JP4516353B2 - 収差測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、露光装置のレンズ収差の測定方法に係り、特にコマ収差の測定方法に関する。
解像力向上はリソグラフィ技術の主要課題である。この解像力向上を達成するには、投影レンズの収差を低減する必要がある。特にコマ収差は、レジストパターンの非対称歪み及び位置ズレを生じさせるため、より一層低減する必要がある。
コマ収差を測定する代表的な方法として、ライン・アンド・スペース・パターンの両端パターンの線幅差(以下「左右線幅差」という。)を測定する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図14は、従来の収差測定方法を説明するための図であり、図14(a)は測定に使用するフォトマスクマスクを示し、図14(b)はコマ収差がある場合の空間像を示し、図14(c)はコマ収差がある場合のレジストパターンを示している。コマ収差に起因して左右線幅差が生じ、左右線幅差が大きいほどコマ収差が大きくなる。従って、露光装置をセットアップする際には、左右線幅差がなくなるようにレンズ調整が行われる。
他のコマ収差測定方法として、レジストパターンの断面の傾斜角の差を測定する方法や、ハーフトーン型位相シフトマスクにおいて発生するマスク開口部に対応しない光強度のピークを測定する方法や、レジストパターンの位置ズレを測定する方法や、特殊加工を施したフォトマスクを用いて波面収差を直接測定する方法等が提案されている。
特開平10−288567号公報
しかしながら、近年のパターン微細化に伴い、左右線幅差を測定する方法では、次のような問題があった。図15は、従来の収差測定方法を用いた場合の問題点を示す図である。
第1に、左右線幅差を測定する場合、微細パターンでは光近接効果が大きいため、コマ収差がない場合でも、図15(a)に示すように、両端パターンの空間像は中央と比べて大きく変化する。その結果、図15(b)に示すように、両端のレジストパターンは評価の対象にできない程度に細ってしまうか、パターンが倒れてしまうという問題があった。
第2に、微細パターンではフォトマスクの製造誤差が数倍に増幅されて転写されるため、レジストパターンの左右線幅差が収差に起因するものか、フォトマスクの製造誤差に起因するものか判断できないという問題があった。
このような問題は、上述した他のコマ収差測定方法についても問題となる。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたもので、光近接効果及びフォトマスク製造誤差の影響を受けることなく、高精度かつ簡便にコマ収差を測定する方法を提供することを目的とする。
本発明に係る収差測定方法は、露光装置のコマ収差を測定する方法であって、
ハーフトーン型位相シフトマスク上に密に形成された開口部を透過した透過光のメインピークによる主開口と、該透過光のサイドピークによる第2開口とをそれぞれ複数有するレジストパターンにおける該主開口と該第2開口との重心間距離のシフト量求め、該シフト量に基づいて前記コマ収差を求めることを特徴とするものである。
本発明に係る収差測定方法において、前記主開口及び前記第2開口を解像可能な露光条件で露光した場合の前記主開口と前記第2開口との重心間距離と、該露光条件を変化させて露光した場合の前記主開口と前記第2開口との重心間距離との差分を算出することにより、前記シフト量を求めることが好適である。
本発明に係る収差測定方法において、照明光コヒーレンスファクタ、露光波長及びレンズ開口数、並びに、前記開口部のサイズ及びパターンピッチ、並びに、前記ハーフトーン型位相シフトマスクの半透明膜の透過率の何れかを変化させることにより、前記露光条件を変化させることが好適である。
本発明に係る収差測定方法は、露光装置のコマ収差を測定する方法であって、
露光波長/レンズ開口数の1倍以上√2倍未満のピッチで形成された開口部を有するハーフトーン型位相シフトマスクを用いて露光した場合において、該開口部を透過した透過光のメインピークによる主開口と、該透過光のサイドピークによる第2開口とをそれぞれ複数有するレジストパターンにおける該主開口と該第2開口との重心間距離を求める第1工程と、
