JPH0566652A - コロナ放電装置 - Google Patents

コロナ放電装置

Info

Publication number
JPH0566652A
JPH0566652A JP3257099A JP25709991A JPH0566652A JP H0566652 A JPH0566652 A JP H0566652A JP 3257099 A JP3257099 A JP 3257099A JP 25709991 A JP25709991 A JP 25709991A JP H0566652 A JPH0566652 A JP H0566652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
voltage power
power supply
discharge
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3257099A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Aoki
稔 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3257099A priority Critical patent/JPH0566652A/ja
Publication of JPH0566652A publication Critical patent/JPH0566652A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 グリッド5を設けたコロナ放電器1を有する
コロナ放電装置において、グリッド5に流れる電流が変
動することによる帯電電流の変化を防止する。 【構成】 コロナ放電器1を、放電電極2と、放電電極
2を囲むケース3と、ケース3の感光体ドラム4周面に
向いた開口部に設けられたグリッド5とから構成する。
ケース3をケース電流Icの検出用抵抗Rcの非接地端
側に接続するとともに、演算回路OPの一方の入力端子
に接続する。また、グリッド用の高圧電源HGのグリッ
ド5に接続されてない出力端子をグリッド電流IGの検
出用抵抗RGの非接地端側に接続するとともに、演算回
路OPの他方の入力端子に接続する。この演算回路OP
を、その出力である高圧電源HGへ負帰還信号がドラム
電流Ipcに対応するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置等に用いられるコロン
放電装置及びコロナ放電装置の制御方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子写真方式を採用した画像形
成装置においては、一様帯電用帯電装置、転写用帯電装
置、除電用帯電装置等としてコロナ放電装置が用いられ
ている。このコロナ放電装置は、コロナ放電用の放電電
極に一定電力が供給されている状態においても、残留電
荷、湿度、大気圧、汚れ、その他の要因によって、放電
対象物に流れる帯電電流(以下、帯電電流という)が変
化する恐れがある。そこで、上記の各種の要因が存在し
ても、常に一定の帯電電流が得られるように、コロナ放
電用の放電電極に対して動作用電流を供給する高圧電源
を制御するものが知られている。例えば、特公昭64ー
7661号公報には、放電電極と該放電電極を囲むケー
スとからコロナ放電器と、該コロナ放電器に対して動作
用電流を供給する高圧電源とを含んで構成されているコ
ロナ放電装置であって、該コロナ放電器に対して該高圧
電源から供給されている総電流値を検出する第1検出手
段と、該ケースに流れる電流値を検出する第2検出手段
と、該第1検出手段による検出値から該第2検出手段に
よる検出値を差引く演算手段と、該演算手段による演算
結果を該高圧電源に負帰還する手段とを設けたコロナ放
電装置が記載されている。一方、コロナ放電装置の帯電
極性を改善する為に、制御電極を有するコロナ放電器を
用いたコロナ放電装置も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のいず
れのコロナ放電装置においても、コロナ放電器に制御電
極を設けた場合には、この制御電極に流れる電流が変動
することによる帯電電流の変化についての配慮が行なわ
れていなかった。このため、例えば、一様帯電用の帯電
装置として用いる場合には、制御電極に流れる電流が変
動して帯電電流が変化し、画像の濃度むらが生じる等の
不具合が発生する恐れがある。
【0004】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、制御電極を設けたコ
ロナ放電器を有するコロナ放電装置において、制御電極
