JPH0567116U - 容量切換形調相設備用ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

容量切換形調相設備用ガス絶縁開閉装置

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JPH0567116U
JPH0567116U JP1301692U JP1301692U JPH0567116U JP H0567116 U JPH0567116 U JP H0567116U JP 1301692 U JP1301692 U JP 1301692U JP 1301692 U JP1301692 U JP 1301692U JP H0567116 U JPH0567116 U JP H0567116U
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JP
Japan
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phase
gas
switches
switch
grounding
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Pending
Application number
JP1301692U
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English (en)
Inventor
冨士男 寺田
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小形にして安価であり、誤操作を防止し、電
気的インターロックを要しない装置を提供する。 【構成】 絶縁性ガスが封入された密閉容器1内に、第
1相,第2相,第3相の上部端子が調相設備5に接続さ
れ第1相,第2相,第3相の下部端子が3相短絡された
第1相,第2相,第3相よりなるガス開閉器10,1
1,12と、各ガス開閉器10,11,12の上部端子
及び下部端子をそれぞれ接地する接地開閉器3,4とを
収納し、ガス開閉器10,11,12の開閉により調相
設備5の容量を切り換えるようにした容量切換形調相設
備用ガス絶縁開閉装置において、第1相,第2相ガス開
閉器10,11の間と第2相,第3相ガス開閉器11,
12の間との2個所のみに断路部13,14を設け、各
接地開閉器3,4の入,切に連動して両断路部13,1
4を切,入するようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電力用コンデンサや分路リアクトル等の調相設備の容量を切り換え るためのガス開閉器を備えた容量切換形調相設備用ガス絶縁開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より電力設備においては、力率を改善する目的で負荷系統に合った電力用 コンデンサや分路リアクトル等の調相設備を用い、この容量を負荷状態等に応じ て切り換えるようにしている。
【0003】 図4は、このような調相設備の容量を切り換えるガス絶縁開閉装置の3線接続 図を示したものであり、密閉容器1内に、第1相,第2相,第3相よりなるガス 開閉器2と、このガス開閉器2の上部端子及び下部端子をそれぞれ接地する2台 の上部,下部接地開閉器3,4とが収納され、この容器1内にSF6 ガス等の絶 縁性ガスが封入され、ガス開閉器2の3相分の上部端子は調相設備5に接続され 、ガス開閉器2の下部端子は3相短絡されている。
【0004】 そして、前記調相設備5は、それぞれ例えば30MVAの容量を有する2つの 分路リアクトル6,7を並列に設けてなり、これがガス遮断器8を介して系統に 接続され、一方の分路リアクトル6の一端が直接3相短絡されると共に、他方の 分路リアクトル7がガス開閉器2を介して3相短絡されており、ガス遮断器8の 開閉及びガス開閉器2の開閉により、系統に対し0,30MVA,60MVAの 各容量を切り換えて接続できるようになっている。
【0005】 ところで、ガス開閉器2の諸試験或いは分路リアクトル6,7の保護リレー等 の動作確認を各相毎に実施しようとした場合、ガス開閉器2の下部端子側が短絡 されているため、実施することができない。
【0006】 そこで、図5に示すように、ガス開閉器2の下部端子側の各相にそれぞれ断路 部9を設け、ガス開閉器2の諸試験,動作確認時、その断路部9を切に,接地開 閉器3,4を入にして各相を切り離して行っている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従来の図5に示す装置の場合、ガス開閉器2の下部端子側に3個の断路部9が 設けられているため、大形になるとともにコストが大になり、かつ、断路部9の 切,入と接地開閉器3,4の入,切とを各器々毎に操作し、かつ、電気的インタ ーロックを設けなければならないという問題点がある。 本考案は、前記の点に留意し、小形にして安価であり、かつ、操作回数を減ら し、電気的インターロックが不要なガス絶縁開閉装置を提供することを目的とす る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案は、絶縁性ガスが封入された密閉容器内に 、第1相,第2相,第3相の上部端子が調相設備に接続され第1相,第2相,第 3相の下部端子が短絡された第1相,第2相,第3相よりなるガス開閉器と、該 各ガス開閉器の上部端子及び下部端子をそれぞれ接地する接地開閉器とを収納し 、前記ガス開閉器の開閉により前記調相設備の容量を切り換えるようにした容量 切換形調相設備用ガス絶縁開閉装置において、 前記第1相,第2相ガス開閉器の間と前記第2相,第3相ガス開閉器の間との 2個所のみに断路部を設け、前記各接地開閉器の入,切に連動して前記両断路部 を切,入するようにしたものである。
