JPS5829430B2 - 圧力吸収機構を具備した湯水混合栓 - Google Patents

圧力吸収機構を具備した湯水混合栓

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JPS5829430B2
JPS5829430B2 JP18579080A JP18579080A JPS5829430B2 JP S5829430 B2 JPS5829430 B2 JP S5829430B2 JP 18579080 A JP18579080 A JP 18579080A JP 18579080 A JP18579080 A JP 18579080A JP S5829430 B2 JPS5829430 B2 JP S5829430B2
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JP
Japan
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hot water
valve
water
chamber
pressure
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JP18579080A
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JPS57107476A (en
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照一 小浜
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Sekisui Chemical Co Ltd
Kane Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Kane Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 、本発明は偏心カムの回動及び上下動によって湯水の吐
出をコントロールせしめる湯水混合栓において、熱湯の
みの吐出時に水室内に閉じ込められた水が熱膨張するこ
とによって生じる弊害を防止せしめる様にした圧力吸収
機構を具備した湯水混合栓に関するものである。
従来かかる湯水混合栓は第6図に図示する様に、本体に
水道管と連通ずる水室a、温水ボイラーと連通ずる熱湯
室すを設け、若しくは更に太陽熱温水器と連通ずる温水
室を設け、これら各室の上部には吐出口に連通ずる混合
室Cを設けると共に該混合室Cと前記各室との間に傾動
により混合室Cへの流路が開口される弁d 、 d’を
有する弁軸e。
e/を遊嵌し、レバー若しくはハンドル操作により回動
及び上下摺動する偏心カムfを取付けて任意の弁軸e
、 e’を傾動して弁d 、 d’を開閉せしめる様に
構成され、又水室aと水道管との連通流路gには水道管
への汚水の逆流を防止せしめるため逆止弁りが装着され
ている。
従って熱湯のみの吐出時には逆止弁りが作動して水室a
と逆止弁り間の連通流路gは密閉状態となるので、熱湯
の吐出に伴って本体が加熱されるとかかる連通流路gの
密閉領域に閉じ込められた水が熱膨張し、この熱膨張に
より生じる過剰圧力は水室aと混合室Cとの流路を開閉
する弁dに対し閉弁方向に強く作用するため、かかる状
態から水を吐出せしめる方向に偏心カムfを回動して水
室aの弁軸eを傾動せしめるのは困難であり、無理に操
作すると弁軸eを破損せしめる恐れがあった。
そこで従来は水室aの底部に水室aと外部とを連通せし
める流路iを設けると共に該流路iを水室aの圧力上昇
によって開口せしめる弁装置Jを装着せしめ、氷室a内
の水が熱膨張した時弁装置Jにより氷室a内の水を外部
に流出せしめることにより氷室a内に生じる過剰圧力を
吸収せしめる様に成していた。
然しなからかかる圧力吸収機構では別途弁装置jを装着
せねばならないため部品点数、組立工数等が増加してコ
スト高になると共に圧力吸収のため氷室a内の水が外部
に流室されるので場所によっては不都合を生じる等の欠
点を有していた。
本発明はかかる欠点に鑑み、偏心カムの回動及び上下動
により任意の弁軸を傾動せしめて湯水を自在に混合せし
める湯水混合栓の水道管と氷室を連通せしめる連通流路
に、水道管側へ向けて閉弁弾圧される逆止弁を装着せし
めた湯水混合栓において、前記逆止弁の弁子を外圧によ
り変形する椀状に形成せしめ、水室内に過剰圧力が発生
した場合、弁子がその圧力により押圧されて変形するこ
とにより氷室と逆止弁との間の密閉領域の容積を増加せ
しめ、この容積の増加によって過剰圧力を吸収せしめる
様にして上記欠点を解消せんとしたものにして、以下本
発明の一実施例を図面に基づいて謂明すると、 1は湯水混合栓の本体であり、その内部には水道管と連
通する水室2、温水ボイラーと連通ずる熱湯室3、太陽
熱温水器と連通ずる温湯室4を夫夫円筒3分割状に形成
せしめ、水室2、熱湯室3、温湯室4の上方位置には外
部への吐出口5と連通ずる混合室6を形成せしめると共
に該混合室6と水室2、熱湯室3、温湯室4を夫々連通
せしめる水流路7、熱湯流路8、温湯流路9を形成せし
めている。
又水室2、熱湯室3、温湯室4には水流路7、熱湯流路
8、温湯流路9を開閉する弁10 、10’。
1σ′を備え先端部を混合室内に突出させた弁軸11.
11’、ifをスプリング12,12’、1γにより閉
弁方向に弾圧作用せしめて遊嵌し、一方混合室6内には
外部からハンドル13により操作されるカムスピンドル
14を回動及び上下摺動自在に挿入すると共に該カムス
ピンドル14に所定の偏心カム15を取付け、ハンドル
13の操作によるカムスピンドル14の回動及び上下摺
動により偏心カム15が弁軸11,11’、1fの任意
の1本若しくは2本を傾動せしめることにより弁io、
io’、iσ′を開弁させ、混合室6内において水、熱
湯、温湯を任意に混合せしめて吐出口5から吐出出来る
