JPH0342053B2 - - Google Patents

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JPH0342053B2
JPH0342053B2 JP60119204A JP11920485A JPH0342053B2 JP H0342053 B2 JPH0342053 B2 JP H0342053B2 JP 60119204 A JP60119204 A JP 60119204A JP 11920485 A JP11920485 A JP 11920485A JP H0342053 B2 JPH0342053 B2 JP H0342053B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエノキ茸栽培容器の自動紙巻装置、特
に特公昭55−42801号公報、特開昭60−30619号公
報等で提案されている自動紙巻装置にエノキ茸栽
培容器を一個ずつ自動的に供給、排出することが
可能なエノキ茸栽培容器の搬入・紙巻・搬出装置
に関する。
〔関連技術とその問題点〕
この種のものに、供給シユートから一列に整列
された栽培容器をシリンダの動作により順次一個
ずつ自動紙巻装置に供給し排出シユートから排出
するものが特公昭55−42801号公報で知られてい
る。しかし、これは供給シユートに栽培容器を人
手により供給し排出シユートから人手により排出
しつづける必要があるため煩雑であり、作業能率
が低い面を有していた。また、特開昭60−70008
号公報において、栽培容器を載置する回動盤の周
辺上方に紙巻装置を設けたものが提案されている
が、これは回動盤上に常時人手によつて栽培容器
を並べつづける必要があり、自動的に栽培容器を
供給することができず作業性に劣る欠点を有して
いた。
〔発明の目的〕
本発明の目的とするところは、箱体内に複数列
に収容した多数の容器群を取り出して自動紙巻装
置に順次一個ずつ栽培容器を搬入し、次いで紙巻
完了後に一個ずつ搬出することが可能なエノキ茸
栽培容器の搬入・紙巻・搬出装置を提供すること
にある。
〔発明の概要〕
本発明のエノキ茸栽培容器の自動紙巻装置はエ
ノキ茸栽培容器群を複数列に整列して収納した箱
体から上記栽培容器群を取り出して第1の搬入コ
ンベア上に載置し、この第1の搬入コンベアと交
叉方向に設けられた第2の搬入コンベア上に上記
栽培容器群を列単位で搬送するエノキ茸栽培容器
の搬入装置と、上記第2の搬入コンベア上に移送
された栽培容器を1個ずつ供給する供給装置と、
栽培容器の口部に紙を筒状に巻き付けるようにし
た紙巻装置と、この紙巻装置によつて巻き付けら
れた栽培容器を搬出コンベア上に移送する搬出装
置とを備えたことにある。
〔実施例〕
第1図、第2図、第3図、第4図において、1
は複数列のエノキ茸栽培容器2群を移送する幅を
有する機枠Aに装着されたスラツト式の第1の搬
入コンベアであり、多数のスラツト3がチエーン
4に止着され、このチエーン4が掛渡された前後
のスプロケツト5の一方が正逆転モータ6に連結
している。7は第1の搬入コンベア1の進行方向
の幅ほぼ中央より始端側の両側の機枠Aに対設す
る一対のガイドレールであり、平面矩形状で側面
T字状の架体8がその一対のガイドレール7に沿
つて昇降自在に装着している。9,9aは架体8
に揺動自在に垂下した前後で一組とする五組の吊
杆であり、それぞれの組の吊杆9,9aには断面
コ字状の挟み付け杆10が前後方向に水平に固定
している。11は架体8を所定高さすなわち挟み
付け杆10が栽培容器2の口部2aの高さに位置
する高さで係止するように機枠A側に設けられた
ストツパーであり、各挟み付け杆10は口部2a
の幅とほぼ同等の間隔を置いて配置されている。
挟み付け杆10の両側には口部2aの各挟着位置
に弾性部材である板バネ12が設けられている。
13は一対のガイドレール7に沿つて昇降して係
止杆14を介し架体8を一体的に昇降するカム板
であり、連接杆16を介しモータ15に連接した
クランク16aと連結している。その場合、クラ
ンク16aの長さによつて架体8の上昇高さが設
