JP2000090996A - 接続端子 - Google Patents
接続端子Info
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Abstract
防止すると共に、実装後の組み付けの際に作業者の手袋
等が引っ掛かり難くした接続端子を提供する。 【解決手段】 ばね性を有する導電性の薄板部材を略U
字形状に折曲し、一側を固定片10a、他側を接触片1
0bとし、接触片10bの先端に外側に膨出しその先端
10fが固定片10aの先端近傍に臨んで延出する半円
形状の接触部10eを形成し、固定片10aの先端に接
触部10eの外側且つ先端10f位置近傍まで突出する
突起10dを形成した構成としたものである。
Description
装される接続端子に関する。
ば、複数段組み込まれている場合、図7に示すように対
向するプリント基板1と3の各アースラインの各ランド
2と4とがアースバネ端子5により接続されている。ア
ースバネ端子5は、略U字状に折曲されて一側が固定片
5a、他側が接触片5bとされ、固定片5aが一側のプ
リント基板1のランド2にハンダ付けされ、接触片5b
の先端に形成された接触部5cが対向するプリント基板
3のランド4にばね力により圧接して、プリント基板1
と3のアースラインを電気的に接続する。
状のアースバネ端子は、接触片5bの先端に形成されて
いる接触部5cの先端5dと固定片5aとの間が開いて
いるために、プリント基板1に実装された後、機器に組
み付ける際に作業者の手袋等が接触部5cの先端5dに
引っ掛かり易く、接触片5cが矢印A方向に引っ張られ
て変形したり、或いは折曲部から折れたりする等の問題
がある。従って、作業者は、組付の際にアースバネ端子
5の接触部5cに手袋等が引っ掛かからないように配慮
しなければならず、作業性が低下する。
される際に位置ズレが発生し易く、隣接するランドに接
触してショートしたり、或いは接触部5cが相手側のプ
リント基板3のランド4に良好に接触し得なくなる等の
問題もある。アースバネ端子5は、自動機により電子部
品と共にプリント基板1に表面実装されるために、ハン
ダ付けの際に位置ずれしたり、或いは実装後に変形した
り折損した場合、工程上の関係や製品価値の観点等から
当該アースバネ端子5のみを交換することが困難であ
り、当該プリント基板を廃棄する場合が多い。アースバ
ネ端子5は低廉な部品であり、このような廉価なアース
バネ端子5のために高価な電子部品を多数実装したプリ
ント基板全体を廃棄することは、資源を浪費するばかり
でなく、最終製品としてのプリント基板のコストを高く
する等の問題を来すこととなる。
で、プリント基板に表面実装する際の位置ずれを防止す
ると共に、実装後の組み付けの際に作業者の手袋等が引
っ掛かり難くした接続端子を提供することを目的とす
る。
に本発明では、ばね性を有する導電性の薄板部材を略U
字形状に折曲し、一側を固定片、他側を接触片とし、前
記接触片の先端に外側に膨出しその先端が前記固定片の
先端近傍に臨んで延出する半円形状の接触部を形成し、
前記固定片の先端に前記接触部の外側且つ先端位置近傍
まで突出する突起を形成したことを特徴としている。
片の先端近傍に延出していることで、先端と固定片との
間の開口部が狭くなり、且つ固定片の突起が接触部の外
方に先端位置近傍まで上方に突出していることで、プリ
ント基板に実装された後の組み付けの際に手袋等が引っ
掛かることが防止される。これにより、接続端子が変形
したり、或いは引き起こされて折れる等の不具合を防止
することができる。
の際に相手方のプリント基板のランドに過度に押圧され
た場合、先端が固定片に当接係止されて接触部の過接触
が防止される。これにより、ばね性の劣化や変形等が防
止され、耐久性の向上が図られる。請求項2の発明で
は、前記固定片は、同じ大きさの2つの接続部が中心線
上に離隔して形成され、これらの接続部を介してプリン
ト基板に形成されるランドに接続されることを特徴とし
ている。
心線上に離隔して配置されていることで、プリント基板
に形成されたランドにハンダ付けされる際にこれらに作
用するハンダの表面張力が略同じになる。これにより、
固定片が前記ランドに位置決め固定され、隣接して形成
されている他のラインに接触することが防止される。ま
た、接触部の頂点が対向して配置される相手方のプリン
ト基板のランドに良好に接触可能となる。
詳細に説明する。図1乃至図4に示すように接続端子と
してのアースバネ端子10は、略U字形状をなし、一側
(図中下側)が固定片10a、他側(図中上側)が接触
片10bとされている。固定片10aは、先端中央部1
0cが突出し、その先端部10dが上方に向けて折曲さ
れている(以下「突起10d」という)。中央部10c
