JPH0566676B2 - - Google Patents

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JPH0566676B2
JPH0566676B2 JP59225063A JP22506384A JPH0566676B2 JP H0566676 B2 JPH0566676 B2 JP H0566676B2 JP 59225063 A JP59225063 A JP 59225063A JP 22506384 A JP22506384 A JP 22506384A JP H0566676 B2 JPH0566676 B2 JP H0566676B2
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JP
Japan
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signal
pulse
code
interval
nominal
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JP59225063A
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JPS60253064A (ja
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Tororetsutei Bonifuachio
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Bull HN Information Systems Italia SpA
Original Assignee
Honeywell Information Systems Italia SpA
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Publication date
Application filed by Honeywell Information Systems Italia SpA filed Critical Honeywell Information Systems Italia SpA
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Publication of JPH0566676B2 publication Critical patent/JPH0566676B2/ja
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B5/09Digital recording
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • G11B20/10046Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter
    • G11B20/10212Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter compensation for data shift, e.g. pulse-crowding effects
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/14Digital recording or reproducing using self-clocking codes
    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
    • G11B20/1407Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels code representation depending on a single bit, i.e. where a one is always represented by a first code symbol while a zero is always represented by a second code symbol
    • G11B20/1419Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels code representation depending on a single bit, i.e. where a one is always represented by a first code symbol while a zero is always represented by a second code symbol to or from biphase level coding, i.e. to or from codes where a one is coded as a transition from a high to a low level during the middle of a bit cell and a zero is encoded as a transition from a low to a high level during the middle of a bit cell or vice versa, e.g. split phase code, Manchester code conversion to or from biphase space or mark coding, i.e. to or from codes where there is a transition at the beginning of every bit cell and a one has no second transition and a zero has a second transition one half of a bit period later or vice versa, e.g. double frequency code, FM code
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    • G11B20/14Digital recording or reproducing using self-clocking codes
    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
    • G11B20/1423Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

ためのレジスタ349 を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に
記載のデジタル装置。 4 上記の予め確立された数の後続の期間が2p
あり、Pが整数であることを特徴とする特許請求
の範囲第3項に記載のデジタル装置。
【発明の詳細な説明】
発明の産業上の利用分野 本発明は、磁気支持体、例えばデイスク、デイ
スケツト、テープ等に記録された2進情報の再生
用デジタル装置に関する。 発明の技術的背景 磁気支持体上に2進情報を記録する方法の中
で、最もよく用いられる方法には、単記録密度と
して知られる周波数変調法、(FM)、及び倍記録
密度として知られる修正周波数変調法、(MFM)
が挙げられる。 FMで記録された連続ビツト1又は0は、読み
出される時に、それぞれ、連続記録セルの中央の
パルスの有無により識別される。各セルは、2つ
のタイミングパルス、即ちセルの開始を定めてい
る第1のパルスと後続のパルスの開始を定めてい
る第2のパルスによつて定められる。1つのセル
に関係する時間インターバルは、用いられている
媒体に応じて変化する。例えば、8″(8インチ)
デイスケツト及びFM記録による場合、セルは、
4マイクロ秒(μsec.)の公称長さを有している
ため、2つの後続のパルス間の公称時間インタバ
ルは、2μsec.あるいは4μsec.となる。 MFM記録による場合においても、連続ビツト
1又は0は、読み出される時に、連続セルの中央
のパルスの有無によりそれぞれ定められる。しか
しながら、FM記録の場合と異なり、MFM記録
は、斯かるセルあるいは先行するセルの中央部
に、情報ビツト1に関係するパルスが存在する場
合このセルの開始を定めるタイミングパルスが欠
ける。 MFMに対しても、セルに関係する時間インタ
バルは、その記録媒体に依存する。例えば、8″デ
イスケツト及びMFM記録による場合、セルの公
称長さは2μsec.であり、従つて、2つの後続のパ
ルス間の公称インタバル時間は2μsec.、
3μsec.3μsec.、及び4μsec.となり得る。FM記録方
法及びMFM記録方法に関する情報は更に、「ア
イ・ビー・エム両面デイスケツト・オリジナル設
備製造情報一第2版(IBM Two Side Diskette
Original Equipment Manufacturers
Information−Second edition」(1977年11月)
の表題を付けられたIBMの文書GA21−9257−1
の中に見られる。 磁気支持体から読み出されたパルスシーケンス
は、再生システムの入力に適用され、この再生シ
ステムは入力されたシーケンスに関係する2進情
報として出力に供給する。斯かるパルスシーケン
スは、周期的にいわゆる同期化フイールド(一般
的に6乃至12バイト)を有する。即ち、全ての
「1」情報ビツトあるいは全ての「0」情報ビツ
トが記録されている複数の連続セルに関係する所
定数のパルスである。この同期化フイールドは、
入力中の定められたパルスがタイミングパルスあ
るいは記録された情報ビツトに関係するパルスで
ある場合にロツクし且つ確立するために再生シス
テムによつて用いられる。従つて、再生システム
は、2つの後続パルス間の時間インタバル及び斯
かるパルスの特性に基づいて、磁気支持体に記録
された情報を正しく検出することができる。 しかしながら、後続のパルス間の時間インタバ
ルの測定のみによるデータ再生は、信頼性が高く
ない。何となれば、斯かるインタバルは、その公
称値からかなりの相違を示し、パルスシーケンス
が再生フエースにおいて誤まつて、解釈されてし
まうからである。斯かる相違は、2つの主な原因
による。第1の原因は、磁気支持体の速度変化、
即ちその磁気支持体を駆動しているモータの回転
速度公差による。 第2の原因は、当業者に知られているところで
あるが、記録されたパルスのいわゆるピークシフ
ト現象による。斯かるシフトは、隣接パルスの相
互影響によつて特に生ずる。公知のように、斯か
るシフトは、記録パルス密度が一定の場合のみ、
即ち後続のパルス間のインタバルが常に等しい場
合のみ、ゼロであると見做すことができる。 斯かる情況が、同期化フイールドを除いてFM
記録及びMFM記録において確認されないことは
明らかである。従つて、再生システムは、斯かる
エラーの原因を修正することができる装置を必要
