JPH023741Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH023741Y2
JPH023741Y2 JP1983163547U JP16354783U JPH023741Y2 JP H023741 Y2 JPH023741 Y2 JP H023741Y2 JP 1983163547 U JP1983163547 U JP 1983163547U JP 16354783 U JP16354783 U JP 16354783U JP H023741 Y2 JPH023741 Y2 JP H023741Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
regulating member
storage section
cultivation container
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983163547U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6072148U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16354783U priority Critical patent/JPS6072148U/ja
Publication of JPS6072148U publication Critical patent/JPS6072148U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH023741Y2 publication Critical patent/JPH023741Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mushroom Cultivation (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、エノキ茸栽培容器の口部に扇状の
紙をエノキ茸の子実体の成長に応じて自動的に巻
き付けるための自動紙巻装置における紙収納装置
に関する。
[従来の技術] 従来のエノキ茸栽培容器の自動紙巻装置として
特開昭55−124426号公報が提案されている。これ
は紙を横列状態に積層配設した紙収納部から吸盤
により紙を一枚ずつ栽培容器の送入経路上に自重
落下すると共に栽培容器を可撓性線材を介して送
入経路に送入しかつ自重落下した上記紙に押接す
ることによつて上記紙を栽培容器の口形状になら
つて撓ませるようになしたものである。
またこの種の他の装置として特公昭55−42801
号公報が提案されている。この場合、横列状態に
積層された紙最上部の紙を吸着保持し、容器の口
部に近接して設けたガイド位置へ紙の一端を直立
した状態で送り込み、プーリに掛け渡された無端
ベルトの移動により容器の口部に巻き付けるよう
にしている。
そして、上述した従来装置に使用されている紙
収納部は前者では紙を横列状態で収納する紙収納
部にスポンジを配設して紙に摩擦力を付与してお
り、後者では紙を横列状態に収納する紙収納部の
下方にバネが押板を介して配設され上端には蝶番
によつて上方に回動自在とされた一対の紙押え板
が最上部の紙の平面部分を押えるようにして取り
付けられて押え板を開きながら紙が取り出される
ようになつている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら前者の場合横列状態で積層された
紙の端部が点接触的にスポンジと摩擦するもので
あるため吸盤に吸着して取り出される紙は複数枚
一緒になり易い上にスポンジの摩擦によつて紙束
をセツトし難い面があり、後者の場合、横列状態
で積層された吸盤に吸着して紙が取り出される際
に押え板が開きすぎて復帰しないといつた不都合
を生じ易い上に、紙が少なくなるにしたがい押板
の動作が不安定になり紙が円滑に取り出せないと
いう難点も有している。また、両者共横列状態で
積層配設した紙をスポンジの摩擦または押板によ
る押え力に抗して上方に持ち上げるものであるか
ら紙に無理な力が加わつて傷みやすく紙束のヒツ
トも難しいという欠点があつた。
この考案はこのような実状に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは紙収納部から紙
