JP3082747B2 - 露光装置の評価方法 - Google Patents

露光装置の評価方法

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JP3082747B2
JP3082747B2 JP16120898A JP16120898A JP3082747B2 JP 3082747 B2 JP3082747 B2 JP 3082747B2 JP 16120898 A JP16120898 A JP 16120898A JP 16120898 A JP16120898 A JP 16120898A JP 3082747 B2 JP3082747 B2 JP 3082747B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
    • G03F7/70591Testing optical components
    • G03F7/706Aberration measurement

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造工
程における光リソグラフィ工程に使用される露光装置の
評価方法に関し、特に、露光装置のコマ収差を高精度で
測定することができる露光装置の評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光リソグラフィの限界延長を
目的として、位相シフトマスクの開発が進められてい
る。位相シフトマスクとは、マスク透過光(反射型のマ
スクにおいてはマスク反射光)の一部分の位相を180
゜変化させるマスクである。
【0003】図15は渋谷−レベンソン方式位相シフト
マスクを示す断面図である。なお、渋谷−レベンソン方
式とは発明者の名前であり、Alternating Phase Shift
Maskともいう。図15に示すように、合成石英等からな
る透明基板21の片面上に、クロム等の遮光材料からな
る遮光膜22が選択的に形成されており、これにより、
透明領域23aと遮光領域23bとが交互に形成されて
いる。また、隣り合う透明領域23aのうち一方の透明
領域23aを覆う領域には、CVDSiO2、スパッタ
SiO2又はSOG(Spin On Glass)からなる透明膜2
4が形成されている。なお、波長がλである露光用光の
透明膜24に対する屈折率をnとしたとき、透明膜24
の膜厚tをt=λ/{2(n−1)}としている。
【0004】このように構成された位相シフトマスクに
おいては、透明膜24が形成された領域を透過した透過
光と、透明膜24が形成されていない領域を透過した透
過光との間に、180゜の位相差を発生させる。従っ
て、互いに180゜異なる位相を有する隣り合う透過光
同士が干渉することにより、マスク転写像のコントラス
トを向上させることができる。このように、位相シフト
マスクは解像度及び焦点深度の改善に有効であるしか
し、位相シフトマスクは投影レンズの収差の影響を著し
く受けやすく、特に、渋谷−レベンソン方式位相マスク
を使用した露光において、コマ収差によりパターンが非
対称に変形することは公知である。従って、近時、露光
装置の収差、特に、コマ収差の正確な測定及び管理が必
要になっている。
【0005】ところで、レンズの収差は、装置メーカの
製造ラインにおいて完全に調整されている。そして、露
光装置を半導体装置の製造ラインに設置した後にも、レ
ンズの収差が再確認されており、異常が確認されると、
その場で微調整される。
【0006】コマ収差の測定方法としては、投影レンズ
のコマ収差を再現性良く容易に測定することができる方
法が開示されている(特開平5−118957号公
報)。この測定方法は、投影レンズを介して得られる所
望のレチクルパターンの空間像の強度分布を直接計測す
る方法である。即ち、開口パターンの転写像において
は、その振幅分布において、光の振動が0に収束する際
に、0を通り越して負(逆位相)及び正の方向に振動し
ながら収束することにより、メインピークの左右にサブ
ピークが発生する。そして、所定の方向(Y方向)に延
びる開口部(透明領域)を透過する光強度分布におい
て、Y方向に直交するX方向にコマ収差が存在すると、
左右のサブピークの高さが異なったものとなる。そこ
で、サブピークの高さの差(強度差)を測定することに
より、コマ収差を求めることができる。
【0007】他に、ハーフトーン位相マスクを使用した
コマ収差測定方法が開示されている(特開平9−257