とする。これらの装置のうち最も知られているも
のは、フエーズロツク回路を利用した物である。
これらの装置は、入力にパルスシーケンスを受
け、この入力パルスに連続的に同期しているいわ
ゆる矩形波ウインドー信号を出力に供給する。言
い換えれば、このウインドー信号は、入力パルス
との予め確立された位相関係を維持するために修
正される。このウインドー信号とパルスシーケン
スは、次に再生システムの論理ネツトワークに適
用され、適当に復合化される。このウインドー信
号が第1の電気的レベルにある時に生ずる読出し
パルスは、情報ビツトとして解釈される。 一般的に、このフエーズロツク装置は、入力に
パルスシーケンス及びウインドー信号を受け、出
力にそれらの位相差に比例した信号を供給する位
相比較器を含む。斯かる信号は、適当なフイルタ
を通して、このウインドー信号を発生する電圧制
御発振器(VCO)に適応される。これらの装置
は、頻繁で且つ高価なトリミングを必要とする他
に、しばしば安定性の問題によつて影響を受け
る。斯かる不都合を解消するためにデジタルフエ
ーズロツク装置が最近提案されている。例えば、
米国特許第4357707号は、FM及びMFMの両方に
記録された情報を再生するためのデイスケツトデ
ジタル制御器と共に用いられるデジタルフエーズ
ロツク装置を開示している。斯かる特許による
と、2つのウインドー信号遷移間の公称インタバ
ルが、固定周波数を有するタイミング信号の可変
数の期間の和で与えられる。この回路は、最後の
ウインドー信号遷移と、次の読み出しパルスを受
る瞬間との間に起きるタイミング信号期間の数を
計数する。斯かる情報に基づき、この回路は、読
み出されたパルスがこの2つのウインドー信号遷
移間の中央に置かれるようにするために後続のウ
インドー信号遷移の位置を変化させる。 MFM記録の場合、上記の特許に開示されてい
る装置は、ウインドー信号の最後の遷移とn番目
のパルス間のインタバルを考慮に入れるばかりで
なく、n−1番目のパルスと斯かるn−1番目の
パルスのすぐ前に先行するウインドー信号遷移と
の間のインタバルをも考慮に入れて、n番目のパ
ルスの受信により、2つのウインドー信号遷移間
のインタバルの長さを変える。このようにして、
上記の特許に開示されている装置は、特にMFM
記録に影響する「ピークシフト」現象が原因のエ
ラーを再生しようとする。 この他に、米国特許第4357707の装置は、磁気
支持体速度変化が原因のエラーを再生するように
試みている。 実際上、各入力パルスがその名目上の位置より
進んでいるか遅れているかは連続的に調べられ、
それぞれの場合に応じてカウンタを増加または減
少させ、そのカウンタの状態に基づき2つのウイ
ンドー信号の遷移間の名目的間隔を決定するタイ
ミング期間の数を修正する。上記の米国特許に開
示されている装置は、本質的に、高価で高性能な
部品(例えば最小アクセス時間の制御メモリ)の
使用を必要とする他、MFM記録2進情報の再生
における幾つかの制限によつて影響される。実際
速度変化及び「ピークシフト」現象によるエラー
の再生は、独立の回路によつて実行されるが、斯
かる回路は、これらのエラーが共に存在し加算さ
れるパルス列に応答する。 従つて、速度変化によるエラーの再生は、「ピ
ークシフト」現象によるエラーの再生が磁気支持
体速度エラーに影響されるのと同じようにこの
「ピークシフト」現象によつて影響される。従つ
て、ウインドー信号と読み出されたパルス列との
間の正しい位相関係は保証されない。 また、速度変化によるエラーの正しい再生を仮
定しても、米国特許第4357707号に開示されてい
る回路は、その最大のエンテイテイが実際に生じ
得るエンテイテイよりもしばしば少ないという、
ピークシフト現象によるエラーを再生することが
できる。ピークシフト再生に関しては、以下のこ
とを付け加えなければならない。即ち、上記の回
路は、あるパルスと前のウインドー信号遷移との
間のインタバルの測定に影響する不確定エラーあ
るいは測定不確実性を後続のインタバルに伝える
傾向がある。 本発明に係るデジタル装置は、斯かる不都合を
解消するものである。 発明の概要 本発明の第1の特徴によると、この装置は先ず
最後のパルスと最後から2番目に読み出されたパ
ルスとの時間インタバルを測定する。その後、斯
かる測定値から、この回路は、速度変化とピーク
シフト現象によるエラーを再生し、最終的に、こ
の回路はウインドー信号を発生し、最終の読み出
しパルスをウインドー信号に関して正しい位相関
係にあるように生ずる。 本発明の別の特徴によると、デジタルフエーズ
ロツクが、回転速度変化と2つの分離した位相中
におけるピークシフト現象によるエラーを再生
し、これにより、速度変化によるエラーの再生
が、ピークシフト現象によるエラーによつて影響
されることを防ぐ。速度変化によるエラーの再生
中、回転速度エラーを表わす量は、最後の検出さ
れたインタバルの期間測定値に加算されるかある
いはこれから減算される。斯かる量は、固定され
ていないがこの装置が一定の記録密度を有する適
当な数の後続パルスを検出する毎に更新されるた
め、ピークシフトエラーによつて影響されない。
速度変化によるエラーの再生に引き続いて、本発
明に係る装置は、最後のインタバルの期間測定値
を分析し、斯かる測定値に従つて、最後のインタ
バルに関連すべき公称長さを求める。 MFM記録データの再生の場合、この装置は、
最後から2番目のインタバル期間の測定値、最後
から2番目に関係する公称期間の測定値、及び最
後から3番目のインタバルに関係する公称期間の
測定値を更に考慮に入れることによつて最後のイ
ンタバルに結合すべき公称長さを求める。 ピークシフト現象によるエラーを上記のように
再生すると、あるインタバルの長さ測定に起きる
不確定エラーが伝えられて、後続のインタバルに
関係すべき公称長さの決定に影響するということ
を防止でき、広範囲にわたる可能な値の中におい
てピークシフトエラーの再生を可能にすることが
できる。 好適な実施例の説明 第1図は、本発明に係るデジタル装置を含む代
表的なデータ処理システムのブロツク図を示す。
符号1で示す斯かる装置は、大容量記憶駆動デバ
イスと制御器3との間に組み立てられている。第
1図のシステムは更に、中央処理装置4、周辺制
御器5及び中央メモリ6を含む。中央処理装置
4、メモリ6及び制御器3,5は、複数のリード
即ちシステムバス7によつて互いに接続されてお
り、このシステムバスを通して、データ、アドレ
ス及び制御信号を交換することができる。 この説明の場合、システム大容量記憶は、8イ
ンチ(″)、デイスケツトによつて構成されると仮
定される。しかしながら、以下の記述に行なわれ
る考慮は、他の種類の記憶、例えば磁気テープ記
憶に対しても有効である。大記憶容量が1つのデ
イスケツトから構成されていると仮定すると、集
積回路(例えば、米国企業のウエスタンデジタル
社市販のコード1791の製品)を制御器3として用
いることができる。制御器3及び駆動デバイス2
は、チヤンネル8を通して複数の制御信号及び情
報信号を交換することができる。 制御器3とデバイス2の間の回路及びインター
フエース信号の詳しい説明については、本発明を
理解する上では重要ではないため、こゝで省略す
る。 上記の好ましい実施例の場合、8″デイスケツト
が大容量記憶として用いられ且つウエスタンデジ
タル社の集積回路1791が制御器として用いられて
いるため、上記の回路及びインターフエース信号
は、斯かる製品の仕様から推定することができ
る。同じことが、制御器3と再生装置1との間の
インターフエースについても言える。 ここでは以下のことのみが指摘される。即ち、
この再生装置は、制御器に矩形波ウインドー信号
RDCLK及びそれぞれが記録支持体上に検出され
た磁束遷移に対応している論理レベル0のパルス
列RDDATAを供給しなければならないことであ
る。パルスRDDATA及びウインドー信号
RDCLKは、各パルスRDDATAが、信号
RDCLKの半波(又はウインドー)内に完全に含
まれるという条件を満たすだけでよい。残りの部
分に対しては、ウインドー信号に相対的なパルス
位置及びパルス長さは、任意とすることができ
る。しかしながら、好ましくは、パルス
RDDATAの長さは、100乃至250nsec.の範囲とす
べきであり、ウインドー信号遷移に対するパルス
開始あるいはパルス終了の遅延は40ナノ秒
(nsec.)より長くすべきである。 制御器3は、パルスRDDATAの各々が、タイ
ミング遷移あるいはデータに対応するかを告知し
てもらう必要はない。制御器自身は、公知の同期
化フイールド及び「アドレスマーク」フイールド
と対応して読み出されたパターンに応じて斯かる
区別を行うことが可能である。また、タイミング
信号あるいはウインドー信号の期間は、可変とす
ることができ、2つの信号半波は、互いに異なる
長さを持つことができる。 デバイス2は、デジタル装置1に各検出された
磁束遷移に対応してパルスRAW DATAを供給
する。 開示されたシステムは、FM記録情報及び
MFM記録情報を再生するように意図されている
ため、後続のパルスRAW DATA間の時間イン
タバルは、斯かる情報を示している。 装置1は、入力に受けたパルス列RAW
DATAに応じて、制御器3にウインドー信号
RDCLKと及びパルスRAW DATAに対応し且つ
ウインドー信号RDCLKに対して相対的に適当に
配置されたパルスRDDATAを供給する。制御器
3は、信号RDCLKにより、パルス列RD DATA
内の情報ビツトを区別し、確立された平衡によ
り、それらをシステムバス7に与える。 第2図は、本発明の目的である第1図のデジタ
ル装置1のブロツク図を示す。基本的に、装置1
は、発振器10、タイミングユニツト20、後続
の人力パルス間のインタバル期間の測定のための
且つ速度変化及びピークシフト現象による斯かる
インタバル期間中に存在する可能なエラーの再生
のための論理ユニツト30、読み出しパルス列
RD DATAの再構成のための且つウインドー信
号RD CLKの発生のための論理ユニツト40を
含む。発振器10は、ユニツト20,30,40
に、16MHz周波数を有する矩形波信号CL CKを
供給する。タイミングユニツト20は、パルス
RAW DATAの各々によつて活性化され、その
動作を制御し同期化するために1つ又はそれ以上
のタイミング信号をユニツト30,40に供給す
る。 第2図は、ユニツト30が、インタバル期間の
測定のための論理ユニツト31、速度変化による
エラーの補償のための論理ユニツト32、「ピー
クシフト」現象によるエラーの補償のための論理
ユニツト33、及び回転速度変化を求めるための
論理ユニツト34から構成されていることを示し
ている。ユニツト31は、パルスRAW DATA
の立ち上がりエツジに対応して、出力チヤンネル
31Aに、斯かる立ち上がりエツジと先行するパ
ルスRAW DATAの立ち上がりエツジ間のイン
タバル期間を示す第1情報を供給する。斯かる第
1情報は、速度変化及び「ピークシフト」現象に
よるエラーによつて明確に影響される。補償ユニ
ツト32は、チヤンネル31Aに現われる第1情
