JPH0567786B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0567786B2 JPH0567786B2 JP57154892A JP15489282A JPH0567786B2 JP H0567786 B2 JPH0567786 B2 JP H0567786B2 JP 57154892 A JP57154892 A JP 57154892A JP 15489282 A JP15489282 A JP 15489282A JP H0567786 B2 JPH0567786 B2 JP H0567786B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel injection
- intake
- fuel
- valve
- injection hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 98
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 81
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 81
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 6
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000000889 atomisation Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M69/00—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
- F02M69/08—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel characterised by the fuel being carried by compressed air into main stream of combustion-air
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、各気筒に複数の吸気弁を備え、吸気
通路が吸気弁近傍で複数の吸気通路に分岐してい
る複吸気エンジンの燃料噴射弁の構造に関する。
通路が吸気弁近傍で複数の吸気通路に分岐してい
る複吸気エンジンの燃料噴射弁の構造に関する。
従来、１気筒に吸気弁を２個備えたエンジンで
電子制御式の燃料噴射システムを採用する場合、
吸気通路が２系統に独立しており、従つて、燃料
噴射弁をそれぞれの吸気通路に個別に取付ける必
要があり、燃料噴射弁の取付け個数が通常のエン
ジンに比べて倍加するなど、大幅なコストアツプ
ならびに装置の大型化は避けられなかつた。ま
た、仮に燃料噴射弁を各気筒に１個ずつ装着した
場合、２系統の吸気通路に均等に燃料を噴射しよ
うとすると、噴霧角を大きくする必要がある。こ
のように噴霧角を大きくとると、燃料が吸気管壁
に多く付着して過渡応答性が悪くなるなどの問題
点がある。
電子制御式の燃料噴射システムを採用する場合、
吸気通路が２系統に独立しており、従つて、燃料
噴射弁をそれぞれの吸気通路に個別に取付ける必
要があり、燃料噴射弁の取付け個数が通常のエン
ジンに比べて倍加するなど、大幅なコストアツプ
ならびに装置の大型化は避けられなかつた。ま
た、仮に燃料噴射弁を各気筒に１個ずつ装着した
場合、２系統の吸気通路に均等に燃料を噴射しよ
うとすると、噴霧角を大きくする必要がある。こ
のように噴霧角を大きくとると、燃料が吸気管壁
に多く付着して過渡応答性が悪くなるなどの問題
点がある。
この対策のため、実開昭52−170123号公報及び
実開昭55−64463号公報に記載されたような２つ
の噴孔を備えた燃料噴射弁、すなわち、コイルへ
の通電により進退動する針弁が着座する弁座を備
えたノズルボデーとそのノズルボデーの前記弁座
下流に穿設された２つの噴孔とから構成された燃
料噴射弁を、各気筒に１個ずつ装着し、各噴孔か
ら噴射された燃料を各吸気通路に指向することが
考えられた。
