JPH0115883Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0115883Y2
JPH0115883Y2 JP6741685U JP6741685U JPH0115883Y2 JP H0115883 Y2 JPH0115883 Y2 JP H0115883Y2 JP 6741685 U JP6741685 U JP 6741685U JP 6741685 U JP6741685 U JP 6741685U JP H0115883 Y2 JPH0115883 Y2 JP H0115883Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
case
outer periphery
bottomed
filter element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6741685U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61184854U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6741685U priority Critical patent/JPH0115883Y2/ja
Publication of JPS61184854U publication Critical patent/JPS61184854U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0115883Y2 publication Critical patent/JPH0115883Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Cyclones (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、サイクロン集塵部を内装したエアク
リーナに関する。
《従来の技術》 サイクロン集塵部を備えたエアクリーナとし
て、従来例えば実開昭57−44970号公報に開示さ
れたものがある。
このエアクリーナは、円筒形ケースの内部にケ
ースと同軸にフイルタエレメントを配置するとと
もに、該エレメントとケースの間に空気流を旋回
させるためのサイクロン羽根を備えている。
エア導入孔よりケース内に導入されたエアは、
前記サイクロン羽根によつて旋回し、エア中の粗
粒ダストが遠心分離される。遠心分離後、エアは
フイルタエレメントを通じてキヤブレター側に導
入される。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、このエアクリーナにあつては、
サイクロン羽根をケースとフイルタエレメントと
の間に配設する構造となつているため、ケースの
形状を円筒以外のものにすると、集塵効果の点で
問題が生じ、またフイルタエレメントの形状も円
筒形に限られ、従つてストレートスルータイプの
エレメント等には適用できなかつた。
さらに、サイクロン羽根の介在によりケース内
周部とフイルタエレメントの外周部との間のエア
通路を所定幅以上に確保しておく必要があり、ケ
ースの大型化あるいは濾過能力の低下を余儀なく
されていた。
《問題点を解決するための手段》 本考案は、上記問題点を解決するためになされ
たもので、その要旨は、一端に空気出口を、他端
外周に空気入口を設けたケースと、ケース内を空
気出口側に連通する濾過室と、空気入口側に連通
する集塵室とに区画するバツフル板と、バツフル
板の中央部にあつて、集塵室側に突設された有底
筒部と、該筒部の外周に開口した空気連絡孔と、
筒部底面に固定され、筒部外周を環状に覆う有底
リングと、リングの開口内周縁に配置された複数
のサイクロン羽根、および前記濾過室に収装され
たフイルタエレメントからなることを特徴とす
る。
《実施例》 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
第1図はこの考案に係るエアクリーナの断面
図、第2図は同エアクリーナの底面図である。
図において、エアクリーナ1は、上面が開口し
たケース4と、ケース4の開口を覆うカバー18
と、ケース4内に配置され、ケースを上下に仕切
バツフル板6を備えている。
前記ケース4は、大径筒形のケース本体部2
と、ケース本体部2の下部に段部5を介して一体
に形成された有底筒状の小径部3とからなつてお
り、かつ小径部3の外周にはエア導入パイプ25
が配置され、小径部3の外周に形成されたエア導
入孔14に通じている。
前記カバー18は中央にエア出口パイプ17を
一体に突設したもので、周縁をケース4にガスケ
ツト23を介して結合される。
前記バツフル板6の周縁は、前記段部5の上面
にガスケツト24を介して固定されており、バツ
フル板6の上部を濾過室8とし、バツフル板6の
下部を集塵室9として両者を気密に区画してい
る。
そして、集塵室8内には集塵部を構成する各部
材が組立てられている。
すなわち、集塵部は前記バツフル板6の中央に
突設され、かつ外周にエア連絡孔16を開口形成
した有底筒部10と、有底筒部10と同心状にボ
ルト20および蝶ナツト21で固定された有底リ
ング13と、有底リング13の上部開口縁に取付
部材12aを介して固定され、有底筒部10の外
周との間に形成された空隙11に配置されたサイ
クロン羽根12とを備えている。そして、有底リ
ング13の下面には、前記ケース4の小径部3の
下面を貫通するダスト排出孔15が形成されてい
る。このダスト排出孔15は、小径部3の下面に
溶接により固着されたダスト排出バルブ22に連
通している。
さらに、前記濾過室8内にはストレートスルー