報にあるいはこの第1情報からユニツト34の出
力チヤンネル34Aに現われる第2情報を加算し
たりあるいは減算したりする。尚この第2情報
は、速度エラーを示す。斯くして、論理補償ユニ
ツト32の出力チヤンネル32Aには、速度変化
によるエラーが再生されている最後のインタバル
期間を示す第3情報が現われる。ユニツト32の
別の出力には、第1論理レベルに現われた時に、
ユニツト31からの出力の2進情報がその期間が
予め固定された公称期間、例えば、MFMにおけ
る2μsec.あるいはFMにおける4μsec.(これらは予
め固定された値以下である。)と異なるインタバ
ルを表わすことを示す制御信号NOM INTも現
われる。ユニツト34は信号NOM INTを受け、
斯かる信号が特定の数の後続のインタバルに対し
て活性の場合、ユニツト34は、検出されたエラ
ー速度を示す情報の更新をそれを出力チヤンネル
34Aに与える。最後のインタバル期間(この期
間は「ピークシフト」エラーによつてのみ影響さ
れる)を示すユニツト32から出力に現われる情
報は補償ユニツト33に送られる。 FM記録の場合、ユニツト33は、斯かる情報
から最後のインターバル公称を求め、論理ユニツ
ト40にチヤンネル33Aを介して発生すべき信
号RDCLK及びRDDATAが2μsec.又は4μsec.の公
称期間のインターバルに関連することを規定する
デジタル情報を供給する。 MFM記録の場合、ユニツト33は、ユニツト
32からの出力の情報から及び最後から2番目に
関連する交称期間の斯かる最後から2番目のイン
タバル期間を示す前に受けた情報から及び最後か
ら3番目のインタバル関連する公称期間の前に受
けた情報から最後のインタバル公称期間を求め
る。2μsec.,3μsec.4μsec.であり得る最後のイン
タバル公称期間は、チヤンネル33Aを通して論
理ユニツト40に供給される。ユニツト40は、
斯かる公称期間に従つてRDCLKウインドー及び
RDDATA信号を発生する。ユニツト40は、ユ
ニツト33から最後のインタバルを示す情報を受
けることができ、これに対して前のインタバルに
関連する信号RDCLK及びRDDATAが依然とし
て発生していないためユニツト42は、斯かる情
報損失を防止することができる手段が配設されて
いる。このことは、以下のユニツト40の詳細な
説明から更に明らかとなろう。 第3図は、論理タイミングユニツト20の詳細
な図である。ユニツト20は、2つのJフリツプ
フロツプ21,Kフリツプフロツプ23,4ビツ
トカウンタ22,4ビツトシフトレジスタ25及
び2入力NANDゲート26及びNOTゲート24
を含んでいる。以下の図面と同じようにして第3
図において、本発明を理解する上で有用な回路入
力のみを示してある。この説明の末尾において、
使用されている回路のリストが与えられている。 これらの回路仕様から及びこれらの回路が本発
明に係る装置内で実行するように設計されている
動作から、当業者は、これらの図に示されない回
路入力に適用されるべき論理レベルを簡単に推定
することができる。 更に、第6図は、第3図、第4図、第5図の回
路の幾つかの点に現われる信号のタイミング図を
示しており、それらの動作の理解を助ける。以下
の説明を簡単にするために、これらの図に示され
る幾つかの論理成分の基本的特徴を念頭に入れ
る。ここに示す全てのJフリツプフロツプ、Kフ
リツプフロツプは、クロツク入力CKに適用され
る信号の正エツジによつてトリガされる種類のフ
リツプフロツプである。斯かるエツジは、それら
の入力J,Kの論理レベルがそれぞれ1,1であ
る場合それらをセツトしあるいはそれらをセツト
の状態に保つ。それらは、入力J,Kの論理レベ
ルがそれぞれ0,0である場合リセツト/リセツ
トに保たれる。これらのフリツプフロツプは、入
力J,Kの論理レベルがそれぞれ1,0の場合ト
グルする。これらのフリツプフロツプは、入力
J,Kの論理レベルがそれぞれ0,1である場合
トグルしない。セツト入力及びリセツト入力は、
論理レベル1に置かれなければならない。これら
のフリツプフロツプは、論理レベル0がセツト入
力、リセツト入力にそれぞれ適用された時非同時
的にセツト、リセツトになる。4ビツトカウン
タ、クロツク入力CKに適用される信号の正エツ
ジによつてトリガされる種類のカウンタであり、
このカウンタには、ロード入力LD、イネーブリ
ング入力EN及びデータ入力が配設されている。
論理レベル1が入力LDに適用されると、これら
のカウンタは、入力ENにおける論理レベルが0
である場合各タイミングパルスにおいて増分す
る。EN=1である場合これらのカウンタは増分
しない。 論理レベル0が入力LDに適用されると、これ
らのカウンタは、入力ENの論理レベルとは独立
して、情報をデータ入力に存在した状態でタイミ
ングパルスによつてロードされる。これらのカウ
ンタは、CARRY出力を有しており、この出力は
通常は論理レベル1に置かれており、カウンタが
最大計数(即ち15)の状態にある時0に落ちる。 再び第3図について説明する。フリツプフロツ
プ21は、クロツク入力に16MHz周波数を有する
信号CLOCKを受け、J入力に信号RAWDATA
を非同時的に受け、リセツト入力に信号RESTを
受ける。(第6図のダイアグラムCLOCK,
RAWDATA,REST)フリツプフロツプ21の
セツト入力及びK入力は、永久に論理レベル1に
ある信号を受ける。 フリツプフロツプ21の出力Qにおいて、信号
STOPは、RADATAが論理レベル1にある場合
CLOCKのエツジの立ち上がりと共に論理レベル
1に上昇する。次に、信号STOPは、信号REST
が論理レベル0に落ちた時に論理レベル0に落ち
る。信号STOPは、第2図のユニツト30に送ら
れる。この信号は、更にカウンタ22のロード入
力LDに適用され、カウンタ22は、そのクロツ
ク入力CKに信号CLOCKを受ける。論理レベル
0にある信号がイネーブリング入力EN及びカウ
ンタ22のデータ入力に永久に適用される。それ
故、このカウンタは計数状態が0の時通常は休止
の状態にある。信号STOPが論理レベル1に上昇
すると、カウンタ22は、信号CLOCKのエツジ
が立ち上がる毎にその入力を1ユニツトずつ増分
する。カウンタ22の出力CARRYは、15個の
CLOCKパルスの受領に対応する時間期間の後に
論理レベル0に落ちる。斯かる出力はフリツプフ
ロツプ23のK入力に接続される。フリツプフロ
ツプ23は、クロツク入力にクロツク信号を受
け、セツト入力に信号 2を受ける。 2は、
NOTゲート24を通して信号T2を反転するこ
とにより得られる。論理レベル1及び0にある信
号が、フリツプフロツプ23のリセツト入力とJ
入力にそれぞれ適用される。 フリツプフロツプ23は、その反転出力に信
号LOAD OUTを送る。信号LOAD OUTは、カ
ウンタ22の出力キヤリー(CARRY)を論理レ
ベル0に下げたパルスに続くCLOCKパルスのエ
ツジの立ち上がりに伴つて論理レベル0から論理
レベル1に上昇する。次に、信号LOAD OUT
は、信号 2が論理レベル0に落ちた時に再び
論理レベル0に落ちる。信号LOAD OUTは、第
2図のユニツト30,40に送られる。この信号
は、更にシフトレジスタ25のシリアル入力
(SI)に適用され、このレジスタ25は、そのタ
イミング入力CKにCLOCK信号を受け且つその
リセツト入力Rに信号RESGEを受ける。RESGE
は、この装置の初期リセツトの期間のみにおいて
論理レベル0に落ちる。 信号LOAD OUTの論理レベル1は、信号
LOAD OUTを論理レベル1に上げた信号に続く
CLOCK信号のエツジの立ち上がりに伴なつてシ
フトレジスタ25の出力QAに転送される。次の
CLOCKパルスにより、レベル1が、シフトレジ
スタ25の出力QB,QCと及び出力 に反転
された形でシフトされる。従つて、斯かる出力に
は、それぞれタイミング信号T1,T2,T3,
T4(第6図のダイアフラムT1,T2,T3,
T4)が現われる。斯かるタイミング信号は、第
2図のユニツト30に送られる。 その他に、信号T2はフリツプフロツプ23を
NOT24を通してリセツトし、これに対し信号
T3, 4はNANDゲート26の入力に適用さ
れる。信号RESTは、斯かるNANDゲート26
の出力に現われ、ゲート26は、とりわけフリツ
プフロツプ21をリセツトする。 第3図及び第6図から、以下のことが銘記され
る。即ち、CLOCK信号周波数が16MHzに等しい
ため(即ち、信号周期は62.5nセカントに等し
い)、LOAD OUT信号は、パルスRAW DATA
の到着を示す信号STOPガ論理レベル1に上昇し
た瞬間に対して16×62.5=1000nsec.に等しい遅
延を伴う論理レベル1に上昇する。即ち、タイミ
ングユニツト20は、次に生じるCLOCKパルス
と非同期的な読み出しパルスRAW DATAの受
領によつて活性化され、このタイミングユニツト
20は適当なタイミング信号STOP,LOAD
OUT,T1,… 4,CLOCK周期をかけた予
め確立された期間のRESTを供給する。 第4図は、第2図の測定ユニツト31の詳細な
図である。このユニツト31は実質的に、カウン
タ311によつて供給される4ビツトが最も意味
があるビツトである8ビツトカウンタを構成する
ために適当にカスケイドに接続された4ビツトを
有する2つのカウンタ310,311からなる。
この目的を達成するために、信号CLOCK及び
RESTがタイミング入力CK及び両方のカウンタ
310及び311のロード入力LDによつて受け
られる。カウンタ310のイネーブリング入力
ENは、信号STOPを受け、これに対しカウンタ
311のイネーブリング入力は、カウンタ310
の出力CARRYに接続されている。 カウンタ310,311のデータ入力の各々
は、ロードされた時にリセツトされるようにする
ために永久に論理レベル0にある信号を受ける。
即ち、LD入力が論理レベル0にあるクロツク信
号のエツジが立ち上がりを起こした時にこの信号
を受ける。カウンタ311の2つの最も意味の深
い入力は用いちれない。 第4図及び第6図を調べると、以下のことが銘
記される。即ち、カウンタ310,311は、
RESTが論理レベル0にある時、CLOCKの立ち
上がりエツジによつてリセツトされる。即ち、
RAWDATAパルス受領を示す信号STOPが論理
レベル1に上昇した時の瞬間に対して20×62.5=
1250nsec.の遅延を伴う。その後、カウンタは既
に0に落ちている信号STOPが再び1に上昇して
新しいRAWDATAパルス受領を示すまで各
CLOCK立ち上がりエツジ毎に増分を開始する。
この時点においてカウンタ310,311は停止
する。 それ故、以下のことが明らかとなる。即ち、カ
ウンタ310,311からの出力における信号
CNT1,…CNT6は、最後のRAW DATAパル
スと受けられた最後から2番目のRAW DATA
パルスとの間に測定された時間インタバル期間を
2進コードで且つ62.5nsec.の倍数で示す、即ち
1250nsec.より少ない。斯くして、例えば、カウ
ンタ310,311からの出力における10進数N
