JPH0566472U - 給湯器の膨張弁 - Google Patents
給湯器の膨張弁Info
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- JPH0566472U JPH0566472U JP1294592U JP1294592U JPH0566472U JP H0566472 U JPH0566472 U JP H0566472U JP 1294592 U JP1294592 U JP 1294592U JP 1294592 U JP1294592 U JP 1294592U JP H0566472 U JPH0566472 U JP H0566472U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 後沸きによる膨張水を吸収処理する膨張弁に
おいて、膨張弁自体の小型化を実現する。 【構成】 W/d面積の圧力でバネ荷重に抗して開弁
し、該開弁圧力で形成される貯留室に膨張分の膨張水を
溜めて膨張水を吸収処理し、W/D面積の圧力ではバネ
荷重で開弁し、貯留室内の膨張水を流出し貯留室を閉鎖
する構成を特徴としている。
おいて、膨張弁自体の小型化を実現する。 【構成】 W/d面積の圧力でバネ荷重に抗して開弁
し、該開弁圧力で形成される貯留室に膨張分の膨張水を
溜めて膨張水を吸収処理し、W/D面積の圧力ではバネ
荷重で開弁し、貯留室内の膨張水を流出し貯留室を閉鎖
する構成を特徴としている。
Description
【0001】
この考案は、先止式給湯器において、給湯停止時での後沸きによる膨張水を吸 収処理する給湯器の膨張弁に関する。
【0002】
従来の技術としては、たとえば、実開昭54−107263号公報に示されて いるように、給湯停止時の後沸きのため膨張水が発生し器体内部の水圧が上昇す ると、摺動体が発条に抗して下降し膨張水の体積分に相当するだけ下方へ押圧移 動して止まり膨張水を吸収処理し器体内部を常圧に保つ。
【0003】 給湯開始により器体内部が正常な水圧に復すると、摺動体は発条の力で上昇移 動して復元する構造、すなわち、ピストン構造の水抜安全弁がある。
【0004】
上記従来の技術では、器体内部の水圧の受圧面積が摺動体(ピストン)の上面 全体、すなわち、弁本体(シリンダー)の内径となっているため、給湯時の正常 な水圧に耐える必要があることと相まってバネ荷重の大きい発条を用いる必要が ある。
【0005】 たとえば、圧力10Kg/cm2 で開弁するように設計すると、弁本体の断面積2 cm2 としてもバネ荷重は20Kgを要し、このような小径のバネ設計は困難であり 、また、断面積1cm2 とするとバネ荷重は10Kgで済むが湯沸器の膨張水(約1 0cc程度)を吸収するには長さ10cmを要し大型となる不都合が生じる。
【0006】 この考案は、上記従来の技術の有する斯かる問題点に鑑み、器体内圧による開 弁時と閉弁時とで異径とすることによりバネ荷重を小さくできるため、小型で、 しかも、膨張水の吸収処理動作が確実に行いうる給湯器の膨張弁の提供を目的と している。
【0007】
上記目的を達成するために、この考案の給湯器の膨張弁は、膨張水による器体 内の圧力が規定の圧力に達したとき開閉弁が発条による閉止方向への付勢力に抗 して開弁すると同時に膨張水の貯留室を形成して後沸きによる膨張水を吸収処理 する構成とした膨張弁において、器体内圧導入路の径dと貯留室の径D及び発条 のバネ荷重Wとの関係を開閉弁がW/d面積の圧力で開弁し、W/D面積の圧力 で閉弁する関係に設定して設けたことを主要な特徴としている。
【0008】
この考案の給湯器の膨張弁は、上記のような構成を主要な特徴としているから 、給湯停止による止水時に後沸きで器体内圧がW/d面積の圧力に達すると、開 閉弁がバネ荷重に抗して開弁し膨張した量の膨張水を開閉弁の移動にともなって 形成されるが貯留室へすみやかに導いて溜め、膨張水を確実に吸収処理する。
【0009】 膨張水吸収後の器体内温度の低下又は給湯開始による再通水時に器体内圧がW /D面積の圧力に達すると開閉弁はバネ荷重で閉弁し、開閉弁の閉弁にともなっ て貯留室内の膨張水は流出し貯留室を閉鎖する。
【0010】
以下この考案の給湯器の膨張弁の実施例について図面を参照して説明する。
