JPH0566627A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0566627A
JPH0566627A JP3254277A JP25427791A JPH0566627A JP H0566627 A JPH0566627 A JP H0566627A JP 3254277 A JP3254277 A JP 3254277A JP 25427791 A JP25427791 A JP 25427791A JP H0566627 A JPH0566627 A JP H0566627A
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JP
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speed
paper
recording material
image forming
sheets
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JP3254277A
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Noboru Mizunuma
昇 水沼
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2045Variable fixing speed

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置を大型化、複雑化することなく、定着性
を損なわずに画像形成速度を向上させることのできる画
像形成装置を提供することを目的としている。 【構成】 コピースピードを30cpmと25cpmの
二種類に切換え可能とし、薄紙のとき、あるいは限界枚
数NLまではコピースピード30cpmでコピー動作を
行う。 一方、厚紙であって限界枚数NLを超えるとき
にはコピースピードを25cpmにしてコピー動作を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,印刷機,レー
ザビームプリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来例について説明する。図6に
両面,多重機能を有する複写機1の概略断面図を示す。
該複写機1は、図6に示すように、複写部7を内蔵する
機体2を有しており、該機体2の上部には原稿Mを載置
するプラテン4が配設されている。また、該機体2内に
は、プラテン4に載置された原稿Mを読み取る光源3、
ミラー5、レンズ8からなる走査部が配設されており、
かつ、記録材たる紙Sを収納する二個のカセット30、
31が配設されている。さらに、該カセット30には給
紙ローラ32が配設されており、該ローラ32の下流側
には搬送ローラと分離ローラとからなる分離部35が配
設されている。そして、カセット31には給紙ローラ3
3が付設されており、該ローラ33の下流側には搬送ロ
ーラと分離ローラとからなる分離部36が配設されてい
る。また、これら分離部35,36の下流側には搬送ロ
ーラ対37が配設されており、該ローラ対37の下流に
はレジストローラ対6が配設されている。さらに、該ロ
ーラ対6の下流には上記複写部7が配設されており、該
複写部7の下流側には定着装置9が配設されている。そ
して、該定着装置9の下流側には搬送ローラ48が配設
されており、該ローラ48の下流にはフラッパ10が配
設されている。また、該フラッパ10に臨んで、検知レ
バー43と光センサ45とからなる紙端センサ46が配
設されており、さらに該フラッパ10の下流側には排紙
ローラ対11が配設されている。一方、該フラッパ10
に分岐されて再搬送経路12が配設されており、該経路
12には、搬送ローラ対13、中間トレイ15、搬送ロ
ーラ対16,47及び再給紙ローラ対20が配設されて
いる。また、上記複写部7は、感光ドラム21、一次帯
電器22、現像装置23、転写帯電器25、クリーナ2
6により構成されている。
【0003】そして、片面複写の場合、スタートキー
(図示せず)が押されると、給紙ローラ32または33
が回転を開始してカセット30または31から紙Sを給
紙する。それから、該紙Sは、分離部35または36に
より一枚ずつ分離され、搬送ローラ対37によりレジス
タローラ対6へ搬送される。そして、該紙Sは、レジス
タローラ対6により複写部7の感光ドラム21の画像と
同期して搬送され、転写帯電器25により感光ドラム2
1上の画像を転写される。さらに、該紙Sは、定着装置
9により画像を定着され、フラッパ10により排紙ロー
ラ対11へ案内され、該ローラ対11により機体2外へ
排出される。