前記第1工程の露光条件を変化させて前記ハーフトーン型位相シフトマスクを用いて露光した場合のレジストパターンにおける前記主開口と前記第2開口との重心間距離を求める第2工程と、
前記第1工程で求めた重心間距離と前記第2工程で求めた重心間距離との差分を求め、該差分に基づいて前記コマ収差を求める第3工程とを含むことを特徴とするものである。
本発明は以上説明したように、主開口と第2開口との重心間距離のシフト量に基づいてコマ収差を求めることにより、光近接効果及びフォトマスク製造誤差の影響を受けることなく、高精度かつ簡便にコマ収差を測定することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図中、同一または相当する部分には同一の符号を付してその説明を簡略化ないし省略することがある。
図1は、本発明の実施の形態において、コマ収差の測定に用いられるハーフトーン型位相シフトマスクを示す図である。図1(a)は、ハーフトーン型位相シフトマスクを示す平面図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A’断面図である。
図1(a),(b)に示すように、ハーフトーン型位相シフトマスク11は、透明基板110上に、光透過率が0〜20%である半透明膜111が形成されてなる。半透明膜111には後述する主開口に対応する開口部112が、露光装置の(投影倍率)×(露光波長)/(レンズ開口数)の1倍以上√2倍未満、すなわち解像限界の1倍以上√2倍未満のピッチ113で市松状に形成されている。露光装置の照明光コヒーレンスファクタ(以下「照明σ」という。)又は開口部112のサイズ(以下「マスクサイズ」という。)を小さくすれば、このマスク11を用いて露光することにより、主開口と共に第2開口が形成される(後述)。さらに、照明σとマスクサイズを調節することにより、主開口と第2開口の寸法を同等にすることができる(後述)。
図2は、図1に示すマスクを用いて形成されたレジストパターンを示す図である。図2(a)は、レジストパターンを示す平面図であり、図2(b)は、図2(a)のB−B’断面図である。
基板(若しくはその上に形成された下地膜)10上に形成されたホールレジストパターン21は、マスク11に密に形成された開口部112を透過した透過光のメインピークにより解像された主開口212aと、該透過光のサイドピークにより解像された第2開口(サイドローブ)212bとからなる。第2開口212bは、上下左右の四方を主開口212aによって囲まれた位置、すなわち主開口212aの4点中心位置に形成される。開口212a,212bは、波長/開口数で表される解像限界の1/√2倍以上1倍未満のピッチ114で形成されている。
このようにマスク11の開口部112を透過した透過光のメインピークにより解像される主開口212aと、サイドピークにより解像される第2開口212bとを形成することにより解像限界以下のピッチで密集ホールパターン21を形成する手法は、本発明者が先の出願において提案している(特願2004−86520)。以下に詳細に説明するコマ収差測定方法は、上記提案についての鋭意検討最中に得られたものである。
密集ホールパターンを精度良く解像するためには、主開口と第2開口との解像性能を同一にする必要がある。すなわち、両開口の寸法と、両開口の光学像のシャープさ(以下「光学像シャープネス」という。)とを同一にする必要がある。
しかし、本発明者の鋭意検討によれば、コマ収差に起因して主開口と第2開口とで光学像シャープネスが乖離する場合、図3及び図4に示すように、主開口222aの位置ズレ量と、第2開口222bの位置ズレ量とが異なることが分かった。すなわち、コマ収差により光学像シャープネスが乖離する場合、主開口222aと第2開口222bとの相対的位置関係(相対的距離)がシフトしてしまうことが分かった。
