JPH0341764Y2 - - Google Patents

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JPH0341764Y2
JPH0341764Y2 JP1985063553U JP6355385U JPH0341764Y2 JP H0341764 Y2 JPH0341764 Y2 JP H0341764Y2 JP 1985063553 U JP1985063553 U JP 1985063553U JP 6355385 U JP6355385 U JP 6355385U JP H0341764 Y2 JPH0341764 Y2 JP H0341764Y2
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JP
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filter element
fluid
discharge pipe
funnel
contaminants
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JP1985063553U
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JPS61178911U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は流体中に混在する粒状物、スラツジ、
油脂等の夾雑物の濾過を行うストレーナに関す
る。
従来の技術 第8図、第9図に従来のストレーナを示す。図
において、1は上部に流体入口2、下部に流体出
口3を備えた筒形ケーシングで、第8図のものは
流体出口3が下方に、第9図のものは流体出口3
が側方に向く構成とされている。4はこの筒形ケ
ーシング1内に設けられた筒形フイルタエレメン
トで、第8図のものは欠頭逆円錐状に、第9図の
ものは欠頭逆角錐状にそれぞれ構成されている。
5はフイルタエレメント4の下端部に接続して設
けられた夾雑物排出管で、第8図のものはケーシ
ング1側壁を貫通して側方に、第9図のものはケ
ーシング1の下端折れ曲り部を貫通して下方に、
それぞれ延ばされている。
このような構成で、筒形ケーシング1の流体入
口2に流体6を導入すると、流体6中に混在する
夾雑物がフイルタエレメント4によつて濾過さ
れ、夾雑物を濾過された流体6は流体出口3から
外部に出て行く。そして、フイルタエレメント4
で集められた夾雑物は夾雑物排出管5から外部に
排出される。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来のストレーナに
よると、筒形フイルタエレメント4が短期間で目
詰りを起こしてしまうという問題点があつた。特
に、油脂等の付着性の強い夾雑物が流体中に混在
している場合は一層その傾向が強かつた。
本考案はこのような問題点を解決することので
きるストレーナを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本考案のストレー
ナは、筒形ケーシングの上端一側部に流体導入管
を接線方向に接続して設けるとともに、下端外周
部に第1夾雑物排出管を接続して設け、この筒形
ケーシングの底板中心部に、下端に流出出口を備
えたフイルタエレメント座を貫通して設け、この
フイルタエレメント座の上に筒形フイルタエレメ
ントを接続して設け、前記筒形ケーシング内中央
部に開口したロート状フイルタエレメントを前記
筒形フイルタエレメントの内側に設け、前記ロー
ト状フイルタエレメントの前記開口部とは反対方
向の縮径方向先端部に第2夾雑物排出管を接続し
て設け、前記筒形ケーシングの外周から接線方向
に流体を流入させて、比重の大きい夾雑物は前記
筒形ケーシング外周部へ、比重の小さい夾雑物は
前記筒形ケーシングの中央部へ分離させるための
スペースを前記流体導入管の入口部と前記ロート
状フイルタの開口部との間に設ける構成とした。
作 用 すなわち、このような構成で、流体導入管から
筒形ケーシング内に流体を導入すると、流体導入
管がケーシングに対して接線方向をなしているこ
とから流体がケーシング内面に沿つて旋回し、流
体より大きい比重の夾雑物はケーシング内外周部
に、流体より小さい比重の夾雑物はケーシング内
中心部に集まる状態となる。そして、旋回しなが
ら次第に降下してきた流体より大きい比重の夾雑
物はフイルタエレメントに濾過されることなく直
接、第1夾雑物排出管から外部に排出され、ま
た、特に比重の小さい、たとえば油脂などの付着
性の強い目詰まりの原因となる夾雑物は第2夾雑
物排出管から排出され、さらに、残りの比較的比
重の小さい夾雑物にみ各フイルタエレメントによ
つて濾過される。夾雑物を濾過された流体はフイ
ルタエレメント座の流体出口から外部に出て行
く。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図および第2図に置いて、10は筒形ケー
シング、11は筒形ケーシング10の上端開口を
覆う蓋である。12は筒形ケーシング10の上端
一側部に接線方向に接続して設けられた流体導入
管、13は筒形ケーシング10の底板14外周部
に接続して設けられた第1の夾雑物排出管、15
は筒形ケーシング10の底板14中心部に貫通し
て設けられたフイルタエレメント座で、下端に漏
斗状の流体出口16を備えている。17,18は
フイルタエレメント座15の上に接続して設けら
れた第1および第2のフイルタエレメントで、第
1のフイルタエレメント17は円筒状に、第2の
フイルタエレメント18は筒状ケーシング内中央
部に開口したロート状である欠頭逆円錐状にそれ
ぞれ構成され、第2のフイルタエレメント18は
第1のフイルタエレメント17内に設けられてい
る。これら第1および第2のフイルタエレメント
17,18はウエツジワイヤを円筒状あるいは逆
円錐状に列設することによつて構成されている
が、金網やパンチングメタルで構成されるもので
あつてもよい。19は第2のフイルタエレメント
18の下端に接続して設けられた第2の夾雑物排
出管で、フイルタエレメント座15の側壁を貫通
して側方に延ばされている。なお、第2図におい
て第1の夾雑物排出管13と、第2の夾雑物排出