に流れる電流が変動することによる帯電電流の変化を防
止することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のコロナ放電装置は、放電電極、該放電電
極を囲むケース及び制御電極を有するコロナ放電器と、
該放電電極に対して動作用電流を供給する放電用高圧電
源と、該制御電極に接続された制御用高圧電源とを含ん
で構成されているコロナ放電装置において、該放電電極
に対して該放電用高圧電源から供給されている総電流値
を検出する第1検出手段と、該ケースに流れる電流値を
検出する第2検出手段と、該制御電極に流れる電流値を
検出する第3検出手段と、該第1検出手段による検出値
から該第2検出手段による検出値と該第3検出手段によ
る検出値とを差引く演算手段と、該演算手段による演算
結果を該制御用高圧電源に負帰還する手段とを設けたこ
とを特徴とするものであり、本発明のコロナ放電装置の
制御方法は、放電電極、該放電電極を囲むケース及び制
御電極を有するコロナ放電器と、該放電電極に対して動
作用電流を供給する放電用高圧電源と、該制御電極に接
続された制御用高圧電源とを含んで構成されているコロ
ナ放電装置の制御方法において、該放電電極に対して該
放電用高圧電源から供給されている総電流値、該ケース
に流れる電流値、及び、該制御電極に流れる電流値を検
出し、該総電流値の検出値から該ケースに流れる電流値
の検出値と該制御電極に流れる電流値の検出値とを差引
く演算を行ない、該演算の結果を該制御用高圧電源に負
帰還することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明は、放電電極に対して放電用高圧電源か
ら供給されている総電流値、ケースに流れる電流値、及
び、制御電極に流れる電流値を検出し、総電流値の検出
値からケースに流れる電流値の検出値と制御電極に流れ
る電流値の検出値とを差引く演算を行ない、この演算の
結果を制御用高圧電源に負帰還し、これにより、制御電
極に流れる電流の変動による帯電電流の変化を減少させ
るものである。
【0007】
【実施例】本発明を電子写真複写機(以下、複写機とい
う)の一様帯電用帯電装置としてのコロナ放電装置に適
用した実施例について説明する。図1は本実施例に係る
コロナ放電装置の構成原理及び動作原理を説明するため
のコロナ放電装置の概略構成を示すブロック図であり、
また、図2は、その具体的な構成例を示すブロック回路
図である。図1において、本実施例のコロナ放電器1
は、放電電極2と、放電電極2を囲むケース3と、ケー
ス3の感光体ドラム4周面に向いた開口部に設けられた
制御電極であるグリッド5とから構成されている。上記
放電電極2には動作用電流を供給する高圧電源Htの一
方の出力端子6に接続されている。上記グリッド5は高
圧電源HGの一方の端子7に接続されている。上記コロ
ナ放電器1のケース3は非接地状態となされていて、そ
れは一端が抵抗Rcの非接地端側に接続されているとと
もに、加算器OP1の一方の非反転入力端子に接続され
ている。上記抵抗Rcの接地端側には、抵抗Rtの接地
端側が接続されており、抵抗Rtの非接地端側は上記高
圧電源Htにおける他方の出力端子8に接続されている
とともに、演算増幅器OP2の反転入力端子に接続され
ている。また、上記抵抗Rcの接地端側には、抵抗RG
の接地端側も接続されており、抵抗RGの非接地端側は
上記高圧電源HGにおける他方の出力端子9に接続され
ているとともに、上記加算器OP1における他方の非反
転入力端子に接続されている。上記加算器OP1の出力
は上記演算増幅器OP2における非反転入力端子に与え
られる。この演算増幅器OP2の出力は線Lを介して高
圧電源HGへ負帰還信号として供給される。
【0008】図示の構成において、高圧電源Htの出力
端子6と高圧電源HGの出力端子7が正極性、それぞれ
の他方の出力端子8,9が負極性のものとして示されて
いるが、実施に当たっては逆に出力端子6,7が負極
性、出力端子8,9が正極性とされても良い。また、図
1において、感光体ドラム4にはコロナ放電器1のコロ
ナ放電によって電荷が与えられ、高圧電源Htの出力端
子6→放電電極2→コロナ放電(一部)→感光体ドラム
4→抵抗t→高圧電源の出力端子8の回路にはドラム電
流Ipcが流れる。一方、放電電極2からのコロナ放電に
よる電流の一部は、コロナ放電器1のケース3→抵抗R
c→抵抗Rt→高圧電源の出力端子8の回路にケース電
流Itとして流れ、また、コロナ放電器1のグリッド5
→高圧電源HGの出力端子7→抵抗RG→抵抗Rt→高圧
電源Htの出力端子8の回路にもグリッド電流IGとし
て流れる。従って、感光体ドラムに流れるドラム電流I
pcは総電流Itから上記のケース電流Icとグリッド