646号公報)。透過強度がTであるハーフトーン位相
マスクにおいては、結像面での光の振幅は、ハーフトー
ン部で−√Tとなり、オーバーシュートもこの−√Tを
中心に振動する。従って、メインパターンの隣の第1の
オーバーシュート部においては、光強度の値が小さくな
らず、サイドローブといわれるサブピークを発生させ
る。そして、コマ収差によりサイドローブに大きな強度
差が発生するので、この強度差を測定することによりコ
マ収差を求めることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−118957号公報に記載された方法においては、
メインピークの左右に発生するサブピークは、0をベー
スとして振動するので、振動の2乗で与えられる光強度
としては極めて小さい値となる。従って、光強度の差に
基づいてコマ収差を求めても、その測定誤差が大きくな
る。
【0009】また、特開平9−257646号公報に記
載された方法を使用すると、通常のマスクを使用する場
合よりも容易に高精度でコマ収差を求めることができる
が、要求されるコマ収差の測定精度を満足することはで
きない。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、露光装置におけるコマ収差を高精度で容易
に測定することができる露光装置の評価方法を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る露光装置の
評価方法は、第1の露光用光と、前記第1の露光用光に
対して180゜の位相差を有する第2の露光用光とを、
露光装置の光学系を介して試験板の表面に形成された感
光性樹脂膜に照射する工程と、前記感光性樹脂膜を現像
して前記第1の露光用光により露光された第1パターン
と、前記第2の露光用光により露光され前記第1パター
ンから所定の方向に離間して形成された第2パターンを
得る工程と、前記第1パターンの前記所定の方向におけ
る幅と前記第2パターンの前記所定の方向における幅と
の差を測定し、この差に基づいて前記光学系のコマ収差
を求める工程と、を有することを特徴とする。
【0012】前記第1及び第2の露光用光は、透明基板
と、前記透明基板上に形成された遮光膜と、前記遮光膜
に選択的に設けられた第1の開口部及び第2の開口部
と、前記第1の開口部及び第2の開口部のいずれか1方
を覆う透明膜と、を有する位相シフトマスクに入射光を
透過させることにより得られるものとすることができ
る。また、前記入射光は前記位相シフトマスクに対して
直交する方向に透過させることが好ましい。
【0013】更に、前記第1及び第2の露光用光は、透
明基板と、前記透明基板上に形成された遮光膜と、前記
遮光膜に選択的に設けられた第1の開口部及び第2の開
口部と、を有するマスクに斜入射光を透過させることに
より得られるものであってもよく、前記斜入射光は輪帯
照明から発するものであることが好ましい。
【0014】本発明に係る他の露光装置の評価方法は、
3以上の露光用光が配列され、隣り合う露光用光の位相
が互いに180゜異なると共に最も外側に位置する第1
の露光用光と第2の露光用光とが同位相である露光用光
群を、露光装置の光学系を介して試験板の表面に形成さ
れた感光性樹脂膜に照射する工程と、前記感光性樹脂膜
を現像して前記第1の露光用光により露光された第1パ
ターンと、前記第2の露光用光により露光され前記第1
パターンから所定の方向に離間して形成された第2パタ
ーンを得る工程と、前記第1パターンの前記所定の方向
における幅と前記第2パターンの前記所定の方向におけ
る幅との差を測定し、この差に基づいて前記光学系のコ
マ収差を求める工程と、を有することを特徴とする。
【0015】本願発明の第1発明においては、互いに1
80゜異なる位相を有する第1の露光用光と第2の露光
用光とを露光装置の光学系を介して感光性樹脂膜に照射
し、これを現像することにより第1のパターン及び第2
のパターンを得る。そして、第1のパターン及び第2の
パターンの幅の寸法差(実測値)を測定し、予め求めら
れたコマ収差と寸法差(理論値)との関係に基づいて、
実際に測定した寸法差から光学系のコマ収差を求める。
【0016】このように、180゜異なる位相を有する
1組の露光用光を使用して感光性樹脂膜を露光すると、
同一位相を有する1組の露光用光を使用した場合と比較
して、光の強度差が大きくなるので、得られるパターン
幅の寸法差は約2倍となる。即ち、微小なコマ収差が存
