JPH056739U - コネクター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】絶縁体からなるコネクター本体部１ａの一側面
にはリード２が等間隔で配設され、両側端部には幅寸法
の異る２つの凸部の３ａ，３ｂがリード２の突き出し方
向に突出している。これに対するプリント配線板４に
は、リード２に対応したパッド５及び凸部３ａ，３ｂに
対応し挿入余裕の少ない凹部６ａ，６ｂがある。凸部３
ａ，３ｂを凹部６ａ，６ｂに挿入してリード２とパッド
５の位置決めができ、また凸部３ａ，３ｂの幅寸法が異
なるので挿入方向を誤る恐れがない。 【効果】リードとパッドの位置決めができ、またプリン
ト配線板への挿入方向を誤ることがない。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はコネクターに関し、特に表面実装タイプのコネクターの構造に関する 。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種のコネクターは、絶縁構造体より成るコネクター本体と、このコ ネクター本体部の一側面に突出し等間隔で配列されたリードより成り、実装時に コネクターの各リードとプリント配線板の各パッドの位置を目視で確認しながら 挿入するようになっていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上述した従来のコネクターは、実装してからコネクターのリードとプリント配 線板のパッドの位置を修正していたため、修正工数がかかるという問題点ならび に修正時にコネクターのリードを曲げてしまうという問題点がある。さらに、リ ード配列方向に対してプリント配線板への挿入方向を誤る可能性があるという問 題点もある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案のコネクターは、絶縁構造体より成るコネクター本体部と、このコネク ター本体部の一側面に突出し等間隔で配列されたリードと、前記コネクター本体 部の両側端部にて前記リードの突き出し方向に突出して設けられ且つ互いに巾の 異る第１及び第２の凸部とを備えている。

【０００５】

【実施例】

次に、本考案について図面を参照して説明する。

【０００６】 図１は本考案の一実施例の斜視図、図２は図１の上面図である。

【０００７】 本実施例のコネクター１は、絶縁構造体より成るコネクター本体部１ａと、コ ネクター本体部１ａの一側面に突出し等間隔で配列されたリード２と、コネクタ ー本体部１ａの両側端部にてリード２の突き出し方向に突出し且つ互いに巾の異 る２つの凸部３ａ，３ｂとを設けてなっている。一方、このコネクター１を挿入 するプリント配線板４には、リード２に対応したパッド５と、凸部３ａ，３ｂに 対応してパッド５配列の両側端部には、凸部３ａ，３ｂの巾に対してそれぞれ挿 入余裕の少ない巾の異る凹部６ａ，６ｂとを設けている。

【０００８】 このような本実施例において、コネクター１をプリント配線板４に挿入する際 、凸部３ａ，３ｂをそれぞれ凹部６ａ，６ｂに挿入することにより、リード２と パッド５の位置決めをする事が出来る。また両端部の凸部３ａ，３ｂのリード配 列方向の巾寸法Ａ，Ｂを変える事により、プリント配線板４への挿入方向を誤る ことがない。

【０００９】

【考案の効果】

以上説明したように本考案は、プリント配線板にコネクターを挿入する際、コ ネクターの凸部とプリント配線板の凹部を設けた事により、リードとパッドの位 置を出す事が出来るので、実装後の修正が不要となる効果がある。また両端部の 凸部のリード配列方向の巾寸法を変えることにより、プリント配線板への挿入方 向を誤ることのない効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例のコネクター及び対応するプ
リント配線板を示す斜視図である。

【図２】本実施例の上面図である。

【符号の説明】

１ コネクター ２ リード ３ 凸部 ４ プリント配線板 ５ パッド ６ 凹部

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 絶縁構造体より成るコネクター本体部
   と、このコネクター本体部の一側面に突出し等間隔で配
   列されたリードと、前記コネクター本体部の両側端部に
   て前記リードの突き出し方向に突出して設けられ且つ互
   いに巾の異る第１及び第２の凸部とを備えることを特徴
   とするコネクター。