JPH0566553A - 投影露光方法及び投影露光用光学マスク - Google Patents
投影露光方法及び投影露光用光学マスクInfo
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- JPH0566553A JPH0566553A JP2829692A JP2829692A JPH0566553A JP H0566553 A JPH0566553 A JP H0566553A JP 2829692 A JP2829692 A JP 2829692A JP 2829692 A JP2829692 A JP 2829692A JP H0566553 A JPH0566553 A JP H0566553A
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- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
造過程で使用される微細フォトリソグラフィー技術に必
要な投影露光方法およびそれに用いる光学マスクに関
し、製造、検査及び修正が困難な高精度の位相シフトマ
スクを用いることなく、微細なパターンの投影露光を実
現することを目的とする。 【構成】 光源9からの光を光学マスク4,104に照
射して、光学マスクを透過した光像をレンズ3を介して
フォトレジスト膜2上に投影し、光を透過すると共に所
望の露光パターンを有する主スペース6,106と、主
スペースに近接して設けられ、光を透過するがこれ単独
によってはフォトレジスト膜2を感光させない程度に狭
い幅を有する副スペース7,110,111とからなる
光学マスク4,104を用いるように構成する。
Description
光用マスクに係り、特に半導体集積回路装置の製造過程
で使用される微細フォトリソグラフィー技術に必要な投
影露光方法及びそれに用いる光学マスクに関する。
高集積化に伴い、より微細なパターン形成が可能なフォ
トリソグラフィー技術の確立が要求されている。
ラフィー技術としては、光学マスクの厚さの異なる部分
を透過した後の光の位相差を利用する種々の位相シフト
法が提案されている。しかし、これらの位相シフト法を
用いても、上記要求を完全に満たすことはできなかっ
た。
は、高精度の位相シフトマスクを用いることが不可欠で
あるが、高精度の位相シフトマスクの製造、検査及び修
正は非常に困難であるという問題点があった。
難な高精度の位相シフトマスクを用いることなく、微細
なパターンの投影露光を実現することができる投影露光
方法及びそれに用いる投影露光用光学マスクを提供する
ことを目的とする。
法においては、所望の露光パターンの形状を有する主ペ
ースに近接し、それ単独の透過光によってはフォトレジ
スト膜を感光させない程度に微細な副スペースが形成さ
れた光学マスクを、光学マスクに垂直な投影光軸上に、
この投影光軸を中心としてリング状又は投影光軸の両側
のみに配置された光源などを用いて照射し、光学マスク
の各スペースを透過した光像をフォトレジスト膜上に投
影する構成を採用している。
ては、所望の露光パターンの形状を有する主スペース
と、露光波長をλ、縮小投影倍率を1/m、レンズ開口
数をNAとしたとき、主スペースと(λ/NA)×L×
m程度の距離をおいて、それ単独の透過光によってはフ
ォトレジスト膜を感光させない程度に微細な副パターン
とを設けた構成を採用している。なお、Lは約0.7〜
0.8である。
図である。同図中、1は半導体ウェーハ、2はフォトレ
ジスト膜、3はレンズ、4は光学マスク、5は遮光膜、
6は主スペース、7は副スペース、8は遮光体、9は光
源である。
る光を面状に配置した多数のフライアイレンズによって
集光するものであるが、光源9の中央部は遮光体8が設
置されているので、光学マスク4は投影光軸を中心とす
る環状の光源9により照射される。なお、図1では説明
の便宜上、環状光源9を示したが、光源9は、後述する
如く、投影光軸の両側のみに配置された形態のものなど
でも良く、環状の形態に限定されるものではない。
が形成されていない線状の主スペース6と、この主スペ
ース6に近接しており、これを透過する光によってフォ
トレジスト膜2が感光しない程度に幅が狭い線状の副ス
ペース7とが設けられている。
ス7を透過した光は、レンズ3によって集束され、半導
体ウェーハ1の上に形成されたフォトレジスト膜2に縮
小投影される。
説明図である。同図は、光源9が投影光軸に対して2.