在する場合であっても、パターン幅の寸法差が顕著に現
れる。従って、実測した寸法差に基づいてコマ収差を求
めることにより、同一位相を有する1組の露光用光を使
用した場合と比較して、極めて高い測定精度を得ること
ができる。
【0017】なお、3以上の露光用光が配列されている
場合には、隣り合う露光用光の位相差が180゜からず
れると、焦点位置が変化して、感光性樹脂膜に形成され
る隣り合うパターンに寸法差が発生するので、寸法差に
基づいて求められるコマ収差に誤差が生じることにな
る。しかし、本願発明の第2発明においては、3以上の
露光用光のうち、最も外側に位置する露光用光を同位相
として、最も外側の露光用光により露光された第1及び
第2パターンの寸法差に基づいて、コマ収差を求める。
これにより位相エラーがコマ収差に影響しないようにす
ることができ、第1発明と同様に、高精度で容易にコマ
収差を求めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る露光
装置の評価方法について、添付の図面を参照して具体的
に説明する。図1(a)は本発明の第1の実施例に係る
露光装置の評価方法において使用されるコマ収差測定用
マスクの一部を示す平面図であり、図1(b)は図1
(a)のA−A線に沿う方向の断面図である。但し、図
1(a)においては、透明膜等が形成された面を上面と
して図示している。
【0019】図1(a)及び図1(b)に示すように、
透明基板1の片面上に遮光膜2が形成されている。遮光
膜2には透明基板1の一方の端面から対向する端面に至
る方向(Y方向)に延びる2本の開口部2a及び2bが
設けられている。また、一方の開口部2bを覆う領域に
は、位相シフタとしてSOG(Silicon On Glass)から
なる透明膜3が形成されている。このようにして、渋谷
−レベンソン方式位相シフトマスク4が構成されてい
る。
【0020】なお、本実施例においては、開口部2a及
び2bの幅及び隣り合う開口部2aと開口部2bとの間
における遮光膜2の幅は、夫々1.25μmとしてい
る。従って、縮小率が5倍である露光装置においては、
結像面上では夫々0.25μmとなる。また、KrFエ
キシマレーザ光(波長λ:248nm)に対するSOG
膜の屈折率nは1.48であるので、波長λ及びSOG
膜の屈折率nを数式t=λ/{2(n−1)}に代入し
てSOG膜の膜厚tを算出すると、t=248/{2
(1.48−1)}=258となる。従って、SOG膜
(透明膜3)の膜厚を258nmとすることにより、開
口部2aを透過する透過光と、開口部2bを透過する透
過光との間に180゜の位相差を発生させている。
【0021】次に、本発明の第1の実施例に係る露光装
置の評価方法について説明する。先ず、コマ収差と、図
1に示すマスク4の開口部2a及び2bを透過した透過
光により露光されその後の現像により得られる開口パタ
ーンの寸法差との関係を予め求めておく。この寸法差
は、スレッシュホルドモデル(Threshold model)を使
用して、即ち、所定の光強度Ith以上の強度を有する光
が照射された領域の感光性樹脂膜が現像により溶出し、
光強度Ith未満の強度を有する光が照射された領域の感
光性樹脂膜が残存すると仮定する条件で、渋谷−レベン
ソン方式位相シフトマスク4を透過する光強度分布のシ
ュミレーション結果により求めることができる。
【0022】このコマ収差と寸法差との関係は、例え
ば、以下に示すようになる。図2は縦軸に感光性樹脂膜
に形成された隣り合う開口パターン幅の寸法差(開口部
2bを透過する光により得られる開口パターンの幅−開
口部2aを透過する光により得られる開口パターンの
幅)をとり、横軸に光強度分布シュミレーションにより
求めたX方向コマ収差をとって、寸法差とコマ収差との
関係を示すグラフ図である。なお、図2において、実線
5は渋谷−レベンソン方式位相シフトマスク4を使用し
た場合に得られるコマ収差と寸法差との関係を示し、破
線6は通常の2本の開口部を有するマスクを使用した場
合に得られるコマ収差と寸法差との関係を示している。
また、スレッシュホルドモデルの光強度Ithとしては、
コマ収差が0である場合に開口パターンの幅が設計通り
に0.25μmとなるような光強度としている。
【0023】次に、本評価用マスクを評価対象の露光装
置に設置し、この露光装置を使用して、表面に感光性樹
脂膜が形成された基板の表面を露光する。但し、図1
(a)及び図1(b)に示すマスクを使用すると、開口
