JPS6344937Y2 - - Google Patents

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JPS6344937Y2
JPS6344937Y2 JP1981075919U JP7591981U JPS6344937Y2 JP S6344937 Y2 JPS6344937 Y2 JP S6344937Y2 JP 1981075919 U JP1981075919 U JP 1981075919U JP 7591981 U JP7591981 U JP 7591981U JP S6344937 Y2 JPS6344937 Y2 JP S6344937Y2
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JP
Japan
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lead
discharge electrode
glass
insulating substrate
discharge
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JP1981075919U
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JPS57188250U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は外部電気信号により数字、文字、記号
等を表示する放電表示板に係り、特に外部電気回
路との接続のためのリード取出し方法の改良に関
する。
従来、放電表示板は第1図に示す如く、第一の
放電電極2を形成した第一の絶縁基板1と、第二
の放電電極12を形成した第二の絶縁基板11と
を相対向せしめて組合せ、その周辺をフリツトガ
ラス5で気密封止して成るものであつた。この
際、各々の放電電極から、リード線を引き出し、
絶縁基板の周辺部で端子状と成し、外部電気回路
との接続を行つていた。しかし、従来のこの端子
部は第一、第二の絶縁基板の相対向する面即ち内
面に形成されるため、放電表示板の周一辺にとり
出すことは出来ず、第1図に示すように相対する
二辺あるいは相隣る二辺に引き出して端子部を形
成し、外部電気回路との接続を行つていた。この
ため、放電表示板のスペースフアクタが悪く、ま
た外部電気回路たとえばプリント配線基板への取
付けに際しても自ずと制約があつた。
本考案の目的は、従来の放電表示板が持つてい
たこれら欠点を排除しうる、新しいリード部構造
を有する放電表示板を提供するものであり、その
要旨とするところは、第一の電極リード部を第二
の絶縁基板上に形成したリード部に接続し、第二
の電極リード端子部と同一辺にとり出す構造にあ
り、特にリード部の接続に第一、第二の絶縁基板
周辺を気密封止するに用いるフリツトガラスの軟
化点より高い軟化点を有するガラス成分を含む導
電性ペーストを用いることを特徴とするものであ
る。
この構造を採ることにより、第一、第二の放電
電極のリード端子を放電表示板の周一辺内にとり
出すことが可能となり、また、第一、第二の絶縁
基板間でリード部を接続するに際し、接続点の位
置ずれがなく、確実な接続を行い得る。
以下、本考案の一実施例を第2図a,bを参照
しながら説明し、本考案の内容を更に明らかにす
る。
第2図aは本考案の一実施例を示す放電表示板
の平面図であり、第2図bは第2図a中A−Aで
示したリード接続部の断面詳細図である。第2図
a,bにおいて各部分を示すNo.は対応する。
第2図において第一の絶縁基板1は2mm厚の窓
板ガラスであり、この一主面上に透明導電膜いわ
ゆるネサ膜で第一の放電電極2を形成し、次いで
銀ペーストを用いてリード部3をスクリーン印刷
で形成した。更に、リード部の先端部4を除いて
放電電極全面を誘電体層(図示せず)で被覆した
のち、基板周辺部に封着のためのフリツトパター
ン5をスクリーン印刷で約250μ厚に形成した。
こゝでフリツトガラスは軟化点が約380℃のもの
を用いた。一方、第二の絶縁基板11も2mm厚の
窓板ガラスを用い、第一の絶縁基板とほゞ同様に
形成した。但し、第二の絶縁基板11においては
放電電極12はそのリード部と同時に銀ペースト
を用いて形成した。またその際、第二の放電電極
12のリード端子部16を取り出したと同じ辺内
に第一の放電電極2のリード端子6をも形成し、
その先端は第一の絶縁基板1にあげるリード部先
端4と重なる位置とした。
次いで、第二の基板上の第一の放電電極用リー
ド部先端14に軟化点約430℃のガラス成分を含
む銀ペースト17を定量吐出装置を用いて約
600μmの厚さで吐出、塗布したのち乾燥せしめ
た。このようにして形成した第一、第二のガラス
基板1,11を相対向せしめて約200μmのギヤツ
プを確保するためのスペーサー(図示せず)を介
して、組み合わせその周辺部を封着用フリツプで