を一枚ずつ良好にかつ傷めることなく取り出し得
るとともに紙束のセツトも簡単なエノキ茸栽培容
器の自動紙巻装置における紙収納装置を提供する
ことにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は紙収納部に紙を縦列状態に積層して配
設するとともに、紙収納部に支軸を介して紙規整
部材を上下方向回転可能に設け、この紙規整部材
の上記支軸より前方部と上記紙収納部の上記支軸
より下方部との間にバネを連結し、この紙規整部
材を少なくとも取り出す側に配列した紙の上端縁
と上記バネの付勢により圧接して配設するととも
に、この紙規整部材には上記紙の上端部と接触し
得る箇所の少なくとも一部に滑り止め部を設け、
上記紙規整部材を上方回動状態で紙収納部のスト
ツパ部に上記バネの付勢により係合保持可能にし
たものである。
[実施例] 以下、本考案の実施例を例示図面により説明す
る。
先ずエノキ茸栽培容器の自動紙巻装置の一実施
例を第1図、第2図により説明する。
1は扇状の紙2が縦列状態に多数重ね合わせて
逆さに収納される紙収納部であり、図示しない適
宜制御機構により進退可能に設けられている。ま
た紙収納部1には重ねられた紙2を彎曲状に整形
し、かつ紙2の量に応じてスプリング3の弾発力
によつて押圧保持し得る彎曲状の押板4が紙収納
部1の後部側に配設されるとともに、この押板4
と上記紙収納部1の前部側に設けたストツパ部材
5との間に上記積層された紙2が挾み込まれて保
持されている。その場合押板4の表面にはスポン
ジ等の弾性部材4aが配設してあり、この弾性部
材4aが押板4と紙2の間に介在され、上記スト
ツパ部材5は紙2の取り出される側の両端部を位
置規制保持するように構成している。なお、紙2
は山状に突出せず扁平な紙束として収納してもよ
い。
6は紙収納部1に収納された紙2と対向して配
設された左右一対のアームであり、それぞれのア
ーム6の先端には吸盤7が支軸8によつて左右方
向首振り自在に枢着されていると共に、その吸盤
7はバネ9により常時内方に向かつて首振りする
ように弾発力が付与され、内方へほぼ45度傾斜し
た状態で図示しないストツパーにより保持されて
いる。また吸盤7が内方へほぼ45度傾斜している
状態において前記紙2に向かつて吸盤7より突出
するように配設した作動ピン10が吸盤7の基部
側に設けてあり、その作動ピン10の先端部10
aが外方へ屈曲している。また吸盤7には真空ポ
ンプなどの図示しない陰圧発生装置が接続されて
いる。11は吸盤7を取り付けたアーム6の基部
を固設した反転軸であり、左右一対の受板12が
枢架されている。この反転軸11には図示しない
制御機構によつて動作する適宜反転機構13が設
けられている。その場合図面では反転軸11に設
けたピニオン13aにラツク13bが噛合して配
設されラツク13bの昇降動作によりアーム6が
反転するように形成されているがピニオン・ラツ
クを用いずに図示されないロータリーアクチエー
ター等を用いてもよい。
14は所定箇所15に供給された栽培容器16
の口部16aの形状に倣つた彎曲状の紙押えであ
り、制御機構により進退自在に配設されている。
なお、図示しないが紙押え14の前進により吸盤
7の陰圧発生装置をオフとし後退によりオンとな
るようにしている。17は栽培容器16を所定箇
所15に保持し得る保定部材である。
栽培容器16が保持される所定箇所15の両側
には制御機構によつて適宜角度往復回転する一対
の回転軸18,18aが縦設してあり、その各回
転軸18,18aの上部にはそれぞれ作動杆1
9,19aが架設されると共に、一方の作動杆1
9にはリンク20を介して弾性を有する彎曲状の
下巻用アーム21が支軸22によつて揺動自在に
枢着してあり、そのリンク20および下巻用アー
ム21にはそれぞれスプリング23により常時栽
培容器16側に向かう力が付与されている。また
他方の作動杆19aには上巻用アーム24がスプ
リング25を介して支軸22aによつて揺動自在
に枢着され、この上巻用アーム24にはプラスチ
ツク等の弾性材よりなるほぼC状のカラー26を
収納する凹溝27が形成してあり、この上巻用ア
ーム24の待機状態には一箇のカラー26が自重
落下して上記凹溝27に収納され、かつ上巻用ア
ーム24の動作時にはその上巻用アーム24と連
動してシヤツター28がカラー26の自重落下を
阻止するようにしてカラー収納部29が上巻用ア
ーム24の上方に配設されている。またそれぞれ
の作動杆19には紙2の下端に接触して紙2が所
