JPH0566881A - ペン型のコンピユ−タ入力装置 - Google Patents
ペン型のコンピユ−タ入力装置Info
- Publication number
- JPH0566881A JPH0566881A JP3225802A JP22580291A JPH0566881A JP H0566881 A JPH0566881 A JP H0566881A JP 3225802 A JP3225802 A JP 3225802A JP 22580291 A JP22580291 A JP 22580291A JP H0566881 A JPH0566881 A JP H0566881A
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- Japan
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- pen
- pen shaft
- input device
- computer input
- shaft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、コンピュ−タの入力装置であるマ
ウスに関するもので、揺動時の誤信号発生という現象を
解決し、小型で高性能のペン型マウスを提供することを
目的とする。 【構成】 ペン軸2の先端に平面形状部9を設けたり、
ペン軸2の先端に摺動用部材11を取りつけるという構
成により、揺動時の誤信号発生をほとんどなくす事がで
きる。
ウスに関するもので、揺動時の誤信号発生という現象を
解決し、小型で高性能のペン型マウスを提供することを
目的とする。 【構成】 ペン軸2の先端に平面形状部9を設けたり、
ペン軸2の先端に摺動用部材11を取りつけるという構
成により、揺動時の誤信号発生をほとんどなくす事がで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュ−タシステムに
おいてカ−ソルの移動や図形の入力をするペン型のコン
ピュ−タ入力装置に関するものである。
おいてカ−ソルの移動や図形の入力をするペン型のコン
ピュ−タ入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュ−タ入力装置はコンピュ
−タの小型化にともない、小型化、高精能化が要求され
ている。
−タの小型化にともない、小型化、高精能化が要求され
ている。
【0003】以下、従来のペン型のコンピュ−タ入力装
置について説明する。図4(a)は従来のペン型のコン
ピュ−タ入力装置の平面断面図を示すものであり、図4
(b)は正面断面図である。図4(a)(b)におい
て、31はボ−ルであり、32はペン軸である。33は
X回転体、34はXディスク、35はX受発光素子であ
る。36はY回転体、37はYディスク、38はY受発
光素子である。また図6はペン型のコンピュ−タ入力装
置の外観を示した構成図の一例である。
置について説明する。図4(a)は従来のペン型のコン
ピュ−タ入力装置の平面断面図を示すものであり、図4
(b)は正面断面図である。図4(a)(b)におい
て、31はボ−ルであり、32はペン軸である。33は
X回転体、34はXディスク、35はX受発光素子であ
る。36はY回転体、37はYディスク、38はY受発
光素子である。また図6はペン型のコンピュ−タ入力装
置の外観を示した構成図の一例である。
【0004】以上のように構成されたペン型のコンピュ
−タ入力装置について、以下その動作について説明す
る。まず、ペン軸32をボ−ル31をペン軸移動面に押
し当てながら移動させるとボ−ル31が回転し、回転の
方向によりX回転体33またはY回転体36のどちらか
一方に、または両方に回転が伝わる。X回転体33に同
軸に取りつけられたXディスク34にはスリットがあ
り、スリットの回転によりX受発光素子35からの発光
を反射または透過させる。反射光はX受発光素子35に
よりカウントされ、このカウント数によりX回転体33
の回転量が測定できる。同様にY受発光素子38によ
り、Y回転体36の回転量が測定できる。測定されたX
回転体33およびY回転体36の回転量によりペン軸3
2の移動方向および移動量を知ることができる。
−タ入力装置について、以下その動作について説明す
る。まず、ペン軸32をボ−ル31をペン軸移動面に押
し当てながら移動させるとボ−ル31が回転し、回転の
方向によりX回転体33またはY回転体36のどちらか
一方に、または両方に回転が伝わる。X回転体33に同
軸に取りつけられたXディスク34にはスリットがあ
り、スリットの回転によりX受発光素子35からの発光
を反射または透過させる。反射光はX受発光素子35に
よりカウントされ、このカウント数によりX回転体33
の回転量が測定できる。同様にY受発光素子38によ
り、Y回転体36の回転量が測定できる。測定されたX
回転体33およびY回転体36の回転量によりペン軸3
2の移動方向および移動量を知ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、ペン軸とボ−ルとの相対的な回転を検出するた
め、図5に示すようにボ−ルをペン軸移動面に押しつけ
た状態でペン軸をボ−ルを中心に揺動させると、実際に
はペン軸が移動していないにもかかわらず、揺動角39
に応じてX回転体33が回転し、誤信号が発生してしま
うという課題を有している。
成では、ペン軸とボ−ルとの相対的な回転を検出するた
め、図5に示すようにボ−ルをペン軸移動面に押しつけ
た状態でペン軸をボ−ルを中心に揺動させると、実際に
はペン軸が移動していないにもかかわらず、揺動角39
に応じてX回転体33が回転し、誤信号が発生してしま
うという課題を有している。
【0006】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