【0011】 図1〜図3は単独の膨張弁の一実施例で、図1〜図2において、1は開閉弁で 、一端に予め決められた径dの器体内圧導入路4を有する接続管8を備え他端は 開口9された予め決められた径Dの筒状弁筐10内にその外周にOリング11を 介して進退移動自由に嵌込まれ、器体内圧導入路4の内端に形成された弁シート 12に接離可能に設けられている。
【0012】 前記開閉弁1の弁シート12との接触部にはパッキング13を設けて閉弁時の 気密性をよくしている。
【0013】 また、前記開閉弁1は筒状弁筐10の他端開口9に止め輪14で支持された発 条受け15との間に介装せる予め決められたバネ荷重Wの発条2で常時閉止方向 (図示左方)に付勢されている。
【0014】 さらに、開閉弁1が膨張水による圧力で図示右方へ発条2のバネ荷重Wに抗し て移動したとき、弁シート12と開閉弁1との間に膨張分の膨張水を溜めうる貯 留室3が形成されるようになっている。なお、図中16は通気孔である。
【0015】 前記構成において、器体内圧導入路4の径dと貯留室3の径D及び発条2のバ ネ荷重Wとの関係を給湯停止による止水時の膨張水によって器体内圧がW/d面 積の圧力に達すると、開閉弁1が発条2のバネ荷重Wに抗して開弁し膨張した量 の膨張水を貯留室3に溜めて膨張水がすみやかに吸収できる関係に設定する。
【0016】 そして、膨張水吸収後の器体内温度の低下又は給湯開始による再通水時に器体 内圧が低下してW/D面積の圧力に達すると、開閉弁1が閉弁し貯留室3内の膨 張水が流出する関係に設定するものである。
【0017】 図3は前記構成の単独の膨張弁Vをガス給湯器Aの給湯経路の給湯接手17に 水抜き栓を兼ねて着脱自由に設け、給水経路の給水接手18には単独の圧力安全 弁19を備えた使用状態の一例であり、図中20はガス入口接手、21は排気口 、22は電源コード、23は操作盤である。
【0018】 この実施例では単独の膨張弁Vを給湯経路に備え、給水経路に単独の圧力安全 弁19を設けたが、一般的には水圧が高い地域では膨張弁Vの開弁、閉弁動作に 支障が生ずるおそれがあるので、基本的に給湯経路に膨張弁Vを取付け設置する のがよく、水圧の低い地域では膨張弁Vを給湯、給水いずれの経路に取付け設置 してもよい。
【0019】 図1〜図3の実施例は前記構成としたから、給湯停止による止水時に熱交換器 の余熱による後沸きで器体内の残留水が膨張し器体内圧がW/d面積の圧力に達 すると、開閉弁1がその弁シート12から離れて開弁するため、膨張水はその圧 力で開閉弁1を図示右方へ発条2のバネ荷重Wに抗して押動し、弁シート12と 開閉弁1との間に形成される貯留室3へすみやかに流入し膨張した量の膨張水( たとえば、8cc程度)を貯留室3に溜め膨張水を吸収処理する(図1の閉弁状 態から図2の開弁状態参照)。
【0020】 前記膨張水の吸収処理動作において、開閉弁1は閉弁時にその弁シート12に パッキング13を介して気密に圧接されているから、W/d面積の圧力での開弁 動作が正確、かつ、迅速に行われ、しかも、開閉弁1は筒状弁筐10にOリング 11を介在して気密に嵌込まれているから、膨張水による貯留室3の形成及び膨 張水の貯留室3への導入も正確、かつ、迅速に行われる。
【0021】 前記膨張水の吸収処理後、ある時間が経過して器体内温度が一定温度にまで低 下すると、膨張水による器体内圧が降下しこれがW/D面積の圧力に達すると、 開閉弁1は発条2のバネ荷重Wで図示左方へ押動されその弁シート12に接して 閉弁する。しかして、貯留室3内に溜まっていた膨張水は開閉弁1の閉弁動作と 同時に給湯経路へ流出し貯留室3は閉鎖される(図2の開弁状態から図1の閉弁 状態参照)。
【0022】 また、器体内圧がW/D面積の圧力に達する前、すなわち、器体内温度が低下 して器体内圧がW/D面積の圧力に達する前に次の給湯動作に入った場合は、給 湯開始による通水で器体内圧が低下しW/D面積の閉弁圧力まで低下したところ で開閉弁1は前記理により確実に閉弁し貯留室3を閉鎖する(図2の開弁状態か ら図1の閉弁状態参照)。
【0023】 給湯器における給湯→給湯停止、給湯停止→給湯にともなう器体内圧と膨張弁 Vの開閉動作との関係を、給湯器の給水、給湯経路の概略を示した図4と給湯栓 及び膨張弁の開閉と器体内圧との関係をグラフで示した図5に基づいて以下に説 明する。
