JPH056652U - 表示パネル - Google Patents

表示パネル

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JPH056652U
JPH056652U JP5917991U JP5917991U JPH056652U JP H056652 U JPH056652 U JP H056652U JP 5917991 U JP5917991 U JP 5917991U JP 5917991 U JP5917991 U JP 5917991U JP H056652 U JPH056652 U JP H056652U
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JP
Japan
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external terminals
display panel
substrates
substrate
wiring
Prior art date
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Pending
Application number
JP5917991U
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English (en)
Inventor
文男 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okaya Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Okaya Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Okaya Electric Industry Co Ltd filed Critical Okaya Electric Industry Co Ltd
Priority to JP5917991U priority Critical patent/JPH056652U/ja
Publication of JPH056652U publication Critical patent/JPH056652U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】外部端子間における絶縁劣化の虞れがなく、し
かも配線の外部端子への再脱着も可能な表示パネルを提
供する。 【構成】少なくとも一方が透光性を有する2枚の基板
1、2を向い合わせてこれら基板1、2の周囲を気密封
止し、上記各基板1、2の気密封止面側に電極3、4を
形成するとともに、この電極3、4を外部に導出する外
部端子5を設け、この外部端子5に配線6を接続するよ
うにした表示パネルにおいて、上記外部端子5を銀パラ
ジウム合金で形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は表示パネルに係り、特に、向い合わせた2枚の基板の周囲を気密封止 し、上記各基板の気密封止面側に電極を形成するとともに、この電極を外部に導 出する外部端子を設け、この外部端子に配線を接続するようにした表示パネルに おいて、配線の接続信頼性を向上させるようにした表示パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、表示パネルとしては、ガラス等よりなる2板の基板を向い合わせて周 囲を低融点フリットガラスにて気密封止し、各基板の対向面に電極を形成した形 式が知られている。
【0003】 そして、この電極には外部から電圧を供給するための外部端子が接続されてい る。この外部端子は銀によって形成されており、外部端子に配線を半田付けして 外部回路と接続するようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、銀は基板に拡散し易いため、外部端子間の絶縁劣化、所謂マイグレ ーションが生じて信頼性が大きく悪化するという問題がある。
【0005】 さらに、銀は基板との接合性が不十分になり易く、一端接続した配線を脱着し た場合、外部端子が基板から剥離する虞れがある。 本考案は上記事項に鑑みてなされたもので、外部端子間における絶縁劣化の虞 がなく、しかも配線の外部端子への再脱着も可能な表示パネルを提供することを 技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記技術的課題を解決するために、少なくとも一方が透光性を有する 2枚の基板を向い合わせてこれら基板の周囲を気密封止し、上記基板の気密封止 面側に電極を形成するとともに、この電極を外部に導出する外部端子を設け、こ の外部端子に配線を接続するようにした表示パネルにおいて、上記外部端子を銀 パラジウム合金で形成した。
【0007】 上記外部端子は、基板上に直接形成しても良いし、また、基板上に結晶化ガラ ス層を形成し、この結晶化ガラス層の表面に形成してもよい。
【0008】
【作用】
外部端子を銀パラジウム合金で形成したことにより、外部端子を形成する材料 が基板に拡散することがなく、耐マイグレーション性が向上して絶縁性が良好と なる。
【0009】 併せて銀パラジウム合金は基板との接合性が良好であるため、配線の外部端子 への再脱着も可能となる。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例を図1及び図2に基づいて説明する。 本実施例は、交流型ガス放電表示パネルに適用した場合を示すものである。
【0011】 図1に示すガス放電表示パネルは、ガラス等、透光性を有する絶縁物より成る 前面基板1とガラスやセラミック等の絶縁物より成る背面基板2とを向い合わせ てこれら両基板の周囲を低融点フリットガラスより成る封着材8にて気密封止し たものである。