本発明者は、図4に示すように、主開口222aと第2開口222bとの重心間距離のシフト量を求め、該シフト量に基づいてコマ収差を求める手法を見出した。本実施の形態では、高精度でコマ収差を測定するため、主開口222aとその上下左右に位置する4つの第2開口222bとの重心間距離をそれぞれ求め、この求められた4つの重心間距離の平均値を重心間距離として採用することとした。また、図5に示すように、開口222a,22bの円周を複数に分割することにより得られた各辺からの距離の二乗和が最も小さくなるような点を重心と定義した。
図6は、本発明の実施の形態によるコマ収差測定方法を示すフローチャートである。図7は、照明σ及びマスクサイズの最適化処理を示すフローチャートである。
先ず露光条件を決定するに際し、照明σ及びマスクサイズを最適化する(ステップS1)。この最適化手法は、本発明者の先の上記出願において提案されており、図7を参照して簡単に説明する。
図2に示す密集パターンの中から、パターン群Xを選択する(ステップS11)。パターン群Xは、第2開口212bを中心とする3×3個の開口212a,212bを最低限含むパターン群とする。次に、選択したパターン群Xについて照明σ=0.3で露光した場合に、パターン群Xにおける主開口と第2開口の寸法差を最小とするマスクサイズYを空間像シミュレーションにより算出する(ステップS12)。マスクサイズYは、図1に示すハーフトーン型位相シフトマスク11に形成された開口部112の寸法をいう。次に、算出したマスクサイズYでハーフトーン型位相シフトマスクを作製して、該ハーフトーン型位相シフトマスクを用いて主開口と第2開口の露光を行い、主開口と第2開口の寸法差が最小となるように照明σを補正する(ステップS13)。ここで、第2開口の解像ピークを考慮して、照明σを補正する範囲は0.2以上0.4以下とする。
なお、本ステップS1は、全てシミュレーションにより行うことができる。また、照明σを補正した後、さらにマスクサイズYの変更をシミュレーションで行うことができる。
次に、ステップS1で決定された露光条件でハーフトーン型位相シフトマスクを用いて露光し、レジストパターンの主開口と第2開口との重心間距離を求める(ステップS2)。
次に、上記露光条件のうちで任意の露光パラメータを変更する(ステップS3)。本実施の形態においてコマ収差を測定するためには、任意の露光パラメータを僅かに変更することにより、主開口と第2開口の光学像シャープネスを乖離させる必要がある。この乖離により、重心間距離が変動するためである。露光パラメータとしては、照明σ、マスクサイズ、露光波長、レンズ開口数、マスクパターンピッチ、ハーフトーン型位相シフトマスクの半透明膜の透過率を例示することができる。
次に、ステップS3で変更した露光条件でハーフトーン型位相シフトマスクを用いて露光し、レジストパターンの主開口と第2開口との重心間距離を求める(ステップS4)。
そして、ステップS2で算出した重心間距離と、ステップS4で算出した重心間距離との差分、すなわち、重心間距離シフト量を求める(ステップS5)。
最後に、事前に作成しておいた重心間距離シフト量−コマ収差量のテーブルから、ステップS5で求めた重心間距離シフト量に対応するコマ収差量を求める(ステップS6)。
なお、主開口と第2開口とが解像されれば、本実施の形態による方法でコマ収差を測定することができる。よって、主開口と第2開口とが解像される露光条件を決定することができれば、図7に示した照明σとマスクサイズの最適化は省略することができる。
上述したコマ収差測定方法を、更に詳細に説明する。
先ず、主開口と第2開口が解像可能な露光条件での重心間距離を求める。露光条件の一例として、露光波長:157.6nm、レンズ開口数:0.80のFエキシマレーザ露光装置を用いて露光する場合の、照明σ:0.30、マスクパターンピッチ:212nm、マスクサイズ:94nm、マスク半透明膜の透過率:6%の条件を想定することができる。本発明者によるシミュレーションの結果、レジストパターンピッチが、マスクパターンピッチ212nmの1/√2倍の150nmである密集ホールパターンが得られる。露光量を適切に設定することで、主開口と第2開口の寸法を共に80nmとすることができる。また、本最適露光条件での主開口と第2開口の光学像シャープネスは同一である。光学像シャープネスを示す指標として、下式で与えられるNILS(Normalized Image Log-Slope)と呼ばれる指標を用いると、主開口と第2開口のNILSは共に2.34と算出される。