実開昭55−64463号公報に記載されたような２つ
の噴孔を備えた燃料噴射弁、すなわち、コイルへ
の通電により進退動する針弁が着座する弁座を備
えたノズルボデーとそのノズルボデーの前記弁座
下流に穿設された２つの噴孔とから構成された燃
料噴射弁を、各気筒に１個ずつ装着し、各噴孔か
ら噴射された燃料を各吸気通路に指向することが
考えられた。
しかしながら、この従来の燃料噴射弁において
は複数の噴孔をそれぞれ別々の箇所に穿設するた
めの加工代として針弁と噴孔との間に必然的に大
きな容積の空間部が存在する構成となる。これら
の複数の噴孔は、燃料を計量する機能をも兼ね備
えるため、この大きな空間部に対して絞りの作用
をする。従つて、針弁が閉じたあとも空間部内に
燃料が貯留し、貯留した燃料が周囲の圧力により
吸い出されたり吸い出されなかつたりするため、
針弁の開弁時間に対する燃料の計量精度が悪くな
るという問題もあつた。
は複数の噴孔をそれぞれ別々の箇所に穿設するた
めの加工代として針弁と噴孔との間に必然的に大
きな容積の空間部が存在する構成となる。これら
の複数の噴孔は、燃料を計量する機能をも兼ね備
えるため、この大きな空間部に対して絞りの作用
をする。従つて、針弁が閉じたあとも空間部内に
燃料が貯留し、貯留した燃料が周囲の圧力により
吸い出されたり吸い出されなかつたりするため、
針弁の開弁時間に対する燃料の計量精度が悪くな
るという問題もあつた。
本発明は、各気筒に対して複数の吸気弁と複数
の吸気通路を備える複吸気エンジンにおいて、各
気筒に対応する吸気通路に１個ずつ装着された燃
料噴射弁から複数の吸気弁のそれぞれに燃料を噴
射する際に、噴射されるべき燃料量を計量する機
能と、燃料を複数に分割し各吸気弁に指向せしめ
る機能とを、各々の機能に最適な別々の構成に持
たせることにより、燃料噴射量の計量精度を向上
し、かつ燃料を正確に複数の吸気弁に指向せしめ
ることを目的とする。
の吸気通路を備える複吸気エンジンにおいて、各
気筒に対応する吸気通路に１個ずつ装着された燃
料噴射弁から複数の吸気弁のそれぞれに燃料を噴
射する際に、噴射されるべき燃料量を計量する機
能と、燃料を複数に分割し各吸気弁に指向せしめ
る機能とを、各々の機能に最適な別々の構成に持
たせることにより、燃料噴射量の計量精度を向上
し、かつ燃料を正確に複数の吸気弁に指向せしめ
ることを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の複吸気エ
ンジンの燃料噴射弁は、次の手段をとつている。
すなわち、各気筒の燃焼室が複数の吸気弁を備
え、該吸気弁近傍において吸気通路が各吸気弁に
対応する複数の吸気通路として構成されており、
各吸気弁に向けて燃料を噴射する電子制御式の燃
料噴射弁を備えた複吸気エンジンにおいて、 前記燃料噴射弁が、前記燃焼室に供給する燃料
量を計量しつつ噴射する単一の燃料噴射孔と、該
単一の燃料噴射孔から噴射された燃料の流れを複
数に分割して前記複数の吸気弁のそれぞれに向け
て指向する複数の噴出孔を有するアダプタとから
構成され、前記単一の燃料噴射孔は燃料噴射弁の
ニードル弁と同軸に形成されてニードル弁のシー
ト部直下流に開口するとともに、該ニードル弁の
シート部下流側に燃料噴射孔方向に突出する突出
部を備え、前記複数の噴出孔の通路範囲で最も狭
い部分の断面積の合計が前記燃料噴射孔の断面積
よりも大きく設定され、更に前記単一の燃料噴射
孔は前記複数の噴出孔の分岐部の頂部に指向せし
められる。
ンジンの燃料噴射弁は、次の手段をとつている。
すなわち、各気筒の燃焼室が複数の吸気弁を備
え、該吸気弁近傍において吸気通路が各吸気弁に
対応する複数の吸気通路として構成されており、
各吸気弁に向けて燃料を噴射する電子制御式の燃
料噴射弁を備えた複吸気エンジンにおいて、 前記燃料噴射弁が、前記燃焼室に供給する燃料
量を計量しつつ噴射する単一の燃料噴射孔と、該
単一の燃料噴射孔から噴射された燃料の流れを複
数に分割して前記複数の吸気弁のそれぞれに向け
て指向する複数の噴出孔を有するアダプタとから
構成され、前記単一の燃料噴射孔は燃料噴射弁の
ニードル弁と同軸に形成されてニードル弁のシー
ト部直下流に開口するとともに、該ニードル弁の