(0<N<63)に対応する2進コードは、1250+
N・62.5ナノ秒に等しい2つの後続のRAW
DATAパルスの間で測定された時間インタバル
を意味する。斯かる情報は、タイミング信号
STOPが論理レベル1に留まる全時間に対して及
び直後のCLOCK期間に対して得られる。 第5図は、公称速度に対する速度エラーである
速度変化を検出する論理ユニツト34の詳細な図
を示す。ユニツト34は、2つのJフリツプフロ
ツプ340、Kフリツプフロツプ341、3つの
4ビツトカウンタ342,346,347、レジ
スタ349、2つの3入力NANDゲート344,
345、2つのNOTゲート343,348から
なる。ユニツト34は、パルスが「ピークシス
ト」エラーによつてでなく速度エラーによつての
み影響される、磁気支持体に記録された予め確立
されたフイールドの読み出しの期間中にのみ動作
しなければならない。 次の記述において、斯かるフイールドがユニツ
ト34に対して「活性化フイールド」と呼ばれ
る。既に述べたように、信号NOM INTは、2
つの後続のRAW DATAパルス間のインタバル
(以下単に「インタバル」と呼ぶ)が予め確立さ
れた値より大きくならない値、例えば±12%に対
してMFMの場合2μsec.及びFMの場合4μsec.の公
称インタバルから異なる毎に論理レベル1に上昇
する。この状態が17個の測定インタバルの列に対
して維持される場合、これらのインタバルは、ユ
ニツト34の活性化フイールドを識別する。 カウンタ342及びフリツプフロツプ340,
341は、17個のインタバルに対するNOMINT
条件の持続を証明するネツトワークを構成する。
カウンタ346,347は、斯かる17個のインタ
バルの内の16個のインタバルの実際の期間(斯か
る17個の内の最初のインタバルは、ピークシフト
エラーによつて特別に影響をされるため省略され
る)と16個の後続の公称インタバルの期間との差
を測定するネツトワークを構成する。測定された
差は、レジスタ349に記録され、レジスタ34
9は活性化フイールドに対応して実施される、新
たな差測定の各々において更新される。 フリツプフロツプ340は、そのタイミング入
力に信号LOAD OUTを受け、その入力J,Kに
信号NOM INTを受け、そのリセツト入力にリ
セツト信号RESGEを受ける。永久に論理レベル
1にある信号がフリツプフロツプ340のセツト
入力に適用される。フリツプフロツプ34の直接
出力Qに現われる信号NOM DATAは、信号
NOMINTが論理レベル1にある場合信号LOAD
OUTのエツジの立ち上がりと共に論理レベル1
に上昇する。信号NOM DATAは、カウンタ3
42のロード入力LDに適用され、カウンタ34
2は、そのタイミング入力に信号T1を受け、そ
のイネーブリング入力に永久に論理レベル0にあ
る信号を受ける。カウンタ342のデータ入力の
それぞれは、T1のエツジの立ち上がりにおいて
且つ信号NOM DATAが論理レベル0にある時、
カウンタが10進数14に対応する2進値にセツトさ
れるために、適当な論理レベル0又は1を受け
る。信号NOM DATAは更に、入力J,K及び
フリツプフロツプ341のリセツト入力に適用さ
れる。斯かるフリツプフロツプは、そのタイミン
グ入力に信号 4を且つそのセツト入力に永久
に論理レベル1にある信号を受ける。カウンタ3
42及びフリツプフロツプ340,341の動作
は以下の通りである。 NOM INTが論理レベル0にある時、タイミ
ングパルスLOAD OUTにおいてフリツプフロツ
プ340はリセツトされあるいはリセツトに保持
され、従つて、フリツプフロツプ34の出力Qに
おける信号NOM DATAの論理レベルは0であ
る。これに対応して、タイミングパルスT1の受
領(RAW DATAパルス間の各インタバルに対
して1つずつ)において、カウンタ341は、数
14に等しい2進値にセツトされ、このカウンタは
増分しない。カウンタ342の出力CARRYは論
理レベル1に留まる。NOM DATAが論理レベ
ル0にある場合、斯かるフリツプフロツプ341
も、パルス 4の立ち上がりエツジによつてリ
セツト状態に周期的に確認され、斯かるフリツプ
フロツプの直接出力における信号NORMは論理
レベル0にある。これに反して、NOM DATA
が論理レベル1に上昇する場合、フリツプフロツ
プ340はLOAD OUTの後続の立ち上がりエツ
ジによつてセツトされ、カウンタ342は、増分
にイネーブルされる。 カウンタ342は、直後のT1の立ち上がりエ
ツジによつて10進値15を示す状態に置かれ、カウ
ンタのCARRY342出力は論理レベル0に落ち
る。フリツプフロツプ341の後のストレート
も、信号 4の立ち上がりエツジによつてセツ
トされ、信号NORMは論理レベル1に上昇する。
信号NOM INTが更に16個の後続のインタバル、
即ち、信号LOAD OUTの更に16個の後続の立ち
上がりエツジの期間中に論理レベル1に保持され
る場合、信号NORMはこれらの全ての更なる16
個のインタバルの期間中論理レベル1に留まり、
カウンタ342は、各パルスT1の受領の際に増
分を続ける。言い換えれば、第2パルスT1によ
り、このカウンタは数値0を示すようになり、信
号CARRY342が1に上昇する。第3のパルス
T1により、そのカウンタは数値1を示すように
なり以下同様となる。17番目のパルスT1によ
り、このカウンタは数値15を示すようになり、信
号CARRY342は再び0に落ちる。第6図は、
NOM INTが少なくとも17個のインタバルの期
間中論理レベル1に保たれる場合の信号NOM
DATA,NORM及びCARRY342のタイミン
グ図を示す。上記のことが起きない場合、フリツ
プフロツプ340,341が、リセツトされカウ
ンタ342は、数値14に対応する状態に進む。信
号CARRY342及びNORMは、カウンタ34
6,347及びレジスタ349の動作を制御す
る。信号NORMは、NANDゲート345の第1
入力に適用され、ゲート345は他の2つの入力
に信号T3及び、NOTゲート343も介してカ
ウンタ342の出力CARRYに現われる信号を受
ける。信号T3及びNOTゲート343の出力に
現われる信号もまたNANDゲート344の2つ
の入力にそれぞれ適用され、ゲート344は、第
3入力に信号 4を受ける。 NANDゲート344の出力は、T3のエツジ
の立ち上がりと共にCLOCK期間にわたつて0に
落ちるLOAD16信号を、第1回目は第1公称イ
ンタバル(NOM INT=1)の認知の後にそし
て第2回目は17個の後続の公称インタバルが検出
された場合に供給する。NANDゲート345の
出力は、NOTゲート348の入力に接続されて
おり、ゲート348は出力に信号CLK16を供給
する。信号CLK16は、通常0のレベルにあり、
17個の後続の公称インタベルが検出された後にの
み信号T3と共に2つのCLOCK期間にわたつて
レベル1に上昇する。 信号LOAD16は、4ビツトカウンタ346,
347のロード入力LDに適用され、これらのカ
ウンタはそれらのタイミング入力に信号CLOCK
を受ける。斯かるカウンタは、その最上位4ビツ
トがカウンタ347の最上位ビツトである1つの
8ビツトカウンタを構成するためにカスケード接
続されている。この目的を達成するために、カウ
ンタ347のイネーブリング入力がカウンタ34
6の出力CARRYに接続されている。カウンタ3
46のイネーブリング入力ENは信号T2を受け
る。カウンタ346,347のデータ入力の各々
は、信号LOAD16が理論レベル0にある時
CLOCK信号のエツジの立ち上がりと共に10進計
数値163に予めセツトされるようにするために適
当なレベル0又は1を受ける。次に、カウンタの
内容は信号T2が論理レベル0にある時CLOCK
信号のエツジが立ち上がる毎に1つずつ増分され
る。カウンタ347の出力C4÷C7及びカウンタ
346の出力C3は、そのクロツク入力Tに信号
CLK16を受けるラツチングレジスタ349の多
くの入力に接続されている。信号CLK16のエツ
ジの立ち上がりにおいて、レジスタ349は、そ
の入力に現われる情報をラツチし且つそれをその
出力に信号Δ0÷Δ4として与える。 言い換えれば、カウンタ346,347の動作
は以下の通りである。信号LOAD16は、その実
際の長さが、予め確立された公称長さと特定のパ
ーセントの値より多くは違わない第1インタバル
を認知した後0に落ちる。信号LOAD16が0に
落ちると、カウンタ346,347のロードをも
たらし、これらのカウンタは、すぐその後、即ち
T2が0になる時、信号CLOCKのエツジが正に
なる毎に増分を開始する。 T2が1にある時、RAW DATAパルス間の
各インタバルのCLOCK期間即ち125nsecに対応
する2つのCLOCK期間の長さにわたつて、増分
がスキツプする。カウンタ346,347の計数
終了は、CLK16の立ち上がりエツジにおける斯
かるカウンタ出力の安定な構成を保証するのに必
要である。従つて、カウンタ346,347は2
つのRAW DATAパルス間のインタバルに含ま
れるCLOCKパルスを2パルス少なく即ち
125nsecに計数する。NOM INTが少なくとも更
に16インタバルにわたつて1に保持されると、こ
れらのカウンタは増分を継続する。 NOM INT=1である17番目の後続のインタ
バルの検出の後、CLK16の立ち上がりエツジに
よつて、これらのカウンタによつて達成される状
態がレジスタ349にロードされ、すぐその後、
LOAD16が0に落ちると、これらのカウンタは
CLOCK信号によつて0進計数値163に予めセ
ツトされる。 ユニツト34の出力チヤンネル34Aに現われ
る情報(Δ0÷Δ4)はその公称値に対する速度エ
ラーをコード化された形で表現する。実際、
MFMの場合2μsecのあるいはFM(NOM INT=
1)の場合4μsecの公称期間が対応する17個の後
続の測定インタバルの内の16個のインタバルに相
当する時間インタバルをT0で示すと、インタバ
ルT0内の信号CLOCK間の数は速度エラーに応
じて変化する。 MFMの場合、即ち速度変化が+12.5%あるい
は−12.5%である場合、インタバルT0は16×
1750=28μsecあるいは16×2250=36μsecに等し
く、これはCLOCK信号の448期間あるいは576期
間にそれぞれ相当する。 FMの場合即ち速度変化が+12.5%あるいは−
11.7%の場合、インタバルT0は、16×3500=
56μsec.あるいは16×4468=71.48μsec.に等しくこ
れはそれぞれCLOCK信号の896期間あるいは
1144期間に相当する。信号T2が信号CLOCKの
2つの立ち上がりエツジをマスクすることを考慮
し且つMFMの場合+12.5%から−12.5%に且つ
FMの場合+12.5%から−11.7%の範囲の許容速
度変化を仮定すると、カウンタ346,347が
計算できる信号CLOCK期間の最小数及び最大数
はそれぞれMFMの場合448−(16×2)=416及び
576−(16×2)=544でありFMの場合896−(16×