は、後述するプリント基板に形成されたアースラインの
ランドにハンダ付けするための接続部とされる(以下
「接続部10c」という)。
成されている。この接触部10eは、外方(図中上方)
に臨んで略半円形状に湾曲して形成されており、先端
(下端)10fが固定片10aの内面の先端近傍に対向
し、且つ当該接触部10eの付け根部分と略同じ位置ま
で延出している。図2及び図4に示すように接触部10
eは、両側部が頂点位置から先端10fまで徐々に面取
りされて幅が狭まくなり、更に先端10fの両隅部が面
取りされて曲面とされている。即ち、接触部10eは、
接触点としての頂点位置から先端側半分の両側部が面取
りされて滑らかな曲面とされている。
eの先端10fの当該固定片10aの内面からの自由高
と略同じ高さとされており、上部が両側部を面取りされ
て略半円形状をなす円滑な曲面とされている。図3に示
すように固定片10aは、略中央に舌片状の接続部10
gを残して接触片10bとの連設部寄りに大きく打ち抜
かれている。接続部10gは、先端の接続部10cと同
一直線上(固定片10aの中心線上)に配置され、且つ
同じ大きさ(面積)とされている。即ち、2つの接続部
10c、10gは、同一の面積を有し、固定片10aの
中心線上に離隔して配置されている。この接続部10g
も接続部10cと同様にプリント基板に形成されたアー
スラインのランドにハンダ付けされる。
bが自動機により吸着されてプリント基板に実装され
る。このため接触片10bは、図2に2点鎖線で示す吸
着機による吸着可能な大きさ(幅)とされている。この
アースバネ端子10は、ばね性を有する導電性の薄板に
より形成されている。図5に示すようにプリント基板1
1にはアースバネ端子10の接続部10c、10gと対
応して、且つこれらの接続部10c、10gと同じ大き
さ(面積)のランド12、13が形成されている。これ
らのランド12、13は、図6に示すようにプリント基
板11の内部で接続されており、更にアースライン(図
示せず)に接続されている。
固定片10aの各接続部10c、10gがプリント基板
11に形成されたランド12、13に載置されてハンダ
付けされる。2つの接続部10c、10gは、同じ大き
さ(面積)とされ、且つ固定片10aの中心線上に離隔
して配置されており、ランド12、13は、これらの接
続部10c、10gと同じ大きさ(面積)とされている
ことで、ランド12、13にハンダ付けする際にこれら
の接続部10c、10gとランド12、13との間のハ
ンダの表面張力が接続部10c、10gに略同じに作用
する。これにより、接続部10c、10gの位置ずれが
防止され、固定片10aが正確に位置決め固定される。
即ち、アースバネ端子10がプリント基板11に正確に
位置決め固定される。これにより、アースバネ端子10
は、固定部10aが隣接して形成されている他のライン
に接触することが防止されると共に、接触部10eの頂
点が対向して配置されるプリント基板15のアースライ
ンのランド16に正確に接触可能となる。
起10dの上部、及び接触部10eの先端10fの両隅
部が夫々面取りされて円滑な曲面とされ、且つ接触部1
0eが略半円形状に湾曲して先端10fが固定片10a
側に延出していることで(図4)、実装後の当該プリン
ト基板11の組み付の際に手袋等が引っ掛かることが防
止される。
て先端10fが固定片10a側に延出していることで、
これらの先端10fと固定片10aとの間の開口部が狭
くなり、且つ固定片10aの突起10dが接触部10e
の外方に先端10fの高さ位置まで上方に突出している
ことで(図1)、手袋等が接触部10eの先端10fに
引っ掛かることが防止される。即ち、突起10dは、接
触部10eの先端10fの保護カバーとして作用する。
これにより、プリント基板11の組み付けの際に手袋等
が引っ掛かってアースバネ端子10が変形したり、或い
は引き起こされて折損したりすることが防止される。
の組み付けの際に相手方のプリント基板15のランド1
6に過度に押圧された場合、先端10fが固定片10a
に当接して係止される。即ち、先端10fは、接触部1
0eのストッパとして作用する。これにより、アースバ
ネ端子10は、接触部10eの過接触が防止され、ばね
性の劣化や変形等が防止され、耐久性の向上が図られ
る。
子に適用した場合について記述したが、アースバネ端子
に限るものではなく、他の接続端子にも適用し得ること
は勿論である。
接触部が略半円形状に湾曲して先端が固定片の先端近傍
に延出していることで、先端と固定片との間の開口部が
狭くなり、且つ固定片の突起が接触部の外方に先端位置
近傍まで上方に突出していることで、プリント基板に実
装された後の組み付けの際に作業者の手袋等が引っ掛か
って変形したり、或いは引き起こされて折損したりする
ことが防止される。この結果、作業性の向上が図られる