定されるが、その高さは多数の栽培容器2群を整
列して収納する箱体17の高さ以上であればよ
い。18は五組の吊杆9,9aのうち両側組の吊
杆9a相互を連結する連接部であり、上記カム板
13のカム面13aと係合して両側の挟み付け杆
10を内方に向つて傾動するローラ19が枢着さ
れている。20は架体8の昇降におけるカム板1
3の上点を感知するリミツトスイツチ、21は下
点を感知するリミツトスイツチである。
22,22aは第1の搬入コンベア1の両側に
おいて上記挟み付け杆10と平行に機枠A側に設
けた箱体17の案内レールであり、箱体17の幅
に合わせて設けられ、その案内レール22,22
aの両端側には箱体17の出入状態を感知する一
対のリミツトスイツチ23,23aが設けられて
いる。24は第1の搬入コンベア1の終端部にそ
の搬入コンベア1と交叉方向に進行するように機
枠Aに設けられたスラツト式の第2のコンベアで
あり、一個の栽培容器2を移送する幅をもつ多数
のスラツト25がチエーン26に止着され、この
チエーン26が掛渡された前後のスプロケツト2
7の一方がモータ28と連結している。29は第
1の搬入コンベア1の進行方向側の第2の搬入コ
ンベア24の側部に位置して機枠Aに設けられた
栽培容器2の第1の受板であり、その後面側には
栽培容器2が第2の搬入コンベア24上に移送さ
れたことを感知するリミツトスイツチ30が設け
られ、リミツトスイツチ30に内蔵されたバネ3
1により前方へ傾斜して揺動自在に吊設してい
る。32は第2の搬入コンベア24の終端側の機
枠Aに設けられた第2の受板であり、容器11が
終端に達したことを感知するリミツトスイツチ3
3が設けられている。34は第2の搬入コンベア
24の終側の側方においてその搬入コンベア24
と直交する方向に摺動可能に機枠Aに設けた摺動
杆であり、先端には第2の受板32に止められた
栽培容器2を後述する自動紙巻装置に押圧して供
給する可動板35が設けられている。摺動杆34
にはモータ36に連結されたリンクアーム37が
連接されており、摺動杆34の一往復を感知する
リミツトスイツチ38が設けられている。また、
上記可動板35、モータ36等により自動紙巻装
置に栽培容器2を1個ずつ供給する供給装置が構
成されている。なお、上記実施例ではクランク、
リンク機構により駆動しているが、シリンダー機
構等を用いてもよい。また、各挟み付け杆10の
両側には板バネ12を設けたものを示したが弾性
部材である軟質ゴムシートを設け、このゴムシー
トの表面に口部2aの滑動が容易な樹脂フイルム
等を貼着してもよい。39は容器2が第1の搬入
コンベア1から第2の搬入コンベア24へと移行
することを案内する円状ガイド板であり、40は
吊杆9の前後方向の止めピンである。Bは挟み付
け杆10と板バネ12、ゴムシート等の弾性部材
と架体8等からなる挟着機構、Cはモータ15、
クランク16a、連接杆16、カム13、ローラ
19等からなる昇降機構である。なお、上記実施
例では昇降時にカム面13aとローラ19との係
合により挟着解除動作が行われるように形成した
がシリンダー機動によりそれぞれ独立して動作す
るようにしてもよい。41は扇状の紙42が縦に
多数重ね合わせて逆さに収納されている紙収納部
であり、カム制御機構などにより進退可能に設け
られている。また紙収納部41には重ねられた紙
42の中央部分を山状に突出して整形し、かつ紙
42の量に応じてスプリング43の弾発力によつ
て押圧保持し得る押板44が配設されるととも
に、この押板44と上記紙収納部41に設けた押
え部材45との間に上記積層された紙42が挟み
込まれて保持されている。なお、紙42は山状に
突出せず偏平な紙束として収納してもよい。また
横に多数重ね合わせてもよい。
46は紙収納部41に収納された紙42と対向
して配設された左右一対のアームであり、それぞ
れのアーム46の先端には吸盤47が支軸によつ
て左右方向首振り自在に枢着されていると共に、
その吸盤47はバネにより常時内方に向つて首振
りするように弾発力が付与され、内方へほぼ45度
傾斜した状態でストツパーにより保持されてい