定位置より下方にずり落ちることを阻止する紙受
部材30が支軸によつて枢着されていると共にこ
の紙受部材30には図示しないバネにより常に栽
培容器16側に向かう力が付与されている。
そして、適宜制御機構により紙収納部1が前進
すると先ず作動ピン10の先端部10aが重ね合
わされた多数枚の紙2のうち一番外側の紙2に接
触し、かつ、紙収納部1の前進に伴い作動ピン1
0が外方へ移動するため作動ピン10と一体の吸
盤7はバネ9の弾発力に抗して外方すなわち紙面
に向かつて回動し吸盤7は紙面にならつたほぼ水
平状態となつて紙2に吸着する。
その後適宜制御機構により紙収納部1が後退す
ると一枚の紙2は吸盤7に吸着したまま残り、他
の紙2は紙収納部1の動きに連れて後退するが、
その際紙収納部1が後退するに伴い吸盤7はバネ
9の弾発力により内方へほぼ45度の首振り状態に
復帰するため吸盤7に吸着した紙2はほぼU形の
彎曲状に整形される。この場合吸盤7はほぼ45度
に首振り保持しているが内方に適宜角度傾斜して
いればよくその角度は適宜変更してもよい。また
紙収納部1には彎曲状に突出して成形した押板4
を設けて吸着しやすくしているが平坦的に形成し
た押板4であつてもよい。また紙収納部1側でな
く吸盤7、アーム6側を進退してもよい。また円
盤状の吸盤7を図示したがその形状構造を適宜変
更してもよい。
次に紙収納部1から一枚の紙2を取り出した後
反転機構13の動作によりアーム6がほぼ180度
方向変換して逆さ向きの紙2が正向きとなつて手
動または図示しない適宜供給機構により所定箇所
15にすでに供給されている栽培容器16の口部
16aに紙2が供給されしかも紙2の彎曲した部
分が口部16aに対応するように配設され、次い
で、紙押え14が制御機構により前進すると紙2
の彎曲した部分が栽培容器16の口部16aの周
面に押接されると共に栽培容器16の口部16a
の外周面に沿つて紙2がほぼU状に保持される。
また上述した説明では吸盤7のアーム6を反転し
て栽培容器16の口部16aに供給するようにな
しているが紙2を正状態に収納した紙収納部1に
対し吸盤7のアーム6を進退自在に配設してアー
ム6の進退動作により一枚の紙2を彎曲状に整形
させた後アーム6を反転させずにさらに前進して
栽培容器16の口部16aに供給するようにして
もよく、その供給する構成は適宜変更してもよ
い。
その後、紙2が栽培容器16の口部16aまで
移送保持されたのち、先ず下巻側回転軸18が制
御機構により回転して作動杆19、リンク20お
よび下巻用アーム21が栽培容器16側に移動し
彎曲状の下巻用アーム21の先端が紙2に接触
し、次いでスプリング23の力およびリンク20
の作用によつて紙2の一端側を栽培容器16の口
部16aに押接しかつ皺あるいは緩みなどを伸ば
すように徐々の巻き付け、次いで上巻側回転軸1
8が回転して作動杆19および上巻用アーム24
が栽培容器16側に移動してカラー26の端部が
紙2の他端側に接触し次いでスプリング25の力
により紙2の他端側を栽培容器16の口部16a
に沿つて皺あるいは緩みなどを伸ばすように巻き
付けて紙2の両端を上下に重ね合わせ、その巻き
付けが終了すると同時にカラー26は凹溝27か
ら離脱して自動的に口部16aに嵌着し紙2を巻
き付け固定する。その場合下巻用アーム21およ
び上巻用アーム24に連動して紙受部材30が紙
2の下端および上側を支持している。
次いで、上巻用アーム24および下巻用アーム
21は復帰し手動あるいは適宜な搬出機構により
紙2が巻き付けられた栽培容器16は搬出され
る。その場合下巻用アーム21はリンク作用によ
り栽培容器16の口部16a周面に添うようにし
て復帰する。なお以上は紙2の両側を巻回しカラ
ー26により固定する機構の一例を示したにすぎ
ず、上述した説明ではカラー26を紙2に直接押
接して巻き付けるように形成したが上巻用アーム
24を紙2に直接押接して巻き付けるよう形成し
てもよく、あるいは上記カラー26と上巻用アー
ム24とを同時に紙2に押接して巻き付けるよう
にしてもよい。なお紙を巻き付ける場合上巻用ア
ームによつて巻き付けたのち個別に配設したカラ
ー収納部を動作させてカラーを栽培容器の口部に
嵌着してもよい。またカラーを使用せずに、あら
かじめ紙の両端にフアスナー等を設けることによ
り、紙を栽培容器の口部に巻回するとフアスナー
等により紙の両端を重ね合わせて固定するように
形成してもよい。
そして、本考案では上方および前方が開口する