6°をなす位置に存在する場合の光学マスク4のスペー
ス6,7を透過した光の振幅を示す。
スト膜2上の距離に換算した主スペース6と副スペース
7との中心線の間の距離は、露光波長λを水銀放電灯の
g線である4358Å、レンズ3の開口数NA(sin
θ)を0.45としてとき、(λ/NA)×0.7(L
=0.7)に相当する0.7μmであり、副スペース7
の幅は、それ単独の透過光によってはフォトレジスト膜
2を感光させない程度に微細な0.2μmである。
参照、以下同様)を透過した光の振幅を、一点鎖線が副
スペース7を透過した光の振幅を表している。主スペー
ス6を透過した光は、その主透過光M0 の他に第1回折
光M1 、第2回折光M2 、第3回折光M3 、第4回折光
M4 ・・・を伴う。副スペース7を透過した光は、その
主透過光S0 の他に、第1回折光S1 、第2回折光
S2 、第3回折光S3 、第4回折光S4 ・・・を伴う。
そして、主スペース6の主透過光M0 のピークに副スペ
ース7の第1回折光S1 のピークが加わり、それらの位
相が相加わる状態であると、その合成光の波形が急峻に
なり、微細で先鋭な光像を得ることができる。
うに、主スペース6と副スペース7の間隔が、上記の
(λ/NA)×Lの距離を外れ、これより接近しても、
或いは離隔しても、副スペース7の第1回折光S1 が主
スペース6の主透過光M0 の斜面近くに移動する。或い
は相加わる位相関係から外れるため、その合成光の先鋭
度は鈍くなり、鮮明な光像を得ることはできない。
7は、主スペース6の片側に設けられているが、両側に
設けることもでき、その場合は、上記の説明と同じ理由
で、両側の副スペース7の第1回折光が主スペース6の
主透過光に加わるため、上記の2倍の効果を奏する。
第1実施例の構成図である。この図における符号は、図
1において使用したものと同様である。
ハ1上の寸法に換算して、幅0.4μmの主スペース6
の両側に、幅0.2μmの副スペース7が、主スペース
6の中心線から0.7μm離れて設けられている。投影
の際の縮小率を5とすると、光学マスク4上の実際の寸
法は、主スペース6の幅が2.0μm、副スペース7の
幅は1.0μm、主スペース6の中心線から副スペース
7の中心線までの距離は3.5μmである。つまり、縮
小投影倍率を1/mとすると、主スペース6と副スペー
ス7との中心線間の距離はこの場合(λ/NA)×0.
7×mである。この光学マスク4は、図1に示されてい
るような投影露光法に用いられるが、本実施例において
は、光源として水銀放電灯のg線(波長4358Å)
を、面状に配置したフライアイレンズによって集束し、
光学マスク4の中心で投影光軸となす角δが、2.1な
いし2.6°の環状領域を残して遮光板が設置されたも
のを使用し、又、投影レンズ3の開口数NAは0.45
である。
び位相の関係図である。この図において、横軸は露光す
ることを目的とするパターンの形状を有する主スペース
の中心線からの距離を表し、縦軸は任意スケールの光振
幅および位相関係(度)を示している。なお、この図に
おいては、煩雑になるのを避けるため、右側の副スペー
スについてのみその透過光の振幅と位相関係を示し、左
側の副スペースの透過光については省略されている。破
線は主スペース6を透過した光の振幅及び位相、一点鎖
線は副スペース7を透過した光の振幅及び位相、実線は
これらの合成光の振幅を示している。
い光振幅をもつが、そのピークはさほど鋭くないこと、
副スペース7を透過した光の振幅は、主スペース6を透
過した光の約1/2であることが分かる。又、主スペー
ス6の中心線上における合成光の光振幅をみると、主ス
ペース6の主透過光と副スペース7の第1回折光とが相
加わる関係になっているため、光振幅を増大し、先鋭化
し、鮮明で微細な幅の光像を得てフォトレジスト膜2の
露光を行うことができることを示している。
光によって、主スペース6の両側0.7μmの位置に副
スペース7の主透過光による光振幅のピークを生じてい