部2a及び2bが延びる方向(Y方向)に直交するX方
向のみのコマ収差が測定される。しかし、露光装置の評
価においては、露光領域内の同一箇所において、X方向
とY方向との2方向の収差を測定する必要がある。従っ
て、本評価用マスクとしては、Y方向に延びる2本の開
口部とX方向に延びる2本の開口部とからなる1組の測
定パターンが、所望の位置(収差測定箇所)に10nm
の寸法精度で設けられたマスクを使用する。
【0024】その後、基板の表面の感光性樹脂膜を現像
することにより、マスクのY方向に延びる開口部を透過
した光により形成されたY方向開口パターン、及びマス
クのX方向に延びる開口部を透過した光により形成され
たX方向開口パターンを得る。その後、得られたY方向
開口パターンについて、X方向に隣り合う2本のパター
ンの幅(X方向長さ)を測定し、その寸法差を算出する
と共に、X方向パターンについて、Y方向に隣り合う2
本のパターンの幅(Y方向長さ)を測定し、その寸法差
を算出する。
【0025】その後、図2に示すように予め求められた
コマ収差と寸法差との関係に基づいて、実際に測定した
寸法差からレンズ(光学系)のコマ収差を求める。この
ようにして、評価対象の露光装置による露光領域の各点
について、コマ収差を測定することができる。
【0026】なお、例えば1辺が22mmである露光領
域の各位置におけるコマ収差を測定する場合に、2mm
間隔で測定するとすると、11×11=121(箇所)
の測定点についてX方向及びY方向の2方向で、走査型
電子顕微鏡(SEM)により測定する必要がある。従っ
て、従来においては、コマ収差を測定するために極めて
多数の工程が必要であった。しかし、近時、半導体製造
ラインにおいて寸法管理用に使用されているCD−SE
Mによると、半導体基板上のアライメントマーク及び測
定パターンの画像を記録し、作業者が立ち会うことなく
全ての測定点について自動でデータを収集することがで
きるようになっている。従って、本実施例に示すよう
に、実際に現像された開口パターンの寸法を測定する方
法を使用することにより、極めて容易に露光装置を評価
することができる。
【0027】また、図2に示すように、渋谷−レベンソ
ン方式位相シフトマスクを使用して寸法差とコマ収差と
の関係を求めた場合、通常のマスクを使用した場合と比
較して、約2倍の寸法差を得ることができる。即ち、コ
マ収差が0.10λである場合に、渋谷−レベンソン方
式位相シフトマスクを使用すると、得られる開口パター
ン幅の寸法差は0.045μmとなるのに対して、通常
のマスクを使用すると得られる開口パターン幅の寸法差
(絶対値)は約0.02μmとなる。本実施例において
は、渋谷−レベンソン方式位相シフトマスクを使用し
て、寸法差からコマ収差を得るので、通常のマスクを使
用した場合と比較して、より一層高精度で収差を求める
ことができる。
【0028】位相シフトマスクを使用した場合に、通常
のマスクを使用した場合と比較して、高精度にコマ収差
を求めることができる理由について、以下に、更に詳細
に説明する。図3(a)は1本の開口部を有するマスク
を示す断面図であり、図3(b)は縦軸に1本の開口部
を有するマスクを透過した光の振幅をとり、横軸に位置
をとって、光の振幅と位置との関係を示すグラフ図であ
る。また、図4(a)は2本の開口部を有するマスクを
示す断面図であり、図4(b)は縦軸に2本の開口部を
有するマスクを透過した光の振幅をとり、横軸に位置を
とって、光の振幅と位置との関係を示すグラフ図であ
る。更に、図5(a)は渋谷−レベンソン方式位相シフ
トマスクを示す断面図であり、図5(b)は縦軸に渋谷
−レベンソン方式位相シフトマスクを透過した光の振幅
をとり、横軸に位置をとって、光の振幅と位置との関係
を示すグラフ図である。
【0029】図3(a)及び図3(b)に示すように、
透明基板31の片面上に遮光膜32が形成され、この遮
光膜32に所定の方向(Y方向)に延びる1本の開口部
32aが形成されたマスク34aを使用した場合に、Y
方向に直交するX方向にコマ収差が存在すると、Y方向
に延びる開口部32aの両側方における振幅のオーバー
シュート大きさが互いに異なったものとなる。但し、こ
の振幅のオーバーシュートは0近傍のものであり、その
2乗で表される光強度としては、極めて小さくなる。図
3(a)に示すマスクを使用した場合に、開口部32a
の左右のオーバーシュート部における振幅を、夫々−
a、−bとすると、開口部32aの左右における光強度
の差ΔIaは下記数式1により表される。