固定したうえ、最高温度が460℃の送り炉に入れ
て加熱、封着した。この封着の過程を細かく考察
すると、先ず、二枚のガラス基板が組み合わされ
た状態では、両基板間のギヤツプは第二のガラス
基板上に塗布した第一の放電電極リードの接続用
銀ペースト17が厚さ約600μmで規制している。
そして送り炉中で温度が約380℃に達つしたとこ
ろで封着用フリツトガラス5,15が軟化を始
め、次いで約430℃で接続用銀ペースト17中の
ガラス成分が軟化を始めると共にギヤツプは次第
に減少してゆき、最終的にはスペーサーにより約
200μmに規制される。送り炉中の最高温度領域を
通過して冷却領域にさしかかると先ず接続用銀ペ
ースト17が固まり、次いで封着用フリツトガラ
ス5,15が固まつて、二枚のガラス基板1,1
1の気密封止が完成する。
こゝで封着用フリツトガラスと接続用銀ペース
ト中のガラス成分の軟化点に約50℃の差があるこ
とにより、温度上昇のときには銀ペースト部分が
一種の支点となつて位置ずれが生じ難く、また温
度下降の際には銀ペースト部が先に固まることに
より接続がより確実になることが判明した。
さて、気密封止が終つた表示板は一旦、7×
10-7Torrまで排気した後、約300Torrの圧力まで
ネオンガスを導入して封止し、放電表示板として
完成した。
かようにして得られた放電表示板は第一、第二
の放電電極のリード端子部6,16がいずれも第
二のガラス基板11の一辺に揃つて、形成されて
おり、外部電気回路への接続が非常に容易に行い
得る利点を有すると共に、従来の放電表示板に比
べて第一のガラス基板1におけるリード端子部が
省略された分だけ外形寸法が小さくなり、相対的
に表示のスペースフアクターが改善された。
尚、以上述べた実施例では第一の放電電極リー
ドを第二のガラス基板上に接続してとり出す例を
述べたが、これを全く逆にして第二のリードを第
一のガラス板上にとり出すことも本考案の範囲に
含まれることは明らかである。
また、リード間の接続を行うための導電性ペー
ストも含有するガラス成分の軟化点が封着用フリ
ツトガラスの軟化点より高いという条件を満す範
囲でNiペースト、グラフアイトペースト等から
任意に選択出来ることも明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の放電表示板を示す断面図であ
り、第2図aは本考案の一実施例を示す放電表示
板の平面図であり、第2図bは第2図a中A−A
部の切断面を示す断面図である。 1,11……ガラス基板、2,12……放電電
極、3,13……リード部、4,14……リード
接続部、5,15……フリツトガラス、6,16
……リード端子部、17……銀ペーストである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第一の放電電極をその一主面上に有する第一の
    絶縁基板と、同様に第二の放電電極を有する第二
    の絶縁基板を相対向せしめて組み合せ、その周辺
    をフリツトガラスで気密封止して成る放電表示板
    において、第一の放電電極から引き出したリード
    部の先端を第二の絶縁基板上に形成したリード部
    の一端に前記フリツトガラスの軟化点より高い軟
    化点を有するガラス成分を含む導電性ペーストを
    用いて接続し、且つ、他端を第二の放電電極のリ
    ード端子と同一辺内にリード端子としてとり出し
    たことを特徴とする放電表示板。
JP1981075919U 1981-05-26 1981-05-26 Expired JPS6344937Y2 (ja)

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JP1981075919U JPS6344937Y2 (ja) 1981-05-26 1981-05-26

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JPS57188250U JPS57188250U (ja) 1982-11-29
JPS6344937Y2 true JPS6344937Y2 (ja) 1988-11-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007067300A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Asahi Glass Co Ltd 発光装置およびその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5087667A (ja) * 1973-12-06 1975-07-14
JPS50140232A (ja) * 1974-04-27 1975-11-10

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