JPH05222758A - 小便器ユニット - Google Patents
小便器ユニットInfo
- Publication number
- JPH05222758A JPH05222758A JP7512292A JP7512292A JPH05222758A JP H05222758 A JPH05222758 A JP H05222758A JP 7512292 A JP7512292 A JP 7512292A JP 7512292 A JP7512292 A JP 7512292A JP H05222758 A JPH05222758 A JP H05222758A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urinal
- drain
- urinal body
- drain trap
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小便器ユニットにおいて、小便器の嵌め込み
の作業性を良くする。また、小便器ユニットに使用する
小便器の製造歩留りの向上を図れる構造にする。 【構成】 小便器ユニットにおいて、小便器本体20の
排水口21に結合されるべき排水トラップ22を配管ケ
ース3内の排水管5に予め接続して固定しておき、小便
器本体20の排水口21と排水トラップ22の排水口受
部23との間にシール材27を介して嵌め合わせる。
の作業性を良くする。また、小便器ユニットに使用する
小便器の製造歩留りの向上を図れる構造にする。 【構成】 小便器ユニットにおいて、小便器本体20の
排水口21に結合されるべき排水トラップ22を配管ケ
ース3内の排水管5に予め接続して固定しておき、小便
器本体20の排水口21と排水トラップ22の排水口受
部23との間にシール材27を介して嵌め合わせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管ケース内に給・排
水管を設置し、該配管ケースの前面板に小便器を取り付
ける小便器ユニットに関する。
水管を設置し、該配管ケースの前面板に小便器を取り付
ける小便器ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の小便器が並設される小便器
用のトイレユニットを設置する場合には、図1に示すよ
うに、前面板1、上面板2等からなる配管ケース3内に
予め給水管4、排水管5を敷設し、前面板1に小便器
6,6…を嵌め込んで取り付ける工法、すなわち乾式工
法が用いられている。図1において、隣り合う小便器
6,6の間に設けられたパネル部分は、小便器6の取付
施工及び修理等の際に開蓋される点検パネル7である。
用のトイレユニットを設置する場合には、図1に示すよ
うに、前面板1、上面板2等からなる配管ケース3内に
予め給水管4、排水管5を敷設し、前面板1に小便器
6,6…を嵌め込んで取り付ける工法、すなわち乾式工
法が用いられている。図1において、隣り合う小便器
6,6の間に設けられたパネル部分は、小便器6の取付
施工及び修理等の際に開蓋される点検パネル7である。
【0003】ここでの小便器6は、図5に示すように小
便器本体8と該小便器本体8の排出口9に結合された排
水トラップ10とからなり、この排水トラップ10は製
造工程において、小便器本体8とは別体として鋳込成形
された後、小便器本体8の排水口9に結合するように焼
成される。
便器本体8と該小便器本体8の排出口9に結合された排
水トラップ10とからなり、この排水トラップ10は製
造工程において、小便器本体8とは別体として鋳込成形
された後、小便器本体8の排水口9に結合するように焼
成される。
【0004】そして、この種の小便器6の配管ケース3
への取り付けは、図6に示すように、小便器6の下端に
形成した係止部11を、前記前面板1の開口下部12に
係止させた状態で、小便器6を前面板1の開口部分へ嵌
め込むとともに前記点検パネル7(図1参照)を開放し
て、この点検パネルの開口部分から小便器6の裏面側に
手を差し延ばしながら、小便器6の裏面側の複数箇所を
ボルト13固定し、さらに排水トラップ10の排水口1
4と排水管5の排水口15間をジョイント管16を介し
て接続し、このジョイント管16の両端部をバンド1
7,18にて緊着して取り付けていた。
への取り付けは、図6に示すように、小便器6の下端に
形成した係止部11を、前記前面板1の開口下部12に
係止させた状態で、小便器6を前面板1の開口部分へ嵌
め込むとともに前記点検パネル7(図1参照)を開放し
て、この点検パネルの開口部分から小便器6の裏面側に
手を差し延ばしながら、小便器6の裏面側の複数箇所を
ボルト13固定し、さらに排水トラップ10の排水口1
4と排水管5の排水口15間をジョイント管16を介し
て接続し、このジョイント管16の両端部をバンド1
7,18にて緊着して取り付けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の小便
器ユニットにおいて、小便器6を取り付けるためには、
ボルト13締め、バンド17,18締めを施工現場にお
いて行わなければならず、取付作業が煩雑であり、しか
も取付の際には点検パネル7を開放して、狭い空間であ
る配管ケース3内で作業を行うので作業性が悪いという
問題があった。また、小便器本体8と排水トラップ10
とは、製造工程では一旦は別体で鋳込成形されるが、嵌
め合わした状態で焼成して一体物とするので、その接合
具合によっては不完全な接合となって、不良品となり、