シート部下流側に燃料噴射孔方向に突出する突出
部を備え、前記複数の噴出孔の通路範囲で最も狭
い部分の断面積の合計が前記燃料噴射孔の断面積
よりも大きく設定され、更に前記単一の燃料噴射
孔は前記複数の噴出孔の分岐部の頂部に指向せし
められる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例を
説明する。
説明する。
第１図ないし第４図は、本発明の一実施例を示
しており、複吸気弁装置１は、第２図から分るよ
うに、各気筒１１の燃焼室１２に対して吸気通路
が複数の吸気通路１３及び１４に分岐しており、
しかも、これらの吸気通路１３及び１４には、そ
れぞれ吸気弁１５が備えてある。
しており、複吸気弁装置１は、第２図から分るよ
うに、各気筒１１の燃焼室１２に対して吸気通路
が複数の吸気通路１３及び１４に分岐しており、
しかも、これらの吸気通路１３及び１４には、そ
れぞれ吸気弁１５が備えてある。
燃料パイプ２００を介して図示していないプレ
ツシヤレギユレータに接続されている電子制御燃
料噴射弁２（以下、燃料噴射弁２という）は、吸
気通路１３及び吸気通路１４の分岐部上流に配置
され、各吸気弁１５に向くようにして吸気管１６
の管壁に取付けてある。
ツシヤレギユレータに接続されている電子制御燃
料噴射弁２（以下、燃料噴射弁２という）は、吸
気通路１３及び吸気通路１４の分岐部上流に配置
され、各吸気弁１５に向くようにして吸気管１６
の管壁に取付けてある。
燃料噴射弁２は、ニードル弁３が開弁すること
により燃料を計量しつつ噴射する単一の燃料噴射
孔３０と、複数の噴出孔７及び８を備えかつ燃料
噴射孔３０との間に筒状空洞４０を形成する筒状
アダプタ４とから構成される。
により燃料を計量しつつ噴射する単一の燃料噴射
孔３０と、複数の噴出孔７及び８を備えかつ燃料
噴射孔３０との間に筒状空洞４０を形成する筒状
アダプタ４とから構成される。
燃料噴射孔３０はニードル弁３と同軸に穿設さ
れておりニードル弁のシート部５０の直下流にて
開口し、更にニードル弁の先端部に設けられた突
出部３３が燃料噴射孔方向に突出しており、シー
ト部５０下流の空間を埋めるように構成されてい
る。この突出部の更に先端にはピントル部３５が
設けられている。
れておりニードル弁のシート部５０の直下流にて
開口し、更にニードル弁の先端部に設けられた突
出部３３が燃料噴射孔方向に突出しており、シー
ト部５０下流の空間を埋めるように構成されてい
る。この突出部の更に先端にはピントル部３５が
設けられている。
筒状アダプタ４に形成された噴出孔７及び８
は、筒状アダプタ４の自由端４２において、各噴
出孔７及び８の中心が、ニードル弁３の先端近傍
からそれぞれの吸気弁１５の中心に向け、各別に
傾斜して指向しており、燃料噴射孔３０はこれら
の噴出孔７と８を分割する分岐壁６０のエツジ状
の頂部７０に向けて燃料が噴射される様に指向さ
れる。
は、筒状アダプタ４の自由端４２において、各噴
出孔７及び８の中心が、ニードル弁３の先端近傍
からそれぞれの吸気弁１５の中心に向け、各別に
傾斜して指向しており、燃料噴射孔３０はこれら
の噴出孔７と８を分割する分岐壁６０のエツジ状
の頂部７０に向けて燃料が噴射される様に指向さ
れる。
空気通路５は、ニードル弁３の周囲に形成さ
れ、しかも、ニードル弁３の先端近傍の筒状空洞
４０に連通させてある。
れ、しかも、ニードル弁３の先端近傍の筒状空洞
４０に連通させてある。
複数の空気流入口６は、燃料噴射孔３０近傍の
筒状アダプタ４の筒壁４１に設けられ、空気供給
路に接続されて、上記空気通路５へ強制的に空気
を導入させる。空気供給路である高圧空気管１７
は、第１図に示すように、その一端１７１が、ス
ロツトルバルブ１８の上流側において、吸気管１
６の管壁に穿設した空気吸入ポート１６１に接続
され、その他端１７２は、上記複数の空気流入口
６に、図示しないシール材を用いて接続されてい
る。
筒状アダプタ４の筒壁４１に設けられ、空気供給
路に接続されて、上記空気通路５へ強制的に空気
を導入させる。空気供給路である高圧空気管１７
は、第１図に示すように、その一端１７１が、ス
ロツトルバルブ１８の上流側において、吸気管１
６の管壁に穿設した空気吸入ポート１６１に接続
