JPH0567684U - 小便器本体と排水トラップの接続構造 - Google Patents

小便器本体と排水トラップの接続構造

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JPH0567684U
JPH0567684U JP1791992U JP1791992U JPH0567684U JP H0567684 U JPH0567684 U JP H0567684U JP 1791992 U JP1791992 U JP 1791992U JP 1791992 U JP1791992 U JP 1791992U JP H0567684 U JPH0567684 U JP H0567684U
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JP
Japan
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drain trap
urinal
urinal body
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drain
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JP1791992U
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祥一 中村
和巳 百瀬
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株式会社イナックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小便器本体に排水トラップを結合させる工程
が原因となる歩留り低下を防止する。 【構成】 小便器本体12と排水トラップ13とを別々
に作製し、小便器本体12の排水口14に形成したフラ
ンジ部16と排水トラップ12の受部に形成したフラン
ジ部19の間にをシール材22を介装して、ボルト20
で連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、小便器本体と排水トラップの接続構造に関し、例えば配管ケース内 に給・排水管を設置し、該配管ケースの前面板に小便器を嵌め込んで取り付ける 小便器ユニットに利用される。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の小便器が並設される小便器用のトイレユニットを設置する場合に は、図1に示すように、前面板1,上面板2等からなる配管ケース3内に予め給 水管4、排水管5を敷設し、前面板1に小便器6,6…を嵌め込んで取り付ける 工法、すなわち乾式工法が用いられている。図1において、隣り合う小便器6, 6の間に設けられたパネル部分は、小便器6の取付施工及び修理等の際に開蓋さ れる点検パネル7である。
【0003】 ここでの小便器6は、図5に示すように、小便器本体8と排水トラップ9から なり、この排水トラップ9は小便器6の製造工程において、小便器本体8とは別 体として鋳込成形された後、小便器本体8の排水口に接合するように焼成された ものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、従来の小便器本体8と排水トラップ9とは、別体で鋳込成形した物 を、嵌め合わした状態で焼成して一体物とするので、その接合具合によっては不 完全な接合となって、不良品となり、歩留りが悪くなる原因となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る小便器本体と排水トラップの接続構造は、小便器本体の排出口が 第一のフランジ部となされ、該排出口に結合されるべき排水トラップの受部が第 二のフランジ部となされ、前記第一及び第二のフランジ部の間にシール材を介装 してボルト連結される構造である。
【0006】
【作用】
小便器本体と排水トラップは別体に成形され、しかもその接続部分には夫々フ ランジ部が形成されている。そして、小便器本体と排水トラップとを結合する際 には、前記両フランジ部の間にシール材を介装させた状態でボルト締めして取り 付ける。このように小便器本体と排水トラップを一体物の陶器にしないで、ボル ト締めする構造であるので、製造工程における歩留りの向上を図ることができる 。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る小便器本体と排水トラップの接続構造の実施例について、 図面を参照して説明する。 図2は本考案に係る小便器本体と排水トラップの接続状態を示す部分断面図、 図3は本考案に係る小便器本体と排水トラップとを接続した後の小便器を示す一 部破断した正面図である。
【0008】 図2及び図3において、小便器11は小便器本体12と排水トラップ13て構 成されている。小便器本体12と排水トラップ13とは別体として焼成された陶 器であり、小便器本体12の排出口14に複数のボルト装着孔15,15…を設 けた円盤状のフランジ部16が一体として形成されている。
【0009】 一方、排水トラップ13の前記排出受部17にも前記ボルト装着孔15,15 …に対応してボルト装着孔18,18…を設けた円盤状のフランジ部19が一体 として形成されている。なお、前記フランジ部16,19は円盤状のものに限る ものではないのは勿論である。
【0010】 前記両フランジ部16,19は両ボルト装着孔15,18に装着したボルト2 0及びナット21により緊密に締結されている。また両フランジ部16,19の 間にはリング形状をしたシール材22が介装されて水蜜構造になされている。
【0011】 上記構成からなる小便器本体12を小便器ユニットを構成する前記配管ケース 3に取り付けるには、例えば図4に示すように、小便器本体12の下端に形成し た係止部23を、小便器本体12を嵌め込むように開口されている前記前面板1 の開口下部24に係止させた状態で、小便器本体12を前面板1の開口部分へ嵌 め込み、前記点検パネル7(図1参照)を開放した状態で、この点検パネルの開 口部分から小便器本体12の裏面側に手を差し延ばしながら、小便器本体12の 背部32の複数箇所をボルト25締めして固定する。
【0012】 次いで、小便器本体12のフランジ部16と排水トラップ13のフランジ部1 9の間にシール材22を介装した状態で、小便器本体12及び排水トラップ13 のボルト装着孔15及び18に、ボルト20を挿入してナット21締めすること で水蜜構造にする。
【0013】 最後に、排水トラップ13の排水口27と排水管5の排水口28間をジョイン ト管29を介して接続し、このジョイント管29の両端部をバンド30,31に て緊着して取り付けて完了する。
【0014】 なお、上記実施例では、排水トラップ13を配管ケース3内で小便器本体12 に結合した場合を示したが、配管ケース3に設置する前に、小便器本体12と排 水トラップ13を予め結合した状態で嵌め込んでもよい。
【0015】 また、上記実施例は小便器ユニットに適用したが、ユニットではなく通常の単 品の小便器にも適用することができるのは勿論である。
【0016】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、小便器本体と排水トラップとはボルト締 めして接続され、製造工程において一体物として焼成する必要がないので、歩留 りを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一般的な小便器ユニットの外観を示す一
部断面にした斜視図である。
【図2】本考案に係る小便器本体と排水トラップの接続
構造を示す部分断面図である。
【図3】本考案に係る小便器を示す一部破断した正面図
である。
【図4】本考案に係る小便器本体の取付方法を説明する
ための断面図である。
【図5】従来の小便器本体と排水トラップの接続構造を
示す一部破断した正面図である。
【符号の説明】
11…小便器 12…小便器本体 13…排水トラップ
16,19…フランジ部 20…ボルト 22…シー
ル材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小便器本体の排出口が第一のフランジ部
    となされ、該排出口に結合されるべき排水トラップの受
    部が第二のフランジ部となされ、前記第一及び第二のフ
    ランジ部の間にシール材を介装してボルト連結されるこ
    とを特徴とする小便器本体と排水トラップの接続構造。
JP1791992U 1992-02-13 1992-02-13 小便器本体と排水トラップの接続構造 Expired - Fee Related JP2537950Y2 (ja)

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JPH0567684U true JPH0567684U (ja) 1993-09-07
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016021485A1 (ja) * 2014-08-07 2016-02-11 Ntn株式会社 自動車向け車輪部品の状態監視装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016021485A1 (ja) * 2014-08-07 2016-02-11 Ntn株式会社 自動車向け車輪部品の状態監視装置

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JP2537950Y2 (ja) 1997-06-04

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