【0012】 上記前面基板1の内面には、酸化スズ等の透光性導電体より成る電極3を設け るとともに、この電極3の表面を鉛ガラス等の透光性誘電材料より成る誘電体層 9で被覆している。また、背面基板2の内面には、銀等の導電体より成る電極4 が形成されるとともに、この電極4の表面を被覆して鉛ガラス等の誘電材料より 成る誘電体層10が形成されている。尚、図示は省略するが上記誘電体層9,1 0の表面には、酸化マグネシウム等の耐スパッタ物質より成る保護膜が形成され ている。そして、封着材8にて気密封止された内部にはネオン,アルゴン,キセ ノン等の放電ガスGが充填されている。
【0013】 上記電極4は封着材8の下面を通って外部に導出されている。一方、背面基板 2の表面において上記電極4が外部に導出された付近には結晶化ガラス層7が形 成されており、上記電極4はこの結晶化ガラス層7の縁を乗り越え、結晶化ガラ ス層7の上面で少許延出させてある。そして、上記結晶化ガラス層7の上面に銀 パラジウム製の外部端子5が形成され、電極4の端部に接続させてある。この外 部端子5には配線6が半田付11によって接続されており、外部回路からの信号 が入力されるようになっている。
【0014】 上記結晶化ガラス層7は、外部端子5に配線6を半田11によって接続する際 に加えられる熱に対する緩衝作用を有するものであり、熱歪によって生じる外部 端子5と背面基板2との接合力の低下を防止するものである。尚、上記電極3, 4、外部端子5及び結晶化ガラス層7は、印刷技術によって形成される。
【0015】 そして、これら電極4、外部端子5、配線6は、合成樹脂等の絶縁体12によ り被優されている。これにより、配線6の接続部分が保護され、外部からの力に よって破損することを防止するようにしている。
【0016】 以上のように、外部端子5として銀パラジウムを使用することによって、外部 端子5を形成する材料が基板2に拡散することがないことが確認された。このた め従来の銀性の外部端子に比較して耐マイグレーション性が向上し絶縁が良好と なった。
【0017】 さらに、銀パラジウム合金は、基板に対する接合性が良好であるため、外部端 子に配線を一度接続した後脱着しても外部端子が基板から剥離することがなくな った。
【0018】 尚、上記実施例においては、交流型ガス放電表示パネルを例として説明したが 、直流型ガス放電表示パネルの場合にも同様の効果が得られるものであり、更に 、液晶を有いた表示パネル等、基板に外部端子を設けた構成を有する表示パネル に広く適用し得るものである。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、外部端子を銀パラジウム合金で形成したので、外部端子を形 成する材料が基板に拡散することがなく耐マイグレーション性が向上し絶縁が良 好となる。
【0020】 さらに、銀パラジウム合金は、基板との接合性が良好であるため、外部端子に 一度接続した配線の再脱着ができ、外部端子が基板から剥離してしまう虞れもな い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図
【図2】本考案の一実施例を示す要部の平面図
【符号の説明】
1 前面基板、 2 背面基板、 3 電極、 4 電極、 5 外部端子、 6 配線、 7 結晶化ガラス層。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方が透光性を有する2枚の
    基板を向い合わせてこれら基板の周囲を気密封止し、上
    記各基板の気密封止面側に電極を形成するとともに、こ
    の電極を外部に導出する外部端子を設け、この外部端子
    に配線を接続するようにした表示パネルにおいて、 上記外部端子を銀パラジウム合金で形成したことを特徴
    とする表示パネル。
  2. 【請求項2】 上記外部端子は、基板上に形成された結
    晶化ガラス層の表面に形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の表示パネル。
JP5917991U 1991-07-02 1991-07-02 表示パネル Pending JPH056652U (ja)

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JP5917991U JPH056652U (ja) 1991-07-02 1991-07-02 表示パネル

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JP5917991U JPH056652U (ja) 1991-07-02 1991-07-02 表示パネル

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JPH056652U true JPH056652U (ja) 1993-01-29

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ID=13105918

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013766B2 (ja) * 1981-07-01 1985-04-09 カ−ル・エル・セランダ− ヤスリ板組立体
JPH01145683A (ja) * 1987-12-01 1989-06-07 Fujitsu Ltd フラットパネルディスプレーの製造方法
JPH01159613A (ja) * 1987-12-16 1989-06-22 Nec Kansai Ltd 超音波半田パターンの形成方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013766B2 (ja) * 1981-07-01 1985-04-09 カ−ル・エル・セランダ− ヤスリ板組立体
JPH01145683A (ja) * 1987-12-01 1989-06-07 Fujitsu Ltd フラットパネルディスプレーの製造方法
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