【0030】
【数1】ΔIa=b2−a2
【0031】また、図4(a)及び図4(b)に示すよ
うに、遮光膜32にY方向に延びる2本の開口部32b
及び32cが設けられたマスク34bを使用した場合に
は、一方の開口部32bのオーバーシュートは、他方の
開口部32cのメインのピークに重なり、他方の開口部
32cにおけるオーバーシュートは開口部32bのメイ
ンのピークに重なる。従って、メインのピークの大きさ
をcとして、開口部の左右におけるオーバーシュートの
差から、開口部32bを介して透過する光と開口部32
cを介して透過する光との光強度差を算出すると、この
光強度の差ΔI bは下記数式2により表される。
【0032】
【数2】 ΔIb=(c−a)2−(c−b)2 =2(b−a)c+a2−b2 =(a−b)(2c−a−b)
【0033】一方、図5(a)及び図5(b)に示すよ
うに、透明基板1の片面上にY方向に延びる2本の開口
部2a及び2bが設けられた遮光膜2が形成され、開口
部2bを覆う領域に透明膜3が形成された渋谷−レベン
ソン方式位相シフトマスク4を使用した場合には、開口
部2bを介して透明基板1と透明膜3を透過する光は、
開口部2aを介して透明基板1のみを透過する光に対し
て、位相が180゜反転している。従って、開口部2a
を介して透過する光と開口部2bを介して透過する光と
の光強度差を算出すると、この光強度の差ΔIcは下記
数式3により表される。
【0034】
【数3】 ΔIc=(c+b)2−(c+a)2 =2(b−a)c+b2−a2 =(b−a)(2c+a+b)
【0035】上記数式1乃至3に示すように、渋谷−レ
ベンソン方式位相シフトマスクを使用すると、通常のマ
スクを使用した場合と比較して、光強度差が大きくなる
ことが示される。
【0036】次に、図4(a)に示す2本の開口部を有
するマスク34bと、図5(a)に示す渋谷−レベンソ
ン方式位相シフトマスク4とについて、開口部を介して
透過する光の強度をシュミレーションした場合について
説明する。図6及び図7は縦軸に相対光強度をとり、横
軸に位置をとって、光強度と位置との関係を示すグラフ
図である。但し、図6は2本の開口部を有するマスク3
4bを使用した場合、図7は渋谷−レベンソン方式位相
シフトマスク4を使用した場合について示し、2本の開
口部の幅は夫々結像面上で0.25μmとなる幅として
いる。また、図6及び7において、横軸の0nmの位置
はマスクの遮光膜に設けられた2本の開口部の中心に対
応し、縦軸の相対光強度は、十分に広い透明領域を透過
する光の強度を1として規格化した値である。なお、図
中で、実線7はレンズのコマ収差を0λとした場合、1
点鎖線8はコマ収差を0.05λとした場合を示し、破
線9はコマ収差を0.1λとした場合を示す。
【0037】図6及び7に示すように、いずれのマスク
を使用した場合においても、コマ収差により、2本の開
口部を介して透過する光の強度には差が生じているが、
特に、渋谷−レベンソン方式位相シフトマスクを使用す
ると、コマ収差による光強度分布の変化が大きくなって
いる。
【0038】このように、渋谷−レベンソン方式位相シ
フトマスクを使用すると、レンズのコマ収差によって2
本の開口部を介して透過する光の強度差が大きくなるの
で、図2に示すように、透過光が基板上の感光性樹脂膜
に照射されて現像されることにより得られる2本の開口
パターン幅の差が、通常のマスクよりも大きくなる。従
って、図2に示す寸法差とコマ収差との関係に基づい
て、渋谷−レベンソン方式位相シフトマスクを使用して
得られた2本の開口パターン幅の寸法差からレンズのコ
マ収差を求める本実施例方法は、通常のマスクを使用す
る場合と比較して高精度でコマ収差を求めることができ
る。
【0039】例えば、CD−SEMの測定で、2本の開
口パターン幅の寸法差に5nmの誤差があるとすると、
通常のマスクを使用した場合には、5nmの寸法差は
0.026λのコマ収差に相当するが、渋谷−レベンソ
ン方式位相シフトマスクを使用した場合には、5nmの
寸法差は0.011λのコマ収差に相当する。これは、
本実施例によると、5nmの測定誤差が発生した場合に
おいても、コマ収差のずれが極めて小さいことを示して
いる。
【0040】なお、本発明において使用するマスクとし
ては、互いに180゜異なる位相を有する1組の露光用
光が得られるマスクであれば、その構造は特に限定する
ものではなく、第1の実施例と同様の方法により、高精
度でコマ収差を求めることができる。