るが、前記のように、光のエネルギーは図示された振幅
の二乗に係る値であるから、フォトレジスト膜2は、こ
のピークによっては殆ど影響されず、これによって障害
を生じることはない。
4358Å、レンズ開口数NAを0.45としたとき、
(λ/NA)×(0.2〜0.3)程度以下である場合
は、その透過光単独では、フォトレジスト膜2を感光さ
せるに足る光エネルギーを透過させない。
けない場合と、これを設けた場合のフォトレジスト膜2
を含む結晶構造を示す写真である。
0.4μmの主スペース6のみを有する光学マスク4を
用いて露光し現像した場合、そのフォトレジスト膜2の
開口の底面にフォトレジスト膜2の一部が在留してお
り、完全なパターニングができないことが分かる。しか
し、図5(B)にみられるように、本発明にしたがっ
て、0.4μmの主スペース6と0.2μmの副スペー
ス7を有する光学マスク4を用いた場合は、フォトレジ
スト膜2の開口の底面にフォトレジスト膜2が残留する
ことなく、輪郭の鮮明なパターニングができていること
が分かる。
ーンの形状を有する主スペース6に近接して、それ単独
の透過光によってはフォトレジスト膜2を感光させない
程度に微細な副スペース7が形成された光学マスク4を
用いた例を説明したが、この副スペース7が、上記した
主スペース6に近接して形成された他の所望の露光用主
スペースであっても、本発明の原理が成立ち、それぞれ
の主スペースを透過した投影像が尖鋭化されることはい
うまでもない。
4に垂直な投影光軸を中心としてリング状に配置された
光源を用いているが、光学マスク4に形成されたスペー
ス6の形状によっては、投影光軸の両側のみに配置され
た光源などを用いても同様の原理によって同様の効果を
奏する。
施例を説明する。
光を行う。従って、光源9の平面図は図6(A)に示す
如き環状光源である。しかし、例えば光学マスク4の主
スペース6が図1中紙面と垂直な方向へ延在している場
合、図6(A)中A1の部分の光によると、副スペース
7の第1回折光S1 が主スペース6の主透過光M0 と相
加わる位相関係にあるので露光時の解像度の向上に寄与
する。ところが、A2の部分の光によると、第1回折光
S1 と主透過光M0 とが逆に差し引かれる位相関係にあ
るので、この場合、主スペース6の露光時の解像度を低
下させてしまう。他方、主スペース6が図1中紙面と平
行な方向へ延在している場合、上記の場合とは逆に、A
2の部分の光が露光時の解像度の向上に寄与し、A1の
部分の光が解像度の低下をまねく。
係を示す。同図では、便宜上図6(A)の光源9と光学
マスク4との平面図を隣り合わせの状態で示す。
ーンに応じた形状の光源9を用いる実施例について説明
する。
は、図1の構成を用いて投影露光を行うが、光源9の平
面図は図6(B)に示す如き光源であり、投影光軸の両
側のみに配置されている。これにより、光学マスク4の
主スペース6が図1中紙面と垂直な方向へ延在している
場合、副スペース7の第1回折光S1が主スペース6の
主透過光M0 と相加わる位相関係にあるので、露光時の
解像度の向上に寄与する。
は、基本的に図1の構成を用い、光源9は図6(B)の
ものを用いる。又、遮光体8は、図7に示す如く、回動
可能な支持ブラケット40により支持される。従って、
主スペース6が図1の紙面の平行な方向に延在している
場合、支持ブラケット40を90°回動して光源9を図
6(B)を90°回動した場合の配置とし得る。なお、
主スペース6の延在する方向に応じて支持ブラケット4
0を回動すれば、特に露光を複数回に分けて行う場合に
解像度を向上できる。つまり、露光するべきパターンに
応じて、解像度の向上効果が大きくなるように支持ブラ
ケット40の回動位置を設定すれば良い。
は、図1の構成を用い、光源9は図6(C)のものを用
いる。本実施例によれば、上記の説明より明らかな如
く、図1中紙面と垂直方向に延在する主スペース6に対