NILS=(線幅)×(dI/dx)/Ith
(上式中、dI/dxは光学像の勾配を示し、Ithは該線幅を与える光強度閾値を示す。)
NILSは理想として2.0以上あることが望ましいことから、この手法により寸法及び光学像シャープネスの両方の観点から、ピッチ150nmの密集ホールの形成は可能であると判断できる。本実施の形態では、この露光条件での主開口と第2開口との重心間距離を求める。なお、上述したように、露光条件の決定に際し、照明σとマスクサイズの最適化を行うことができる。
次に、上記露光条件から任意の露光パラメータを僅かに変更して露光することを考える。変更する露光パラメータは、上述したように、照明σ、マスクサイズ、露光波長、レンズ開口数、マスクパターンピッチ、半透明膜の透過率の何れでもよい。
ここで、マスクパターンピッチを212nmから226nm及び233nmにそれぞれ変更する場合について説明する。パターンピッチを212nmにした場合、レジストパターンピッチは1/√2倍の160nmであり、主開口と第2開口のNILSはそれぞれ2.64、2.42と算出される。一方、パターンピッチを233nmにした場合、レジストパターンピッチは1/√2倍の165nmであり、主開口と第2開口のNILSはそれぞれ2.71、2.18と算出される。これより、上記露光条件からパターンピッチをずらすほど、主開口と第2開口のNILSの差、すなわち光学像シャープネスの乖離が大きくなることが分かる。そして、この変更した露光条件での主開口と第2開口との重心間距離を求める。光学像シャープネスの乖離が生じると、上述したように重心間距離がシフトする。この重心間距離と、先に求めた重心間距離との差分を求め、この差分を重心間距離シフト量とする。
図8〜図10は、マスクパターンピッチ212nm,226nm,233nm(レジストパターンピッチ150nm,160nm,165nm)での重心間距離シフト量とコマ収差(Zernike式の第7成分(Z7))量との関係をそれぞれ示す図である。
図8に示すように、マスクパターンピッチが212nmである場合、コマ収差の大きさに関わらず、NILSは全く一定であり、重心間距離も一定である。すなわち、重心間距離のシフト量はゼロである。主開口と第2開口からなる密集ホール群だけを見れば、主開口と第2開口の位置ズレはなく正常にホール群が形成されているように見える。これは、全ての密集ホール群の位置が一定距離だけシフトしているだけであり、実際にはコマ収差の影響を受けている。しかし、重心間距離のシフト量に基づく本発明の手法によっては、コマ収差を求めることができない。
一方、図9及び図10に示すように、マスクパターンピッチが226nm,233nmである場合、すなわち、レジストパターンピッチが160nm,165nmである場合、コマ収差の大きさに応じて、重心間距離がシフトする。シフト量は、160nmよりも165nmの場合の方が大きい。このように、重心間距離がシフトする場合は、図3,4に示したように主開口と第2開口の位置ズレは明瞭となる。そして、図9及び図10に示すテーブルにより、上記求めた重心間距離のシフト量に対応するコマ収差量を求めることができる。
図11は、コマ収差100mλあたりの重心間距離シフト量とNILSシフト率を示す図である。図11に示すように、重心間距離シフト量とNILS変化率とは比例関係を有することが分かる。すなわち、光学像シャープネスに乖離が生じた場合、指標であるNILSが変化すると共に、重心間距離がシフトすることが分かる。
以上説明したように、本実施の形態では、主開口と第2開口の重心間距離シフト量に基づいてコマ収差量を求めるようにした。従来の手法のようにラインパターンの線幅を求めるのではなく、本実施の形態では主開口及び第2開口の重心を求め、さらにその重心間距離を求めている。よって、フォトマスクの製造誤差の影響を抑えることができ、光近接効果の影響を抑えることができる。従って、光近接効果及びフォトマスクの製造誤差の影響を受けることなく、高精度かつ簡便にコマ収差を測定することができる。