【0041】図8(a)は本発明の第2の実施例に係る
露光装置の評価方法において使用されるコマ収差測定用
マスクの一部を示す平面図であり、図8(b)は図8
(a)のB−B線に沿う方向の断面図である。但し、図
8(a)においては、透明膜等が形成された面を上面と
して図示している。
【0042】図8(a)及び図8(b)に示すように、
透明基板11の片面上に遮光膜12が形成されている。
遮光膜12には透明基板11の一方の端面から対向する
端面に至る方向(Y方向)に延びる3本の開口部12
a、12b及び12cが設けられている。また、中央の
開口部12bを覆う領域には、位相シフタとして透明膜
13が形成されている。
【0043】このように構成された渋谷−レベンソン方
式位相シフトマスク14を使用しても、第1の実施例と
同様の方法でレンズのコマ収差を求めることができる。
但し、このように3本以上の開口部を有する位相シフト
マスクを使用した場合には、位相差が180゜からずれ
ると、焦点位置が変化して位相が異なる隣り合う開口パ
ターンの寸法差が発生する。従って、位相エラーが発生
すると、位相差が0゜である開口部と位相差が180゜
である開口部との間で寸法差が発生するので、寸法差に
基づいて求められるコマ収差に誤差が生じることにな
る。
【0044】そこで、第2の実施例においては、マスク
上の遮光膜に設けられた最も外側に存在する2本の開口
部を透過する光を同位相として、この2本の開口部を透
過する光により得られる開口パターン幅の寸法差に基づ
いて、コマ収差を求める。これにより位相エラーがコマ
収差に影響しないようにすることができ、第1の実施例
と同様に、高精度で容易にコマ収差を求めることができ
る。なお、3本を超える開口部を有するマスクを使用し
た場合であっても同様に、最も外側に存在する2本の開
口部を透過する光を同位相として、この最も外側におけ
る2本の開口部を透過する光により得られる開口パター
ン幅の寸法差を測定することにより、高精度でコマ収差
を求めることができる。
【0045】なお、パターン寸法が微細化されるほど、
2本の開口部を介して透過する光により得られる開口パ
ターン幅の寸法差は大きくなる。従って、結像面上にお
いて解像限界に近い寸法、即ち、渋谷−レベンソン方式
位相シフトマスクにおいては、約0.13μmの幅を有
する開口パターンが得られるマスクを使用することが原
理的には好ましい。しかし、開口パターンが解像限界に
近いと、感光性樹脂膜の形状が劣化して、エッジラフネ
スの悪化及び裾引き現象が生じるので、実際には、解像
限界度の約1.5乃至2.5倍の幅を有する開口パター
ンが得られるマスクを使用することが好ましい。
【0046】図9は本発明の第3の実施例に係る露光装
置の評価方法を示す断面図である。また、図10(a)
は本発明の第3の実施例に係る露光装置の評価方法にお
いて使用されるコマ収差測定用マスクの一部を示す平面
図であり、図10(b)は図10(a)のC−C線に沿
う方向の断面図である。但し、図10(a)において
は、遮光膜が形成された面を上面として図示している。
【0047】図10(a)及び図10(b)に示すよう
に、透明基板16の片面上に遮光膜17が形成されてい
る。遮光膜17には透明基板16の一方の端面から対向
する端面に至る方向(Y方向)に延びる2本の開口部1
7a及び17bが設けられている。
【0048】第3の実施例においては、図9に示すよう
に、渋谷−レベンソン方式位相シフトマスクの代わり
に、2本の開口部が設けられた遮光膜17を有するマス
ク19を介して、斜入射照明(off-axis illuminatio
n)条件で感光性樹脂膜を露光する。このように、変形
照明ともいわれる斜入射照明により、マスク19に直交
する方向に対して斜めの方向から光10を入射させる超
解像手法を利用すると、位相シフタを使用することなく
2本の開口部17a及び17bを介して透明基板16を
透過した光に位相差が生じる。従って、斜入射照明の条
件に合わせて、開口部17aと開口部17bとの間の寸
法を最適化し、開口部17aを介して透過した光10a
と開口部17bを介して透過した光10bとの間に18
0゜の位相差を生じさせると、渋谷−レベンソン方式位
相シフトマスクを使用した第1及び第2の実施例と同様
に、高精度でコマ収差を求めることができる。
【0049】なお、入射光の入射角度(マスクに直交す
る方向とマスクに入射する光10とがなす角)をθ
(゜)とし、入射光の波長をλ(μm)とすると、Si
の透過光10aと透過光10との間の位相差を180゜