しても、図1中紙面と平行方向に延在する主スペース6
に対しても、解像度を向上することが可能であ。
遮光体8を用いて各種形状の光源9を得ている。しか
し、光源9自体が各種形状をとり得る場合は、遮光体8
を設ける必要はない。
は、基本的には図1の構成を用いるが、光源9は図6
(D)のものを用いる。図6(D)の光源9は、4つの
光源部9a〜9dからなる。本実施例の効果は、上記第
4実施例のそれと実質的に同じである。
は光学マスク4の上面に設けられているのが、図8の如
く、光学マスク4の下面に設けられても良い。図8は本
発明になる光学マスク4の第2実施例を示し、同図中、
図1と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
施例を説明する。本実施例では、1つの主スペースに対
して少なくとも第1及び第2の副スペースが設けられ
た、本発明になる投影露光用光学マスクの第3実施例を
用いる。
には遮光膜105が設けられており、主スペース106
の両側に夫々第1の副スペース110と第2の副スペー
スとが設けられている。
度は、第1の副スペース110に対応する回折光A1st
との干渉によってその中心部で増大し、更に、第2の副
スペース111に対応する回折光A2ndとの干渉によっ
ても増大する。透過光AMainを主スペース106の中心
部で増大させるには、透過光AMainと干渉する回折光A
1st ,A2nd の夫々のサイドローブのピーク付近を主ス
ペース106の中心部と略一致させ、相互に干渉する回
折光A1st ,A2nd の位相を最適化する様に光学マスク
104に入射する光源からの光の入射角θを変化させれ
ば良い。
投影倍率を1/mとすると、第1の副スペース110に
対応するサイドローブのピーク位置は、主スペース10
6の中心位置からd1 =(0.7〜0.8)×m×(λ
/NA)の距離にある。又、第2の副スペース111に
対応するサイドローブのピーク位置は、主スペース10
6の中心位置からd2 =(1.2〜1.3)×m×(λ
/NA)の距離にある。従って、第1の副スペース11
0は、その中心位置が主スペース106の中心位置から
d1 離れた位置に設ければ良く、第2の副スペース11
1は、その中心位置が主スペース106の中心位置から
d2 離れた位置に設ければ良い。
の副スペース110による回折光A 1st と干渉する光の
位相差を計算すると、図10に示す如く、σ’=m×s
inδ/NAで定義されるソース位置σ’が約0.68
で0°となる。同様に、図11に示す如く、第2の副ス
ペース111による回折光A2nd と干渉する光の位相差
は、ソース位置σ’が約0.77で0°となる。
相と略同じ0°である。従って、主スペース106を透
過する光の強度を増大させるには、主スペース106に
おいて干渉する光の位相差が0°となるように、即ち、
光源からの光の光学マスク104への入射角の条件とし
てソース位置σ’が0.6〜0.8となるようにすれば
良いことがわかる。しかし、ソース位置σ’が0.7を
越えると、主スペース106本来による光強度が低下し
てしまうため、ソース位置σ’は望ましくは0.6〜
0.7であれば光強度の増大効果が大きい。
シミュレーション結果を示す。同図中、実線が本実施例
における光強度分布を示す。この場合、露光波長は36
5nm、NAは0.54、光源から光学マスク104へ
の入射角を0.6<σ’<0.7となるように設定し
た。又、主スペース106の幅は0.35μm、第1及
び第2の副スペース110,111の幅は0.15μ
m、主スペース106と第1の副スペース110の中心
位置間の距離は0.5μm、主スペース106と第2の
副スペース111の中心位置間の距離は0.875μm
である。
mの主スペース106のみを有する光学マスクにおける
光強度分布のシミュレーション結果を図12中破線で示
す。図12からわかるように、本実施例によればピーク
光強度が約18%向上し、より急峻なメインローブが得