型のフイルタエレメント19が配設されている。
フイルタエレメント19の周縁19aは、前記
ガスケツト23により挾圧保持され、カバー18
とともにケース4に固定されている。
以上の如く構成されたエアクリーナ1におい
て、エア導入孔から集塵室9内に導入されたエア
は、空隙11内に上部から侵入し、サイクロン羽
根12の作用によつて旋回流となり、粗粒ダスト
を遠心分離して落下させ、ダスト排出孔15およ
びダスト排出バルブ22を介して外部に排出す
る。
粗粒ダストを分離した後のエアは、エア連絡孔
16から濾過室8内に上昇し、フイルタエレメン
ト19を通過することでさらに細かいダストを分
離した後、エア出口パイプ17からキヤブレター
側に供給される。
なお、実施例ではケース4の形状を円筒形とし
たが、円筒形以外の以下なる形状、例えば角形や
あるいは第2図の鎖線で示すように、円筒の一部
を切欠いた形状のものとしても十分な遠心分離機
能をもたらすことができる。
《考案の効果》 以上説明したように、この考案によれば、ケー
スの形状が円柱形に限定されることがなく、楕円
や角形の形状でも対応でき、しかもケースの外径
を大きく取らなくてもサイクロン集塵部を内蔵で
きるため、ケースの容積の増大やあるいはフイル
タエレメントの径を小さくすることがない。
また、この考案ではストレートスルー型フイル
タエレメントに適合できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すエアクリー
ナの断面図、第2図は同エアクリーナの底面図で
ある。 1……エアクリーナ、4……ケース、6……バ
ツフル板、10……有底筒部、12……サイクロ
ン羽根、13……有底リング、14……エア導入
孔、15……ダスト排出孔、16……エア連絡
孔、17……エア出口パイプ、18……カバー、
19……フイルタエレメント。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に空気出口を、他端外周に空気入口を設け
    たケースと、ケース内を空気出口側に連通する濾
    過室と、空気入口側に連通する集塵室とに区画す
    るバツフル板と、バツフル板の中央部にあつて、
    集塵室側に突設された有底筒部と、該筒部の外周
    に開口した空気連絡孔と、筒部底面に固定され、
    筒部外周を環状に覆う有底リングと、リングの開
    口内周縁に配置された複数のサイクロン羽根、お
    よび前記濾過室に収装されたフイルタエレメント
    からなることを特徴とするエアクリーナ。
JP6741685U 1985-05-09 1985-05-09 Expired JPH0115883Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6741685U JPH0115883Y2 (ja) 1985-05-09 1985-05-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6741685U JPH0115883Y2 (ja) 1985-05-09 1985-05-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61184854U JPS61184854U (ja) 1986-11-18
JPH0115883Y2 true JPH0115883Y2 (ja) 1989-05-11

Family

ID=30601221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6741685U Expired JPH0115883Y2 (ja) 1985-05-09 1985-05-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0115883Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61184854U (ja) 1986-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6572667B1 (en) Filter system
US6902673B2 (en) Single port manifold
US4017397A (en) Filter device for diesel engines
JPS61502523A (ja) 流れの逆転に順応する流れ逆転端キャップを備えたフィルタ
RU2003130749A (ru) Комбинированный навинчиваемый фильтр
JPH0395014U (ja)
US3382651A (en) Air cleaner
JPH0115883Y2 (ja)
JPS63176512U (ja)
JP4150640B2 (ja) 燃料フィルタ
JPH0366925B2 (ja)
CN212054932U (zh) 复合型空气滤清器
JPH0341764Y2 (ja)
JPH0620056Y2 (ja) アキュムレータ
JPS6016771Y2 (ja) オイルバス式エアクリ−ナ
JPS5827612A (ja) ストレ−ナ
JPH0138290Y2 (ja)
JPS5930204Y2 (ja) 遠心式エアクリ−ナ
JPS607774Y2 (ja) カバ−に空気流入口を配設して成る簡易型二段式エアクリ−ナ
JPH0477097U (ja)
JPS6335482U (ja)
JPS6010667Y2 (ja) 使い捨て型二段式エアクリ−ナ
EP0806231A2 (en) Filter
JPS594739Y2 (ja) 立型サイクロン式濾過器
KR0138991Y1 (ko) 편심 원추형 에어 크리너