され、その他端１７２は、上記複数の空気流入口
６に、図示しないシール材を用いて接続されてい
る。
なお、１７０は、高圧空気管１７に設けられて
いる空気ポンプである。
いる空気ポンプである。
つぎに、上記のように構成された本実施例装置
における複吸気エンジンの燃料噴射弁の作用につ
いて説明する。
における複吸気エンジンの燃料噴射弁の作用につ
いて説明する。
燃料パイプ２００を介して燃料噴射弁２に供給
された燃料は、ニードル弁３が開弁することによ
り、単一の燃料噴射孔３０で計量されながら筒状
空洞４０に噴射される。この時、ニードル弁が閉
弁しても燃料噴射孔がニードル弁のシート部の直
下流に開口しており、ニードル弁の先端部に設け
られた突出部３３が燃料噴射孔方向に突出してい
るため、シート部５０下流に燃料が溜まる空間が
極力小さくなり、燃料噴射孔の内部への燃料の溜
まりが低減され、計量精度は確保される。また突
出部３３の先端にピントル部３５を設ければ燃料
の溜まる空間をさらに低減できる。
された燃料は、ニードル弁３が開弁することによ
り、単一の燃料噴射孔３０で計量されながら筒状
空洞４０に噴射される。この時、ニードル弁が閉
弁しても燃料噴射孔がニードル弁のシート部の直
下流に開口しており、ニードル弁の先端部に設け
られた突出部３３が燃料噴射孔方向に突出してい
るため、シート部５０下流に燃料が溜まる空間が
極力小さくなり、燃料噴射孔の内部への燃料の溜
まりが低減され、計量精度は確保される。また突
出部３３の先端にピントル部３５を設ければ燃料
の溜まる空間をさらに低減できる。
そして、燃料噴射孔３０より筒状空洞４０に噴
射された燃料は、噴出孔７と８を分割する分岐壁
６０のエツジ状頂部７０に衝突し、各噴出孔方向
に分割され、各噴出孔７及び８から各吸気通路１
３及び１４に向けて噴射される。また、エツジ状
頂部７０に衝突した燃料は噴出孔から空気ポンプ
１７０により圧送された空気とともに噴出され、
燃料の微粒化が向上される。
射された燃料は、噴出孔７と８を分割する分岐壁
６０のエツジ状頂部７０に衝突し、各噴出孔方向
に分割され、各噴出孔７及び８から各吸気通路１
３及び１４に向けて噴射される。また、エツジ状
頂部７０に衝突した燃料は噴出孔から空気ポンプ
１７０により圧送された空気とともに噴出され、
燃料の微粒化が向上される。
さらに、燃料は単一の燃料噴射孔３０によつて
計量された後、筒状アダプタ４０に形成した噴出
孔７及び８により分流されるが、単一の燃料噴射
孔３０から噴射された燃料流に対して、複数の噴
出孔が絞りとして機能しない様に構成されてい
る。即ち複数の噴出孔７，８の通路範囲で最も狭
い部分の断面積の合計が燃料噴射孔３０の断面積
よりも大きく設定されているため、燃料の計量は
単一の燃料噴射孔３０のみで行われることにな
り、複数の噴出孔と燃料噴射孔との間に燃料が溜
まることも防止できる。
計量された後、筒状アダプタ４０に形成した噴出
孔７及び８により分流されるが、単一の燃料噴射
孔３０から噴射された燃料流に対して、複数の噴
出孔が絞りとして機能しない様に構成されてい
る。即ち複数の噴出孔７，８の通路範囲で最も狭
い部分の断面積の合計が燃料噴射孔３０の断面積
よりも大きく設定されているため、燃料の計量は
単一の燃料噴射孔３０のみで行われることにな
り、複数の噴出孔と燃料噴射孔との間に燃料が溜
まることも防止できる。
本発明によれば、各気筒の燃焼室が複数の吸気
弁を備え、吸気弁近傍で吸気通路が複数に分岐し
ている複吸気エンジンにおいて、各気筒に対して
１個の燃料噴射弁を設け、その燃料噴射弁の噴射
部を、燃料を計量しつつ噴射する単一の燃料噴射
孔と、燃料噴射孔から噴射された燃料の流れを複
数に分割するとともに複数の吸気弁のそれぞれに
向けて指向する複数の噴出孔を備えるアダプタと
から構成し、前記単一の燃料噴射孔をニードル弁
と同軸に形成してニードル弁のシート部直下流に
開口するとともに、該ニードル弁のシート部下流
側に燃料噴射孔方向に突出する突出部を設け、前
記複数の噴出孔をその通路範囲で最も狭い部分の
断面積の合計が前記燃料噴射孔の断面積よりも大
きく設定され、更に前記単一の燃料噴射孔は前記
複数の噴出孔の分岐部の頂部に指向せしめられる
ことにより、各気筒に供給される燃料の計量精度