られることがわかる。
光時における光強度分布を向上することができる。又、
周期的なライン・アンド・スペースの露光時にその端に
現れる光の強度の低下を抑制するのに用いても効果的で
ある。
25μmのライン・アンド・スペースを露光した場合の
露光パターンを示す写真である。同図は、露光波長λが
i線であり、NAが0.54の場合を示す。通常の光源
を用いると、露光パターンは図13(A)に示すように
なり、正確なライン・アンド・スペースが得られない。
しかし、図6(A)の如き環状光源を用いると、図13
(B)に示すように図13(A)と比べると大幅に向上
されたライン・アンド・スペースが得られる。又、図6
(B)の如き光源を用いると、図13(C)に示すよう
に、図13(B)より更に向上されたライン・アンド・
スペースが得られる。なお、図13(C)中、両側のパ
ターン形状が中央部分に比べて正確でないが、これは上
記光学マスクの第3実施例の如き第1及び第2の幅パタ
ーンを有する光学マスクを用いることにより、中央部と
略同様なパターン形状とすることができる。
困難な位相シフタを使用しないで、主スペースと副スペ
ースを近接して設けた光学マスクを用いることによっ
て、露光を目的とする線状のスペースの光強度を増大さ
せることができ、それによって、フォトレジスト膜上に
微細かつ鮮明な光像を投影することができる。又、環状
光源などを使用することによって、焦点深度が大きくな
り、段差を有するウェーハに適用しても鮮明な光像を投
影することができる効果を奏する。
図である。
の関係図である。
い場合と、これを設けた場合の、レジスト膜を含む結晶
構造を示す写真である。
は、夫々本発明の投影露光方法の第1,第2及び第3,
第4及び第5実施例で用いる光源形状を示す図である。
光体を示す図である。
図である。
の投影用光学マスクの第3実施例を説明する図である。
と干渉する光の位相差との関係を示す図である。
と干渉する光の位相差との関係を示す図である。
布のシミュレーション結果を示す図である。
ペースを露光した場合の露光パターンを示す写真であ
る。
Claims (11)
- 【請求項1】 光源(9)からの光を光学マスク(4,
104)に照射して、該光学マスクを透過した光像をレ
ンズ(3)を介してフォトレジスト膜(2)上に投影す
る投影露光方法において、 光を透過すると共に所望の露光パターンを有する主スペ
ース(6,106)と、該主スペースに近接して設けら
れ、光を透過するがこれ単独によっては該フォトレジス
ト膜(2)を感光させない程度に狭い幅を有する副スペ
ース(7,110,111)とからなる光学マスク
(4,104)を用いることを特徴とする投影露光方
法。 - 【請求項2】 前記光学マスク(4,104)に垂直な
投影光軸に対して所定の角度をなして該光学マスクを照
射する光源(9)を用いることを特徴とする請求項1の
投影露光方法。 - 【請求項3】 前記投影光軸を中心として環状の光源
(9)、又は、該投影光軸の両側のみに配置された光源
(9)を用いることを特徴とする請求項2の投影露光方
法。 - 【請求項4】 前記光源(9)の露光波長をλ、前記レ
ンズ(3)の開口数をNA、縮小投影倍率を1/m、L
=0.7〜0.8としたとき、前記主スペース(6)の
中心位置と前記副スペース(7)の中心位置との間の距
離が(λ/NA)×L×mである光学マスク(4)を用
いることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項
の投影露光方法。 - 【請求項5】 前記副スペース(110,111)が少
なくとも第1及び第2の副スペース(110,111)
からなる光学マスク(104)を用いることを特徴とす
る請求項1〜3のうちいずれか一項の投影露光方法。 - 【請求項6】 前記光源(9)の露光波長をλ、前記レ
ンズ(3)の開口数をNA、縮小投影倍率を1/m、D
1 =0.7〜0.8、D2 =1.2〜1.3、W=0.