紙収納部1に縦列状態に重ね合わせて配設した紙
2を取り出す側と相反する側に彎曲状の押板4を
配設し、この押板4の後面ほぼ中央に杆状ガイド
部材4bを突設し、このガイド部材4bを紙収納
部1の後板1aに挿通し、後板1aから突出した
ガイド部材4bの端部側と紙収納部1の後板1a
をスプリング3によつて連結している。また紙収
納部1の底部左右には紙2を載置しかつ押板4を
進退方向に案内するレール状ガイド部材4cを設
けている。なおスプリング3は押板4と紙収納部
1の前側を連結したりあるいは押板4と紙収納部
1の後側を連結するようにしてもよく、また杆状
ガイド部材4bは一本のものを示したが複数でも
よい。またレール状ガイド部材4cは必ずしも必
要ではなく、また紙収納部1と一体的に成形して
もよい。また杆状ガイド部材4bを押板4に固定
的に連結しているが枢支でもよい。
このように紙収納部1から一枚の紙2を取り出
し栽培容器16の口部16aまで供給した後、そ
の紙2を栽培容器16の口部16aに巻き付けて
保持するようにしたものにおいて、本考案の実施
例では、紙収納部1の後板1aのほぼ中央上端に
は、紙2の上端側を整列する紙規整部材31を設
け、この紙規整部材31の基部を支軸31aによ
り上下方向回転自在に設け、この紙規整部材31
に下方への圧力を付与するバネ31bを設けると
共にこの紙規整部材31の下面の少なくとも取り
出す側の紙2の上端縁と接触する箇所に滑り止め
部Aを設けている。この場合、上記支軸31aの
下方の紙収納部1側には上記バネ31bの一端を
取り付ける軸31cが形成され、上記紙規整部材
31の上記支軸31aより前方には上記バネ31
bの他端を取り付ける軸31dが形成され、この
軸31dと上記軸31cとの間にバネ31bが連
結されている。また紙収納部1の底板部分には、
紙2の下端部側と接触するように紙保持部材32
が配設され、この紙保持部材32の上面側には前
述した紙規整部材31に設けた滑り止め部Aと同
様の滑り止め部A′を設けている。
従つて、縦列状態に多数重ね合わせて紙収納部
1に収納されている紙2は、その上端部分が紙規
整部材31によつて所望の圧力が付与されている
ため、紙2を所定の位置、すなわち紙2の上端部
を揃えて紙収納部1内に収容することが可能とな
り、これにより吸盤7によつて決められた位置を
吸着供給することができ、安定した紙2の供給動
作を行うことができる。また重ね合わされて収納
している紙2は、その紙2の上端部分は所望の圧
力が常に付与されて紙規整部材31の滑り止め部
Aと接触しているから第4図A,B,Cのように
吸盤7によつて吸着して取り出される紙2は第5
図A,B,Cのように一枚ずつ確実にかつ傷める
ことなく引き出される。さらにいえば、紙規整部
材31の下面の少なくとも紙2の上端と接触する
箇所には第3図のように滑り止め部Aが設けられ
ているため、第4図A,B,Cのようにして紙収
納部1の前後進と吸盤7の首振によつて紙1が吸
盤7に吸着して取り出される時、2枚目の紙2a
が1枚目の紙2と共に引き出されようとするが、
第5図A,B,Cに示すように2枚目の紙2aが
1枚目の紙2に誘引されようとする力よりも紙規
整部材31の荷重並びに紙保持部材32の下面に
設けられた滑り止め部A′の摩擦力の方が有効に
作用するため紙2は一枚ずつ確実に取り出される
ものである。その場合、滑り止め部A,A′は紙
規整部材31や紙保持部材32に直接加工しても
よく、あるいは適宜滑り止め材を接着してもよく
適宜手段で設けてもよいものであり、その滑り止
め部A,A′の形態は第3図のように横方向の凹
凸条形態、あるいは第6図の格子状の凹凸形態、
あるいは図示しないが小突起を散在したもの、あ
るいは短い凸条を散在したものなどの適宜形態の
起状を有するもの、あるいは摩擦材を貼着したも
のでもよい。また押板4はガイド部材4b,4c
によつて紙2の量に対応して前進することができ
紙2が僅かになつても良好に紙2を押し出すこと
が可能である。また紙2は供給する場合にも押板
4は安定的に後退するから容易に収納できる。ま
た紙2を供給する場合には紙規整部材31を支軸
31aを介して後方へ回転することによつて紙規
整部材31がバネ31bの一端を取り付ける軸3
1cを支点として反転し、破線で示すように滑り
止め部Aを有する紙規整部材31が紙収納部1の
後方へこのバネ31bの付勢によつて回動して紙
規整部材31を把持することなく紙収納部1の後
板1a上端のストツパ部1bに係合保持され紙収