様に構成している。
16.17は本体1を壁面等に固定するクランクであり
、クランク16は水室2と水道管を連通せしめ、又クラ
ンク17は熱湯室3と温水ボイラ7の配管を連通せしめ
ている。
18は温湯室4と太陽熱温水器の配管を連通せしめるフ
レキシブル管である。
21は水道管への汚水の逆流を防止せしめる逆止弁であ
り、水室2と水道管との間の連通流路19中に介在せし
めるべくクランク16基端部に装着され、この逆止弁2
1はクランク16に螺着した弁ホルダ−22に弁軸23
を水道管方向へ進退摺動自在に嵌入せしめ、該弁軸23
の先端部にはゴム製より戊り外圧によって容易に変形す
る椀状の弁子24を開口端を水道管側へ向けて装着せし
め連通流路19を開閉せしめる様に成すと共に弁ホルダ
−22と弁軸23間にスプリング25を圧力せしめてそ
の弾発力により通常は閉弁状態とし、水の使用時には水
圧によりスプリング25の弾発力に抗して弁子24を自
動開弁せしめる様に構成している。
尚20はクランク16の末端部に装着せしめた止水栓で
あり、該止水栓20は前記逆止弁21と共に二重の逆止
作用を成す様にスプリングにより水道管方向へ閉弁弾圧
せしめて逆止機能を兼備せしめている。
次に本発明に係る圧力吸収機構を具備した湯水混合栓の
作用を謂明すると、ハンドル13の操作によりカムスピ
ンドル14の先端に取付けた偏心カム15の回動及び上
下動により熱湯流路8又は温湯流路9を開閉する弁軸1
1′又は1fを傾動せしめて熱湯のみを吐出口5より吐
出使用する場合において、水流路7は弁10により閉弁
状態にあると共に水道管と水室2とを連通せしめるクラ
ンク16に装着した逆止弁21も閉弁状態となり水道管
への汚水の逆流防止が図られているので、水室2と逆止
弁21間の連通流路19における密閉領域A内の残留水
は熱湯の連続吐出によって本体1が加熱されるのに伴い
熱膨張を起こし、その結果密閉領域A内は高圧となって
水流路7を開閉する弁10に対し過剰閉弁押圧が作用す
るので、熱湯の連続吐出に引き続いて水の吐出を希望す
る場合は弁10を開閉する弁軸11の傾動が困難となる
かかる熱湯のみの連続使用時において、本発明では第5
図に図示する様に密閉領域A内の残留水が熱膨張すると
、これに伴う圧力上昇によって弁子24が押圧されて水
道管側へ収縮変形し、その分だけ密閉領域A内の容積が
増加することにより熱膨張に伴う過剰圧力は吸収されて
水流路7を開閉する弁10に過剰閉弁押圧が作用するの
を防止出来るのである。
尚連通流路19中においてクランク16の末端に装着し
た止水栓20が逆止機能を兼備する形式のものである場
合逆止弁21と止水栓20との間にも密閉領域が生じる
が、この部分は混合栓の本体1よりある程度離れている
と共に水導管に近接位置しているため本体1の加熱によ
る影響はほとんどなく、従って本体1の加熱時において
は密閉領域Aの様に過剰圧力が生じることはなく、即ち
過剰圧力の発生する密閉領域Aに比し逆止弁21と止水
栓20との間の密閉領域は相対的に低圧であるので、逆
止弁21における弁子24の水道管側への収縮変形を阻
害することなく過剰圧力を吸収するのに必要な変形は充
分に許容される様に成っている。
尚本発明では本体1の構造として水、温水ボイラーから
の熱湯、太陽熱温水器からの温湯を自在に混合出来る三
系統の混合栓を示したが、水と温水ボイラーからの熱湯
を自在に混合する二系統の混合栓であっても良い。
要するに本発明は、偏心カムの回動及び上下動により任
意の弁軸を傾動せしめて湯水を自在に混合吐出せしめる
湯水混合栓の水道管と氷室を連通せしめる連通流路に、
水道管側へ向けて閉弁弾圧される逆止弁を装着せしめた
湯水混合栓において、前記逆止弁21の弁子24を外圧
により変形する椀状に形成せしめたので、熱湯の連続吐
出使用時に本体1の加熱に伴い水室2と逆止弁21との
間の密閉領域Aに閉じ込められた残留水の熱膨張にによ
り生じる過剰圧力を弁子24の変形による密閉領域Aの
容積増大作用により吸収せしめて、密閉領域A内の過剰
圧力により水流路7を開閉する弁10に過剰閉弁押圧が
作用するのを防止出来、よって従来の圧力吸収機構の様
に別途弁装置を装着せしめる必要がなく逆止弁21の弁
子24を改良するのみで良いので、機構が簡易でコスト
安に製作出来、又従来の様に圧力吸収のため湯水等が外
部に流出することがない等その実用的効果甚だ大なるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明実施の一例を示すものにして、第1図は本発
明に係る圧力吸収機構を具備した湯水混合栓の一部切欠
側面図、第2図は同上平面図、第3図は本体の要部の断
面図、第4図乃至第5図は要部の断面図、第6図は従来
例を示す図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・水室、7・・・・
・・水流路、10・・・・・・弁、11・・・・・・弁
軸、15・・・・・・偏心カム、16・・・・・・クラ
ンク、19・・・・・・連通流路、21・・・・・・逆
止弁、24・・・・・・弁子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 偏心カムの回動及び上下動により任意の弁軸を傾動
    せしめて湯水を自在に混合吐出せしめる湯水混合栓の水
    道管と氷室とを連通せしめる連通流路に、水道管側へ向
    けて閉弁弾圧される逆止弁を装着せしめた湯水混合栓に
    おいて、前記逆止弁の弁子を外圧により変形する椀状に
    形成せしめたことを特徴とする圧力吸収機構を具備した
    湯水混合栓。
JP18579080A 1980-12-25 1980-12-25 圧力吸収機構を具備した湯水混合栓 Expired JPS5829430B2 (ja)

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