もので、ペン軸の揺動時に誤信号がほとんど発生しな
い、ペン型のコンピュ−タ入力装置を提供することを目
的とする。
もので、ペン軸の揺動時に誤信号がほとんど発生しな
い、ペン型のコンピュ−タ入力装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、軸部先端にペン軸の移動面と平行な平面を
有し、その一部がペン軸移動面に接触可能であったり、
ペン軸先端に摺動用部材を取りつけ、摺動用部材の一部
がペン軸移動面に接触可能であるいう構成を有してい
る。
に本発明は、軸部先端にペン軸の移動面と平行な平面を
有し、その一部がペン軸移動面に接触可能であったり、
ペン軸先端に摺動用部材を取りつけ、摺動用部材の一部
がペン軸移動面に接触可能であるいう構成を有してい
る。
【0008】
【作用】本発明は上記構成によって、ペン軸を揺動させ
ようとした場合、軸部先端の平面形状部や摺動部材の一
部にてペン軸を支え、ペン軸が実際に移動していない場
合には出力を発生させず、精度良く動作させることがで
きる。
ようとした場合、軸部先端の平面形状部や摺動部材の一
部にてペン軸を支え、ペン軸が実際に移動していない場
合には出力を発生させず、精度良く動作させることがで
きる。
【0009】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0010】図1(a)は本発明の第1の実施例におけ
るペン型のコンピュ−タ入力装置の平面の断面図であ
り、(b)は正面の断面図である。
るペン型のコンピュ−タ入力装置の平面の断面図であ
り、(b)は正面の断面図である。
【0011】図1において、1はボ−ルであり、2はペ
ン軸である。3はX回転体、4はXディスク、5はX受
発光素子である。6はY回転体、7はYディスク、8は
Y受発光素子である。9はペン軸先端に設けられた平面
形状部である。
ン軸である。3はX回転体、4はXディスク、5はX受
発光素子である。6はY回転体、7はYディスク、8は
Y受発光素子である。9はペン軸先端に設けられた平面
形状部である。
【0012】以上のように構成されたペン型のコンピュ
−タ入力装置について、その動作を説明する。まず、ボ
−ル1をペン軸移動面に押しつけた状態でペン軸2を移
動させるとボ−ル1が回転し、回転の方向によりX回転
体3またはY回転体6のどちらか一方に、または両方に
回転が伝わる。X回転体3に同軸に取りつけられたXデ
ィスク4にはスリットがあり、スリットの回転によりX
受発光素子5からの発光を反射または透過させる。反射
光はX受発光素子5によりカウントされ、このカウント
数によりX回転体3の回転量が測定できる。同様にY受
発光素子8により、Y回転体6の回転量が測定できる。
測定されたX回転体3およびY回転体6の回転量により
ペン軸2の移動方向および移動量を知ることができる。
−タ入力装置について、その動作を説明する。まず、ボ
−ル1をペン軸移動面に押しつけた状態でペン軸2を移
動させるとボ−ル1が回転し、回転の方向によりX回転
体3またはY回転体6のどちらか一方に、または両方に
回転が伝わる。X回転体3に同軸に取りつけられたXデ
ィスク4にはスリットがあり、スリットの回転によりX
受発光素子5からの発光を反射または透過させる。反射
光はX受発光素子5によりカウントされ、このカウント
数によりX回転体3の回転量が測定できる。同様にY受
発光素子8により、Y回転体6の回転量が測定できる。
測定されたX回転体3およびY回転体6の回転量により
ペン軸2の移動方向および移動量を知ることができる。
【0013】次に図2はペン軸が揺動した状態である
が、ペン軸先端の平面形状部9がペン軸移動面に接して
おり揺動角10を最小限としている。
が、ペン軸先端の平面形状部9がペン軸移動面に接して
おり揺動角10を最小限としている。
【0014】以上のように本実施例によれば、ペン軸の
先端部に平面形状部を設けることにより、ペン軸が揺動
した場合平面部の一部にてペン軸移動面と接するため、
揺動による誤信号の発生がほとんどなく、精度の高い入
力が行える。
先端部に平面形状部を設けることにより、ペン軸が揺動
した場合平面部の一部にてペン軸移動面と接するため、
揺動による誤信号の発生がほとんどなく、精度の高い入
力が行える。
【0015】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図面を参照しながら説明する。
について図面を参照しながら説明する。
【0016】図3(a)は本発明の第2の実施例におけ
るペン型のコンピュ−タ入力装置の正面の断面図であ
り、(b)はペン軸揺動時の動作説明図である。
るペン型のコンピュ−タ入力装置の正面の断面図であ
り、(b)はペン軸揺動時の動作説明図である。
【0017】図3において、1はボ−ルであり、2はペ
ン軸である。3はX回転体、4はXディスク、5はX受
発光素子である。6はY回転体、7はYディスク、8は
Y受発光素子であり、以上は図1の構成と同様のもので
ある。図1の構成と異なるのは摺動用部材11を・ペン
軸2の先端に取りつけ、平面を構成させた点である。
ン軸である。3はX回転体、4はXディスク、5はX受
発光素子である。6はY回転体、7はYディスク、8は
Y受発光素子であり、以上は図1の構成と同様のもので
ある。図1の構成と異なるのは摺動用部材11を・ペン
軸2の先端に取りつけ、平面を構成させた点である。
【0018】以上のように構成されたペン型のコンピュ
−タ入力装置について、以下その動作を説明する。ま
ず、ペン軸に揺動がない場合は図3(a)の状態でペン
軸が移動を行い、移動方向、移動量を正確に出力する。
次に図3(b)はペン軸が揺動した状態であるが、摺動
用部材の一部がペン軸移動面と接しており揺動角10を
最小限としている。またペン軸の移動が摺動用部材10
により滑らかに行える。
−タ入力装置について、以下その動作を説明する。ま