【0004】さらに、両面複写の場合、上述と同様の動
作により第一面に画像を複写された紙Sは、フラッパ1
0により排紙ローラ対11へ案内され、該ローラ対11
により機体2外へ向けて搬送され、その後端がフラッパ
10を通過したことをセンサ(図示せず)が検知する
と、排紙ローラ対11は反転される。これにより、該紙
Sは、再搬送経路12へ搬送され、搬送ローラ対13に
挟持されて搬送ローラ対16へ搬送され、該ローマ対1
6,47により再給紙ローラ対20へ向けてその後端が
搬送ローラ対13を通過して中間トレイ15に落下する
まで搬送される。それから、搬送ローラ対16及び47
は反転され、該紙Sは該ローラ対16より先端を所定距
離だけ突き出して挟持される。同様の動作(即ち、搬送
ローラ対16,47の正転、逆転)を繰り返すことによ
り、順次紙Sは、中間トレイ15上へ先端を所定距離ず
つずらして積載される。そして、中間トレイ15より紙
Sを再給紙する場合、紙Sは、搬送ローラ対16,47
により重畳したまま最下位かつ最先の紙Sの後端が搬送
ローラ対47のニップを通過するまで搬送され、所定タ
イミングにて起動する再給紙ローラ対20によりレジス
タローラ対6へ再給紙される。さらに、該紙Sは、、上
述と同様の動作により第二面に画像を形成され、そして
排紙ローラ対11により機体2外へ排出される。以下、
上述と同様に最下位の紙Sの後端が搬送ローラ対47の
ニップを通過すまるまで回転する搬送ローラ対16,4
7により、紙Sは再給紙ローラ対20へ搬送され、該ロ
ーラ対20により再給送され。上述と同様にして第二面
に画像形成され、機体2外へ排出される。
【0005】以上のような一連のコピー動作は一定のコ
ピースピードで行われており、このコピースピードをい
かにして速くするかが従来からの重要な課題となってい
る。しかしながら、コピースピードは各部ユニットの性
能によって制約され、特に定着性との関係が問題となっ
ていた。以下、コピースピードと定着性の関係を図7に
基づいて説明する。
【0006】図7(イ)はコピースピード25cpmの
複写装置での定着性を7.5℃,10%(低温低湿度)
環境下、紙種:原紙・80g/mm2、紙サイズ:A3
を100枚連続通紙したときの結果であり、定着性規格
値N 2レベルを大幅に下回り、定着性は全く問題がな
い。ところが、図7(ロ)は同様な装置に対して、コピ
ースピードを30cpmにした(実験ではプロセススピ
ードを増大させて実現した。)装置での定着性の結果で
あるが、(イ)の場合と同等の試験条件下で、コピー枚
数、80枚目以上で規格値N2レベルを超えてしまい、
この結果より、同装置(コピースピード=30cpm)
での製品化が困難であることが判る。
【0007】このように、コピースピードを上げると定
着性に悪影響を及ぼすため、一般的にスピードの速い装
置程、大きな外形を有する定着ローラ(特に加熱ローラ
側)を設けるか、さらにローラ内部の熱エネルギーを増
大させるために、ヒータを二本にしたり、高出力(ワッ
ト)のヒータを用いていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例によれば、ユニット自体あるいは装置全体の大型
化、複雑化を招き、さらに、コストアップ、エネルギー
の浪費を発生させるという問題点があった。
【0009】そこで本発明は、上記従来の問題点を解決
し、装置及びユニットを大型化することなく、従来に比
べ効率的なコピー動作を行うことができ、ユーザに使い
勝手の良い画像形成装置を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、記録材上に未定着現像剤像を形成せしめる複写部
と、記録材上の未定着現像剤像を加熱及び加圧すること
によって該記録材上に定着せしめる定着部とを備え、所
定の速度で画像形成動作を行う画像形成装置において、
画像形成動作の速度を切換え自在な速度制御手段と、記
録材の大きさを検知する記録材検知手段とを備え、上記
速度制御手段は、上記画像形成装置に用いられるどの記
録材に対しても定着枚数に依らず所定の定着性を維持で
きる基準速度と、該基準速度よりも速いが記録材の大き
さに依って上記所定の定着性を維持できる限界定着枚数
が異なる設定速度とに切換え自在であり、上記記録材検
知手段によって検知した記録材の大きさから上記限界定
着枚数を所定値に定め、動作開始から該限界定着枚数ま
では上記設定速度で動作させ、それ以後は上記基準速度
で動作させるように設定されていることによって達成さ
れる。
【0011】
【作用】本発明によれば、画像形成を行う記録材の枚数
が設定され画像形成動作が開始されると動作速度は基準
速度よりも速い設定速度に設定される。また、記録材検
知手段により記録材の大きさが検知され、これに基づい