とするための開口部間のピッチP(μm)は下記数式4
により表される。
【0050】
【数4】P=λ/(2sinθ)
【0051】但し、実際の斜入射照明を使用した場合に
は、入射光の入射角度θは1点ではなくある範囲を有し
ているので、最小入射角度をθmin、最大入射角度をθ
maxとすると、マスクの遮光膜に設ける開口部間の適切
なピッチP(μm)は下記数式5により表される。
【0052】
【数5】λ/(2sinθmax)<P<λ(2sinθ
min
【0053】図11乃至図13は、縦軸に相対光強度を
とり、横軸に位置をとって、相対光強度と位置との関係
を示すグラフ図である。但し、図11乃至図13は、2
本の開口部17a及び17bの幅を夫々0.25μm、
開口部間の距離を0.25μmとした図10に示すマス
ク19と、レンズが集光する能力に対応する開口数NA
が0.5であるレンズとを使用した場合について示して
いる。また、図11乃至図13において、横軸の0nm
の位置は2本の開口部17aと開口部17bとの間の中
心に対応している。更に、図11は光中央のσの0.3
相当分を遮光し、σが0.5−0.8である輪帯照明を
使用した場合、図12は光中央のσの0.5相当分を遮
光し、σが0.3−0.75である輪帯照明を使用した
場合を示し、図13はσが0.8である通常照明を使用
した場合について示している。なお、図中で、実線7は
レンズのコマ収差を0λとした場合、1点鎖線8はコマ
収差を0.05λとした場合を示し、破線9はコマ収差
を0.1λとした場合を示す。
【0054】図14は縦軸に感光性樹脂膜に形成された
隣り合う開口パターン幅の寸法差をとり、横軸に光強度
分布シュミレーションにより求めたコマ収差をとって、
寸法差とコマ収差との関係を示すグラフ図である。図1
4中において、実線20a、1点鎖線20b及び破線2
0cは、夫々、図11、図12及び図13において与え
られた条件での寸法差とコマ収差との関係を示してい
る。図11乃至図14に示すように、輪帯照明を使用し
て、中央の遮光率を高くするほど、コマ収差による光強
度分布の変化が大きくなっている。即ち、中央の遮光率
がより一層高い輪帯照明を使用して露光装置により露光
すると、コマ収差によって得られる感光性樹脂膜の開口
パターン幅の寸法差が大きくなるので、寸法差からコマ
収差を求める場合の測定精度を向上させることができ
る。
【0055】なお、本発明方法は、紫外線露光装置のみ
ではなく、等倍又は縮小のX線露光装置等に対しても、
同様に使用することができる。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
180゜異なる位相を有する1組の露光用光、又は3以
上の露光用光のうち、最も外側に位置する露光用光を同
位相とすると共に、隣り合う露光用光が全て互いに18
0゜異なる露光用光群を使用して感光性樹脂膜を露光す
るので、露光装置の光学系を透過した後の光の強度差が
大きくなる。従って、実測した寸法差に基づいてコマ収
差を求めることにより、極めて高い測定精度を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例に係る露光装置
の評価方法において使用されるコマ収差測定用マスクの
一部を示す平面図であり、(b)は(a)のA−A線に
沿う方向の断面図である。
【図2】縦軸に開口パターン幅の寸法差をとり、横軸に
コマ収差をとって、寸法差とコマ収差との関係を示すグ
ラフ図である。
【図3】(a)は1本の開口部を有するマスクを示す断
面図であり、(b)は縦軸に振幅をとり、横軸に位置を
とって、光の振幅と位置との関係を示すグラフ図であ
る。
【図4】(a)は2本の開口部を有するマスクを示す断
面図であり、(b)は縦軸に振幅をとり、横軸に位置を
とって、光の振幅と位置との関係を示すグラフ図であ
る。
【図5】(a)は渋谷−レベンソン方式位相シフトマス
クを示す断面図であり、(b)は縦軸に振幅をとり、横
軸に位置をとって、光の振幅と位置との関係を示すグラ
フ図である。
【図6】縦軸に相対光強度をとり、横軸に位置をとっ
て、光強度と位置との関係を示すグラフ図である。
【図7】縦軸に相対光強度をとり、横軸に位置をとっ
て、光強度と位置との関係を示すグラフ図である。
【図8】(a)は本発明の第2の実施例に係る露光装置
の評価方法において使用されるコマ収差測定用マスクの
一部を示す平面図であり、(b)は(a)のB−B線に
沿う方向の断面図である。