る。また吸盤47が内方へほぼ45度傾斜している
状態において前記紙42に向つて吸盤47より突
出するように配設した作動ピン48が吸盤47の
基部側に設けてあり、その作動ピン48の先端部
が外方へ屈曲している。また吸盤47には真空ポ
ンプなどの陰圧発生装置が接続されている。49
は吸盤47を取付けたアーム46の反転軸であ
り、その基部が左右一対の受板50に枢着されて
いる。そのアーム46にはカム制御機構などによ
つて動作する適宜反転機構51が設けられてい
る。
52は紙巻箇所53に供給された栽培容器2の
口部2aの形状に倣つた彎曲状の紙押えであり、
カム制御機構などにより進退自在に配設されてい
る。なお、図示しないが紙押え52の前進により
吸盤47の陰圧発生装置にオフとして後退により
オンとなるようにしている。
栽培容器2が保持される紙巻箇所53の両側に
はカム制御機構などによつて適宜角度往復回転す
る一対の回転軸54が縦設してあり、その回転軸
54の上部にはそれぞれ作動杆55を架設してい
ると共に、一方の作動杆55にはリンクを介して
弾性を有する彎曲状の下巻用アーム56が支軸に
よつて揺動自在に枢着してあり、そのリンクおよ
び下巻用アーム56にはそれぞれスプリング57
により常時栽培容器2側に向う力が付与されてい
る。また他方の作動杆58には上巻用アーム59
がスプリング60を介して支軸によつて揺動自在
に枢着され、この上巻用アーム59にはプラスチ
ツク等の弾性材よりなるほぼC状のクリツプ60
を収納する凹溝61が形成してあり、この上巻用
アーム59の待機状態には一個のクリツプ60が
自重落下して上記凹溝61に収納され、かつ、上
巻用アーム59の動作時にはその上巻用アーム5
9と連動してシヤツター62がクリツプ60の自
重落下を阻止するようにしてクリツプ収納部63
が上巻用アーム59の上方に配設されている。ま
たそれぞれの作動杆55,58には紙42の下端
に接触して紙42が所定位置より下方にずり落ち
ることを阻止する紙受部材64が枢着されている
と共にこの紙受部材64には図示しないバネによ
り常に栽培容器2側に向う力が付与されている。
上記栽培容器2の搬入により作動しかつその作
動により一連の紙巻作動を一サイクル行う自動紙
巻装置の始動スイツチ65と、この始動スイツチ
65の作動により上記栽培容器2を搬入箇所53
aから紙巻箇所53まで移送する移送機構66と
を具備するものであり、さらに紙巻箇所53の前
方すなわち紙供給用アーム49と反対側には栽培
容器2の移送台67が配置され、この移送台67
の一側の搬入箇所53a側には搬入用コンベア2
4から栽培容器2が搬入することにより始動スイ
ツチ65を動作するためのレバー69が配置さ
れ、このレバー69の一端が上記移送台67に枢
支部70により枢支されレバー69の先端側に上
記始動スイツチ65が臨んでおり、嵌入された栽
培容器2に押されてレバー69が上記枢支部70
を中心に回転して始動スイツチ65の作動片を押
圧することにより始動スイツチ65を動作し、栽
培容器2が嵌入箇所53aから移動することによ
り作動片が自動復帰して上記レバー69を回動復
帰するものである。
また、移送台67は搬入箇所53aから紙巻箇
所53の中継箇所53bまで横方向の第1の案内
溝71が設けられ、この第1の案内溝71には案
内溝71に沿つて往復移動しながら搬入箇所53
aに搬入された栽培容器2を中継箇所53bまで
押圧移動する第1の移送部材72が配置され、中
継箇所53bからそれの紙巻箇所53までの縦方
向の第2の案内溝73が上記第1の案内溝71と
交叉方向になるように配置され、その第2の案内
溝73にはその案内溝73に沿つて往復動しなが
ら第1の移送部材71によつて移送された栽培容
器2を紙巻箇所53まで移送しかつ紙巻後再び中
継箇所53bまで移送する第2の移送部材74が
配置されている。その場合第1の移送部材72は
栽培容器2の一端を押圧する一枚の平板であり、
第2の移送部材74は栽培容器2の前後側を押圧
できるために連続した2枚の平板から形成されそ
れぞれテーパ状案内部75が設けられている。ま
た第1の案内溝71の延長上すなわち移送第67