て限界定着枚数が設定される。そして、限界定着枚数ま
では上記設定速度で画像形成動作が行われる。したがっ
て、設定された記録材枚数が限界定着枚数以内であれば
動作開始から終了に至るまで速い速度での画像形成が行
われる。一方、画像形成を行う記録材の枚数が限界定着
枚数を超えた場合には、速度が上記基準速度に切換えら
れて画像形成動作が行われる。したがって、動作開始か
ら終了に至るまでの平均速度が速くなり、かつ、定着性
の悪化が防止される。
【0012】
【実施例】本発明の第一実施例ないし第二実施例を図面
に基づいて説明する。なお、図6に示す従来例装置との
共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0013】〈第一実施例〉先ず、本発明の第一実施例
を図1ないし図4に基づいて説明する。本実施例の複写
機の概略構成は図6に示す従来例装置と同様であり、そ
の制御部の概略構成は図1のようになっている。
【0014】図1において、光学モータ51は図6にお
ける光源3、ミラー5、レンズ8の光学系走査部の駆動
源であり、ワイヤー等(図示せず)で駆動を伝達してい
る。また、メインモータ52は図6における複写部7、
定着装置9、その他給紙搬送部等の総てのローラ及びロ
ーラ対の駆動源であり、出力軸に取り付けた三つのプー
リにチェーン、ベルト等(図示せず)を張架することに
よって駆動を伝達している。これらの二つのモータはそ
れぞれ制御手段たるDCコントローラ55に接続されて
おり、制御信号によって二段階に出力回転数を変えられ
るようになっている。これによって、後述するようなプ
ロセススピードの切換えを行い、定着性の悪化を防止し
ている。
【0015】また、上記DCコントローラ55は給紙ロ
ーラ32,33に駆動を伝達するクラッチ53,54と
接続されており、紙Sの給紙タイミングを制御するよう
になっている。
【0016】さらに、分離部35,36にはローラの負
荷トルクを検出するトルク測定手段56が配設されてお
り、該トルク測定手段56は上記DCコントローラ55
と接続されている。これは、ローラの負荷トルクを検出
することによって紙Sの厚さを判断し、後述するように
適切なプロセススピードの切換えを行うものである。な
お、上記DCコントローラ55は操作パネル50と接続
されており、ユーザの設定したコピー枚数を検知するよ
うになっている。
【0017】以上のような本実施例装置は、定着性を悪
化させることなくコピースピードを増加させようとする
ものであるが、ここで、コピースピードについて詳細に
説明する。一般的にコピースピードは一分間当りのコピ
ー枚数で定義され、以下の式で表される。
【0018】
【数1】 なお、n : コピースピード(cpm) PS : プロセススピード(mm/s) PL : 紙の長さ(mm) ΔP : 紙間(mm) である。上式から明らかなように、コピースピードを増
加するにはプロセススピードを増加させれば良いことが
判る。しかしながら、従来例で説明したように、コピー
スピードを増加させると、コピー枚数が所定値に達した
ところで良好な定着性が得られなくなる。
【0019】そこで、本実施例では、プロセススピード
を二段階に切換え可能とし、良好な定着性が得られる所
定枚数までは速いプロセススピードで、また、所定枚数
を超えたときには遅いプロセススピードでコピーを行う
ようにした。さらに、切換えの基準となるコピー枚数の
設定に際しては、紙の厚さを考慮に入れることとし、速
いプロセススピードによるコピーの実行可能範囲を広
げ、コピースピードの向上を図った。
【0020】本実施例においては、コピースピードを2
5cpmと30cpmの二種類とし、それぞれに対応す
るようにプロセススピード、すなわち光学モータ51と
メインモータ52の出力回転数を設定した。また、紙厚
の検知は上述したように分離部35,36に配設したト
ルク測定手段56でローラの負荷トルクを検出すること
により行う。すなわち、コピーを行う最初の一枚目の負
荷トルク信号をTとし、DCコントローラ55に予め設
定されている基準信号T0と上記検出信号Tを比較する
ことにより厚紙か薄紙かを判断する。
【0021】次に、プロセススピードの切換えの基準と
なるコピー枚数について説明する。従来例の図7で示し
たように、A3の厚紙をコピースピード30cpmでコ
ピーした場合、80枚以上になると定着性規格N2レベ
ルを超えてしまう。そこで、A3の厚紙の場合には環
境、紙、定着性測定器等のばらつきを考慮し、安全率を
1.5倍として、80/1.5=53.3枚≒50枚を
限界枚数NLとした。一方、A3の薄紙の場合には実験
の結果、100枚連続コピーでも良好な定着性が得られ
ることが判った。かくして、本実施例装置においては図
2に示すようにA3厚紙の場合は50枚まで、また、薄