ず、ペン軸に揺動がない場合は図3(a)の状態でペン
軸が移動を行い、移動方向、移動量を正確に出力する。
次に図3(b)はペン軸が揺動した状態であるが、摺動
用部材の一部がペン軸移動面と接しており揺動角10を
最小限としている。またペン軸の移動が摺動用部材10
により滑らかに行える。
【0019】以上のように本実施例によれば、ペン軸の
先端部に摺動用部材をを設けることにより、ペン軸が揺
動した場合摺動用部材の一部でペン軸移動面と接するた
め、揺動による誤信号の発生がほとんどなく、精度の高
い入力が行える。
先端部に摺動用部材をを設けることにより、ペン軸が揺
動した場合摺動用部材の一部でペン軸移動面と接するた
め、揺動による誤信号の発生がほとんどなく、精度の高
い入力が行える。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、ペン軸の先端に
平面部を設けるという構成や、ペン軸の先端に摺動用部
材を取りつけ、平面を構成することにより、ペン軸が揺
動した場合に発生する誤信号をほとんどなくす事ができ
る優れたペン型のコンピュ−タ入力装置を実現できるも
のである。
平面部を設けるという構成や、ペン軸の先端に摺動用部
材を取りつけ、平面を構成することにより、ペン軸が揺
動した場合に発生する誤信号をほとんどなくす事ができ
る優れたペン型のコンピュ−タ入力装置を実現できるも
のである。
【図1】(a)本発明の第1の実施例におけるペン型の
コンピュ−タ入力装置の平面断面図 (b)本発明の第1の実施例におけるペン型のコンピュ
−タ入力装置の正面断面図
コンピュ−タ入力装置の平面断面図 (b)本発明の第1の実施例におけるペン型のコンピュ
−タ入力装置の正面断面図
【図2】同第1の実施例におけるペン型のコンピュ−タ
の入力装置の揺動時動作を示す図
の入力装置の揺動時動作を示す図
【図3】(a)本発明の第2の実施例におけるペン型の
コンピュ−タ入力装置の正面断面図 (b)同第2の実施例におけるペン型のコンピュ−タ入
力装置の揺動時動作を示す図
コンピュ−タ入力装置の正面断面図 (b)同第2の実施例におけるペン型のコンピュ−タ入
力装置の揺動時動作を示す図
【図4】(a)従来のペン型のコンピュ−タ入力装置の
平面断面図 (b)従来のペン型のコンピュ−タ入力装置の正面断面
図
平面断面図 (b)従来のペン型のコンピュ−タ入力装置の正面断面
図
【図5】従来のペン型のコンピュ−タ入力装置の揺動時
動作を示す図
動作を示す図
【図6】従来のペン型のコンピュ−タ入力装置の外観図
1 ボ−ル 2 ペン軸 3 X回転体 4 Xディスク 5 X受発光素子 6 Y回転体 7 Yディスク 8 Y受発光素子 9 平面形状部 10 揺動角 11 摺動用部材 31 ボ−ル 32 ペン軸 33 X回転体 34 Xディスク 35 X受発光素子 36 Y回転体 37 Yディスク 38 Y受発光素子 39 揺動角
Claims (2)
- 【請求項1】ペン型の軸部と、前記軸部の先端に設けた
ペン軸の移動方向と移動量を検出する検出手段と、先端
形状部にペン軸の移動面に対して平行な面を有し、平行
面の一部で移動面と接触することができる軸部を備えた
ペン型のコンピュ−タ入力装置。 - 【請求項2】軸部先端に摺動用部材を取りつけ平面を構
成したことを特徴とする請求項1に記載のコンピュ−タ
入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3225802A JPH0566881A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | ペン型のコンピユ−タ入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3225802A JPH0566881A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | ペン型のコンピユ−タ入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0566881A true JPH0566881A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=16835017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3225802A Pending JPH0566881A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | ペン型のコンピユ−タ入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0566881A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8282416B2 (en) | 2008-08-22 | 2012-10-09 | Iriso Electronics Co., Ltd. | Mounting board connector with reinforcing plate |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP3225802A patent/JPH0566881A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8282416B2 (en) | 2008-08-22 | 2012-10-09 | Iriso Electronics Co., Ltd. | Mounting board connector with reinforcing plate |
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