を向上できるとともに、各々の吸気弁に向けて正
確に燃料を指向させることができる。
弁を備え、吸気弁近傍で吸気通路が複数に分岐し
ている複吸気エンジンにおいて、各気筒に対して
１個の燃料噴射弁を設け、その燃料噴射弁の噴射
部を、燃料を計量しつつ噴射する単一の燃料噴射
孔と、燃料噴射孔から噴射された燃料の流れを複
数に分割するとともに複数の吸気弁のそれぞれに
向けて指向する複数の噴出孔を備えるアダプタと
から構成し、前記単一の燃料噴射孔をニードル弁
と同軸に形成してニードル弁のシート部直下流に
開口するとともに、該ニードル弁のシート部下流
側に燃料噴射孔方向に突出する突出部を設け、前
記複数の噴出孔をその通路範囲で最も狭い部分の
断面積の合計が前記燃料噴射孔の断面積よりも大
きく設定され、更に前記単一の燃料噴射孔は前記
複数の噴出孔の分岐部の頂部に指向せしめられる
ことにより、各気筒に供給される燃料の計量精度
を向上できるとともに、各々の吸気弁に向けて正
確に燃料を指向させることができる。
第１図は本発明の実施例を示す縦断面図、第２
図は第１図のＡ矢視図、第３図は本発明実施例の
要部断面図、第４図は第３図のＢ矢視図である。 １…複吸気弁装置、１３…吸気通路、１４…吸
気通路、１５…吸気弁、１６…吸気管、２…電子
制御燃料噴射弁、３…ニードル弁、３０…燃料噴
射孔、３３…突出部、３５…ピントル部、４…筒
状アダプタ、４０…筒状アダプタの自由端、５…
空気通路、６…空気流入口、７…噴出口、８…噴
出孔、５０…シート部、６０…分岐壁、７０…頂
部。
図は第１図のＡ矢視図、第３図は本発明実施例の
要部断面図、第４図は第３図のＢ矢視図である。 １…複吸気弁装置、１３…吸気通路、１４…吸
気通路、１５…吸気弁、１６…吸気管、２…電子
制御燃料噴射弁、３…ニードル弁、３０…燃料噴
射孔、３３…突出部、３５…ピントル部、４…筒
状アダプタ、４０…筒状アダプタの自由端、５…
空気通路、６…空気流入口、７…噴出口、８…噴
出孔、５０…シート部、６０…分岐壁、７０…頂
部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 各気筒の燃焼室が複数の吸気弁を備え、該吸
気弁近傍において吸気通路が各吸気弁に対応する
複数の吸気通路として構成されており、各吸気弁
に向けて燃料を噴射する電子制御式の燃料噴射弁
を備えた複吸気エンジンにおいて、 前記燃料噴射弁が、前記燃焼室に供給する燃料
量を計量しつつ噴射する単一の燃料噴射孔と、該
単一の燃料噴射孔から噴射された燃料の流れを複
数に分割して前記複数の吸気弁のそれぞれに向け
て指向する複数の噴出孔を有するアダプタとから
構成され、前記単一の燃料噴射孔は燃料噴射弁の
ニードル弁と同軸に形成されてニードル弁のシー
ト部直下流に開口するとともに、該ニードル弁の
シート部下流側に燃料噴射孔方向に突出する突出
部を備え、前記複数の噴出孔の通路範囲で最も狭
い部分の断面積の合計が前記燃料噴射孔の断面積
よりも大きく設定され、更に前記単一の燃料噴射
孔は前記複数の噴出孔の分岐部の頂部に指向せし
められることを特徴とする複吸気エンジンの燃料
噴射弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15489282A JPS5943962A (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 複吸気エンジンの燃料噴射弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15489282A JPS5943962A (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 複吸気エンジンの燃料噴射弁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5943962A JPS5943962A (ja) | 1984-03-12 |
| JPH0567786B2 true JPH0567786B2 (ja) | 1993-09-27 |
Family
ID=15594229
