * 1987-03-27 1988-10-07

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48108579U (ja) * 1972-03-17 1973-12-14
JPS5016756U (ja) * 1973-06-11 1975-02-22
JPS53126152U (ja) * 1977-03-14 1978-10-06
JPS6196488U (ja) * 1984-11-30 1986-06-20
JPS63153411U (ja) * 1987-03-27 1988-10-07

Also Published As

Publication number Publication date
JP2575637Y2 (ja) 1998-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08180940A (ja) 電気コネクタ
EP0765009B1 (en) Card edge connector and terminal therefor
US4968261A (en) Electrical connector
JPH11204181A (ja) コネクタ
US5592720A (en) Mounting clip
JPH0568089U (ja) 計器のバルブアッセンブリ固定構造
JPS639056Y2 (ja)
JP4098713B2 (ja) 基板用コネクタの組付構造
JP2000110808A (ja) 車両用部品の車体取付機構
JP3556432B2 (ja) シールドケース
JPH0716370U (ja) 気密端子
JP4501400B2 (ja) シールドケース付き電子部品
JP2000090996A (ja) 接続端子
JP2552364Y2 (ja) ウエッジベースバルブ用ソケット
JP2722909B2 (ja) 半導体装置
JP2531839Y2 (ja) アンテナ素子取付金具
JP2553806Y2 (ja) 正特性サーミスタ装置
JPH0355265Y2 (ja)
JPH07153510A (ja) 表面実装型コネクタ
JP2836564B2 (ja) コネクタロック機構
JPS6241571Y2 (ja)
JPS6132919A (ja) 制御用機器の取付方法
JPS5937967Y2 (ja) 電気接続端子の固定装置
JPH0412592B2 (ja)
JP2020042907A (ja) 電子装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971216