JPH0567228U - 穀稈結束装置における結束紐の紐バスケット - Google Patents

穀稈結束装置における結束紐の紐バスケット

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JPH0567228U
JPH0567228U JP1657792U JP1657792U JPH0567228U JP H0567228 U JPH0567228 U JP H0567228U JP 1657792 U JP1657792 U JP 1657792U JP 1657792 U JP1657792 U JP 1657792U JP H0567228 U JPH0567228 U JP H0567228U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 結束紐の紐バスケットを設けた穀稈結束装置
において、上記紐バスケット内に標準束紐あるいは大束
紐のいずれでも適正な使用状態として収納できるように
する。 【構成】 紐バスケット7を上部枠体8と底部枠体9と
に分割形成すると共に、上記底部枠体9を上部枠体8か
ら垂下状に設けて、大束紐17を支持する下動位置と標
準束紐18を支持する反転した上動位置とに反転固定自
在とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、異なる大きさの束紐でも、適正な状態に収納できる穀稈結束装置に おける結束紐の紐バスケットに係るものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コンバイン等に装備される穀稈結束装置においては、穂先側案内板の 下部等に紐バスケットを設けて束紐を収納できるようにしている。
【0003】
【考案が解決しよとする課題】
ところで、結束作業を行うに当っては、作業条件に応じて標準の束紐よりも更 に大径の大束紐を使用したい場合がある。しかしながら大束紐でも収納できるよ うに紐バスケットを大形にすると、標準束紐と大束紐とでは、収納した際の結束 紐の繰出し位置が紐バスケットに設けた紐ガイド穴に対して互に変化するので、 適正な使用状態にすることができないという問題がある。しかも大形の紐バスケ ットは下方に大きく突出するので、穀稈結束装置をコンバイン等から取外して単 体としたときに不安定な状態となって取扱いが容易でないという不具合があった 。 本考案は、上記の如き問題点を解消すべく創案されたものであって、標準束紐 あるいは大束紐のいずれでも、適正な使用状態として収納でき、しかも非作業時 には、紐バスケットが下方に大きく突出しないようにして、穀稈結束装置単体で の輸送および点検整備作業等を容易に行うことができる穀稈結束装置における結 束紐の紐バスケットを提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本考案が講じた技術的手段は、結束紐の紐バスケ ットを設けた穀稈結束装置において、上記紐バスケットを上部枠体と底部枠体と に分割形成すると共に、上記底部枠体を上部枠体から垂下状に設けて、大束紐を 支持する下動位置と標準束紐を支持する反転した上動位置とに反転固定自在とし たことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
したがって本考案によれば、上部枠体から垂下状に設けた底部枠体の下動位置 で大束紐を支持し、底部枠体を反転させた上動位置で標準束紐を支持するので、 束紐の大きさが異っても、上下動する底部枠体により適正な使用状態に支持され る。したがって、底部枠体の切替えのみで標準束紐あるいは大束紐を使用するこ とができる。そして非作業時には、底部枠体を上動位置に反転しておけば、紐バ スケットが下方に大きく突出することはない。
【0006】
【実施例】
次に本考案の実施例を添付した図面に基いて詳述する。図1において、1はコ ンバイン本体、2は排藁搬送チェンであって、その搬送終端部下方にカッター装 置3が配設されている。4は穀稈結束装置であって、掻込タイン5で掻込まれた 排藁を結束紐aで所定大きさに結束して機体後方に放出することは従来と同様で ある。6は排藁搬送チェンによって搬送された排藁を、カッター装置3あるいは 穀稈結束装置4側に切換える切換案内板である。