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15489282A Granted JPS5943962A (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 複吸気エンジンの燃料噴射弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5943962A (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61116067A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-06-03 | Mazda Motor Corp | 燃料噴射式エンジンの吸気装置 |
| JPS6197582U (ja) * | 1984-12-04 | 1986-06-23 | ||
| JPH0444845Y2 (ja) * | 1985-03-30 | 1992-10-22 | ||
| US4773374A (en) * | 1985-10-03 | 1988-09-27 | Nippondenso Co., Ltd. | Fuel injection system for internal combustion engine |
| JPS62131969A (ja) * | 1985-12-02 | 1987-06-15 | Nippon Denso Co Ltd | 燃料噴射弁 |
| JPS62101065U (ja) * | 1985-12-17 | 1987-06-27 | ||
| JPS62135867U (ja) * | 1986-02-21 | 1987-08-26 | ||
| JPS63215869A (ja) * | 1987-03-04 | 1988-09-08 | Nippon Denso Co Ltd | 電磁式燃料噴射弁 |
| JPS6424161A (en) * | 1987-07-16 | 1989-01-26 | Nippon Denso Co | Solenoid operated fuel injection valve |
| EP0328277B1 (en) * | 1988-02-05 | 1993-03-24 | Lucas Industries Public Limited Company | Fuel injector |
| DE4004897C1 (en) * | 1990-02-16 | 1991-06-06 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart, De | IC engine fuel charge feed - has mix injection orifice coaxial to valve axis in base of sleeve |
| DE4005734A1 (de) * | 1990-02-23 | 1991-08-29 | Bosch Gmbh Robert | Vorrichtung zur einspritzung eines brennstoff-gas-gemisches |
| DE4104020A1 (de) * | 1991-02-09 | 1992-08-13 | Bosch Gmbh Robert | Vorrichtung zur einspritzung eines brennstoff-gas-gemisches |
| US5449120A (en) * | 1991-06-11 | 1995-09-12 | Nippondenso Co., Ltd. | Fuel feed apparatus of internal combustion engine |
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Also Published As
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|---|---|
| JPS5943962A (ja) | 1984-03-12 |
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