JPS6221298Y2 - - Google Patents

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JPS6221298Y2
JPS6221298Y2 JP14927083U JP14927083U JPS6221298Y2 JP S6221298 Y2 JPS6221298 Y2 JP S6221298Y2 JP 14927083 U JP14927083 U JP 14927083U JP 14927083 U JP14927083 U JP 14927083U JP S6221298 Y2 JPS6221298 Y2 JP S6221298Y2
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JP
Japan
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fuel
passage
air
fuel chamber
air bleed
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JP14927083U
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JPS6058214U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トラクターや耕運機等の汎用エンジ
ンへ燃料を供給する燃料通路の途中に装着使用さ
れる燃料フイルターに関する。
従来この種の燃料フイルターを砂漠地方などで
使用する場合、燃料フイルター一台では、燃料中
に混入した砂のうち微小の砂粒子が通過してしま
うため、後設のポンプの損傷を招き、また、短期
間で濾過能力が低下し、取り換えを頻繁に行なわ
なければならなかつた。そこで燃料フイルターを
二台使用し、二段階で濾過する方法が取られるよ
うになつた。しかし、単に燃料フイルターを二台
にしただけでは燃料フイルターの取り付け、燃料
フイルター間のパイピング、及び個々のエアー抜
き操作に手間がかかり、加えて大きなスペースを
必要とする不便が伴い、また、部品点数も多くな
るためコスト高となるものである。
本考案は上記の問題点に鑑みて考案されたもの
であり、以下その一実施例を図面に基づいて説明
する。
ボデー1には一対の燃料室46,47が並列的
に形成されており、該燃料室46,47中央には
管状突起部48,49が形成され、また、内部上
壁には入口通路17,21が形成されている。該
管状突起部48,49には出口通路20,24が
形成されているとともに、通過粒径の異なる濾紙
等によつて構成されるエレメント30,36が周
設されており(上流側の濾紙の通過粒径は下流側
のそれよりも大きい。)、該エレメント30,36
はカツプ29,35に内包されている。該カツプ
29,35は、前記燃料室46,47の開口部5
1,52にシール材39,41を介して当接して
おり、リングナツト・ボルト・ナツトなどの締付
具11によつて気密を保持している。以下、上記
説明中の各称のうち燃料経路の上流側にあるもの
に“第一”を、下流側にあるものに“第二”を接
頭語として付すこととする。第一入口通路17の
途中にバルブ部16が構成されており、末端は入
口ジヨイント7が形成されている。また、第一燃
料室46の内部上壁最高部には第一エアー抜き通
路43が形成されており、その先端には第一エア
ー抜きジヨイント26が形成されている。第一出
口通路20は第二入口通路21と連通しており、
かつ、その最高部は第三エアー抜き通路50と連
通しており、末端はエアー抜きプラグ33が気密
保持可能に螺嵌されている。出口ジヨイント25
へ通じる第二出口通路24の途上で最高部に位置
する所には第二エアー抜き通路44が形成されて
おり、その先端には第二エアー抜きジヨイント2
8が形成されている。
以上のように構成された本考案の燃料フイルタ
ーを実機に取付けた場合、入口ジヨイント7は燃
料タンクと、出口ジヨイント25は燃料ポンプと
ホースなどで接続され、かつ、第一エアー抜きジ
ヨイント26及び第二エアー抜きジヨイント28
はホース等により燃料タンク中の燃料液面より高
い所で大気開放となつている。この状態でバルブ
部16を“開”状態にすると、燃料が以下の燃料
通路を経て燃料ポンプへ供給されることとなる。
つまり、第一入口通路17・バルブ部16・第一
燃料室46・第一エレメント30・第一出口通路
20・第二入口通路21・第二燃料室47・第二
エレメント36・第二出口通路24の順である。
このとき、エアーが溜つてエアーロツクを起こす
可能性のある箇所が四箇所ある。第一燃料室4
6・第一出口通路20・第二燃料室47・第二出
口通路24である。ところが本考案の場合、第一
燃料室46に溜つたエアーは第一エアー抜き通路
43により、第二出口通路24に溜つたエアーは
第二エアー抜き通路44により、また、第一出口
通路20及び第二燃料室47に溜つたエアーは第
三エアー抜き通路50末端のエアー抜きプラグ3
3を緩める操作により簡単にエアーが抜けるもの
である。従来の燃料フイルターを二台使用した場
合に、エアー抜き操作が個々の入口側と、出口側
で行なわれるのに対して、わずか1回のエアー抜
き操作で済むという簡易化が可能となるものであ
る。加えて、ボデーを一体化したことによりエア
ー抜き機構が減少したうえに、バルブ部も一箇所
となるので部品点数が減少する。したがつて、組
立工程が減少し生産性が向上して低コストの製品
が提供でき、かつ、燃料フイルター間のパイピン
グも不要となり、スペースも必要としないもので
ある。さらに、燃料フイルターを一台のみ使用し
ている場合に比べると、通過粒径の異なるエレメ
ントを使用して二段階で濾過する本考案では、上
流側のエレメントがウオーターセパレータの役割
も果すことができ、またエレメント一台当りにか
かる負担が軽減化されるのでエレメント寿命も長
くなるものである。
以上のように、本考案は極めて利点の多い、産
業上有益な考案であると言える。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は正面図、第2図は平面図、第3図は第1図
のB−B部分断面図、第4図は第2図のA−A部
分断面図、第5図は第二エレメント部を示す正面
部分断面図である。 1……ボデー、7……入口ジヨイント、11…
…締付具、16……バルブ部、17……第一入口
通路、20……第一出口通路、21……第二入口
通路、24……第二出口通路、25……出口ジヨ
イント、26……第一エアー抜きジヨイント、2
8……第二エアー抜きジヨイント、29,35…
…カツプ、30……第一エレメント、33……エ
アー抜きプラグ、36……第二エレメント、3
9,41……シール材、43……第一エアー抜き
通路、44……第二エアー抜き通路、46……第
一燃料室、47……第二燃料室、48,49……
管状突起部、50……第三エアー抜き通路、5
1,52……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボデーに第一燃料室と第二燃料室を形成し、両
    燃料室には濾過能力を有すエレメントを内設し、
    第一燃料室中央に位置する管状突起部に形成され
    ている第一出口通路と第二燃料室の第二入口通路
    を連通させ、かつ、その通路中最高部に第三エア
    ー抜き通路を設け、第一燃料室の最高部及び第二
    出口通路の最高部に第一エアー抜き通路及び第二
    エアー抜き通路を設けたことを特徴とする二連式
    燃料フイルター。
JP14927083U 1983-09-26 1983-09-26 二連式燃料フィルタ− Granted JPS6058214U (ja)

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JP14927083U JPS6058214U (ja) 1983-09-26 1983-09-26 二連式燃料フィルタ−

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JP14927083U JPS6058214U (ja) 1983-09-26 1983-09-26 二連式燃料フィルタ−

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JPS6058214U JPS6058214U (ja) 1985-04-23
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WO2009148186A1 (ja) * 2008-06-04 2009-12-10 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の硫黄成分除去装置

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JPS6058214U (ja) 1985-04-23

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