2)=864及び1144−(16×2)=1122である。 MFMの場合、カウンタ346,347の出力
に現われる実際の制限10進値は、斯かるカウンタ
が値163のプレセツトによりインタバルT0の間
に2回オーバーフローする時は+12.5%の速度変
化を有する67、及び−12.5%の速度変化を有する
195となる。これに反して、カウンタ346,3
47の出力に現われる実際の制限10進法値は、斯
かるカウンタが値163のプレセツトによりインタ
バルT0の間に4回オーバーフローする時は+
12.5%の速度変化を有する3、及び−11.7%の速
度変化を有する251となる。MFMあるいはFM記
録された情報の再生の場合、表1及び表はそれ
ぞれ信号Δ0÷Δ4(ここでΔ4は最上位ビツト)に
よつて示される10進値の幾つかと、カウンタ34
6,347の出力C0÷C7(ここでC7は最上位ビ
ツト)に現われる情報に関連して対応する10進
値、及びカウンタ346,347によつてインタ
バルT0内に検出される信号CLOCK期間の実際
の数Mとの間の対応を供給する。 表1及び表の第4列において、Eは
(CLOCK期間の1/4の近似と共に)MFMの場合
2000nsecの長さで且つFMの場合4000nsecの長さ
を有する公称インタバルに関するビツトΔ0…Δ4
によつてCLOCK期間で表現されるインタバルの
平均期間エラーを示している。表1及び表の第
5列は、各値(Δ0÷Δ4)Dに関係するパーセン
トエラー速度ΔV%を示す。
【表】 ‥ ‥
‥ ‥ ‥
24 192÷199 54
1÷548 +4 −12.5
25÷31 >_200
>_549 >+4 <−12.5
【表】 ‥ ‥
‥ ‥ ‥
25 200÷207 10
61÷1068 +4.5 −7.03
‥ ‥
‥ ‥ ‥
30 240÷247 11
01÷1108 +7 −10.93
31 248÷255 11
09÷1116 +7.5 −11.7
既に示したように、第6図は、第3図、第4
図、第5図の説明の所で述べた幾つかの信号のタ
イミング図を示す。更に、第6図では、信号
CARRY22、CARRY342が、カウンタ2
2、342の出力CARRYに現われる信号を示し
ており、これに対して、(OUT22)D及び
(OUT342)Dが、各CLOCK信号期間におけ
るそれぞれ第3図のカウンタ22の計数及び第5
図のカウンタ342の計数に関連する10進値を示
している。 第7図は、第2図の補償ユニツト32及び33
の詳細な図を示している。補償ユニツト32は、
4Kバイト容量を有するプラグラマブル読み出し
専用メモリ320からなり、これに対して補償ユ
ニツト33は、4Kバイト容量を有するプログラ
マブル読み出し専用メモリ330及び8ビツトラ
ツチングレジスタ331からなる。 メモリ320は、チヤンネル31Aを通してそ
の最下位アドレス入力10÷15に信号CNT1÷
CNT6を受け、チヤンネル34Aを介してその最
上位アドレス入力16÷110に信号Δ0÷Δ4を受け
る。メモリ320は、FM( )再生に記
録された情報の場合、その最上位アドレス入力工
11に論理レベル1(0)にある信号FM/
を受ける。 FM及びMFMの両方の場合において、測定さ
れたインタバル期間(CNT1÷CNT6)及び前に
検出され以前として力を有する現在の速度エラー
を示す。各可能な対のコードCNT1÷CNT6及び
Δ0÷Δ4は、その現在の速度エラーに従つて修正
された測定インタバル期間(CNT1÷CNT6)を
示す5ビツト2進コードが記憶されているメモリ
位置をアドレスする。斯かるコードはメモリ32
0の出力SR1÷SR5に現われる。各メモリ位置に
おいて、コードCNT1÷CNT6が、FMの場合
2μsecあるいはMFMの場合4μsecの公称インタバ
ル期間と特定のパーセント値(MFMの場合±
12.5%及びFMの場合−11.7%から+12.5%)より
低い値しか異わないインタバル期間を現わすか否
かを示すビツトが更に記録される。斯かるビツト
は、メモリ320の別の出力に現われ、メモリ3
20は、速度エラー検出ユニツト34に信号
NOM INTを供給する。各測定インタバル
(CNT1÷CNT6)に対して、メモリ320は信
号STOPのエツジの立ち上がりと共に安定にアド
レスされ、全時間に対して、斯かる信号は論理レ
ベル1に保たれる。フリツプフロツプ340を
NOM INTの論理レベルに従つてセツト/リセ
ツトする信号LOAD OUTは、STOPの立ち上が
りエツジに対して1000nsecの遅延をもつて発生す
る。従つて、如何なる種類のプログラマブルメモ
リも、例え速度が遅くとも、1000nsecより低いア
ドレス選択及び読み出し時間を有することを条件
とするならば、信号LOAD OUTの前に信号
NOM INTの安定な発生を保証するためにメモ
リ320として用いることができる。実際は、メ
モリ320の出力の幾つかが、その読み出しデー
タが信号LOAD OUTによつてストローブされる
カスケードメモリ330をアドレスすると、両方
のメモリの読み出し時間及びアドレス選択時間の
和は1000nsecより低くなければならない。 出力SR1÷SR5に現われる可能な32個のコード
の各々は、速度エラーについて修正されたインタ
バル期間を示し且つ62.5nsecの増分によつて
2000nsecから3937.5nsecの範囲に可変となるよう
にすることが好ましい。実際、速度エラーを欠い
たピークシフト現象は、2μsecの対応する公称イ
ンタバルに対するインタバル期間の増加及び
4μsecの対応する公称インタバルに対するインタ
バルの減少をもたらす。従つて、このように規定
された値の範囲は適当である。 メモリ320のプログラム化は明らかである。
各々の可能なコードCNT1÷CNT6は、測定され
たインタバル期間を示す。斯かる期間は、コード
Δ0÷Δ4によつて示される速度パーセントエラー
に従つて減少あるいは増加しなければならない。
修正された期間は、その代表的なコードによつて
示され、対応するコードCNT1÷CNT6及びΔ0
÷Δ4及びビツトFM/ によつてアドレス
されるメモリ位置に記録される。 第7図についてまた説明する。メモリ320の
出力SR1÷SR5は、チヤンネル32Aを通して、
メモリ330のアドレス入力I0÷I4に接続されて
おり、測定されたインタバルの実際の期間(速度
に対して修正される)を示すコードをその都度供
給する。尚斯かるコードはDENによつて示され、
順序番号Nの印を付けられる。メモリ330は更
に、その最上位入力I11に信号FM/ を
受ける。 メモリ330が実行しなければならない再生
は、DENによつて示される期間がピークシフト
現象によつて影響されるということを念頭におく
と、コードDENに関連すべき公称期間の計算と
なる。メモリ330はまた、その入力I5…I10に
後に検討されるある信号を受ける。メモリ330
がコードDEN(及び他の情報)によつてアドレス
されると、メモリ330は、出力A0,B0にコー
ドDENによつて表明される実際の期間に関連す
べき公称期間を示す2進法コードDNNを発生す
る。 MFMの場合、A0,B0=01,10,00である場
合、2μsec,3μsec,4μsecの公称期間がそれぞれ
そのインタバルに関連する。 これに反して、FMの場合、A0,B0=11,01
である場合2μsec,4μsecの公称期間がそれぞれそ
のインタバルに関連する。MFM記録情報再生
(FM/ =0)の場合、メモリ330の
出力PR1÷PR6に現われた情報は、それに関連し
た公称期間及びのインタバル(N−1)の公称の
前の期間ばかりでなくコード化された形のインタ
バルNの実際の期間(速度に対して修正)を示
す。これら全ての情報は、それらの全ての合理的
な可能な合成を表わすことが可能な1つの6ビツ
トコードによつて表現される。実際、可能な実際
の期間の特定のフイールドのみがインタバルNの
公称期間に対応する。 しかしながら、説明をはつきりとさせるため
に、斯かる情報は、明確にし且つDEN(インタバ
ルNの実際の期間)、DNN(インタバルNの公称
期間)及びDNN−1(インタバルN−1の公称期
間)によつてそれぞれ示されると見做すのがよ
い。 FM記録情報再生(FM/ =1)の場
合、メモリ330の出力PR1÷PR6に現われた情
報は、有意ではない。メモリ330の出力A0,
B0PR1÷PR6は、その入力に現われる情報をラ
ツチし且つその情報を信号LOAD OUTのエツジ
の立ち上がりと共にその出力に与えるレジスタ3
31の対応する入力に接続されている。レジスタ
331の出力A1,A2(メモリ330の出力A0,
B0に対応する)は、チヤンネル33Aを通して
第2図のユニツト40に接続されており、これに
対し出力FB1÷FB6(メモリ330の出力PR1÷
PR6に対応する)は、同じユニツト40のアドレ
ス入力I6÷I10に接続されている。従つて、ユニ
ツト33の補償動作は以下の通りである。信号
LOADOUTに先行する不定の瞬間において、メ
モリ330は情報DEN-1,DNN-1,DNN-2
(MFMの場合)あるいはレジスタ331の出力
からフイードバツクで非有意情報(FMの場合)
ばかりでなく情報DENを入力に受ける。 その他に、コードDNN-1がレジスタ331の出
力A1,B1に現われる。このようにアドレスされ
たメモリ330は、以下の組の情報を出力に発生
する。 オン出力A0,B0:コードDNN オン出力PR1÷PR6:DEN,DNN,DNN-1
(MFMの場合)、非有意情報(FMの場合) これらの情報は、LOAD OUTのエツジの立ち
上がりの時にレジスタ331にロードされる。 インタバルNの公称期間DNNは、従つて、利
用可能であり、これはタイミング窓信号RDCLK
を発生するための且つ読み出しパルスRD
DATAを再発生するためのユニツト40によつ
て用いられる。更に、レジスタ331の出力FB1
÷FB6に現われる幾つかの情報は、メモリ330
を再アドレスするために且つ後続のインタバルN
+1の公称期間DNN+1を確立するのに用いら
れる。以前に記録されたデータが無い時からの開
始時点において、メモリ330は、コードDEN
(N=1,2,3、他)に公称期間DNNの異なつ
たコードを関連することができる。ユニツト40
によつて処理される斯かるコードは、信号RD
DATA及びRD CLOCK(ウインドー)の異なつ
た発生をもたらすことができる。このことは何ら
問題を起こさない。何となれば、制御器3(第1
図)は、適当な数の同期化フイールドバイト(即
ちFMの場合0の2バイトあるいはMFMの場合
1又は0の4バイト)を検出し次に予め確立され
た数のバイト内の(アドレスマーク)と呼ばれる
予め確立されたコードを検出する迄これらの信号
を無視するからである。 可能な速度エラーに対して修正された活性化フ
イールドインタバルの実際の長さDEは、(たぶん
第1インタバル及び最後のインタバルとは別に)
公称期間DNと一致する。斯くして、同期化フイ
ールドが読み出されると、メモリ330は、公称
インタバルDNに等しい測定インタバルDEに対
応する許容コードの1つを出力PR1÷PR6に発生