【0024】 給湯停止による止水時における給水圧がP0 Kg/cm2 であると、給湯停止 時の器体内圧はP0 Kg/cm2 に保たれている。そこで、給湯栓24を開いて 給湯動作に入ると、器体内圧は給湯配管25、熱交換器26等の圧損でP1 Kg /cm2 に低下し給湯中は器体内圧をP1 Kg/cm2 に維持する。
【0025】 給湯停止にともない給湯栓24を閉めると、器体内圧は再び当初のP0 Kg/ cm2 に戻るが、その後、後沸きが生じ器体内圧がW/d面積の開弁圧力、すな わち、P2 Kg/cm2 にまで上昇すると、膨張弁の開閉弁が開いて膨張水を吸 収する。開閉弁が開いた瞬間に受圧面積はd→Dに変化するので器体内圧はW/ D(P3 Kg/cm2 強)に保たれるように膨張弁が移動しバランスする。
【0026】 その後、給動動作に入らずある時間が経過したことにより器体内の温度が低下 して器体内圧がW/D面積の閉弁圧力、すなわち、P3 Kg/cm2 以下にまで 低下すると、膨張弁Vの開閉弁は閉じ器体内圧を給湯停止時のP0 Kg/cm2 に復し給湯停止時の器体内圧を保つ。
【0027】 膨張水吸収後、閉弁圧力(P3 Kg/cm2 )にまで器体内温度が低下する前 に次の給湯動作に入った場合は、給湯開始による通水で器体内圧が膨張弁より先 の圧力損失の圧力、すなわち、P1 kg/cm2 にまで直ちに低下するため、膨 張弁Vの開閉弁は閉じ器体内圧を給湯時のP1 kg/cm2 に復し給湯時の器体 内圧に保持する。
【0028】 図4において、27は給水配管、28は逆止弁、29はガスバーナである。
【0029】 図6〜図10の実施例は、閉弁動作を軽快、かつ、確実とするための通路5に 開弁時における膨張水の流通を阻止する逆止弁6を設けた膨張弁に圧力安全弁を 一体的に組込み内蔵せしめたものの一実施例であって、図1〜図3の実施例と同 一部分には同一符号を付して以下に説明する。
【0030】 図6〜図9において、1は開閉弁で、該開閉弁1は一端に予め決められた径d の器体内圧導入路4に通ずる接続管8を備え他端には過剰圧力排出孔30を有す る接続管31を備えた筒状弁筐10の前記両接続管8,31間に形成せる予め決 められた径Dの弁室32内に、その外周にOリング11を介して進退移動自由に 嵌込まれ、器体内圧導入路4の内端に形成されたテーパ状の弁シート12にその 接触部に設けたリング状のパッキング13が接離するように設けられている。
【0031】 前記開閉弁1は器体内圧導入路4に遊挿できる先端短柱部1aと他端が開口さ れた基端短筒部1bからなり、先端短柱部1aに器体内圧導入路4と貯留室3を 連通する通路5が穿たれ、基端短筒部1b内には圧力安全弁7が弁室32の他端 寄りに止め輪14で固定された通孔16を有する発条受け15との間に介装せる 予め決められたバネ荷重Wを有する開閉弁1の発条2で常閉状に支持して装備さ れている。
【0032】 圧力安全弁7は前記通路5に連通して穿った弁孔33からの過剰圧力の有無で その弁シート34に接離するように設けられている。
【0033】 開閉弁1の先端短柱部1aに穿たれた通路5には、開弁時における膨張水の該 通路5への流通を阻止する逆止弁6を備えている。この逆止弁6はボール弁6a を発条6bで常閉状に付勢して保持した構成となっている。
【0034】 なお、器体内圧導入路4の径dと貯留室3の径D及び発条2のバネ荷重Wとの 関係は、図1〜図3の実施例と同一関係に設定するものである。
【0035】 図10は前記構成の圧力安全弁を内蔵せる膨張弁Vをガス給湯器Aの給湯経路 の給湯接手17に水抜き栓を兼ねて脱着自由に備えた使用状態の一例である。
【0036】 図6〜図10の実施例は前記構成としたから、給湯停止による止水時に熱交換 器の余熱による後沸きで器体内の残留水が膨張し器体内圧がW/d面積の圧力に 達すると、開閉弁1がその弁シート12から離れて開弁するため、膨張水はその 圧力で開閉弁1を図示右方へ発条2のバネ荷重Wに抗して圧力安全弁7とともに 押動し、弁シート12と開閉弁1との間に形成される貯留室3へすみやかに流入 し、膨張した量の膨張水(たとえば、8cc程度)を貯留室3に溜め膨張水を吸 収処理する(図6の閉弁状態から図7の開弁状態参照)。