歩留りが悪くなる原因となる。
器ユニットにおいて、小便器6を取り付けるためには、
ボルト13締め、バンド17,18締めを施工現場にお
いて行わなければならず、取付作業が煩雑であり、しか
も取付の際には点検パネル7を開放して、狭い空間であ
る配管ケース3内で作業を行うので作業性が悪いという
問題があった。また、小便器本体8と排水トラップ10
とは、製造工程では一旦は別体で鋳込成形されるが、嵌
め合わした状態で焼成して一体物とするので、その接合
具合によっては不完全な接合となって、不良品となり、
歩留りが悪くなる原因となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る小便器ユニ
ットは、配管ケース内に給・排水管を設置し、配管ケー
スの前面板に小便器本体を嵌め込んで取り付ける小便器
用配管ユニットであって、前記小便器本体に結合される
べき排水トラップは前記配管ケース内に固定され、前記
排水トラップの排水口受部にシール材を介して前記小便
器本体の排水口が嵌め込まれたものである。
ットは、配管ケース内に給・排水管を設置し、配管ケー
スの前面板に小便器本体を嵌め込んで取り付ける小便器
用配管ユニットであって、前記小便器本体に結合される
べき排水トラップは前記配管ケース内に固定され、前記
排水トラップの排水口受部にシール材を介して前記小便
器本体の排水口が嵌め込まれたものである。
【0007】
【作用】小便器と排水トラップを別体に構成し、排水ト
ラップを配管ケース内の排水管に接続して配管ケース内
に固定しておく。小便器本体を取り付けるには、配管ケ
ース内にすでに固定している排水トラップの排水口受部
にシール材を介して前記小便器本体の排水口を嵌め込
み、小便器の排水口と排水トラップの排水口と水密結合
して取り付ける。
ラップを配管ケース内の排水管に接続して配管ケース内
に固定しておく。小便器本体を取り付けるには、配管ケ
ース内にすでに固定している排水トラップの排水口受部
にシール材を介して前記小便器本体の排水口を嵌め込
み、小便器の排水口と排水トラップの排水口と水密結合
して取り付ける。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る小便器ユニットの実施例
について、図面を参照して説明する。図2は本発明に係
る小便器ユニットにおける小便器本体と排水トラップの
結合部分を示す断面図、図3は本発明に係る小便器ユニ
ットにおける小便器を示す一部破断した正面図、図4は
小便器本体の取付方法を説明する断面図である。
について、図面を参照して説明する。図2は本発明に係
る小便器ユニットにおける小便器本体と排水トラップの
結合部分を示す断面図、図3は本発明に係る小便器ユニ
ットにおける小便器を示す一部破断した正面図、図4は
小便器本体の取付方法を説明する断面図である。
【0009】図2において、小便器本体20の下端部は
細筒状の排水口21になされている。排水トラップ22
の上端部は漸拡した筒状の排水口受部23になされてい
る。この排水口受部23の内周縁24と前記小便器本体
20の排水口21の外周縁26との間には円筒リング状
のシール材27が緊密に介装され水密構造になされてい
る。図3において、前記排水トラップ22は、配管ユニ
ット3の床面に固定されている基台28に固着されてい
る。勿論、基台28を設けなくて、排水トラップ22を
床面に直接固定するようにしてもよい。
細筒状の排水口21になされている。排水トラップ22
の上端部は漸拡した筒状の排水口受部23になされてい
る。この排水口受部23の内周縁24と前記小便器本体
20の排水口21の外周縁26との間には円筒リング状
のシール材27が緊密に介装され水密構造になされてい
る。図3において、前記排水トラップ22は、配管ユニ
ット3の床面に固定されている基台28に固着されてい
る。勿論、基台28を設けなくて、排水トラップ22を
床面に直接固定するようにしてもよい。
【0010】次に、上記構成からなる小便器ユニットに
おいて、小便器本体20を配管ユニット3に取り付ける
方法について図4を参照して説明する。まず、前記配管
ケース3内の床板に固定した基台28を、小便器本体2
0を嵌め込むべき所定の間隔をおいて配設し、この基台
28に排水トラップ22を固定する。そして、この排水
トラップ22の排水口29と既に配設した排水管5の排
水口15とをジョイント管16介して接続し、このジョ
イント管16の両端部をバンド17,18にて緊着して
取り付けて、配管ケース3内での準備を完了する。
おいて、小便器本体20を配管ユニット3に取り付ける
方法について図4を参照して説明する。まず、前記配管
ケース3内の床板に固定した基台28を、小便器本体2
0を嵌め込むべき所定の間隔をおいて配設し、この基台
28に排水トラップ22を固定する。そして、この排水
トラップ22の排水口29と既に配設した排水管5の排
水口15とをジョイント管16介して接続し、このジョ
イント管16の両端部をバンド17,18にて緊着して
取り付けて、配管ケース3内での準備を完了する。
【0011】一方、小便器本体20,20…を配管ケー
ス3の前面板1に取り付けるには、小便器本体20の排
水口21の外周縁26に前記シール材27を締着した状
態で、前記係止部11と前面板1の開口下部12を係止
させた状態で、該小便器本体20を傾けながら、小便器
本体20の排水口21と排水トラップ22の排水口受部
23がシール材27を介して嵌め込んで水密状態にす
る。そのとき小便器本体20の背部30は、配管ケース