と共に、電子部品を実装した後のプリント基板の廃棄等
による無駄がなくなり、歩留まりの向上、コストの低減
が図られる。
の際に相手方のプリント基板のランドに過度に押圧され
た場合、先端が固定片に当接して係止されて接触部の過
接触が防止される。これにより、ばね性の劣化や変形等
が防止され、耐久性の向上が図られる。請求項2の発明
では、2つの接続部が同じ大きさで固定片の中心線上に
離隔して配置されていることで、プリント基板に形成さ
れたランドにハンダ付けされる際にこれらに作用するハ
ンダの表面張力が略同じになり、固定片が前記ランドに
正確に位置決め固定され、隣接して形成されている他の
ラインに接触することが防止されると共に、接触部の頂
点が対向して配置される相手方のプリント基板のランド
に良好に接触可能となる。
る。
基板の要部平面図である。
表面実装した断面図である。
基板の断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ばね性を有する導電性の薄板部材を略U
字形状に折曲し、一側を固定片、他側を接触片とし、前
記接触片の先端に外側に膨出しその先端が前記固定片の
先端近傍に臨んで延出する半円形状の接触部を形成し、
前記固定片の先端に前記接触部の外側且つ先端位置近傍
まで突出する突起を形成したことを特徴とする接続端
子。 - 【請求項2】 前記固定片は、同じ大きさの2つの接続
部が中心線上に離隔して形成され、これらの接続部を介
してプリント基板に形成されるランドに接続されること
を特徴とする請求項1に記載の接続端子。
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JP25542898A JP4001215B2 (ja) | 1998-09-09 | 1998-09-09 | 接続端子 |
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ID=17278641
Family Applications (1)
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JP25542898A Expired - Fee Related JP4001215B2 (ja) | 1998-09-09 | 1998-09-09 | 接続端子 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015535653A (ja) * | 2012-12-03 | 2015-12-14 | ローゼンベルガー ホーフフレクベンツテクニーク ゲーエムベーハー ウント ツェーオー カーゲー | コンタクトラグ |
KR20170004829A (ko) * | 2015-07-01 | 2017-01-11 | 주식회사 아모텍 | 기능성 컨택터 및 이를 구비한 휴대용 전자장치 |
-
1998
- 1998-09-09 JP JP25542898A patent/JP4001215B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20170004829A (ko) * | 2015-07-01 | 2017-01-11 | 주식회사 아모텍 | 기능성 컨택터 및 이를 구비한 휴대용 전자장치 |
KR20170004830A (ko) * | 2015-07-01 | 2017-01-11 | 주식회사 아모텍 | 기능성 컨택터 및 이를 구비한 휴대용 전자장치 |
CN107810540A (zh) * | 2015-07-01 | 2018-03-16 | 阿莫泰克有限公司 | 功能性连接器及具有其的便携式电子装置 |
KR101939650B1 (ko) * | 2015-07-01 | 2019-01-17 | 주식회사 아모텍 | 기능성 컨택터 및 이를 구비한 휴대용 전자장치 |
KR101939651B1 (ko) * | 2015-07-01 | 2019-01-17 | 주식회사 아모텍 | 기능성 컨택터 및 이를 구비한 휴대용 전자장치 |
CN107810540B (zh) * | 2015-07-01 | 2019-08-09 | 阿莫泰克有限公司 | 功能性连接器及具有其的便携式电子装置 |
US10650945B2 (en) | 2015-07-01 | 2020-05-12 | Amotech Co., Ltd. | Functional contactor and portable electronic device having same |
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