【0007】 7は結束紐を収納する紐バスケットであって、該紐バスケット7は図2〜図4 に示すように、上部枠体8と底部枠体9とに分割形成されている。上部枠体8は 穂先側案内板10の下面に固定した側面板11および前後面板12、12により 下方と一側方とが開放状に形成されている。また底部枠体9は、底板13と前後 の立上り面板14、14とにより略コ字状に形成されていて、立ち上り面板14 、14の上端側が、上記前後面板12、12の下端側に枢支点15、15を介し て上下回動自在に装着されている。また底板13の中央部には、枢支点15側に 突出する段状の支承部16が横方向に形成されている。 そして上記底部枠体9を上部枠体8から垂下した下動位置とすれば、大束紐1 7を側方から押込んで支承部16の上面で支持することができ、一方、底部枠体 9を上方に回動すれば、底部枠体9は上部枠体8の前後面板12、12間に没入 した上動位置となって、反転した底板13の凹状となった支承部16で小径の標 準束紐18が支持される。また、底部枠体9を上動位置とした状態では紐バスケ ット7の下端が穀稈結束装置4を単体としたときの着座面Bから大きく下方に突 出しないようになっている。
【0008】 19は底部枠体9に設けた固定孔であって、上動位置の底部枠体9を固定具2 0により上部枠体8に固定可能となっている。 また21は上部枠体8の側面板11に設けた紐ガイド穴、22は、紐ガイド穴 21から引出された結束紐aに適正な張力を付与するブレーキ部、23はカバー 体である。
【0009】 上記の如き構成において、底部枠体9を下動位置とすれば大束紐17を収納で き、上動位置に切替えれば標準束紐18を収納できるので、作業条件に応じて大 束紐17あるいは標準束紐18を自由に使用することができる。しかも大束紐1 7は、突出した支承部16の上面で支持されるので、重い大束紐17であっても 押込むときの摩擦抵抗が少なくなって容易に押込み収納することができ、一方、 標準束紐18は、反転した底板13の凹状となった支承部16で支持されるので 、小径の標準束紐19でも安定した状態で収納することができる。そして底部枠 体9の下動位置で支持された大束紐17と上動位置で支持された標準束紐18と は大きさが異っていても結束紐aの繰り出し位置が紐ガイド穴21に対して略同 じ高さとなるので、常に適正な使用状態とすることができる。 一方、非作業時には、底部枠体9を上動位置に固定すれば、紐バスケット7が 下方に大きく突出しないので、穀稈結束装置4を単体としたときに安定した状態 に着座させることができて、単体での輸送および整備作業等を容易に行うことが できる。
【0010】
【考案の効果】
これを要するに本考案は、結束紐の紐バスケットを設けた穀稈結束装置におい て、上記紐バスケットを上部枠体と底部枠体とに分割形成すると共に、上記底部 枠体を上部枠体から垂下状に設けて、大束紐を支持する下動位置と標準束紐を支 持する反転した上動位置とに反転固定自在としたから、底部枠体を垂下状の下動 位置と反転した上動位置とに切替えるのみで、標準束紐あるいは大束紐のいずれ でも適正な使用状態として収納することができて円滑に結束作業を行うことがで きる。そして非作業時には、底部枠体を上動位置に反転固定しておけば、底部枠 体が大きく下方に突出しないので、単体とした穀稈結束装置を安定した状態で着 座させることができて、穀稈結束装置単体での輸送および整備作業等を容易に行 うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】穀稈結束装置の全体側面図である。
【図2】要部の背面図である。
【図3】同上側面図である。
【図4】同上斜視図である。
【符号の説明】
7 紐バスケット 8 上部枠体 9 底部枠体 17 大束紐 18 標準束紐

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結束紐の紐バスケットを設けた穀稈結束
    装置において、上記紐バスケットを上部枠体と底部枠体
    とに分割形成すると共に、上記底部枠体を上部枠体から
    垂下状に設けて、大束紐を支持する下動位置と標準束紐
    を支持する反転した上動位置とに反転固定自在としたこ
    とを特徴とする穀稈結束装置における結束紐の紐バスケ
    ット。
JP1657792U 1992-02-20 1992-02-20 穀稈結束装置における結束紐の紐バスケット Expired - Lifetime JP2571013Y2 (ja)

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JPH0567228U true JPH0567228U (ja) 1993-09-07
JP2571013Y2 JP2571013Y2 (ja) 1998-05-13

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