電流IGを差引いた(It−Ic−IG)電流値のものと
なる。ここで、感光体ドラム4を接地したままでドラム
電流Ipcを検出できることが判る。
【0009】図1において、抵抗Rcはケース電流Ic
の検出用抵抗であり、抵抗RGはグリッド電流の検出用
抵抗であり、また、抵抗Rtは総電流It=Ic+IG
+Ipcの検出用抵抗である。上記の各抵抗Rc,
G,Rtに生じた電圧降下が演算回路OPに与えられ
ることにより、演算回路OPから線Lに送出される負帰
還信号は、ドラム電流Ipcに対応するものになる。即
ち、演算回路OPから線Lに送出される負帰還信号の電
圧をVnfとすると、電圧Vnfは、上記演算回路OP
の利得をKとすると下式(1)によって示される。そし
て、R=Rt=Rc=RGとおくと、これは次式(2)
によって示されるからである。 Vnf=K(It・Rt−Ic・Rc−IG・RG) …(1) Vnf=K・R(It−Ic−IG)=K・R・Ipc …(2)
【0010】以下、図2を用いて、以上のコロナ放電装
置の具体的な構成例について説明する。この図2におけ
る図面符号は既述した図1のブロック図に示すコロナ放
電装置について使用した図面符号と対応させている。図
2において、高圧電源Htはいわゆるリンギングチョー
クインバータRCIと倍電圧整流回路WVRとで構成さ
れており、端子10及び端子11は直流入力の供給端子
である。可変抵抗器VR1の調整によって、ドラム電流
Ipcの電流値を所定の電流値に設定することができ
る。この例では、図1中の加算器OP1を演算増幅器O
11と演算増幅器OP12で構成している。図2におい
て、各抵抗R1乃至R9が、R1=R2=R3,R5=R6
7=R56,R8=R9,R1≫Rc,R2≫RG,R8≫R
tの各関係(但し、R56は抵抗R5と抵抗R6の並列抵抗
値)を満足すると、負帰還信号の電圧Vnfは、下式
(3)によって示される。 Vnf=−It・Rt+Ic・Rc+IG・RG …(3) ここでR=Rt=Rc=RGとおくと、Ipc=It−
Ic−IGなので、Vnf=−K・Ipcとなる。高圧
電源HGも上記高圧電源Htとほぼ同様な構成になって
いるが、出力側は倍電圧電流整流回路WVRではなく、
半波整流回路で構成されている。これは上記高圧電源H
tの出力が例えば600乃至1000V程度であるのに
対し、この高圧電源HGの出力は例えば5乃至6KV程
度というように、比較的大きい為である。なお、この高
圧電源HGにおいても端子12及び端子13は直流入力
の供給端子であり、可変抵抗器VR2によって、ドラム
電流Ipcを変更することができる。ここで、ドラム電
流Ipcは高圧電源HGの出力電圧が高くなるほど流れ
にくくなるため、ドラム電流Ipcが目標値を超えて増
加するとき、演算増幅器OP2の出力は増加する方向に
なる。
【0011】
【発明の効果】請求項1又は2の発明によれば、放電電
極に対して放電用高圧電源から供給されている総電流
値、ケースに流れる電流値、及び、制御電極に流れる電
流値を検出し、総電流値の検出値からケースに流れる電
流値の検出値と制御電極に流れる電流値の検出値とを差
引く演算を行ない、この演算の結果を制御用高圧電源に
負帰還し、これにより、制御電極に流れる電流の変動に
よる帯電電流の変化を減少させる。従って、安定したコ
ロナ放電を行なうことができ、例えば画像形成装置の帯
電用帯電器として用いる場合にも、画像濃度の変動が従
来に比して少ない、安定した画像形成を行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にコロナ放電装置の原理的構成を示すブ
ロック図。
【図2】同実施例の具体的な構成例を示すブロック回路
図。
【符号の説明】
1 コロナ放電器 , 2 放
電電極 3 ケース , 4 感
光体ドラム 5 グリッド , Ht,H
G 高圧電源 OP 演算回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放電電極、該放電電極を囲むケース及び制
    御電極を有するコロナ放電器と、該放電電極に対して動
    作用電流を供給する放電用高圧電源と、該制御電極に接
    続された制御用高圧電源とを含んで構成されているコロ
    ナ放電装置において、 該放電電極に対して該放電用高圧電源から供給されてい
    る総電流値を検出する第1検出手段と、該ケースに流れ
    る電流値を検出する第2検出手段と、該制御電極に流れ
    る電流値を検出する第3検出手段と、該第1検出手段に
    よる検出値から該第2検出手段による検出値と該第3検
    出手段による検出値とを差引く演算手段と、該演算手段
    による演算結果を該制御用高圧電源に負帰還する手段と