紙の場合には100枚以上でも、コピースピード30c
pmでコピーし、限界枚数NLを超えたときにはコピー
スピード25cpmでコピーすることとした。
【0022】以下、本実施例の制御を図3のフローチャ
ートに基づいて説明する。先ず、ユーザによって操作パ
ネル50上でコピー枚数Mが設定され(ステップ10
0)、コピーボタンが押下されると(ステップ101)
コピースピード30cpmでコピー動作が開始される
(ステップ102)。したがって、光学モータ51及び
メインモータ52がコピースピード30cpmに対応す
るスピードで回転し、給紙クラッチ53,54もそれに
伴うタイミングで制御される。そして、紙が分離部3
5,36を通過したとき、ローラの負荷トルクTを測定
し、紙厚を検知する(ステップ103)。これにより、
厚紙と判断した場合には(ステップ104からステップ
105)、コピーした枚数Nが限界枚数NL(本実施例
ではNL=50枚)以上となったかどうかを判断する
(ステップ105)。限界枚数NLを超えていない場合
にはコピースピード30cpmとし(ステップ105か
らステップ106)、超えた場合は25cpmとする
(ステップ105からステップ107)。また、ステッ
プ104で薄紙と判断したときは30cpmとする(ス
テップ104からステップ106)。したがって、最初
の一枚目から50枚目までは厚紙、薄紙共に30cpm
のコピースピードとなり、厚紙の51枚目からは25c
pmに設定される。このようにして、いずれかのコピー
スピードが設定された後、コピー動作が行われ(ステッ
プ108)、一枚当りのコピーが完了する。したがっ
て、ステップ109にて設定枚数Mとの比較を行い、コ
ピーを継続するか否かを判断する。設定枚数Mに達した
ときはそのまま制御を終了し、達していないときは次の
コピースピード設定を行う(ステップ109からステッ
プ104)。
【0023】以上のような本実施例の制御によれば、図
4に示すように、厚紙、薄紙いずれの場合も規格値N2
レベルを下回り、定着性を悪化させることなくコピース
ピードを向上させることができた。
【0024】以上のように、本実施例によれば、ユニッ
ト、装置本体等を大型化、複雑化することなく、かつ、
良好な定着性を維持しつつコピースピードを向上させ使
い勝手の良い画像形成装置を提供することができる。
【0025】なお、限界枚数NLは装置、ユニット構
成、現像剤の種類等によって最適値が異なるので、それ
ぞれの画像形成装置において実験により求めることが好
ましい。
【0026】〈第二実施例〉次に、本発明の第二実施例
を図5に基づいて説明する。なお、第一実施例との共通
箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0027】本実施例はコピースピード切換えの基準と
なる限界枚数NLを紙のサイズ(A3,A4等)毎に別
々に設定するところが第一実施例と異なる。
【0028】コピーに用いられる紙には、A3サイズの
他にもB4,A4,A4R(A4縦)、B5,B5R
(B5縦)等様々なサイズのものがあり、それぞれ定着
性が異なる。例えば、従来例と同様な条件でA4サイズ
の紙(紙種はカンガス)をコピースピード30cpmで
連続コピーしたところ、100枚まで規格値N2を下回
り、定着性は良好であった。
【0029】そこで、本実施例では、紙のサイズをA4
サイズ以下、B5Rサイズ、A4Rサイズ、B4サイ
ズ、A3サイズ以上の五段階に分け、それぞれについて
連続コピー試験を行うことによって各サイズに最適な限
界枚数NLを定め、速いコピースピードの実行可能範囲
を広げた。
【0030】次に、図5のフローチャートを用いて本実
施例の制御について説明する。本実施例においては、各
サイズに対する限界枚数NL1〜NL5を予めDCコントロ
ーラ55内に記憶させておき、ユーザが紙サイズを選択
したときにそれに対応する限界枚数をNL1〜NL5の中か
ら選んで限界枚数NLとして設定する(ステップ200
からステップ201)。その後は第一実施例と同様にコ
ピー枚数Nが限界枚数NLを超えるまでコピースピード
30cpmでコピーを行い(ステップ205からステッ
プ206、ステップ208)、コピー枚数Nが限界枚数
Lを超えたときにはコピースピードを25cpmとす
る(ステップ205からステップ207、ステップ20
8)。そして、コピー枚数が設定枚数Mとなるまでコピ
ーを継続する(ステップ209)。
【0031】以上、本実施例によれば、各紙サイズに対
して限界枚数を定めるようにしたので、紙サイズが小さ
くなるほど速いコピースピードでコピーできる枚数が増
え、かつ、定着性を悪化させることがない。
【0032】なお、本実施例と第一実施例を組み合せ、
紙サイズと共に紙厚を判断して限界枚数を定めるように