納部1の上方が全開口となつて紙2を滑り止め部
Aに邪魔されることなく容易に収納出来る。なお
上述した実施例においては紙2の上端に下方への
押圧を付与するバネ31bを設けたがこのバネ3
1bを設けずに紙規整部材31の自重によつて紙
2の上端に押圧を付与するようにしてもよい。な
お紙規整部材31は単数のものを図示したが複数
でもよい。
[考案の効果] この考案は紙収納部から一枚の紙を取り出して
栽培容器の口部まで供給した後その紙を栽培容器
の口部に巻き付けて保持するようになしたエノキ
茸栽培容器の自動紙巻装置において、上記紙収納
部に紙を縦列状態に積層して配設するとともに、
紙収納部に支軸を介して紙規整部材を上下方向回
転可能に設け、この紙規整部材の上記支軸より前
方部と上記紙収納部の上記支軸より下方部との間
にバネを連結し、この紙規整部材を少なくとも取
り出す側に配列した紙の上端縁と上記バネの付勢
により圧接して配設するとともに、この紙規整部
材には上記紙の上端部と接触し得る箇所の少なく
とも一部に滑り止め部を設け、上記紙規整部材を
上方回動状態で紙収納部のストツパ部に上記バネ
の付勢により係合保持可能にしたものであるた
め、紙収納部から紙を一枚ずつ良好にかつ傷める
ことなく取り出し得るとともに紙束のセツトも簡
単なエノキ茸栽培容器の自動紙巻装置における紙
収納装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の動作状態を示す平面図、第
2図は同上側面図、第3図はこの考案の実施例を
示す要部の斜視図、第4図A,B,Cは動作状態
を示す要部の平面図、第5図A,B,Cは動作の
概要状態を示す側面図、第6図は他の実施例の斜
視図である。 1……紙収納部、1b……ストツパ部、2……
紙、4……押板、31……紙規整部材、31a…
…支軸、31b……バネ、32……紙保持部材、
A,A′……滑り止め部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙収納部から一枚の紙を取り出して栽培容器の
    口部まで供給した後その紙を栽培容器の口部に巻
    き付けて保持するようになしたエノキ茸栽培容器
    の自動紙巻装置において、上記紙収納部に紙を縦
    列状態に積層して配設するとともに、紙収納部に
    支軸を介して紙規整部材を上下方向回転可能に設
    け、この紙規整部材の上記支軸より前方部と上記
    紙収納部の上記支軸より下方部との間にバネを連
    結し、この紙規整部材を少なくとも取り出す側に
    配列した紙の上端縁と上記バネの付勢により圧接
    して配設するとともに、この紙規整部材には上記
    紙の上端部と接触し得る箇所の少なくとも一部に
    滑り止め部を設け、上記紙規整部材を上方回動状
    態で紙収納部のストツパ部に上記バネの付勢によ
    り係合保持可能にしたことを特徴とするエノキ茸
    栽培容器の自動紙巻装置における紙収納装置。
JP16354783U 1983-10-21 1983-10-21 エノキ茸栽培容器の自動紙巻装置における紙収納装置 Granted JPS6072148U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16354783U JPS6072148U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 エノキ茸栽培容器の自動紙巻装置における紙収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16354783U JPS6072148U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 エノキ茸栽培容器の自動紙巻装置における紙収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6072148U JPS6072148U (ja) 1985-05-21
JPH023741Y2 true JPH023741Y2 (ja) 1990-01-29

Family