【図9】本発明の第3の実施例に係る露光装置の評価方
法を示す断面図である。
【図10】(a)は本発明の第3の実施例に係る露光装
置の評価方法において使用されるコマ収差測定用マスク
の一部を示す平面図であり、(b)は(a)のC−C線
に沿う方向の断面図である。
【図11】縦軸に相対光強度をとり、横軸に位置をとっ
て、相対光強度と位置との関係を示すグラフ図である。
【図12】縦軸に相対光強度をとり、横軸に位置をとっ
て、相対光強度と位置との関係を示すグラフ図である。
【図13】縦軸に相対光強度をとり、横軸に位置をとっ
て、相対光強度と位置との関係を示すグラフ図である。
【図14】縦軸に開口パターン幅の寸法差をとり、横軸
にコマ収差をとって、寸法差とコマ収差との関係を示す
グラフ図である。
【図15】渋谷−レベンソン方式位相シフトマスクを示
す断面図である。
【符号の説明】
1,11,16,21,31;透明基板 2,12,17,22,32;遮光膜 2a,2b,12a,12b,12c,17a,17
b,32a,32b,32c;開口部 3,13,24;透明膜 4,14,19,34a,34b;マスク 10,10a,10b;光 23a;透明領域 23b;遮光領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G01M 11/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の露光用光と、前記第1の露光用光
    に対して180゜の位相差を有する第2の露光用光と
    を、露光装置の光学系を介して試験板の表面に形成され
    た感光性樹脂膜に照射する工程と、前記感光性樹脂膜を
    現像して前記第1の露光用光により露光された第1パタ
    ーンと、前記第2の露光用光により露光され前記第1パ
    ターンから所定の方向に離間して形成された第2パター
    ンを得る工程と、前記第1パターンの前記所定の方向に
    おける幅と前記第2パターンの前記所定の方向における
    幅との差を測定し、この差に基づいて前記光学系のコマ
    収差を求める工程と、を有することを特徴とする露光装
    置の評価方法。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の露光用光は、透明基
    板と、前記透明基板上に形成された遮光膜と、前記遮光
    膜に選択的に設けられた第1の開口部及び第2の開口部
    と、前記第1の開口部及び第2の開口部のいずれか1方
    を覆う透明膜と、を有する位相シフトマスクに入射光を
    透過させることにより得られるものであることを特徴と
    する請求項1に記載の露光装置の評価方法。
  3. 【請求項3】 前記入射光は前記位相シフトマスクに対
    して直交する方向に透過させることを特徴とする請求項
    2に記載の露光装置の評価方法。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の露光用光は、透明基
    板と、前記透明基板上に形成された遮光膜と、前記遮光
    膜に選択的に設けられた第1の開口部及び第2の開口部
    と、を有するマスクに斜入射光を透過させることにより
    得られるものであることを特徴とする請求項1に記載の
    露光装置の評価方法。
  5. 【請求項5】 前記斜入射光は輪帯照明から発するもの
    であることを特徴とする請求項4に記載の露光装置の評
    価方法。
  6. 【請求項6】 3以上の露光用光が配列され、隣り合う
    露光用光の位相が互いに180゜異なると共に最も外側
    に位置する第1の露光用光と第2の露光用光とが同位相
    である露光用光群を、露光装置の光学系を介して試験板
    の表面に形成された感光性樹脂膜に照射する工程と、前
    記感光性樹脂膜を現像して前記第1の露光用光により露
    光された第1パターンと、前記第2の露光用光により露
    光され前記第1パターンから所定の方向に離間して形成
    された第2パターンを得る工程と、前記第1パターンの
    前記所定の方向における幅と前記第2パターンの前記所
    定の方向における幅との差を測定し、この差に基づいて
    前記光学系のコマ収差を求める工程と、を有することを
    特徴とする露光装置の評価方法。
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