し、2つの後続のインタバルの読み出しの期間
中、出力PR1÷PR6に発生されるコードは一義的
に確立される。 従つて、同期化フイールドの第1部分の認識に
よつて、速度修正ユニツト32がプレセツトさ
れ、その直後に他の2つの同期化フイールドイン
タバルを認識すると、補償ユニツト33は効果的
なデータ・ストリームに固定される。これから、
MFM記録情報の場合において、DNN-2
DNN-1,DEN-1の認知が、以下にしてその公称期
間DNNの実際の長さDENに一義的に関連させるか
について説明する。パルスn−1及びn間のイン
タバルNを考慮すると、斯かるインタバルの実際
の長さと公称長さとの差ENは、EN=DEN−DNN
=PSn−1+PSnで与えられる。尚PSn−1,
PSnは、それぞれパルスn−1,nのピークシフ
トである。 ENは、インタバルNが4μの公称長さを有する
時にインタバルN−1,N+1の両方が2μsecの
公称長さを有するとあるいはインタバルNが
2μsecの公称長さを有する時にインタバルN+1,
N−1が4μsecの公称長さを有すると最大値を有
する。いずれにしても、磁気支持体が受動素子で
あることを考慮すると、効果は原因を上回ること
ができない。即ち、ENはDNN-1,DNN+1の必然
的な実際の長さより長く(DNN=2μsecの場合)
あるいは短い(DNN=4μsecの場合)実際の期間
のインタバルNを発生するようなものであつては
ならない。これは、各パルスピークシフトが、絶
対値として500nsecより長くなり得ないことを意
味している。 上記の考慮によると、以下のことを結論付ける
ことは簡単である。即ち DNN=2μsecの場合2000DEN≦3000 DNN=3μsecの場合2333<DEN<3666 DNN=4μsecの場合3000<DEN4000 FMの場合、実際の長さのみによつて、公称期
間2μsec及び4μsecを有するインタバルを区別する
のは簡単である。これに反して、MFMの場合、
公称期間2,3μsec及び3,4μsecのインタバルの
中にかなりの不確定さが存在する。斯かる不確定
さは、PSn−1が即ち、インタバルN−1の終了
及びインタバルNの開始を定めるパルスn−1ピ
ークシフトが知られている場合には、解消するこ
とができる。実際、PSn−1が知られると、
500nsecよりも短い(絶対値において)可変因子
PSnとは別にDNN=(DEN−PSn−1)−PSnが知
られ、2,3,4μsecの公称長さのDNNに対する
関連は間違えようがない。 パルスシークシフトは、それに先行するかある
いは続くインタバル公称期間に従つて変化するこ
とが更に知られているため、 PSn−1=F(DNN,DNN-1)となる。関数F
は分析的に表現することがむずかしいが、実験的
に定義することができる。PSn-1の場合、斯かる
関係は、DNNが未知であるため用いることがで
きない。しかしながら、この関係は、PSn-2=F
(DNN-1,DNN-2)を定義するのに用いることが
でき、DNN-1=DEN-1−(PSn-2+PSn-1)である
ため、PSn-1=DEN-1−DNN-1−F(DNN-1
DNN-2)と言う結果を得る。言い換えれば、
PSn-1=F1(DEN-1,DNN-1,DNN-2)となる。尚
F1は、例え分析的に表現することがむずかしく
ても実験的に定義できる関数的な関係式である。
従つて、DNN=F1N−F1(DEN-1,DNN-1
DNN-2)−PSnが得られる。即ちDNN=F2(DEN
DEN-1,DNN-1,DNN-2)−PSnが得られる。関
数式F2は、メモリ330によつて処理される。 上記の考慮及び実験的な証明によると、コード
(FB1÷FB6)及び後続の実際の期間の測定の際
に再生されるべきピークシフトを示す測定値を実
質的に与える付加的なコードに応じて実際の期間
コード(SR1−SR5)に関係すべき公称期間を定
めるコードA0,B0がMFMに用いられるメモリ
330領域の各位置内に記憶される。第8図、第
9図、第10図は、MFM記録の場合に用いられ
るメモリ330領域のマツピングを部分的にしか
も有意義な方法で示している。FM記録の場合に
用いられるメモリ330領域のマツピングの説明
は明らかであるため省略する。 第8図、第9図、第10図の場合、メモリ33
0の内容は、2048個のメモリ位置を識別する32行
64列マトリツクスで表わされている。概念的に、
各位置は行アドレス及び列アドレスによつて識別
される。列Bの10進法で示される行アドレスは、
コード化された形のインタバルの期間DENを示
す。インタバル期間DENは、列Aの中に引用され
る。行Cの中で10進形として示されている列アド
レスは、実際の期間DEN-1、及び公称期間
DNN-1,DNN-2で与えられる情報の組を(コード
化された形で)示す。列コードの各々の1つの関
係する各インタバルN−1の実際の期間は、行D
に引用される。 各組の列のコードに関係する期間DNN-1
DNN-2の異なつた合成は行Eの中に引用される。
各位置において、DEN,DNN,DNN-1を示すコー
ドが10進の形で引用される。 斯かる情報の各々の1つの情報の実際の値は、
列コードに関係した同じ値となる。正し、斯かる
情報は言及するインタバルはN−1及びN−2で
はなくN及びN−1の順序のインタバルである。 2つの目印線によつてメモリマトリツクスを3
つのフイールド分割している。各フイールドは、
既に述べられたコードの他にそれぞれ公称期間
DNN=2μsec,3μsec,4μsecのコードを含む全て
のメモリ位置を含んでいる。斯かるコードは、メ
モリ330の出力A0,B0に与えられ、列Fの中
に引用される。 第8図及び第10図において銘記すべきこと
は、測定された期間DEN(列A)がDNN=3μsecに
関係し、斯かるインタバルNがDNN-1=2又は
4μsecを有するインタバルN−1によつて先行さ
れる場合、測定されたDENとDNN+1を定義するの
に用いられるコードによつて示されるDENとの間
には一致がなく、しかし斯かるコードは、2つの
因子を考慮するために実験的に修正される実際の
期間より長い、あるいは等しいあるいは短いDEN
を示す。即ち、2つの因子は以下のようにして考
慮する。 1 適当な修正方向の場合及びより高い限界リス
クを有する場合、DENの個別測定における固有
の不確定エラーを考慮する。 2 パルスn−2がPSnに及ぼす且つ公式PSn=
F(DNN+1,DNN)によつて考慮されない2次
影響を考慮する。 パルスn−2がパルスnから隔たれば隔たる
程、斯かる影響は少なくなる。言い換えれば
(DEN−PSn-1)とDNNとの差として決められる
値PSnは、実数値に対して丸められた特定のエラ
ーによつて影響され、期間DEN-1がDNN-1に対し
て相対的に長ければ長い程、斯かるエラーは高く
なる。この実数値は、DENの増加補生によつて必
然的にPSnに適用され、長さDENが長ければ長い
程、適用された補正は高くなる。 第11図は、再発生論理ユニツト40を詳細に
示している。斯かるユニツトは、測定されたイン
タバルと及び信号LOAD OUTの公称期間を定め
る信号A1,B1に従つて矩形波ウインドー信号
RDCLK及び読み出しデータ又はタイミングパル
スRD DATAを発生する。(斯かる信号LOAD
は、62.5nsec以下に切り下げられる1250nsecの遅
延をもつて各パルスRAW DATAの受領の際に
タイミングユニツト20によつて発生する。) FMの場合、RD CLK信号は、公称期間2μsec,
4μsecの各インタバルにわたる1半波、2半波あ
るいは位相によつてそれぞれ構成されなければな
らない。更に、FMの場合、インタバル公称期間
が2μsec,4μsecである場合、パルスRD DATA
は、それぞれ、ウインドー信号の第1(及び唯一
の)又は第2フエーズ内に完全に含まれなければ
ならない。 これに反し、MFMの場合、ウインドー信号
RD CLKは、公称長さ2μsec,3μsec,4μsecの各
インタバルに対して、それぞれ2半波又は位相、
3半波又は位相、4半波又は位相によつて構成さ
れなければならず、パルスRDDATAは、インタ
バルに相当するウインドー信号の最後の位相内に
完全に含まれなければならない。 ユニツト40は、6個のJフリツプフロツプ、
Kフリツプフロツプ401,402,404,4
05,406,409、2つの4ビツトカウンタ
403,408、2入力ANDゲート411、2
入力NANDゲート407及び3入力NANDゲー
ト410からなる。フリツプフロツプ401は、
そのタイミング入力に信号LOAD OUTを受け、
そのリセツト入力Rに信号RES DATAを受け
る。フリツプフロツプ401によつてその残りの
入力に、永久に論理レベル1にある信号が受けら
れる。信号DATA PRESは、フリツプフロツプ
401の反転出力に現われる。信号DATA
PRESは、信号LOAD OUTのエツジの立ち上が
りと共に論理レベル0に落下する。信号DATA
PRESは、信号RES DATAが論理レベル0に落
ちると論理レベル1に上昇する。信号DATA
PRESは、フリツプフロツプ402のセツト入力
に適用され、フリツプフロツプ402は、そのタ
イミング入力に信号ACNTFFを受け、そのリセ
ツト入力に初期化リセツト信号RESGEを受け、
この信号RESGEは、初期カウンタの期間中のみ
論理レベル0になる。 フリツプフロツプ402のJ入力、K入力は、
カウンタ408のCARRY出力に接続される。フ
リツプフロツプ402の反転出力には、カウン
タ408のCARRY出力が論理レベル0であり、
一方信号DATA PRESが再び論理レベル1に上
昇した場合信号DATA PRESが論理レベル0に
落下し信号ACNTFFのエツジの立ち上がりと共
に再び論理レベル1に上昇すると論理レベル0に
落下する信号STARTが現われる。信号START
は、カウンタ403のイネーブンリグ入力に適用
され、カウンタ403は、そのクロツク入力に信
号CLOCKを受ける。 カウンタ403のローデイング入力LDは、
ANDゲート411の出力に接続されている。斯
かるゲートは、その2つの入力に信号RESGE及
び信号ACNTCLKFFをそれぞれ受ける。 カウンタ403のデータ入力の各々が、信号
CCLOCKのエツジの立ち上がりと共に且つ入力
LDが論理レベル0にある時に、カウンタ403
が10進計数値4に予めセツトされるようにするた
めに適当なレベルを受ける。STARTが論理レベ
ル0に落下すると、カウンタ403はその出力に
現われる情報を信号CLOCKのエツジの立ち上が
りの度に1ユニツトずつ増分する。 カウンタ403の出力CNTIA,CNT4Aは、
フリツプフロツプ404のそれぞれクロツク入力
とJ入力、K入力に接続される。斯かるフリツプ
フロツプは更に、そのセツト入力及びリセツト入
力にそれぞれ信号RESGE及び永久に論理レベル
1にある信号を受ける。フリツプフロツプ404
の出力Q,にはそれぞれ信号ACNTFF,
C が現われる。 既に述べたように、信号ACNTFFは、フリツ
プフロツプ402のタイミング入力に適用され
