JPH0566441U - エアシャワー装置 - Google Patents

エアシャワー装置

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JPH0566441U
JPH0566441U JP1446492U JP1446492U JPH0566441U JP H0566441 U JPH0566441 U JP H0566441U JP 1446492 U JP1446492 U JP 1446492U JP 1446492 U JP1446492 U JP 1446492U JP H0566441 U JPH0566441 U JP H0566441U
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JP
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air
slit
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foreign matter
shower device
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JP1446492U
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仁至 関口
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアシャワー装置に設けられるエア吹出しノ
ズルの可動部から発生される埃や異物が吹出しエアに混
入することを防止する。 【構成】 エア吹出しノズル14の可動部周辺にエアを
吸引するスリット18を形成するとともに、このスリッ
ト18に連通し、かつエアを吸引する陰圧源(送風ファ
ン12)に連通されるダクトチャンバー19を設ける。
陰圧によりスリット18を通して埃や異物等をダクトチ
ャンバー19内に吸い込み、異物等が吹出しエアに混入
することを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は半導体装置の生産に使用されるクリーンルーム入口に設置するエアシ ャワー装置に関し、特にエア吹出しノズルが可動するエアシャワー装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来のエアシャワー装置は、図3(a)に示すように、エアシャワー吹出しエ アはエアシャワー下部のガラリ11から送風ファン12により吸引され、HEP Aフィルタ13にて塵埃を除去された後、両側に配列された複数個のエア吹出し ノズル14より吹出される。前記エア吹出しノズル14は、図3(b)に拡大図 示するように、ノズルを壁材17から露出させるとともに、その基部の周面にリ ングギヤ16を有し、このリングギヤ16に噛合するウォームギヤ15によりノ ズル14をエアの吹出しに連動して上下方向に回転させ、ノズルの向きを連続的 に変える。この動作により、クリーンルーム入室者に付着している異物を効率よ く取り除くことができる。
【0003】 又、従来の他のエアシャワー装置は、図4(a)に示すように、エア吹出しノ ズル14Aが縦長に構成されており、往復回転モータ20によって水平方向に往 復回転される。この場合、エア吹出しノズル14Aは、図4(b)に拡大横断面 図を示すように、壁材17から一部を露出させた状態で左右に首振り運動を行う 。この装置では、図3の装置に比べて、ノズル14Aから吹出すエアが均一にな る特徴を有している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この従来のエアシャワー装置では、エア吹出しノズル14,14Aを回転ある いは水平方向に繰返し運動させるため、エア吹出しノズル14,14Aと壁材1 7等との可動機構における擦り合わせ部から発塵し、これがノズル吹出しエアに 混入し、清浄効果が低下されるという問題点を有する。 特に、エア吹出しノズル周辺は気流速がゼロに近いため、埃や異物がエア吹出 しノズルが取付けられている凹部に蓄積され易く、これが何らかのきっかけで付 着面を離れ、吹出しエアに混入する可能性は高い。 本考案の目的は、エア吹出しノズルの可動部から発生される埃や異物が吹出し エアに混入することを防止したエアシャワー装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、エア吹出しノズルの可動部周辺にエアを吸引するスリットを形成す るとともに、このスリットに連通し、かつエアを吸引する陰圧源に連通されるダ クトチャンバーを設ける。
【0006】
【作用】
陰圧によりスリットを通して埃や異物等をダクトチャンバー内に吸い込み、異 物等が吹出しエアに混入することを防止する。
【0007】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。図1(a)は本考案の一実施 例の断面図である。エアシャワー吹出しエアはエアシャワー下部のガラリ11か ら送風ファン12により吸引され、HEPAフィルタ13にて塵埃を除去された 後、両側に配列された複数個のエア吹出しノズル14より吹出される。前記エア 吹出しノズル14は、図1(b)に拡大図を示すように、周面にリングギヤ16 を有し、かつこのリングギヤに噛合するウォームギヤ15によりノズル14を上 下方向に自転させるように回転機構を構成し、エアシャワーの作動(エアの吹出 し)に連動して、ノズルの向きを連続的に変える。