【0037】 前記膨張水の吸収処理動作において、開閉弁1は閉弁時にその弁シート12に パッキング13を介して気密に圧接されているから、W/d面積の圧力での開弁 動作が正確、かつ、迅速に行われ、しかも、開閉弁1は筒状弁筐10の弁室32 にOリング11を介在して気密に嵌込まれているから、膨張水による貯留室3の 形成及び膨張水の貯留室3への導入も正確、かつ、迅速に行われる。
【0038】 前記膨張水の吸収処理後、ある時間が経過して器体内温度が一定温度にまで低 下すると、膨張水による器体内圧が降下しこれがW/D面積の圧力に達すると、 開閉弁1は圧力安全弁7とともに発条2のバネ荷重Wで図示左方へ移動しその弁 シート12に接して閉弁する。しかして、貯留室3内の膨張水は開閉弁1の閉弁 動作と同時に給湯経路へ流出し貯留室3は閉鎖される(図7の開弁状態から図6 の閉弁状態参照)。
【0039】 また、器体内圧がW/D面積の圧力に達する前、すなわち、器体内温度が低下 して器体内圧がW/D面積の圧力に達する前に次の給湯動作に入った場合は、給 湯開始による通水で器体内圧が低下しW/D面積の閉弁圧力まで低下したところ で開閉弁1は前記理により確実に閉弁し貯留室3を閉鎖する(図7の開弁状態か ら図6の閉弁状態参照)。
【0040】 給湯器における給湯→給湯停止、給湯停止→給湯にともなう器体内圧と膨張弁 Vの開閉動作との関係は、この実施例においても図4と図5に基づく先の説明と 同一である。
【0041】 上記膨張水吸収処理動作において、開閉弁1の閉弁時に開閉弁1のパッキング 13が弁シート12に近づくに従いパッキング13と弁シート12との間の流出 間隙が次第に絞られて膨張水の流出が先端短柱部1aが導入路4へ遊挿されるこ とと相まって妨げられるが、膨張水は通路5からも逆止弁6を押し開いて流出す るため、開閉弁1の閉弁動作は軽快、かつ、確実に行われる(図8の状態参照) 。
【0042】 また、何らかの原因で器体内圧がW/d面積の開弁圧力以上に達したときは、 開閉弁1が前記理により開弁し発条受け15に当たってその移動が規制された後 、通路5→弁孔33からの過剰圧力で圧力安全弁7は発条2に抗して図示右方へ 移動しその弁シート34から離れて開弁する。したがって、過剰圧力は導入路4 →貯留室3→逆流通路5→弁孔33→開閉弁1の基端短筒部1b→発条受け15 の通孔16→排出孔30を経て器体外に吹き出し放出される(図9の状態参照) 。
【0043】 この実施例では圧力安全弁を内蔵した膨張弁を給湯経路に装備したが、水圧の 低い地域では給水経路に備えてもよいこと先の実施例と同様である。
【0044】 図11の実施例は、給湯接手17と一体に形成した鋳物製の弁筐35内に先に 説明した各実施例の膨張弁を一体型として組込んだ構成としたものである。しか し、図示しないが給水接手18に同様に一体型として組込んでもよい。
【0045】
この考案による給湯器の膨張弁は、後沸きによる膨張水を吸収処理するものに おいて、器体内圧による開弁時と閉弁時とで径を変えることによりバネ荷重を小 さくできる構造としたから、従来のものに比べ膨張弁自体の小型化が実現できる 。
【0046】 また、開閉弁に逆止弁を有する逆流通路を設けたので、特に、閉弁時における 膨張水の閉じ込みがなくなってその流出がスムーズとなるために、閉弁動作は軽 快、かつ、確実に行われる。
【0047】 さらに、膨張弁に圧力安全弁を一体的に組込み内蔵せしめたから、1つの弁体 で膨張水の吸収処理と器体の保護等の安全性が確保できる。
【0048】 なお、膨張弁を給湯接手等と一体型として組込めば、コスト的に極めて有利と なる。
【図1】この考案による給湯器の膨張弁の一実施例を示
した閉弁時の断面図である。
した閉弁時の断面図である。
【図2】同、開弁時の断面図である。
【図3】膨張弁の使用状態の一例を示した正面図であ
る。
る。
【図4】給湯器の給水、給湯経路の一例を示した概略図
である。
である。
【図5】給湯栓と膨張弁の開閉と器体内圧との関係の一
例を示したグラフである。
例を示したグラフである。
【図6】圧力安全弁を組込み内蔵した膨張弁の一実施例
を示した閉弁時の断面図である。
を示した閉弁時の断面図である。
【図7】同、開弁時の断面図である。
【図8】同、閉弁状態の断面図である。