すれば、速いコピースピードの実行可能範囲をより一層
広げることができる。
【0033】また、限界枚数を、最も条件の厳しい場合
(例えばA3厚紙の場合のNL=50枚)に固定して制
御するようにしても、従来に比べて定着性を悪化させず
に速いコピースピードのコピーを行うことが可能とな
る。
【0034】〈第三実施例〉次に、本発明の第三実施例
について説明する。なお、第一実施例及び第二実施例と
の共通箇所の説明は省略する。
【0035】本実施例は、プロセススピードを変えるこ
となく、紙間ΔPを変化させることによってコピースピ
ードを切換えるところが第一実施例及び第二実施例と異
なる。
【0036】本実施例においては、メインモータ52は
定速モータで良いが、給紙クラッチの53,54のON
−OFFタイミング及び光学モータ51の走査部バック
時スピードを二段階に切換え可能とする。これによっ
て、第一実施例及び第二実施例と同様にコピースピード
を25cpmと30cpmの二種類に切換えることがで
きる。
【0037】紙間ΔPは第一実施例で示した
【数1】より
【0038】
【数2】 で表され、PS=160mm/s,PL=210mm
(A4サイズ)の場合、n=25cpmでΔP=18
1.25mm,n=30cpmでΔP=113.79m
mとなる。したがって、この紙間を維持するように給紙
クラッチタイミングを予め設定し、さらに光学系走査部
のバックスピードを37%増減するように制御すれば良
い。
【0039】本実施例によっても、第一実施例あるいは
第二実施例と同様な効果を奏することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録材検知手段によって検知した記録材の大きさから限
界定着枚数を設定し、限界定着枚数までは基準速度より
も速い設定速度で、また、限界定着枚数を超えてからは
基準速度で画像形成動作を行う。したがって、装置の大
型化、複雑化を招くことなく、速い速度による画像形成
動作の実行可能範囲を広げ、かつ、良好な定着性を維持
する画像形成装置を提供することがてきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例装置の制御部の概略構成を
示すブロック図である。
【図2】図1装置における速度制御の手法を示す図であ
る。
【図3】図1装置における速度制御の流れを示すフロー
チャートである。
【図4】図1装置における連続画像形成時の定着性を示
す図である。
【図5】本発明の第二実施例の速度制御の流れを示すフ
ローチャートである。
【図6】従来の画像形成装置の概略構成を示す図であ
る。
【図7】従来の画像形成装置の連続画像形成時の定着性
を示す図である。
【符号の説明】
7 複写部 9 定着部 55 DCコントローラ(速度制御手段) 56 トルク測定手段(記録材検知手段) S 紙(記録材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材上に未定着現像剤像を形成せしめ
    る複写部と、記録材上の未定着現像剤像を加熱及び加圧
    することによって該記録材上に定着せしめる定着部とを
    備え、所定の速度で画像形成動作を行う画像形成装置に
    おいて、画像形成動作の速度を切換え自在な速度制御手
    段と、記録材の大きさを検知する記録材検知手段とを備
    え、上記速度制御手段は、上記画像形成装置に用いられ
    るどの記録材に対しても定着枚数に依らず所定の定着性
    を維持できる基準速度と、該基準速度よりも速いが記録
    材の大きさに依って上記所定の定着性を維持できる限界
    定着枚数が異なる設定速度とに切換え自在であり、上記
    記録材検知手段によって検知した記録材の大きさから上
    記限界定着枚数を所定値に定め、動作開始から該限界定
    着枚数までは上記設定速度で動作させ、それ以後は上記
    基準速度で動作させるように設定されていることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 記録材検知手段は、記録材の厚さを検知
    する手段であることとする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 記録材検知手段は、記録材の幅及び長さ
    を検知する手段であることとする請求項1に記載の画像
    形成装置。
JP3254277A 1991-09-06 1991-09-06 画像形成装置 Pending JPH0566627A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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