3〜0.4、W1 =0.2〜0.3、W2 =0.2〜
0.3としたとき、前記主スペース(106)の中心位
置と前記第1の副スペース(110)の中心位置との間
の距離d1 はd1 =D1 ×m×(λ/NA)であり、該
主スペース(106)の中心位置と前記第2の副スペー
ス(111)の中心位置との間の距離d2 はd2 =D2
×m×(λ/NA)であり、該主スペース(106)の
幅sはs=W×m×(λ/NA)であり、該第1の副ス
ペース(110)の幅s1 はS1 =W1 ×m×(λ/N
A)であり、該第2の副スペース(111)の幅s 2 は
s2 =W2 ×m×(λ/NA)である光学マスク(10
4)を用いることを特徴とする請求項5の投影露光方
法。 - 【請求項7】 前記光学マスク(104)に垂直な投影
光軸に対して所定の角度δをなして該光学マスクを照射
する光源(9)を用い、σ’=sinδ/(NA/m)
としたときσ’=0.6〜0.7であることを特徴とす
る請求項6の投影露光方法。 - 【請求項8】 光源(9)からの光を光学マスク(4,
104)に照射して、該光学マスクを透過した光像をレ
ンズ(3)を介してフォトレジスト膜(2)上に投影す
る投影露光方法に用いられる投影用光学マスクにおい
て、 光を透過すると共に所望の露光パターンを有する主スペ
ース(6,106)と、 該主スペースに近接して設けられ、光を透過するがこれ
単独によっては該フォトレジスト膜(2)を感光させな
い程度に狭い幅を有する副スペース(7,110,11
1)とからなることを特徴とする投影用光学マスク。 - 【請求項9】 前記光源(9)の露光波長をλ、前記レ
ンズ(3)の開口数をNA、縮小投影倍率を1/m、L
=0.7〜0.8としたとき、前記主スペース(6)の
中心位置と前記副スペース(7)の中心位置との間の距
離が(λ/NA)×L×mであることを特徴とする請求
項8の投影用光学マスク。 - 【請求項10】 前記副スペース(110,111)が
少なくとも第1及び第2の副スペース(110,11
1)からなることを特徴とする請求項8又は9の投影用
光学マスク。 - 【請求項11】 前記光源(9)の露光波長をλ、前記
レンズ(3)の開口数をNA、縮小投影倍率を1/m、
D1 =0.7〜0.8、D2 =1.2〜1.3、W=
0.3〜0.4、W1 =0.2〜0.3、W2 =0.2
〜0.3としたとき、前記主スペース(106)の中心
位置と前記第1の副スペース(110)の中心位置との
間の距離d1 はd1 =D1 ×m×(λ/NA)であり、
該主スペース(106)の中心位置と前記第2の副スペ
ース(111)の中心位置との間の距離d2 はd2 =D
2 ×m×(λ/NA)であり、該主スペース(106)
の幅sはs=W×m×(λ/NA)であり、該第1の副
スペース(110)の幅s 1 はs1 =W1 ×m×(λ/
NA)であり、該第2の副スペース(111)の幅s2
はs2 =W2 ×m×(λ/NA)であることを特徴とす
る請求項10の投影用光学マスク。
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JP2829692A JP3312365B2 (ja) | 1991-02-19 | 1992-02-14 | 投影露光方法及び投影露光用光学マスク |
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JP3-45394 | 1991-02-19 | ||
JP4539491 | 1991-02-19 | ||
JP2829692A JP3312365B2 (ja) | 1991-02-19 | 1992-02-14 | 投影露光方法及び投影露光用光学マスク |
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JPH0566553A true JPH0566553A (ja) | 1993-03-19 |
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JP2829692A Expired - Fee Related JP3312365B2 (ja) | 1991-02-19 | 1992-02-14 | 投影露光方法及び投影露光用光学マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3312365B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08503512A (ja) * | 1992-11-28 | 1996-04-16 | ビーエーエスエフ アクチエンゲゼルシャフト | ポリアルキレンポリアミンの縮合生成物、その製法および紙を製造する際のその使用 |
JP3009925B2 (ja) * | 1994-02-09 | 2000-02-14 | マイクロユニティ システムズ エンジニアリング,インコーポレイテッド | 軸外照明を用いたリソグラフィックパターンニング用マスク |
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1992
- 1992-02-14 JP JP2829692A patent/JP3312365B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
JPH08503512A (ja) * | 1992-11-28 | 1996-04-16 | ビーエーエスエフ アクチエンゲゼルシャフト | ポリアルキレンポリアミンの縮合生成物、その製法および紙を製造する際のその使用 |
JP3009925B2 (ja) * | 1994-02-09 | 2000-02-14 | マイクロユニティ システムズ エンジニアリング,インコーポレイテッド | 軸外照明を用いたリソグラフィックパターンニング用マスク |
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JP3312365B2 (ja) | 2002-08-05 |
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