【0008】 更に、前記エア吹出しノズル14周辺のウォームギヤ15等の駆動部、及びエ ア吹出しノズル14と壁材17との擦り合わせからの発塵を吸引するべく、壁材 17とエア吹出しノズル14の周面との間にスリット18を形成し、このスリッ ト18を含むようにダクトチャンバー19を形成する。このダクトチャンバー1 9は、前記送風ファン12の吸込側に連通させ、送風ファン12によって陰圧が ダクトチャンバー19内に発生し、この陰圧でスリット18を通してエアをダク トチャンバー19内に吸い込むように構成する。
【0009】 この構成により、エア吹出しノズル14の回転動作により発生する異物、即ち ウォームギヤ15の駆動、並びにエア吹出しノズル14と壁材17との擦り合わ せにより発生する異物をスリット18を通してダクトチャンバー19内に吸い込 み、更に送風ファン12の吸込側へと導き、最終的にHEPAフィルタ13にて 捕捉する。これにより、異物をエア吹出しノズル14から吹き出すことを防止す る。 又、スリット14からエアを吸い込むことにより、エア吹出しノズル周辺部に 気流を生じさせ、埃や異物がエア吹出しノズル14の設置部の凹みに蓄積するこ とが排除される。
【0010】 図2は本考案の第2実施例を示し、本考案を図4に示した従来例のノズル縦型 エアシャワー装置に適用した例である。同図(a)は全体断面図、同図(b)そ の要部の拡大横断面図である。この実施例においても、エア吹出しノズル14A の周辺部の壁材17にスリット18Aを設けるとともに、このスリット18Aを 含むようにダクトチャンバー19を設け、送風ファン12により生じる陰圧によ り、ダクトチャンバー19を通してスリット18Aから異物を吸い込むようにし ている。 又、エア吹出しノズル14周辺にエアの流れを発生させることで、埃や異物の 蓄積を防止することができる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、エア吹出しノズル周辺に設けたスリット及びス リットからのエアを陰圧源としての送風ファン吸込み側へと導くダクトチャンバ を備えることにより、エア吹出しノズル周辺においてノズルの可動に伴い発生す る異物をダイトチャンバー側に吸い出して吹出しエアに混入することを防止する 。又、エア吹出しノズル周辺にエアの流れが生じ、埃や異物等の蓄積を防止する 。これにより、エアシャワー吹出しエアのより一層の塵埃レベル低減を達成する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のエアシャワー装置の第1実施例を示
し、同図(a)は全体断面図、同図(b)は要部の拡大
図である。
【図2】本考案のエアシャワー装置の第2実施例を示
し、同図(a)は全体断面図、同図(b)は要部の拡大
横断面図である。
【図3】従来のエアシャワー装置の一例を示し、同図
(a)は全体断面図、同図(b)は一部の拡大図であ
る。
【図4】従来のエアシャワー装置の他の例を示し、同図
(a)は全体断面図、同図(b)は一部の拡大横断面図
である。
【符号の説明】
11 ガラリ 12 送風ファン 13 HEPAフィルタ 14,14A エア吹出しノズル 18,18A スリット 19 ダクトチャンバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エア吹出しノズルの可動機構を有するエ
    アシャワー装置において、エア吹出しノズルの可動部周
    辺にエアを吸引するスリットを形成するとともに、この
    スリットに連通し、かつエアを吸引する陰圧源に連通さ
    れるダクトチャンバーを備えることを特徴とするエアシ
    ャワー装置。
JP1446492U 1992-02-15 1992-02-15 エアシャワー装置 Expired - Lifetime JP2564784Y2 (ja)

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JP1446492U JP2564784Y2 (ja) 1992-02-15 1992-02-15 エアシャワー装置

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JP1446492U JP2564784Y2 (ja) 1992-02-15 1992-02-15 エアシャワー装置

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JPH0566441U true JPH0566441U (ja) 1993-09-03
JP2564784Y2 JP2564784Y2 (ja) 1998-03-09

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008212785A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd ノズル可動装置
WO2020067787A1 (en) * 2018-09-29 2020-04-02 Lg Electronics Inc. Pet bath
JP2022079536A (ja) * 2020-03-19 2022-05-26 日本エアーテック株式会社 エアーシャワー装置

Cited By (3)

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JP2022079536A (ja) * 2020-03-19 2022-05-26 日本エアーテック株式会社 エアーシャワー装置

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JP2564784Y2 (ja) 1998-03-09

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