の搬入箇所53aと反対側には搬出箇所53cが
設けられこの搬出箇所53cにローラ状搬出コン
ベア26が連続配置している。搬出箇所53cに
は複数のローラ77を介し平板状可動部材78が
搬出コンベア76の長さ方向移動自在に設けら
れ、その可動部材78と収納部41とがロツド状
連続部材79により連結されている。その場合、
ロツド状連結部材79は可動部材78よりも突出
して栽培容器2のガイド部80を形成している。
しかして、多数の栽培容器2群を複数列に整列
して収納した箱体17を第1の搬入コンベア1上
に沿つて組み入れると各挟み付け杆10間に栽培
容器2の口部2aが挿入するとともに、箱体17
により一対のリミツトスイツチ22,22aがオ
ンしモータ15が作動する。これにより、クラン
ク16a、連接杆16を介しカム板13がガイド
レール7に沿つて上昇する。すると、カム板13
の上昇にともないカム面13aにローラ19が係
合し、両側組の挟み付け杆10が内方に向かつて
傾動するため各挟み付け杆10は弾性部材である
板バネ12を介して各容器2の口部2aを押し付
け挟着する。かかる状態においてカム板13がさ
らに上昇するとカム板13は係止杆14と係合し
て枠体8をガイドレール7に沿つて上昇するため
栽培容器2群は箱体17の高さ以上に吊り上げら
れる架体8が最上点まで上昇するとリミツトスイ
ツチ20がオンしモータ15が停止する。次に、
空になつた箱体17を案内レール23,23aに
沿つて第1の搬入コンベア1上から引き抜くと、
一対のリミツトスイツチ22,22aがオフとな
りモータ15が動作するためクランク16aはさ
らに作動しカム板13および架体8は下降する。
さらに下降すると架体8はストツパー11により
係止するとともにカム板13がさらに下降するた
めカム面13aとローラ19との係合が解除され
各挟み付け杆10は元位置に復帰して各栽培容器
2の口部2aは解除される。カム板13が最下点
まで達するとリミツトスイツチ21がオンし、モ
ータ15が停止すると同時に正逆転モータ6が動
作して第1の搬入コンベア1が駆動する。これに
より四列に整列した栽培容器2群は第2の搬入コ
ンベア24に向かつて送られ、最前列の四個の栽
培容器2が第2の搬入コンベア24上に達して第
1の受板29を押圧する。するとリミツトスイツ
チ30がオンし、第1のコンベア1は僅かに後退
して停止し第1コンベア上の栽培容器2と第2の
コンベア24上の栽培容器2が相互に離れ同時に
モータ28が動作して第2の搬入コンベア24が
作動する。このため第2の搬入コンベア24上に
載置している四個の栽培容器2は第2の受板32
に向かつて送られ、容器2が第2の受板32に達
するとリミツトスイツチ33がオンし第2の搬入
コンベア24が停止すると同時にモータ26が動
作してリンクアーム37を介し摺動杆34が摺動
して可動板35は一個の栽培容器2を固定しない
自動紙巻装置に押出供給する。摺動杆34が復帰
するとリミツトスイツチ38がオンしモータ36
は停止する。続いて第2コンベア24と可動板3
5の動作により栽培容器2は一個ずつ自動供給さ
れる。四番目の栽培容器2が第2のコンベア24
上の栽培容器2が全て送り出されると第1の受板
29は復帰しリミツトスイツチ30はオフし、第
1の搬入コンベア1が動作して同時に第1のコン
ベア上の最前列の四個の栽培容器2が第2の搬入
コンベア24上に送られ順次上記と同様の動作を
反復する。
次にカム制御機構などにより紙収納部41が前
進すると先ず作動ピン48の先端が重ね合わされ
た多数枚の紙42のうち一番外側の紙42に接触
し、かつ、紙収納部41の前進に伴い作動ピン4
8が外方へ移動するため作動ピン48と一体の吸
盤47はバネの弾発力に抗して外方すなわち紙面
に向かつて回動し吸盤47は紙面にならつたほぼ
水平状態となつて紙42に吸着する。
その後カム制御機構などにより紙収納部41が
後退すると一枚の紙42は吸盤47に吸着したま
ま残り、他の紙42は紙収納部41の動きに連れ
て後退するが、その際紙収納部41が後退するに
伴い吸盤47はバネの弾発力により内方へほぼ45