る。カウンタ403のCARRY出力は、更にその
クロツク入力に信号CLOCKを受け且つそのセツ
トS及びリセツトR入力に永久に論理レベル1に
ある信号を受けるフリツプフロツプ405の入力
J,Kに接続される。フリツプフロツプ405の
出力Q及びにはそれぞれ信号ACNTCLKFF,
A が現われる。信号
ACNTCLKFFは、ANDゲート411の入力に
供給される他に、そのJ入力、K入力がカウンタ
408のCARRY出力に接続されているフリツプ
フロツプ406のクロツク入力に適用される。フ
リツプフロツプ406のセツト入力及びリセツト
入力は、信号RESGE及び永久に論理レベル1に
ある信号をそれぞれ受ける。フリツプフロツプ4
06の出力Q,には、信号LDCNT及び
C がそれぞれ現われる。信号
Tは、NANDゲート407の入力に適用され、
ゲート407はその第2入力に信号
C を受ける。信号RESDATAは、
NANDゲート407の出力に現われる。 既に述べたように、斯かる信号はフリツプフロ
ツプ401のリセツト入力に適用される。信号
は、NANDゲート4
07の入力に供給される他に、カウンタ408及
びフリツプフロツプ409のタイミング入力に適
用される。フリツプフロツプ409は、そのJ入
力、K入力に論理レベル1,0にある信号をそれ
ぞれ受ける。更に、フリツプフロツプ409は、
そのセツト入力及びリセツト入力に論理レベル
1,0にある信号をそれぞれ受ける。フリツプフ
ロツプ409の直接出力Qには、信号
T のエツジの立ち上がりの度に
転流する信号RDCLKが現われる。 カウンタ408は、そのロード入力に信号
LDCNTを受け、そのイネーブリング入力に論理
レベル0にある信号を受ける。カウンタ408の
2つの最下位データ入力は第7図のユニツト33
のレジスタ331の出力A1,B1に接続される。
これに反して、カウンタ408の2つの最上位デ
ータ入力は永久に論理レベル1にある信号を受け
る。カウンタ408は、信号LDCNTが論理レベ
ル0にある時信号 の
立ち上がりエツジに対応してそのデータ入力にあ
る情報をその出力に転送する。次に、カウンタ4
08はその出力に現われる情報を、LDCNTが論
理レベル1にある時信号
F の立ち上がりエツジに対応して1ユニツト
ずつ増分する。カウンタ408の出力A2,B2
は、NANDゲート410の2つの入力に接続さ
れ、ゲート410はその第3入力に信号
を受ける。 ユニツト40のオペレーシヨンは、第11図の
信号の幾つかを示している第12図のタイミング
図を初期のリセツト状態から始めて調べると簡単
に理解できる。シーケンス(OUT403)エツ
ジは、16進コードの状態にあるカウンタ403の
状態を示す。フリツプフロツプ401は、第1パ
ルスLOAD OUT(瞬間t1)の受領の際にセツト
され、従つて、DATAPRESは、0に落ち、フリ
ツプフロツプ402をセツトする。STARTは、
0に落ち、カウンタ403が計数するようにイネ
ーブルする。カウンタ403が計数状態8に達す
ると、出力CNT4Aは、0に落ち、フリツプフロ
ツプ404がその直後のCLOCKによつてリセツ
ト(ACNTFF=0)される。カウンタ403が
計数状態Cに達すると、出力CNT4Aは再び1に
上昇し、フリツプフロツプ404はその直後の
CLOCKによつてセツト(ACNTFF=1)され
る。ACNTFFのエツジが立ち上がつても、フリ
ツプフロツプ402は修正されない。何となれ
ば、カウンタ408からの出力の信号CARRY4
08が論理レベル1にあるからである。カウンタ
403が計数状態Fに達すると、その出力
CARRYは0に落下する(CARRY403=0)。
フリツプフロツプ405は、従つて、その直後の
CLOCK(瞬間t2)によつてリセツト
(ACNTCLKFF=0及びACNTCLKFF=1)さ
れる。 カウンタ408は、信号ACNTCLKFFの立ち
上がりエツジによつてロード(LDCNT=0)す
るようにイネーブルされる。 パルスRAWDATA(パルスLOADOUTを発生
した)に先行する測定されたインタバルの公称期
間を定める2進情報が出力A2,B2に現われる。 即ち、MFMの場合公称長さが2μsecの場合、
A2=0及びB2=1 公称長さが3μsecの場合、A2=1及びB2=
0 公称長さが4μsecの場合、A2=0及びB2=
0 A2=0及びB2=1の場合は、第12図のダイ
アグラムによつて示されている。 更に、 の立ち上が
りエツジにより、フリツプフロツプ409は転流
し、信号RDCLKは1に上昇しこれによりパルス
LOADOUTに関連するインタバルの第1フエー
ズの開始を定める。 信号RES DATAが0(
F =1及び =1)に落下する
と同時に、フリツプフロツプ401はリセツトさ
れ、DATA PRESは1に上昇し、カウンタ40
3は計数状態0に達し、CARRY403は1に上
昇し、これに対しCNT4Aは0に落下する。 直後のCLOCKによつて、カウンタ403は
(ACNTCLKFF=0であるために)計数値4に
構成されるが、フリツプフロツプ404はセツト
の状態に留まり、フリツプフロツプ405はフリ
ツプフロツプ406と同様にセツトされる。しか
しRESDATAは再び1に上昇する。次に、カウ
ンタ403が計数状態8に達すると、CNT4A
は、0に落ち、フリツプフロツプ404は
CLOCKの後続の立ち上がりエツジによつてリセ
ツトされる。カウンタ403が計数状態Cに達す
るとCNT4Aは再び1に上昇する。フリツプフロ
ツプ404は、後続のCLOCKによつて再びセツ
トされる。ACNTFFの立ち上がりエツジは、
CARRY408=1であるためフリツプフロツプ
402のセツト状態を修正することが無い。 カウンタ403が計数状態Fに達すると、
CARRY403は0に落ちる。直後のCLOCKに
より、即ち、瞬間t3において、次の事象が起き
る。即ち、 フリツプフロツプ405がリセツトされる
(ACNTCLKFF=0及び
F =1)。 フリツプフロツプ409がトグルし、RDCLK
が0に落ちる。 カウンタ408が1ユニツトずつ増分し、それ
がA2=0,B2=1であつた場合、計数状態Fに
達し、CARRY408が0に落ちる。 カウンタ403は、計数状態0にセツトされ、
CARRY403は1に上昇する。 瞬間t3において、後続のCLOCKにより、カウ
ンタ403は計数状態4にセツトされ、フリツプ
フロツプ405がセツトされる。 ACNTCLKFFの立ち上がりエツジによつて、
フリツプフロツプ406のリセツトをもたらし、
LDCNTが0に落ちる。カウンタ403が計数状
態8に達すると、フリツプフロツプ404がリセ
ツトされ、 が1に上昇する
(瞬間t4)。この時点になると、A2=1及びB2=
1であるため、信号RDDATAは0に落ち、この
信号はフリツプフロツプ404が再びセツト(瞬
間t5)される迄0に留まる。この瞬間において、
CARRY408=0であるためフリツプフロツプ
402もリセツトされる。START信号は1に置
かれ、カウンタ403は従つて状態Dに停止す
る。これに対応して、ユニツト40は新しいパル
スLOADOUTが受けられる迄この様に定められ
た状態に保持される。 第12図のダイアグラムは、斯かるパルスが瞬
間t6において受けられることを示している。フリ
ツプフロツプ401は信号LOADOUTの受領に
おいてセツトされ、DATAPRESは0に落ちる。
フリツプフロツプ402はセツトされ、START
は0に落ちる。カウンタ403は増分を開始し、
この時間は状態Dから始まる。カウンタ403が
状態F(瞬間t7)に達すると、フリツプフロツプ
405がリセツトされ、ACNTCLKFFが0に落
ちこれに対し が1に
上昇する。斯くして、瞬間t7において、信号
RDCLKが転流し、RESDATAが0に落ちる。こ
の他に、カウンタ408は新しい情報に、新しく
受けられたパルスLOADOUTに相対的な公称期
間をロードし、CARRY408は再び1に上昇す
る。 後続のCLOCKにより、フリツプフロツプ40
6はセツトされ、瞬間t2に続く既に述べられた全
ての事象が順次起きる。 第12図のダイアグラムは、レジスタ408か
ら受けられた情報A1=0及びB1=0の場合、即
ち2μsecの公称インタバル期間の場合を示してい
る。A1=1及びB1=0の場合、即ち3μsecの公
称インタバルの場合、瞬間t3において、信号
CARRY408は1に留まり、後続のCLOCKに
より、フリツプフロツプ406はセツトの状態に
保持され、LDCNTは1に留まることを証明する
のは簡単である。従つて、一連の事象が時間イン
タバルt2,t3に対して述べられた瞬間に等しい瞬
間t3に続くが、異なる点は、信号RESDATAが
変化しないことである。次に斯かるシーケンスに
は、インタバルt3,t4などについて述べられた事
象のシーケンスが続く。 A1=0及びB1=0の場合、即ち4μsecの公称
インタバルの場合においても、瞬間t3において信
号CARRY408は1に留まり、t3の後には、時
間t2,t3に対して述べられた事象と同等の2つの
事象のシーケンスが続くが、異なる点は信号
RESDATAが変化しないことである。いずれに
しても、各シーケンスの終了時において、信号
RDCLKのトグリングが起きる。 結論を述べると、CLOCK期間が62.5nsecであ
ることを念頭に入れると、ユニツト40の動作は
以下の通りである。 ユニツト40はパルスLOAD OUTによつてイ
ネーブルされる。パルスLOAD OUT受領から3
×62.5=187.5nsecの後(正しLOAD OUTが最初
に受けられた信号である場合は除く)ユニツト4
0は、位相信号RDCLKをトグルし、カウンタ4
08をロードし、13×62.5nsecの長さを有する第
1シーケンスを活性化する。この第1シーケンス
はそれぞれ2μsec,3μsec,4μsecであるカウンタ
408にロードされた公称期間に応じて1回、2
回、3回実行される。如何なる場合においても、
信号RDCLKはシーケンスの開始においてトグル
する。言い換えれば、1ウインドー信号位相、2
ウインドー信号位相3ウインドー信号位相が達成
される。 一担、予め確立された数の第1シーケンスが実
行されると、第2シーケンスが、新しいパルス
LOAD OUTであつて(13×62.5=812.5nsecより
短くないLOAD OUTの受領に従つて長さが可変
となるように活性化される。この第2シーケンス
の開始において、信号RDCLKがトグルし、新し
いウインドー信号位相が発生する。更に、斯かる
位相の期間中、位相の開始に対して6×62.5=
374.5nsecの遅延をもつて開始し、位相の開始に
対して10×62.5=625nsecの遅延をもつて終了す
る信号RDDATA=0が発生する。斯かる信号
RDDATAは常に対応する位相内にある。 第12図のダイアグラムは、ユニツト40が活
性でない時に受けられるパルスLOADOUTの場
合を示している。実際、パルスLOADOUTはユ
ニツトが依然として活性の時に受けられる。例え
ば、これは、MFMの場合、4μsecあるいは3μsec
の公称インタバルの後に2μsecの公称インタバル