管19を別個に設けた構成を示しているが、これ
らを同方向に設け一体的な共通排出管としてもよ
い。この場合は、接続する配管が一つで済む。
このような構成で、流体導入管12から筒形ケ
ーシング内10に流体20を導入すると、流体導
入管12がケーシング10に対して接線方向をな
していることから流体20がケーシング10内面
に沿つてスペース10a内で旋回し、流体20よ
り大きい比重の夾雑物はケーシング内外周部に、
流体より小さい比重の夾雑物はケーシング内中心
部に集まる状態となる。そして、旋回しながら次
第に降下してきた流体20より大きい比重の夾雑
物はフイルタエレメント17,18に濾過される
ことなく直接、第1の夾雑物排出管13から外部
に排出され、残りの比較的比重の小さい夾雑物の
み第1および第2のフイルタエレメント17,1
8によつて濾過される。夾雑物を濾過された流体
20はフイルタエレメント座15の流体出口16
から外部に出て行く。この場合、第2のフイルタ
エレメント18内に降下してきた流体20より小
さい比重の夾雑物は、集められるようにして第2
の夾雑物排出管19に導かれ、またフイルタエレ
メント17,18に付着しかけた夾雑物は流体2
0の旋回流動によつてフイルタエレメント17,
18から外される状態となるので、結局、第1お
よび第2のフイルタエレメント17,18によつ
て濾過される夾雑物の量は、従来のものより大幅
に減少する。
流体20中の夾雑物の比重が流体20より大き
い物がほとんどである場合には、参考までに例を
挙げると、第3図〜第5図に示すように、筒形ケ
ーシング10の上端に流体出口16、下端に夾雑
物排出管13を設け、ケーシング10内中心部に
第1のフイルタエレメント17を設ける構成とし
てもよい。
考案の効果 以上本考案によれば、流体導入管の入口部とロ
ート状フイルタの開口部の間に設けられたスペー
スにおいて、筒形ケーシングの外周から接線方向
に流体を流入させて、比重の大きい夾雑物は筒形
ケーシングの外周部へ、比重の小さい夾雑物は筒
形ケーシングの中央部へ分離させることで、比重
の大きい夾雑物は第1の夾雑物排出管から排出さ
れ、また、比重の小さい夾雑物、特に、たとえば
油脂などの付着性の強い目詰まりの原因となる夾
雑物は第2夾雑物排出管から排出されるため、筒
形フイルタエレメントに濾過される夾雑物の量を
従来のものより大幅に減少させることができる。
したがつて、筒形フイルタエレメントの長期の使
用を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の第1の実施例を示
し、第1図はストレーナの一部切欠き平面図、第
2図は同縦断正面図、第3図〜第5図は参考例を
示し、第3図はストレーナの一部切欠き平面図、
第4図は同縦断正面図、第5図は第4図のA−A
断面図、第6図、第7図はそれぞれ従来例を示す
ストレーナの一部切欠き斜視図である。 10……筒形ケーシング、10a……スペー
ス、12……流体導入管、13……第1の夾雑物
排出管、14……底板、15……フイルタエレメ
ント座、16……流体出口、17……第1のフイ
ルタエレメント、18……第2のフイルタエレメ
ント、19……第2の夾雑物排出管、20……流
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒形ケーシングの上端一側部に流体導入管を接
    線方向に接続して設けるとともに、下端外周部に
    第1夾雑物を排出管を接続して設け、この筒形ケ
    ーシングの底板中心部に、下端に流出出口を備え
    たフイルタエレメント座を貫通して設け、このフ
    イルタエレメント座の上に筒形フイルタエレメン
    トを接続して設け、前記筒形ケーシング内中央部
    に開口したロート状フイルタエレメントを前記筒
    形フイルタエレメントの内側に設け、前記ロート
    状フイルタエレメントの前記開口部とは反対方向
    の縮径方向先端部に第2夾雑物排出管を接続して
    設け、前記筒形ケーシングの外周から接線方向に
    流体を流入させて、比重の大きい夾雑物は前記筒
    形ケーシング外周部へ、比重の小さい夾雑物は前
    記筒形ケーシングの中央部へ分離させるためのス
    ペースを前記流体導入管の入口部と前記ロート状
    フイルタの開口部との間に設けたことを特徴とす
    るストレーナ。
JP1985063553U 1985-04-26 1985-04-26 Expired JPH0341764Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985063553U JPH0341764Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

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JP1985063553U JPH0341764Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

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JPS61178911U JPS61178911U (ja) 1986-11-08
JPH0341764Y2 true JPH0341764Y2 (ja) 1991-09-02

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ID=30593807

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EP1133538B1 (en) * 1998-11-06 2005-05-11 Shell Internationale Researchmaatschappij B.V. Separator apparatus
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JPS6015372A (ja) * 1983-07-08 1985-01-26 Furukawa Electric Co Ltd:The テ−プ巻付装置

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