度の首振り状態に復帰するため吸盤47に吸着し
た紙42はほぼU形の彎曲状に整形される。この
場合吸盤47はほぼ45度に首振り保持しているが
内方に適宜角度傾斜していればよくその角度は適
宜変更してもよい。また紙収納部41には山形状
に突出して成形した押板44を設けて吸着しやす
くしているが平坦的に形成した押板44であつて
もよい。また紙収納部41群でなく吸盤47、ア
ーム49側を進退してもよい。また円盤状の吸盤
47を図示したがその形状構造を適宜変更しても
よいものであり、また紙42自体を吸盤47を用
いることなく他の供給手段によつて紙42を栽培
容器2側へと供給するようにしてもよい。
次に上述した様に紙収納部41から一枚の紙4
2を取り出した後反転機構51の動作によりアー
ム49がほぼ180度方向変換して逆さ向きの紙4
2が正向きとなつて紙巻箇所53にすでに供給さ
れている栽培容器2の口部2aに紙42が供給さ
れしかも紙42の彎曲した部分が口部2aに対応
するように配設され、次いで、紙押え52がカム
制御機構などにより前進すると紙42の彎曲した
部分が栽培容器2の口部2aの周面に押接される
と共に栽培容器2の口部2aの外周面に沿つて紙
42がほぼU状に保持される。また上述した説明
では吸盤47のアーム46を反転して栽培容器2
の口部2aに供給するようになしているが紙42
を正状態に収納した紙収納部1に対し吸盤47の
アーム46を進退自在に配設してアーム46の進
退動作により一枚の紙42を彎曲状に整形させた
後アーム46を反転させずにさらに前進して栽培
容器2の口部2aに供給するようにしてもよく、
また紙42を彎曲状に整形することなく平面的に
供給する場合もあり、その供給する構成は適宜変
更してもよい。
次に紙42が栽培容器2の口部2aまで移送保
持されたのち、先ず下巻側回転軸54が制御機構
により回転して作動杆55、リンクおよび下巻用
アーム56が栽培容器2に移動し彎曲状の下巻用
アーム56の先端が紙42に接触し、次いでスプ
リング57の力およびリンクの作用によつて紙4
2の一端を栽培容器2の口部2aに押接しかつ皺
あるいは緩みなどを伸すように徐々に巻き付け、
次いで上巻用回転軸が回転して作動杆58および
上巻用アーム59が栽培容器2側に移動してクリ
ツプ60の端部が紙42の他側に接触し次いでス
プリング57の力により紙42の他側を栽培容器
2の口部2aに沿つて皺を伸ばすように巻き付け
て紙42の両端を上下に重ね合わせ、その巻き付
けが終了すると同時にクリツプ60は凹溝61か
ら離脱して自動的に口部2aを嵌着し紙42を導
き付け固定する。その場合下巻用アーム56およ
び上巻用アーム54に連動して紙受部材64が紙
42の下端および上端を支持している。
その後上巻用アーム54および下巻用アーム5
6は復帰する。その場合下巻用アーム56はリン
ク作用により栽培容器2の口部2a周面に沿うよ
うにして復帰する。なお以上は紙42の両側を巻
回しクリツプ60により固定する機構の一例を示
したにすぎず、上述した説明ではクリツプ60を
紙42に直接押接して巻き付けるように形成した
が上巻用アーム54を紙42に直接押接して巻き
付けるように形成してもよく、あるいは上記クリ
ツプ60と上巻用アーム54とを同時に紙42に
応接して巻き付けるようにしてもよい。なお紙を
巻き付ける場合上巻用アームによつて巻き付けた
のち個別に配設したクリツプ収納部を動作させて
クリツプを栽培容器の口部に嵌着してもよい。ま
たクリツプを使用せずに、あらかじめ紙の両端に
フアスナー等を設けることにより、紙を栽培容器
の口部に巻回するとフアスナー等により紙の両端
が重ね合わされて固定するように形成してもよ
い。
次に、第2の搬入コンベア24の動作により1
個の栽培容器2が移送台67の搬入箇所53aに
供給されるとレバー69が回動しかつ作動片が押
圧されて始動スイツチ65が動作状態になり自動
紙巻装置の一サイクルの動作が開始し、第1の移
送部材72が第1の案内溝71に沿つて栽培容器
2を押圧しながら移動して栽培容器2を中継箇所
53bにおいて第2の移送部材74により挟まれ
た状態にする。次いで第2の移送部材74が第2