3内の背板31に当接するようになる。
ス3の前面板1に取り付けるには、小便器本体20の排
水口21の外周縁26に前記シール材27を締着した状
態で、前記係止部11と前面板1の開口下部12を係止
させた状態で、該小便器本体20を傾けながら、小便器
本体20の排水口21と排水トラップ22の排水口受部
23がシール材27を介して嵌め込んで水密状態にす
る。そのとき小便器本体20の背部30は、配管ケース
3内の背板31に当接するようになる。
【0012】しかして、小便器本体20は、その下端側
において前記係止部11と前面板1の開口下部12とが
係止し、しかも小便器本体20の排水口21と排水トラ
ップ22の排水口受部23がシール材27を介して係止
され、小便器本体20の背部30が配管ケース3内の背
板31に当接して、安定して位置決め固定されることに
なる。
において前記係止部11と前面板1の開口下部12とが
係止し、しかも小便器本体20の排水口21と排水トラ
ップ22の排水口受部23がシール材27を介して係止
され、小便器本体20の背部30が配管ケース3内の背
板31に当接して、安定して位置決め固定されることに
なる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、小
便器本体を嵌め込む前に排水トラップを配管ケース内に
設置し、小便器本体の排水口を排水トラップの排水口受
部に嵌め込んで取り付けるので、その取付作業は簡単で
ある。さらに、製造工程において、小便器本体と排水ト
ラップとを一体物に焼成する必要がないので、歩留りの
向上が図れる。
便器本体を嵌め込む前に排水トラップを配管ケース内に
設置し、小便器本体の排水口を排水トラップの排水口受
部に嵌め込んで取り付けるので、その取付作業は簡単で
ある。さらに、製造工程において、小便器本体と排水ト
ラップとを一体物に焼成する必要がないので、歩留りの
向上が図れる。
【図1】従来の一般的な小便器ユニットの外観を示す一
部断面にした斜視図である。
部断面にした斜視図である。
【図2】本発明に係る小便器ユニットにおいて、小便器
本体と排水トラップとの接続状態を示す部分断面図であ
る。
本体と排水トラップとの接続状態を示す部分断面図であ
る。
【図3】本発明に係る小便器ユニットにおける小便器を
示す一部破断した正面図である。
示す一部破断した正面図である。
【図4】本発明に係る小便器ユニットにおける小便器本
体の取付方法を説明するための断面図である。
体の取付方法を説明するための断面図である。
【図5】従来の小便器を示す一部破断した正面図であ
る。
る。
【図6】従来の小便器の取付方法を説明するための断面
図である。
図である。
3…配管ケース 20…小便器本体 21…排水口 2
2…排水トラップ 23…排水口受部 27…シール材
2…排水トラップ 23…排水口受部 27…シール材
Claims (1)
- 【請求項1】 配管ケース内に給・排水管を設置し、配
管ケースの前面板に小便器本体を嵌め込んで取り付ける
小便器ユニットであって、前記小便器本体に結合される
べき排水トラップは前記配管ケース内に固定され、前記
排水トラップの排水口受部にシール材を介して前記小便
器本体の排水口が嵌め込まれることを特徴とする小便器
ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7512292A JPH05222758A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 小便器ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7512292A JPH05222758A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 小便器ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05222758A true JPH05222758A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=13567086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7512292A Pending JPH05222758A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 小便器ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05222758A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5144151B1 (ja) * | 1968-09-12 | 1976-11-26 | ||
JPH0245336U (ja) * | 1988-09-13 | 1990-03-28 |
-
1992
- 1992-02-13 JP JP7512292A patent/JPH05222758A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5144151B1 (ja) * | 1968-09-12 | 1976-11-26 | ||
JPH0245336U (ja) * | 1988-09-13 | 1990-03-28 |
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