さらに、本実施の形態による収差測定方法では、主開口及び第2開口が解像する限りコマ収差を測定可能である。よって、従来必要であった厳密な露光条件の最適化が不要である。また、重心間距離の測定は、通常のレジストパターン観察に用いる走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて行うことができる。
なお、本実施の形態では、図1に示したような開口部が市松状に形成されたマスクを用いる場合について説明したが、図12に示すような開口部122を単純に格子状に配置したマスク12を用いることができる。ピッチ123は、図1に示すピッチ113と同様である。この図12に示す
本発明の実施の形態において、コマ収差の測定に用いられるハーフトーン型位相シフトマスクを示す図である。 図1に示すマスクを用いて形成されたレジストパターンを示す図である。 コマ収差が有る場合のレジストパターンを示す図である。 図3に示すレジストパターンの一部を拡大した図である。 主開口及び第2開口の重心を求める方法を示す図である。 本発明の実施の形態によるコマ収差測定方法を示すフローチャートである。 照明σ及びマスクサイズの最適化処理を示すフローチャートである。 マスクパターンピッチ212nmでの重心間距離シフト量とコマ収差量との関係を示す図である。 マスクパターンピッチ226nmでの重心間距離シフト量とコマ収差量との関係を示す図である。 マスクパターンピッチ233nmでの重心間距離シフト量とコマ収差量との関係を示す図である。 コマ収差100mλあたりの重心間距離シフト量とNILSシフト率を示す図である。 コマ収差の測定に用いられるハーフトーン型位相シフトマスクの別の例を示す図である。 図12に示すマスクを用いて形成されたレジストパターンを示す図である。 従来の収差測定方法を説明するための図である。 従来の収差測定方法を用いた場合の問題点を示す図である。
符号の説明
10 基板又は下地膜
11,12 ハーフトーン型位相シフトマスク
21,22,23 レジストパターン
110 透明基板
111,121 半透明膜
112,122 開口部
113,123 ピッチ
212a,222a,232a 主開口
212b,222b,232b 第2開口

Claims (3)

  1. 露光装置のコマ収差を測定する方法であって、
    ハーフトーン型位相シフトマスク上に密に形成された開口部を透過した透過光のメインピークによる主開口と、該透過光のサイドピークによる第2開口とをそれぞれ複数有するレジストパターンにおける該主開口と該第2開口との重心間距離のシフト量求め、該シフト量に基づいて前記コマ収差を求め
    前記主開口及び前記第2開口を解像可能な露光条件で露光した場合の前記主開口と前記第2開口との重心間距離と、該露光条件を変化させて露光した場合の前記主開口と前記第2開口との重心間距離との差分を算出することにより、前記シフト量を求めることを特徴とする収差測定方法。
  2. 請求項に記載の収差測定方法において、
    照明光コヒーレンスファクタ、露光波長及びレンズ開口数、並びに、前記開口部のサイズ及びパターンピッチ、並びに、前記ハーフトーン型位相シフトマスクの半透明膜の透過率の何れかを変化させることにより、前記露光条件を変化させることを特徴とする収差測定方法。
  3. 露光装置のコマ収差を測定する方法であって、
    露光波長/レンズ開口数の1倍以上√2倍未満のピッチで形成された開口部を有するハーフトーン型位相シフトマスクを用いて露光した場合において、該開口部を透過した透過光のメインピークによる主開口と、該透過光のサイドピークによる第2開口とをそれぞれ複数有するレジストパターンにおける該主開口と該第2開口との重心間距離を求める第1工程と、
    前記第1工程の露光条件を変化させて前記ハーフトーン型位相シフトマスクを用いて露光した場合のレジストパターンにおける前記主開口と前記第2開口との重心間距離を求める第2工程と、
    前記第1工程で求めた重心間距離と前記第2工程で求めた重心間距離との差分を求め、該差分に基づいて前記コマ収差を求める第3工程とを含むことを特徴とする収差測定方法。
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