【図9】圧力安全弁が開弁した状態の断面図である。
【図10】圧力安全弁を組込み内蔵した膨張弁の使用状
態の一例を示した正面図である。
態の一例を示した正面図である。
【図11】膨張弁を給湯接手等と一体型とした一実施例
の一部切欠正面図である。
の一部切欠正面図である。
1 開閉弁 2 発条 3 貯留室 4 導入路 5 通路 6 逆止弁 7 安全弁
Claims (3)
- 【請求項1】 膨張水による器体内の圧力が規定の圧力
に達したとき開閉弁(1)が発条(2)による閉止方向
への付勢力に抗して開弁すると同時に膨張水の貯留室
(3)を形成して後沸きによる膨張水を吸収処理する構
成とした膨張弁において、器体内圧導入路(4)の径d
と貯留室(3)の径D及び発条(2)のバネ荷重Wとの
関係を開閉弁(1)がW/d面積の圧力で開弁し、W/
d面積の圧力で閉弁する関係に設定して設けたことを特
徴とする給湯器の膨張弁。 - 【請求項2】 開閉弁(1)に器体内圧導入路(4)と
貯留室(3)とを連通する通路(5)を設け、該通路
(5)に器体内圧導入路(4)から貯留室(3)への膨
張水の流入を阻止し、かつ、貯留室(3)から器体内圧
導入路(4)への流出を許容する逆止弁(6)を装備し
た請求項1記載の給湯器の膨張弁。 - 【請求項3】 器体内圧がW/d面積の圧力以上に達し
たとき開弁して過剰圧力を器外に放出する安全弁(7)
を組込み内蔵した請求項1記載の給湯器の膨張弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1294592U JPH0566472U (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 給湯器の膨張弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1294592U JPH0566472U (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 給湯器の膨張弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0566472U true JPH0566472U (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=11819424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1294592U Pending JPH0566472U (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 給湯器の膨張弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0566472U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001343079A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Koyo Seiko Co Ltd | リリーフ弁 |
JP2006190100A (ja) * | 2005-01-06 | 2006-07-20 | Danrei:Kk | 減圧弁 |
CN110595076A (zh) * | 2019-10-22 | 2019-12-20 | 广东瑞发水箱制品有限公司 | 一种储水式热水器的全自动承压无压运行系统 |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP1294592U patent/JPH0566472U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4502821B2 (ja) * | 2005-01-06 | 2010-07-14 | 株式会社ダンレイ | 減圧弁 |
CN110595076A (zh) * | 2019-10-22 | 2019-12-20 | 广东瑞发水箱制品有限公司 | 一种储水式热水器的全自动承压无压运行系统 |
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