の案内溝73に沿つて栽培容器2を押圧しながら
移動して紙巻箇所53に位置させると共に、第1
の移送部材72は復帰する。その後上述した紙4
2の巻き付け保持工程を行つた後に第2の移送部
材73が復帰して紙巻箇所53の中継箇所53b
まで移送する。これと同時に同じ動作が反復して
第2の搬入コンベア24が動作し1個の栽培容器
2が搬入箇所53aに供給されかつ第1の移送部
材72により栽培容器2が紙巻箇所53の中継箇
所53bまで移送すると、この移送された栽培容
器2により第2の移送部材74に挟まれた状態の
紙巻きされた栽培容器2が中継箇所53bにおい
て押し出されて入れ代わり、その押し出された栽
培容器2は順次搬出箇所53cへと移動して自動
紙巻装置の紙巻作動の一つである紙収納部41と
連動する可動部材78により順次搬出コンベア7
6に送り込まれ、ガイド部80に案内されながら
搬出コンベア76によつて自動的に搬出される。
なお、搬出側において紙収納部41と連動する可
動部材78により搬出コンベア76に一列で送ら
れるものを示したが第4図のようにシリンダ81
により可動部材78を移動して仕分板82の動作
により複数列で搬出コンベア76に送られるよう
にしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明はエノキ茸栽培容器群を複数列に整列し
て収納した箱体から上記栽培容器群を取り出して
第1の搬入コンベア上に載置し、この第1の搬入
コンベアと交叉方向に設けられた第2の搬入コン
ベア上に上記栽培容器群を列単位で搬送するエノ
キ茸栽培容器の搬入装置と、上記第2の搬入コン
ベア上に移送された栽培容器を1個ずつ供給する
供給装置と、栽培容器の口部に紙を筒状に巻き付
けるようにした紙巻装置と、この紙巻装置によつ
て巻き付けられた栽培容器を搬出コンベア上に移
送する搬出装置とを備えたことにあるため、箱体
内に収納した多数の栽培容器群を搬入装置に供給
するだけで各栽培容器を箱体から取り出して紙巻
装置に容器を順次一個ずつ自動的に供給できると
ともに続いて自動紙巻作業が行われた後一個ずつ
自動的に搬出移動することができ、これによりエ
ノキ茸栽培容器の搬入・紙巻・搬出作動を一連の
作動により行うことができその作業能率を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体平面図、第2図は同正面図、第3
図は要部の断面図、第4図は他の実施例の平面図
である。 1……第1の搬入コンベア、2……栽培容器、
2a……口部、24……第2の搬入コンベア、3
5……可動板(供給装置)、36……モータ(供
給装置)、76……搬出コンベア、B……挟着機
構、C……昇降機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エノキ茸栽培容器群を複数列に整列して収納
    した箱体から上記栽培容器群を取り出して第1の
    搬入コンベア上に載置し、この第1の搬入コンベ
    アと交叉方向に設けられた第2の搬入コンベア上
    に上記栽培容器群を列単位で搬送するエノキ茸栽
    培容器の搬入装置と、上記第2の搬入コンベア上
    に移送された栽培容器を1個ずつ供給する供給装
    置と、栽培容器の口部に紙を筒状に巻き付けるよ
    うにした紙巻装置と、この紙巻装置によつて巻き
    付けられた栽培容器を搬出コンベア上に移送する
    搬出装置とを備えたエノキ茸栽培容器の搬入・紙
    巻・搬出装置。
JP60119204A 1985-05-31 1985-05-31 エノキ茸栽培容器の搬入・紙巻・搬出装置 Granted JPS61274625A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6070008A (ja) * 1983-08-26 1985-04-20 有限会社南波製作所 エノキ茸の栽培瓶の首部に倒伏防止紙を巻きつけする方法およびその装置

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