が続くと起き得る。ユニツト40が、速度エラー
が±12.5%の範囲内にある場合、斯かる場合にお
いても、情報損失無しに正しく動作する。例え
ば、4μsecの公称インタバルの後に、それぞれが
順次検出される2μsecの2つの公称インタバルが
続いたと仮定する。従つて、4μsecの公称インタ
バルに相当するパルスLOADOUTの後には2000
−12.5%=1750nsecより長い時間インタバルの後
の2μsecの公称インタバルに相当する第2パルス
LOADOUTが続き、且つ3500nsecより長い時間
インタバルの後の第3パルスLOADOUTが長く。
この第2パルスは従つて、第1シーケンスの受領
が依然と続いており、フリツプフロツプ401が
既にリセツトされている時に受けられる。この第
2パルスLOADOUTの受領の時に、フリツプフ
ロツプ401は再びセツトされ、従つて第2シー
ケンス(第12図)の瞬間t5において、ユニツト
40は、停止する代わりに、第2シーケンスの完
了を継続する。 フリツプフロツプ401は、4×812.5+3×
62.5=3500nsecが経過すると、即ち第3パルス
LOADOUTが受けられる前に再びリセツトされ
る。従つて、第3LOADOUTパルスを検出するこ
とができる。 ユニツト40の動作範囲を増加するためには、
位相長さを減少できることが明らかでありあるい
はフリツプフロツプ401をそこに記憶された情
報を読み出すための論理ネツトワークを有する
FIFOメモリ(先入れ先出し方式)に置き換える
ことができる。 本発明の範囲から逸脱することなく幾つかの他
の修正をデジタル位相ロツク装置に行うことがで
きることが明らかである。特にFM記録の場合に
ついても、出力PR1÷PR6によつて読み出され且
つインタバルN−1の実際のDEN-1及び公称
DNN-1期間をコード化された形で表わす幾つかの
コードをメモリ330に記録することができる。
これによると、インタバルNの公称期間DNN
前のインタバル期間の関数としての決定における
区別限度を増加することが可能である。本発明に
係る好ましい実施例に用いられる回路のリストを
次に示す。 − 米国企業のテクサス(TEXAS)社からコー
ド74LS109Aで市販されているフリツプフロツ
プ21,23,340,341,401,40
2,404,405,406,409回路 − 米国企業TEXAS社からコード74LS169Aで
市販されているカウンタ22,310,31
1,342,346,347,403,408
回路 − 米国企業TEXAS社からコード74LS195Aで
市販されているシフトレジスタ25回路 − 米国企業TEXAS社からコード74LS374Aで
市販されているラツチングレジスタ349,3
31回路 − 米国企業フエアチヤイルド(FAIRCHILD)
社からコード2732で市販されているメモリ32
0回路 − 米国企業FAIRCHILD社からコード2732で
市販されているメモリ330回路
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るデジタル装置を含む代
表的なデータ処理システムのブロツク図、第2図
は、本発明に係るデジタル装置のブロツク図、第
3図、第4図、及び第5図は、それぞれ、第2図
のデジタル装置のタイミングユニツト、測定ユニ
ツト、及び速度エラー検出ユニツトの詳細な図、
第6図は、第3図、第4図、及び第5図の回路の
幾つかの点に存在する信号のタイミング図、第7
図は、第2図の装置の速度エラー補償ユニツト及
びピークシフトエラー補償ユニツトの詳細な図、
第8図、第9図、及び第10図は、第7図のピー
クシフト補償ユニツトに含まれるメモリのマツピ
ングをMFM記録情報の再生に関して表わした
図、第11図は、第2図のデジタル装置の再生ユ
ニツトの詳細な図、第12図は、第11図の回路
の幾つかの点に存在する信号のタイミング図。 20,31……タイミング測定手段、32……
論理手段、340,342……期間計数手段、3
46,347……期間カウンタ、349……レジ
スタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 公称速度を中心とする速度にて移動する磁気
    媒体に、FMあるいはMFMで記録されているデ
    ータの再生システム用デジタル装置であつて、上
    記磁気媒体の読み出しによつて上記装置の入力
    に、各々の2つの後続のデータパルスが可変時間
    インタバルを識別するタイミング/データパルス
    のシーケンスを与え、クロツクパルス発生器から
    受けられるクロツクパルスによつてクロツクされ
    るデジタル装置において、 上記クロツクパルス及び上記タイミング/デー
    タパルスに応答するタイミング及び測定手段2
    0,31であつて、上記タイミング/データパル
    スの各n番目のパルスの受領の後に、上記の受領
    されたn番目のタイミング/データパルスに対し
    て適当に遅延された活性化パルス(LOAD
    OUT)と共に、上記タイミング/データパルス
    の上記タイミング/データパルスnとその直前の
    パルスn−1との間の時間インタバルNの実際の
    時間を示す第1コード(CNT1−6)出力するタ
    イミング及び測定手段20,31、 上記インタバルNの実際の期間が、予め確立さ
    れた長さ以下の期間にわたつて予め確立された公
    称期間と異なる場合上記第1コードを入力に受け
    且つ第1レベルにある第1制御信号(NOM
    INT)を出力する論理手段32、 上記第1制御信号及び上記活性化パルスを入力
    する速度エラー検出及び記憶手段であつて、公称
    速度に対する上記磁気媒体の速度エラーを示す第
    2コードであり上記制御信号が活性化パルス間の
    予め確立された数の後続期間第1レベルにあると
    きに更新される第2コードを出力する速度エラー
    検出記憶手段、 上記第1コード及び第2コードを入力し且つ上
    記媒体の速度エラーに対して修正された上記イン
    タバルNの期間を示す第3コード(SR1−5)を
    出力する速度エラー修正手段32、 第1組のアドレス入力に上記Nインタバルに関
    係する上記第3コードを受け且つMFMデータ記
    録の場合、第2組のアドレス入力に少なくとも直
    前に先行するインタバルN−1の速度に対して修
    正された期間だけでなく上記Nインタバルの直前
    の複数のインタバルの公称期間を示す第4コード
    (FB1−6)を受けるトランスコーデイグメモリ
    の形にあるピークシフト修正手段であつて、第1
    出力組に上記Nインタバルに関係しなければなら
    ない公称期間を示す第5コードを供給し且つ第2
    出力組に、少なくともMFデータ記録の場合、上
    記Nインタバルの速度に対して修正された期間ば
    かりでなく、上記Nインタバルと、少なくとも先
    行するインタバルN−1に関係する公称期間を示
    す第6コード(PR1−6)とを供給するピークシ
    フト修正手段、 上記活性化パルスによつてクロツクされるラツ
    チング手段であつて、1つの上記活性化パルスの
    前に上記第6コードを入力し且つ上記の1つの活
    性化パルスによるクロツキングの後上記第6コー
    ドを上記第2組のアドレス入力に対する上記第4
    コードとして出力するラツチング手段、 上記第5コードを入力し且つ上記活性化パルス
    によつてトリガされるウインドー及び信号発生手
    段であつて、上記第5コードに関係するインタバ
    ルの公称期間を示す多数の交替を有するウインド
    ー信号及び上記ウインドー信号の最後の交替との
    適当なパルス関係を有するタイミング/データ再
    発生パルスを出力するウインドー及び信号発生手
    段。 を含むことを特徴とするデジタル装置。 2 上記論理手段及び上記速度エラー修正手段
    が、上記第1コード及び上記第2コードによつて
    アドレスされる第2トランスコーデイングメモリ
    であつて上記第1制御信号及び上記第3コードを
    出力に送る第2コードトランスコーデイングメモ
    リを含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載のデジタル装置。 3 上記速度エラー検出及び記憶手段が、 上記活性化パルスと、上記第1制御信号と、に
    応答する期間計数手段340,342であつて、
    上記第1制御信号が第1レベルに上昇したことあ
    るいは上記第1制御信号が活性化パルス間の予め
    確立された数の後続の期間にわたつて上記第1レ
    ベルに留まることを示す上記第1レベルにある第
    2制御信号を出力する期間計数手段340,34
    2、 第1レベルにある上記第2制御信号によつて予
    め確立された状態にセツトされた期間カウンタ3
    46,347であつて、クロツクパルスの受領に
    際して増分する期間カウンタ346,347、及
    び 上記期間カウンタの出力に接続されている入力
    を有し且つ上記第1制御信号が上記の予め確立さ
    れた数の後続の期間にわたつて上記第1レベルに
    留まることを示す第1レベルにある上記第2制御
    信号によつてイネーブルされ、少なくとも、上記
    期間カウンタによつて達成される状態計数の最上
    位部分であつて、上記第2コードとして上記レジ
    スタの出力に供給される最上位部分をラツチする
JP59225063A 1983-10-25 1984-10-25 磁気媒体デ−タ再生システム用デジタル装置 Granted JPS60253064A (ja)

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IT23411A/83 1983-10-25

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DE (1) DE3482431D1 (ja)
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IT8323411A0 (it) 1983-10-25
EP0141028B1 (en) 1990-06-06
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KR920003520B1 (ko) 1992-05-02
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US4672482A (en) 1987-06-09
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JPS60253064A (ja) 1985-12-13

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