【0009】
【作用】
前記のように構成された本考案の容量切換形調相設備用ガス絶縁開閉装置は、 3相のガス開閉器に2個の断路部が設けられているのみであるため、小形になる とともに安価であり、かつ、その断路部の切,入と接地開閉器の入,切が連動し ているため、誤操作を生じなく操作が簡単であり、かつ、電気的インターロック が不要である。
【0010】
【実施例】
1実施例について図1ないし図3を参照して説明する。それらの図において図 4と同一符号は同一もしくは相当するものを示す。 まず、図1において、10,11,12は前記ガス開閉器2を構成する第1相 ,第2相,第3相ガス開閉器、13は第1相,第2相ガス開閉器10,11の下 部端子間に設けられた第1断路部、14は第2相,第3相ガス開閉器11,12 の下部端子間に設けられた第2断路部であり、その両断路部13,14の入,切 は、両接地開閉器3,4と逆動作,即ち両接地開閉器の切,入に連動している。
【0011】 つぎに、図2及び図3において、15は外殻容器、16は上部,下部接地開閉 器3,4の取付台、17,18は各接地開閉器3,4の摺動接触子,固定接触子 、19は各接触子17,18のシールド、20は摺動接触子17に接続された接 地導体、21は接地導体20に接続された引出ブッシングであり、固定接触子1 8はガス開閉器10,11,12に接続されている。 22,23は第1断路部13の摺動接触子,固定接触子、24は接地開閉器4 の固定接触子18と第1断路部13の固定接触子23を接続した接続導体である 。
【0012】 25は手動操作部であり、手動操作部25によりカップリング26,回転気密 軸部27,レバー28を介して操作ロッド29が上下動する。30は操作軸、3 1は操作軸30に固定され先端部が操作ロッド29に連結された連結レバー、3 2は操作軸30に固定され先端部が接地リンク33の一端に連結された接地レバ ー、34は接地リンク33の他端に連結された接地杆であり、先端部が接地開閉 器4の固定接触子18に接離し、基部が摺動接触子17に常時接触している。
【0013】 35は操作軸30に固定され先端部が断路リンク36の一端に連結された断路 レバー、37は断路リンク36の他端に連結された断路杆であり、先端部が第1 断路部13の固定接触子23に接離し、基部が摺動接触子22に常時接触してい る。
【0014】 そして、図3は下部接地開閉器4が切、第1断路部13が入の状態を示し、手 動操作部25の操作により操作ロッド29が上動すると、連結レバー31を介し て操作軸30が反時計方向に回転し、接地レバー32,接地リンク33を介して 接地杆34が左方へ移動し、接地杆34の先端部が接地開閉器4の固定接触子1 8から離脱し、接地開閉器4が切になる。
【0015】 同時に操作軸30の反時計方向の回転により、断路レバー35,断路リンク3 1を介して断路杆37が右方へ移動し、断路杆34の先端部が固定接触子23に 接触し、第1断路部13が入になる。
【0016】 つぎに、手動操作部25の逆操作により操作ロッド29が下動すると、前記と 逆の動作により接地開閉器4が入になり、第1断路部13が切になり、図3の状 態になる。 なお、操作ロッド29は上部操作ロッド38を介して上部操作軸39を回転し 、同時に同様に上部接地開閉器3を入,切する。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているため、つぎに記載する効果を奏 する。 3相のガス開閉器2の2相の間に2個の断路部13,14が設けられているの みであるため、小形になるとともに安価にすることができ、かつ、その断路部1 3,14の切,入と接地開閉器3,4の入,切が連動しているため、誤操作を生 じなく、操作を簡単にすることができ、かつ、電気的インターロックを不要にす ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の3線接続図である。
【図2】図1の機構を示す一部除去斜視図である。
【図3】図2の一部の断面図である。
【図4】従来例の3線接続図である。
【図5】他の従来例の3線接続図である。
【符号の説明】
1 密閉容器 3 上部接地開閉器 4 下部接地開閉器 5 調相設備 10 第1ガス開閉器 11 第2ガス開閉器 12 第3ガス開閉器 13 第1断路部 14 第2断路部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性ガスが封入された密閉容器内に、
    第1相,第2相,第3相の上部端子が調相設備に接続さ
    れ第1相,第2相,第3相の下部端子が3相短絡された
    第1相,第2相,第3相よりなるガス開閉器と、該各ガ
    ス開閉器の上部端子及び下部端子をそれぞれ接地する接
    地開閉器とを収納し、前記ガス開閉器の開閉により前記
    調相設備の容量を切り換えるようにした容量切換形調相
    設備用ガス絶縁開閉装置において、 前記第1相,第2相ガス開閉器の間と前記第2相,第3
    相ガス開閉器の間との2個所のみに断路部を設け、前記
    各接地開閉器の入,切に連動して前記両断路部を切,入
    するようにした容量切換形調相設備用ガス絶縁開閉装
    置。
JP1301692U 1992-02-05 1992-02-05 容量切換形調相設備用ガス絶縁開閉装置 Pending JPH0567116U (ja)

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