    を設けたことを特徴とするコロナ放電装置。
  2. 【請求項2】放電電極、該放電電極を囲むケース及び制
    御電極を有するコロナ放電器と、該放電電極に対して動
    作用電流を供給する放電用高圧電源と、該制御電極に接
    続された制御用高圧電源とを含んで構成されているコロ
    ナ放電装置の制御方法において、 該放電電極に対して該放電用高圧電源から供給されてい
    る総電流値、該ケースに流れる電流値、及び、該制御電
    極に流れる電流値を検出し、該総電流値の検出値から該
    ケースに流れる電流値の検出値と該制御電極に流れる電
    流値の検出値とを差引く演算を行ない、該演算の結果を
    該制御用高圧電源に負帰還することを特徴とするコロナ
    放電装置の制御方法。
JP3257099A 1991-09-08 1991-09-08 コロナ放電装置 Withdrawn JPH0566652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3257099A JPH0566652A (ja) 1991-09-08 1991-09-08 コロナ放電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3257099A JPH0566652A (ja) 1991-09-08 1991-09-08 コロナ放電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0566652A true JPH0566652A (ja) 1993-03-19

Family

ID=17301726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3257099A Withdrawn JPH0566652A (ja) 1991-09-08 1991-09-08 コロナ放電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0566652A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018081288A (ja) * 2016-11-18 2018-05-24 キヤノン株式会社 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018081288A (ja) * 2016-11-18 2018-05-24 キヤノン株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102346403B (zh) 图像形成装置
JP5018942B2 (ja) 画像形成装置および帯電器の制御方法
JPH034247A (ja) 感光体の表面電位制御装置
JP3474407B2 (ja) 画像形成装置及びその方法
US10691040B2 (en) Abnormal discharge detection circuit for corona chargers
JPH0566652A (ja) コロナ放電装置
KR100400000B1 (ko) 습식 전자사진방식 인쇄기의 광학농도 제어장치 및 그제어방법
JPS6039234B2 (ja) コロナ放電による帯電方法及装置
JP3437699B2 (ja) 帯電装置
JPS58186763A (ja) 複写機用コロナ放電制御装置
JP3896648B2 (ja) コロナ帯電装置
JPH02250069A (ja) 画像形成装置
JPH0622849Y2 (ja) 複写機における帯電器のコロナ放電電流モニタ回路
JPH0623899B2 (ja) 画像形成装置
JPS5647064A (en) Discharge quantity controlling method of discharger for electrophotography or electrostatic recording
JP2023148180A (ja) 画像形成装置
JPS6114672A (ja) 電子写真記録装置
JPH0345967A (ja) 画像形成装置用帯電装置
JPH01277860A (ja) コロナ放電装置
JPS63192060A (ja) 電子写真装置
JPS6161389B2 (ja)
JPH05197261A (ja) 帯電装置
JP2007052690A (ja) 電源装置及び画像処理装置
JPH06230656A (ja) コロナ放電装置
JPS61254963A (ja) 複写機の感光体ユニツト

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203