ID=30358824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16354783U Granted JPS6072148U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 エノキ茸栽培容器の自動紙巻装置における紙収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6072148U (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54146750A (en) * 1978-05-04 1979-11-16 Matsuhashi Reinetsu Kougiyou K Paper wrapping device on culture bottle for mushroom *enokidake*
JPS55124426A (en) * 1979-03-20 1980-09-25 Matsuhashi Reinetsu Kogyo Kk Paper winding apparatus in mushroom cultivating bottle
JPS55138333A (en) * 1979-04-13 1980-10-29 Matsuhashi Reinetsu Kogyo Kk Paper winding system used in mashroom cultivating bin
JPS5845242B2 (ja) * 1976-10-13 1983-10-07 株式会社東芝 磁気浮上車の制御装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4875380U (ja) * 1971-12-20 1973-09-19
JPS5845242U (ja) * 1981-09-24 1983-03-26 沖電気工業株式会社 カセツト

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5845242B2 (ja) * 1976-10-13 1983-10-07 株式会社東芝 磁気浮上車の制御装置
JPS54146750A (en) * 1978-05-04 1979-11-16 Matsuhashi Reinetsu Kougiyou K Paper wrapping device on culture bottle for mushroom *enokidake*
JPS55124426A (en) * 1979-03-20 1980-09-25 Matsuhashi Reinetsu Kogyo Kk Paper winding apparatus in mushroom cultivating bottle
JPS55138333A (en) * 1979-04-13 1980-10-29 Matsuhashi Reinetsu Kogyo Kk Paper winding system used in mashroom cultivating bin

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6072148U (ja) 1985-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5107171B2 (ja) 空袋供給方法及び空袋供給装置
US4537208A (en) Horizontal flat destacker
JPH023741Y2 (ja)
JPH0232039Y2 (ja)
JPH0331156Y2 (ja)
JPH019398Y2 (ja)
JPH0232040Y2 (ja)
JPH0738272Y2 (ja) 容器の搬送装置
JPH0420193Y2 (ja)
JPH0141284B2 (ja)
JPH0342050B2 (ja)
JPH0530026Y2 (ja)
JPH0420194Y2 (ja)
JP3143442B2 (ja) 苗植付け装置の苗縦送り構造
JPH0342053B2 (ja)
JP2587045B2 (ja) 薄板の自動分離・供給方法及びその装置
JPS6070010A (ja) エノキ茸栽培容器の自動紙巻装置
JPH0224494B2 (ja)
JPS6359821A (ja) エノキ茸栽培容器の自動紙巻装置
JPH0532222A (ja) 包装装置
JPH041790Y2 (ja)
JP2021172473A (ja) 移載移送装置
JPH0441563B2 (ja)
JPH0711532Y2 (ja) 移植機の苗供給機における苗保持装置
JPH0137087B2 (ja)